JP2006135675A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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剛 藤崎
Toru Kirimura
亨 桐村
Koji Muraoka
浩二 村岡
Naoki Kaize
直紀 海瀬
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Abstract

【課題】センサを共用化して構成を簡素化することができると共に、コストダウンを図ることができる投写型映像表示装置を提供することを課題とする。
【解決手段】光源1から出射された光を表示デバイス31,32,33及び投写レンズ16を介して映像と共にスクリーン40に投写する投写型映像表示装置において、非接触型の一対の距離センサを備え、前記一対の距離センサは、略水平方向または略垂直方向に並列となるように回動自在に構成されていると共に、一対の距離センサにより水平方向及び垂直方向に対する投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度を夫々検出し、検出された夫々の傾き角度に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は液晶プロジェクタなどの投写型映像表示装置に関し、特に台形歪み補正機能を有する投写型映像表示装置に関する。
この種、投写型映像表示装置としては、水平方向及び垂直方向に夫々一対のパッシブセンサを配置したものが知られている。そして、一対のパッシブセンサにより水平方向及び垂直方向に対する映像の結像位置の相対的な差を夫々検出し、検出した夫々の値に基づいて水平方向及び垂直方向に対する投写レンズとスクリーンとの傾き角度を算出すると共に、算出された夫々の傾き角度に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行っている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−93275号公報
しかしながら、水平方向及び垂直方向の夫々に対する投写レンズとスクリーンとの傾き角度を検出し、水平方向及び垂直方向の夫々に対して台形歪み補正を行うためには、水平方向及び垂直方向に夫々専用の一対のパッシブセンサを配置しなければならない。この結果、高価なセンサを二対配置することになりコストがアップしてしまう欠点があった。
そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、センサを共用化して構成を簡素化することができると共に、コストダウンを図ることができる投写型映像表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段は、光源から出射された光を表示デバイス及び投写レンズを介して映像と共にスクリーンに投写する投写型映像表示装置において、非接触型の一対の距離センサを備え、前記一対の距離センサは、略水平方向または略垂直方向に並列となるように回動自在に構成されていると共に、一対の距離センサにより水平方向及び垂直方向に対する投写レンズとスクリーンとの傾き角度を夫々検出し、検出された夫々の傾き角度に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行うことを特徴とする。
上記課題を解決するための手段において、前記一対の距離センサは、投写レンズと同一面に配置された光学式のパッシブセンサにより構成されていると共に、補助画像パターンを内蔵し、一対のパッシブセンサにより補助画像パターンの水平方向及び垂直方向に対する結像位置の相対的な差を検出し、検出した夫々の値に基づいて水平方向及び垂直方向に対する投写レンズとスクリーンとの傾き角度を算出すると共に、算出された夫々の傾き角度に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行ってもよい。
また、前記補助画像パターンは、垂直方向に延長された2色のストライプからなる第1の補助画像パターンと、水平方向に延長された2色のストライプからなる第2の補助画像パターンとの2種類で構成され、水平方向の傾き角度を検出する際には、一対のパッシブセンサを水平方向に回動させると共に、第1の補助画像パターンを投写し、垂直方向の傾き角度を検出する際には、一対のパッシブセンサを垂直方向に回動させると共に、第2の補助画像パターンを投写してもよい。
また、前記一対の距離センサは、投写レンズと同一面に配置され、スクリーンへ向けて検知信号を照射する送信部と、送信部から照射され、スクリーンにより反射した検知信号を受信する、送信部に対して略対称位置に配置された一対の受信部とから構成され、夫々の受信部が送信部から送信された検知信号を受信するまでの時間を検出する検出手段と、検出手段が検出した受信部の夫々の受信時間を比較する比較手段と、比較手段に基づいて夫々の受信部の受信時間差が閾値を超えていることを検知した時、投写レンズとスクリーンとの傾き角度を求める傾き角度検出手段と、傾き角度検出手段により求められた傾き角度に基づいて台形歪み補正を行ってもよい。
また、前記傾き角度検出手段は、送信部に対して受信時間が短い方の受信部側へ送信部及び一対の受信部を回動させることにより傾き角度を検出してもよい。
