JP2006134296A - 画像サービス端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カメラ付き携帯電話で撮像した大容量画像を対象に、閲覧や保管、印刷等の画像管理サービスを提供する。
【解決手段】 カメラ付き携帯電話10で撮像した画像を、画像サービス端末40からインターネット60上の画像管理センター70にアップロードする。画像管理センター70は、電話番号などの通信端末識別データに基づいて画像管理を行う。画像管理センター70は、画像の閲覧や紹介、印刷等の各種設定環境を、カメラ付き携帯電話10から通信事業者80経由でアクセスできるWWWサービスとして提供する。印刷画像や画像データは画像サービス端末40から受取れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像の入力、閲覧、蓄積、印刷、利用料金支払い等の管理方法及び管理装置に係り、特に携帯電話やカメラ付き携帯電話などの撮像機能付き通信端末と、写真印刷サービスを提供する画像サービス端末と、インターネット上のWWW(World Wide Web)サーバを有する画像管理センターとを連携させて、画像の閲覧、保管、印刷、利用料金支払い等の管理サービスを行う管理方法、管理システム、及び画像サービス端末、通信端末、及び可搬型記憶媒体に関する。
従来のデジタル画像の管理方法について説明する。ディジタル画像の管理には、保管乃至保存、展示乃至閲覧、印刷が含まれる。
画像保存サービスは、ユーザから通信経由で転送されてきた画像データを一時保管するサービスであり、デジタルカメラ等のメモリが満杯になるトラブルを回避できるようにしたものである。具体的には、ユーザが画像保存サービスを選択し、保存したい画像データをサーバに送信し、併せて、ユーザID、パスワードの登録情報を送信すると、サーバはこれらの画像をハードディスクなどに保管する。ユーザは、帰宅後、インターネットなどを通じてこれらの画像を手元に取得することができる。また、そこからプリントサービスを依頼することができる。(例えば、特許文献1参照。)
画像展示サービスは、ユーザに通信経由でデジタル画像を展示・公開することで、写真をシェアすることを促すサービスである。具体的には、ユーザが画像展示サービスを選択し、展示・公開したい画像データと登録情報(ユーザID、パスワード)を送信すると、サーバは、デジタル画像データベースにこれらの画像を登録し、これらの画像をHTMLでリンクして、画像を閲覧可能なホームページを作成して公開する。公開された画像は知人が参照したり、ダウンロード、プリントサービスを依頼することができる。(例えば、特許文献1参照。)
プリントサービスは、ユーザから通信経由で転送された画像データを写真プリントにしてユーザに返却するサービスである。具体的には、ユーザがプリントサービスを選択し、プリントしたい画像データと登録情報(ユーザID、パスワード、各画像データのプリント枚数及びプリント紙サイズ)をサーバに送信すると、サーバは、転送されてきた画像データと登録情報(ユーザID、パスワード、プリント枚数指定、プリント紙サイズ指定)をラボに伝送する。ラボでは、その登録情報に従って画像データを写真プリンタにより写真プリントにプリントアウトし、写真配送システムによりその写真プリントを写真店等に配送する。ユーザはその写真店等でID、パスワードを認証して料金を支払うことで、その写真プリントを受け取ることができる。(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−128113公報(段落0035乃至0037、図1、図2、図4)
従来のデジタル画像の管理方法及びそれに用いる装置は以上のように構成されているので、以下のような課題があった。即ち、画像データは、文字データに較べて大幅にデータ量が多く、大量のデータをデータレートの低い携帯電話回線を使ってサーバに送信するので、送信にかかる時間が長くなり、通信料金も高くなる。もちろん画像サイズ比例してデータ量が増え、これに伴い送信時間も通信料金も増える。
また、いずれのサービスを利用するにしても、管理のためにIDとパスワードを入力するなどの必要があるので、利用者は、それらを記憶し、ないしはメモしておく必要である。
さらに、プリントサービスは、プリント依頼に対して、ラボでプリントして写真店に配送しているので写真受取りまでに時間がかかり、またわざわざ写真店まで写真を受取りに行く必要があるだけでなく、利用者はプリント料金を用意して支払う手間がかかると言う問題もある。
この発明は、上述のような課題の解消を目的としてなされたもので、撮像画像の閲覧、蓄積、印刷等のサービスを提供できる画像管理方法及びシステムにおいて、撮像画像の送信のための通信料金負担を軽くすることを目的とする。
この発明の第2の目的は、新たにIDとパスワードを設定する手間をかけさせずに撮像画像の閲覧、蓄積、印刷等のサービスを提供できる画像管理方法及びシステムを得ることを目的とする。
この発明の第3の目的は、プリントにかかる時間を、利用者から見て待ち時間と感じないよう配慮した撮像画像の閲覧、蓄積、印刷等のサービスを提供できる画像管理方法及びシステムを得ることを目的とする。
本発明は、
利用者が電子的に画像を閲覧し、又は画像を注文することを可能にする画像管理方法において、
画像データを読み取るデータ読み取り工程と、
上記画像データから電子的画像アルバムを作成する画像アルバム作成工程と、
利用者が上記電子的画像アルバムを閲覧するのを可能にする画面を提供する閲覧画面提供工程と、
利用者が上記電子的画像アルバムに基づいて画像を注文するのを可能にする画面を提供する発注画面提供工程と、
上記発注画面提供工程において提供された画面に対して利用者が行った注文に対応する注文データを受信する受注工程と、
上記注文データに基づいて注文画像を準備する画像準備工程と、
上記画像準備工程において準備した画像を利用者に渡すために保管する画像保管工程と、
上記画像保管工程にて保管した画像を利用者に渡す画像提供工程と
を備えたことを特徴とする画像管理方法を提供するものである。
本発明は、データ読み取り工程と、画像アルバム作成工程と、閲覧画面提供工程と、発注画面提供工程と、受注工程と、画像準備工程と、画像提供工程とを備えるので、大容量画像を対象とした閲覧や保管、画像(印刷画像、画像データ)提供等の画像管理サービスが実現し利用者が便利になる効果がある。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による画像管理システム及びこれに接続された機器を示す図である。図示のようにこの画像管理システムは、通信端末例えば携帯電話10、10a、10b、10c、30、30a、30bなどとの間でデータを転送する機能及び画像印刷機能を備えた複数の画像サービス端末40、40a、40bと、画像管理センター70とを含む。これらは、通信網例えばインターネット60により通信事業者80と接続されている。
携帯電話のうち、携帯電話10、10a、10b、10cはカメラ付き携帯電話であり、携帯電話に撮像ユニットを搭載したものである。撮像ユニットとしては、ディジタル・スチル・カメラとほぼ同様な機能を有するものが用いられ、撮像素子で撮像した画像をディジタルデータとして保存する。構成は、例えば携帯電話本体にカメラ部を内蔵した構成でもよいし、携帯電話本体から独立したカメラアダプタにカメラ部を内蔵した構成でもよい。
携帯電話30、30a、30bは、カメラ付きのものであってもなくても良いが、以下カメラ付きではない(撮像機能を持たない)ものとして説明する。
画像サービス端末40、40a、40bは、コンビニエンスストア、写真店、DPE(Development Printing Enlargement)サービス店、携帯電話販売店、ショッピングセンター、家電量販店、等の小売店の店頭等に自動販売機と同様に設置されており、利用者が自分で操作することを想定したものである。画像サービス端末は、画像サービスの他に、例えば、各種入場券や楽曲データやゲーム・ソフトウェアの販売、資格試験の受験申込み、旅行商品の販売、現金預け払いなどの各種サービスを提供する機能を併せ持つものであっても良い。
画像サービス端末40、40a、40b、画像管理センター70、通信事業者80は、インターネット60に接続されているが、代わりに専用線、電話網など他の通信網で接続されていても良い。また、画像サービス端末40、40a、40bとインターネットとの接続が無線通信によるものでも、有線通信によるものでも良い。
図1に示す画像管理システムは、撮像により得られた電子的画像の閲覧及び画像の注文(画像印刷の注文及び画像データの注文)に対応する処理を行なうものであり、後にそれぞれ詳しく説明するように、画像サービス端末40、40a、40bは、携帯電話10、10a、10b、10c、30、30a、30bから画像データと通信端末識別データ(例えば携帯電話番号)とを読取る。
画像サービス端末40、40a、40bは、読取った画像データを画像管理センター70に送る。
画像管理センター70は、送信された画像データを蓄積する。この際、各画像データは、画像データの供給元である通信端末の識別データに関係付けて蓄積される。また、通信端末から読み出される一連の画像データは、一つの群に纏められ互いに関係付けて蓄積される。
画像管理センター70は、蓄積された画像データ(通信端末の識別データに関連づけられている)から、例えば通信端末識別データ毎の電子的画像アルバムを作成し、保存する。この際、画像データを利用者の通信端末の表示部に表示可能な画素数以下に縮小する。電子的画像アルバム中の各画像は、対応するフルサイズの画像(縮小されていない画像)とは、画像識別符号により相互の対応関係が示されている。
画像管理センター70は、電子的画像アルバムの閲覧の準備が整った段階で、電子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報、利用者が電子的画像アルバムを閲覧や画像注文するのを可能にする画面を利用者の通信端末に提供し、利用者からの閲覧要求、画像注文を受信する。
画像管理センター70はまた、注文データの作成に際し、画像の引渡しを行う画像サービス端末を指定することを可能にする画面を利用者の通信端末に提供する。
画像の注文が印刷画像の注文である場合に、画像管理センター70はさらにまた、注文データの一部として、画像識別符号(例えば、一連の画像データ或いは各アルバム中の画像の番号)、印刷枚数、印刷用紙情報、通信端末識別データを受信する。
画像の注文が画像データの注文である場合には、画像管理センター70はさらにまた、注文データの一部として、画像識別符号(例えば、一連の画像データ或いは各アルバム中の画像の番号)を受信する。
画像管理センター70は、さらに、画像の引渡しのために指定された画像サービス端末に、画像データを送信し、画像の引渡しの準備をするよう指示する。即ち、画像の注文が印刷画像の注文である場合には、印刷条件に従って、画像を印刷し、印刷画像を引渡しに備えて保管するように、画像の注文が画像データの注文である場合には、画像データを引き渡しに備えて保管するように、画像サービス端末に対して指示を与える。
画像管理センター70から画像データを送信され、上記の指示を受けた画像サービス端末は、画像の引渡しの準備をする。即ち、画像の注文が印刷画像の注文である場合には、印刷条件に従って、画像を印刷し、印刷画像を引渡しに備えて保管する。画像の注文が画像データの注文である場合には、画像データを引き渡しに備えて保管する。
画像の引渡しの準備が用意ができると、そのことを伝える電子メールを、画像サービス端末は、通信端末識別データで特定される携帯電話に送信する。
画像管理センター70は、また、画像の注文に対する処理を行う際、注文データに基づいて利用料金を計算する。この際、通信端末識別データに関連付けて利用料金を計算し、利用者の通信端末の通信料金管理請求者例えば通信事業者に通信端末識別データに関連付けられた利用料金のデータを送信する。
画像の読取り及び蓄積、画像所有者の通信端末への接続情報等の通知、画像の利用の際に用いられる通信端末識別データとしては、電話番号、電子メール・アドレス、パケット通信サービスのアドレス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住所を含む加入者情報などを用いることができる。
なお、携帯電話の代わりに、他の通信端末を用いても良い。例えば携帯端末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、PDA(Personal Digital Assistants或いはPersonal Data Assistants)、PHS(Personal Handyphone System)など、携帯可能で通信機能を搭載した機器であればいかなるものあっても良い。
複数のカメラ付き携帯電話10、10a、10b、10c、複数の携帯電話30、30a、30bが示されているが、これは、例えば各々所有者乃至使用者の異なるものが、画像サービス端末40、40a、40bのいずれとも画像データの転送が可能であることを示すためである。以下において、カメラ付き携帯電話10に関する説明は、他のカメラ付き携帯電話10a、10b、10cに対しても当てはまることであり、携帯電話30についての説明は、他の携帯電話30a、30bに対して当てはまることである。同様に、画像サービス端末40についての説明は他の画像サービス端末40a、40bに対しても当てはまることである。
利用者は、カメラ付き携帯電話10で、撮影を行う。カメラ付き携帯電話10は、利用者のシャッター操作に応じて、撮像により得られた画像データを記憶する。利用者は、撮影場所から最寄の或いは他の理由で都合の良い画像サービス端末40に立ち寄り、カメラ付き携帯電話10で撮影した画像データを画像サービス端末40に転送する。利用者は画像サービス端末40に画像データを入力することで、以下に詳しく説明するように、写真印刷、画像データの保管、WWWサイトでのアルバム閲覧、及び関係者への写真紹介などのサービスを受けることができる。
カメラ付き携帯電話10は、画像サービス端末40に、画像データと共に電話番号、メール・アドレスなどの通信端末識別データを、例えばリムーバブルメディア(可搬型記憶媒体)を介して転送する。画像サービス端末40は、通信端末識別データに関連付けられた画像データを画像管理センター70にインターネット60を介してアップロードする。
画像管理センター70は、画像サービス端末40から受けた画像データを通信端末識別データに基づいて画像データを分類してアルバムを作成する。この時、画像管理センター70は、カメラ付き携帯電話10あるいは携帯電話30での閲覧に適するように、カメラ付き携帯電話10あるいは携帯電話30の液晶表示画面を考慮して画像サイズを縮小する。
画像管理センター70は、アルバム閲覧サービスの提供準備が整うと、利用者のカメラ付き携帯電話10のメール・アドレス宛に利用者の画像アルバム用に用意したWWWサイトのURLを含む接続情報を電子メールとして送信する。利用者は、上記電子メールを受信した際に、上記URLをアクセスして画像アルバムを閲覧する。カメラ付き携帯電話10のメール受信や、カメラ付き携帯電話10によるWWWサイトの閲覧は通信事業者80を中継したインターネット接続で行われる。
利用者は、入手したい画像(印刷画像、画像データ)画像を選択して注文する。これに対して、画像管理センター70は、利用者に、画像の受取り場所を選択指定させる。この選択は、例えば携帯電話の表示部に受取り場所についての選択肢を表示して選択させることにより行われる。例えば、後に詳しく説明するように、画像管理センター70は、通信事業者80から、カメラ付き携帯電話10の位置情報を入手して、最寄の(即ち、現在位置に最も近い)画像サービス端末40の設置場所を、画像の受け取り場所として案内する。利用者は、画像の受け取り場所として「最寄の画像サービス端末40」か、「自宅近くの画像サービス端末40」か、「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」か、いずれかを選択する。
なお、画像の受け取りに用いられる画像サービス端末は、最初にカメラ付き携帯電話10から画像データの転送を受けた画像サービス端末と同じものとは限らないが、便宜上同じ符号(40)を用いる場合がある。但し、区別のため互いに異なる符号(40と40aなど)を用いる場合もある。
利用者が「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」を選択した場合、画像管理センター70は、希望場所の住所入力などを促して希望の場所に最も近い場所に設置されている画像サービス端末40を案内する。また、過去の画像サービス端末40の利用履歴を示して、そこからの選択を促しても良い。画像管理センター70は、利用者が選択した画像サービス端末40に、利用者が注文した画像を通信端末識別データと共にインターネット60を介してダウンロードする。
画像管理センター70は、利用者に提供した画像アルバム閲覧サービスや、画像利用サービスの費用を通信事業者80に請求する。通信事業者80は、画像管理センター70のサービス利用料を、利用者の電話料金やパケット通信使用料、他のWWWサイトの情報料と共に管理して、所定の期間毎にまとめて利用者に請求することとしても良い。
画像サービス端末40は、利用者が注文した画像を印刷し、保管する。利用者は、画像サービス端末40に注文した画像を受け取りに行く。画像サービス端末40は、画像データに関連付けられた通信端末識別データに基づいて、利用者が所有するカメラ付き携帯電話10で利用者認証を行い(携帯電話の所有者を正当な利用者と推定して、)引渡しのために保管していた画像を引き渡す。注文された画像が印刷画像である場合には、印刷画像を画像受け取り口に排出する。注文された画像が画像データである場合には、利用者による操作に応じてデータの転送を行う。
カメラ付き携帯電話10の撮像画像の画像データの生成、転送に関する動作について図2及び図3を参照して説明する。図2には、カメラ付き携帯電話10の外観が示されており、図2(a)はカメラ付き携帯電話10の前面図、図2(b)はカメラ付き携帯電話10の背面図である。図3には、カメラ付き携帯電話10内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示す。
図2に示すように、カメラ付き携帯電話10には、アンテナ20、表示部13、操作部16、カメラレンズ部11a、リムーバブルメディア用のスロット29が備えられている。リムーバブルメディア用のスロット29にはリムーバブルメディア28が挿入されている。
操作部16には、電話用キーボード部16a、「上」矢印キー16b、「下」矢印キー16c、「左」矢印キー16d、「右」矢印キー16e、「選択」キー16f、「カメラ」キー16g、「シャッター」キー16hを含む。カメラレンズ部11aの内部に、即ちカメラレンズ部11aを通過した光が達する所に撮像部11が設けられている。
利用者が操作部16で撮像するように指示すると、操作部16の入力情報は、図3に示される制御部17に入り、制御部17は、撮像部11、及び画像処理部12を制御する信号を出力する。操作部16の「カメラ」キー16gを押すと、カメラレンズ部11aを経てカメラレンズ内部に配置された撮像素子の撮像面上に結像した像は、撮像素子にて光電変換され撮像される。撮像された画像は、画像処理部12で表示形式に変換され表示部13に送られ、表示部13に動画表示される。表示部13の画像をモニタしながら、被写体やアングルを調整できる。「シャッター」キー16hを押すと、画像処理部12は、そのとき撮像されている画像を取り込み、画像データを圧縮する等、保存用の加工を加えてバス14を介して記憶部15に保存する。
利用者が操作部16で撮像画像をリムーバブルメディアに書込むように指示すると、操作部16の入力情報は制御部17に入り、制御部17は、記憶部15、及びメディア制御部21を制御する信号を出力する。記憶部15に保存されている画像データはバス14を介してメディア制御部21に送られる。メディア制御部21は画像データと通信端末識別データとをリムーバブルメディア28に書込む。必要に応じて、記憶部15に保存されている画像データはバス14を介して画像処理部12に送られる。画像処理部12は画像データを圧縮する等、保存用の加工を加えてバス14を介してメディア制御部21に送る。メディア制御部21は画像データをリムーバブルメディア28に書込む。
これ以降、リムーバブルメディア28内の画像データを画像サービス端末40で読取り、画像管理センター70で電子的画像アルバムを作成する動作を、図4、図5、図6、図7、図8を参照して説明する。
図4は、リムーバブルメディア28により画像データを画像サービス端末40に転送する様子を示す。図示のように、利用者はカメラ付き携帯電話10のリムーバブルメディア用スロット29から撮像画像を記憶させたリムーバブルメディア28を抜いて、画像サービス端末40のリムーバブルメディア用スロット50に挿入する。
図5は、画像サービス端末40内の、画像データの処理に関与する部分を示す。メディア制御部49はリムーバブルメディア28から画像データと識別データを読み出す。読み出された画像データと識別データは、バス46を介して蓄積部43に記憶される。
携帯電話10から画像サービス端末40に画像データとともに転送される識別データには、通信端末識別データ及び通信事業者識別データが含まれている。上記通信端末識別データには、電話番号、電子メール・アドレス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住所を含む加入者情報のうち少なくとも一つを含む。各画像データは、画像データの供給元である通信端末の識別データに関係付けて蓄積される。また、通信端末から読み出される一連の画像データは、一つの群に纏められ互いに関係付けて蓄積される。
利用者は、画像サービス端末40の操作部41(図5)で画像データをインターネット上のアルバム閲覧用のWWWサイトにアップロードするように指示する。操作部41の入力情報は制御部42に入り、制御部42は、蓄積部43、及び処理部44、通信部47を制御する信号を出力する。蓄積部43に蓄積された画像データ及び識別データは、バス46を介して処理部44で転送形式に変換して通信部47に送られる。通信部47は、画像データをパケット化して画像管理センター70にインターネット60を介して送信する。
図6は画像管理センター70の構成を示す。画像サービス端末40からインターネット60を経て送信されたパケットはWWWサーバ71で受信される。WWWサーバ71は、画像サービス端末40から受け取った画像データをバス72を介して蓄積部73に保存する。WWWサーバ71は、画像データを通信端末識別データ毎に分類したフォルダに保存する。
一連の画像データは、一つの群に纏められ互いに関係付けられて、さらに通信端末識別データに関係付けられて蓄積部73に格納される。このように通信端末識別データに関係付けられて蓄積される結果、同じ携帯電話から過去にアップロードされた同じ通信端末識別データに関係付けられた画像データの群が既に蓄積部73に格納されている場合には、その画像データの群とも関係付けられ、一つの組を構成することになる。
処理部74は、蓄積部73から画像データ等を読み取って、同一の携帯電話からアップロードされた上記一連の画像から構成された画像アルバムを作成する。この場合、過去に同じ携帯電話から読み出され、同じ携帯電話番号に関係付けられた画像データの群がすでに蓄積部内に格納されている場合には、それとともに、一つのアルバムを構成するようにしても良く、上記一連の画像データの群のみで一つのアルバムを構成するようにしても良い。以下では、後者の態様が採用されているものとして説明する。
アルバムを構成する際、処理部74は、携帯電話の表示部13に表示できるようように撮像画像を縮小した縮小画像を作成する。例えば、撮像画像は、水平352画素、垂直288画素で約10万画素のCIFサイズであったり、水平640画素、垂直480画素で約30万画素のVGAサイズであったりする。あるいは、100万画素を超える画素数の場合もある。一方、一般に携帯電話の表示部の画素数は、水平120画素、垂直160画素程度である場合が多い。そこで、携帯電話での閲覧のために、図7のように撮像画像を携帯電話の表示部に対応した画像サイズに縮小する。電子的画像アルバム中の各縮小画像は、画像識別符号によりフルサイズ画像との対応関係が保持されている。
処理部74は作成した画像アルバムのHTMLファイル及び対応する画像ファイル等のリンクファイルをWWWサーバ71に格納する。なお、画像アルバムの画像は携帯電話での閲覧のために作成されるものであるのに対し、印刷を行う場合は、後述のように、蓄積部73に蓄積されたフルサイズの画像が用いられる。
WWWサーバ71は、上記画像アルバムのホームページが準備できると、上記画像アルバムのWWWサイトのURL(Uniform Resource Locator)を通知する電子メールを、上記カメラ付き携帯電話10の電子メール・アドレスに宛てて送信する。この電子メールは、画像アルバムが完成したことを知らせる役割を持つものであり、URL以外にアクセス方法の説明も記載する。WWWサーバ71から発信された上記電子メールはインターネット60を介して、通信事業者80で受けられる。
