JP2006134070A - 情報処理装置、その情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、その情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワークで繋がった複数のイントラネットにおける情報処理に関し、複数のイントラネットの共有情報の更新を同期化し、更新処理の競合を防止する。
【解決手段】 ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報(A、118、218)を共有するイントラネット(41、42)内に存在する情報処理装置であって、情報を格納する記憶部(共有情報域116、216、情報管理域120、220))と、この記憶部に格納された情報の更新に際し、その情報が更新可能状態にある場合に更新不可を設定するとともに、その情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求し、その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に更新不可が設定されることを条件に情報を更新する制御部(情報同期部108、208、情報管理部114、214)とを備えた構成としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークで繋がった複数のイントラネットにおける情報処理に関し、ドキュメント等の共有情報の更新を同期化した情報処理装置、その情報処理方法及びその情報処理プログラムに関する。
インターネット等のネットワークで繋がったイントラネット間で情報を共有することが行われているが、その共有情報は、FTP(File Transfer Protocol)等のファイル転送により同一の状態に維持、管理すること(同期化)が一般的であった。しかし、ネットワークを経由する場合には、各イントラネットに設置された各種セキュリティ対策を通過することが必要である。各ネットワークがセキュリティポリシーの異なる組織のネットワークである場合には、情報の共有化は技術的な面で困難になっているとともに、手続的にも厄介である。
このようなイントラネット間の情報の共有に関し、インターネット間或いは複数のイントラネット間で情報を共有する場合に、ある一つの情報管理サーバに情報を集めることにより、その情報管理サーバで一括して管理し、そのサーバ上或いは情報を開示する公開サーバ上から違う組織のユーザ等に公開するものがある(特許文献1、2)。
また、イントラネット間での各データベースの更新について、その更新情報を通知するもの(特許文献3)、電子メールを媒介とした情報の更新等を行うもの(特許文献4、5、6、7、8)がある。また、情報を電子メールで相互に送信することにより、その情報を共有し、送信されたスケジュールをスケジュール表示装置に表示させるものがある(特許文献9)。
特開2000−311204 特開2002−373225 特開2000−148611 特開2000−285074 特開2003−150438 特開平11−150532 特開2000−207305 特開2003−16019 特開2002−49567
ところで、複数のイントラネットで共有する情報を各イントラネットで別々に管理している場合には、各イントラネットでその情報が個別に更新可能となったり、その情報の更新情報が他のイントラネットに反映されない等、共有情報が不一致となるという問題がある。特に、セキュリティポリシーが異なるネットワークを持つイントラネットの間で情報を共有する場合にはこのような不都合が顕著である。また、イントラネット間の共有情報について、更新依頼に基づき、共有する情報が更新された場合、その通知がない場合には、情報の更新確認が困難である。外部からアクセス制限が施されている複数のイントラネット間で共有する情報を同一の状態に維持させる場合には、イントラネット間の通信が必要となるが、セキュリティ規制(ファイアウォール・プロキシ)の通過が困難であり、特に、セキュリティポリシーの異なる規制が施されている場合には、そのセキュリティ規制を越えて情報を共有することに手間がかかる。
また、イントラネット間に共有される情報について、他のイントラネットからその情報をアクセスすることにより、その情報の更新中等の状態を精査することが可能であるが、セキュリティ規制がその精査を困難にするという問題がある。
また、情報を共有するイントラネットの数が多くなると、各イントラネットに対するアクセス依頼やアクセス結果の受信に時間を要し、通信にも時間がかかり応答が遅延する、送受信の管理等、内部処理が複雑になるという問題もある。
このような課題や斯かる課題を解決するための手段について、既述の特許許文献1〜9に開示や示唆はない。
そこで、本発明は、ネットワークで繋がった複数のイントラネットにおける情報処理に関し、複数のイントラネットの共有情報の更新を同期化し、更新処理の競合を防止することを目的とする。
斯かる目的を詳細に述べれば、ネットワークで繋がった複数のイントラネットにおける情報処理に関し、各イントラネットの情報更新の同時処理を防止することにある。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置であって、前記情報を格納する記憶部と、この記憶部に格納された情報の更新に際し、その情報が更新可能状態にある場合に更新不可を設定するとともに、その情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求し、その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新する制御部とを備えた構成としている。
斯かる構成によれば、ネットワークで繋がった他のイントラネットとの間で共有される情報の更新に関し、その情報が更新可能状態にあるイントラネットに更新不可を設定する。この更新不可とは、他からの更新要求を拒否するための処理であり、その情報が更新処理に移行していることを表し、換言すれば、更新中を宣明する処理である。そして、これを契機に他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求し、ネットワークで繋がったイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に更新不可が設定されることを条件に共有情報の更新を可能としている。制御部による斯かる処理により、情報の更新要求を契機として更新処理が競合した場合にイントラネット間に優先性を生じさせ、情報の同時更新が防止される。これは情報の更新を阻止するものではなく、情報の更新は順序に従って行われ、情報の更新要求を契機に先に更新不可を設定したイントラネットの情報更新を優先して処理するものである。この結果、情報更新の競合が防止され、イントラネット間の共有情報に不一致を生じさせることがない。信頼性の高い情報更新が実現される。
上記目的を達成するためには、前記制御部は、前記記憶部にある情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定し、この更新不可の設定を、他のイントラネット内に存在する情報処理装置が更新不可状態にある場合に解除する構成としてもよい。斯かる構成とすれば、他のイントラネットからの更新不可の設定要求を受け入れることができるとともに、他のイントラネットによる情報更新が可能である。
上記目的を達成するためには、前記制御部から発せられる前記更新不可の設定の要求を表す通知及び前記情報の更新に電子メールを用いる構成としてもよい。斯かる構成とすれば、外部からのアクセスが制限されたイントラネット間で同一の情報を共有する場合に、電子メールによって情報の更新が行える。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置の情報処理方法は、ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の情報処理方法であって、記憶部に格納されている前記情報を更新する処理と、前記情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定する処理と、前記情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求する処理と、その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新する処理とを備えた構成としている。
