JP2006135889A - 携帯電話端末 - Google Patents

携帯電話端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2006135889A
JP2006135889A JP2004325351A JP2004325351A JP2006135889A JP 2006135889 A JP2006135889 A JP 2006135889A JP 2004325351 A JP2004325351 A JP 2004325351A JP 2004325351 A JP2004325351 A JP 2004325351A JP 2006135889 A JP2006135889 A JP 2006135889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phone terminal
operation unit
protrusion
display unit
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004325351A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Murata
嘉一 村田
Koji Saito
浩二 斉藤
Shiro Koga
士朗 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004325351A priority Critical patent/JP2006135889A/ja
Publication of JP2006135889A publication Critical patent/JP2006135889A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】 操作部筐体に対して表示部筐体をスライド可能な携帯電話端末において、スピーカから発せられる通話相手の音声をマイクに入りにくくすることにより、エコーの発生を低減することを目的とする。
【解決手段】 表示部筐体2には、通話相手の音声を発するスピーカ6bを内部に有するスピーカ孔6aと表示部5が配置されている。また、操作部筐体3には、内部にマイク9bを有するマイク孔9aと、操作キー等からなる操作部8が配置されている。更に、操作部筐体3表面のマイク孔9a周辺部に突起10aを設ける。また、操作部筐体2裏面において、携帯電話端末1の本体収縮時にマイク孔9aと対向する位置に突起7aを設ける。前記突起7a、9aが、本体収縮時に本体厚み方向にて接触することにより、マイク孔9aの周囲に壁を作る構造を備えている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、操作部筐体に対して表示部筐体をスライドさせて使用する携帯電話端末に関するものであり、特に、操作部筐体に組み込まれたマイクの周辺構造に関するものである。
従来の、操作部筐体に対して表示部筐体をスライドさせて使用する携帯電話端末においては、マイクの開口孔を操作部筐体の底面に配置していた。そのため、本体が収縮状態の時に通話を行うと、スピーカからの通話相手の音声が表示部筐体の上部を回り込んで表示部筐体と操作部筐体との隙間に侵入する。隙間に進入した通話相手の音声は、二つの筐体間を反射することによりマイクに入り易く、その結果、通話相手に通話相手自身が発した音声が聞こえる現象(以下、エコー)が生じていた。
一方で、使用者の音声をよりマイクに届くようにする目的で、マイク穴の周囲をやや凹ませた形状として、本体が収縮時でも、使用者の音声がマイクまで到達し易い構造とした携帯電話端末が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、受話部と送話部が同一面上に間隔をおいて設けられた電話機を、送受話面を下にして水平面上においた場合に、受話部と送話部が音響結合してエコーを発生させる問題を解決する目的で、送話部の近傍かつ受話部側に、受話部からの音声を遮断する凸部を有するものが提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−110675号公報 第2頁 第1図 実公平6−25085号公報
従来の表示部筐体と操作部筐体からなる携帯電話端末は、以上のように構成されていたので、本体が収縮状態時に通話を行うと、スピーカからの通話相手の音声が表示部筐体の上部を回り込んで両筐体の隙間に侵入する。その結果、二つの筐体間にて通話相手の音声が反射を繰り返す事によってマイクに入り易く、エコーが発生しやすいという課題があった。
また、特許文献1の携帯電話端末でも、使用者の音声が明確に送信されるように意図されているものの、エコーの問題に関しては特に改善は図られていない。更に、特許文献2の電話機では、送受話面を下にして水平面上に置いたときに床面と送話部、受話部で一体の空間が形成されないようにするものであり、スライド式の携帯電話端末ではマイク孔とスピーカ孔が同一平面上になく、また表示部筐体の上部を回り込んで表示部筐体と操作部筐体の隙間に侵入する音声がエコーの原因になるため、新たな解決策が必要であった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、操作部筐体に対して表示部筐体をスライド可能な携帯電話端末において、スピーカから発せられる通話相手の音声をマイクに入りにくくすることにより、エコーの発生を低減することを目的とする。
この発明に係る携帯電話端末は、操作部筐体に対してスライド可能な表示部筐体を備えており、表示部筐体には、通話相手の音声を発するスピーカを内部に有するスピーカ孔と表示部が配置されている。また、操作部筐体には、内部にマイクを有するマイク孔と、操作キー等からなる操作部が配置されている。更に、操作部筐体表面のマイク孔周辺部に突起を設ける。或いは、操作部筐体裏面において、本体収縮時にマイク孔と対向する位置に突起を設ける。前記突起のうち少なくともどちらか一方が、本体収縮時に対向する筐体と接触することにより、マイク孔の周囲に壁を作る構造を備えている。その結果、スピーカからの通話相手の音声がマイクに入りにくい構造としている。
この発明によれば、操作部筐体に対して表示部筐体をスライド可能な携帯電話端末において、本体が収縮状態での通話時に、スピーカからの通話相手の音声をマイクに入りにくくすることによりエコーを低減する効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1は本発明に係る携帯電話端末が伸長した図であり、図2は、図1の携帯電話端末が収縮した図である。携帯電話端末1は表示部筐体2と操作部筐体3から成り、二つの筐体間に配置された結合部によって結合されている。また、操作部筐体3に対して表示部筐体2は長さ方向にスライド可能であり、携帯電話端末1の本体は伸縮自在となっている。表示部筐体2にはその表面中央付近に液晶等の表示部5と、その上方にスピーカ孔6aを備えている。一方、操作部筐体3はその表面に操作キー等からなる操作部8と、その下方にはマイク孔9aを備えている。スピーカ孔6a内部にはスピーカが収納され、マイク孔9aの内部にはマイクが収納されている。更に、図1に示すように、マイク孔9aの周囲には、マイク孔9aを囲むように表示部筐体3側に向かって突起10が設けられている。また、図示しないが、図2で表示部筐体2の裏面でマイク孔9aと対向する位置にも突起10と同形状の突起が設けられている。