通信事業者80のシステムの構成は図8に示されている。画像管理センター70内のWWWサーバ71から発信された上記電子メールはネット・サーバ84で受信される。ネット・サーバ84で受信された上記電子メールは、バス83を経てサービス・サーバ82に送られ.基地局81からの無線通信によりカメラ付き携帯電話10で受信される。
この電子メールがカメラ付き携帯電話10に受信されると、上記電子メールがカメラ付き携帯電話10の表示部13に電子的画像アルバムの閲覧を案内する画面として表示される。これに応じて、カメラ付き携帯電話10の利用者は、上記URLにアクセスして、画像を閲覧することができる。
次に、カメラ付き携帯電話10のWWW(World Wide Web)サイトへのアクセスに関する動作について、図3、図6、及び図8を参照して説明する。利用者は、操作部16でインターネット上のWWWサイトにアクセスするように指示する。操作部16の入力情報は制御部17に入り、制御部17は、パケット通信部18、及び無線制御部19を制御する信号を出力する。パケット通信部18は、所定のURLにアクセスするパケットを生成する。無線制御部19は、パケットデータを無線信号化し、アンテナ20から発信する。
無線信号は、通信事業者80の基地局81で受信されて通信事業者のサービス・サーバ82に送られる。サービス・サーバ82は、携帯電話に各種パケット通信サービスを提供する。サービス・サーバ82はパケットを解析して当該パケットの宛先がインターネット上にあることからバス83を介してネット・サーバ84に送る。ネット・サーバ84は所定のURLに対応するWWWサーバ71にパケットを送る。ネット・サーバ84とWWWサーバ71はインターネット60上にある。
WWWサーバ71は、携帯電話10がアクセスしてきたHTML(Hyper Text Markup Language)ファイル(あるいはHTMLファイルの簡易版ファイル)をパケット化してカメラ付き携帯電話10に送る。このパケット化ファイルは、前述のカメラ付き携帯電話10から画像管理センター70へのアクセス経路を逆にたどってカメラ付き携帯電話10に届けられる。
画像管理センター70から送られた上記パケット化ファイルは、アンテナ20で受けられて、無線制御部19を経て、パケット通信部18でファイルとして得られる。パケット通信部18は、HTMLファイルをバス14、画像処理部12を介して表示部13に送る。利用者はHTMLファイルの表示画面を見ながら、操作部16を操作して携帯電話10で所望のURLのWWWサイトを閲覧し、所望の画像を表示させたり、画像の注文を行うことができる。
((画像閲覧及び画像注文))
図9及び図10は、上記のようなカメラ付き携帯電話10からの、画像閲覧要求や、画像注文に対応して画像管理センター70で行われる処理を示すフローチャートである。以下の動作を説明においては、各動作に対応した図9及び図10の対応部分の符号を付記する。
画像管理センター70は、カメラ付き携帯電話10のアクセスに応じて電子的画像アルバムの閲覧サービスを提供する。(f1)。
即ち、WWWサーバ71は、携帯電話からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、アクセスされたURLに対応したHTMLファイル及び関連ファイルを送信する。上記HTMLファイル及び関連ファイルは、インターネット60を介して、通信事業者80のネット・サーバ84で受信される。ネット・サーバ84で受信した上記HTMLファイル及び関連ファイルは、バス83を経てサービス・サーバ82からパケット通信としてカメラ付き携帯電話10に送信される。
この結果、カメラ付き携帯電話10の表示部13には例えば、図11に示される画面が表示される。図11に示すように、この画面は、表示部13のうちの画像表示領域111にアルバムの最初のページの一部を構成する画像を表示し、ボタン表示領域112に、ボタンを表示するものである。ボタン表示領域112のボタンは図示の例では3つあり、中央に選択ボタン113、右側に右矢印ボタン115、左側に左矢印ボタン114が設けられている。画像表示領域111に表示されている画像を選択する場合には後述のように、選択ボタン113を選択して、決定操作を行う。
アルバム中の別の画像の閲覧を希望する場合には、右矢印ボタン115又は左矢印ボタン114を選択して決定操作を行う。図11に示すように、右矢印ボタン115を選択して(選択されると例えば図にハッチングで示すように表示色が変わるようになっている)、決定操作を行うと、画像アルバムの次のページ(次の画像を含むものであり、次のページの選択により発生されるURLで指定される)へのアクセスが行われる。このアクセスは、画像アルバムの次のページの閲覧の申込みとしてインターネット60を介して画像管理センター70に伝えられる。
この場合も、画像管理センター70は、カメラ付き携帯電話10からの通信が、指定された画像の閲覧要求であることを確認し、アクセスされたURLで指定されたHTMLファイル及び関連ファイルを送信する。この結果、カメラ付き携帯電話10の表示部13には、例えば、図12の画面(画像アルバムの次のページの画像を含む)が表示される。以下の操作は、上記と同様である。
図12において、例えば、図12にハッチングで示すように、左矢印ボタン114を選択して、決定操作を行ったとすると、この決定操作により発生されるURLにより画像アルバムの前のページへのアクセスが行われる。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部13には再び図11の画面が表示される。ここで説明に使用した図11、図12の画面は、撮像画像に基づいて作られる画像アルバムの例である。このように、現在表示されている画像から矢印ボタン(114、115)を用いて一連の画像を順番に辿っていくことで画像アルバムに登録された画像を順に閲覧できる。
なお、画像アルバムの画像の選択(表示されている画像の変更)のための操作として例えば矢印状の三角形のボタンの表示が用いられるものとして説明したが、他のユーザインタフェースを用いても良い。
例えば、カメラ付き携帯電話10の表示部13に図13の画面が表示されている時に、図13にハッチングで示すように、「選択」ボタン113を選択して、決定操作を行うと、この決定操作により発生されるURLにより画像アルバムの画像印刷の注文ページへのアクセスが行われる(f2)。この場合も、画像印刷の注文ページを示すURLが画像管理センター70に送られ、画像管理センター70では、送られたURLで指定されたページを送る。
その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部13には送られたページが図14に示すような画面として表示される。(なお、このような特定のページを送信して、画面を表示することを「画面を送信する」とも言う。)図14に示される画面(注文画像確認画面)は、利用者が画像データを注文するか印刷画像を注文するか設定するためのものであり、「印刷画像」ボタン116、「画像データ」ボタン117、画像データ及び印刷画像の「両方」ボタン118を表示するとともに、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示するものである(f3)。
例えば、利用者が「画像データ」ボタン117を選択した場合、注文操作を行った携帯電話の(識別データとしての)電話番号、画像データに対応する画像の識別符号を含む注文データが画像管理センター70に送信される。画像管理センター70は、送られてきたデータが注文確定を示すものであると判断すると、画像を受け取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する画面を送信して、設置場所の選択を促す(f9)。
((印刷注文))
図14の画面(図9のステップf2、f3)で、利用者が「印刷画像」ボタン116あるいは、「両方」ボタン118を選択した場合、カメラ付き携帯電話10の表示部13には図15に示すような画面が送信される(f4)。図15に示される画面(印刷設定画面)は、印刷の条件を設定乃至変更するためのものであり、それぞれ印刷条件の各項目である、「枚数」ボタン121、「サイズ」ボタン122、第1の「用紙種類」(ツヤ有無/縁有無)ボタン123、及び第2の「用紙種類」(シール有無)ボタン124を表示するとともに、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。
印刷条件の各項目(ボタン121乃至124)は最初は既定値(デフォルト値)となっている。図15には、印刷枚数は1枚、用紙サイズはLサイズ、用紙はツヤ有り/縁無し、シール(粘着シート)無しとする既定値の例を示している。
例えば、図15の既定値で満足できる(既定値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目がない)場合、図16にハッチングで示すように、「OK」ボタン120を選択して、決定操作を行うと、注文操作を行った携帯電話の(識別データとしての)電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文データが画像管理センター70に送信される(f5)。画像管理センター70は、送られてきたデータが印刷条件確定を示すものであると判断すると、画像(印刷画像のみ或いは印刷画像と画像データ)を受け取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する画面を送信して、設置場所の選択を促す(f9)。
図15の設定で、例えば印刷枚数を「1」から「2」に変更したい場合、図17にハッチングで示すように、「枚数」ボタン121を選択して、決定操作を行うと、この決定操作により発生されるURLにより印刷枚数の変更のためのページへのアクセスが行われる。これに応じて、画像管理センター70は、送られたURLで指定される、枚数変更のためのページをカメラ付き携帯電話10に送信する(f6)。
その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には送られたページが図18に示される画面として表示される。図18に示される画面は、印刷条件の一つの項目である、印刷枚数を変更するためのものであり、「枚数」表示部分126、「上矢印」ボタン127、「下矢印」ボタン128、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を含む。印刷枚数の既定値は1枚となっている。図18にハッチングで示すように、上矢印127を選択して、決定操作を行うと、図19のように枚数は2枚と表示される。図19にハッチングで示すように、「OK」ボタン120を選択して、決定操作を行うと、印刷設定ページを指定するURLとともに枚数データが画像管理センター70に送信され、送信されたURLにより、印刷設定ページへのアクセスが行われる。
画像管理センター70は、印刷設定ページの印刷条件の一つの項目である、枚数データを1枚から2枚に修正し、修正された印刷設定ページを携帯電話に送信する(f4)。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には図20の画面が表示される。図20は、図15と同様であるが、印刷条件のうちの「枚数」が「2」に変わっている。
図20の設定値で満足できる(表示されている値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目がない)場合、図21にハッチングで示すように、「OK」ボタン120を選択して、決定操作を行うと、注文操作を行った携帯電話の(識別データとしての)電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文データが画像管理センター70に送信される(f5)。画像管理センター70は、送られてきたデータが印刷条件確定を示すものであると判断すると、画像を受け取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する画面を送信して、設置場所の選択を促す(f9)。
図20の設定で、例えば用紙サイズをLサイズからA5サイズに変更したい場合、図22にハッチングで示すように、「サイズ」ボタン122を選択して、決定操作を行うと、この決定操作により発生されるURLにより、印刷用紙サイズの変更のためのページへのアクセスが行われる。これに応じて、画像管理センター70は用紙サイズ変更のためのページをカメラ付き携帯電話10に送信する(f7)。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には図23の画面が表示される。
図23に示されるページは用紙サイズを変更するためのものであり、用紙サイズの選択肢として、「Lサイズ(89×127mm)」ボタン130、「2Lサイズ(127×178mm)」ボタン131、「HVサイズ(89×158mm)」ボタン132、「Pサイズ(89×254mm)」ボタン133、「A5サイズ(148×210mm)」ボタン134、及び「A4サイズ(210×297mm)」ボタン135を含み、さらに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を含む。
既定値はLサイズ(89×127mm)となっている。例えば、図24にハッチングで示すように、A5サイズ(148×210mm)を選択して、決定操作を行うと、用紙サイズデータが印刷設定ページを指定するURLとともに画像管理センター70に送信され、送信されたURLにより印刷設定ページへのアクセスが行われる。画像管理センター70は、用紙サイズをLサイズからA5サイズに変更し、修正された設定ページを携帯電話に送信する(f4)。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には図25の画面が表示される。図25は、図20と同様であるが、印刷条件のうちの「サイズ」が「A5」に変わっている。
図25の設定値で満足できる(表示されている値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目がない)場合、図26にハッチングで示すように、「OK」ボタン120を選択して、決定操作を行うと、注文操作を行った携帯電話の(識別データとしての)電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文データが画像管理センター70に送信される(f5)。画像管理センター70は、送られてきたデータが印刷条件確定を示すものであると判断すると、画像(印刷画像及び画像データ)を受け取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する画面を送信して、設置場所の選択を促す(f9)。
図25の設定で、例えば用紙を「ツヤ有り/縁無し」から「ツヤ無し/縁無し」に変更したい場合、図27にハッチングで示すように、「用紙」ボタン123を選択して、決定操作を行うと、決定操作により発生されるURLにより印刷用紙の設定ページへのアクセスが行われる。これに応じて、画像管理センター70は用紙の設定のためページをカメラ付き携帯電話10に送信する(f8a)。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には図28の画面が表示される。図28に示す画面は用紙の種類(表面の性質、縁の有無)を変更するためのもので、用紙種類の選択肢として、「ツヤ有り/縁無し」ボタン137、「ツヤ無し/縁無し」ボタン138、「ツヤ有り/縁有り」ボタン139、及び「ツヤ無し/縁有り」ボタン140を含み、さらに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を含む。既定値は「ツヤ有り/縁無し」137となっている。
図29にハッチングで示すように、「ツヤ無し/縁無し」138を選択して、決定操作を行うと、用紙データが印刷設定ページを指定するURLとともに画像管理センター70に送信され、送信されたURLにより印刷設定ページへのアクセスが行われる。画像管理センター70は、印刷設定ページの用紙データを「ツヤ有り/縁無し」から「ツヤ無し/縁無し」に修正し、修正したページを携帯電話に送信する(f4)。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には図30の画面が表示される。図30は、図25と同様であるが、印刷条件のうちの「用紙種類」が「ツヤ有り/縁無し」から「ツヤ無し/縁無し」に変わっている。
図30の設定値で満足できる(表示されている値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目がない)場合、図31にハッチングで示すように、「OK」ボタン120を選択して、決定操作を行うと、注文操作を行った携帯電話の(識別データとしての)電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文データが画像管理センター70に送信される(f5)。画像管理センター70は、送られてきたデータが印刷条件確定を示すものであると判断すると、画像を受け取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する画面を送信して、設置場所の選択を促す(f9)。
図30の設定で、例えば用紙を「シール無し」から「シール紙」に変更したい場合、図32にハッチングで示すように、第2の「用紙」ボタン(シール有無)124を選択して、決定操作を行うと、決定操作により発生されるURLにより印刷用紙の設定ページへのアクセスが行われる。これに応じて、画像管理センター70は用紙の設定のためページをカメラ付き携帯電話10に送信する(f8b)。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には図33の画面が表示される。図33に示す画面は用紙の種類(粘着性の有無)を変更するためのもので、用紙種類の選択肢として、「シール無し」ボタン142、「シール紙」ボタン143を含み、さらに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を含む。既定値は「シール無し」142となっている。
図34にハッチングで示すように、「シール紙」ボタン143を選択して、決定操作を行うと、用紙データが印刷設定ページを指定するURLとともに画像管理センター70に送信され、送信されたURLにより印刷設定ページへのアクセスが行われる。画像管理センター70は、印刷設定ページの用紙データを「シール無し」から「シール紙」に修正し、修正したページを携帯電話に送信する(f4)。その結果、カメラ付き携帯電話10の表示部には図35の画面が表示される。図35は、図30と同様であるが、印刷条件のうちの「用紙種類」が「シール無し」から「シール紙」に変わっている。
図35の設定値で満足できる(表示されている値が要求に合致しており、変更すべき印刷条件項目がない)場合、図36にハッチングで示すように、「OK」ボタン120を選択して、決定操作を行うと、注文操作を行った携帯電話の(識別データとしての)電話番号、印刷の対象となる画像の識別符号を含む印刷注文データが画像管理センター70に送信される(f5)。画像管理センター70は、送られてきたデータが印刷条件確定を示すものであると判断すると、画像を受け取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する画面を送信して、設置場所の選択を促す(f9)。
((受取り場所設定))
画像(印刷画像や画像データ)を受け取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する画面は、図37のように、「履歴参照」ボタン145、「現在地最寄」ボタン146、「自宅最寄」ボタン147、「希望地最寄」ボタン148と、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示する(f10)。利用者は、いずれかの方法で画像データあるいは印刷画像を受取る画像サービス端末40の設置場所を設定乃至選択する。利用者は、しばらく現在地周辺に留まる場合は「現在地最寄」と指定を行い、移動する場合は「希望地最寄」と指定する。帰宅途中などにおいて自宅の近くで受取る場合は「自宅最寄」と指定する。
ステップf10で、例えば図37にハッチングで示すように、「履歴参照」ボタン145を選択して決定操作を行うと、画像管理センター70は、その利用者が最近指定した画像サービス端末40の設置場所の履歴を提示する図38のような画面を送信する。図38には、「東京駅前コンビニA」ボタン150、「大阪駅前B百貨店」ボタン151、「京都駅前Cカメラ店」ボタン152、「D大学売店」ボタン153と、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示する(f11)。
「東京駅前コンビニA」ボタン150、「大阪駅前B百貨店」ボタン151、「京都駅前Cカメラ店」ボタン152、「D大学売店」ボタン153の各ボタンは利用者の最新の使用履歴に対応する。さらに古い履歴もスクロール表示で対応する。
図38でいずれかの設置場所を選択すると(f16)、画像管理センター70は、詳細な設置場所を案内する画面を送信して確認を行なう。例えば、「大阪駅前B百貨店」ボタン151を選択すると(f16)、図39のような詳細な設置場所を表示し案内する領域154を含む画面を送信して確認を行なう。
ステップf10で、例えば図40のように「現在地最寄」ボタン146を選択すると、画像管理センター70は通信事業者80に、その利用者の現在地を照会する(f12)。通信事業者80は、その利用者が保有するカメラ付き携帯電話10の位置を、電波強度が最も強い基地局から判断して、画像管理センター70に現在地を連絡する。あるいは、GPS(Global Positioning System)に基づいて現在地を判断しても良い。
画像管理センター70は、その利用者が現在いる場所の最寄の画像サービス端末40の設置場所を提示する図41のような画面を送信する。図41には、「東京駅前コンビニA」ボタン156、「DPEサービス丸ノ内店」ボタン157、「大手町駅前コンビニB」ボタン158、「二重橋前駅前売店」ボタン159、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示する(f15)。
「東京駅前コンビニA」ボタン156、「DPEサービス丸ノ内店」ボタン157、「大手町駅前コンビニB」ボタン158、「二重橋前駅前売店」ボタン159の各ボタンは利用者が現在いる場所に最も近い画像サービス端末40の設置場所に対応する。さらに周辺の設置場所もスクロール表示で対応する。
図41でいずれかの設置場所を選択すると(f16)、画像管理センター70は、詳細な設置場所を案内する画面を送信して確認を行なう。例えば、「東京駅前コンビニA」ボタン156を選択すると(f16)、図42のような詳細な設置場所を案内する画面を送信して確認を行なう。
ステップf10で、例えば図43のように「自宅最寄」ボタン147を選択すると、画像管理センター70は既に利用者によって登録されている現住所の最寄の画像サービス端末40の設置場所を提示する図44のような画面を送信する(f13)。図44には、「四条駅前コンビニA」ボタン163、「河原町駅前B百貨店」ボタン164、「烏丸駅前コンビニC」ボタン165、「京都市役所駅前地下街」ボタン166、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示する(f15)。
「四条駅前コンビニA」ボタン163、「河原町駅前B百貨店」ボタン164、「烏丸駅前コンビニC」ボタン165、「京都市役所駅前地下街」ボタン166の各ボタンは利用者の自宅に最も近い画像サービス端末40の設置場所に対応する。さらに周辺の設置場所もスクロール表示で対応する。
図44でいずれかの設置場所を選択すると(f16)、画像管理センター70は、詳細な設置場所を案内する画面を送信して確認を行なう。例えば、「烏丸駅前コンビニC」ボタン165を選択すると(f16)、図45のような詳細な設置場所161を案内する画面を送信して確認を行なう。
ステップf10で、例えば図46のように「希望地最寄」ボタン148を選択すると、画像管理センター70は、図47のような利用者に希望地の入力するための領域168を含み、希望値の入力を促す画面を送信する(f14)。例えば利用者が「大阪市北区梅田」と入力した場合、画像管理センター70は周辺の検索を行い、希望地最寄の画像サービス端末40の設置場所を提示する図48のような画面を送信する。図48には、「大阪駅前B百貨店5F」ボタン170、「梅田駅前コンビニA」ボタン171、「西梅田駅前コンビニC」ボタン172、「東梅田駅前売店」ボタン173、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示する(f15)。
