JP2006138544A - コンロ - Google Patents

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良治 島田
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Abstract

【課題】本発明はガス、石油等を用いたコンロに関し、五徳や天板への煮汁の焦げ付きを抑え、炎口部の目詰まりを抑制して、高い熱効率と手入れ性の向上を実現できるコンロを提供することを課題とする。
【解決手段】内向きの炎口部8を設けた環状のバーナ1を天板14の開口部15内に設け、その上に第一の空隙19を介し整流体20を設け、五徳18の枠体16の内周端部22を、第二の空隙23を介して整流体20により下方から遮蔽したので、第一の空隙19内を第一の空気流33が流入して火炎32を中央集中させ、第二の空隙23内を第二の空気流35が流入して五徳18の枠体16と天板14を冷却して煮汁の焦げ付きを抑え、煮汁を整流体20上に流下させて炎口部8の目詰まりを抑えるため、高い熱効率と良好な手入れ性を同時に確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス、石油等を燃料とするバーナを加熱源としたコンロに関するものである。
従来この種のコンロは、特許文献1に示すようなものがある。これは、図4に示されているように、天板51の開口部52の下方に、内周に炎口53を有しかつ天板51の開口部52と同心に位置する環状の内炎バーナ54を備え、天板51の開口部52を通して炎口53からの火炎55を導くコンロにおいて、炎口53からの火炎55が天板51の下方から上方に流れる際に、火炎55を中心方向に導くための内側に向かって上方に傾斜する集合部56と、集合部56によって中心方向に導かれた火炎55を放射状に外方へ導くための外側に向かって上方に傾斜する拡散部57を兼ね備えたガイド部材58と、天板51の開口部52とガイド部材58との間に形成される隙間59を上方から覆うカバー部材60を設け、カバー部材60とガイド部材58とを隙間を生じることなく接触させたというものである。この構成では、ガイド部材58の集合部56と拡散部57によって、内炎バーナ54からの火炎を中央に向けて集中、上昇させたのち、外方に向けて上昇、拡散させると同時に、カバー部材60によって天板51の開口部52とガイド部材58の間に生じた隙間59を被覆して煮汁の侵入を防止し、さらに、カバー部材60とガイド部材58を隙間無く接触させたことにより、火炎がカバー部材60とガイド部材58の間に周り込むことを防止するとしている。
特許第3459348号公報
しかしながら上記従来のコンロの場合、調理中に発生する煮こぼれなどから煮汁がカバー部材60上に落下すると、内炎バーナ54の内径がカバー部材60の内径よりも小さく設定されていても、カバー部材60とガイド部材58が密着している部分から、矢印の流れのようにガイド部材58の下側に煮汁が伝播して、内炎バーナ54の炎口53の直上から落下し、炎口53内に煮汁が容易に侵入する場合があった。このような事態が累積すると、炎口53の目詰まりが進行し、目詰まりしていない正常に開口している炎口53から噴出する燃焼量が増大し、結果として火炎長が長くなり、COの発生量が増大することがあり、そのような場合は、使用者が目詰まりした炎口53を何らかの方法で清掃して、炎口53の開口状態を復帰させる必要が生じるが、図示した内炎バーナ54のように炎口53の奥行きが長いと炎口53の清掃がしにくいという課題もあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、五徳の枠体をはじめ天板の開口部の周囲の高温化を抑制して、煮こぼれから生じる煮汁の焦げ付きを少なくし、同時に煮汁がバーナの直上に落下して炎口が目詰まりすることを抑制して良好な燃焼状態を維持し、使用者がバーナの炎口を清掃しなければならないような事態を極めて少なくすることによって、高い熱効率を確保し、手入れ性の向上をも実現できるコンロを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のコンロは、内周面に炎口部を穿設した略環状のバーナを天板の開口部内に設け、バーナの上方に第一の空隙を介して内周側に上方傾斜部を設けた略環状の整流体を設け、整流体の上方に天板の開口部を遮蔽するように略環状の五徳の枠体を設け、整流体の内周端部により五徳の枠体の内周端部を第二の空隙を介して非接触状態で下方から遮蔽し、整流体と五徳の枠体を非接触状態としたものである。
これにより、バーナの火炎が中央に向かって噴出することで発生する負圧によって、第一の空隙内を外側から内側に向かって第一の空気流が発生し、火炎中に拡散し火炎の上向き化を抑えながら火炎の方向をさらに中央に向かわせる。そして、整流体の内側で構成する空間を火炎が上昇通過したのち、五徳の枠体の形状に沿って外気中に拡散する。したがって、火炎は第一の空気流によって良好な燃焼状態を維持しながら中央に集中し、鍋の受熱面積を拡大させることができるため、高い熱効率を確保することができる。
一方、整流体の内周端部と五徳の枠体の内周端部の間で形成される第二の空隙では、該火炎流によって同様に負圧が発生し、外側から内側に向かって第二の空気流が発生するが、第二の空気流は、五徳の枠体と第一の空気流の間を流れるため、ほとんど火炎中に拡散することがなく、五徳の枠体から天板の開口部の周囲に接触し、これらを冷却しながら外気中に拡散する。
この時、煮こぼれの発生によって、煮汁が天板の周囲から五徳の枠体へ伝播しても、煮汁の大半は、五徳の枠体の内周端部から第二の空隙を通過して整流体上に流下し、バーナの炎口部に流下する煮汁を極めて少なくすることができ、炎口部の目詰まりを抑制することができる。さらに、第二の空気流により、五徳の枠体、および天板の開口部の周囲が高温化するのを抑制できるため、煮汁の焦げ付きを少なくでき、天板や五徳の枠体の清掃が極めて容易になる。
本発明のコンロは、環状のバーナにおける火炎の燃焼状態を良好にして中央に集中させ、また五徳の枠体および天板の高温化を抑制することで煮汁の焦げ付きを抑制し、さらに煮汁による炎口部の目詰まりを抑制することによって、高い熱効率と良好な手入れ性を同時に確保できる。
第1の発明は、内周面に炎口部を穿設した略環状のバーナを天板の開口部内に設け、バーナの上方に第一の空隙を介して内周側に上方傾斜部を設けた略環状の整流体を設け、整流体の上方に天板の開口部を遮蔽するように略環状の五徳の枠体を設け、整流体の内周端部により五徳の枠体の内周端部を第二の空隙を介して非接触状態で下方から遮蔽したことにより、第一の空隙内を外側から内側に向かって第一の空気流が発生し、環状のバーナにおける火炎の燃焼状態を良好にして中央に集中させ、同様に第二の空隙内を外側から内側に向かって第二の空気流が発生し、五徳の枠体および天板の開口部の周囲の高温化を抑制することで煮汁の焦げ付きを抑制し、さらに煮汁が五徳の枠体から流下した時は、第二の空隙を介して整流体の上に流下し、炎口部に流下する割合を極少にして目詰まりを抑制できるため、高い熱効率と良好な手入れ性を同時に確保できる。
第2の発明は、特に第一の発明で、整流体の内周端部の上端部は、五徳の枠体の内周端部の下端部より上方に設けたことにより、五徳の枠体の内周端部から流下する煮汁は、確実に整流体の内周端部によって捕捉されるため、炎口部に流下する割合を極少にして目詰まりを抑制できる。
第3の発明は、特に第一の発明で、整流体の外周部に下方傾斜部を設けたことにより、下方傾斜部から整流体の内周端部の上端までの煙突効果によって、第二の空気流が上昇気流として一定量確保でき、五徳の枠体および天板の開口部の周囲の高温化を抑制することができる。また、五徳の枠体上に落下した煮汁は、整流体上に流下したのち下方傾斜部から外部に流下するため、バーナの炎口部に煮汁が落下することを抑制できる。
