JP2006136389A - デスク - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が使用者個人の執務と打ち合わせとを効率よく行うことができるデスクを提供する。
【解決手段】使用者が個人の執務を行う執務用デスク1と、使用者が複数の他者と会合し得るミーティングテーブル2とを具備し、これら執務用デスク11とミーティングテーブル21との天板11、21同士を隣り合わせて配置してなるものであって、ミーティングテーブル2の天板21の上面21aが、執務用デスク1の天板11の上面11aよりも広いものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、執務スペースやミーティングスペース等のワークスペースを好適に構築し得るデスクに関するものである。
オフィスにおいて、例えば管理職を使用者として想定したデスクが種々提案されている。そのようなデスクの一例として、主にデスクワーク等の使用者自身の執務を行うための執務用デスクと、当該執務用デスクの脇に、執務用デスクよりも小形の天板を有する奥行きの浅いミーティングテーブルを配置した態様のデスクが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
この非特許文献1に開示されているようなデスクによれば、使用者自身の執務を執務用デスクで行いながら、1人程度の他者との簡単な打ち合わせは執務用デスクの脇に配置されたミーティングテーブルで行うことができるようになっている。
そして使用者が例えば複数の部下との多人数での打ち合わせを行うような場合には、執務用デスクから離れた場所に配置された大型の会議テーブルに移動するという態様が一般的であった。
「コクヨ 2004オフィスファニチャー編」、コクヨ株式会社、平成15年12月、p.574、左上欄記載のパソコン対応テーブルMG−3DFR、右下欄記載のミーティングテーブルMG−3DSR
ここで、非特許文献1に開示されたデスクを使用する管理職たる使用者は、個人で執務用デスクに向かって行う執務よりも複数の部下から報告や相談を受けるというような多人数での打ち合わせのために多くの時間を割いていると考えられている。
しかしながら、多人数で打ち合わせを行うためには上述の通り、使用者は別の場所にある会議テーブルに移動しなければならず、その際には使用者は自席での執務を完全に中断しなければならない。また、打ち合わせの終了後、或いは途中で自分の執務に戻るにはさらに時間を要することとなってしまう。
また、非特許文献1に開示されたようなミーティングテーブルは上述の通り執務用のデスクよりも小さく設定され、1人程度の他者を相手に簡単な打ち合わせを行うことができる程度のものである。このようなものは、資料を広げたり、書類やパソコンを置いたりして打ち合わせを行うには狭いものであり、書類や資料を用いての本格的な打ち合わせを行うには不向きなものである。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、使用者が使用者個人の執務と打ち合わせとを効率よく行うことができるデスクを提供する。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係るデスクは、使用者が個人の執務を行う執務用デスクと、使用者が複数の他者と会合し得るミーティングテーブルとを具備し、これら執務用デスクとミーティングテーブルとの天板同士を隣り合わせて配置してなるものであって、前記ミーティングテーブルの天板の上面が、当該執務用デスクの天板の上面よりも広いものであることを特徴とする。
このようなものであれば、使用者は執務用デスクで個人の執務を行っている場所に居ながらにして執務用デスクよりも天板の上面が広いミーティングテーブルを使用して多人数での打ち合わせを行うことが可能となる。その結果、使用者が会議テーブルまで移動しなくともその場で指示・決断を行うことができる。さらに、使用者の執務用デスクを使用しての個人の執務からミーティングテーブルを使用する多人数の打ち合わせへの移行、及びその逆もスムーズに行うことができるので、結果として使用者を含む会合を行うメンバー全体の意志決定の大幅なスピード向上を図ることができる。