「大阪駅前B百貨店5F」ボタン170、「梅田駅前コンビニA」ボタン171、「西梅田駅前コンビニC」ボタン172、「東梅田駅前売店」ボタン173の各ボタンは利用者が希望する場所に最も近い画像サービス端末40の設置場所に対応する。さらに周辺の設置場所もスクロール表示で対応する。
図48でいずれかの設置場所を選択すると(f16)、画像管理センター70は、詳細な設置場所を案内する画面を送信して確認を行なう。例えば、「梅田駅前コンビニA」ボタン171を選択すると(f16)、図49のような詳細な設置場所(174)を案内する画面を送信して確認を行なう。
((印刷指示情報の、センターから画像サービス端末への転送))
画像管理センター70は、利用者からの注文データに基づいて、画像注文の対象となる画像のフルサイズ画像データと、注文操作を行った携帯電話の電話番号、電子メール・アドレス等を含む通信端末識別データをインターネット60を介して画像サービス端末40にダウンロードする。また、印刷画像の注文が行なわれた場合は、印刷枚数、印刷用紙情報も併せてダウンロードする(f17)。
図6の画像管理センター70において、管理部75は蓄積部73から注文対象のフルサイズ画像データを読み出し、通信端末識別データ、画像注文データと共に、WWWサーバ71から画像サービス端末(40、40a、40bなどのいずれか)に宛ててインターネット60に送信する。この画像サービス端末は、図10のステップf16でその設置場所が選択された画像サービス端末である。
((料金の精算))
画像管理センター70は、利用者の画像注文内容に基づいて利用費用を算出して、通信事業者80に請求する(f18)。画像管理センター70の管理部75は、画像データの容量や、印刷画像の枚数、用紙等から費用を算出する。管理部75は請求データをバス72を介して送受信部76から通信事業者80に送信する(図6)。通信事業者80(図8)では、請求データを送受信部86で受信し、バス83を介して管理部85に送る。管理部85は、画像データあるいは画像の注文サービスの請求費用を、利用者の電話代、パケット交換通信費用、メール・サービス費用、WWWサービスの情報料を含む携帯電話利用費用とまとめて管理し、例えば毎月単位で集計して利用者に請求する。
((印刷実行))
図5の画像サービス端末40において、通信部47はインターネット60から注文対象のフルサイズ画像データ及び、通信端末識別データ、画像注文データを受信し、蓄積部43に記憶させる。
利用者からの注文が印刷画像を含む場合は、制御部42は蓄積部43、印刷部45に制御信号を送る。印刷部45は、この注文データに基づいて印刷を行う。印刷部45は、印刷画像を保管部55に搬送する。保管部55は、通信端末識別データに関連付けて保管する。
印刷部45は、印刷注文データ指定の印刷用紙の表面に、画像データに基づいた印刷を行う。印刷用紙の裏面に、通信端末識別データに基づいた印刷を行う。
印刷用紙の裏面には例えば、通信端末識別データ(を表す英数字)をそのまま(英数字で)印字する。また、通信端末識別データを暗号化して印字する。また、通信端末識別データを、バーコード化、あるいは2次元コード化等のパターン化して印刷する。バーコードにはITF(Interleaved Two of Five)コード(JIS−X−0502)、JAN(Japanese Article Number)コード等が含まれる。2次元コードにはPDF417、データマトリックス、QRコード等が含まれる。
((印刷完了通知))
画像サービス端末40は、利用者のカメラ付き携帯電話10に宛てて、画像の印刷が完了したこと、印刷画像の準備が完了したことを通知する電子メールを送信する。上記電子メールは、画像サービス端末40の通信部47からインターネット60、通信事業者80を介してカメラ付き携帯電話10に送られる。
((画像引渡し))
利用者は、図4のように注文画像を受取る為に受け取り場所に指定した画像サービス端末40の設置場所に立ち寄る。利用者はカメラ付き携帯電話10のリムーバブルメディア用スロット29からリムーバブルメディア28を抜いて、画像サービス端末40のリムーバブルメディア用スロット50に挿入する。画像サービス端末40は、リムーバブルメディア28に記録されている通信端末識別データを読み取り、利用者の認証を行う。画像サービス端末40は、当該画像を注文した利用者と確認する。
注文画像の形式が、画像データだった場合、画像サービス端末40は、リムーバブルメディア28に画像データを書込む。書き込みが完了したら、利用者は、リムーバブルメディア用スロット50からリムーバブルメディア28を抜く。
その後、必要に応じ、リムーバブルメディア28を、携帯電話10のスロット29に挿入し、メディア制御部23は、メディア50から画像データを読み込み、記憶部15に記憶させる。
注文画像の形式が印刷画像だった場合、画像サービス端末40の保管部55は通信端末識別データに関連付けて保管していた印刷画像を提供部56に搬送する排出する。利用者は、提供部56から印刷画像を取り出す。
印刷画像を受取ったら、利用者は、リムーバブルメディア用スロット50からリムーバブルメディア28を抜く。
印刷画像の提供のための搬送に当たり、保管部55は、画像サービス端末40に接続されたる携帯電話10の通信端末識別データに基づいて保管している印刷画像を検索する。
例えば、印刷画像の裏面の通信端末識別データを表す英数字等を光学センサ等で読み取り、OCR(Optical Character Recognition / Optical Character Reader)にて照合したり、或いは、通信端末識別データを表すバーコードまたは2次元コードを読み取り照合することにより、接続された携帯電話10の所有者に渡すべき印刷画像であることを確認する。
((画像データへの通信端末識別データの関連付けの態様の変形例))
上記説明において、画像データが通信端末識別データに関連付けて扱われるものとしたが、代わりに図50のように画像データのファイル内に通信端末識別データを埋め込んでも良い。例えばJPEG(Joint Photographic Expert Group)圧縮画像ファイルに通信端末識別データをアプリケーション・マーカーやコメント・マーカーとして埋め込んでも良い。
また、図51のように画像ファイルをまとめたフォルダに通信端末識別データを含むヘッダファイルを加えておいても良い。あるいは、図52のようにリムーバブルメディア内に画像ファイルをまとめたフォルダとは別に通信端末識別データのファイルを加えておいても良い。上記通信端末識別データは暗号化データである。
((リムーバブルメディア内の記憶領域の詳細))
また、上記リムーバブルメディア28の一例が図53に示されている。図示のように、このリムーバブルメディア28は、読み出し専用で書換え不可能な記憶手段28aと、大容量不揮発性記憶手段28bとから構成されている。読み出し専用で書換え不可能な記憶手段28aは管理用の記憶領域として用いられるものであり、例えばROM(Read Only Memory)で構成され、大容量不揮発性記憶手段は28bは例えばフラッシュメモリで構成される。ROMには例えば通信端末識別データが書込まれている。フラッシュメモリには、カメラ付き携帯電話10あるいは画像サービス端末40によって、随時画像ファイルが書込まれる。図53には、画像ファイルがそれぞれ、画像1データ28b1、画像2データ28b2、画像3データ28b3、画像4データ28b4、画像5データ28b5などとして示されている。
((実施の形態1の効果))
以上のように構成したので、撮像画像の閲覧、蓄積、印刷等のサービスを提供できる画像管理方法及びシステムにおいて、撮像画像の送信のための通信料金負担を軽くすることができる。また、新たにIDとパスワードを設定する手間をかけさせずに撮像画像の閲覧、蓄積、印刷等のサービスが提供される。さらに、画像印刷にかかる時間の間、利用者が同じ場所で待つ必要がなく、都合の良い別の場所で印刷画像を受取ることができるので、便利である。
実施の形態1において画像の注文が印刷画像の注文である場合の効果をまとめると以下のとおりである。
まず、印刷画像を他の人に入手させる際の画像の所有者の手間が大幅に削減できる。印刷画像を他の人に入手させる場合、従来は、写真の所有者は、例えば複数の関係者に写真を回覧して、その焼き増し希望を取り纏めて写真店に焼き増しを発注して、でき上がった写真を希望者に配布するなど煩雑な手間がかかった。また、写真の焼き増し費用も写真所有者が立て替え払いの上、写真希望者各々と個別精算するなど煩雑な手間がかかった。
また、画像データをアップロードするための料金を安くできる。カメラ付き携帯電話10は、縦横が352画素×288画素の約10万画素の画像データぐらいまでは、パケット通信で画像データをアップロードしても、それほど負担になることはなかった。しかし、例えば10倍の約100万画素の画像データになるとデータ容量も10倍になり非常に大きな負担となる。画像データのアップロードにかかる携帯電話の利用料金が高いという問題があった。同時に、通信時間もかかり、その間着信電話に対応できないという問題があった。
また最近は、ブロードバンド通信環境が整ったパーソナルコンピュータ等の機器経由で画像データをアップロードすることも可能であるが、パーソナルコンピュータ等の機器を所有していない者には利用することができない。またパーソナルコンピュータ等の機器を所有している者にとっても、外出先では利用できない。あるいは、外出の際パーソナルコンピュータ等の機器を持ち歩く煩わしさが伴う。実施の形態1で説明した画像管理システムにおいては、画像データは、通信端末から画像サービス端末に転送され、画像サービス端末から画像管理センターに送信されるので、画像データが安価な料金でアップロードできる。
さらに、画像印刷の待ち時間の無駄を少なくできる。従来のプリントサービスでは、カメラ付き携帯電話10やディジタル・スチル・カメラの画像を印刷する際に印刷所要時間による利用者の待ち時間がかかった。1枚なら、わずかの待ち時間でも、枚数の増加に伴い待ち時間が長くなり、待つのが困難となり、従来のプリントサービスでは不便な面があった。本実施の形態1で説明した画像管理システムにより、画像データを任意の画像サービス端末40に、一旦預けて、WWWサイトから印刷したい画像を指定しておけば希望する場所に近い画像サービス端末40で印刷画像を受け取ることができるようになった。これにより、無駄な待ち時間をなくすことができるようになった。
特に、画像サービス端末40を、コンビニエンスストア、写真店、DPE(Development Printing Enlargement)サービス店、携帯電話販売店、ショッピングセンター、家電量販店、等の小売店の店頭等に自動販売機と同様に幅広く設置しておけば、特定の写真店でしか写真を受け取れないシステムに比べて、利用者の行動がより自由にできるようになる。特定の写真店に立ち寄るための時間は必要であるが、最も都合の良い場所で、例えば他の用事で小売店などに立ち寄るついでに印刷画像を受け取れるので無駄な時間を大幅に短くできる。
また、画像の閲覧、印刷画像の注文、印刷画像の引渡しなどに際しての本人確認のための認証に通信端末識別データを利用することによって、利用者も画像管理システムも、複雑なパスワード管理や預かり伝票による管理を行う手間を省くことができるようになった。
次に、実施の形態1において画像の注文が画像データの注文である場合の効果をまとめると以下のとおりである。
まず、通信端末やそれとともに用いる可搬型記憶媒体の記憶容量を有効に活用することができる。例えば、カメラ付き携帯電話10は、縦横が352画素×288画素の約10万画素の画像データぐらいまでは、内蔵の記憶手段で保存しても、それほど負担になることはなかった。しかし、例えば10倍の約100万画素の画像データになるとデータ容量も10倍になり非常に大きな負担となる。撮影した画像データが大きくなると、カメラ付き携帯電話10に内蔵の記憶手段に保存されている、電話帳や電子メール、着信通知用の楽曲データの保存領域が圧迫される。また追加の撮影ができなくなる等の問題があった。
パーソナルコンピュータ等の記憶手段を有する機器に、データをバックアップできるカメラ付き携帯電話10もあるが、パーソナルコンピュータ等の記憶手段を有する機器を所有していない者には利用できない。またパーソナルコンピュータ等の記憶手段を有する機器を所有している者にとっても、外出先で記憶手段の空き容量が少なくなった時には利用できない。本実施の形態1で説明したように、画像データを任意の画像サービス端末40に、一旦預けて、カメラ付き携帯電話10に内蔵の記憶手段などの空き容量に余裕がある時に受け取ることができるようになる。
また、画像の閲覧、画像データの注文、画像データの引渡しなどに際しての本人確認のための認証に通信端末識別データを利用することによって、利用者も画像管理システムも、複雑なパスワード管理や預かり伝票による管理を行う手間を省くことができるようになった。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、カメラ付き携帯電話10と画像サービス端末40への画像データの転送をリムーバブルメディア28を介して行い、同様に画像サービス端末における本人確認のための認証と、カメラ付き携帯電話10へのデータ転送を、リムーバブルメディア28を介して行っているが、代わりに、カメラ付き携帯電話10と画像サービス端末40をインタフェースケーブル52で接続して画像データの転送などを行っても良い。以下、この代替構成(第1の代替構成)を、図54、図55及び図56を参照して説明する。
図54は、この第1の代替構成における、インターフェースケーブル52でカメラ付き携帯電話10から画像サービス端末40に画像データを転送する様子を示す。図55は、この第1の代替構成に用いられる、カメラ付き携帯電話10内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示す。図56は、この第1の代替構成に用いられる、画像サービス端末40内の、画像データの処理に関与する部分を示す。
図54に示すように、利用者はカメラ付き携帯電話10のコネクタ端子24と画像サービス端末40をケーブル52で接続する。
図55に示すように、利用者は、操作部16で撮像画像の画像データを画像サービス端末40に転送するように指示する。操作部16の入力情報は制御部17に入り、制御部17は、記憶部15、及び近距離通信部23を制御する信号を出力する。記憶部15に保存されている画像データはバス14を介して近距離通信部23に送られる。必要に応じて、記憶部15に保存されている画像データはバス14を介して画像処理部12に送られる。画像処理部12は画像データを圧縮する等、保存用の加工を加えてバス14を介して近距離通信部23に送る。近距離通信部23は画像データをコネクタ端子24からケーブル52を介して画像サービス端末40に送信する。
図56に示すように、近距離通信部51はケーブル52を介してカメラ付き携帯電話10に接続されているコネクタ端子52aから画像データと識別データを読み出す。読み出された画像データと識別データは、バス46を介して蓄積部43に記憶される。
上記カメラ付き携帯電話10から画像サービス端末40への通信は、例えばUSB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等によって行うことができる。ケーブルにより画像データの転送を行うこととすれば、リムーバブルメディアや赤外線通信、近距離無線通信を搭載しない携帯電話でも画像サービス端末40への画像データ転送が可能となる利点がある。
また、第1の代替構成で、画像サービス端末40での利用者認証、及びカメラ付き携帯電話10への画像データの転送を行う場合には、図54に示すように、利用者はカメラ付き携帯電話10のコネクタ端子24と画像サービス端末40をケーブル52で接続する。画像サービス端末40は、カメラ付き携帯電話10から通信端末識別データを読み取って利用者の認証を行う。画像サービス端末40は、当該画像を注文した利用者と確認する。
注文画像の形式が、画像データだった場合、画像サービス端末40は、図56に示される蓄積部43に記憶させた画像データを近距離通信部51からコネクタ端子51aに送信する。画像データはコネクタ端子51aに接続されたケーブル52を通って、図55に示されるコネクタ端子24に入る。コネクタ端子24に入る画像データは近距離通信部23で受信し記憶部15に記憶させる。
注文画像の形式が印刷画像だった場合、画像サービス端末40の保管部55は通信端末識別データに関連付けて保管していた印刷画像を提供部56に搬送する排出する。利用者は、提供部56から印刷画像を受取る。利用者は、カメラ付き携帯電話10のコネクタ端子24から接続ケーブル52を抜く。
印刷画像の提供のための搬送に当たり、保管部55は、画像サービス端末40に接続された携帯電話10の通信端末識別データに基づいて、保管している印刷画像を検索する。例えば、印刷画像の裏面の通信端末識別データを表す英数字等を光学センサ等で読み取り、OCR(Optical Character Recognition / Optical Character Reader)にて照合したり、或いは通信端末識別データを表すバーコードまたは2次元コードを読み取り照合することにより、接続された携帯電話10の所有者に渡すべき印刷画像であることを確認する。
実施の形態3.
また、カメラ付き携帯電話10から画像サービス端末40へのデータ転送や、画像サービス端末における利用者認証と、カメラ付き携帯電話10へのデータ転送を、上記の実施の形態1や実施の形態2のように行う代わりに、カメラ付き携帯電話10と画像サービス端末40との間の赤外線通信で行うこととしても良い。以下にこの代替構成(第2の代替構成)を、図57及び図58を参照して説明する。
図57は、この第2の代替構成に用いられる、カメラ付き携帯電話10内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示す。図58は、この第2の代替構成に用いられる、画像サービス端末40内の、画像データの処理に関与する部分を示す。
データ転送に際し、利用者はカメラ付き携帯電話10の赤外線通信部25の一部をなす赤外線発光部(図示しない)と画像サービス端末40の受光部(図示しない)を正対させる。そして、利用者は、図57に示す操作部16で撮像画像の画像データを画像サービス端末40に転送するように指示する。操作部16の入力情報は制御部17に入り、制御部17は、記憶部15、及び赤外線通信部25を制御する信号を出力する。記憶部15に保存されている画像データはバス14を介して赤外線通信部25に送られる。必要に応じて、記憶部15に保存されている画像データはバス14を介して画像処理部12に送られる。画像処理部12は画像データを圧縮する等、保存用の加工を加えてバス14を介して赤外線通信部25に送る。赤外線通信部25は画像データを赤外線発光部から画像サービス端末40に送信する。
図58に示される赤外線通信部53は赤外線受光部を介してカメラ付き携帯電話10の赤外線発光部から送信されている画像データと識別データを受ける。読み出された画像データと識別データは、バス46を介して蓄積部43に記憶される。
上記カメラ付き携帯電話10から画像サービス端末40への赤外線通信は、IrDA(Infrared Data Association)等を含む。赤外線通信は、リムーバブルメディアやケーブルの着脱の手間が省ける利点がある。
また、第2の代替構成で、画像サービス端末40での利用者認証、及びカメラ付き携帯電話10への画像データの転送を行う場合には、利用者はカメラ付き携帯電話10の赤外線発光部と画像サービス端末40の受光部を正対させる。画像サービス端末40は、カメラ付き携帯電話10から通信端末識別データを読み取って利用者の認証を行う。画像サービス端末40は、当該画像を注文した利用者と確認する。
注文画像の形式が、画像データだった場合、画像サービス端末40は、図58において、蓄積部43に記憶させた画像データを赤外線通信部53からカメラ付き携帯電話10に送信する。画像データは赤外線通信で、図57における赤外線通信部25で受信し記憶部15に記憶させる。
注文画像の形式が印刷画像だった場合、画像サービス端末40の保管部55は通信端末識別データに関連付けて保管していた印刷画像を提供部56に搬送する。利用者は、提供部56から印刷画像を受取る。
印刷画像の提供のための搬送に当たり、保管部55は、画像サービス端末40に接続された携帯電話10の通信端末識別データに基づいて保管している印刷画像を検索する。
例えば、印刷画像の裏面の通信端末識別データを表す英数字等を光学センサ等で読み取り、OCR(Optical Character Recognition / Optical Character Reader)にて照合したり、或いは通信端末識別データを表すバーコードまたは2次元コードを読み取り照合することにより、接続された携帯電話10の所有者に渡すべき印刷画像であることを確認する。
実施の形態4.
また、カメラ付き携帯電話10から画像サービス端末40へのデータ転送や、画像サービス端末における利用者認証と、カメラ付き携帯電話10へのデータ転送を、上記の実施の形態1や実施の形態2、実施の形態3のように行う代わりに、カメラ付き携帯電話10と画像サービス端末40との間の無線通信で行うこととしても良い。以下にこの代替構成(第3の代替構成)を、図59及び図60を参照して説明する。
図59は、この第3の代替構成に用いられる、カメラ付き携帯電話10内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示す。図60は、この第3の代替構成に用いられる、画像サービス端末40内の、画像データの処理に関与する部分を示す。
データ転送に際し、利用者はカメラ付き携帯電話10の無線電波の到達範囲に画像サービス端末40が入るように画像サービス端末40に近づく。そして、利用者は、図59に示される操作部16で撮像画像の画像データを画像サービス端末40に転送するように指示する。操作部16の入力情報は制御部17に入り、制御部17は、記憶部15、及び無線通信部26を制御する信号を出力する。記憶部15に保存されている画像データはバス14を介して無線通信部26に送られる。必要に応じて、記憶部15に保存されている画像データはバス14を介して画像処理部12に送られる。画像処理部12は画像データを圧縮する等、保存用の加工を加えてバス14を介して無線通信部26に送る。無線通信部26は画像データを無線アンテナ部から画像サービス端末40に送信する。
図60に示される無線通信部54は無線アンテナ部を介してカメラ付き携帯電話10の無線アンテナ部から送信されている画像データと識別データを受ける。読み出された画像データと識別データは、バス46を介して蓄積部43に記憶される。
上記カメラ付き携帯電話10から画像サービス端末40への無線通信は、携帯電話本来の無線通信機能ではなく、近距離小電力の無線通信規格である、例えば、Bluetooth、IEEE802.11(IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g)等により行われる。無線通信を利用すれば、リムーバブルメディアやケーブルの着脱の手間が省ける利点がある。また、赤外線通信は発光部と受光部を正対させる必要があるが、無線通信は近くにいれば接続できる利点がある。
また、第3の代替構成で、画像サービス端末40での利用者認証、及びカメラ付き携帯電話10への画像データの転送を行う場合には、利用者はカメラ付き携帯電話10の無線電波の到達範囲に画像サービス端末40が入るように画像サービス端末40に近づく。画像サービス端末40は、カメラ付き携帯電話10から通信端末識別データを読み取って利用者の認証を行う。画像サービス端末40は、当該画像を注文した利用者と確認する。
注文画像の形式が、画像データだった場合、画像サービス端末40は、図60に示される蓄積部43に記憶させた画像データを無線通信部54からカメラ付き携帯電話10に送信する。画像データは無線通信で、図59に示される無線通信部26で受信し記憶部15に記憶させる。
注文画像の形式が印刷画像だった場合、画像サービス端末40の保管部55は通信端末識別データに関連付けて保管していた印刷画像を提供部56に搬送する。利用者は、提供部56から印刷画像を受取る。
印刷画像の提供のための搬送に当たり、保管部55は、画像サービス端末40に接続された携帯電話10の通信端末識別データに基づいて保管している印刷画像を検索する。
例えば、印刷画像の裏面の通信端末識別データを表す英数字等を光学センサ等で読み取り、OCR(Optical Character Recognition / Optical Character Reader)にて照合したり、或いは通信端末識別データを表すバーコードまたは2次元コードを読み取り照合することにより、接続された携帯電話10の所有者に渡すべき印刷画像であることを確認する。
実施の形態5.
