JP2006137589A - エレベータ用防犯カメラシステム - Google Patents

エレベータ用防犯カメラシステム Download PDF

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【課題】 防犯カメラに撮影上の死角が生じないようにし、その防犯機能が低下するのを防止することが可能なエレベータ用防犯カメラシステムを提供すること。
【解決手段】 利用者M1が防犯カメラ2により撮影されるのを嫌い、防犯カメラ2の真下の位置に移動して撮影されるのを逃れようとしても、カメラ駆動装置はモーションセンサ11からの検出信号に基づき、この利用者M1の動きに呼応して、防犯カメラ2が利用者M1の姿を捕捉できる位置までレール部材9上を移動する。したがって、監視室に居る監視員は、利用者M1がかご室内をどの様に移動しても常に利用者M1の姿をモニタ装置を通して正確に監視することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、かご室内の様子を撮影する防犯カメラを備えたエレベータ用防犯カメラシステムに関するものである。
エレベータは不特定多数の人間が利用し得る公共性の高い乗り物である反面、運転中のかご室内は密室状態となるため、ときとして犯罪が発生することがある。そのため、かご室内に防犯カメラを設置しているエレベータも多く見られる(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に開示されたシステム構成ではないが、同様にかご室内に防犯カメラが設置されている従来のエレベータ用防犯カメラシステムの構成を示す説明図である。この図において、利用者M1の乗ったかご1の室内の天井部付近には防犯カメラ2が設置されている。利用者M1の姿は防犯カメラ2により撮影され、その画像データは画像処理装置3に送られて画像処理されるようになっている。画像処理装置3で画像処理された信号は、ケーブル4を介して、監視員M2が居る監視室5内のモニタ装置6に送られ、その画面上に表示されるようになっている。
そして、監視員M2は、このモニタ装置6の画面を通してかご1内の利用者M1の様子を監視することができ、もし利用者M1が不審な挙動を示した場合は、操作盤OPに設けられているスピーカ及びマイクを通して利用者M1と対話するなど、必要な措置を講じることができる。
また、防犯カメラ2の撮影により得られた画像データは、通常、画像処理装置3内の記録媒体に所定期間が経過するまでは保存されるようになっている。したがって、かご1の室内あるいは建物内で犯罪事件等が発生した場合、後日においてこの記録された画像データが有力な捜査資料や証拠資料となることがある。
特開2003−321166号公報
上記のように、かご1室内の不審人物の挙動を監視したり、事件発生後には有力な捜査資料等を得ることができるため、かご1の室内に防犯カメラ2を設置することはエレベータシステムにおける有力な防犯対策と言うことができる。
しかし、図5に示した従来のエレベータ用防犯カメラシステムでは、防犯カメラ2がかご1室内の天井部付近に固定して取り付けられているため撮影上の死角が生じてしまい、防犯カメラ2はかご1の室内の全ての個所を洩れなく撮影することはできなかった。例えば、図5において、利用者M1が防犯カメラ2の真下で壁部に身体を寄せるように位置した場合は、防犯カメラ2はこの利用者M1の姿を捉えることができない。したがって、監視員M2は利用者M1の存在に気が付かず、また、画像処理装置3の記録媒体にも利用者M1の画像データは保存されないことになり、防犯カメラ2の防犯機能を低下させる結果となっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、防犯カメラに撮影上の死角が生じないようにし、その防犯機能が低下するのを防止することが可能なエレベータ用防犯カメラシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、かご室内の様子を撮影する防犯カメラを備えたエレベータ用防犯カメラシステムにおいて、前記かご室内の任意の場所を撮影できるように、前記防犯カメラを走行させるカメラ駆動装置を備えた、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記カメラ駆動装置は、前記防犯カメラを支持した状態でかご室内の所定個所に敷設されたレール部材に沿って走行するものである、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記かご室内は磁性材料を有する部材により形成されると共に、前記カメラ駆動装置は、この磁性材料を有する部材に吸着可能な磁性体を有しており、前記防犯カメラを支持した状態でかご室内を走行するものである、