斯かる構成とすれば、記憶部に格納されている情報の更新に際し、その情報が更新可能状態にある場合には、更新不可を設定するので、他のイントラネットからの更新要求を排除することができる。更新不可が設定されたイントラネットからその情報が更新可能状態にある他のイントラネット内に存在する情報処理装置に対し、更新不可の設定を要求する。この場合、他のイントラネット内に存在する情報処理装置に既に更新不可が設定されている場合には、更新不可の設定要求は拒否されることになる。そして、自他のイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に更新不可の設定が成立した場合には、情報の更新要求が受け入れられたこととなり、その情報の更新が実行される。このような情報処理方法によれば、情報の更新要求を契機に更新処理に優先性が生じ、その情報に対する異なる更新、競合する更新の同時処理が防止される。この結果、イントラネット間の共有情報を同一状態に維持することができる。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置の情報処理プログラムは、ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の情報処理プログラムであって、記憶部に格納されている前記情報を更新するステップと、前記情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定するステップと、前記情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求するステップと、その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新するステップとを備え、これらステップをコンピュータに実行させる構成としている。斯かる構成とすれば、ネットワークで繋がった他のイントラネットと情報を共有するイントラネット間で情報の更新を既述の通り、実行することができる。
従って、本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 共有する情報の更新処理のイントラネット間の競合を防止することができるとともに、更新処理の錯綜による情報の不一致を回避でき、イントラネット間の共有情報の信頼性を高めることができる。
(2) このイントラネットにおいて、制御部が、記憶部にある情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定し、この更新不可の設定を、他のイントラネットが更新不可状態にある場合に解除する構成とすれば、他のイントラネットからの更新不可の設定要求を受け入れることができ、イントラネット間の情報更新の錯綜を防止できる。
(3) このイントラネットにおいて、制御部から発せられる更新不可の設定の要求を表す通知及び情報の更新に電子メールを用いる構成とすれば、外部からのアクセスが制限されたイントラネット間で同一の情報を共有する場合にも電子メールによって情報の更新を迅速に行うことができる。
本発明の実施形態に係るイントラネットの情報処理システムについて、図1を参照して説明する。図1は、イントラネットの情報処理システムを示すブロック図である。
この情報処理システム2は、複数のイントラネットの間でドキュメント等の情報を共有し、その情報の更新の競合を防止したものであり、複数のイントラネットをネットワーク例えば、インターネットで繋がれた共有情報同期システムを構成している。この実施形態では、説明を容易にするため、複数のイントラネットとして2つのイントラネット41、42が設置され、これらイントラネット41、42はインターネット6を介して接続されている。
各イントラネット41、42は、情報処理を行う情報処理装置として複数のコンピュータでネットワークを構成しており、イントラネット41には、情報同期サーバ100、ファイルサーバ102、電子メールの送受信サーバ104等が備えられ、また、イントラネット42には、情報同期サーバ200、ファイルサーバ202、電子メールの送受信サーバ204等が備えられている。イントラネット41、42において、情報表示/更新部106、206は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等、イントラネット内のクライアントマシン内の例えば、文書編集ソフトウェアで構成される。情報表示/更新部106では、情報の表示又はその更新の何れか一方又はその双方の処理を行い、この場合、イントラネット42と共有する情報の更新依頼を受け付ける。同様に、情報表示/更新部206では、情報の表示又はその更新の何れか一方又はその双方の処理を行い、この場合、イントラネット41と共有する情報の更新依頼を受け付ける。
情報同期部108は、情報同期サーバ100内の一つのプログラムに相当する。情報同期部108では、情報更新の依頼を契機としてイントラネット42に対し、更新不可の設定要求や情報の更新が可能であるか否かの判定処理等を実行する。同様に、情報同期部208は、情報同期サーバ200内の一つのプログラムに相当する。情報同期部208では、情報更新の依頼を契機としてイントラネット41に対し、更新不可の設定要求や情報の更新が可能であるか否かの判定処理等を実行する。ここで、更新不可とは、他からの更新要求を拒否するための処理であり、その情報が更新処理に移行していることを表し、換言すれば、更新中を宣明する処理である。
メール生成部110は、情報同期サーバ100内のプログラムに相当する。このメール生成部110では、イントラネット42に対する情報の更新不可の設定要求や、情報の更新要求等の各種要求やその他の情報を通知する電子メールを生成する。同様に、メール生成部210は、情報同期サーバ200内のプログラムに相当する。このメール生成部210では、イントラネット41に対する情報の更新不可の設定要求や、情報の更新要求等の各種要求やその他の情報を通知する電子メールを生成する。
メール解析部112は、情報同期サーバ100内のプログラムに相当する。このメール解析部112では、イントラネット42から通知された電子メールの内容を解析し、その結果を情報同期部108に転送する。同様に、メール解析部212は、情報同期サーバ200内のプログラムに相当する。このメール解析部212では、イントラネット41から通知された電子メールの内容を解析し、その結果を情報同期部208に転送する。
情報管理部114は、ファイルサーバ102にあって、各種情報の管理を担当するとともに、各種情報の入出力部を構成する。この情報管理部114では、情報表示/更新部106からの情報更新の依頼を契機に、更新不可の設定処理、その設定解除処理、イントラネット42に対する更新不可の設定要求やその設定解除の要求等を実行する。同様に、情報管理部214は、ファイルサーバ202にあって、各種情報の管理を担当するとともに、各種情報の入出力部を構成する。この情報管理部214では、情報表示/更新部206からの情報更新の依頼を契機に、更新不可の設定処理、その設定解除処理、イントラネット41に対する更新不可の設定要求やその設定解除の要求等を実行する。