上記の実施の形態1では、カメラ付き携帯電話10の利用者が画像サービス端末40に画像データを転送し、さらに画像管理センター70で画像アルバムを作成し、そのアルバムの画像について後で同じ利用者(画像の所有者。以下「第1の利用者」とも言う)が画像を閲覧したり、画像データや印刷画像を注文する場合について説明したが、上記画像の所有者とは異なる人(第2の利用者)に画像の閲覧や注文を許容するようにすることもできる。そのためのひとつの方法は、利用権の設定によるものである。この方法では、各利用者は利用権の範囲内で画像を利用することができる。即ち、各利用者は、アルバムを構成する画像の一部又は全部について、閲覧及び画像注文の一方又は双方について、利用権を与えられる。
利用権の設定は、画像の所有者がそのカメラ付き携帯電話10を操作することにより行うことができ、設定された利用権は画像管理センター70に記憶される。
カメラ付き携帯電話10の操作による利用権の設定を可能にするため、画像管理センター70は、電子的画像アルバムの閲覧の準備が整った段階で、電子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報(URL)、及び利用権設定のための画面の接続情報(URL)を対応する通信端末に電子メールで送信し、利用者が電子的画像アルバムを閲覧や画像注文するのを可能にする画面と、画像の所有者が利用権を設定するのを可能にする画面とを利用者の通信端末に提供し、利用者からの閲覧要求、画像注文、利用権設定要求を受信する。
画像管理センター70はまた、利用権設定の要求に応じて、画像アルバムの全体または一部について、閲覧や画像注文に関する利用権の設定のための処理を行ない、設定内容を保存する。画像管理センター70はさらに、閲覧要求や画像注文に対し、利用者が利用権を有することを確認した上で閲覧、画像(印刷画像や画像データ)の提供を可能にする。利用権の確認は、例えば利用者の通信端末から送信された通信端末識別データと、予め記憶されている、設定された利用権を表わす情報とを参照して行なわれる。また、利用に際し、利用者に利用権確認のための所定の操作(例えばパスワードの入力)を行なわせる場合もある。
上記のように、利用権の設定を可能にするために画像管理センター70から画像アルバムの接続情報及び利用権設定のための画面の接続情報とを通知する電子メールがカメラ付き携帯電話10に受信されると、電子メールが携帯電話10の表示部に電子的画像アルバムの閲覧又は利用権設定を可能にする画面として表示される。その一例を図61に示す。これに応じて、携帯電話10の利用者(画像の所有者)は、「閲覧」ボタン201又は「利用権設定」202のいずれかを選択して決定操作を行なうことで、(上記URLで指定される)上記画像アルバムのホームページ又は、利用権設定のためのホームページにアクセスして、画像の閲覧又は利用権の設定を要求することができる。
最初に、利用権の設定を行なう場合について説明する。図62は、利用権設定のための処理を示す。以下の説明において、図62の対応するステップの符号を示す。この利用権の設定は、電子的画像アルバム(その一部である画像)の閲覧、画像注文に関し、その所有者、即ち当該アルバムの画像の撮像に用いられた携帯電話(携帯電話10)の所有者が、他の人(例えば、携帯電話10a、10b、10c、30、30a、30bなどの所有者)に(或いはその画像の所有者が他の携帯電話を用いてアクセスした場合)に、利用する権利を設定するものである。
利用権の設定を行なう前の状態(初期状態)では、例えば、この利用権は画像所有者のみが有している。(即ち画像の撮像に用いられた携帯電話でアクセスする場合にのみ利用が認められる。)
上記のように、「利用権の設定」ボタン202が選択されて決定操作が行なわれると、利用権設定画面の閲覧要求として、携帯電話10は上記URLをパケット通信でサービス・サーバ82に送信する(f41)。この閲覧要求は、サービス・サーバ82からバス83を経てネット・サーバ84から発信され、インターネット60を介して、画像管理センター70で受信される。
画像管理センター70は、携帯電話からの通信が利用権設定画面の閲覧要求であることを確認し、上記URLで指定されるホームページの先頭のページ(一連の画像のうちの所定のもの、例えば最初の画像を含む)に対応したHTMLファイル及び関連ファイルを送信する。上記HTMLファイル及び関連ファイルは、インターネット60を介して、通信事業者80のサービス・サーバ82で受信される。サービス・サーバ82で受信した上記HTMLファイル及び関連ファイルは、バス83を経てネット・サーバ84からパケット通信としてカメラ付き携帯電話10に送信される。
この結果、カメラ付き携帯電話10の表示部13には例えば、図63に示される画面が表示される。この画面は、利用権の設定範囲を設定するためのものである。図63に示すように、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全ての利用権を一括して設定するための「全アルバム」ボタン203、電子的画像アルバム単位にて利用権を設定するための「アルバム毎」ボタン204、画像単位毎にて利用権を設定するための「画像毎」ボタン205、並びに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示するものである。
例えば、図63の画面において、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全ての利用権を一括して設定するため、「全アルバム」ボタン203を選択すると、図64のように「全アルバム」ボタン203がハッチングで示すように表示色が変わり選択された状態となる。図64の「全アルバム」ボタン203が選択された状態で決定操作を行なうと(f42)、図65の利用権対象設定画面が表示される。
図65に示される画面は、利用権の設定対象を設定するためのものであり、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権をまとめて設定するための「閲覧/画像注文利用権」ボタン207、画像閲覧の利用権だけを設定するための「閲覧利用権」ボタン208、画像の注文の利用権だけを設定するための「画像注文利用権」ボタン209、並びに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。なお、「閲覧利用権」ボタン208を用いて閲覧について利用権を設定し、これとは別に、「画像注文利用権」ボタン209を用いて画像注文について利用権を設定することもできる。
例えば、図65の画面において、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権をまとめて設定するため、「閲覧/画像注文利用権」ボタン207を選択すると、図66のように「閲覧/画像注文利用権」ボタン207がハッチングで示すように表示色が変わり選択された状態となる。図66の「閲覧/画像注文利用権」ボタン207が選択された状態で決定操作を行うと(f43)、図67の利用権設定画面が表示される。
図67に示される画面は、利用権を与えられる者乃至端末を設定するためのものであり、本端末のみに利用権を設定するための「本端末のみ」ボタン211、どの端末でも利用権を持ちいずれの端末からでもアクセスできるように設定するための「無制限」ボタン212、いずれの端末からのアクセスも拒否するように設定するための「非公開」ボタン213、特定の端末だけが利用権を有するよう設定するための「端末登録者」ボタン214、アクセスにあたりパスワード入力を要求しパスワード認証の上でアクセスを許可するよう設定するための「パスワード認証者」ボタン215、並びに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。
例えば、図67の画面において、本端末のみに利用権を設定するため、「本端末のみ」ボタンを選択すると図68のように「本端末のみ」ボタン211がハッチングで示すように表示色が変わり選択された状態を示す。図68の「本端末のみ」ボタン211が選択された状態で決定操作を行うと(f44)、図69の利用権設定結果画面が表示される。(f45)
図69に示される画面は、利用権の設定内容を確認するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権(217)を、本端末のみ(218)が保有するように設定したことを確認できる。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119とを表示している。例えば、図69の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン120を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
例えば、図67の画面において、どの端末でも利用権を持ちいずれの端末からでもアクセスできるように設定するため、「無制限」ボタン212を選択すると図70のように「無制限」ボタン212が選択された状態(ハッチングで示すように表示色が変わっている)となる。この状態で決定操作を行うと(f44)、図71の利用権設定結果画面が表示される。
図71に示される画面は、利用権の設定内容を確認するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権(217)を、どの端末も(1419)保有するように設定したことを確認できる。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。例えば、図71の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン120を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
例えば、図67の画面において、いずれの端末からのアクセスも拒否するように設定するため、「非公開」ボタン213を選択すると図72のように「非公開」ボタン213が選択された状態(ハッチングで示すように表示色が変わっている)を示す。図72の「非公開」ボタン213が選択された状態で決定操作を行うと(f44)、図73の利用権設定結果画面が表示される。
図73に示される画面は、利用権の設定内容を確認するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権(217)を、いずれの端末も保有していない(217)ように設定したことを確認できる。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。例えば、図73の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン120を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
例えば、図67の画面において、特定の端末だけが利用権を有するよう設定するため、「端末登録者」ボタン214を選択すると図74のように「端末登録者」ボタン214が選択された状態(ハッチングで示すように表示色が変わっている)となる。図74の「端末登録者」ボタン214が選択された状態で決定操作を行うと(f44)、図75の端末登録者画面が表示される。
図75には、利用権を保有する端末の登録者を示す画面を表示している。図75は初期状態のため、「自分」(224)だけが表示される。さらに追加の端末登録を行うための「追加登録」ボタン225も表示されている。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119が表示されている。追加の端末登録を行うため「追加登録」ボタン225を選択すると図75のように「追加登録」ボタン225が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図75の「追加登録」ボタン225が選択された状態で決定操作を行うと、図76の端末登録画面が表示される。
図76には、利用権を追加する端末を設定するための画面を表示している。図76に示すように、追加する端末をアドレス帳から選択して設定できる「アドレス帳から指定」ボタン227、追加する端末の指定を電話番号入力で設定できる「電話番号入力」ボタン228、追加する端末の指定をメール・アドレス入力で設定できる「メール・アドレス入力」ボタン229、及び「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119が表示されている。
例えば、アドレス帳からの選択によって追加端末の登録を行うため「アドレス帳から指定」ボタン227を選択すると図76のように「アドレス帳から指定」ボタン227が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図76の「アドレス帳から指定」ボタン227が選択された状態で決定操作を行うと、図77のアドレス帳による端末登録画面が表示される。
図77には、アドレス帳データを利用した端末登録画面が表示されており、アドレス帳に登録している「田中さん」231、「佐藤君」232、「鈴木様」233、「渡部さん」234、「山本様」235が表示されている。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119が表示されている。田中さんの端末に利用権を設定するため「田中さん」ボタン231を選択すると図77のように「田中さん」ボタン231が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図77の「田中さん」ボタン231が選択された状態で決定操作を行うと、図78の端末登録者画面が表示される。
図78には、利用権を保有する端末の登録者を示す画面を表示している。図75の「自分」(224)だけから図78では「田中さん」(237)も追加されて表示される。図78で「OK」ボタン120を選択すると、図79の利用権設定結果画面が表示される。
図79に示される画面は、利用権の設定内容を確認するためのものである。図79に示すように、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権(217)を、田中さん(239)の端末に設定したことを確認できる。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119が表示されている。例えば、図79の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン120を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
図76の画面が表示されている状態で、電話番号の入力によって追加端末の登録を行うため「電話番号入力」ボタン228を選択すると図80のように「電話番号入力」ボタン228が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図80の「電話番号入力」ボタン228が選択された状態で決定操作を行うと、図81の電話番号入力による端末登録画面が表示される。
図81には、電話番号入力による端末登録画面を表示しており、さらに電話番号の入力領域と、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119とを表示している。入力領域241に電話番号を入力して、「OK」ボタン120を選択した状態で決定操作を行うと、図82の端末登録者画面が表示される。
図82には、利用権を保有する端末の登録者を示す画面を表示している。図75の「自分」(224)だけから図82では電話番号入力した端末(243)も追加されて表示される。図82で「OK」ボタン120を選択すると、図83の利用権設定結果画面が表示される。
図83に示される画面は、利用権の設定内容を確認するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権(217)を、指定の電話番号の端末(245)に設定したことを確認できる。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119が表示されている。例えば、図83の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン120を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
図76の画面が表示されている状態で、メール・アドレスの入力によって追加端末の登録を行うため「メール・アドレス入力」ボタン229を選択すると図84のように「メール・アドレス入力」ボタン229が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図84の「メール・アドレス入力」ボタン229が選択された状態で決定操作を行うと、図84のメール・アドレス入力による端末登録画面が表示される。
図85には、メール・アドレス入力による端末登録画面を表示している。メール・アドレスの入力領域247と、「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119とを表示している。入力領域247にメール・アドレスを入力して、「OK」ボタン120を選択した状態で決定操作を行うと、図86の端末登録者画面が表示される。
図86には、利用権を保有する端末の登録者を示す画面を表示している。図75の「自分」(224)だけから図86ではメール・アドレス入力した端末(249)も追加されて表示される。図86で「OK」ボタン120を選択すると、図87の利用権設定結果画面が表示される。
図87に示される画面は、利用権の設定内容を確認するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権(217)を、指定の電話番号の端末(251)に設定したことを確認できる。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119が表示されている。例えば、図87の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン120を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
((「パスワードでのアクセス」を設定))
図67の画面において、アクセスにあたりパスワード入力を要求しパスワード認証の上でアクセスを許可するよう設定するため、「パスワード認証者」ボタン215を選択すると図88のように「パスワード認証者」ボタン215が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図88の「パスワード認証者」ボタン215が選択された状態で決定操作を行うと(f44)、図89のパスワード設定画面が表示される。
図89に示される画面は、パスワードの設定を行うためのものであり、パスワードの設定を行う設定画面へとつながる「設定」ボタン253、パスワードの設定を削除する「削除」ボタン254、及び「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。例えば、図89の画面において、パスワードを設定するため、「OK」ボタン120を選択すると、図90のパスワード入力設定画面が表示される。
図90に示される画面は、パスワードの入力設定を行うためのものであり、パスワードの入力領域256、パスワードの確認用入力領域257、及び「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。例えば、図90の画面において、パスワードの入力領域256、パスワードの確認用入力領域257に、設定するパスワードを入力して「OK」ボタン120を選択すると、図91の利用権設定結果画面が表示される。
図91に示される画面は、利用権の設定内容を確認するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバム全て(216)を対象とした、画像閲覧の利用権及び画像の注文の利用権(217)を、設定したパスワード認証者(259)に設定したことを確認できる。また「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。例えば、図91の画面において、表示状態で設定するため、「OK」ボタン120を選択すると表示の内容にて利用権が設定される。
図65の画面において、画像閲覧の利用権だけを設定するため、「閲覧利用権」ボタン208を選択すると図92のように「閲覧利用権」ボタン208が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図92の「閲覧利用権」ボタン208が選択された状態で決定操作を行うと(f43)、図67の利用権設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権が画像閲覧に関するものとなる以外は上述のとおりである。
例えば、図65の画面において、画像注文の利用権だけを設定するため、「画像注文利用権」209ボタンを選択すると図93のように「画像注文利用権」ボタン209が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図93の「画像注文利用権」ボタン209が選択された状態で決定操作を行うと(f43)、図67の利用権設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権が画像注文に関するものとなる以外は上述のとおりである。
図63の画面において、画像所有者が登録している電子的画像アルバム各々についての利用権を設定するため、「アルバム毎」ボタン204を選択すると図94のように「アルバム毎」ボタン204が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図94の「アルバム毎」ボタン204が選択された状態で決定操作を行うと(f42)、図95の利用権範囲設定画面が表示される。
図95に示される画面は、利用権の設定範囲を設定するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバムの「アルバム(1)」ボタン261、「アルバム(2)」ボタン262、「アルバム(3)」ボタン263、「アルバム(4)」ボタン264、「アルバム(5)」ボタン265、並びに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。(なお、図面では、丸付き数字が用いられているが、本明細書では括弧付き数字で代用する。)
例えば、図95の画面において、電子的画像アルバム(1)の利用権を設定するため、「アルバム(1)」ボタン261を選択すると図96のように「アルバム(1)」ボタン261が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図96の「アルバム(1)」ボタン261が選択された状態で決定操作を行うと(f42)、図65の利用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム(1)に限定されるものとなる以外は上述のとおりである。また、電子的画像アルバム(2)〜電子的画像アルバム(5)の利用権を設定する場合も電子的画像アルバム(1)の利用権設定の操作と同様である。
図63の画面において、画像所有者が登録している電子的画像アルバム内の特定の画像についての利用権を設定するため、「画像毎」ボタン205を選択すると図97のように「画像毎」ボタン205が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図97の「画像毎」ボタン205が選択された状態で決定操作を行うと(f42)、図98の利用権範囲設定画面が表示される。
図98に示される画面は、利用権の設定範囲を設定するためのものであり、画像所有者が登録している電子的画像アルバムの「アルバム(1)」ボタン261、「アルバム(2)」ボタン262、「アルバム(3)」ボタン263、「アルバム(4)」ボタン264、「アルバム(5)」ボタン265、並びに「OK」ボタン120、及び「戻る」ボタン119を表示している。
例えば、図98の画面において、電子的画像アルバム(1)内の特定画像の利用権を設定するため、「アルバム(1)」ボタン261を選択すると図99のように「アルバム(1)」ボタン261が選択された状態(ハッチングで示す)となる。図99の「アルバム(1)」ボタン261が選択された状態で決定操作を行うと(f42)、図100の電子的画像アルバム(1)の先頭画像の閲覧画面が表示される。
図100は、上記電子的画像アルバム(1)の画像1を閲覧することを可能にする画面で、上部272に画像1が表示され、下部273の中央に「利用権」ボタン267、右側に右矢印ボタン115、左側に左矢印ボタン114が表示されている。
例えば、図100の画面において、「利用権」ボタン267の選択決定操作を行うと、図65の利用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム(1)の画像1に限定されるものとなる以外は上述のとおりである。
例えば、図100の画面において、右矢印ボタン115の選択決定操作を行なうと、図101の電子的画像アルバム(1)の2番目の画像の閲覧画面が表示される。図101は、上記電子的画像アルバム(1)の画像2を閲覧することを可能にする画面で、上部に画像2が表示され、下部中央に「利用権」ボタン267、右側に右矢印ボタン115、左側に左矢印ボタン114が表示されている。
例えば、図101の画面において、「利用権」ボタン267の選択決定操作を行なうと、図65の利用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム(1)の画像2に限定されるものとなる以外は上述のとおりである。
例えば、図101の画面において、右矢印ボタン115の選択決定操作を行なうと、図102の電子的画像アルバム(1)の3番目の画像の閲覧画面が表示される。図102は、上記電子的画像アルバム(1)の画像3を閲覧することを可能にする画面で、上部に画像3が表示され、下部中央に「利用権」ボタン267、右側に右矢印ボタン115、左側に左矢印ボタン114が表示されている。
例えば、図102の画面において、「利用権」ボタンの選択決定操作を行なうと、図65の利用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム(1)の画像3に限定されるものとなる以外は上述のとおりである。
例えば、図102の画面において、右矢印ボタン115の選択決定操作を行なうと、図103の電子的画像アルバム(1)の4番目の画像の閲覧画面が表示される。図103、上記電子的画像アルバム(1)の画像4を閲覧することを可能にする画面で、上部に画像4が表示され、下部中央に「利用権」ボタン267、右側に右矢印ボタン115、左側に左矢印ボタン114が表示されている。
例えば、図103の画面において、「利用権」ボタン267の選択決定操作を行なうと、図65の利用権対象設定画面が表示される。以降の詳細設定の動作は、設定できる利用権の設定範囲が電子的画像アルバム(1)の画像4に限定されるものとなる以外は上述のとおりである。
例えば、図103の画面において、右矢印ボタン115の選択決定操作を行なうと、図104の電子的画像アルバム(1)の5番目の画像の閲覧画面が表示される。図104は、上記電子的画像アルバム(1)の画像5を閲覧することを可能にする画面で、上部に画像5が表示され、下部中央に「利用権」ボタン267、右側に右矢印ボタン115、左側に左矢印ボタン114が表示されている。また、電子的画像アルバム(2)〜電子的画像アルバム(5)内の特定画像の利用権を設定する場合も、上述の電子的画像アルバム(1)内の特定画像の利用権設定の操作と同様である。
上記のような画像毎の利用権の設定を行なった結果の一例につき、図105乃至図107を参照して説明する。
図105は、電子的画像アルバムの一例を示す。この電子的画像アルバムは画像1、画像2、画像3、画像4、画像5の5枚の画像から構成される。
以下、利用者が限定された利用権を有する場合を説明するための、ある利用者の利用権設定の例を説明する。一例として、図106は、上記電子的画像アルバムにおいて、例えば、ある利用者(例えば携帯電話30の所有者)が画像アルバムを閲覧できる利用権を有している画像を示す。図示の例では、画像1、画像2、画像4、画像5に対して利用者は画像アルバムを閲覧できる利用権を有している。画像3に対して利用者は画像アルバムを閲覧できる利用権を有していない。図107は上記電子的画像アルバムにおいて上記と同じ利用者が画像アルバムを画像注文できる利用権を有している画像を示す。画像1、画像4、画像5に対して利用者は画像アルバムを画像注文できる利用権を有している。画像2、画像3に対して利用者は画像アルバムを閲覧できる利用権を有していない。
((利用権を有する者による閲覧、画像注文))
次に、上記のように利用権が設定されている場合に、電子画像アルバムの閲覧及び画像注文を行なう場合の動作について説明する。携帯電話10に図61のような表示が行なわれているときに「閲覧」ボタン201を選択して決定操作を行なうことにより、画像の閲覧及び画像注文を行なうことができる。閲覧及び画像注文はまた、画像の所有者からアルバムのホームページのURLを紹介された他の者がその携帯電話、例えば携帯電話30、30a、30bなどを用いてそのURLにアクセスした場合にも行なわれる。
以下図108を参照して説明する。上記のいずれかの操作が行なわれると、カメラ付き携帯電話10a、10b、10c、携帯電話30、30b、30cなどは上記アルバムの先頭ページのURLをパケット通信で通信事業者80を介して画像管理センター70に送信する(f30)。この閲覧要求は、インターネット60を介して、該当する画像管理センター70で受信される。
以下、閲覧要求が携帯電話30から発せられたものとして説明する。最初に、その携帯電話30の利用者が閲覧及び画像注文に関し全面的な利用権を有している場合について説明する。また、以下の例では、利用権が画像毎に設定されており、さらに利用権が図67の画面の端末登録者ボタン214によって登録されたもののみであり、従って利用権の有無が通信端末識別データのみによって判定されるものとする。
画像管理センター70は、携帯電話30からの通信がアルバムの先頭の画像(画像1)の閲覧要求であることを確認すると、利用権を確認するために、閲覧要求をした携帯電話30に対し、その通信端末識別データを送るよう要求する。即ち、一連のパケット通信の手順にしたがって識別データ送信要求を送る。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、各識別データに関連付けて保存されている利用権に関する情報を参照して、利用権の有無、その内容を参照し、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。
画像注文の利用権を有することを確認した場合には、画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に送信する(f33)。上記HTMLファイル及び関連ファイルは、インターネット60を介して、通信事業者80のネット・サーバ84で受信される。ネット・サーバ84で受信された上記HTMLファイル及び関連ファイルは、バス83を経てサービス・サーバ82からパケット通信として例えば携帯電話30に送信される。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図109に示される画面が表示される。
図109に示すように、この画面は、表示部271のうちの上部の画像表示領域272にアルバムの最初のページの一部を構成する画像を表示し、下部のボタン表示領域273にボタンを表示している。ボタン表示領域273の中央に選択ボタン113、右側に右矢印ボタン115、左側に左矢印ボタン114が設けられている。利用者が、表示されている画像の印刷を希望する場合には後述のように、選択ボタン113を選択して、決定操作を行なう。
利用者がアルバム中の別の画像の閲覧を希望する場合には、右矢印ボタン115又は左矢印ボタン114を選択して決定操作を行なう(f34)。図109に示すように、右矢印ボタン115を選択して(選択されると例えば図にハッチングで示すように表示色が変わるようになっている)、決定操作を行なうと、画像アルバムの次のページ(次の画像を含むものであり、次のページの選択により発生されるURLで指定される)へのアクセスが行なわれる(f35)。このアクセスは、画像アルバムの次のページの閲覧の申込みとしてインターネット60を介して画像管理センター70に伝えられる。
この場合も、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が、指定された画像(例えば画像2)の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図110に示される画面が表示される。
図110は、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像3の閲覧を要求できる(f34)。
