JP2006137515A - エレベータの戸装置 - Google Patents

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英樹 宮原
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Abstract

【課題】 塵や小石等が入り難く、また、かごへの乗降が容易なエレベータの戸装置を提供する。
【解決手段】 上端部に取り付けられた吊り具4、6に吊持されて出入口を開閉する戸板2、3の下端部に、複数の櫛歯12が並設された櫛歯脚11を下側へ向けて突設させ、この櫛歯脚11が個別に遊挿される溝が列設された複列溝16を敷居15に凹設した。このため、複列溝16を構成する各溝の幅は狭くなり、溝内に落下する塵は微小なものに限られ、仮に、複列溝16内に塵が落下したとしても、櫛歯脚11によって排除されて円滑な戸の開閉が可能となる。
また、複列溝16は各溝の幅が狭いので、子供等が足の指先を溝に落とし入れることもなく、車椅子の車輪が溝に嵌ることもないので、乗降し易いエレベータの戸装置となる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、戸板の上端部に取り付けられた吊り具に吊持され、下端が敷居に沿って移動して出入口を開閉するエレベータの戸装置に係るものである。
図6は、例えば、特許文献1に開示されたエレベータの敷居清掃用ブラシと同様の従来のエレベータの戸装置を示す。即ち、敷居24には案内溝25が凹設されている。この案内溝25には摺動部28が遊挿されている。摺動部28は、取付板27に固着されており、この取付板27及びスペーサ29を介して戸板22の下端部に締結されている。従って、取付板27と摺動部28は、戸板22を案内する戸脚26を構成する。
また、戸脚27に隣接して清掃具30が取り付けられている。この清掃具30は、本体31と、この本体31に下向きに植設された刷毛32と、溝幅方向へ向けて分散させて本体31に植設されたピン34と、本体31を戸板22の下端部に取り付ける取付板33によって構成されている。ここで、刷毛32は、戸脚27に近づくにつれて濃密に植設されている。
戸板22が戸脚26に案内されて案内溝25に沿って移動すると、刷毛32が案内溝25の底面及び内側面に摺接する。このため、溝底や内面に溜まった塵や小石は、刷毛32によって掃き寄せられて溝底を穿設された排出口(図示しない。)から排出される。刷毛32では払拭できない固形物が案内溝25に堆積した場合は、ピン34によって掘り起こされて掃き寄せられる。このため、案内溝25内の塵は除去される。
特開平8−113453号公報(段落番号13、14、図1)
従来のエレベータの戸装置は、上記のとおり構成されており、案内溝25は各戸板22に対して一線のみである。このため、案内溝25は広幅になり、塵や小石等が入って堆積し易くなる。清掃具30を取り付けたとしても戸脚26と案内溝25の間に異物が挟まってエレベータの戸の開閉動作が阻害される、という問題があった。特に、ビルの建築期間中の工事使用時は、案内溝25に異物が落下することが多く、戸の開閉動作が阻害されて工事の進行が妨げられる、という問題があった。
また、一般家庭で使用されるホームエレベータの場合は、素足で乗降することが予想される。その際に、広幅の案内溝25では子供等が足の指先を案内溝25に落とし込むことも危惧される。
更に、車椅子で乗降する場合は、案内溝25が広幅なために車輪が嵌って乗降し難い、という問題もあった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、塵や小石等が敷居の溝内に入るのを防いで円滑な戸の開閉が可能となるエレベータの戸装置を提供することを目的とする。
この発明に係るエレベータの戸装置は、上端部に取り付けられた吊り具に吊持されて出入口を開閉する戸板の下端部に、複数の櫛歯が並設された櫛歯脚を下側へ向けて突設し、この櫛歯脚が個別に遊挿される溝が列設された複列溝を敷居に凹設したものである。
この発明は上記のとおり、戸脚を櫛歯脚とし、案内溝を櫛歯脚が個別に遊挿される溝が列設された複列溝としたので、複列溝を構成する各溝は狭い幅となる。
このため、溝内に落下する塵は制限されて微小なものに限られ、また、溝内に塵が落下したとしても櫛歯脚によって排除されるので、円滑な戸の開閉が可能となる、という効果を奏する。
また、敷居の溝幅が狭くなったため、子供等が足の指先を溝に落とし入れることもなく、車椅子の車輪が溝に嵌ることもない。このため、乗降し易い、という効果も併せて奏する。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一符号を付し、説明の重複を省いた。
実施の形態1.
図1から図3は、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、乗場戸を乗場側から見たエレベータの戸装置の正面図である。乗場戸は2枚戸片開きであって、昇降路の出入口を開閉する。図面奥側には戸先2aが出入口縦枠1の一方の縦枠に当接して出入口を閉じきる高速戸板2が配置されている。高速戸板2は上端部に取り付けられた吊り具4によって吊持されている。吊り具4は昇降路壁に取り付けられた戸レール5上にローラを転動させて高速戸板2を水平移動させる。図面手前側には低速戸板3が配置されていて、戸板3の上端部に取り付けられた吊り具6によって吊持されている。吊り具6は戸レール7上にローラを転動させて低速戸板3を水平移動させる。高速戸板2及び低速戸板3(以下、総称する場合は、戸板2、3とする。)の下端部には、それぞれ移動方向へ所定距離を隔てて2箇所に、戸脚である櫛歯脚11が下側へ向けて突設されている。櫛歯脚11は、敷居15に凹設された案内溝に遊挿されている。