共有情報域116は、ファイルサーバ102上に設定された情報格納領域であって、イントラネット41、42間で共有する情報118を格納する第1の記憶部を構成している。この場合、情報118は情報Aである。また、情報管理域120は、ファイルサーバ102上に設定された情報格納領域であって、既述の情報118を管理するための情報である情報管理データ122を格納する第2の記憶部を構成している。情報管理データ122は、情報Aに対応し、情報管理データAである。共有情報域116及び情報管理域120を以て、イントラネット41、42間の共有の情報118及びその情報管理データ122を格納するデータベース124が構成されている。このデータベース124はファイルサーバ102の外部に設置してもよい。このデータベース124に対応し、この実施形態では、共有情報の更新処理を実行する制御部が、情報同期サーバ100とともに、ファイルサーバ102の情報管理部114で構成されている。
斯かる構成は、イントラネット42側でも同様であって、共有情報域216は、ファイルサーバ202上に設定された情報格納領域であって、イントラネット41、42間で共有する情報218を格納する第1の記憶部を構成している。この場合、情報218は情報Aである。また、情報管理域220は、ファイルサーバ202上に設定された情報格納領域であって、既述の情報218を管理するための情報である情報管理データ222を格納する第2の記憶部を構成している。情報管理データ222は、情報Aに対応し、情報管理データAである。共有情報域216及び情報管理域220を以て、イントラネット41、42間の共有の情報218及びその情報管理データ222を格納するデータベース224が構成されている。このデータベース224もファイルサーバ202の外部に設置してもよい。イントラネット41と同様に、このデータベース224に対応し、この実施形態では、共有情報の更新処理を実行する制御部が、情報同期サーバ200とともに、ファイルサーバ202の情報管理部214で構成されている。
そして、メール送受信部126はイントラネット42側との電子メールの送受信を行い、メール送受信部226はイントラネット41側との電子メールの送受信を行う。
斯かる構成によれば、イントラネット41、42間の共有情報が共有情報域116、216に個別に格納されており、この共有情報は、イントラネット41、42からの要求により更新することが可能である。斯かる更新を放置すれば共有情報域116、216に格納された情報が不一致になることを防止するため、その更新処理に法則性を付与したものである。即ち、情報118の更新に際し、例えば、イントラネット41側でその情報118が更新可能状態にある場合に更新不可を設定するとともに、その情報118と共通の情報218を持つイントラネット42に更新不可の設定を要求し、共有する情報118、218についてのイントラネット41、42の全部に更新不可が設定されることを条件に情報118、218を更新することが可能である。この場合、イントラネット42側に既に更新不可が設定されていれば、イントラネット41側の更新不可の設定要求は拒否され、イントラネット42側からの更新要求が受け入れられることになり、イントラネット41側の更新要求はイントラネット42側の更新処理の後に実行されることになる。
斯かる更新処理の実行により、情報更新の競合が防止され、イントラネット間の共有情報に不一致を生じさせることがなく、信頼性の高い情報更新とともに、イントラネット間で共有される情報の信頼性が維持されることになる。
斯かる情報更新等の情報処理の詳細について、図2を参照して説明する。図2は、イントラネット間の情報処理方法及び情報処理プログラムの処理手順の一例を示している。
情報更新の前提として、例えば、イントラネット41においては、情報表示/更新部106から情報管理部114に情報118についての参照があると、情報管理部114から共有情報域116の情報118の読出しが行われる。この情報118について、情報表示/更新部106から情報管理部114に更新依頼が生起したとする。
そこで、イントラネット41では、情報管理部114に更新不可が設定されているか否かの判定を行う(ステップS1)。この判定処理では、共有情報域116の情報118に対応する情報管理データ122を情報管理域120から読み出し、情報管理データ122に情報118の更新不可が設定されているか否か(F=1又はF=0)を判定し(ステップS2)、更新不可が設定されていない場合(F=0)、即ち、情報118が更新可能状態にある場合には、情報管理データ122に情報118についての更新不可を設定する(ステップS3)。この設定の後、イントラネット42に対する更新不可の設定要求を行う(ステップS4)。この要求は、情報同期部108を通じてメール生成部110に通知され、このメール生成部110により更新不可の設定要求を表す電子メールが生成される(ステップS5)。この更新不可の設定要求を表す電子メールは、インターネット6を通じてイントラネット42に伝送され、その応答を電子メールで受ける(ステップS6)。この場合、電子メールの通知が不完全な場合には、既述の更新不可を解除し、その設定を行う(ステップS7)。
イントラネット42から電子メールをメール送受信部126が受けると、その受信メールはメール解析部112に転送され、メール解析が実行される(ステップS8)。メール解析の結果は情報同期部108に転送され、イントラネット42側で更新不可の設定が行われたか否かの判定が行われる(ステップS9)。即ち、イントラネット41側の更新要求を契機とし、イントラネット42側で更新不可が設定された場合には、情報218の更新が可能である。この場合、情報118の更新の可否については既に判定されているので、イントラネット42側の情報218の更新が可能であるか否かをメール解析結果から判定し(ステップS10)、更新不可の場合には、ステップS7と同様に、更新不可の解除を設定し(ステップS11)、また、更新可能な場合には、イントラネット42側の情報218を更新させる(ステップS12)。この情報更新のため、情報同期部108からメール生成部110にその通知を表す電子メールの生成を要請し(ステップS13)、その電子メールがメール送受信部104からインターネット6を通じてイントラネット42に転送される。
メール送受信部226に受信された電子メールは、メール解析部212に転送され、その内容が解析され、情報218の更新要求を受けたことが確認される。この結果、イントラネット42の情報218の更新が実行され、その更新完了が情報管理部214及び情報同期部208からメール生成部210に転送され、メール生成部210でその完了通知を表す電子メールが生成される。この電子メールはメール送受信部226から送信され、インターネット6を通じてイントラネット41のメール送受信部126に受信され、メール解析部112で解析され、情報同期部108がイントラネット42側の情報218の更新が完了したことの通知を受ける。この結果の通知を受け、情報管理部114が情報118の更新を行う(ステップS14)。この情報更新の後、先に設定した更新不可の解除を行い、更新可能状態に移行させ、情報管理部114は情報表示/更新部106に対して更新完了通知を行う(ステップS15)ことで、情報118が更新可能状態であることを情報表示/更新部106に告知し、処理を終える。
そして、ステップS2で更新不可と判定した場合、ステップS7、S11で更新不可の解除設定が行われた場合には、更新不完了の通知を情報管理部114から情報表示/更新部106に発し(ステップS16)、情報118が更新可能状態であることを情報表示/更新部106に告知して処理を終える。
以上の処理手順は、イントラネット41側に情報118、218の更新要求が生起した場合の処理について説明したが、イントラネット42側に情報218、118の更新要求が生起した場合の処理についても同様に行われる。
次に、更新不可の設定を要求されたイントラネット側の情報処理について、図3を参照して説明する。図3は、更新不可の設定を要求されたイントラネット42側の情報処理方法及び情報処理プログラムの処理手順の一例を示している。