利用者がアルバム中の次の画像(画像3)の閲覧を希望する場合には、図110に示すように、右矢印ボタン115を選択して決定操作を行なう(f34)。これに対し、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図111に示される画面が表示される。
図111は、上記電子的画像アルバムの画像3の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像4の閲覧を要求できる(f34)。
利用者がアルバム中の次の画像(画像4)の閲覧を希望する場合には、図111に示すように、右矢印ボタン115を選択して決定操作を行なう(f34)。これに対し、上記電子的画像アルバムの画像4の閲覧画面にアクセスする(f35)。画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図112に示される画面が表示される。
図112は、上記電子的画像アルバムの画像4の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像5の閲覧を要求できる(f34)。
利用者がアルバム中の次の画像(画像5)の閲覧を希望する場合には、図112に示すように、右矢印ボタン115を選択して決定操作を行なう(f34)。これに対し上記画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図113に示される画面が表示される。図113は、上記電子的画像アルバムの画像5の閲覧を許容する画面である。
以上のように、上記電子的画像アルバムに対して、利用者が全面的な利用権を有している場合には、図109乃至図113のように画像1、画像2、画像3、画像4、画像5の順番で順に閲覧可能であるし、各々の画像の閲覧画面から後述のようにして画像注文を行なうことも可能である。
なお、例えば図112において、左矢印ボタン114を選択して、決定操作を行なったとすると(f34)、この決定操作により発生されるURLにより画像アルバムの前のページへのアクセスが行なわれる(f38)。その結果、携帯電話30の表示部には再び図111の画面が表示される。ここで説明に使用した図109、図110、図111、図112、図113のページは、撮像画像に基づいて作られる画像アルバムの例である。このように、現在表示されている画像から矢印ボタン(114、115)を用いて一連の画像を順番に辿っていくことで画像アルバムに登録された画像を順に閲覧できる。
なおまた、画像アルバムの画像の選択(表示されている画像の変更)のための操作として例えば矢印状の三角形のボタンの表示が用いられるものとして説明したが、他のユーザインタフェースを用いても良い。
例えば、携帯電話30の表示部に図109のページが表示されている時に、図114にハッチングで示すように、「選択」ボタン113を選択して、決定操作を行なうと、この画像注文を行なうことができる。これ以降の画像注文に対する処理については、実施の形態1について先に述べたのと同様である。
次に、利用者が画像の一部についてのみ利用権を有する場合について説明する。一例として、携帯電話30の利用者が、図106のように画像1、画像2、画像4、画像5に対する閲覧利用権を有し、図107のように画像1、画像4、画像5に対する画像注文利用権を有する場合の動作を、図115乃至図118、及び図108を参照して説明する。
例えば携帯電話30の利用者は、上記と同様画像所有者から紹介された電子的画像アルバムのURLを用いて、上記電子的画像アルバムの最初の画像(画像1)の閲覧画面にアクセスする(f30)。画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図115に示される画面が表示される。
図115は、上記電子的画像アルバムの画像1の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像2の閲覧を要求できる(f34)。
電子的画像アルバムの次の画像(画像2)の閲覧要求があると、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧画面にアクセスする(f35)。即ち、利用者が電子的画像アルバムの次の画像(画像2)の閲覧要求をした場合、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権は有していないことを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示しないHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f36)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図116に示される画面が表示される。
図116は、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧を許容する画面で、図115の選択ボタン113が表示されておらず、画像注文はできない。右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像3の閲覧を要求できる(f37)。
電子的画像アルバムの次の画像(画像3)の閲覧要求があると、上記電子的画像アルバムの画像3の閲覧画面にアクセスする(f35)。即ち、利用者が電子的画像アルバムの次の画像(画像3)の閲覧要求をした場合、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権は有していないことを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権は有していないことを確認する(f32)。画像管理センター70は上記電子的画像アルバムの画像3の閲覧画面の表示をパスする。即ち、拒否されたのが次の画像へのアクセス(f35)であったか、前の画像へのアクセス(f38)であったかに応じて(f39)、さらに次の画像または前の画像へのアクセスを行なう(f35、f38)。
本例では、拒否されたのが次の画像である画像3へのアクセスであったので、その次の画像、即ち画像4へのアクセスを行なう(f35)。画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図117に示される画面が表示される。
図117は、上記電子的画像アルバムの画像4の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像5の閲覧を要求できる(f34)。
電子的画像アルバムの次の画像(画像5)の閲覧要求があると、上記電子的画像アルバムの画像5の閲覧画面にアクセスする(f35)。即ち、利用者が電子的画像アルバムの次の画像(画像5)の閲覧要求をした場合、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。次に画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文の利用権を有することを確認する(f32)。画像管理センター70は、選択ボタン113を表示するHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f36)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図118に示される画面が表示される。図118は、上記電子的画像アルバムの画像5の閲覧を許容する画面である。
以上のように、上記電子的画像アルバムに対して、利用者が図106のように画像1、画像2、画像4、画像5に対する閲覧利用権を有し、図107のように画像1、画像4、画像5に対する画像注文利用権を有する利用者の場合、画像1、画像2、画像4、画像5の順番で順に閲覧可能で、画像3は存在しないものとして扱われる。また、画像注文の利用権を有しない画像2には選択ボタン113は表示されず、画像注文の利用権を有する画像1、画像4、画像5のみに選択ボタン113が表示される。
((パスワードによる利用))
上記の例では、通信端末識別データのみによって利用権の有無が判定されるが、通信端末識別データによって利用権を認めるのに加えて、利用権の設定に関し上に説明したように、正しいパスワードが入力されたら、利用を認める設定をすることも可能である。即ち、上記の例では、利用権を有する利用者の通信端末の識別データが予め記憶されており、利用を希望する利用者に携帯電話30に通信端末識別データを送信させ、画像管理センター70において、記憶されている識別データと一致するかどうかのみに基づいて、利用権の有無を判断している。このようにする代わりにパスワード等により利用者認証を行った上で画像の利用を許容することとしても良い。
この場合、本人以外のすべての利用者に対し、パスワード等による認証を条件としても良く、特定の(指定された)カテゴリーの利用者に対してのみパスワード等による認証を行うこととしても良い。また、全てのアルバムについてパスワード等による認証を行うこととしても良く、一部のアルバムについてのみパスワード等による認証を行うこととしても良い。さらに、各アルバムの全ての画像についてパスワード等による認証を行うこととしても良く、各アルバムの一部の画像についてのみパスワード等による認証を行うこととしても良い。また、画像閲覧と画像の注文の双方についてのみパスワード等による認証を行うこととしても良く、画像閲覧と画像の注文の一方についてのみパスワード等による認証を行うこととしても良い。
以下、そのようなパスワードによる認証を条件として利用を許容する設定をした場合の動作を図119を参照して説明する。
図119は、図108と概して同じである。異なるのは、ステップf31、f32がそれぞれステップf51、f52で置き換えられ、ステップf53、f54が付加されている点である。
ステップf51は、「利用権有り」、「利用権無し」のほかパスワードが正しく入力された場合に利用権を認めるための「パスワード要」の判定結果乃至分岐を有する。ステップf51でパスワード要と判定されたときは、ステップf53に進む。ステップf53は、パスワードのチェックを行なう。ステップf52は、「利用権有り」、「利用権無し」のほかパスワードが正しく入力された場合に利用権を認めるための「パスワード要」の判定結果乃至分岐を有する。ステップf52でパスワード要と判定されたときは、ステップf54に進む。ステップf54は、パスワードのチェックを行なう。
図120は、ステップf53の内容を示す。図示のように、最初にパスワードの入力を促す(f61)。そのため、画像管理センター70は、携帯電話30に、パスワードの入力等を促すための画面(その一例を図121に示す)を送信し、その表示部に表示させる。これに対して、利用者は、「パスワードの入力」271、「次画像」273、または「戻る」119を選択することができる(f62)。パスワード認証を受ける場合には、パスワード入力領域272にパスワードを入力して決定操作を行なう。入力されたパスワードは管理システム10に送信されてチェックされる(f63)。正しければ、ステップf52に進む。間違っていれば、再び図121の画面が表示され、パスワードの再入力を促す。これに応じて再入力を行なう。再入力されたパスワードも間違っていれば、再び図121の画面が表示され、パスワードの再入力(3度目の入力)を促す。これに応じて再入力を行なう。このような処理を所定回数例えば3回繰り返しても正しいパスワードが入力されないときは(f64)、ステップf39に進む。
図121の画面で、パスワードを知らないときは、「次画像」273を選択して決定操作を行なうことにより、ステップf35に進み、次の画像へのアクセスを行ない、または「戻る」を選択して決定操作を行なうことにより、ステップf38に進み、一つ前の画像へのアクセスを行なうことができる。
図122は、ステップf54の内容を示す。図示のように、最初にパスワードの入力を促す(f71)。そのため、画像管理センター70は、携帯電話30に、パスワードの入力等を促すための画面(その一例を図123に示す)を送信し、その表示部に表示させる。これに応じて、利用者は、「パスワードの入力」281、又は「閲覧のみ」283を選択することができる。即ち、パスワード認証を受ける場合には、パスワード入力領域282にパスワードを入力して決定操作を行なう。入力されたパスワードはシステム10に送信されてチェックされる。正しければ、ステップf33に進む。間違っていれば、再び図123の画面が表示され、パスワードの再入力を促す。これに応じて再入力を行なう。再入力されたパスワードも間違っていれば、再び図123の画面が表示され、パスワードの再入力(3度目の入力)を促す。これに応じて再入力を行なう。このような処理を所定回数例えば3回繰り返しても正しいパスワードが入力されないときは(f74)、ステップf36に進む。
図123の画面で、パスワードを知らないときは、「閲覧のみ」を選択して決定操作を行なうことにより、ステップf36に進み、選択ボタンの表示のない画像を閲覧することができる。
以下、上記のようなパスワードチェックを行なって複数の画像を順次閲覧する場合の動作を図124、図125、図121、図122、図120、図119、図127、図123を参照して説明する。
以下の例では、上記電子的画像アルバムの画像1乃至5のうち画像3についてのみ画像の閲覧及び画像の注文にパスワード認証が必要であるものとする。
最初に、利用者が、上記電子的画像アルバムの最初の画像(画像1)の閲覧画面に対しアクセスが行なったものとする(f30)。画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧及び画像注文の利用権を有することを確認する(f51、f52)。画像管理センター70は、画像閲覧のためのHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図124に示される画面が表示される。
図124は、上記電子的画像アルバムの画像1の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像2の閲覧を要求できる。
次に、電子的画像アルバムの次の画像(画像2)の閲覧要求があると、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧画面にアクセスする(f30)。即ち、利用者が電子的画像アルバムの次の画像(画像2)の閲覧要求をした場合、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧及び画像注文の利用権を有することを確認する(f51、f52)。画像管理センター70は、画像閲覧のためのHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図125に示される画面が表示される。
図125は、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像3の閲覧を要求できる。
次に、電子的画像アルバムの次の画像(画像3)の閲覧要求があると、上記電子的画像アルバムの画像3の閲覧画面にアクセスする(f30)。即ち、利用者が電子的画像アルバムの次の画像(画像3)の閲覧要求をした場合、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧にあたりパスワード認証が必要なことを確認する(f51)。画像管理センター70は、パスワード入力のためのHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図121に示される画面が表示される(f61)。
この画面は、パスワード入力のための領域272を含む。図121において、領域272にパスワードを入力した上で「OK」ボタン120の選択決定操作により、入力したパスワードは、携帯電話30から送信される(f62)。画像管理センター70は、パスワードを確認して正しいパスワードか否か確認する(f63)。
パスワードが正しい場合、次に、画像注文にあたりパスワード認証が必要なことを確認する(f52)。画像管理センター70は、パスワード入力のためのHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図123に示される画面が表示される(f71)。
図123において、パスワードを入力した上で「OK」ボタン120の選択決定操作により、入力したパスワードは、携帯電話30から送信される(f72)。画像管理センター70は、パスワードを確認して正しいパスワードか否か確認する(f73)。パスワードが正しい場合、図126のような次の画像、例えば画像3の閲覧を許容する画面を表示する(f33)。
ステップf52で画像注文利用権がないと判断された場合、又はステップf54でNGの場合(正しいパスワードが入力されない場合、又は「閲覧のみ」が選択された場合)には、ステップf36に進み、図127に示すような、選択ボタンが表示されない画像の表示を行なう。
例えば、携帯電話30の表示部に図124、図125、図126のページが表示されている時に、「選択」ボタン113を選択して、決定操作を行なうと、この画像注文を行なうことができる。これ以降の処理は実施の形態1に関し、図9及び図10のステップf4以降及び図14以降を参照して説明したのと同様である。
((画像注文後に利用権チェック))
なお、上記の実施の形態では、画像閲覧利用権の有無及び画像注文利用権の有無を判定し、画像閲覧利用権があって画像注文利用権がない場合には、選択ボタンのない画像表示を行なっているが、画像表示に際は、画像注文利用権の有無はチェックせず、画像注文があったときに始めて画像注文利用権の有無をチェックすることとしても良い。
以下、このような場合の動作を図128乃至図132を参照して説明する。この例では、画像の閲覧に関しては、通信端末識別データによる判別のみを行ない、パスワードによる利用権を認めないものとする。
図128は、画像管理センター70による、画像閲覧のための画像提供、画像注文受付けなどの動作を説明するフローチャートであり、概して図108と同様である。しかし、図108のステップf32、f36、及びf37が設けられておらず、ステップf31で、閲覧利用権有りとの判定がなされると、ステップf33に進む。
図129は、図122と類似である。即ち、図129のステップf81乃至f84はそれぞれ図122のステップf71乃至f74と類似である。しかし、ステップf80が加えられている点、ステップf81によるパスワード入力の案内のための図123の画面の代わりに図132の画面が表示される点、及び印刷不要の場合には、直前の閲覧画面に戻る点で異なる。
以下、ある利用者が上記電子的画像アルバムの画像2についてだけ画像の注文に関しパスワードによる認証が必要であり、画像の閲覧に関してはパスワードによる認証が不要であるように設定されている場合の動作について説明する。
以下の動作の説明においては、各動作に対応した図128、図129の対応部分の符号を付記する。
最初に、上記電子的画像アルバムの画像1の閲覧画面に対しアクセスが行なわれるものとする(f30)。画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。画像管理センター70は、画像閲覧のためのHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f33)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図130に示される画面が表示される。
図130は、上記電子的画像アルバムの画像1の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像2の閲覧を要求できる。選択ボタン113の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの画像1の画像注文を行える。
電子的画像アルバムの次の画像(画像2)の閲覧要求があると、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧画面にアクセスする(f34)。即ち、利用者が電子的画像アルバムの次の画像(画像2)の閲覧要求をした場合、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像の閲覧要求であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像閲覧の利用権を有することを確認する(f31)。画像管理センター70は、画像閲覧のためのHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f40)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図131に示される画面が表示される。
図131は、上記電子的画像アルバムの画像2の閲覧を許容する画面で、右矢印ボタン115の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの次の画像、即ち画像3の閲覧を要求できる。選択ボタン113の選択決定操作によって、上記電子的画像アルバムの画像2の画像注文を行える。
画像の注文があると(f34)、上記表示されている画像2の注文画面にアクセスする。即ち、利用者が表示されている画像(画像2)の注文をした場合、画像管理センター70は、携帯電話30からの通信が画像注文であることを確認し、利用権を確認するために、携帯電話30への上記通信端末識別データの要求を、一連のパケット通信の手順にしたがって送信する。携帯電話30は、自身の通信端末識別データを一連のパケット通信の手順にしたがって応答する。画像管理センター70は、受信した携帯電話30の通信端末識別データを確認して、画像注文にあたり無条件で画像注文が認められるか、パスワード入力が必要か、利用権がないかの判定を行なう(f80)。無条件に利用権があるときは、ステップf7に進む。利用権がないときは、直前の閲覧画面(図131)に戻る(f33)。(なお、閲覧画面に戻る代わりに、画像注文利用権がないと言う旨のメッセージを表示するようにしても良い。)パスワード入力が必要な場合には、画像管理センター70は、パスワード入力のためのHTMLファイルを構成して関連ファイルと共に携帯電話30に送信する(f81)。この結果、携帯電話30の表示部には例えば、図132に示される画面が表示される。
図132の画面はパスワードの入力のための領域282を有する。
図132に示す画面において、利用者は、「パスワードの入力」281、又は「画像注文不要」285を選択することができる。即ち、パスワード認証を受ける場合には、パスワード入力領域282にパスワードを入力した上で「OK」ボタン120の選択決定操作を行なうと(f82)、入力されたパスワードは、携帯電話30から送信される。画像管理センター70は、パスワードを確認して正しいパスワードか否か確認する(f83)。パスワードが正しい場合、画像注文に応じる処理を行う。即ち、これ以降の処理は実施の形態1に関し、図9及び図10のステップf4以降及び図14以降を参照して説明したのと同様である。
以上では、閲覧画面へのアクセス毎に、また画像注文画面へのアクセス毎に、利用権の確認を行うようなシステムを例に説明したが、最初のアクセスで画像管理センター70が通信端末識別データを入手して先に当該の携帯電話の利用権を確認したときは、その後一連の(携帯電話の通話状態が維持されている限り)閲覧や、画像注文に関しては画像毎に通信端末識別データの送信を要求せず、利用権があるものとして処理することとしても良い。このようにすれば、データの送受信回数を削減することができ、処理に要する時間が短くなる。
また、携帯電話側からの閲覧画面要求あるいは、画像注文画面要求のコマンドに、通信端末識別データを含ませることとしても良い。そうすれば、送受信回数を削減することができ、処理に要する時間が短くなる。
なお、上記の例では、パスワードによる認証を用いる場合を例に動作を説明したが、認証方法としては、パスワード認証に限らず指紋認証や虹彩認証など、他の方法でも良い。
((実施の形態5の効果))
以上のように構成したので、撮像機能付き携帯電話の所有者は、電子的画像アルバムを画像管理システムに登録して、そのURLを例えば電子メールで連絡することで、当該電子的画像アルバムを見せたい者に簡単に見せることができる。また、URLを知らせてもらった関係者は、自分が入手希望する画像の注文を自分で行うことができ、画像所有者も関係者もともに面倒な思いをすることなく希望する画像を入手できる。
また、プライベートな画像アルバムはごく限られた特定の関係者にしか公開しないとか、閲覧はしてもらっても良いが画像の印刷や画像データの入手まではして欲しくないなど、また特定の集団のメンバには公開してもいいので、その集団のメンバには教えるパスワードを設けて公開する等、関係者への公開のレベルを画像所有者本人が設定できるので、プライバシーの侵害を防げる。
次に、実施の形態5において画像の所有者以外の者に印刷画像の入手を可能にすることにより得られる効果をまとめると以下のとおりである。
従来、関係者への写真の配布は、銀塩カメラではフイルムの所有者が、ディジタルカメラではデータの所有者が、関係者の希望をとりまとめ行うことが多かった。フイルムやデータの所有者は枚数や大きさ等の個人の希望を聴取して、費用も立替える必要があり、データ所有者の負担が大きかった。
上記の実施の形態5のようにして画像の所有者以外の者が印刷画像の入手が可能なようにすれば、関係者は希望の写真が簡単に入手でき、またデータ所有者に取って写真配布に伴う負担がなくなる。
次に、実施の形態5において画像の所有者以外の者に画像データの入手を可能にすることにより得られる効果をまとめると以下のとおりである。
従来、関係者への画像データの配布は、電子メールに画像ファイルを添付して行うことが多かった。画像データの送受信にかかる電話の利用料金が高いという問題があった。同時に、通信時間もかかり、着信電話に対応できないという問題があった。
また最近は、ブロードバンド通信環境が整ったパーソナルコンピュータ等の機器経由で画像データを送受信することも可能であるが、パーソナルコンピュータ等の機器を所有していない者には利用できない。またパーソナルコンピュータ等の機器を所有している者にも、外出先では利用できない。あるいは、外出の際パーソナルコンピュータ等の機器を持ち歩く煩わしさが伴う。
上記の実施の形態5のようにして画像の所有者以外の者が画像データの入手が可能なようにすれば、関係者は希望の画像データを安価に配布できる。またアルバムの閲覧や画像の印刷なども含めたサービスを受けることができるようになり便利である。
実施の形態6.
実施の形態1や実施の形態5では、画像データをカメラ付き携帯電話(10など)から画像サービス端末(40など)に転送して、預け、アルバムの作成、管理、画像の提供などを行わせているが、撮像機能のない携帯電話などの通信端末から画像データを画像サービス端末に転送し、同様の処理を行わせることとしても良い。撮像機能のない携帯電話に記憶されている画像データとしては、一旦電子的画像アルバムからダウンロードしたものや、他の携帯電話から直接転送されたものなどがある。以下の説明では、携帯電話30が撮像機能のないものであり、携帯電話30から画像サービス端末40に画像データを転送するものとする。この場合も、画像管理システムの全体的構成は図1に表されるごとくである。
図1において、携帯電話30は、その記憶部に画像を保管している。携帯電話30a、30bは、携帯電話は1台に限定されるものでなく、他に何台もあることを示す為に表記しており、動作については携帯電話30と同様であるため各々についての説明は省略する。
携帯電話30に記憶されている画像データは、リムーバブルメディアを介して、或いはケーブル、赤外線、無線などの通信路を介して、画像サービス端末40に取り込まれる。画像サービス端末40、画像管理センター70、通信事業者80は、通信網、例えばインターネット60に接続されている。インターネット60の代わりに、専用線でも良いし、電話網でも良い。また、画像サービス端末40からインターネットに接続するまでが無線通信によっても、有線通信によっても良い。
利用者は、最寄の或いは他の理由で都合の良い画像サービス端末40に立ち寄り、携帯電話30に記憶されている画像データを画像サービス端末40に転送する。利用者は画像サービス端末40に画像データを入力することで、写真印刷、画像データの保管、WWWサイトでのアルバム閲覧、及び関係者への写真紹介などのサービスを受けることができる。
携帯電話30は、画像サービス端末40に、画像データと共に電話番号、メール・アドレスなどの通信端末識別データを転送する。画像サービス端末40は、通信端末識別データに関連付けられた画像データを画像管理センター70にインターネット60を介してアップロードする。
画像管理センター70は、画像サービス端末40から受けた画像データを通信端末識別データに基づいて分類してアルバムを作成する。この時、画像管理センター70は、携帯電話30での閲覧に適するように、携帯電話30の液晶表示画面を考慮して画像サイズを縮小する。
画像管理センター70は、アルバム閲覧サービスの提供準備が整うと、利用者の携帯電話30のメール・アドレス宛に利用者の画像アルバム用に用意したWWWサイトのURLを含む接続情報を電子メールとして送信する。利用者は、上記電子メールを受信した際に、上記URLをアクセスして画像アルバムを閲覧する。携帯電話30のメール受信及びWWWサイトの閲覧は通信事業者80を中継したインターネット接続で行われる。
利用者は、画像アルバムを閲覧し、入手した画像(印刷画像や画像データ)を選択して画像を注文する。上記画像管理センター70は、通信事業者80から、携帯電話30の位置情報を入手して、最寄の画像サービス端末40の設置場所を、画像の受け取り場所として案内する。利用者は、画像の受け取り場所として「最寄の画像サービス端末40」か、「自宅近くの画像サービス端末40」か、「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」か、いずれかを選択する。
利用者が「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」を選択した場合、画像管理センター70は、希望場所の住所入力などを促して希望の場所に最も近い場所に設置されている画像サービス端末40を案内する。また、過去の画像サービス端末40の利用履歴を示して、そこからの選択を促しても良い。画像管理センター70は、利用者が選択した画像サービス端末40に、利用者が注文した画像の画像データを通信端末識別データと共にインターネット60を介してダウンロードする。
画像管理センター70は、利用者に提供した画像アルバム閲覧サービスや、画像ダウンロード・サービスの費用を通信事業者80に請求する。通信事業者80は、画像管理センター70のサービス利用料を、利用者の電話料金やパケット通信使用料、他のWWWサイトの情報料と共に管理して、所定の期間毎にまとめて利用者に請求する。
画像サービス端末40は、利用者が注文した画像を用意し、保管する。即ち注文した画像が印刷画像である場合には、画像を印刷し、印刷画像を画像サービス端末内の所定の個所(保管部)に保管する。注文した画像が画像データである場合には、画像データを転送可能な形にして、引渡しに備える。利用者は、画像サービス端末40に注文した画像を受け取りに行く。画像サービス端末40は、画像データに関連付けられた通信端末識別データに基づいて、利用者が所有する携帯電話30で利用者認証を行って画像を引き渡す。即ち印刷画像の場合には、印刷画像を所定の提供部に排出する。利用者は排出された印刷画像を受取る。画像データの場合には、画像サービス端末から携帯電話30に画像データを転送する。画像の転送は、実施の形態1に関し図4を参照して説明したようにリムーバブルメディア28を介しておこなっても良く、また、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4に関して説明したように、ケーブル、赤外線、無線などによって行っても良い。
((実施の形態6の効果))
実施の形態6によって解決できる問題点について説明する。
携帯電話30は、縦横が352画素×288画素の約10万画素の画像データぐらいまでは、内蔵の記憶手段で保存しても、それほど負担になることはなかった。しかし、例えば10倍の約100万画素の画像データになるとデータ容量も10倍になり非常に大きな負担となる。保存した画像データが大きくなると、携帯電話30に内蔵の記憶手段に保存されている、電話帳や電子メール、着信通知用の楽曲データの保存領域が圧迫される。また追加の画像を保存できなくなる等の問題があった。
パーソナルコンピュータ等の記憶手段を有する機器に、データをバックアップできる携帯電話30もあるが、パーソナルコンピュータ等の記憶手段を有する機器を所有していない者には利用できない。またパーソナルコンピュータ等の記憶手段を有する機器を所有している者にも、外出先で記憶手段の空き容量が少なくなった時には利用できない。実施の形態6で説明した画像管理システムにより、画像データは任意の画像サービス端末40に、一旦預けて、携帯電話30に内蔵の記憶手段の空き容量に余裕がある時に受け取ることができるようになった。
また、利用者認証に通信端末識別データを利用することによって、利用者も画像管理システムも、複雑なパスワード管理や預かり伝票による管理を行う手間を省くことができるようになった。
実施の形態7.