これらの突起の設置形態については後述する。
図3は実施の形態1に係る携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図であり、図4は、図3の操作部筐体下部(二点鎖線A部)の拡大図である。図3において、表示部筐体2の下側に操作部筐体3がそれぞれの上面を上に向けた状態で、結合部4でスライド自在に結合されている。表示部筐体2の表面上部にスピーカ孔6a、その内部に通話相手の音声を発生するスピーカ6bが配置され、裏面の下部には突起7aが設けられている。また、操作部筐体3の表面には操作部8が配置され、その下部にマイク孔9a、その内部にマイク9bが配置されている。マイク孔9aの周囲には、表示部筐体3側に向かって突起10aが設けられている。
次に、動作について説明する。図3のように、操作部8が表示部筐体2に隠された状態(収縮状態)の場合、スピーカ6bより発生した通話相手の音声はスピーカ孔6aを通り、表示部筐体2の上端を回り込んで上方から表示部筐体2と操作部筐体3の隙間に侵入する。ここで、図4に示すように、表示部筐体2の突起7aと操作部筐体3の突起10aが本体厚み方向に接触することによってマイク孔9a周囲に壁をつくり、スピーカ6bからの音声をマイク9bに入りにくくする。
以上のように、この実施の形態1によれば、スライド可能な表示部筐体2と操作部筐体3からなる携帯電話端末1において、両筐体が収縮状態での通話時に、スピーカ6bからの通話相手の音声をマイク9bに入りにくくすることにより、エコーを低減する効果がある。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2について説明する。図5は実施の形態2に係る携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図であり、図6は、図5の操作部筐体下部(二点差線B部)の拡大図である。実施の形態2は実施の形態1と比較して、突起の配置が異なる以外は同構成である。従って、以下は相違点のみ説明する。図5、6に示すように、収縮状態の場合、表示部筐体2の裏面下部に設けた突起7bと操作部筐体3の表面下部に設けた突起10bが、本体全長方向に隣接することによってマイク孔9a周囲に壁をつくり、スピーカ6bからの通話相手の音声をマイク9bに入りにくくする。なお、突起7bと10bの隣接順序は図6と逆になってもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、スライド可能な表示部筐体2と操作部筐体3からなる携帯電話端末1において、本体が収縮状態での通話時に、スピーカ6bからの通話相手の音声をマイク9bに入りにくくすることにより、エコーを低減する効果がある。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3について説明する。図7は携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図であり、図8は、図7の操作部筐体下部(二点鎖線C部)の拡大図である。実施の形態2は実施の形態1と比較して、突起の配置が異なる以外は同構成である。従って、以下は相違点のみ説明する。図7、8に示すように、収縮状態の場合、表示部筐体2の裏面下部に設けた突起7cと操作部筐体3が、本体厚み方向に接触することによってマイク孔9a周囲に壁をつくり、両筐体間にて反射を繰り返すスピーカ6bからの通話相手からの音声をマイク9bに入りにくくする。
以上のように、この実施の形態3によれば、スライド可能な表示部筐体2と操作部筐体3からなる携帯電話端末1において、本体が収縮状態での通話時に、スピーカ6bからの通話相手の音声をマイク9bに入りにくくすることにより、エコーを低減する効果がある。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4について説明する。図9は携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図であり、図9は、図10の操作部筐体下部(二点鎖線D部)の拡大図である。実施の形態2は実施の形態1と比較して、突起の配置が異なる以外は同構成である。従って、以下は相違点のみ説明する。図9、10に示すように、収縮状態の場合、表示部筐体2と操作部筐体3の表面下部に設けた突起10dが、本体厚み方向に接触することによってマイク孔9a周囲に壁をつくり、スピーカ6bからの通話相手の音声をマイク9bに入りにくくする。
以上のように、この実施の形態4によれば、スライド可能な表示部筐体2と操作部筐体3からなる携帯電話端末1において、本体が収縮状態での通話時に、スピーカ6bからの通話相手の音声をマイク9bに入りにくくすることにより、エコーを低減する効果がある。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5について説明する。実施の形態5は実施の形態1〜4において、表示部筐体または操作部筐体に設けられた突起を、自己潤滑性部材としたものである。自己潤滑性部材としては、例えば摩擦係数の低いポリフッ化エチレン(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂等が挙げられる。
以上のように、この実施の形態5によれば、エコーの低減の効果に加えて、表示部筐体2と操作部筐体3のスムーズなスライド動作を実現できるという効果がある。
本発明に係る携帯電話端末が伸長した図である。 図1の携帯電話端末が収縮した図である。 実施の形態1に係る携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図である。 図3の操作部筐体下部(二点鎖線A部)の拡大図である。 実施の形態2に係る携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図である。 図5の操作部筐体下部(二点鎖線B部)の拡大図である。 実施の形態3に係る携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図である。 図7の操作部筐体下部(二点鎖線C部)の拡大図である。 実施の形態4に係る携帯電話端末1が収縮した状態での概略の縦断面図である。 図9の操作部筐体下部(二点鎖線D部)の拡大図である。
符号の説明
1 携帯電話端末、2 表示部筐体、3 操作部筐体、4 結合部、5 表示部、6a スピーカ孔、6b スピーカ、7a 突起、7b 突起、7c 突起、8 操作部、9a マイク孔、9b マイク、10 突起、10a 突起、10b 突起、10d 突起。