イントラネット41から更新不可の設定要求を表す電子メールが送信され、この電子メールをイントラネット42が受信すると、その電子メールはメール送受信部226からメール解析部212に転送されて解析され、その解析結果が情報同期部208に通知される。そこで、情報同期部208では、情報管理部214を通じて情報管理域220から情報管理データ222を読み出し、更新不可の判定を行う(ステップS21)。この判定処理では、情報管理データ222に情報218の更新不可が設定されているか否かの判定を行い(ステップS22)、情報218が更新可能状態にあり、更新不可の設定が行われていない場合(F=0)には、情報218に対する更新不可を情報管理データ222に設定する(ステップS23)。この更新不可を設定した場合には、その完了通知としての電子メールをメール生成部210に作成させ(ステップS24)、その電子メールをメール送受信部226からイントラネット41に送信させる。
また、イントラネット41からの更新不可の設定要求より前に既に情報218の更新不可が情報管理データ222に設定されている場合には、ステップS22の判定では、情報更新が不可となる。即ち、情報218は更新不可状態にあり、更新不可の設定が行われている場合(F=1)では、情報218に対して重ねて更新不可を設定することができない。そこで、更新不可が設定できない場合には、その不完了通知としての電子メールをメール生成部210に作成させ(ステップS24)、その電子メールをメール送受信部226からイントラネット41に送信させる。
以上の処理手順は、イントラネット42側が更新不可の設定要求を受けた場合の処理について説明したが、イントラネット41側で更新不可の設定要求を受けた場合の処理も同様に行われる。
次に、情報更新を要求されたイントラネット側の情報処理について、図4を参照して説明する。図4は、情報更新の要求を受けたイントラネット42側の情報更新等の情報処理方法及び情報処理プログラムの処理手順の一例を示している。
イントラネット41でイントラネット42からの電子メールを受信し、情報同期部108が更新不可の設定完了通知を受けると、イントラネット42が情報218の更新が可能であると判断し、その情報218の情報更新の処理が開始される。この処理では、情報118、218の更新依頼を受けた情報管理部114が更新すべき情報として情報Aに対する情報aを保有している場合、その情報aを情報同期部108を通してメール生成部110に転送し、メール生成部110ではその情報aを送信するための電子メールが生成される。この電子メールはメール送受信部126からイントラネット42に向けて送信され、インターネット6を通じてメール送受信部226に受信される。
この電子メールを受信したイントラネット42では、その電子メールがメール送受信部226からメール解析部212に転送され、通知内容の解析が行われる。その解析結果は情報同期部208に通知され、情報218の更新処理に入る(ステップS31)。情報同期部208は情報管理部214に共有情報域216の情報218の情報Aを情報aへの更新を要求する。情報管理部214はその情報Aを情報aに更新し、その更新の完了により、情報管理部214はイントラネット42の情報218の更新不可を解除する(ステップS32)。即ち、情報管理域220の情報管理データ222に対し、情報218を更新不可状態(F=1)から更新可状態(F=0)に変更する。
そして、情報218の更新完了がイントラネット42からイントラネット41に電子メールにより通知される。これを受け、イントラネット41の情報同期部108は、イントラネット42からの情報218の更新完了の通知に基づき、情報管理部114に情報Aを情報aに更新することを要求する。この結果、イントラネット41側の情報118の情報Aも情報aに更新されるとともに、情報118が更新不可状態(F=1)から更新可状態(F=0)に変更される。この場合、説明を容易にするため、2つのイントラネット41、42について説明しているが、複数のイントラネットが存在する場合には、イントラネット42の他、情報Aを共有するイントラネット全部からの返信記録を蓄積しており、その更新完了の返信を受けて情報118の更新が行われる。
以上の処理手順は、イントラネット42側が更新要求を受けた場合の処理について説明したが、イントラネット42からの更新要求をイントラネット41側で受けた場合の処理も同様である。
次に、これらイントラネット41、42間の各処理と各部との関係について、図5、図6、図7、図8及び図9を参照して説明する。図5は、更新不可の設定要求処理の構成を示す図、図6は、更新不可の設定完了通知処理の構成を示す図、図7は、情報更新処理の構成を示す図、図8は、情報更新処理における応答処理の構成を示す図、図9は、更新不可の解除処理の構成を示す図である。各図において、各処理に主として機能する構成部分及びデータの流れを太線で示している。
各イントラネット41、42間で共有される情報118、218の更新不可の設定要求処理では、図5に示すように、情報118の更新依頼が発生すると、情報表示/更新部106から情報管理部114及び情報同期部108に対し情報118の更新が依頼される(R1、R2)。この更新依頼を受け、情報同期部108から情報管理部114に対し、共有情報域116の情報118に対応する情報管理域120の情報管理データ122の読出しが依頼される(R3)。この依頼を受けた情報管理部114により、情報管理域120から情報管理データ122の読出しが行われ(R4)、読み出された情報管理データ122が情報同期部108に通知される(R5)。情報管理部114では、情報管理データ122について、情報118の更新不可(F=1)が設定されているか否か(F=0)の判定が行われる。更新不可が設定されている場合(F=1)には、更新中であるから、他の更新要求を受け入れられないこと、即ち、その情報118の更新ができない旨の通知として、更新不完了通知が情報管理部114に通知され、情報管理部114から情報表示/更新部106にその旨の通知が行われる。
また、情報管理データ122に更新不可が設定されていない場合(F=0)には、情報同期部108から情報管理部114に対し、更新不可の設定が依頼される(R6)。この依頼に基づき、情報管理データ122に更新不可(F=1)が設定される(R7)。この設定に基づき、情報同期部108からメール生成部110に対し、情報118を共有するイントラネット42に対し、更新不可の設定要求を通知する旨の送信依頼が行われる(R8)。この場合、イントラネット42以外にその情報118を共有するイントラネットがあれば、そのイントラネットに対して更新不可の設定通知を依頼する。メール生成部110では、更新不可の設定を表す電子メールを作成し、メール送受信部126にそのメール送信が依頼される(R9)。メール送受信部126からイントラネット42に電子メールの送信が実行される(R10)。
インターネット6を通じて電子メールがイントラネット42のメール送受信部226に受信され(R11)、その受信メールがメール解析部212に通知される(R12)。メール解析部212の解析結果が情報同期部208に通知される(R13)。情報同期部208では、更新不可の設定の判定処理が実行され、情報管理部214に対し、情報管理データ222の読出しが依頼され(R14)、情報管理域220から情報管理データ222が読み出され(R15)、その情報管理データ222が情報管理部214を通して情報同期部208に通知される(R16)。この情報同期部208から情報管理部214に対し、情報管理域220の情報管理データ222の更新不可の設定が依頼され(R17)、その情報管理データ222に更新不可の設定が行われる(R18)。
次に、各イントラネット41、42間で共有される情報218の更新不可の設定完了通知処理では、図6に示す構成となる。更新不可の設定(図5)が完了すると、更新不可の設定完了通知の処理に移行し、情報同期部208から更新不可の設定完了がメール生成部210に通知される(R19)。メール生成部210では、その通知を受けて更新不可の設定完了通知を表す電子メールが作成され、メール送受信部226にメール送信が依頼され(R20)、メール送受信部226からその電子メールが送信される(R21)。インターネット6を通じてその電子メールがイントラネット41のメール送受信部126に受信され(R22)、受信メールがメール解析部112に転送され(R23)、解析される。その解析結果が待機している情報同期部108に通知される(R24)。なお、設定不可通知の処理も同様に行われる。