実施の形態5では、利用権の設定により、画像の所有者以外の者が画像を利用することを可能にした。画像の所有者以外の者が画像を利用することを可能にしる他の方法として、以下のものがある。
この方法を実施するための画像管理システムの構成も図1に表されるごとくである。以下画像の所有者(第1の利用者)がカメラ付き携帯電話10を使用し、携帯電話30を使用する他の者(第2の利用者)に利用させる場合について説明する。画像の所有者(第1の利用者)が画像アルバムを閲覧するまでの動作は実施の形態1と同様である。
画像管理センター70は、保管している画像にユニークな画像識別符号をつけて管理している。第1の利用者は、画像アルバムを閲覧し、第2の利用者に利用させたい画像(被転送画像と呼ぶ)を選択して画像識別符号(例えば、URLを含む)付きのメールを作成する。第1の利用者は、メールの宛先に第2の利用者を設定し、被転送画像の画像識別符号を添付した電子メールを発信する。通信事業者80のサービス・サーバ82は利用者の発信メールから宛先が第2の利用者のメールアドレスであることを認識して通信事業者80内の通信網か、インターネット60経由かを判断して上記発信メールを中継送信する。
サービス・サーバ82は同時に上記発信メールに添付されている画像識別符号を検出する。サービス・サーバ82はネット・サーバ84を介して画像管理センター70に、現在第1の利用者の画像アルバムに関連付けられている被転送画像の画像識別符号を、第2の利用者の画像アルバムにも関連付けるように設定すべきことを通知する。(第2の利用者の画像アルバムがこのときまでに存在しない場合には、このとき第2の利用者がの画像アルバムを作成した上で、上記の処理を行う。)画像管理センター70は、被転送画像の画像識別符号を、第2の利用者の画像アルバムにも関連付けるように設定する。例えば被転送画像の画像ファイルに第2の利用者の画像アルバムのトップページからリンクをはる。
第2の利用者は、携帯電話30で第1の利用者からの上記電子メールを受信したら、添付の画像識別符号(例えば、URLを含む)
に基づいて画像管理センター70にアクセスして当該画像を閲覧する。以降、第2の利用者の通信端末識別データが対応する携帯電話30から電子アルバムの受信ページにアクセスして閲覧できる。
携帯電話30の所有者である第2の利用者は、第1の利用者にとっての親族や友人、知人など、利用者が自分の画像アルバムを見て欲しいと思う相手であったり、画像アルバムの画像に、被写体として写っている人達であったりする。
第2の利用者は、入手したい画像を選択して注文する。上記画像管理センター70は、通信事業者80から、携帯電話30の位置情報を入手して、最寄の画像サービス端末40の設置場所を、画像の受け取り場所として案内する。第2の利用者は、画像の受け取り場所として、「最寄の画像サービス端末40」か、「自宅近くの画像サービス端末40」か、「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」か、いずれかを選択する。
第2の利用者が「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」を選択した場合、画像管理センター70は、希望場所の住所入力などを促して希望の場所に最も近い場所に設置されている画像サービス端末40を案内する。また、過去の画像サービス端末40の利用履歴を示して、そこからの選択を促しても良い。画像管理センター70は、第2の利用者が選択した画像サービス端末40に、第2の利用者が注文した画像の画像データを通信端末識別データと共にインターネット60を介してダウンロードする。
画像管理センター70は、第2の利用者に提供した画像アルバム閲覧サービスや、画像利用サービスの費用を通信事業者80に請求する。通信事業者80は、画像管理センター70のサービス利用料を、第2の利用者の電話料金やパケット通信使用料、他のWWWサイトの情報料と共に管理して、所定の期間毎にまとめて利用者に請求する。
画像サービス端末40は、第2の利用者が注文した画像を用意し、保管する。即ち注文した画像が印刷画像である場合には、画像を印刷し、印刷画像を画像サービス端末内の保管部に保管する。注文した画像が画像データである場合には、画像データを転送可能な形にして、引渡しに備える。第2の利用者は、画像サービス端末40に注文した画像を受け取りに行く。画像サービス端末40は、画像データに関連付けられた通信端末識別データに基づいて、第2の利用者が所有する携帯電話30で利用者認証を行って画像を引き渡す。即ち印刷画像の場合には、印刷画像を所定の提供部に排出する。利用者は排出された印刷画像を受取る。画像データの場合には、画像サービス端末から携帯電話30に画像データを転送する。画像の転送は、実施の形態1に関し図4を参照して説明したようにリムーバブルメディア28を介しておこなっても良く、また、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4に関して説明したように、ケーブル、赤外線、無線などによって行っても良い。
((実施の形態7の効果))
実施の形態7によって解決できる問題点について説明する。
従来、関係者への写真の配布は、銀塩カメラではフイルムの所有者が、ディジタルカメラではデータの所有者が、関係者の希望をとりまとめて行うことが多かった。フイルムやデータの所有者は枚数や大きさ等の個人の希望を聴取して、費用も立替て負担が大きかった。実施の形態7で説明した画像管理システムにより、関係者は希望の写真が簡単に入手できるようになった。また画像データ所有者は写真配布に伴う負担がなくなった。
また、第2の利用者は、第1の利用者のアルバムではなく、第2の利用者専用のアルバムを参照することになるため、第1の利用者のアルバムを第2の利用者がアクセスすることに伴うアクセス権のチェックの問題が生じなくなる。アクセス権のチェックは、画像管理センター70にとって管理の負荷が増えると言う問題があった。また、第2の利用者にとってもパスワードを要求されるなど、アクセスに手数が掛かり不便と言う問題があった。
実施の形態8.
上記の各実施の形態では、画像管理センターにおいて、フルサイズ画像データを保管するとともに、縮小画像データで画像アルバムを作成し、保管しているが、代りに画像サービス端末においてフルサイズ画像データを保管し、画像サービス端末が縮小画像データを作成して画像管理センターに送り、画像管理センターでは送られた縮小画像データで画像アルバムを作成し、保管し、フルサイズ画像データは画像管理センターでは保管しないこととしても良い。この場合の画像管理システムの全体的構成も図1に表されるごとくである。以下カメラ付き携帯電話10から画像サービス端末40に画像データを転送する場合について説明する。
図1において、利用者は、カメラ付き携帯電話10で、撮影を行う。カメラ付き携帯電話10は、利用者のシャッター操作に応じて、撮像により得られた画像データを記憶する。利用者は、撮影場所から最寄の或いは他の理由で都合の良い画像サービス端末40に立ち寄り、カメラ付き携帯電話10で撮影した画像データを画像サービス端末40に転送する。転送は、リムーバブルメディアを介して、或いはケーブル、赤外線、無線などの通信路を介して行われる。
画像サービス端末40、画像管理センター70、通信事業者80は、通信網例えばインターネット60に接続されており、利用者は画像サービス端末40に画像データを入力することで、写真印刷、画像データの保管、WWWサイトでのアルバム閲覧、及び関係者への写真紹介などのサービスを受けることができる。カメラ付き携帯電話10は、画像サービス端末40に、画像データと共に電話番号、メール・アドレスなどの通信端末識別データを転送する。
画像サービス端末40は、図5において、カメラ付き携帯電話10から受取った画像データ及び通信端末識別データを蓄積部43に格納する。処理部44は蓄積部43から画像データを読み出して、図7のような携帯電話の表示画面に対応した縮小画像ファイルを生成し蓄積部43に格納する。
画像サービス端末40は、上記縮小画像ファイルを画像管理センター70にインターネット60を介してアップロードする。画像管理センター70は、画像サービス端末40から受けた上記縮小画像ファイルを通信端末識別データに基づいて分類してアルバムを作成する。
画像管理センター70は、アルバム閲覧サービスの提供準備が整うと、利用者のカメラ付き携帯電話10のメール・アドレス宛に利用者の画像アルバム用に用意したWWWサイトのURLを含む接続情報を電子メールとして送信する。利用者は、上記電子メールを受信した際に、上記URLをアクセスして画像アルバムを閲覧する。カメラ付き携帯電話10のメール受信及びWWWサイトの閲覧は通信事業者80を中継したインターネット接続で行われる。利用者のカメラ付き携帯電話10は、画像管理センター70のWWWサーバ71にアクセスして画像アルバムを閲覧する。
利用者は、入手したい画像を選択して注文する。上記画像管理センター70は、通信事業者80から、カメラ付き携帯電話10の位置情報を入手して、最寄の画像サービス端末40の設置場所を、画像の受け取り場所として案内する。利用者は、画像の受け取り場所として「最寄の画像サービス端末40」か、「自宅近くの画像サービス端末40」か、「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」か、いずれかを選択する。
利用者が「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」を選択した場合、画像管理センター70は、希望場所の住所入力などを促して希望の場所に最も近い場所に設置されている画像サービス端末40を案内する。また、過去の画像サービス端末40の利用履歴を示して、そこからの選択を促しても良い。画像管理センター70は、利用者が選択した画像サービス端末40に、利用者が注文した画像(縮小画像)のURLを通信端末識別データと共にインターネット60を介してダウンロードする。
画像管理センター70は、利用者に提供した画像アルバム閲覧サービスや、画像利用サービスの費用を通信事業者80に請求する。通信事業者80は、画像管理センター70のサービス利用料を、利用者の電話料金やパケット通信使用料、他のWWWサイトの情報料と共に管理して、所定の期間毎にまとめて利用者に請求する。
利用者が選択した画像サービス端末40が、上記縮小画像のフルサイズ画像データを保管していた場合、利用者が注文した画像を用意し、保管する。
利用者が選択した第2の画像サービス端末(例えば40a)が、上記縮小画像に対応するフルサイズ画像データを保管していなかった場合、この第2の画像サービス端末40aは、フルサイズ画像データを保管している画像サービス端末40に上記縮小画像のURLに対応するフルサイズ画像データの送信を要求する。画像サービス端末40は、上記縮小画像のURLに対応するフルサイズ画像を第2の画像サービス端末40aに送信する。第2の画像サービス端末40aは、このフルサイズ画像データを受信して、利用者が注文した画像を用意し、保管する。
元々フルサイズ画像を保管していた画像サービス端末40で引き渡す場合にも、他の画像サービス端末からフルサイズ画像を受信した画像サービス端末40aで引き渡す場合にも、いずれの場合も画像の引渡しのために、注文した画像が印刷画像である場合には、画像を印刷し、印刷画像を画像サービス端末内の保管部に保管する。注文した画像が画像データである場合には、画像データを転送可能な形にして、引渡しに備える。利用者は、画像サービス端末40又は40aに注文した画像を受け取りに行く。画像サービス端末40又は40aは、画像データに関連付けられた通信端末識別データに基づいて、利用者が所有する携帯電話10で利用者認証を行って画像を引き渡す。即ち印刷画像の場合には、印刷画像を所定の提供部に排出する。利用者は排出された印刷画像を受取る。画像データの場合には、画像サービス端末から携帯電話10に画像データを転送する。画像の転送は、実施の形態1に関し図4を参照して説明したようにリムーバブルメディア28を介しておこなっても良く、また、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4に関して説明したように、ケーブル、赤外線、無線などによって行っても良い。
上記実施の形態8において、画像サービス端末40は、蓄積部43を有しているので、画像管理センター70の蓄積部71、及び各画像サービス端末40の蓄積部43の記憶容量各々を考慮して、各フルサイズ画像データを保存する蓄積部を割当てられる。フルサイズ画像データの移動はインターネットのトラフィックを増大させる要因となるので、最小限に留めるのが望ましい。フルサイズ画像データの必要が生じた段階で転送が実行される。そこでまずは画像データを取り込んだ各画像サービス端末40の蓄積部43で保存し、蓄積部43の記憶容量が満杯に近づいたら、インターネットのトラフィックが低い時間帯を狙ってまとめて画像管理センター70に転送しても良い。また、他の画像サービス端末40間で各々の記憶容量を考慮してフルサイズ画像データを再配分しても良い。画像管理センター70は、通信端末識別データ、フルサイズ画像データの保存場所、縮小画像データの保存場所を、互いに関連付けて管理する。
画像サービス端末間での画像データの転送を可能にするため、各画像サービス端末40の通信部47は、他の画像サービス端末40と直接通信することができるように構成されている。
他の画像サービス端末との通信は、回線交換方式データ通信によって行うこととしても良く、パケット交換方式データ通信によって行うこととしても良い。後者の場合、通信部47はデータの暗号化手段を有するものであっても良い。
実施の形態9.
実施の形態8では、画像サービス端末でフルサイズ画像データを保管する一方、画像サービス端末で縮小画像データを作成し、画像管理センターに送り、画像管理センターでは、送られた縮小画像データで画像アルバムを作成して保管している。このようにする代りに、画像サービス端末でフルサイズ画像データのみならず縮小画像データをも保管し、画像管理センターには縮小画像データのURLのみを送り、画像管理センターではこのURLを用いて画像アルバムを作成し、保管することとしても良い。このような処理を行う画像管理システムの全体的構成は図1に表されるごとくである。以下、カメラ付き携帯電話10の画像データを画像サービス端末40に取りこんで画像データの保管、アルバムの作成などを行う場合について説明する。
図1において、利用者は、カメラ付き携帯電話10で撮影を行う。カメラ付き携帯電話10は、利用者のシャッター操作に応じて、撮像により得られた画像データを記憶する。利用者は、撮影場所から最寄の或いは他の理由で都合の良い画像サービス端末40に立ち寄り、カメラ付き携帯電話10で撮影した画像データを画像サービス端末40に転送する。転送は、リムーバブルメディアを介して、或いはケーブル、赤外線、無線などの通信路を介して、行われる。
画像サービス端末40、画像管理センター70、通信事業者80は、通信網例えばインターネット60に接続されており、利用者は画像サービス端末40に画像データを入力することで、写真印刷、画像データの保管、WWWサイトでのアルバム閲覧、及び関係者への写真紹介などのサービスを受けることができる。カメラ付き携帯電話10は、画像サービス端末40に、画像データと共に電話番号、メール・アドレスなどの通信端末識別データを転送する。
画像サービス端末40は、図5において、カメラ付き携帯電話10から受取った画像データ及び通信端末識別データを蓄積部43に格納する。処理部44は蓄積部43から画像データを読み出して、図7のような携帯電話の表示画面に対応した縮小画像ファイルを生成し、サーバ部48に格納する。サーバ部48はインターネット60に接続されており、インターネット経由で、サーバ48中の上記縮小画像ファイルにアクセスすることができる。
画像サービス端末40は、上記縮小画像ファイルのURLを画像管理センター70にインターネット60を介してアップロードする。上記縮小画像ファイルのURLをアップロードし、フルサイズ画像データはアップロードしない。画像管理センター70は、画像サービス端末40から受けた上記縮小画像ファイルのURLを通信端末識別データに基づいて分類してアルバムを作成する。画像管理センター70がカメラ付き携帯電話10に提供する画像アルバムのホ−ムページのHTMLには、画像サービス端末40から受けた縮小画像ファイルのURLへのリンクを記述してある。
画像管理センター70は、アルバム閲覧サービスの提供準備が整うと、利用者のカメラ付き携帯電話10のメール・アドレス宛に利用者の画像アルバム用に用意したWWWサイトのURLを含む接続情報を電子メールとして送信する。利用者は、上記電子メールを受信した際に、上記URLをアクセスして画像アルバムを閲覧する。カメラ付き携帯電話10のメール受信及びWWWサイトの閲覧は通信事業者80を中継したインターネット接続で行われる。利用者のカメラ付き携帯電話10は、画像管理センター70のWWWサーバ71にアクセスして画像アルバムを閲覧する。画像アルバムのHTMLファイルは、画像サービス端末40のサーバ部48の縮小画像にもリンクしているので、利用者が当該画像(縮小画像)を閲覧する際には、画像サービス端末40のサーバ部48の画像(縮小画像)が閲覧される。
利用者は、入手したい画像を選択して注文する。上記画像管理センター70は、通信事業者80から、カメラ付き携帯電話10の位置情報を入手して、最寄の画像サービス端末40の設置場所を、画像の受け取り場所として案内する。利用者は、画像の受け取り場所として「最寄の画像サービス端末40」か、「自宅近くの画像サービス端末40」か、「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」か、いずれかを選択する。
利用者が「任意の画像サービス端末40を検索して指定する」を選択した場合、画像管理センター70は、希望場所の住所入力などを促して希望の場所に最も近い場所に設置されている画像サービス端末40を案内する。また、過去の画像サービス端末40の利用履歴を示して、そこからの選択を促しても良い。画像管理センター70は、利用者が選択した画像サービス端末40、40aなどに、利用者が注文した画像(縮小画像)のURLを通信端末識別データと共にインターネット60を介してダウンロードする。
画像管理センター70は、利用者に提供した画像アルバム閲覧サービスや、画像利用サービスの費用を通信事業者80に請求する。通信事業者80は、画像管理センター70のサービス利用料を、利用者の電話料金やパケット通信使用料、他のWWWサイトの情報料と共に管理して、所定の期間毎にまとめて利用者に請求する。
利用者が選択した画像サービス端末(40)が、上記縮小画像に対応するフルサイズ画像データを保管していた場合、利用者が注文した画像を用意し、保管する。
利用者が選択した第2の画像サービス端末(例えば40a)が、上記縮小画像に対応しうるフルサイズ画像データを保管していなかった場合、この第2の画像サービス端末40aは、画像サービス端末40に上記縮小画像のURLに対応するフルサイズ画像データの送信を要求する。画像サービス端末40は、上記縮小画像のURLに対応するフルサイズ画像データを第2の画像サービス端末40aに送信する。第2の画像サービス端末40aは送信されたフルサイズ画像データを用いて、利用者が注文した画像を用意し、保管する。
元々フルサイズ画像を保管していた画像サービス端末40で引き渡す場合にも、他の画像サービス端末からフルサイズ画像を受信した画像サービス端末40aで引き渡す場合にも、いずれの場合も画像の引渡しのために、注文した画像が印刷画像である場合には、画像を印刷し、印刷画像を画像サービス端末内の所定の保管部に保管する。注文した画像が画像データである場合には、画像データを転送可能な形にして、引渡しに備える。利用者は、画像サービス端末40又は40aに注文した画像を受け取りに行く。画像サービス端末40又は40aは、画像データに関連付けられた通信端末識別データに基づいて、利用者が所有する携帯電話10で利用者認証を行って画像を引き渡す。即ち印刷画像の場合には、印刷画像を所定の提供部に排出する。利用者は排出された印刷画像を受取る。画像データの場合には、画像サービス端末から携帯電話10に画像データを転送する。画像の転送は、実施の形態1に関し図4を参照して説明したようにリムーバブルメディア28を介しておこなっても良く、また、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4に関して説明したように、ケーブル、赤外線、無線などによって行っても良い。
上記実施の形態9において、画像サービス端末40は、サーバ部48、蓄積部43を有しているので、画像管理センター70の蓄積部71、及び各画像サービス端末40の蓄積部43の記憶容量各々を考慮して、各フルサイズ画像データを保存する蓄積部を割当てられる。画像データの移動はインターネットのトラフィックを増大させる要因となるので、最小限に留めるのが望ましい。画像データの必要が生じた段階で転送が実行される。そこでまずは画像データを取り込んだ各画像サービス端末40の蓄積部43で保存し、蓄積部43の記憶容量が満杯に近づいたら、インターネットのトラフィックが低い時間帯を狙ってまとめて画像管理センター70に転送しても良い。また、近隣の或いは他の画像サービス端末40間で各々の記憶容量を考慮してフルサイズ画像データを再配分することとしても良い。画像管理センター70は、通信端末識別データ、フルサイズ画像データの保存場所、縮小画像データの保存場所(URL)を、互いに関連付けて管理する。
実施の形態10.