また、前記傾き角度検出手段は、投写型映像表示装置とスクリーンとの距離を検出する距離検出手段を更に備え、夫々の受信部が受信した受信時間に基づいて傾き角度を算出してもよい。
本発明の請求項1の構成によれば、非接触型の一対の距離センサを水平状態から垂直状態に回動させることにより、一対の距離センサによって水平方向及び垂直方向の投写レンズとスクリーンとの傾き角度を検出することができ、センサを共用化して構成を簡素化することができると共に、コストダウンを図ることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2の構成によれば、距離センサに一対のパッシブセンサを使用することにより、投写レンズとスクリーンとの傾き角度を迅速に求めることができると共に、台形歪み補正の有無の判断を迅速に行うことができ、電源を投入してから歪のない最適な映像を見ることができるまでの時間の短縮化を図ることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によれば、補助画像パターンのストライプは一対のパッシブセンサの並列方向と略直交しているためにコントラストが明確になり、補助画像パターンを光学変換素子上に結像させた時の結像位置の相対的な差は検出し易くなって検出精度を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によれば、投写レンズとスクリーンとの傾きが台形歪み補正を必要とするレベルか否かを迅速に検出することができ、台形歪み補正を必要としない場合の電源を投入してから最適な映像を見ることができるまでの時間の短縮化を図ることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によれば、投写レンズがスクリーンに対して所定角度以上傾いている場合に、その傾き方向を迅速に検出することができるため、投写レンズとスクリーンとの傾き角度検出を速やかに行うことができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によれば、投写レンズとスクリーンとの傾きが台形歪み補正を必要とするレベルか否かを迅速に検出することができると共に、その傾き角度を迅速に算出することができ、電源を投入してから歪のない最適な映像を見ることができるまでの時間の短縮化を図ることができる等の効果を奏する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の投写型映像表示装置を図1乃至図12に基づいて以下に詳述する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の投写型映像表示装置は3板式の液晶プロジェクタ30を例として示している。液晶プロジェクタ30の本体ケース41内には、後述する光源1から投写レンズ16に至るまでの光学系42が配置されている。
図2は本体ケース41内に配置された光学系42を示している。光源1における発光部は、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等から成り、その照射光はパラボラリフレクタ2によって平行光となって出射され、インテグレータレンズ4へと導かれる。
インテグレータレンズ4は一対のレンズ群(フライアイレンズ)4a・4bから構成されており、個々のレンズ部分が光源1から出射された光を後述する液晶ライトバルブ31,32,33の全面に導くようになっており、光源1において存在する部分的な輝度ムラを平均化し、画面中央と周辺部とでの光量差を低減する。インテグレータレンズ4を経た光は、偏光変換装置5、及び集光レンズ6を経た後、第1ダイクロイックミラー7に導かれる。
第1ダイクロイックミラー7は、赤色波長帯域の光を透過し、シアン(緑+青)の波長帯域の光を反射する。第1ダイクロイックミラー7を透過した赤色波長帯域の光は、反射ミラー8にて反射されて光路を変更される。反射ミラー8にて反射された赤色光はレンズ9を経て赤色光用の透過型の液晶ライトバルブ31を透過することによって光変調される。また、第1ダイクロイックミラー7にて反射したシアンの波長帯域の光は、第2ダイクロイックミラー10に導かれる。
第2ダイクロイックミラー10は、青色波長帯域の光を透過し、緑色波長帯域の光を反射する。第2ダイクロイックミラー10にて反射した緑色波長帯域の光は、レンズ11を経て緑色光用の透過型の液晶ライトバルブ32に導かれ、これを透過することで光変調される。また、第2ダイクロイックミラー10を透過した青色波長帯域の光は、全反射ミラー12、全反射ミラー13、レンズ14を経て青色光用の透過型の液晶ライトバルブ33に導かれ、これを透過することで光変調される。
表示デバイスとしての各液晶ライトバルブ31,32,33は、入射側偏光板31a,32a,33aと、一対のガラス基板(画素電極や配向膜を形成してある)間に液晶を封入して成るパネル部31b,32b,33bと、出射側偏光板31c,32c,33cとから構成されている。
液晶ライトバルブ31,32,33を経ることで変調された変調光(各色映像光)は、クロスダイクロイックプリズム15によって合成されてカラー映像光となる。このカラー映像光は、投写レンズ16によって拡大投写され、スクリーン40(図7参照)上に表示される。投写レンズ16はモータ22により前後(図2においては上下)に移動自在になっている。