次に、情報の更新処理では、図7に示すように、情報同期部108から情報管理部114に対し、情報118から更新すべき情報aを取得する旨の依頼が生じ(R27)、この依頼を受けた情報管理部114では、更新すべき情報aを共有情報域116から取得し(R28)、情報同期部108に通知する。また、情報同期部108から情報Aを共有するイントラネットに対する情報更新をメール生成部110に通知する(R29)。その通知を受けたメール生成部110では、情報Aを情報aを書き換える旨を表す電子メールが作成され、メール送受信部126にメール送信が依頼され(R30)、メール送受信部126からその電子メールが送信される(R31)。インターネット6を通じてその電子メールがイントラネット42のメール送受信部226に受信され(R32)、受信メールがメール解析部212に転送され(R33)、解析される。その解析結果が情報同期部208に通知される(R34)。情報同期部208から情報管理部214に対し、情報218の情報Aを情報aに更新することの依頼が行われ(R35)、情報管理部214により、共有情報域216の情報218の情報Aから情報aへの情報更新が行われる(R36)。また、情報同期部208から情報管理部214に対し、情報管理データ222を更新不可状態から更新可能状態へ変更するように依頼され(R37)、この依頼を受けた情報管理部214により、情報管理域220の情報管理データ222が更新不可状態(F=1)から更新可能状態(F=0)に変更される(R38)。
次に、情報更新の応答処理では、図8に示すように、情報更新処理の後、情報同期部208からメール生成部210に対し、更新完了通知の依頼が生じ(R39)、この依頼を受け、メール生成部210では更新完了通知を表す電子メールが作成され、メール送受信部226にメール送信の依頼が発せられ(R40)、メール送受信部226からメール送信が行われる(R41)。インターネット6を通じてその電子メールがイントラネット41のメール送受信部126に受信され(R42)、受信メールがメール解析部112に転送され(R43)、解析される。その解析結果が情報同期部108に通知される(R44)。情報同期部108から情報管理部114に対し、情報118の情報Aを情報aに更新することの依頼が行われ(R45)、情報管理部114により、共有情報域116の情報118の情報Aから情報aへの情報更新が行われる(R46)。また、情報同期部108から情報管理部114に対し、情報管理データ122を更新不可状態から更新可能状態へ変更するように依頼され(R47)、この依頼を受けた情報管理部114により、情報管理域120の情報管理データ122が更新不可状態(F=1)から更新可能状態(F=0)に変更される(R48)。そして、情報管理部114から情報表示/更新部106に対し、更新完了通知が行われる(R49)。
次に、情報の更新不可の解除処理では、図9に示す構成となる。情報同期部108が更新不可の設定不完了を表す通知を受けると、イントラネット41の共有情報域116の情報118を共有するイントラネットのうち、更新不可の設定を完了したイントラネットに対する更新不可解除をメール生成部110に通知する(R50)。この通知を受けたメール生成部110により、更新不可の解除通知を表す電子メールが作成され、その送信依頼が行われる(R51)。送信依頼を受けたメール送受信部126からその電子メールが送信される(R52)。インターネット6を通じてその電子メールがイントラネット42のメール送受信部226に受信され(R53)、受信メールがメール解析部212に転送され(R54)、解析される。その解析結果として、メール解析部212から情報同期部208に対し、更新不可の解除要求が通知される(R55)。情報同期部208から情報管理部214に対し、イントラネット42の共有情報域216の情報218に対応する情報管理域220の情報管理データ222の更新不可を解除することが依頼される(R56)。この依頼を受けた情報管理部214により、情報管理域220の情報管理データ222が更新不可の解除状態(F=0)に設定される(R57)。
そして、イントラネット41側の情報同期部108により、情報管理部114に対し、共有情報域116の情報118に対応する情報管理域120の情報管理データ122の更新不可を解除する旨の依頼が行われる(R58)。この依頼を受けた情報管理部114により、情報管理域120の情報管理データ122の更新不可(F=1)が解除され、更新可能状態(F=0)となる(R59)。
次に、既述の情報処理の処理シーケンスについて、図10及び図11を参照して説明する。図10及び図11は、イントラネット間の処理シーケンスの一例を示している。
情報の更新要求がイントラネット41の情報表示/更新部106に付与されると、更新依頼が情報表示/更新部106から情報管理部114に通知され、情報管理部114では更新依頼を受けると、更新不可の判定処理(ステップS41)が行われ、更新可の場合には更新不可が設定される(ステップS42)。この場合、イントラネット41、42以外のイントラネットが存在する場合にはイントラネットの全部についても更新不可の判定が行われ(ステップS51)、その更新不可の判定結果が情報管理部114から情報同期部108に通知される。このような判定処理及び判定結果の通知は全イントラネット分だけ繰り返され、情報同期部108から更新不可の設定要求がメール生成部110に通知される。メール生成部110では、更新不可の設定要求の通知を表す電子メールが作成され、メール送受信部126に対し、メール送信が依頼される。この場合、イントラネット41からイントラネット42(図11)に対し、メール送信により更新不可の設定要求が発せられる。
この電子メールはインターネット6を通してイントラネット42のメール送受信部226に受信され、メール送受信部226からメール解析部212に対しメール解析依頼が発せられる。メール解析部212で解析されたメール内容が情報同期部208に通知され、更新不可を設定する旨の依頼が情報同期部208から情報管理部214に通知される。情報管理部214では、更新不可の設定処理(ステップS61)が行われ、その設定処理の後、その更新不可の設定完了通知が情報同期部208に通知される。この通知を受け、情報同期部208からメール生成部210にメール生成依頼が発せられ、更新不可の設定完了通知を表す電子メールがメール生成部210で作成される。このメール生成部210からメール送信依頼がメール送受信部226に通知され、メール送信がイントラネット41(図10)に送信される。
この電子メールはインターネット6を通してイントラネット41のメール送受信部126に受信され、メール送受信部126からメール解析部112に対しメール解析依頼が発せられる。メール解析部112で解析されたメール内容が情報同期部108に通知される。即ち、更新不可の設定を完了した旨の通知が情報同期部108に通知されると、全イントラネットが更新可であるか否かの判定(ステップS52)が行われ、この処理を全イントラネット分について繰り返す(ステップS53)。
情報の更新要求が情報同期部108からメール生成部110に通知されると、この通知を受け、メール生成部110からメール送信依頼がメール送受信部126に通知され、メール送信により、情報更新要求がイントラネット42(図11)に通知される。
この電子メールはインターネット6を通してイントラネット42のメール送受信部226に受信され、メール送受信部226からメール解析部212に対しメール解析依頼が発せられる。メール解析部212で解析されたメール内容が情報同期部208に通知され、情報更新の依頼が情報同期部208から情報管理部214に通知され、情報管理部214で情報の更新処理(ステップS62)が実行される。更新処理の実行後、情報管理部214は更新不可を解除し(ステップS63)、情報管理部214から情報同期部208に対して更新完了通知が発せられ、情報同期部208からメール生成部210にメール生成依頼が発せられる。更新完了通知を表す電子メールがメール生成部210で作成され、メール生成部210からメール送受信部226にメール送信依頼が通知され、メール送信がイントラネット41(図10)に行われる。