第4の発明は、特に第三の発明で、整流体の外周端部に略環状の凹部を設けたことにより、同様に煙突効果によって、第二の空気流が上昇気流として一定量確保でき、五徳の枠体および天板の開口部の周囲の高温化を抑制することができるだけでなく、整流体上に流下した煮汁は凹部に一定量蓄積させ得るため、コンロの本体内が汚染することを少なくし、第二の空気流の通路を一定に確保することができる。
第5の発明は、特に第一の発明で、バーナの炎口部の最内周部の直径は、整流体の内周端部の直径より大きくしたことにより、上面から見て、バーナの炎口部を穿設した最内周部は整流体に遮蔽され、炎口部への煮汁の流下を極少にすることができる。
第6の発明は、特に第一の発明で、バーナは、環状管の内周側の上部を上向きに傾斜させた傾斜面で構成し、傾斜面に複数の長短スリットを上下方向に穿設し、隣り合う長スリット群の間に短スリット群を配設して炎口部を構成したことにより、隣り合う長スリット群で形成される長火炎同士の干渉を防止すると同時に、短スリット群で形成される短火炎が長火炎の火移りの機能を果たすため、点火時に即座に火移りを完了し、一定以上に火炎長を長くなることがないバーナを提供できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるコンロの要部縦断面図、図2は同実施の形態のバーナの炎口部の要部拡大図である。
図1、図2において、バーナ1は、SUS304、SUS316、SUS321等のオーステナイト系ステンレス、またはSUS430、SUS436等のフェライト系ステンレスといった耐熱性、耐食性に優れた板厚0.5〜1mmの板金材料(本実施の形態の場合、0.5〜0.6mm)をプレス成型加工したもので、環状管2と予混合ガスを吸引するための混合管3を、環状管2の略接線方向に連通させたものである。環状管2と混合管3は、内周が環状の炎口板4と同じく内周が環状の底板5を嵌合して構成し、炎口板4は、内周側の上部を約75°程度上向きに傾斜させた環状の傾斜面6と、その下方の内周部に内周フランジ部7を構成している。さらに、傾斜面6にはスリット幅約0.55〜0.65mmで上下方向に縦長に開口する複数のスリットを穿設した炎口部8が配設されている。一方、底板5は炎口板4に対応した形状となっており、バーナ1の外周部は外周嵌合部9で被覆嵌合され、内周部は斜め下方に傾斜させた内周嵌合部10で被覆嵌合されている。また、炎口部8は、傾斜面6の上端部から一定の距離を隔てたところから設けられ、2列からなる長スリット群11の間に、2列または4列からなる短スリット群12、5列からなる最短スリット群13を組合せて配置した構成である。
一方、耐熱強化ガラスで構成された天板14の開口部15には、環状の枠体16に6箇所の爪部17を嵌合した五徳18が設置され、爪部17が最短スリット群13の中央の直上に位置するようにバーナ1が配設されている。バーナ1の上方には、第一の空隙19を介して整流体20が隔設され、整流体20の内周端部21は、五徳18の枠体16の内周端部22を第二の空隙23を介して下方から遮蔽し、整流体20と五徳18の枠体16は非接触の状態で構成されている。また、整流体20の内周側には上方傾斜部24、外周側には下方傾斜部25が構成され、整流体20の内周端部21の上端部26は、五徳18の枠体16の内周端部22の下端部27より上方に位置するように構成されている。この時、炎口部8の最内周部28の直径φAは、整流体20の内周端部21の直径φBより大きく構成されている。さらに、バーナ1の下方には、中央部に開口部を形成し、該開口部の周縁部に汁受皿29を載置したバーナ台30が設けられ、バーナ1とバーナ台30の間には外気と連通した空気通路31が形成されている。また、汁受皿29は、整流体20の内周端部21の直径φBよりも小さい寸法で構成されており、バーナ1の内側空間を通過させて天板14の外部へ取出し可能としている。
以上のように構成されたコンロについて、以下動作、作用について説明する。