図1に示すように液晶プロジェクタ30の本体ケース41の前面には、水平方向に一対の透明な窓60a、60bと、垂直方向に一対の透明な窓61a、61bが形成されている。水平方向に一対の透明な窓60a、60b間の間隔は、垂直方向に一対の透明な窓61a、61b間の間隔と等しくなるように形成されている。
本体ケース41内には、図3に示すように距離センサとしての一対のパッシブセンサ50a、50bが配置されている。一対のパッシブセンサ50a、50bはアーム62を介してステッピングモータ63に接続されており、ステッピングモータ63の駆動により一対のパッシブセンサ50a、50bは略水平方向に並列する位置(図4参照)から略垂直方向に並列する位置(図5参照)まで回動自在になっている。通常、一対のパッシブセンサ50a、50bは図4に示すように略水平方向に並列する位置で停止している。一対のパッシブセンサ50a、50bの間隔は、一対の透明な窓60a、60b間及び一対の透明な窓61a、61b間の間隔と等しくなるように形成されている。
図4に示すように一対のパッシブセンサ50a、50bが水平方向に並列状態になっている時は、一対のパッシブセンサ50a、50bが一対の透明な窓60a、60bに臨み、図5に示すように一対のパッシブセンサ50a、50bが垂直方向に並列状態になっている時は、一対のパッシブセンサ50a、50bが一対の透明な窓61a、61bに臨むような位置関係になるように一対のパッシブセンサ50a、50bは配置されている。
パッシブセンサ50a、50bは、CCDラインセンサを使用した外光式位相差検出型測距センサで構成され、一対のパッシブセンサ50a、50bにより映像を光学変換素子上に結像させ、結像位置の相対的な差を検出することによりスクリーン40までの距離が求められるようになっている。
本発明の第1実施形態の制御を図6に示すブロック図に基づいて詳述する。後述する種々の補助画像パターンを内蔵した制御部51には、一対のパッシブセンサ50a、50bからの信号が入力される。また、制御部51の働きによりオートフォーカス調整を行うために投写レンズ16を前後に移動させるモータ22、一対のパッシブセンサ50a、50bを回動させるステッピングモータ63、投写レンズ16から画像を投射する画像投射部52、水平方向台形歪み補正を行う水平方向画像処理部53及び垂直方向台形歪み補正を行う垂直方向画像処理部54を制御するようになっている。
液晶プロジェクタ30に電源が投入されると、図7に示すように、スクリーン40に白色と黒色からなる焦点距離検出用の補助画像パターン55が投写される。その後、投写レンズ16を焦点が最小になる位置(基準位置)にモータ22により移動させてパッシブセンサ50aにより焦点距離検出用の補助画像パターン55のコントラストを検出しながら投写レンズ16の焦点が最大となる位置まで投写レンズ16を移動させる。フォーカス調整を行うために焦点距離検出用の補助画像パターン55のコントラストを取得する位置とコントラストの関係を図8に示す。基準位置から投写レンズ16が移動を開始してから、パッシブセンサ50aによるコントラストが最大となる位置まで移動するまでに要する時間を検出し、検出した時間分だけ、基準位置から投写レンズ16を移動させることによりフォーカス調整が行われる。
次に、水平方向の台形歪み補正を行うために図9に示すような水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン56が投写される。水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン56は、垂直方向に延長した白色と黒色との2色のストライプからなり、1周期の白色と黒色の割合は白:黒:白:黒=5画素:8画素:5画素:10画素となっている。
次に、一対のパッシブセンサ50a、50bによる水平方向に対する傾き角度の検出方法について詳述する。図10はパッシブセンサ50aの正面に位置する映像を図示しない光学変換素子上に結像させた状態を示している。図10において、パッシブセンサ50aからスクリーン40までの距離をl2、一対のパッシブセンサ50a、50b間の距離をd、一対のパッシブセンサ50a、50bの焦点距離をf、パッシブセンサ50aの正面に位置する映像をパッシブセンサ50bの光学変換素子上に結像させた時の結像位置の相対的な差をΔxとすると、三角形の相似関係によりd:l2=Δx:fとなる。従って、l2=df/Δxとなり、Δxを検出することによってl2を算出することができる。
図11はパッシブセンサ50bの正面に位置する映像を光学変換素子上に結像させた状態を示している。図11において、パッシブセンサ50bからスクリーン40までの距離をl1、パッシブセンサ50bの正面に位置する映像をパッシブセンサ50aの光学変換素子上に結像させた時の結像位置の相対的な差をΔyとすると、三角形の相似関係によりd:l1=Δy:fとなる。従って、l1=df/ΔyとなりΔyを検出することによってl1を算出することができる。