図2は、高速戸板2及び低速戸板3の下端部に下側へ向けて突設されて、戸板2、3を敷居15に沿って案内する戸脚部分の斜視図である。上記戸脚は、戸板2、3の下端部に取付けねじ14によって取り付けられた脚基部13から、下側へ向けて突出する複数の櫛歯12が敷居15の幅方向へ向けて並設された櫛歯脚11となっている。
また、敷居15に凹設された案内溝は、櫛歯12が個別に遊挿される溝が列設された複列溝16となっており、奥側に高速戸板2に取り付けられた櫛歯脚11が遊挿される高速側複列溝16aが凹設されている。また、手前側には低速戸板3に取り付けられた櫛歯脚11が遊挿される低速側複列溝16bが凹設されている。
図3は、複列溝16と櫛歯12の関係を示す敷居15の縦断面図である。
櫛歯12は、下側へ向けて突出する前側縁辺12aと後側縁辺12bの内、前側縁辺12aが後側縁辺12bの反対側、即ち、戸板2、3の進行方向線上で戸板2、3の外側へ向けて下り勾配で傾斜して傾斜部12cを形成した傾斜歯となっている。この傾斜部12cは、敷居15の上面から寸法δだけ上位から形成されており、一部が敷居15の上面に露出させた状態で複列溝16内に遊挿されている。
上記実施の形態1によれば、戸脚を櫛歯脚11とし、案内溝を各櫛歯12が個別に遊挿される溝が列設された複列溝16としたので、各溝の幅を狭くすることができる。このため、溝内に落下する塵は微小なものに限られ、櫛歯脚11によって容易に排除されて円滑に戸板2、3を開閉することができる。
特に、櫛歯12は戸板2、3の進行方向線上で戸板2、3の外側へ向けて下り勾配で傾斜する傾斜歯とし、かつ、傾斜部12cの一部を敷居15の上面に露出させたので、戸板2、3の移動によって複列溝16内の異物は傾斜部12cによって掬い上げられて敷居15の上面上に露呈される。即ち、開閉動作によって複列溝16内が清掃されるので、円滑に戸板2、3を開閉することができる。
また、複列溝16を構成する個々の溝の幅は狭いので、子供等が足の指先を溝に落ち込むこともない。更に、車椅子の車輪が溝に嵌ることもない。このため、エレベータのかごへの乗降が容易となった。
更にまた、複列溝16にしたことによって、個々の溝の幅が狭く、かつ、複列になったので、敷居の意匠上の見栄えも向上させることができた。
実施の形態2.
図4及び図5は、この発明の実施の形態2を示す。この実施の形態2は、複列溝16の上面に摺接する刷毛17を戸板2、3の下端部に取り付け、この刷毛17で櫛歯12によって掬い上げられた複列溝16内の異物を払拭するようにしたものである。
即ち、刷毛17は、脚基部13に植設されて垂下され、櫛歯12の傾斜部12cが敷居の上位に露出している部分で、複列溝16を横断して上記複列溝16の上面に摺接するようにした。
このため、敷居15の上面は戸の開閉に伴って常に刷毛17によって掃拭されるので、敷居15の汚れを防止することができる。
特に、刷毛17は、櫛歯12の傾斜部12cが敷居の上位に露出している部分で、複列溝16の上面に摺接するので、櫛歯12によって掬い上げられた複列溝16内の異物が、掃拭動作によって複列溝16内に再落下するのを防止することができる。
実施の形態3.
この実施の形態3では、上記実施の形態1及び実施の形態2に対する展開例について述べる。
展開例1.
実施の形態1では、図3に示したとおり、前側縁辺12aに傾斜部12cが形成されるものとしたが、後側縁辺12bに傾斜部を形成しても同様に溝内に落下した塵を排除することができ、円滑な戸の開閉動作を維持することができる。
また、前側縁辺12aと後側縁辺12bの双方に傾斜部を形成してもよい。これにより、溝内の清掃頻度が高くなり、円滑な戸の開閉動作を更に徹底させることができる。
展開例2.
実施の形態2では、刷毛17は、単に複列溝16を横断するものとしたが、複列溝16を斜めに横断するようにしてもよい。これにより、櫛歯12によって掬い上げられた複列溝16内の異物を、刷毛17によって敷居15の一方の側へ掃き寄せて、複列溝16から遠ざけることができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸装置の乗場戸を乗場側から見た正面図。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸装置の戸板の下端部に突設された戸脚部分の斜視図。 この発明の実施の形態1における敷居15の縦断面図。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの戸装置の戸板の下端部に突設された戸脚部分の斜視図。 この発明の実施の形態2における敷居15の縦断面図。 従来のエレベータの戸装置の腰部を示す斜視図。
符号の説明
1 出入口縦枠、 2 高速戸板、 2a 戸先、 3 低速戸板、 4 吊り具、 5 戸レール、 6 吊り具、 7 戸レール、 11 櫛歯脚、 12 櫛歯、 12a 前側縁辺、 12b 後側縁辺、 12c 傾斜部、 13 脚基部、 14 取付けねじ、 15 敷居、 16 複列溝、 16a 高速側複列溝、 16b 低速側複列溝、 17 刷毛。