メール送受信部126からのメール解析要求、メール解析部112の解析結果の通知を経て、情報同期部108で全イントラネットで情報の更新が完了したか否かの判定処理(ステップS54)が実行され、その処理が全イントラネット分だけ繰り返される(ステップS55)。そして、その更新が完了したとき、情報管理部114でイントラネット41での情報更新処理(ステップS43)が実行された後、更新不可の解除(ステップS44)が完了し、更新完了が情報表示/更新部106に通知され、その更新完了が表示される。
次に、既述の情報処理に関し、通信不良を生じた場合の処理シーケンスについて、図12及び図13を参照して説明する。図12及び図13は、イントラネット間の処理シーケンスの一例を示している。
図10及び図11を参照して説明した通り、イントラネット41からの情報の更新依頼に対し、イントラネット42側で更新不可の設定が正常に行われ、イントラネット42側から更新不可の設定完了の通知を受けた場合であっても、イントラネット42以外に情報を共有するイントラネットnが存在している場合であって、イントラネットnからの電子メールを受領し、その解析結果が不良で、全イントラネットの更新が不能(NG)である場合(ステップS52)には、情報の更新不可の解除を行う。この処理は、送信済みイントラネット分だけ繰り返す(ステップS55)。これを受けて、情報管理部114においても、先に設定した更新不可を解除し(ステップS45)、更新不良(NG)とし、その更新不良(NG)を情報表示/更新部106に表示し、告知する。
そして、この情報の更新不可の解除要求をイントラネット42側にも通知し、イントラネット42側ではそのメール送信を受け、情報管理部214で更新不可の設定が行われたか否かの判定(ステップS64)を行い、更新不可が設定されている場合には、更新不可を解除し(ステップS65)、通信不良(NG)の処理を終える。
このような処理により、通信不良(NG)時に情報の更新を強行することによるイントラネット41、42間の情報118、218の不一致が防止され、情報118、218の信頼性が維持される。
次に、既述の情報処理に関し、情報の更新処理に時間制限が付された場合の処理シーケンスについて、図14及び図15を参照して説明する。図14及び図15は、イントラネット間の処理シーケンスの一例を示している。
イントラネット41から情報の更新依頼が生起し、更新不可の設定の後、イントラネット42での更新不可の設定も完了し、全イントラネットについても同様の処理を実行するが、その際、情報同期部108の待機時間が長くなり、所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS56)、イントラネットnが所定時間を経過しても更新不可の設定が完了しない場合には、タイムアウトとして更新処理を停止させる。そして、この場合も、更新不可の解除をイントラネット42に要求し、イントラネット42における更新不可の解除とともに、情報管理部114から設定された情報管理データ122に設定された更新不可も解除される。
このような更新処理に制限時間(タイムアウト)を設定することにより、イントラネット41、42等の情報の更新処理の遅延を防止することができ、迅速な情報処理の実行が可能となる。
次に、既述の情報処理に関し、情報の更新処理が競合した場合の処理シーケンスについて、図16及び図17を参照して説明する。図16及び図17は、イントラネット間の更新処理が競合した場合の処理シーケンスの一例を示している。
イントラネット41(図16)とイントラネット42(図17)との間で更新依頼が前後して生じ、イントラネット41側では更新不可の判定(ステップS41)、更新不可の設定(ステップS42)の後、更新不可の判定が全イントラネット分繰り返されて更新不可の設定要求がイントラネット42に発せられた場合において、イントラネット42側にも更新依頼が生じて更新不可の判定(ステップS71)の後、更新不可の設定(ステップS72)の処理が情報管理部214で行われているとすると、イントラネット42側の処理が時間的に先である場合には、イントラネット41側の更新不可の設定要求によりイントラネット42側の更新不可の設定が行われても、更新不可の設定不可の通知がイントラネット42からイントラネット41側に通知される。
そして、この場合にはイントラネット41側の情報同期部108から更新不可の設定解除の要求が発せられ、この通知がイントラネット42に電子メールによって通知される。この電子メールの通知により、更新不可の設定解除の要求がイントラネット42側に通知され、更新不可の設定解除が行われるが、イントラネット42側の更新処理が先行することになる。この結果、イントラネット41側の更新要求は受け入れられない。即ち、更新要求が例えば、イントラネット41、42間で生じた場合には、このような更新不可の設定を確立させたイントラネット側での更新処理が実現することとなり、イントラネット間で更新要求が競合した場合の情報の不一致を防止し、情報更新の錯綜による不都合を回避することができる。
これは、イントラネット41、42を含む複数のイントラネットにおいて、更新不可の解除を受信し、更新不可が設定されていた場合には、更新不可の解除を要求したイントラネットを判定し、更新不可の設定を行ったイントラネットと同じであれば、更新不可の解除を行い、更新不可の設定を行ったイントラネット以外のイントラネットからであれば、その更新不可の解除要求の受付けを回避し、情報更新の錯綜を防止することができる。
次に、イントラネット間の情報更新の競合回避の仕組み及びその処理について、図18、図19及び図20を参照して説明する。図18は、3組のイントラネットにおいて、情報更新の競合を回避する処理シーケンスを示す図、図19及び図20は、4組のイントラネットにおいて、情報更新の競合を回避する処理シーケンスを示す図である。
図18に示す処理では、イントラネット41、42、43で共有する情報について、イントラネット41とイントラネット43でその情報に更新の依頼があった場合を想定している。この例では、イントラネット41とイントラネット43のそれぞれがイントラネット42に更新不可の設定を要求しており、イントラネット42がイントラネット41からの更新不可の設定要求を先に受け付けた場合には、イントラネット42にその更新不可が設定され、他のイントラネットからの更新要求、即ち、イントラネット43からの更新不可の設定要求は拒否される。イントラネット43からの更新不可の設定要求に対し、イントラネット42では更新不可を設定できない旨の通知として設定不可の通知をイントラネット43に返信する。イントラネット43では更新不可の設定不可通知を受信すると、更新不可の設定解除の処理を行い、イントラネット43の情報についても更新不可の設定を解除し、更新依頼があったユーザに対して更新NGを通知し、イントラネット43側からの更新処理を終える。
この場合、イントラネット41では、イントラネット42からの更新不可の設定完了通知を受信し、情報の更新処理を継続し、更新処理を実現する。
また、図19に示す処理では、イントラネット41、42、43、44での競合である。これは、イントラネット41とイントラネット44に更新の依頼があり、イントラネット41ではイントラネット42に対して更新不可の設定要求を行い、イントラネット44ではイントラネット43に対して更新不可の設定要求を行った場合である。この場合、イントラネット41がイントラネット42に更新不可の設定を行った後にイントラネット43に更新不可の設定要求を行っても、既にイントラネット44により更新不可が設定されているので、イントラネット43ではイントラネット41からの更新不可の設定要求に対し、それを拒否する設定不可の通知を返信する。この結果、イントラネット41では更新解除の処理に入り、イントラネット41では更新拒否として更新NGとなる。
この場合、イントラネット44からイントラネット42への更新不可の設定要求も、イントラネット41からイントラネット43への要求と同様に拒否されるため、イントラネット44についても更新処理が回避される。