l2とl1との差であるΔlとスクリーン40の傾き角度θとの関係はtanθ=Δl/dとなるため、tanθ=(l2−l1)/dとなる。従って、θ=tan−1(l2−l1)/dとなるため、スクリーン40の傾き角度θを算出することができる。ここで、l2>l1であるためθは正の値となる。従って、投写レンズ16に対してスクリーン40が左側に傾斜していることを判別することができ、台形となっている右端の映像を算出された傾き角度に応じて台形歪み補正を行えばよい。θが負の値となれば、投写レンズ16に対してスクリーン40が右側に傾斜していることを判別することができ、台形となっている左端の映像を算出された傾き角度に応じて台形歪み補正を行えばよい。
水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン56は、垂直方向に延長した白色と黒色との2色のストライプから構成されているため、一対のパッシブセンサ50a、50bの並列方向と略直交している。従って、水平方向に対するコントラストが明確になり水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン56を光学変換素子上に結像させた時の結像位置の相対的な差は検出し易くなり検出精度を向上させることができる。
水平方向に対する投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の算出が終了すると、図12に示すような水平方向に延長した白色と黒色との2色のストライプからなる垂直方向台形歪み補正用の補助画像パターン57をスクリーン40上に投写すると共に、図5に示すように一対のパッシブセンサ50a、50bを垂直方向に並列となるように回動させる。
1周期の白色と黒色の割合は、水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン56と同様に白:黒:白:黒=5画素:8画素:5画素:10画素となっている。垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度も一対のパッシブセンサ50a、50cにより検出する。垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の具体的な検出方法は、水平方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の検出方法と同様であるので説明を省略する。
水平方向及び垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の算出が終了すると、算出された値に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行い、垂直方向台形歪み補正用の補助画像パターン57の表示を消すと共に、一対のパッシブセンサ50a、50bを水平方向に並列となる位置に回動させた後、通常の投写状態に入る。
このようにして、本発明の第1実施形態の構成であれば、一対のパッシブセンサ50a、50bを水平状態から垂直状態に回動させることにより、一対のパッシブセンサ50a、50bによって水平方向及び垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度を検出することができ、センサを共用化して構成を簡素化することができると共に、コストダウンを図ることができる。
また、一対のパッシブセンサ50a、50bを使用することにより、投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度を迅速に求めることができると共に、台形歪み補正の有無の判断も迅速に行うことができ、電源を投入してから歪のない最適な映像を見ることができるまでの時間の短縮化を図ることができる。
尚、本発明の第1実施形態では、焦点距離検出用の補助画像パターン55、水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン56及び垂直方向台形歪み補正用の補助画像パターン57を白色と黒色のストライプで形成したが、他の色によるストライプにより構成してもよい。
また、本発明の第1実施形態では、水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン56及び垂直方向台形歪み補正用の補助画像パターン57の1周期は、白:黒:白:黒=5画素:8画素:5画素:10画素で構成したが、パターン幅はこれに限定されるものではなく、周期性のある補助画像パターンであればよい。
また、本発明の第1実施形態では、水平方向のスクリーン40との傾き角度検出を行った後、垂直方向のスクリーン40との傾き角度検出を行ったが、傾き角度を検出する順は特に限定されるものではなく、検出する順番が逆になってもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の投写型映像表示装置を図13乃至図23に基づいて以下に詳述する。尚、第1実施形態と同一部品については同一符号を付して説明は省略する。
図13に示すように液晶プロジェクタ30の本体ケース41の前面には、水平方向に一対の透明な窓64a、64bと、窓64aと窓64b間の中央位置に透明な窓64cが形成されていると共に、垂直方向に一対の透明な窓65a、65bと、窓65aと窓65b間の中央位置に透明な窓65cが形成されている。一対の透明な窓64a、64b間の間隔は、一対の透明な窓65a、65b間の間隔と等しくなるように形成されている。