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記カメラ駆動装置の走行は、エレベータ監視室に設置されているモニタ装置からの遠隔操作に基づき行われる、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記カメラ駆動装置の走行は、所定個所に設置されてかご室内に居る利用者の位置を検出するモーションセンサからの検出信号に基づき行われる、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記モニタ装置は、前記かご室内に居る利用者との対話が可能なものである、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記モニタ装置は、前記カメラ駆動装置に対する遠隔操作を無線装置を介して行う、ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明において、前記かご室内にはディスプレイが設置されており、このディスプレイには、少なくとも前記かご室内に居る利用者又は監視室に居る監視員のいずれかの姿が表示される、ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記ディスプレイは、カメラ機能付携帯端末から発せられる撮影画面表示制御信号に基づき、該携帯端末の撮影画面と同一の画面を表示可能なものである、ことを特徴とする。
本発明によれば、かご室内の任意の場所を撮影できるように、カメラ駆動装置が防犯カメラを走行させる構成となっているので、防犯カメラに撮影上の死角が生じるのを防ぎ、その防犯機能が低下するのを防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)における防犯カメラ2を駆動するカメラ駆動装置の構成を示す部分拡大断面図である。
図1(a)において、天井部7及び壁部8により利用者M1が居るかご室が形成されており、天井部7にレール部材9が敷設されている。このレール部材9は、天井部7のコーナー部分を中心として直角に曲がった略L字形状を有するものである。そして、レール部材9の内部にはカメラ駆動装置が格納されており、防犯カメラ2は支持部材10によりこのカメラ駆動装置に支持されている。また、天井部7には、利用者M1の位置を検出するモーションセンサ11が取り付けられており、カメラ駆動装置はこのモーションセンサ11からの検出信号に基づき、レール部材9上を移動するようになっている。
上記のカメラ駆動装置は、図1(b)に示すように、略コ字状の断面形状を有するレール部材9の内側に格納された状態の駆動モータ12、この駆動モータ12の回転軸13、及び回転軸13の両サイドに取り付けられた一対のローラ14,14により構成されている。そして、駆動モータ12は支持部材10により防犯カメラ2を支持している。なお、本実施形態の防犯カメラ2は、かご室内の撮影を行う上で死角が生じないようにし、かご室内の様子を正確に把握できるようにするため、回転(首振り)、角度調整、広角度撮影、ズームイン等の種々の機能を具備している。
次に、図1の動作につき説明する。かご室内に利用者M1が乗り込むと、モーションセンサ11からの検出信号に基づき、防犯カメラ2は直ちに首振り動作や角度調整等の動作を行って利用者M1の姿を捕らえ、撮影を開始する。そして、その後カメラ駆動装置は、モーションセンサ11からの検出信号に基づき、防犯カメラ2が利用者M1の姿を撮影するのに好適な位置までレール部材9に沿って移動を行う。つまり、利用者M1がかご内に乗り込んだ時点で、防犯カメラ2は首振り動作や角度調整等により瞬時に利用者M1の姿を捕らえて撮影を開始するが、この時点の防犯カメラ2の位置は必ずしも最適な撮影位置とは限らない。しかし、間もなくカメラ駆動装置が防犯カメラ2を利用者M1に対する最適な撮影位置まで移動させるので、図示を省略している監視室のモニタ装置の画面には監視員が利用者M1を正確に認識できる程度の明確な画像が写し出される。
そして、もし利用者M1が防犯カメラ2により撮影されるのを嫌い、防犯カメラ2の真下の位置に移動して撮影されるのを逃れようとしても、カメラ駆動装置はモーションセンサ11からの検出信号に基づき、この利用者M1の動きに呼応して、防犯カメラ2が利用者M1の姿を捕捉できる位置までレール部材9上を移動する。したがって、監視室に居る監視員は、利用者M1がかご室内をどの様に移動しても常に利用者M1の姿をモニタ装置を通して正確に監視することができる。
なお、図1に示した構成例は、レール部材9が天井部7に敷設されたものであるが、このレール部材9は壁部8に敷設されていてもよい。