使用者が執務用デスクにおいて執務している位置から居ながらにして向きを側方に変えるのみで多人数での打ち合わせを行うようにするためには、ミーティングテーブルの天板を執務用デスクの使用縁に近接した内縁と該内縁に対して所定の奥行き寸法を隔てて延びる外縁とを有するものとし、ミーティングテーブルの天板における内縁の少なくとも一部を執務用デスクの側縁に沿って配置することが望ましい。
使用者と他者とが打ち合わせを行う際に、使用者が他者との距離を任意に接近させて打ち合わせを行うことにより、他者と打ち合わせる際の距離を任意に設定し得るものとするためには、ミーティングテーブルの天板に奥行き寸法が小さい狭小領域を設定することが望ましく、このようなものであれば、例えばフォーマルな打ち合わせを行う場合は奥行き寸法が大きい位置に他者を配置して当該他者と一定の距離を保つことが可能であり、インフォーマルな話を行う場合は奥行き寸法が小さい位置に他者を配置して当該他者との距離を近接させることが可能であり、さらに少人数での打ち合わせを行う場合は狭小領域にのみ他者を配置して使用者との距離を近接させ、より密なコミュニケーションを図ることが可能となる。ここで狭小領域について、奥行き寸法が小さくなる形状は部分円周状や階段状をなすものに限られず、例えば矩形からボックス状に切り欠いた形状や、奥行き寸法を直線状に漸次小さくして天板がテーパ状をなすようなものも含まれる。
また、使用者が他者を自分の隣席に且つ接近させて配置し得るようにするためには、狭小領域を、執務用デスクの使用縁よりも当該使用縁に向かって執務する使用者側に位置する領域に設定することが好ましい。また、使用者が位置するミーティングテーブルの天板の内縁側から好適に外縁側に配置される他者との距離を接近させるためには、ミーティングテーブルの天板の外縁のうち少なくとも一部を湾曲或いは屈曲させた形状として狭小領域を形成することが望ましい。ここで、ミーティングテーブルの内縁側の形状については直線状とすることや、使用者に近接する箇所のみ適宜湾曲或いは屈曲させる等、外縁の形状との関係で狭小領域を形成し得るものであれば、種々の形状を採用することができる。さらに、ミーティングテーブルの天板に余分な隅部を形成させずに安全性を感じさせる天板形状とするためには、執務用デスクの使用縁よりも当該使用縁に向かって執務する使用者側に狭小領域を設定し、外縁を部分円弧状に湾曲させることが望ましい。
そして、ミーティングテーブルの天板の外縁側に着席する他者から使用者の下肢空間を好適に遮蔽するためには、ミーティングテーブルの天板の下方に内縁に沿った第一の幕板を配置するとともに、外縁の前記屈曲或いは湾曲させた部位に沿って湾曲或いは屈曲させた第二の幕板を第一の幕板とは一体又は別体に配置することが好ましい。そしてこの第二の幕板に脚としての機能をも付与することにより、天板の下方を好適に支持させるとともに、幕板とは別の箇所から脚を別途垂下させることを回避して、使用者及び他者共に好適に使用し得る下肢空間をミーティングテーブルに形成することができる。
さらに、ミーティングテーブルの天板の外縁側に配置される他者が使用し易い位置に電源コンセントや情報コンセントを配置するためには、ミーティングテーブルの天板の下方に前記外縁に向けてコンセントを設けることが望ましい。
また、前記執務用デスクの反使用縁側且つミーティングテーブルに近接した側縁により形成される隅部において、前記ミーティングテーブル或いは前記執務用デスクの何れかに、天板上又は天板の上方で使用されるオプション部材を取り付け可能な取付部を形成しているものであれば、打ち合わせに参加したメンバーが一つのオプション部材を共有し得る形態を容易に構築することができる。ここで、オプション部材とは、電話や液晶モニタ等を挙げることができるほか、それらを好適に支持し得るアーム等も採用しても良い。
本発明に係るデスクによれば、執務用デスクの天板の上面よりも広い天板の上面を有するミーティングデーブルを執務用デスクに隣り合わせて配置することにより、使用者は個人の執務を行う使用縁に向かう箇所から移動することなく多人数での打ち合わせを行うことが可能になる。その結果、会議テーブルまで行かなくてもその場で打ち合わせし、指示・決断ができる。すなわち、使用者個人の執務と他者を交えた打ち合わせとの相互の切換をスムーズに行うことができる。その結果として、使用者を含む会合を行うメンバー全体の意志決定の大幅なスピード向上を図ることができる。また、使用者が通常行うミーティングを、当該ミーティングテーブルを使用して行うようにすれば使用者から離れた位置の会議スペースの削減を図ることも可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図6には、オフィスにおいて例えば経営者や管理職といった者を使用者として想定し、その使用者が個人の執務と3〜5人程度の部下等の他者を交えた打ち合わせとを好適に行い得るデスクDを示している。