本体ケース41内には、図14に示すように超音波等の検知信号をスクリーン40へ向けて照射する送信部66が配置されていると共に、送信部66の両側には、スクリーン40へ向けて照射され、スクリーン40により反射した検知信号を受信する一対の受信部67a、67bが配置されている。送信部66及び一対の受信部67a、67bはアーム62を介してステッピングモータ63に接続されており、ステッピングモータ63の駆動により送信部66及び一対の受信部67a、67bは略水平状態(図15参照)から略垂直状態(図16参照)まで回動自在になっている。通常、一対の受信部67a、67bは略水平方向に並列する位置で停止している。一対の受信部67a、67bの間隔は、一対の透明な窓64a、64b間及び一対の透明な窓65a、65b間の間隔と等しくなるように形成されている。
図15に示すように一対の受信部67a、67bが水平方向に並列状態になっている時は、一対の受信部67a、67bが一対の透明な窓64a、64bに臨むと共に、送信部66が窓64cに臨み、図16に示すように一対の受信部67a、67bが垂直方向に並列状態になっている時は、一対の受信部67a、67bが一対の透明な窓65a、65bに臨むと共に、送信部66が窓65cに臨むような位置関係になるように一対の受信部67a、67b及び送信部66は配置されている。また、図示は省略しているが、送信部66及び一対の受信部67a、67bはその並列方向に回動自在に構成されている。
本発明の第2実施形態の送信部66と一対の受信部67a、67bの信号処理系を図17に示すブロック図に基づいて詳述する。
図17において、水晶発信器68から発信された信号は分周器69に入力され、超音波帯の信号に分周されてパルス発生部70で所定のパルス波にして送信部66からスクリーン40へ向けて超音波が照射される。
スクリーン40へ向けて照射され、スクリーン40により反射した超音波は一対の受信部67a、67bに到達して受信される。受信部67aで受信した超音波は第1BPF71aで周波数成分を取り出し、第1増幅部72aで増幅され、第1コンパレータ73aでデジタル信号に変換されて、マイコン58に入力される。また、受信部67bで受信した超音波は第2BPF71bで周波数成分を取り出し、第2増幅部72bで増幅され、第2コンパレータ73bでデジタル信号に変換されて、マイコン58に入力される。マイコン58に入力された夫々のデジタル信号はマイコン58内で合成されて時間差波形となる。
図18に示すように、液晶プロジェクタ30の投写レンズ16とスクリーン40とが略正対の位置関係にある場合は、送信部66から照射された超音波は図19に示すように左右対称な経路を経て一対の受信部67a、67bで受信される。
この場合、一対の受信部67a、67bは、送信部66からの超音波を略同時期に受信するため、図20に示すように、一対の受信部67a、67bのデジタル信号は略同じとなり、合成された時間差波形には時間差が発生しない。
液晶プロジェクタ30の投写レンズ16は、必ずしもスクリーン40と正確に垂直に正対する位置関係に設置しないと映像に台形歪みが生じるのではなく、投写レンズ16とスクリーン40とが正対する角度が所定角度範囲内でずれた場合でも、映像に台形歪みが生じないため、映像の台形歪み補正を行う必要がない。
従って、この台形歪みが生じない所定角度を実験等により予め求め、図20に示すように基準の時間差波形としてマイコン58に記憶させている。そして、検出した時間差が、基準の時間差波形の時間差よりも短い場合は、映像の台形歪み補正は不要となり、検出した時間差が、基準の時間差波形の時間差よりも長い場合は、映像の台形歪み補正は必要となる。
従って、図20の場合は、時間差波形には時間差が発生していないため、映像の台形歪み補正は不要となり、液晶プロジェクタ30は直ちに使用することができる状態になっていることを検知することができる。この結果、投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度が所定の角度範囲内であることを迅速に検出することができ、電源を投入した後、時間を要することなく歪のない最適な映像を鑑賞することができる。
また、図21に示すように、投写レンズ16がスクリーン40に対して所定角度以上傾いている場合、送信部66から照射された超音波は、図22に示すように左右非対称な経路を経て一対の受信部67a、67bで受信される。
この場合、受信部67aは受信部67bよりも早く送信部66からの超音波を受信するため、図23に示すように、受信部67aと受信部67bのデジタル信号は異なり、合成された時間差波形には時間差が発生する。この時間差は、基準の時間差波形の時間差よりも長くなっているため、投写レンズ16がスクリーン40に対して所定角度以上傾いていることを迅速に検出することができる。従って、映像の台形歪み補正が必要であることを迅速に判別することができる。
そして、マイコン58は、受信部67aの方が受信部67bよりも早く送信部66からの超音波を受信していることを記憶しているため、投写レンズ16はスクリーン40に対して受信部67b側へ傾いていることを迅速に判別することができる。
従って、一対の受信部67a、67b及び送信部66を連動させて、受信時間が短かった受信部67a側へ回動させて、一対の受信部67a、67bが、送信部66からの超音波を受信する時間が略同じになる位置を検出する。そして、この一対の受信部67a、67b及び送信部66を回動させた角度が、投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度となる。