また、図20に示す処理は、インターネット41、42、43、44間の競合を示す場合であり、図19に示す処理と異なる点は、イントラネット41からイントラネット42への更新不可の設定解除がイントラネット44からの更新不可の設定要求前に終了していることである。この場合、イントラネット41からの更新は拒否(更新NG)されるが、イントラネット44からの更新はイントラネット間の競合がないので、更新処理が継続して行われる。
これらの更新の競合を回避する処理から明らかなように、更新処理に先立って更新不可の設定を行うことにより、イントラネット間の情報更新の競合を防止できる。更新NGを受けたユーザは一度アプリケーションを終了させ、再度の情報取込みから再アタックし、情報の更新を行うことが可能となる。そして、更新に先立って更新不可の設定を行うことは、インターネット6の経由により発生する通信障害等をも事前に検出できるので、情報を共有するイントラネット間の通信状態を予め確認することができ、情報を共有するイントラネット全てと通信できない場合には、情報の更新が行われることがなく、通信障害に起因する共有情報の不一致を回避することができる。
次に、以上述べた情報処理装置、その情報処理方法及び情報処理プログラムの実施形態から技術的な事項を抽出し、その技術的な意義、変形例、その他、技術的な拡張事項等を以下に列挙する。
(1) 既述の通り、情報処理システム2では、ネットワークで繋がった複数のイントラネットにおける情報処理装置で共有する情報について更新の依頼があった場合、依頼を受け付けたイントラネット側の情報同期部は、イントラネット間で共有する情報に対応する情報管理データを読み出し、イントラネットから更新不可の設定がされてないことを判断した場合、共有情報に対応する情報管理データに対して更新不可の設定を依頼する。情報を共有するイントラネットにおける情報処理装置の全部に情報管理データの更新不可の設定を完了した段階で、共有情報の更新処理が行われる。これによって、複数のイントラネットの情報処理装置の共有情報の更新処理が各イントラネットで個別に且つ同時に実施されることを防止することができる。
(2) 情報処理システム2では、イントラネットの共有情報に対する情報更新について、イントラネットに対する更新不可の設定が完了した後に、依頼を受け付けたイントラネット側の情報同期部から情報の更新が行われる。その際、情報同期部は、イントラネット間で共有する情報の更新処理を行い、共有情報の更新が完了したことを、更新依頼側のイントラネットに返信する。その返信通知を更新依頼側のイントラネットの情報同期部で受信することにより、情報更新の完了を確認することができる。また、イントラネットでの共有情報の更新処理が正常に行われたことを監視することができる。
(3) 情報処理システム2では、イントラネット間の共有情報の更新不可の設定依頼や共有情報の更新依頼、更新情報の送受信は電子メールを通信媒体に用いている。このため、外部からアクセスが制限された、特にセキュリティポリシーの異なった組織のイントラネット間において、セキュリティ規制を意識することなく、手続きに手間をかけずにイントラネット間で共有情報の送受信を行うことができる。
(4) 情報処理システム2では、情報を共有するイントラネット内部にイントラネットで共有する情報を格納するための共有情報域を備え、更に、イントラネット間で共有する情報の情報管理データを格納するための情報管理域を備えることで、イントラネット間で共有する情報が更新中であっても、情報管理域の情報管理データを判定することで、容易に更新中であるか否かを確認することができる。
(5) 情報処理システム2では、情報を共有するイントラネットへ依頼を出す場合には、メール生成部が送信メールを作成し、また、情報を共有するイントラネットから電子メールを受信した場合には、メール解析部で受信メール内容を解析するので、情報同期部は送受信のプロセスを簡略化でき、情報を共有する複数のイントラネットからの依頼の応答時間が遅くなるといった問題が解決される。
(6) 上記実施形態では、情報はドキュメントとしたが、ドキュメント以外のデータ類を含めファイルはすべて相当する。
(7) 上記実施形態では、情報表示/更新部はPC内の文書編集ソフトウェアとしているが、イントラネット内のサーバでファイルを編集できるものなら何でも良い。
(8) 上記実施形態では、情報同期部、メール生成部、メール解析部は情報同期サーバにあるとしたが、それぞれイントラネット内の複数サーバに分散しても良い。
(9) 情報管理部、共有情報域、情報管理域はファイルサーバにあるとしたが、情報同期サーバにあっても良いし、共有情報域、情報管理域それぞれがイントラネット内の別のサーバに分散しても良い。
(10) 情報表示/更新部はイントラネット外に設置されてもよい。
(11) 情報同期部では、共有するイントラネット分の要求をパラレルに送出し、パラレルに受信する手順としたが、共有情報の設定の回送ルートを予め設定し、その回送順に従って他のイントラネット間で持ちまわる方法でも良い。
(12) 共有情報の存在するイントラネットに関し、このイントラネットは情報毎に存在してもよい。共有情報に関し、その共有情報に対応する情報管理データの一部にイントラネットを示すデータがある形態でもよい。
(13) 上記実施形態では、情報管理部114、214で更新不可の判定処理を実行しているが、斯かる判定処理は情報同期部108、208で実行するように構成してもよい。
次に、以上述べた本発明に係る情報処理装置、その情報処理方法及び情報処理プログラムの各実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1)
ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置であって、
前記情報を格納する記憶部と、
この記憶部に格納された情報の更新に際し、その情報が更新可能状態にある場合に更新不可を設定するとともに、その情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求し、その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新する制御部と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記記憶部は、前記情報に設定される更新不可又はその解除を表す情報を格納する構成としたことを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記制御部は、前記記憶部にある情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定し、この更新不可の設定を、他のイントラネット内に存在する情報処理装置が更新不可状態にある場合に解除する構成としたことを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記4)
前記制御部から発せられる前記更新不可の設定の要求を表す通知及び前記情報の更新に電子メールを用いることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記5)
前記制御部は、前記情報に更新不可を特定のイントラネットにより設定した場合、そのイントラネット以外による更新不可の解除及び前記情報の更新を禁止する構成としたことを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記6)
ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の情報処理方法であって、
記憶部に格納されている前記情報を更新する処理と、
前記情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定する処理と、
前記情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求する処理と、