まず、予混合ガスがバーナ1内に導入されると、炎口部8はスリット幅0.55〜0.65mmの範囲の細スリットで構成しているので、コンロ用バーナで通常設定される予混合空気比である40〜50%よりも高い予混合空気比(例えば60〜80%)の場合でも逆火しにくくなっている。ちなみに、バーナ1は耐熱耐食性に優れたステンレス板などで構成することにより、炎口部8のスリット幅は、通常は板厚の0.8〜1.2倍の範囲で打ち抜き加工が可能であり、板厚によって炎口形状の選択の自由度を拡大させることができる。このため、水素と空気の混合物などのように燃焼速度の速い燃料の場合でも、バーナ1の板厚とスリット幅を最適化して、逆火を防止することが容易である。本実施の形態の場合、板厚0.5〜0.6mmのステンレス鋼板を用い、予混合空気比を65〜70%に設定している。このように、高い予混合空気比の予混合ガスを導入でき、炎口部8で中央に向かって形成される斜め上向きの火炎32は、比較的火炎長の短いものとなる。また炎口部8は、中心に向かって斜め上方に傾斜した傾斜面6に構成されているため、火炎32の噴出角度を斜め上方に向けることができ、炎口部8の内周径は上方になるほど拡大して、各スリットの間隔も拡大するため、火炎32同士の距離がはなれて相互の干渉を少なくでき、傾斜面6の上方への放熱も良好になって炎口部8の温度上昇を抑制することができる。この時、整流体20とバーナ1の間の第一の空隙19には、火炎32の上昇気流による負圧と、整流体20の下方傾斜部25の下端部と整流体20の内周端部21の間の高低差で生じる煙突効果により、第一の空隙19内に火炎32に向かう第一の空気流33が発生し、火炎32は燃焼が促進されて中央に集中しながら上昇し、鍋底に接触して拡散する。また、バーナ1の下方では、バーナ台30の空気通路31を通じて、火炎32の上昇気流によって発生した下方空気流34が発生するが、スリットは上下方向に縦長に配設したため、隣り合うスリットの間に下方空気流34を効果的に流入させることができる。さらに、長スリット群11の間に短スリット群12、最短スリット群13を配置した構成により、短スリット群12、最短スリット群13が長スリット群11で形成される火炎32同士の干渉を抑制して火炎32を分割して短炎化を実現するとともに、各長スリット群11の間の火移りを良好にできる。このようにして、第一の空気流33と下方空気流34が、火炎32中に効果的に拡散して良好な燃焼が維持される。
さらに、五徳18の爪部17は、最短スリット群13の中央の直上に位置するように配設されているため、爪部17の直下に最短スリット群13で形成される最短火炎が位置することになり、爪部17と火炎32との接触を最も少なくできるため、爪部17とバーナ1との距離を短縮しても、爪部17と火炎32の接触によるCO等の未燃ガスの発生と爪部17の過熱とを防止でき、結果として五徳の耐久性の向上と高い熱効率を確保することができる。
一方、整流体20と五徳18の枠体16の間に形成された第二の空隙23には、上昇気流となった第一の空気流34による負圧の発生で、第二の空隙23を通じて流れる第二の空気流35が発生するが、第二の空気流35は、五徳18の枠体16と第一の空気流33の間を流れるため、ほとんど火炎32中に拡散することがなく、五徳18の枠体16から天板14の開口部15の周囲に接触し、これらを冷却しながら外気中に拡散する。したがって、天板14の開口部15の周囲が高温化するのを抑制できるため、煮こぼれ発生時の煮汁の焦げ付きを少なくでき、天板14や五徳18の枠体16の清掃が容易になる。
また、煮汁が五徳18の枠体16に伝播しても、五徳18の枠体16の内周端部22と整流体20の内周端部21の間の第二の空隙23があり、さらに、整流体20の内周端部21の上端部26は、五徳18の枠体16の内周端部22の下端部27より上方に位置するように構成されているため、煮汁の流下する勢いが強くても、煮汁の大半は整流体20の内周端部21の上端部26にせき止められ、第二の空隙23を通って整流体20の上面側に流下し、下方傾斜部25から外部へ流下し、整流体20の下面側に伝播することを抑制できる。そのため、第二の空気流25の通路となる第二の空隙23も閉塞されず一定の空隙幅を確保できる。また、炎口部8の最内周部28の直径φAは、整流体20の内周端部21の直径φBより大きくしたことにより、炎口部8は、整流体20に遮蔽され、実質上φAとφBとの直径差で遮蔽されることになり、炎口部8への煮汁の流下を極少にすることができ、その結果炎口部8の目詰まりを抑制できる。