ここでデスクDは、使用者が個人の執務を行う執務用デスク1と、使用者が複数の他者と会合し得るミーティングテーブル2とを具備し、これら執務用デスク1とミーティングテーブル2との天板11、21同士を隣り合わせて配置してなるものであって、ミーティングテーブル2の天板21の上面21aが、執務用デスク1の天板11の上面11aよりも広く設定しているものである。
以下、デスクDを構成する執務用デスク1とミーティングテーブル2の具体的な構成について詳述する。
執務用デスク1は、図2に示すように、天板11と、天板下方に設けられたメイン抽斗12及び袖部13と、天板下方の下肢空間を遮蔽し得るパネル14及び一対の側板15、16とを主に具備している。
天板11は、その上面11aが個人の執務を行うに足る程度の面積を有し、使用縁11b、反使用縁11c及び両側縁11e、11fを周縁部とした矩形状をなすものであり、使用縁11b側の中央部分にはレザーマット111を取り付けている。また、天板11の反使用縁11c側のパネル14と側板15との付近の隅部に、上面11a又は天板11の上方で使用される、図1に示すオプション部材支持用アームOPを取り付け可能な取付部11dを形成している。なお、当該取付部11dは後述するミーティングテーブル2の内縁22と外側縁24とにより形成される隅部に設けても良い。メイン抽斗12は、天板11の下方、図示例においてレザーマット111の略下方に取り付けられており、使用者が書類等を頻繁に出し入れし易いように袖部13に隣接して且つ天板11の下方を袖部13の位置を除いて略覆う程度にまで大きく設定されている。袖部13は側板16に沿って設けられており、上下方向に3段の抽斗を有する通常のものである。本実施形態では天板11におけるミーティングテーブル2が接していない側板16側に袖部13が設けられているが、勿論左側の側縁15に沿って設けたものであってもよく、側板15、側板16のどちら側にも設けたものであっても良い。さらに本実施形態において、袖部13は執務用デスク1に据え付けられているものとなっているが、執務用デスク1とは別体に床上を移動可能に設けたワゴンを採用しても良い。そして、パネル14によって天板11の反使用縁11c側から下肢空間を遮蔽するとともに、側板15、16によって天板11の両側から下肢空間を遮蔽することにより、執務用デスク1は使用縁11bを除く三方向から下肢空間を好適に遮蔽し得るものとなっている。また、袖部13及び、パネル14及び側板15、16の下方には複数のアジャスタ13aj、14aj(図示せず)、15aj及び16aj(図示せず)をそれぞれ設けることにより、執務用デスク1全体を支持する脚としての役割をも果たしている。
ミーティングテーブル2は、図1、図3、図4及び図5に示すように、天板21の上面21aが執務用デスク1の天板11の上面11aと面一となる高さに設定されるとともに、上面21aの面積を執務用デスク1の天板11の上面11aよりも広く設定しているものである。そして、天板21と、第一の幕板25と、コンセント部26と、第二の幕板27と、側板28と、脚29とを主に有している。
天板21は、直線状に延びる内縁22と、該内縁22に対して所定の奥行き寸法を隔てて延びる外縁23と、内縁22及び外縁23に対して直交して延びる外側縁24とを有するものであり、本実施形態において内縁22の一部が執務用デスク1の側板15に接するように配置している。
そしてこの天板21には、外側縁24が延びる寸法である奥行き寸法が一定である矩形領域21Rと、奥行き寸法を部分的に小さく設定した狭小領域21Nを設けている。なお、図3及び図6において矩形領域21Rと狭小領域21Nとの仮想の境界を想像線で示している。そして、この狭小領域21Nを、執務用デスク1の使用縁よりも使用者側に位置する領域に設定している。詳細には、天板における内縁22は直線状とし、外縁23を、矩形領域21Rを構成する直線部分23aと、円弧状に湾曲させた湾曲部分23bとによって構成し、当該湾曲部分23bと内縁22の一部とを含む天板21の部分円状の領域を狭小領域21Nとしている。