図2は、本発明の第2の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2及びカメラ駆動装置15の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)におけるかご室内の様子を監視するための監視室5内の構成図、(c)は(a)における防犯カメラ2を駆動するカメラ駆動装置15の構成を示す部分拡大断面図である。
図2(a)において、防犯カメラ2はカメラ駆動装置15に取り付けられている。このカメラ駆動装置15は、金属製の天井部7に磁力により吸着した状態で、天井部7の表面に沿って自在に滑動できるようになっている。また、このカメラ駆動装置15は無線機を内蔵しているものである。そして、天井部7の上部にはアンテナ3aを有する画像処理装置3が配設されている。
図2(b)において、監視室5には、アンテナ6aを有するモニタ装置6が設置されている。そして、監視員M2はコントロール手段19を操作することにより、カメラ駆動装置15に対して移動制御を遠隔操作することができ、また、画像処理装置3からの画像データをモニタ装置6の画面上に表示させることができるようになっている。
図2(c)において、カメラ駆動装置15は、上部に開口部16aが形成された円形のカバー部材16、この開口部16aの内側に配設された駆動モータ12、この駆動モータ12の回転軸13、この回転軸13の両サイドに取り付けられた一対のローラ14,14、天井部7に対向するように駆動モータ12に取り付けられた磁性体17、及び無線機18により構成されている。そして、カバー部材16の下部に防犯カメラ2が取り付けられている。
上記の磁性体17は、カメラ駆動装置15及び防犯カメラ2の全体に係る重力に抗して、金属製の天井部7に対して吸着するのに充分な磁力を有するものである。また、無線機18は監視室5内に設置されたモニタ装置6のアンテナ6aから発信される遠隔操作信号を受信可能なものであり、また、防犯カメラ2の画像データを画像処理装置3のアンテナ3aに向けて送信可能なものである。
次に、図2の動作につき説明する。かご室内に利用者がいない場合、防犯カメラ2の撮影方向はかごの入口方向に向いている。そして、ある階床の乗場から利用者M1がかご室内に乗り込んできたとする。この利用者M1が乗り込んできた時の防犯カメラ2の画像データは無線で画像処理装置3に送られて画像処理され、更に無線で監視室5内のモニタ装置6に送られる。監視員M2は、モニタ装置6の画面で利用者M1が乗り込んできたのを確認した際、この利用者M1に不審な挙動があるのに気が付いたとする。
このような場合、監視員M2はコントロール手段19を操作してカメラ駆動装置15に対する移動指令信号を出力し、かご室内に居る利用者M1の様子を防犯カメラ2が最も良好に撮影できる位置までカメラ駆動装置15を移動させるようにする。そして、必要な場合には、回転(首振り)、角度調整、広角度撮影、ズームイン等の種々の動作を防犯カメラ2に行わせるようにする。したがって、監視員M2は、利用者M1がかご室内のどの場所に位置したとしても、モニタ装置6の画面を通して利用者M1の様子を正確に監視することが可能となる。そして、監視員M2は、必要な場合には、かご室内に設けられているスピーカ及びマイク(図示せず)を通して利用者M1と音声で対話し、利用者M1に監視されていることを通知し、警告等を与えることができる。
なお、本実施形態では、監視員M2がコントロール手段19の遠隔操作によりカメラ駆動装置15を移動させるようにしているが、図1の第1の実施形態の場合と同様に、天井部7の適当な個所にモーションセンサ11を取り付け、このモーションセンサ11からの検出信号に基づき、カメラ駆動装置15が天井部7の表面を自動的に移動するようにしてもよい。
また、本実施形態では、カメラ駆動装置15が移動を行う範囲は天井部7のみであることを想定しているが、天井部7のみならず壁部8においても移動可能な構成とすることができる。すなわち、図2に示したかご室は、天井部7と壁部8とが稜線部を堺にして90度の角度をなしているが、この稜線部の代わりになだらかな曲面を有する曲面部を形成するようにすれば、カメラ駆動装置15は天井部7と壁部8との間を自在に行き来することが可能になる。
更に、エレベータによってはドアにガラス窓を設けたり、ドアと反対側方向に展望用ガラス窓を設けたりする機種があるが、このガラス窓の内部に金属等の磁性材料を埋め込む構成とすることにより、カメラ駆動装置15はこのガラス窓に対する吸着力を得ることができ、その表面を移動することができる。そして、同様の磁性材料を床部に埋め込んだり、床部を金属製材料により形成すればカメラ駆動装置15は床面を移動することもできる。結局、カメラ駆動装置15をかご室内のあらゆる面の上を移動させる構成とすることが可能である。