そして、この検出した傾き角度に基づいて、マイコン58は映像の台形歪み補正を行う。台形歪み補正の具体的な方法については第1実施形態と同様な方法で行えばよい。また、一対の受信部67a、67b及び送信部66を回動させる方法は、所定角度毎に徐々に回動させる方法でもよいし、一度にある程度の角度まで回動させた後、左右どちらの方向に回動させたらよいのかを検出して微調整する方法でもよい。
このようにして、投写レンズ16がスクリーン40に対して水平方向に所定角度以上傾いている場合、投写レンズ16がスクリーン40に対して所定角度以上傾いていること及びその傾き方向を迅速に検出することができるため、投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度検出を速やかに行うことができ、映像の台形歪み補正を速やかに行うことができる。
水平方向に対する投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の検出が終了すると、図16に示すように送信部66及び一対受信部67a、67bが垂直方向に並列となるように回動させる。垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度も送信部66及び一対受信部67a、67bにより検出する。垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の具体的な検出方法は、水平方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度検出方法と同様であるので説明を省略する。
水平方向及び垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の検出が終了すると、検出された値に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行う。
このようにして、本発明の第2実施形態の構成であれば、送信部66及び一対の受信部67a、67bを水平状態から垂直状態に回動させることにより、送信部66及び一対の受信部67a、67bによって水平方向及び垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度を検出することができ、センサを共用化して構成を簡素化することができると共に、コストダウンを図ることができる。
また、投写レンズ16とスクリーン40との傾きが台形歪み補正を必要とするレベルか否かを迅速に検出することができ、台形歪み補正を必要としない場合の電源を投入してから歪のない最適な映像を見ることができるまでの時間の短縮化を図ることができる。
(第3実施形態)
図24乃至図28は本発明の第3実施形態を示している。尚、第1実施形態または第2実施形態と同一部品については同一符号を付して詳細な説明は省略する。第3実施形態の液晶プロジェクタ30bは、図25に示すように送信部66の近傍に送信部66からの超音波を受信する第2の受信部74を備えると共に、水平方向及び垂直方向に回動する第2の受信部74に対応する本体ケース41の前面に夫々第2の窓75,76を形成した構成となっている。
図28は投写レンズ16とスクリーン40とが角度θだけ傾いた状態を示している。図28において、送信部66の位置をSとし,一対の受信部67a、67bの位置を夫々R1、R2とする。送信部66から受信部67aまでの距離と、送信部66から受信部67bまでの距離をdとし、送信部66の法線上の送信部66からスクリーン40までの距離をLとする。また、送信部66とスクリーン40の法線方向とを結ぶ線とスクリーン40との交点をQとする。
音速をVとし、送信部66の法線方向からスクリーン40へ向けて照射されてから、スクリーン40により反射して第2の受信部74が受信するまでの時間をtすると、送信部66の法線上の送信部66からスクリーン40までの距離Lは、L=Vt/2となる。
送信部66から照射された超音波はスクリーン40で反射して第2実施形態と同様に、夫々一対の受信部67a、67bで受信されるが、ここでは計算を容易にするために、受信部67aに到達する超音波の延長上で、且つ、Sからスクリーン40上のβまでの距離だけ離れた点と、受信部67bに到達する超音波の延長上で、且つ、Sからスクリーン40上のαまでの距離だけ離れた点とが交差する点であるS´から超音波が照射されるものとみなして考える。
図28において線分SQの長さSQは、SQ=Lcosθとなる。線分SS´の長さは線分SQの2倍となるため線分SS´の長さは、SS´=2Lcosθとなる。従って、液晶プロジェクタ30とS´からの垂線との交点PとSとの距離SPは、SP=2Lcosθsinθとなる。また、R1とP間の距離をxとするとxは、x=2Lcosθsinθ−d=Lsin2θ−dとなる。また、Sからスクリーン40を介してR1に到達するまでの距離をlとするとlは、S´とR1間の距離と等しくなり、Sからスクリーン40を介してR2に到達するまでの距離をl´とするとl´は、S´とR2間の距離と等しくなる。また、S´とP間の距離をyとすると次式が成立する。l=x+y、l´=(x+2d)+y