第一の幕板25は、天板21における矩形領域21Rの略下方且つ奥行き方向中央付近から内縁に沿って直線状に垂下させた矩形状の板材からなるものであり、内縁22側には配線ダクト25aを取り付けているとともに外縁23側にはコンセント取付部25bを設け、当該コンセント取付部25bに後述するコンセントユニット26cを設けている。
コンセント部26は図5に示すように、上述したコンセント取付部25aにコンセントユニット26cを2つ並べて配置したものである。そして当該コンセントユニット26cには、例えば家庭用100V電源に対応しうるコンセントたる電源コンセント26aと、例えばLANケーブルを接続し得るモジュラージャック状のコンセントたる情報コンセント26bとを1つずつ配置している。
第二の幕板27は、第一の幕板25とは別体の概略矩形状の板材を第一の幕板25に対して湾曲部分23bに略沿った斜め方向から第一の幕板25に当接するように設けているものである。そして、上述した外縁23の湾曲部分23bに沿うように板材の面を湾曲させている。さらに、第二の幕板は下端を床面付近まで延ばし、下端面に2つのアジャスタ27ajを取り付けることにより、当該第二の幕板27は、脚としての機能をも有するものとなっている。
側板28は、天板21の外側縁24と面一となるように外側縁24の下側から床面付近まで延びる矩形状の板材である。また、側板28の中央部には第一の幕板25が当接している。
そして、側板28の端部に沿って、天板21の隅部から2本の脚29を垂下させている。また、当該脚29の下側には上述した第二の幕板に取り付けたアジャスタ27ajと略同様のアジャスタ29ajを取り付けている。そして、上述の第二の幕板27と脚29とによってミーティングテーブル2全体を下方より支持している。
次に、本実施形態に係るデスクDを採用し、使用者と5人或いは2人の他者を配置した態様を図6及び図7に示す。なお、同図において使用者及び5人の他者の配置は、使用者用椅子UC及び他者用椅子C1、C2、C3、C4、C5の配置によって示している。すなわち、図6のようにミーティングテーブルの天板21の狭小領域21Nを、執務用デスク1の使用縁11bよりも使用者用椅子に接近した位置、すなわち使用者側に位置する領域に設定することにより、狭小領域21N、すなわち湾曲部分23bに沿って配置した他者用椅子C1、C2、C3に着座した他者と使用者用椅子UCとの距離を順次接近させ得るものとなっている。勿論、使用者が他者に対して一定の距離を介して打ち合わせを行う場合は矩形領域21Rすなわち直線部分23aに沿って配置されている他者用椅子C4、C5の位置に着座させればよい。
そして、少人数での打ち合わせを行う場合は図7に示すように、狭小領域21N、すなわち湾曲部分23bに沿って配置した他者用椅子C1、C2にのみ他者を配置して使用者すなわち使用者用椅子UCとの距離をより接近させた状態でミーティングを行うことができる。
以上のように、本実施形態に係るデスクDは、執務用デスク1とミーティングテーブル2との天板11、21同士を隣り合わせて配置してなり、ミーティングテーブル2の天板21の上面21aを執務用デスク1の天板11の上面11aよりも広く設定しているため、デスクDの使用者は執務用デスク1で個人の執務を行っている場所に居ながらにして執務用デスク1の天板11よりも広い天板21の上面21aを有するミーティングテーブル2を使用して多人数での打ち合わせを行うことが可能となる。その結果、使用者は執務用デスク1に着座したその場所でミーティングテーブル2の外縁23側に部下等の他者を着席させてミーティングを行い、指示・決断をすることができる。さらに、執務用デスク1での使用者の個人の執務からミーティングテーブル2を使用する多人数の打ち合わせへの移行、及びその逆もスムーズに行うことができる。そうすることにより、使用者を含む会合を行うメンバー全体の意志決定の大幅なスピード向上を図ることができる。
また、ミーティングテーブル2の天板21における内縁22の少なくとも一部を執務用デスク1の側縁11eに沿って配置しているので、デスクDの使用者は執務用デスク1において執務している位置から居ながらにして向きを側方に変えるのみで多人数での打ち合わせを行うことができる。