図3は、本発明の第3の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2及びカメラ駆動装置15の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)におけるかご室内の様子を監視するための監視室5内の構成図である。この第3の実施形態は、第2の実施形態の構成にディスプレイ表示機能を追加したものである。
すなわち、図3(a)における壁部8にはディスプレイ20が設けられると共に、図3(b)における監視室5には監視員M2を撮影するためのカメラ21が設けられている。そして、ディスプレイ20には、防犯カメラ2が利用者M1を撮影した画面20aの他に、カメラ21が監視員M2を撮影した画面20bも表示できるようになっている。監視員M2は、コントロール手段19の操作により、図示のように2つに分割された画面20a,20bを同時に表示させたり、あるいはいずれか一方のみを表示させたりすることができる。
本実施形態によれば、上記のようなディスプレイ20の画面表示切換機能により、通常の利用者には安心感を与えると共に、不審な(又は酔った)利用者には心理的な圧力を加えることができる。つまり、老人、女性、子供、あるいは障害者などの身体機能的には弱者に属すると考えられる他の利用者が、不審な利用者M1と同じかご室内に乗り合わせ、かご室内には他の利用者もいないような場合、この弱者に属する利用者はかごから下りるまでは恐怖感を感じてしまうことになる。このような場合、監視員M2はディスプレイ20に画面20aの他に、画面20bを同時に表示させることにより、この弱者に属する利用者に自分が見守っていることを知らせて安心感を与えると共に、不審な利用者M1に対してはその挙動が監視されていることを知らせて心理的な圧力を加えるようにすることができる。そして、監視員M2は、第2の実施形態の場合と同様に、必要であれば、かご室内に設けられているスピーカ及びマイク(図示せず)を通して不審な利用者M1と音声で対話し、警告又は注意等を与えることができる。
図4は、本発明の第4の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2及びカメラ駆動装置15の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)におけるかご室内の様子を監視するための監視室5内の構成図である。この第4の実施形態は、第3の実施形態の構成に、利用者が持っているカメラ機能付携帯端末によるディスプレイ表示機能を追加したものである。
すなわち、図4(a)における壁部8にはディスプレイ20が設けられており、このディスプレイ20の前には、カメラ機能付携帯端末22を持った利用者M3が立っている。カメラ機能付携帯端末22は、画像処理装置3に対する撮影画面表示制御信号を発信することができる機能を有するものであり、一方、画像処理装置3はこの撮影画面表示制御信号を受信すると、カメラ機能付携帯端末22の画面と同一内容が表示された画面20aを表示するようになっている。
そして、図4(b)において、監視室5内のモニタ装置6には上記の画面20aと同じ画面が表示され、監視員M2は、この画面表示によりかご室内に利用者がいることについて注意を喚起できるようになっている。
本実施形態によれば、上記のようなカメラ機能付携帯端末22を利用したディスプレイ20の画面表示機能により、第3の実施形態の場合と同様に、利用者に対して安心感を与えることができる。つまり、監視員M2は、常に片時もモニタ装置6の画面から目を離さずに監視業務を行っているわけではなく、ときとして画面表示を消した状態で他の業務を行うことがある。
このような場合に、利用者M3が他の不審な利用者と乗り合わせたときに、利用者M3はカメラ機能付携帯端末から撮影画面表示制御信号を発信させる操作を行うようにし、携帯端末のカメラで自己の姿、又は不審者の姿を撮影する。すると、画像処理装置3は、この信号を受信し、カメラ機能付携帯端末22の画面に表示されている画面と同一の画面20aをディスプレイ20に表示させ、さらに監視室5内のモニタ装置6に対してもこの画面を表示させるようにする。これにより、他の業務を行っていた監視員M2は、モニタ装置6の画面表示動作に気が付き、画面内容を確認した後、必要な措置を取ることができる。
ここで、監視員M2が監視室5内にたまたま不在の場合も考えられるが、そのような場合であっても、利用者M3がカメラ機能付携帯端末22を用いてディスプレイ20に画面20aを表示させることは、不審者に対して充分に心理的圧力を加えることになり、また、画面20aの表示内容は画像処理装置3の記録媒体に保存されるので、有効な防犯対策となり得ることになる。
なお、この第4の実施形態の説明では、ディスプレイ20の画面表示はカメラ機能付携帯端末22の機能に基づき行われ、防犯カメラ2が用いられていないが、もちろん監視員M2は防犯カメラ2の撮影に基づく画面をディスプレイ20に表示させることが可能である。また、カメラ機能付携帯端末を持った利用者が複数おり、これら複数の利用者が同時に撮影画面表示制御信号を発信した場合、ディスプレイ20は複数の分割画面にそれぞれの携帯端末の画面内容を表示させることが可能になっている。