上記の各実施の形態において、カメラ付き携帯電話10で撮像を行う際に、撮像対象などによる画像の分類、印刷の要否、印刷の条件などに関する属性データ乃至フラグを生成し、画像データに関連付けて記憶させることとしても良い。この場合に用いられる画像管理システムの全体的構成も図1に表されるとおりである。以下、カメラ付き携帯電話10で撮像を行い、撮像により得られた画像データを画像サービス端末40に転送する場合について説明する。
図1において、カメラ付き携帯電話10は、そのカメラ部で撮像を行う。カメラ付き携帯電話10で撮像した画像データは、リムーバブルメディアを介して、或いはケーブル、赤外線、無線などの通信路を介して、画像サービス端末40に取り込まれる。画像サービス端末40、画像管理センター70、通信事業者80は、インターネット60に接続されている。
利用者は、カメラ付き携帯電話10で、撮影を行う。カメラ付き携帯電話10は、利用者のシャッター操作に応じて、撮像により得られた画像データを記憶する。図3において、利用者は操作部16の操作により、画像を画像アルバムに追加するだけでなく印刷をも行いたい場合には、印刷符号を画像に関連付けて付与することができる。また印刷の用紙の種類やサイズ、枚数の設定に関する印刷設定符号をも付与することができる。また、画像アルバムの中のどの分類ページに保存するか指定するアルバム位置指定符号をも付与することができる。画像に関連付けて付与される印刷符号、印刷設定符号、アルバム位置指定符号等は画像のヘッダファイルとして関連付けられる。
利用者は、撮影場所から最寄の或いは他の理由で都合の良い画像サービス端末40に立ち寄り、カメラ付き携帯電話10で撮影した画像データ及び各処理指定フラグを含むヘッダファイルを画像サービス端末40に転送する。利用者は画像サービス端末40に画像データを入力することで、写真印刷、画像データの保管、WWWサイトでのアルバム閲覧、及び関係者への写真紹介などのサービスを受けることができる。カメラ付き携帯電話10は、画像サービス端末40に、画像データ及び各処理指定フラグを含むヘッダファイルと共に電話番号、メール・アドレスなどの通信端末識別データを転送する。
画像サービス端末40は、ヘッダファイルに含まれる印刷符号、印刷設定符号に基づいて指定画像を指定用紙に印刷し、保管する。利用者は、画像サービス端末40に注文した印刷画像を受け取りに行く。画像サービス端末40は、画像データに関連付けられた通信端末識別データに基づいて、利用者が所有するカメラ付き携帯電話10で利用者認証を行って印刷、保管していた画像を印刷画像受け取り口に排出する。
画像サービス端末40は、図5において、カメラ付き携帯電話10から受取った画像データ及び各処理指定フラグを含むヘッダファイル、通信端末識別データを蓄積部43に格納する。画像サービス端末40は、上記画像データとヘッダファイル、通信端末識別データを画像管理センター70にインターネット60を介してアップロードする。
画像管理センター70は、画像サービス端末40から受けた画像データを通信端末識別データに基づいて分類してアルバムを作成する。さらに、ヘッダファイルに含まれるアルバム位置指定符号に基づいて所定のページ分類し関連付けられる。この時、画像管理センター70は、カメラ付き携帯電話10あるいは携帯電話30での閲覧に適するように、カメラ付き携帯電話10あるいは携帯電話30の液晶表示画面を考慮して画像サイズを縮小する。
画像管理センター70は、アルバム閲覧サービスの提供準備が整うと、利用者のカメラ付き携帯電話10のメール・アドレス宛に利用者の画像アルバム用に用意したWWWサイトのURLを含む接続情報を電子メールとして送信する。利用者は、上記電子メールを受信した際に、上記URLをアクセスして画像アルバムを閲覧する。カメラ付き携帯電話10のメール受信及びWWWサイトの閲覧は通信事業者80を中継したインターネット接続で行われる。利用者は、画像アルバムのホームページ内の画像を指定どおりの分類、配置で閲覧することができる。
画像アルバムは、日付毎、イベント毎、人物毎、テーマ毎等の小分類を持つ事ができる。特に指定を行わないでアップロードした場合は日付で分類されて保存される。分類項目の生成や画像のイベント毎、人物毎、テーマ毎等の小分類への移動は、カメラ付き携帯電話10からの操作で行えるが、撮像の際に付加されたアルバム位置指定符号により、アルバム閲覧時の移動の手間を省くことができる。
画像サービス端末40は、印刷符号、印刷設定符号に基づいて印刷した費用情報を通信端末識別データに関連付けて画像管理センター70に通知する。画像管理センター70は、利用者に提供した画像アルバム閲覧サービスや、画像利用サービスの費用を通信事業者80に請求する。通信事業者80は、画像管理センター70のサービス利用料を、利用者の電話料金やパケット通信使用料、他のWWWサイトの情報料と共に管理して、所定の期間毎にまとめて利用者に請求する。
実施の形態11.
上記各実施の形態では、画像サービス端末40は、画像データの受け付け、画像データの保管、及び画像印刷及び印刷画像の引渡しのすべてを行うことができるものであるが、これらの機能の一部のみを有するものを組み合わせて用いても良い。例えば、画像データの受け付けを行う端末と、画像データの保管を行う端末と、画像印刷及び印刷画像の引渡しを行う端末とを別個に設けても良い。また、他のサービス機能をあわせ持つものを用いてもよい。例えば、画像サービス端末40は、画像サービスの他に、各種入場券や楽曲データやゲーム・ソフトウェアの販売、資格試験の受験申込み、旅行商品の販売、現金預け払いなどの各種サービスを提供するKIOSK端末のような端末であっても良い。KIOSK端末は、コンビニエンスストア、写真店、DPE(Development Printing Enlargement)サービス店、携帯電話販売店、ショッピングセンター、家電量販店等の小売店の店頭等に自動販売機と同様に設置されている。さらに、コンビニエンスストア等に設置されている複写機に機能追加して画像サービス端末を構成しても良い。
上記各実施の形態では、通信端末として携帯電話が用いられ、カメラ付き携帯電話10から撮像画像を画像データ端末40に転送するものとし、携帯電話30は、外部の供給源から受信し、記憶した画像データを画像データ端末40に転送するものとして説明したが、画像データを外部の供給源からカメラ付き携帯電話に転送し、記憶させた後、この記憶された画像データを、カメラ付き携帯電話から画像サービス端末40に転送するようにしても良い。即ち、上記の実施の形態の携帯電話30は、上記のようにカメラ付きのものでもカメラ付きでないものであっても良い。
また、通信端末は、携帯電話に限らず、携帯端末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、PDA(Personal Digital Assistants、或いはPersonal Data Assistants)、PHS(Personal Handyphone System)などの携帯可能で通信機能を搭載した機器のいずれでも良い。また、通信機能を内蔵したディジタル・スチル・カメラや、通信機能を内蔵したビデオ・カメラであっても良い。
上記各実施の形態では、通信端末識別データとして、電話番号と、電子メール・アドレスを例にあげて説明したが、パケット通信サービスのアドレス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住所を含む加入者情報のいずれであっても良い。さらに、通信端末識別データにセキュリティ用の認証コードを含んでも良い。また、通信端末識別データ自体を暗号化しても良い。さらにまた通信端末識別データに通信事業者識別データを含んでも良い。通信事業者80によって、表示できる画像フォーマットや、電子メールへの画像情報の添付方法が異なるため、また利用料金の請求のため、画像管理センター70は通信事業者80を識別して管理するが、通信端末識別データに基づいて通信事業者80情報を得るよりも、通信事業者識別データが内蔵してある方が、正確で処理も速くなる。
上記各実施の形態では、通信網としてインターネット60を用いる場合を例に説明した。この場合、通信部47は、パケット通信方式でデータ通信を行う機能を有する。またこの場合、通信部47はデータの暗号化手段を有するものであっても良い。代りに、専用線あるいは電話網を用いることで伝送データの秘匿性を高めても良い。電話網を用いる場合、通信部47は回線交換方式でデータ通信を行う機能を有する必要がある。
さらに、送信情報がオープンなインターネットと、送信情報を他者に漏れないようにできる専用線あるいは電話網による通信網とで、二重のネットワークを構成して、画像データ等の大容量通信はインターネットを通じて行い、通信端末識別データや課金情報等の個人情報は専用線あるいは電話網を通じて行うようにしても良い。
さらにまた、画像サービス端末40の通信部47が、WWW(World Wide Web)サーバ機能を有するものを用いても良い。
上記各実施の形態では、画像管理センター70をKIOSK端末のような画像サービス端末を展開する、小売事業者、写真プリント事業者、カメラ製造業者、インターネット・サービス事業者等により運営される場合について説明したが、画像管理センター70は通信事業者80の一部門であっても良い。
上記各実施の形態では、画像、画像データ、画像ファイル等の表現で説明したが、具体的には静止画像であっても、動画像であっても、静止画像を組み合わせた画像であっても、動画像をコマ落しした画像であっても良い。
各実施の形態について上記したように、画像管理方法が、データ読み取り工程と、画像アルバム作成工程と、閲覧画面提供工程と、発注画面提供工程と、受注工程と、画像提供準備工程と、利用料金精算工程と、印刷画像提供工程とを備えた場合、画像の入力、閲覧、画像注文、利用料金支払いを含む画像管理サービスを、一元的な管理の下で利用できるので、利用者の利便性が高まる。画像閲覧だけが可能なサービス、或いは画像注文だけが提供されるサービスでは画像の入力や、料金精算が二度手間となるところを、その手間を省いて便利になる。
また上記のように、複数の画像サービス端末に共通の画像管理センターが設けられ、アルバムの作成が画像管理センターにおいて行われるようにした場合、画像サービス端末の負担が減るという利点がある。
また上記のように、注文データに基づいて利用料金を計算する利用料金精算工程をさらに備えることとすれば、料金の精算を効率的に行うことができるという利点がある。
また上記のように、画像管理方法のデータ読み取り工程において、通信端末から画像データを読み取るように構成した場合、撮像装置付き通信端末で撮影した画像でも、画像の閲覧、画像注文、利用料金支払いを含む画像管理サービスを受けることができるようになり、撮像装置付き通信端末の利用者が撮像画像の電子的画像アルバムを閲覧したり、画像を注文したりすること等が容易にできるようになる。
また上記のように、画像管理方法のデータ読み取り工程において、通信端末から画像データとともに通信端末識別データも読み取るように構成した場合、撮像画像を通信端末識別データで管理することができるようになるので、専用の電子的画像アルバムの実現が容易になる。また、電子的画像アルバムのURLやアドレス等の接続情報の通知が容易になる。
また上記のように、画像管理方法の画像アルバム作成工程において通信端末識別データの関連付けられた画像データから画像アルバムを作成するように構成した場合、専用の電子的画像アルバムの実現が容易になる。また、画像データと通信端末識別データが対応しているので、画像データの管理が容易になる。
また上記のように、画像管理方法の画像アルバム作成工程は画像を縮小するように構成した場合、画像閲覧のためにサーバから画像を含むホームページが送信されても、縮小画像であるので、データ量が少なく通信料金も通信時間も少なくてすむようになる。また、大きな画像のままでは通信端末の表示部にはそのまま全体を表示できないが、表示できる大きさの画像に縮小しているので、一目で画像全体の印象が把握でき見やすくなる。
また上記のように、画像管理方法の閲覧画面提供工程において通信端末に閲覧画面を提供するように構成した場合、通信端末で画像をいつでも閲覧することができると言う効果がある。画像を通信端末内部のメモリに保管する場合は、メモリ容量の制限から限定された枚数の画像しか保管できず、その範囲しか表示閲覧できないが、サーバのメモリ容量は通信端末のメモリ容量よりもはるかに大きいので、画像アルバムとして多くの枚数の画像を閲覧できるようになる。
また上記のように、画像管理方法の発注画面提供工程において通信端末に発注画面を提供するように構成した場合、通信端末で画像の画像データや印刷画像をいつでも注文できるようになる。画像の印刷注文は、写真店の店頭申し込みや、パーソナルコンピュータからインターネット経由で行うのが一般的であるが、手元の通信端末から簡単で便利に注文できるようになる。
また上記のように、画像管理方法の発注画面提供工程において通信端末に画像サービス端末指定画面を提供し、画像の受け取りに利用する画像サービス端末を選択し得るように構成した場合、利用者の現在地付近の画像サービス端末や、自宅付近の画像サービス端末、目的地付近の画像サービス端末を検索して紹介するので、利用者の移動予定などに応じて最適の場所で画像を受取れるようになる。即ち、画像のために、移動予定を変えて遠回りしないでも済む。
また上記のように、画像管理方法の受注工程において通信端末から通信端末識別データに関連付けた受注情報を受信するように構成した場合、通信端末識別データで画像注文データを一元管理できるので、画像データや印刷画像の受け渡し、課金における重複や間違いを防げる。
また上記のように、画像管理方法の利用料金精算工程において通信端末識別データに関連付けて利用料金を計算するように構成した場合、通信料金とまとめて請求することで利用料金管理が行いやすくなる。
また上記のように、画像管理方法の利用料金精算工程において通信料金管理請求者に通信端末識別データに関連付けた利用料金を送信するように構成した場合、利用料金の支払いを通信料金の支払いとまとめて済ますことができる。また、クレジットカード番号等の情報をインターネット経由で送信しないで済みクレジットカード番号の悪用被害を回避できる。また、画像データや印刷画像の注文に関する料金の支払いにあたり、現金振込みのための銀行等の窓口に行く手間を省ける。
また上記のように、画像管理方法は画像アルバムの接続情報を通信端末に送信するように構成した場合、接続用のURLを自分で入力する手間を省くことができる。また、閲覧しようとしたのに準備が整っていないため見られないと言ったことが起きるのを回避することができる。
また上記のように、画像管理方法の印刷画像提供工程が、画像保管工程と提供工程とを備える場合、事前に印刷などを行うことができ、利用者に印刷などの間待たせると言ったことがなくなる。
また上記のように、画像管理方法が画像データ提供工程を備える場合、利用者の携帯電話の記憶容量がいっぱいになっても一時的に保管できるので、記憶容量を気にすることなく必要なだけ撮像することができる。
また上記のように、画像管理方法が通信端末に画像用意完了通知を送信する工程を備える場合、利用者に印刷などの間待たせることがなくなる。また、利用者は印刷画像などを受け取りに指定の画像サービス端末まで行って印刷画像がまだできていないと言ったことがなくなり、時間のロスがなくなる。
また上記のように、画像管理方法において、電話番号あるいはメール・アドレス等を含む通信端末識別データで画像データを管理するように構成した場合、画像データを電話番号のような、重複の無い識別データで管理できるので、第三者の画像データと入れ代わってしまうような管理上の手違いが起きにくくなる。また、利用料金を通信料金に課金しやすく、さらに、電子メール・アドレスあるいはパケット通信サービスのアドレス宛てに上記電子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報を送信することができ、接続用のURLを自分で入力する手間を省くことができる。さらにまた、閲覧しようとしたのに準備が整っていないため見られないと言ったことが起きるのを回避することができる。
また上記のように、通信端末として、携帯電話、携帯端末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、PDA(Personal Digital Assistants、或いはPersonal Data Assistants)、PHS(Personal Handyphone System)などの携帯可能で通信機能を搭載した機器を用いる場合、画像の閲覧や画像注文などに適したインターネットに接続されたパーソナルコンピュータがある固定環境でなくても、移動しながら携帯可能で通信機能を搭載した機器で画像閲覧や画像注文を行うことが可能となる。
また上記のように、画像入力手段、印刷手段、表示手段、操作手段、画像データを指定の状態に変換する加工手段、サーバ手段との間で通信するための通信手段、印刷手段で印刷した画像を保管する保管手段、保管手段で保管している印刷画像を利用者に提供する提供手段を備えた画像サービス端末を構成すれば、通信端末やインターネットに接続できるようになり、利用者の都合の良い場所に設置されている画像サービス端末から大容量画像の保存、通信が行えるようになり通信費用を押えることができると共に、利便性が高くなる。
また上記のように、画像サービス端末に可搬型記憶媒体からのデータ読み出し手段を備える場合には、通信端末から短時間で大容量画像データを画像サービス端末に移動させることができ、利用者の待ち時間が短くなる。
また上記のように、画像サービス端末が通信機能を備える場合には、可搬型記憶媒体を持たない通信端末から大容量画像データを画像サービス端末に移動させることができ、閲覧サービスや印刷サービスなどを利用できるようになる。
また上記のように、画像サービス端末が赤外線通信機能を備える場合には、ケーブル接続や、可搬型記憶媒体の出し入れの手間を省き、画像データを通信端末から画像サービス端末に移動させることができるようになる。
また上記のように、画像サービス端末が無線通信機能を備える場合には、ケーブル接続や、可搬型記憶媒体の出し入れの手間を省き、また発光面と受光面を正対させる必要もなく、画像データを通信端末から画像サービス端末に移動させることができるようになる。
また上記のように、画像サービス端末が画像データと共に通信端末識別データを受けるように構成した場合、閲覧や保管、印刷などのサービスの提供及び費用精算するにあたり、新たに個人管理や支払方法を設定する必要がなく、利用者は手間を省くことができ、事業者には、費用の回収が確実になるという利点がある。
また上記のように、画像サービス端末が電話番号あるいはメール・アドレス等を含む通信端末識別データで画像データを管理するように構成した場合、画像データを電話番号のような、重複の無い識別データで管理できるので、第三者の画像データと入れ代わってしまうような管理上の手違いは起きにくくなる。また、利用料金を通信料金に課金しやすく、電子メール・アドレスあるいはパケット通信サービスのアドレス宛てに上記電子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報を送信できるので、接続用のURLを自分で入力する手間が省くことができ、閲覧しようとしたのに準備が整っていないため見られないと言ったことが起きるのを回避することができる。
また上記のように、画像サービス端末が通信事業者識別データも受けるように構成した場合、費用請求先を直接把握することができ、確認処理を省略することができる。
また上記のように、画像サービス端末が処理指定フラグも受けるように構成した場合、画像アルバムを閲覧した上で画像の処理を設定する必要がなくなるので、利用者は手間を省くことができる。
また上記のように、画像サービス端末が印刷フラグも受けるように構成した場合、画像アルバムを閲覧した上で印刷する画像を設定する必要がなくなり、通信端末から画像サービス端末に画像データを転送したら直ちに画像サービス端末において印刷が開始されるので、短時間でかつ少ない操作で印刷画像を得ることができる。
また上記のように、画像サービス端末が印刷設定フラグも受けるように構成した場合、画像アルバムを閲覧した上で印刷用紙等を設定する必要がなくなり、通信端末から画像サービス端末に画像データを転送したら直ちに印刷が開始されるので、短時間でかつ少ない操作で印刷画像を得ることができる。
また上記のように、画像サービス端末がアルバム位置指定フラグも受けるように構成した場合、画像アルバムを閲覧した上でアルバムの分類を編集しなくても良く、最初から分類されており、その分類に従ってアルバムが構成されるので、利用者の手間を省くことができる。
また上記のように、画像サービス端末に接続される通信端末が、携帯電話、カメラ付き携帯電話、携帯端末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、PDA(Personal Digital Assistants、或いはPersonal Data Assistants)、PHS(Personal Handyphone System)などの携帯可能で通信機能を搭載した機器である場合、画像の閲覧や画像印刷に適したインターネットに接続されたパーソナルコンピュータがある固定環境でなくても、移動しながら携帯可能で通信機能を搭載した機器で画像閲覧や画像印刷が可能となる効果がある。
また上記のように、画像サービス端末の加工手段が縮小画像を生成するように構成した場合、データ量の多いフルサイズ画像データを画像管理センターに送信しなくても、データ量の少ない縮小画像データの送信で済むので、インターネットのトラフィックが改善される。また、通信部の処理が短時間で済む為、早く次の処理に移行できるため全体の処理速度も速くなるという効果がある。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段が他の画像サービス端末と直接通信できるように構成した場合、例えばひとつの画像サービス端末が、印刷に必要なフルサイズ画像データを直接、当該フルサイズ画像データを保有している他の画像サービス端末から入手できるので、画像管理センターを経由するよりもインターネットのトラフィックが改善される。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段が回線交換方式データ通信するように構成した場合、盗みみられたくないデータは、公開のインターネットを通さないで、秘匿性の高い専用線や電話回線で直接送信できるので、プライバシーが守れ、また、データの悪用も防げるという効果がある。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段がパケット交換方式データ通信するように構成した場合、大容量の画像データはインターネットを経由して送られるので、通信コストを安くできる。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段がデータ暗号化するように構成した場合、インターネット経由の通信でもプライバシーが守れ、また、データの悪用も防げるという効果がある。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段が入力画像を送受信するように構成した場合、画像データを画像管理センターにアップロードできるようになるので、印刷サービスだけでなく、画像アルバムを構成して統合サービスを提供できるようになり、利用者の利便性が向上する。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段が加工画像を送受信するように構成した場合、画像サービス端末からの画像アクセス及び画像処理が集中する画像管理センターの処理負荷が軽減できるようになる。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段が縮小画像を送受信するように構成した場合、画像サービス端末からの画像入力及び画像縮小処理が集中する画像管理センターの処理負荷が軽減できるようになり、またデータ量の多いフルサイズ画像データを画像管理センターに送信しなくても、データ量の少ない縮小画像データの送信で済むので、インターネットのトラフィックが改善される。また、通信部の処理が短時間で済む為、早く次の処理に移行でき、全体の処理速度も速くなる。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段が課金データを送信するように構成した場合、画像管理センターを介しないで行った画像サービス端末の印刷サービスの費用も通信端末識別データに基づいて通信料とまとめて処理できるので、利用者は小銭を扱う手間が省ける。
また上記のように、画像サービス端末の通信手段がWWWサーバ機能を有するように構成した場合、画像管理センターに画像データを送信しなくても、縮小画像のURLだけすみ、インターネットのトラフィックが改善される。また、通信部の処理が短時間で済む為、早く次の処理に移行でき、全体の処理速度も速くなる。
また上記のように、画像サービス端末が画像データ出力手段を備える場合、画像データの保存ができるようになり、通信端末のメモリの容量がいっぱいでも、一旦保存して、さらに新たな画像を撮像できるという効果がある。また通信端末識別データに基づいて管理するので画像の保存に関して面倒な入力操作は不要である。
また上記のように、画像サービス端末の画像データ出力手段が可搬型記憶媒体へのデータ書込み機能を備えるものである場合、短時間で大容量画像データを通信端末に移動させることができ、利用者の待ち時間が短くなる。
また上記のように、画像サービス端末の画像データ出力手段が通信機能を備えるものである場合、可搬型記憶媒体を持たない通信端末へ大容量画像データを移動させることができ、印刷や閲覧サービスを利用できるようになる。
また上記のように、画像サービス端末の画像データ出力手段が赤外線通信機能を備えたものである場合、ケーブル接続や、可搬型記憶媒体の出し入れを行う必要がなく、画像データを画像サービス端末から通信端末に移動させることができるようになり、利用者の手間が少なくなる。
また上記のように、画像サービス端末の画像データ出力手段が無線通信機能を備えたので、ケーブル接続や、可搬型記憶媒体の出し入れを行う必要がなく、また発光面と受光面を正対させる必要もなく、画像データを画像サービス端末から通信端末に移動させることができるようになり、利用者の手間が少なくなる。
また上記のように、画像サービス端末の印刷手段が裏面印刷機能を備えるものである場合、印刷画像の管理情報を印刷することができるようになり、印刷画像の引渡しの際、引渡す相手を間違える可能性が少なくなる。
また上記のように、画像サービス端末の印刷手段に通信端末識別データのパターン化情報の裏面印刷機能を備えたので、印刷画像を間違いなく管理できるようになる。また、保管している印刷画像の検索が高速になる。
また上記のように、記憶手段、表示手段、通信手段、閲覧手段、画像サービス端末との近距離通信手段を備えた通信端末は、画像サービス端末やインターネットに接続でき、利用者の都合の良い場所に設置されている画像サービス端末において大容量画像データの保存、通信などが行えるようになり通信費用を押えることができると共に、利便性が高くなる。また画像データの保存ができるようになり、通信端末のメモリの容量がいっぱいでも、一旦保管しておき、さらに新たな画像を撮像できる。さらに通信端末識別データに基づいて管理するので画像の保存に関して面倒な入力操作は不要である。
また上記のように、通信端末の近距離通信手段が赤外線通信機能を備えるものである場合、ケーブル接続や、可搬型記憶媒体の出し入れの必要がなく、画像データを画像サービス端末と通信端末間で移動させることができるようになり、利用者の手間が少なくなる。
また上記のように、通信端末の近距離通信手段が無線通信機能を備えるものである場合、ケーブル接続や、可搬型記憶媒体の出し入れの必要がなく、また発光面と受光面を正対させる必要もなく、画像データを画像サービス端末と通信端末間で移動させることができるようになり、利用者の手間が少なくなる。
また上記のように、通信端末が可搬型記憶媒体へのデータ書込み機能を備えるものである場合、短時間で大容量画像データを画像サービス端末に移動させることができ、利用者の待ち時間が短くなる。
また上記のように、通信端末の近距離通信手段あるいはデータ書込み手段が、画像データに通信端末識別データを付加することとすれば、画像データの管理が容易になり、またサービス費用の処理も簡単になり、さらに利用者の入力や登録の手間が省ける。