そして、ミーティングテーブル2の天板21に狭小領域21Nを設定することにより、この狭小領域21N沿い、すなわち外縁23の湾曲部分23bに部下等の他者を配置して執務用デスク1の天板11における使用縁11bに向かって執務を行う使用者との位置を近く設定することができる。例えばフォーマルな打ち合わせを行う場合は奥行き寸法が大きい直線部分23aに他者を配置して当該他者と一定の距離を保つことが可能であり、インフォーマルな話を行う場合は奥行き寸法が小さい狭小領域21N沿いの湾曲部分23bに他者を配置して当該他者との距離を近接させることが可能である。また狭小領域21Nを、前記執務用デスク1の使用縁1bよりも使用者側に位置する領域に設定することにより、当該狭小領域21Nに他者を配置した場合、執務用デスク1の天板11における使用縁11bに向かって執務を行う使用者は他者を自分の隣席に且つ接近させて配置することができるものとなる(図6)。さらに、少人数での打ち合わせを行う場合は図7に示すように、狭小領域21Nに沿って配置した他者用椅子C1、C2にのみ他者を配置して使用者用椅子UCとの距離をより接近させた状態でミーティングを行うことにより、使用者及び他者がより密なコミュニケーションを図ることが可能となる(図7)。具体的には、ミーティングテーブル2の天板21の外縁23に湾曲部分23bを設けて、内縁22側を使用者にとって使いやすい形状としながら他者を好適に接近させて配置し得るものとしている。ここで、本実施形態ではミーティングテーブル2の内縁22の形状については直線状のものとしたが、外縁23の形状との関係で狭小領域21Nを形成し得るものであれば、例えば使用者に近接する箇所のみ湾曲あるいは屈曲させたものであっても良い。さらに天板21に余分な隅部を形成することを有効に回避して安全性を感じさせる形状とするとともに、見た目にも美しいものとするために、外縁23に部分円弧状に湾曲させた湾曲部分23bを設けて狭小領域21Nを形成している。
また、天板21の下方に内縁22に沿って延びる第一の幕板25を配置するとともに、この第一の幕板25とは別体に外縁23の湾曲部分23bに沿って配置した第二の幕板27を配置することにより、ミーティングテーブル2の外縁23側に着席する他者から使用者の下肢空間を好適に遮蔽し得るものとしている。そして第二の幕板27の下端にアジャスタ27ajを取り付けて脚としての機能をも付与しているため、好適に天板21の下方、特に狭小領域21Nを下方から好適に支持し、ひいてはミーティングテーブル脚29とともにミーティングテーブル2全体を好適に支持し得るものとしている。また、第二の幕板27とは別の箇所から脚を別途垂下させる必要がなく、使用者並びに他者共に好適に使用し得る下肢空間を形成している。
さらに、天板21の下方にコンセントたる電源コンセント26a並びに情報コンセント26bを有するコンセント部26を外縁23に向けて設けているので、外縁23側に着座する他者が好適に電源コンセント26aを使用して、パソコン等を用いる際に電源を得ることや、パソコンを用いた打ち合わせにおいて使用データを取得する際に情報コンセント26bを使用して社内LANなどを通じて別の場所のコンピュータにアクセスするといったことも可能となる。
加えて、執務用デスク1の反使用縁c11側且つミーティングテーブル2に近接した側縁11e付近にオプション部材支持用アームOPを取り付け可能な取付部dを形成しているので、打ち合わせに参加したメンバーが一つのオプション部材を共有し得る形態を容易に構築することができる。また例えばオプション部材としてボードやモニタを用いた場合には、報告やプレゼンテーションを好適に行うことができる。
さらに、本発明の他の実施形態として、図8に示すデスクDSを挙げることができる。このものは、上述したミーティングテーブル2の天板21の代わりに当該天板21と対称な形状をなす天板21Sを有するミーティングテーブル2Sを具備するものである。このようなものであれば、ミーティングテーブル2、2Sのうち適したものを選択した上でデスクD及びDSの何れかをオフィスに配置することが可能となる。また勿論、執務用デスク1の両側縁11e、11fに沿ってミーティングテーブル2、2Sをそれぞれ配置することも可能である。