Claims (6)

  1. 操作部筐体に対して表示部筐体がスライドし、本体が収縮または伸長する携帯電話端末において、
    前記操作部筐体表面のマイク孔周辺部に設けた突起、または本体収縮時に前記表示部筐体裏面の前記マイク孔と対向する位置に設けた突起のうち少なくともどちらか一方が、本体収縮時に対向する筐体と接触することを特徴とする携帯電話端末。
  2. 本体収縮時に、前記操作部筐体上の突起と前記表示部筐体上の突起が本体厚み方向にて接触することを特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。
  3. 本体収縮時に、前記操作部筐体上の突起と前記表示部筐体上の突起が本体の全長方向にて隣接することを特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。
  4. 本体収縮時に、前記表示部筐体上の突起と前記操作部筐体が本体の厚み方向にて接触することを特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。
  5. 本体収縮時に、前記操作部筐体上の突起と前記表示部筐体が本体の厚み方向にて接触することを特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。
  6. 前記操作部筐体上の突起または前記表示部筐体上の突起を自己潤滑性部材としたことを特徴とする請求項2から請求項4のうちいずれか1項記載の携帯電話端末。
JP2004325351A 2004-11-09 2004-11-09 携帯電話端末 Withdrawn JP2006135889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004325351A JP2006135889A (ja) 2004-11-09 2004-11-09 携帯電話端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004325351A JP2006135889A (ja) 2004-11-09 2004-11-09 携帯電話端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006135889A true JP2006135889A (ja) 2006-05-25

Family

ID=36728974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004325351A Withdrawn JP2006135889A (ja) 2004-11-09 2004-11-09 携帯電話端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006135889A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010103854A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Nec Corp スライド式携帯電話端末
JP2011109583A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Nec Corp 携帯端末、ならびに音声出力手段および音声入力手段の配置方式
US9124348B2 (en) 2011-03-17 2015-09-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Mobile terminal having a microphone sound hole and speaker sound hole disposed on the same plane

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010103854A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Nec Corp スライド式携帯電話端末
JP2011109583A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Nec Corp 携帯端末、ならびに音声出力手段および音声入力手段の配置方式
US9124348B2 (en) 2011-03-17 2015-09-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Mobile terminal having a microphone sound hole and speaker sound hole disposed on the same plane

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9124348B2 (en) Mobile terminal having a microphone sound hole and speaker sound hole disposed on the same plane
JP2009117953A (ja) 筐体のバイブレータ構造、及び携帯電子機器
JP2007150393A (ja) 電話装置
KR20120055168A (ko) 송화부용 덕트를 구비하는 휴대용 단말기
JP2005142835A (ja) 折り畳み式携帯端末機
JP2006135889A (ja) 携帯電話端末
JP4170013B2 (ja) 電子機器
JP2007036871A (ja) 携帯端末装置
JPWO2004105362A1 (ja) 携帯端末装置
JP5200934B2 (ja) 携帯端末装置及び携帯端末装置用筐体
JP4777316B2 (ja) 携帯端末
JP2000032106A (ja) 無線通信端末
CN114866632A (zh) 电子设备及其发声控制方法
JP2006157199A (ja) スライド型携帯端末
JP4436013B2 (ja) 携帯端末装置
JP2007288459A (ja) 携帯電話機
WO2018227832A1 (zh) 移动终端及其壳体
JP2009038430A (ja) 携帯端末
JP4417188B2 (ja) 携帯端末
JP2010041199A (ja) スライド式携帯端末、エコーキャンセル方法及び携帯端末
KR100543617B1 (ko) 폴더형 이동통신 단말기의 스피커구조
JP2009296052A (ja) 携帯端末
JP4162688B2 (ja) 携帯端末装置
JP2006345048A (ja) 携帯電話機
KR100635756B1 (ko) 스피커음의 방사를 개선한 이동통신 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070208

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071012

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081120

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090325