よって、S´からR1までの距離とS´からR2までの距離の差は、l−l´=4d+4xd=4d+4d(Lsin2θ−d)=4Ldsin2θとなる。従って、傾き角度θは、
θ=1/2sin−1{(l−l´)/4Ld}となり傾き角度を算出することができる。但し、lとl´は、送信部66から照射された超音波を受信部67aが受信するまでの時間をta、送信部66から照射された超音波を受信部67bが受信するまでの時間をtbとすると、l=Vta、l´=Vtb(Vは音速)から求めることができる。
このようにして、送信部66から照射された超音波を受信部67aが受信するまでの時間と、送信部66から照射された超音波を受信部67bが受信するまでの時間を検出ことにより、投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度を迅速に算出することができる。
水平方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の検出が終了すると、図27に示すように送信部66、一対の受信部67a、67b及び第2の受信部74を垂直方向に並列となるように回動させる。そして、垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度も送信部66、一対の受信部67a、67b及び第2の受信部74により検出する。垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度の具体的な検出方法は、水平方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度検出方法と同様であるので説明を省略する。
水平方向及び垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度検出が終了すると、検出された値に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行う。
このようにして、本発明の第3実施形態の構成であれば、送信部66、一対の受信部67a、67b及び第2の受信部74を水平状態から垂直状態に回動させることにより、送信部66、一対の受信部67a、67b及び第2の受信部74によって水平方向及び垂直方向の投写レンズ16とスクリーン40との傾き角度を検出することができ、センサを共用化して構成を簡素化することができると共に、コストダウンを図ることができる。
また、投写レンズ16とスクリーン40との傾きが台形歪み補正を必要とするレベルか否かを迅速に検出することができると共に、その傾き角度を迅速に算出することができ、電源を投入してから歪のない最適な映像を見ることができるまでの時間の短縮化を図ることができる。
尚、本発明の第1実施形態では距離センサとして遠赤外線を検出するパッシブタイプのセンサを使用し、本発明の第2実施形態または第3実施形態では、超音波を検出するセンサを使用したが、本発明はこのようなセンサに限定されるものではない。例えば、赤外線を検出するアクティブタイプのセンサ等その他の方式のセンサを使用してもよい。即ち、非接触で距離を検出することができる距離センサであれば、本発明の第1実施形態乃至第3実施形態と同様な作用効果を奏することができる。
また、本発明の第1実施形態乃至第3実施形態では、液晶表示パネルを用いた液晶プロジェクタを示したが、他の映像光生成系を備える投写型映像表示装置においても本発明を適用できる。前面投写型の他、背面投写型映像表示装置においても本発明を適用することができる。また、DLP(Digital Light Processing)(テキサス・インスツルメンツ(TI)社の登録商標)方式のプロジェクタにおいても本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態の液晶プロジェクタの外観斜視図である。 同液晶プロジェクタの光学系を示した構成図である。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図である。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図で、一対の距離センサが水平方向に並列した状態を示す。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図で、一対の距離センサが垂直方向に並列した状態を示す。 同液晶プロジェクタの制御を示したブロック図である。 同液晶プロジェクタの焦点距離検出用の補助画像パターン図である。 同液晶プロジェクタの焦点距離検出用の補助画像パターン図において、コントラストを取得する位置コントラストとの関係を示す図である。 同液晶プロジェクタの水平方向台形歪み補正用の補助画像パターン図である。 同液晶プロジェクタとスクリーンとの傾き角度を検出する状態を示す図で、パッシブセンサ50aの正面の映像を光学変換素子上に結像させた状態を示す。 同液晶プロジェクタとスクリーンとの傾き角度を検出する状態を示す図で、パッシブセンサ50bの正面の映像を光学変換素子上に結像させた状態を示す。 同液晶プロジェクタの垂直方向台形歪み補正用の補助画像パターン図である。 本発明の第1実施形態の液晶プロジェクタの外観斜視図である。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図である。