さらに本発明の他の実施形態として、図9(a)、図9(b)に示すように、狭小領域を有さない矩形状の天板31を備えたミーティングテーブル3を具備するデスクD2を挙げることができる。当該デスクD2を用いた場合は使用者用椅子UCと、他者用椅子C1、C2、C3、C4、C5とがそれぞれ一定の距離を保った状態となる。また勿論、当該デスクD2を用いる場合は、同図に示すように単一のミーティングテーブル3を用いて左右どちら向きの配置も構成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、奥行き寸法を小さくして狭小領域を設ける態様は、部分円周状をなすものに限られず、例えば矩形からボックス状や階段状に切り欠いた態様や、奥行き寸法を直線状に漸次小さくして天板がテーパ状をなすような態様であってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るデスクを示す全体斜視図。 同実施形態に係る執務用デスクを示す斜視図。 同実施形態に係るミーティングテーブルを示す斜視図。 同ミーティングテーブルを示す底面図。 同ミーティングテーブルを示す側面図。 同実施形態に係るデスクを示す模式的な平面図。 同上。 本発明の他の実施形態に係る模式的な平面図。 本発明の他の実施形態に係る模式的な平面図。
符号の説明
1…執務用デスク
11、21、21S…天板
11a、21a…上面
11b…使用縁
11c…反使用縁
11d…取付部
11e…側縁
2、2S、3…ミーティングテーブル
21N…狭小領域
22…内縁
23…外縁
23b…湾曲部分
25…第一の幕板
26…コンセント(コンセント部)
27…第二の幕板
27aj…脚(アジャスタ)
D、DS、D2…デスク
OP…オプション部材支持用アーム

Claims (10)

  1. 使用者が個人の執務を行う執務用デスクと、
    使用者が複数の他者と会合し得るミーティングテーブルとを具備し、これら執務用デスクとミーティングテーブルとの天板同士を隣り合わせて配置してなるものであって、
    前記ミーティングテーブルの天板の上面が、当該執務用デスクの天板の上面よりも広いものであることを特徴とするデスク。
  2. 前記ミーティングテーブルの天板が前記執務用デスクの使用縁に近接した内縁と該内縁に対して所定の奥行き寸法を隔てて延びる外縁とを有するものであり、
    前記ミーティングテーブルの天板における内縁の少なくとも一部を前記執務用デスクの側縁に沿って配置している請求項1記載のデスク。
  3. 前記ミーティングテーブルの天板に奥行き寸法が小さい狭小領域を部分的に設定している請求項2記載のデスク。
  4. 前記ミーティングテーブルの天板における狭小領域を、前記執務用デスクの使用縁よりも当該使用縁に向かって執務する前記使用者側に位置する領域に設定している請求項3記載のデスク。
  5. 前記ミーティングテーブルの天板における外縁のうち少なくとも一部を湾曲或いは屈曲させた形状とすることにより、前記狭小領域を形成している請求項3又は4記載のデスク。
  6. 前記ミーティングテーブルの天板における狭小領域を、前記執務用デスクの使用縁よりも当該使用縁に向かって執務する前記使用者側に位置する領域に設定し、前記外縁を部分円弧状に湾曲させることにより、前記狭小領域を形成している請求項5記載のデスク。
  7. 前記ミーティングテーブルの天板の下方に前記内縁に沿って第一の幕板を配置するとともに、前記第一の幕板とは一体又は別体に前記外縁の前記屈曲或いは湾曲させた部位に沿って湾曲或いは屈曲させた第二の幕板を配置している請求項5又は6記載のデスク。
  8. 前記第二の幕板に脚としての機能を付与している請求項7記載のデスク。
  9. 前記ミーティングテーブルの天板の下方にコンセントを前記外縁に向けて設けている請求項2、3、4、5、6、7又は8記載のデスク。
  10. 前記執務用デスクの反使用縁側且つミーティングテーブルに近接した側縁により形成される隅部において、前記ミーティングテーブル或いは前記執務用デスクの何れかに、天板上又は天板の上方で使用されるオプション部材を取り付け可能な取付部を形成している請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載のデスク。
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