その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新する処理と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置の情報処理方法。
(付記7)
ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の情報処理プログラムであって、
記憶部に格納されている前記情報を更新するステップと、
前記情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定するステップと、
前記情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求するステップと、
その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新するステップと、
を備え、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置の情報処理プログラム。
(付記8)
ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置であって、
前記情報を格納する記憶部と、
前記情報の更新要求を受け付ける情報更新部と、
この情報更新部が前記更新要求に基づき、前記情報が更新可能状態であるか否かを判定し、更新可能状態にある場合に更新不可状態を設定し、その情報の更新を他のイントラネット内に存在する情報処理装置に同期して行う情報管理部と、
他のイントラネット内に存在する情報処理装置における前記情報が更新可能状態にあるか否かを判定し、更新可能状態にある他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可状態の設定を要求し、自他のイントラネット内に存在する情報処理装置における更新不可状態の確立を条件に他のイントラネット内に存在する情報処理装置に前記情報の更新を要求する情報同期部と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
(付記9)
ネットワークで繋がった他のイントラネットと情報を共有するイントラネット間の情報処理システムであって、
各イントラネットが、前記情報を格納する記憶部と、
この記憶部にある情報の更新に際し、その情報が更新可能状態にある場合に更新不可を設定するとともに、その情報を共有する他のイントラネットに更新不可の設定を要求し、その情報を共有するイントラネットの全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新する制御部と、
を備えたことを特徴とする情報処理システム。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、イントラネット間で共有する情報の更新処理に関し、情報更新の競合を防止することができ、イントラネット間の共有する情報の不一致を防止でき、情報の不一致による不都合を回避でき、有用である。
イントラネットの情報処理システムを示すブロック図である。 イントラネット間の情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 更新不可の設定要求における情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 情報更新における処理手順の一例を示すフローチャートである。 更新不可の設定要求処理の構成を示すブロック図である。 更新不可の設定完了通知処理の構成を示すブロック図である。 情報更新処理の構成を示すブロック図である。 情報更新処理における応答処理の構成を示すブロック図である。 更新不可の解除処理の構成を示すブロック図である。 イントラネット間の正常時の処理シーケンスの一例を示す図である。 イントラネット間の正常時の処理シーケンスの一例を示す図である。 通信障害時の処理シーケンスの一例を示す図である。 通信障害時の処理シーケンスの一例を示す図である。 タイムアウトに伴う処理シーケンスの一例を示す図である。 タイムアウトに伴う処理シーケンスの一例を示す図である。 情報更新の競合時の処理シーケンスの一例を示す図である。 情報更新の競合時の処理シーケンスの一例を示す図である。 更新処理の競合を回避する処理シーケンスの一例を示す図である。 更新処理の競合を回避する処理シーケンスの一例を示す図である。 更新処理の競合を回避する処理シーケンスの一例を示す図である。
符号の説明
2 情報処理システム
41、42 イントラネット
6 インターネット
100、200 情報同期サーバ
102、202 ファイルサーバ
104、204 送受信サーバ
106、206 情報表示/更新部
108、208 情報同期部(制御部)
110、210 メール生成部
112、212 メール解析部
114、214 情報管理部(制御部)
116、216 共有情報域(記憶部)
118、218 情報
120、220 情報管理域(記憶部)
122、222 情報管理データ
124、224 データベース
126、226 メール送受信部

Claims (5)

  1. ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置であって、
    前記情報を格納する記憶部と、
    この記憶部に格納された情報の更新に際し、その情報が更新可能状態にある場合に更新不可を設定するとともに、その情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求し、その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新する制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記記憶部にある情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定し、この更新不可の設定を、他のイントラネット内に存在する情報処理装置が更新不可状態にある場合に解除する構成としたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部から発せられる前記更新不可の設定の要求を表す通知及び前記情報の更新に電子メールを用いることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の情報処理方法であって、
    記憶部に格納されている前記情報を更新する処理と、
    前記情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定する処理と、
    前記情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求する処理と、
    その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新する処理と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置の情報処理方法。
  5. ネットワークで繋がった他のイントラネット内に存在する情報処理装置と情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の情報処理プログラムであって、
    記憶部に格納されている前記情報を更新するステップと、
    前記情報の更新に際し、その情報が更新可能状態である場合に更新不可を設定するステップと、
    前記情報を共有する他のイントラネット内に存在する情報処理装置に更新不可の設定を要求するステップと、
    その情報を共有するイントラネット内に存在する情報処理装置の全部に前記更新不可が設定されることを条件に前記情報を更新するステップと、
    を備え、これらステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置の情報処理プログラム。
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