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図で、一対の距離センサが水平方向に並列した状態を示す。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図で、一対の距離センサが垂直方向に並列した状態を示す。 同液晶プロジェクタの信号処理系を示したブロック図である。 同液晶プロジェクタとスクリーンとの位置関係を示す図で、投写レンズとスクリーンが正対した状態を示す。 図18の状態における、超音波の軌道を示す図である。 図4の状態における、受信部の波形及びデジタル信号を示す図である。 同液晶プロジェクタとスクリーンとの位置関係を示す図で、投写レンズがスクリーンに対して傾いた状態を示す。 図21の状態における、超音波の軌道を示す図である。 図21の状態における、受信部の波形及びデジタル信号を示す図である。 本発明の第3実施形態の液晶プロジェクタの外観斜視図である。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図である。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図で、一対の距離センサが水平方向に並列した状態を示す。 同液晶プロジェクタの距離センサの構成を示す斜視図で、一対の距離センサが垂直方向に並列した状態を示す。 同投写レンズとスクリーンとの傾き角度を算出する方法を示す説明図である。
符号の説明
1 光源
16 投写レンズ
31 液晶ライトバルブ(表示デバイス)
32 液晶ライトバルブ(表示デバイス)
33 液晶ライトバルブ(表示デバイス)
40 スクリーン
50a パッシブセンサ(距離センサ)
50b パッシブセンサ(距離センサ)
51 制御部
53 水平方向画像処理部
54 垂直方向画像処理部
58 マイコン
62 アーム
63 ステッピングモータ
66 送信部(距離センサ)
67a 受信部(距離センサ)
67b 受信部(距離センサ)

Claims (6)

  1. 光源から出射された光を表示デバイス及び投写レンズを介して映像と共にスクリーンに投写する投写型映像表示装置において、非接触型の一対の距離センサを備え、前記一対の距離センサは、略水平方向または略垂直方向に並列となるように回動自在に構成されていると共に、一対の距離センサにより水平方向及び垂直方向に対する投写レンズとスクリーンとの傾き角度を夫々検出し、検出された夫々の傾き角度に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行うことを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 前記一対の距離センサは、投写レンズと同一面に配置された光学式のパッシブセンサにより構成されていると共に、補助画像パターンを内蔵し、一対のパッシブセンサにより補助画像パターンの水平方向及び垂直方向に対する結像位置の相対的な差を検出し、検出した夫々の値に基づいて水平方向及び垂直方向に対する投写レンズとスクリーンとの傾き角度を算出すると共に、算出された夫々の傾き角度に基づいて水平方向及び垂直方向の台形歪み補正を行うことを特徴とする投写型映像表示装置。
  3. 前記補助画像パターンは、垂直方向に延長された2色のストライプからなる第1の補助画像パターンと、水平方向に延長された2色のストライプからなる第2の補助画像パターンとの2種類で構成され、水平方向の傾き角度を検出する際には、一対のパッシブセンサを水平方向に回動させると共に、第1の補助画像パターンを投写し、垂直方向の傾き角度を検出する際には、一対のパッシブセンサを垂直方向に回動させると共に、第2の補助画像パターンを投写することを特徴とする請求項2記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記一対の距離センサは、投写レンズと同一面に配置され、スクリーンへ向けて検知信号を照射する送信部と、送信部から照射され、スクリーンにより反射した検知信号を受信する、送信部に対して略対称位置に配置された一対の受信部とから構成され、夫々の受信部が送信部から送信された検知信号を受信するまでの時間を検出する検出手段と、検出手段が検出した受信部の夫々の受信時間を比較する比較手段と、比較手段に基づいて夫々の受信部の受信時間差が閾値を超えていることを検知した時、投写レンズとスクリーンとの傾き角度を求める傾き角度検出手段と、傾き角度検出手段により求められた傾き角度に基づいて台形歪み補正を行うことを特徴とする請求項1記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記傾き角度検出手段は、送信部に対して受信時間が短い方の受信部側へ送信部及び一対の受信部を回動させることにより傾き角度を検出することを特徴とする請求項4記載の投写型映像表示装置。
  6. 前記傾き角度検出手段は、投写型映像表示装置とスクリーンとの距離を検出する距離検出手段を更に備え、夫々の受信部が受信した受信時間に基づいて傾き角度を算出することを特徴とする請求項4記載の投写型映像表示装置。
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