また上記のように、通信端末が画像データに付加する通信端末識別データとして電話番号やメール・アドレスを含むこととすれば、画像データを電話番号のような、重複の無い識別データで管理でき、第三者の画像データと入れ代わってしまうような管理上の手違いは起きにくくなる。また、利用料金を通信料金に課金しやすい。さらに、電子メール・アドレスあるいはパケット通信サービスのアドレス宛てに上記電子的画像アルバムの閲覧画面の接続情報を送信でき、接続用のURLを自分で入力する手間が省け、閲覧しようとしたのに準備が整っていないため見られないと言ったことが起きるのを回避することができる。
また上記のように、通信端末が通信事業者識別データも画像データに付加するように構成した場合、費用請求先が直接把握でき、確認処理を省略できる。
また上記のように、通信端末の近距離通信手段が処理指定フラグも付加するように構成した場合、画像の処理を画像アルバムを閲覧した上で設定しなくても済み、手間を省ける。
また上記のように、通信端末のデータ書込み手段が処理指定フラグも付加するように構成した場合、画像の処理を画像アルバムを閲覧した上で設定しなくても済み、手間を省ける。
さらに、撮像時に利用者の操作に基づいて処理指定フラグを設定することとすれば、撮像後に別途の操作を行わなくても利用者の望み通りに処理内容を決めることができる。
また上記のように、通信端末が印刷フラグも付加するように構成した場合、画像アルバムを閲覧した上で印刷する画像を設定する必要がなくなり、通信端末から画像サービス端末に画像データを転送したら直ちに画像サービス端末において印刷が開始されるので、短時間でかつ少ない操作で印刷画像を得ることができる。
また上記のように、通信端末が印刷設定フラグも付加するように構成した場合、画像アルバムを閲覧した上で印刷用紙等を設定する必要がなくなり、通信端末から画像サービス端末に画像データを転送したら直ちに画像サービス端末において印刷が開始されるので、短時間でかつ少ない操作で印刷画像を得ることができる。
また上記のように、通信端末がアルバム位置指定フラグも付加するように構成した場合、画像アルバムを閲覧した上でアルバムの分類を編集しなくても良く、最初から分類されており、その分類に従ってアルバムが構成されるので、利用者の手間を省くことができる。
また上記のように、通信端末が、携帯電話、カメラ付き携帯電話、携帯端末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、PDA(Personal Digital Assistants、或いはPersonal Data Assistants)、PHS(Personal Handyphone System)などの携帯可能で通信機能を搭載した機器である場合、画像の閲覧や画像印刷に適したインターネットに接続されたパーソナルコンピュータがある固定環境でなくても、移動しながら携帯可能で通信機能を搭載した機器で画像閲覧や画像印刷が可能となる効果がある。
また上記のように、通信端末が近距離通信手段を備えるものである場合、画像データの受信が可能となり画像データの保存ができるようになる。通信端末のメモリの容量がいっぱいでも、一旦保存して、さらに新たな画像を撮像できる。また、通信端末識別データに基づいて管理するので画像の保存に関して面倒な入力操作は不要である。
また上記のように、可搬型記憶媒体が管理用の記憶領域を備えるものである場合、画像データ以外の通信端末識別データや通信事業者識別データを格納しておけば、画像サービス端末に、画像データと識別データを関連付けて入力することができる。また、利用者認証のために通信端末と画像サービス端末を接続する必要がなくなる。
また上記のように、可搬型記憶媒体が読出し専用記憶素子を備えるものである場合、通信端末識別データや通信事業者識別データが書き換えられことがなく悪用されることがなくなる。
また上記のように、可搬型記憶媒体が通信端末識別データを保持するように構成した場合、通信端末本体で通信端末識別データの信頼性を確保しなくもて、可搬型記憶媒体単体で通信端末識別データの信頼性を確保でき、利用者の操作の手間が省ける。
本発明の実施の形態1による画像管理システム及びこれに接続された機器を示す概略図である。 カメラ付き携帯電話10の外観を示す図であり、同図(a)は前面図、同図(b)は背面図である。 カメラ付き携帯電話内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示すブロック図である。 リムーバブルメディアにより携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う場合に用いられる、画像データを画像サービス端末に転送する様子を示す概略図である。 画像サービス端末内の、画像データの処理に関与する部分を示すブロック図である。 画像管理センターの構成を示すブロック図である。 画像の縮小を示す概略図である。 通信事業者のシステムの構成を示す図である。 実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話からの、画像閲覧要求や、画像注文に対応して画像管理センターで行われる処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話からの、画像閲覧要求や、画像注文に対応して画像管理センターで行われる処理を示すフローチャートである。 画像の注文に対応する処理においてカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面であって、電子的画像アルバムの最初の画像を含むものを示す図である。 図11と同様の図であって、かつ「戻り」ボタンが選択された状態を示す図である。 図11と同様の図であって、かつ「選択」ボタンが選択された状態を示す図である。 画像の注文態様を選択するための画面を示す図である。 画像の注文において設定された印刷条件を示すとともに、設定する印刷条件の項目を選択するために利用される画面を示す図である。 図15と同様の図であって、「OK」ボタンが選択された状態を示す図である。 図15と同様の図であって、「枚数」が選択された状態を示す図である。 印刷条件の一つの項目である、印刷枚数を変更するための画面を示す図である。 図18と同様の図であって、枚数が「2」に変更された状態を示す図である。 図15と同様の図であって、「枚数」が2に変更された状態を示す図である。 図20と同様の図であって、「OK」ボタンが選択された状態を示す図である。 図20と同様の図であって、「サイズ」が選択された状態を示す図である。 印刷条件の一つの項目である、サイズを選択するための画面を示す図である。 図23と同様の図であって、サイズが「A5」に変更された状態を示す図である。 図20と同様の図であって、「サイズ」がA5に変更された状態を示す図である。 図25と同様の図であって、「OK」ボタンが選択された状態を示す図である。 図25と同様の図であって、「用紙(ツヤ有無/縁有無)」が選択された状態を示す図である。 印刷条件の一つの項目である、用紙(ツヤ有無/縁有無)を選択するための画面を示す図である。 図28と同様の図であって、用紙が「ツヤ無し/縁無し」に変更された状態を示す図である。 図25と同様の図であって、「用紙」が「ツヤ無し/縁無し」に変更された状態を示す図である。 図30と同様の図であって、「OK」ボタンが選択された状態を示す図である。 図30と同様の図であって、「用紙(シール有無)」が選択された状態を示す図である。 印刷条件の一つの項目である、用紙(シール有無)を選択するための画面を示す図である。 図33と同様の図であって、用紙が「シール紙」に変更された状態を示す図である。 図30と同様の図であって、「用紙」が「シール紙」に変更された状態を示す図である。 図35と同様の図であって、「OK」ボタンが選択された状態を示す図である。 注文した画像を受領する場所を選択のための画面を示す図であり、「履歴参照」が選択された状態を示す。 図37の画面で「履歴参照」を選択して決定操作した場合に表示される、過去に選択したことのある受領場所を候補として示す図であり、「大阪駅前B百貨店」が選択された状態を示す。 図38の画面で「大阪駅前B百貨店」が選択して決定操作した場合に表示される、「大阪駅前B百貨店」内の画像サービス端末の設置場所の詳細を示す画面である。 注文した画像を受領する場所を選択のための画面を示す図であり、「現在地最寄」が選択された状態を示す。 図40の画面で「現在地最寄」を選択して決定操作した場合に表示される、現在地最寄の受領場所を候補として示す図であり、「東京駅前コンビニA」が選択された状態を示す。 図40の画面で「東京駅前コンビニA」が選択して決定操作した場合に表示される、「東京駅前コンビニA」の場所の詳細を示す画面である。 注文した画像を受領する場所を選択のための画面を示す図であり、「自宅最寄」が選択された状態を示す。 図43の画面で「自宅最寄」を選択して決定操作した場合に表示される、自宅最寄の受領場所を候補として示す図であり、「烏丸駅前コンビニC」が選択された状態を示す。 図44の画面で「烏丸駅前コンビニC」」が選択して決定操作した場合に表示される、「烏丸駅前コンビニC」の場所の詳細を示す画面である。 注文した画像を受領する場所を選択のための画面を示す図であり、「希望地最寄」が選択された状態を示す。 図46の画面で「希望地最寄」を選択して決定操作した場合に表示される、希望地を入力するための画面を示す図である。 図47の画面で入力された希望地に近い受領場所を候補として示す図であり、「梅田駅前コンビニA」が選択された状態を示す。 図48の画面で「梅田駅前コンビニA」が選択して決定操作した場合に表示される、「梅田駅前コンビニA」の場所の詳細を示す画面である。 各画像データのファイル内に埋め込まれた通信端末識別データを概略的に示す図である。 複数の画像データのファイルをまとめたフォルダに加えられた通信端末識別データを含むヘッダファイルを概略的に示す図である。 リムーバブルメディア内に画像ファイルをまとめたフォルダとは別に加えられた通信端末識別データのファイルを概略的に示す図である。通信端末識別データは暗号化データである。 読み出し専用の記憶部と大容量不揮発性記憶部とを有するリムーバブルメディアを示す図である。 インターフェースケーブルにより携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う様子を示す概略図である。 インターフェースケーブルにより携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う場合に用いられる、カメラ付き携帯電話内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示すブロック図である。 インターフェースケーブルにより携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う場合に用いられる、画像サービス端末内の、画像データの処理に関与する部分を示すブロック図である。 赤外線通信により携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う場合に用いられる、カメラ付き携帯電話内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示すブロック図である。 赤外線通信により携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う場合に用いられる、画像サービス端末内の、画像データの処理に関与する部分を示すブロック図である。 無線通信により携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う場合に用いられる、カメラ付き携帯電話内の、画像の撮像、撮像により得られた画像データに対する処理を行う部分を示すブロック図である。 無線信により携帯電話と画像サービス端末の間での画像データの転送を行う場合に用いられる、画像サービス端末内の、画像データの処理に関与する部分を示すブロック図である。 画像の閲覧、利用権の設定のいずれかを選択させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 利用権設定のための処理を示すフローチャートである。 利用権設定範囲を選択させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 図63と同様の図であって、「全アルバム」ボタンが選択された状態を示す図である。 利用権設定対象(利用権の内容)を選択させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 図65と同様の図であって、「閲覧/画像注文利用権」ボタンが選択された状態を示す図である。 利用権を与えられる人(乃至通信端末)を選択させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 図67と同様の図であって、「本端末のみ」ボタンが選択された状態を示す図である。 利用権設定結果を表すためカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 図68と同様の、但し「本端末のみ」の代りに「無制限」ボタンが選択された状態を示す図である。 図69と同様の、但し「本端末のみ」が「無制限」に変更された状態を示す図である。 図70と同様の、但し「無制限」の代りに「非公開」ボタンが選択された状態を示す図である。 図71と同様の、但し「無制限」が「非公開」に変更された状態を示す図である。 図72と同様の、但し「非公開」の代りに「端末登録者」ボタンが選択された状態を示す図である。 すでに端末登録されている者を表すとともに、端末登録者の追加を可能にするためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示部される画面を示す図である。 端末登録の方法を選択させるためカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 アドレス帳により端末登録を行う場合にカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 端末登録の結果を表すとともに、端末登録者の追加を可能にするためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示部される画面を示す図である。 図73と同様の、但し「非公開」が「田中さん」に変更された状態を示す図である。 図76と同様の、但し「アドレス帳から指定」の代りに「電話番号入力」ボタンが選択された状態を示す図である。 電話番号により端末登録を行う場合にカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 端末登録の結果を表すとともに、端末登録者の追加を可能にするためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示部される画面を示す図である。 図79と同様の、但し「田中さん」が「090−****−****」に変更された状態を示す図である。 図80と同様の、但し「電話番号入力」の代りに「メールアドレス入力」ボタンが選択された状態を示す図である。 メールアドレス入力により端末登録を行う場合にカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 端末登録の結果を表すとともに、端末登録者の追加を可能にするためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示部される画面を示す図である。 図83と同様の、但し「090−****−****」が「tanaka@****.ne.jp」に変更された状態を示す図である。 図74と同様の、但し「端末登録者」の代りに「パスワード認証者」ボタンが選択された状態を示す図である。 パスワードの設定又は削除を行わせるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 設定すべきパスワードの入力を行わせるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 図87と同様の、但し「tanaka@****.ne.jp」が「パスワード認証者」に変更された状態を示す図である。 図66と同様の、但し「閲覧/画像注文利用権」の代りに「閲覧利用権」ボタンが選択された状態を示す図である。 図92と同様の、但し「閲覧利用権」の代りに「画像注文利用権」ボタンが選択された状態を示す図である。 図64と同様の、但し「全アルバム」の代りに「アルバム毎」ボタンが選択された状態を示す図である。 利用権を設定すべきアルバムを選択させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 図95と同様の、但し「アルバム(1)」が選択された状態を示す図である。 図94と同様の、但し「アルバム毎」の代りに「画像毎」ボタンが選択された状態を示す図である。 利用権を設定すべき画像が含まれるアルバムを選択させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 図98と同様の、但し「アルバム(1)」が選択された状態を示す図である。 アルバム(1)の最初の画像1についての利用権の設定を可能にするため、カメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 アルバム(1)の二番目の画像2についての利用権の設定を可能にするため、カメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 アルバム(1)の三番目の画像3についての利用権の設定を可能にするため、カメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 アルバム(1)の四番目の画像4についての利用権の設定を可能にするため、カメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 アルバム(1)の五番目の画像5についての利用権の設定を可能にするため、カメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 電子的画像アルバムの一例を示す図である。 上記電子的画像アルバムにおいて、例えば、ある利用者が画像アルバムを閲覧できる利用権を有している画像を示す図である。 上記電子的画像アルバムにおいて図106と同じ利用者が画像アルバムを画像注文できる利用権を有している画像を示す。 利用権の有無をチェックしながら閲覧要求や画像注文に応じる場合の処理を示すフローチャートである。 電子的画像アルバムの最初の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの二番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの三番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの四番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの五番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 図109と同様の、但し「選択」ボタンが選択された状態を示す図である。 図114と同様の、但し「選択」の代りに「右矢印」ボタンが選択された状態を示す図である。 電子的画像アルバムの二番目の画像を表示するとともに、画像の注文が許可されていないことを表す画面を示す図である。 電子的画像アルバムの四番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの五番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 パスワードによる利用権を含む利用権の有無をチェックしながら閲覧要求や画像注文に応じる場合の処理を示すフローチャートである。 閲覧利用権に関しパスワードのチェックを行うための処理を示すフローチャートである。 閲覧利用権に関しパスワードを入力させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 画像注文利用権に関しパスワードのチェックを行うための処理を示すフローチャートである。 画像注文利用権に関しパスワードを入力させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。 電子的画像アルバムの最初の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの二番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの三番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの三番目の画像を表示するとともに、画像の注文が許可されないことを表す画面を示す図である。 画像の閲覧要求や画像注文に応じる処理において、画像表示に際は、画像注文利用権の有無はチェックせず、画像注文があったときに始めて画像注文利用権の有無をチェックすると言う手順の場合の、処理の第1の部分を示すフローチャートである。 画像の閲覧要求や画像注文に応じる処理において、画像表示に際は、画像注文利用権の有無はチェックせず、画像注文があったときに始めて画像注文利用権の有無をチェックすると言う手順の場合の、処理の第2の部分を示すフローチャートである。 電子的画像アルバムの最初の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 電子的画像アルバムの二番目の画像を表示するとともに、画像の注文を可能にする画面を示す図である。 画像注文利用権に関しパスワードを入力させるためにカメラ付き携帯電話の表示部に表示される画面を示す図である。
符号の説明
10、10a、10b、10c カメラ付き携帯電話、 13 表示部、 28 リムーバブルメディア、 30、30a、30b 携帯電話、 40、40a、40b 画像サービス端末、 60 インターネット、 70 画像管理センター、 80 通信事業者。

Claims (31)

  1. 画像データが入力される画像入力手段と、
    画像を印刷する印刷手段と、
    使用方法や画像を表示する表示手段と、
    印刷条件等の設定を指定する操作手段を有する画像サービス端末において、
    画像データを指定の状態に変換する加工手段と、
    サーバ手段との間で通信するための通信手段と、
    上記印刷手段で印刷した画像を保管する保管手段と、
    上記保管手段で保管している印刷画像を利用者に提供する提供手段と
    を備えたことを特徴とする画像サービス端末。
  2. 上記画像入力手段は、可搬型記憶媒体からのデータ読み出し機能を有することを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  3. 上記画像入力手段は、通信端末との通信機能を有することを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  4. 上記画像入力手段は、通信端末との赤外線通信機能を有することを特徴とする請求項3に記載の画像サービス端末。
  5. 上記画像入力手段は、通信端末との無線通信機能を有することを特徴とする請求項3に記載の画像サービス端末。
  6. 上記画像入力手段は、通信端末からの画像データと識別データを受けることを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  7. 上記識別データには通信端末識別データが含まれることを特徴とする請求項6に記載の画像サービス端末。
  8. 上記通信端末識別データは、電話番号、電子メール・アドレスあるいはパケット通信サービスのアドレス、通信事業者における顧客管理番号、氏名及び住所を含む加入者情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項7に記載の画像サービス端末。
  9. 上記識別データには通信事業者識別データが含まれることを特徴とする請求項6に記載の画像サービス端末。
  10. 上記画像入力手段は、通信端末からの画像データと共に各画像対応の処理指定フラグを受けることを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  11. 上記処理指定フラグには印刷フラグが含まれることを特徴とする請求項10に記載の画像サービス端末。
  12. 上記処理指定フラグには印刷設定フラグが含まれることを特徴とする請求項10に記載の画像サービス端末。
  13. 上記処理指定フラグにはアルバム位置指定フラグが含まれることを特徴とする請求項10に記載の画像サービス端末。
  14. 上記通信端末が、携帯電話、カメラ付き携帯電話、携帯端末、携帯通信端末、携帯情報端末、携帯情報通信端末、PDA(Personal Digital Assistants、或いはPersonal Data Assistants)、PHS(Personal Handyphone System)などの携帯可能で通信機能を搭載した機器であることを特徴とする請求項3乃至請求項10のいずれかに記載の画像サービス端末。
  15. 上記加工手段は、サイズを縮小した画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  16. 上記通信手段は、他の画像サービス端末と直接通信することができるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  17. 上記通信手段は、回線交換方式データ通信する機能を有することを特徴とする請求項1又は請求項16に記載の画像サービス端末。
  18. 上記通信手段は、パケット交換方式データ通信する機能を有することを特徴とする請求項1又は請求項16に記載の画像サービス端末。
  19. 上記通信手段は、データの暗号化手段を有することを特徴とする請求項18に記載の画像サービス端末。
  20. 上記通信手段は、入力画像を送受信することを特徴とする請求項1又は請求項16に記載の画像サービス端末。
  21. 上記通信手段は、加工画像を送受信することを特徴とする請求項1又は請求項16に記載の画像サービス端末。
  22. 上記加工画像は縮小画像を含むことを特徴とする請求項21に記載の画像サービス端末。
  23. 上記通信手段は、課金データを送信することを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  24. 上記通信手段は、WWW(World Wide Web)サーバ機能を有することを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  25. 画像データを出力する画像データ出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  26. 上記画像データ出力手段は、可搬型記憶媒体へのデータ書込み機能を有することを特徴とする請求項25に記載の画像サービス端末。
  27. 上記画像データ出力手段は、通信端末との通信機能を有することを特徴とする請求項25に記載の画像サービス端末。
  28. 上記画像データ出力手段は、通信端末との赤外線通信機能を有することを特徴とする請求項27に記載の画像サービス端末。
  29. 上記画像データ出力手段は、通信端末との無線通信機能を有することを特徴とする請求項27に記載の画像サービス端末。
  30. 上記印刷手段は、印刷用紙の裏面へのキャラクタあるいはパターン等の第2の印刷機能も備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像サービス端末。
  31. 上記印刷手段は、印刷用紙の裏面への、通信端末識別データを符号化したキャラクタあるいはパターンの印刷機能も備えていることを特徴とする請求項30に記載の画像サービス端末。
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