Claims (3)

  1. 戸板の上端部に取り付けられた吊り具に吊持され、上記戸板の下端部に下側へ向けて突設された戸脚を、敷居に凹設された案内溝に遊挿させて移動して出入口を開閉するエレベータの戸装置において、上記戸脚を複数の櫛歯が並設された櫛歯脚とし、上記案内溝を上記櫛歯が個別に遊挿される溝が列設された複列溝としたエレベータの戸装置。
  2. 櫛歯を、下側へ向けて突出する両縁辺の少なくとも一縁辺が他の上記縁辺の反対側へ向けて下り勾配で傾斜して複列溝に遊挿され、移動によって上記複列溝内の異物を掬い上げる傾斜部が形成されたものとした請求項1に記載のエレベータの戸装置。
  3. 請求項2に記載のエレベータの戸装置の櫛歯の傾斜部を、敷居の上位に一部露出させ、この露出部分で複列溝を横断して上記複列溝の上面に摺接する刷毛が戸板の下端部に取り付けられ、上記傾斜歯によって掬い上げられた複列溝内の異物を上記刷毛によって払拭するようにしたエレベータの戸装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111483909A (zh) * 2020-04-23 2020-08-04 浙江富士美电梯有限公司 一种高强度一体式折弯地坎
CN112605706A (zh) * 2019-10-03 2021-04-06 兄弟工业株式会社 机床
CN114194987A (zh) * 2021-12-09 2022-03-18 江苏省特种设备安全监督检验研究院 一种电梯门导轨自动清理装置

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