本発明の第1の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)における防犯カメラ2を駆動するカメラ駆動装置の構成を示す部分拡大断面図。 本発明の第2の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2及びカメラ駆動装置15の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)におけるかご室内の様子を監視するための監視室5内の構成図、(c)は(a)における防犯カメラ2を駆動するカメラ駆動装置15の構成を示す部分拡大断面図。 本発明の第3の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2及びカメラ駆動装置15の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)におけるかご室内の様子を監視するための監視室5内の構成図。 本発明の第4の実施形態についての説明図であり、(a)はかご室内における防犯カメラ2及びカメラ駆動装置15の設置状況を示す斜視図、(b)は(a)におけるかご室内の様子を監視するための監視室5内の構成図。 従来のエレベータ用防犯カメラシステムの構成を示す説明図。
符号の説明
1 かご
2 防犯カメラ
3 画像処理装置
3a アンテナ
4 ケーブル
5 監視室
6 モニタ装置
6a アンテナ
7 天井部
8 壁部
9 レール部材
10 支持部材
11 モーションセンサ
12 駆動モータ
13 回転軸
14 ローラ
15 カメラ駆動装置
16 カバー部材
16a 開口部
17 磁性体
18 無線機
19 コントロール手段
20 ディスプレイ
20a 画面
20b 画面
21 カメラ
22 カメラ機能付携帯端末
OP 操作盤
M1 利用者
M2 監視員
M3 利用者

Claims (9)

  1. かご室内の様子を撮影する防犯カメラを備えたエレベータ用防犯カメラシステムにおいて、
    前記かご室内の任意の場所を撮影できるように、前記防犯カメラを走行させるカメラ駆動装置を備えた、
    ことを特徴とするエレベータ用防犯カメラシステム。
  2. 前記カメラ駆動装置は、前記防犯カメラを支持した状態でかご室内の所定個所に敷設されたレール部材に沿って走行するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
  3. 前記かご室内は磁性材料を有する部材により形成されると共に、前記カメラ駆動装置は、この磁性材料を有する部材に吸着可能な磁性体を有しており、前記防犯カメラを支持した状態でかご室内を走行するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
  4. 前記カメラ駆動装置の走行は、エレベータ監視室に設置されているモニタ装置からの遠隔操作に基づき行われる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
  5. 前記カメラ駆動装置の走行は、所定個所に設置されてかご室内に居る利用者の位置を検出するモーションセンサからの検出信号に基づき行われる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
  6. 前記モニタ装置は、前記かご室内に居る利用者との対話が可能なものである、
    ことを特徴とする請求項4記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
  7. 前記モニタ装置は、前記カメラ駆動装置に対する遠隔操作を無線装置を介して行う、
    ことを特徴とする請求項4記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
  8. 前記かご室内にはディスプレイが設置されており、
    このディスプレイには、少なくとも前記かご室内に居る利用者又は監視室に居る監視員のいずれかの姿が表示される、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
  9. 前記ディスプレイは、カメラ機能付携帯端末から発せられる撮影画面表示制御信号に基づき、該携帯端末の撮影画面と同一の画面を表示可能なものである、
    ことを特徴とする請求項8記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
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