以上のように、炎口部8で火炎長の短い良好な燃焼性能を維持して、五徳18の爪部17と火炎32との接触を少なくして高い熱効率を確保し、煮こぼれが発生しても炎口部8の目詰まりを極少にし、同時に五徳18の枠体16や天板14への煮汁の焦げ付きを抑制して、手入れ性の良好なコンロを実現することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2におけるコンロの要部縦断面図である。
図3において、実施の形態1と異なる点は、整流体40の外周端部41の近傍に凹部42を構成したところである。
なお実施の形態1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
以上のように構成されたコンロについて、以下その動作、作用について説明する。
実施の形態1と同様に、煮こぼれが発生し、その煮汁が五徳18の枠体16の内周端部22から、第二の空隙23を通って整流体40の上面に流下した場合、煮汁は、整流体40の下方傾斜部43から外周端部41の近傍に設けた凹部42に蓄積される。そのため、煮汁の大半は、コンロの本体内に溢れ出る量が少なくなり、コンロの本体内を汚染することが抑制できる。
以上のように、本発明にかかるコンロは、環状のバーナにおける火炎の燃焼状態を良好にして中央に集中させ、また五徳の枠体および天板の高温化を抑制することで煮汁の焦げ付きを抑制し、さらに炎口部の煮汁による目詰まりを抑制することによって、高い熱効率と良好な手入れ性を同時に確保できるため、その他、調理器、給湯器、暖房機、焼却器など多くの用途に適用が可能である。
本発明の実施の形態1におけるコンロの要部縦断面図 本発明の実施の形態1におけるコンロに用いたバーナの炎口部の部分拡大図 本発明の実施の形態2におけるコンロの要部縦断面図 従来のコンロの部分縦断面図
符号の説明
1 バーナ
2 環状管
6 傾斜面
8 炎口部
11 長スリット群
12 短スリット群
13 最短スリット群
14 天板
15 開口部
16 枠体
18 五徳
19 第一の空隙
20、40 整流体
21 整流体の内周端部
22 五徳の枠体の内周端部
23 第二の空隙
24 上方傾斜部
25、43 下方傾斜部
26 整流体の内周端部の上端部
27 五徳の枠体の内周端部の下端部
28 炎口部の最内周部
41 整流体の外周端部
42 凹部

Claims (6)

  1. 内周面に炎口部を穿設した略環状のバーナを天板の開口部内に設け、前記バーナの上方に第一の空隙を介して内周側に上方傾斜部を設けた略環状の整流体を設け、前記整流体の上方に前記天板の開口部を遮蔽するように略環状の五徳の枠体を設け、前記整流体の内周端部により前記五徳の枠体の内周端部を第二の空隙を介して非接触状態で下方から遮蔽し、前記整流体と前記五徳の枠体を非接触状態としたコンロ。
  2. 整流体の内周端部の上端部は、五徳の枠体の内周端部の下端部より上方に設けた請求項1に記載のコンロ。
  3. 整流体の外周部に下方傾斜部を設けた請求項1に記載のコンロ。
  4. 整流体の外周端部の近傍に略環状の凹部を設けた請求項3に記載のコンロ。
  5. バーナの炎口部の最内周部の直径は、整流体の内周端部の直径より大きくした請求項1に記載のコンロ。
  6. バーナは、環状管の内周側の上部を上向きに傾斜させた傾斜面で構成し、傾斜面に複数の長短スリットを上下方向に穿設し、隣り合う長スリット群の間に短スリット群を配設して炎口部を構成した請求項1に記載のコンロ。
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