JP2006133471A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 省スペース、かつ、簡易な構成で、エネルギー効率が高く、耐久性に優れた加熱装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 定着装置14は、定着ローラ18と、定着ローラ18を加熱するカーボンヒータ17とを備え、カーボンヒータ17は、定着ローラ18の外部に、定着ローラ18に非接触で設置される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シート等の記録媒体(記録材、転写材)上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関し、特に、これらの装置に備えられる加熱装置に関するものである。
従来の画像形成装置の一例を図9〜図11を用いて説明する。
図9のように画像形成装置となる複写機101は帯電装置102により一様に帯電した像担持体103の表面に画像情報に応じてレーザ光を照射し、静電潜像を形成する。
前記静電潜像を現像装置104によりトナー画像に現像した後、像担持体103上のトナー画像を転写装置105によりシートS上に転写する。この状態のシートS上の未定着トナー画像を定着装置106により加熱、加圧定着し、電子写真画像を得る。
定着装置106は図10に示すように内部にハロゲンヒータ107を設けた定着ローラ108、該定着ローラ108に対向して配置された加圧ローラ109、定着ローラ108を清掃するためのクリーニングウェブ110等を有しており、定着ローラ108は厚さ12mmの中空のアルミニウムの芯金上に中間層として250μm程度のシリコンゴム層を設け、該シリコンゴム層の上に20μm程度のPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂を被覆して表層を形成している。
加圧ローラ109はステンレスの芯金上に5mmのシリコンゴム層を設け、該シリコンゴム層の上に100μm程度のPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂)チューブを被覆して表層を形成している。
定着ローラ108及び加圧ローラ109の外径は60mmである。クリーニングウェブ110はポリアミド等の不織布からなり、シリコンオイルが含浸され、定着ローラ108の表面に当接され、画像形成中のみ0.05mm/sの速度で定着ローラ108の回転に逆らう方向に巻き取られて、定着ローラにオフセットしたトナーをクリーニングする。
定着ローラ108の表面のシートSの通過領域に該定着ローラ108の温度を検知するためのサーミスタ111が当接されており、該サーミスタ111が検知した温度によりハロゲンヒータ107の出力を制御している。
ハロゲンヒータ107の画像形成中の最大出力は1500Wであり、例えば、A3サイズのシートSが毎分60枚加熱定着処理出来る。定着ローラ108の回転速度は500mm/sに制御されている。
定着ローラ108の温度は制御装置112により200℃に維持されるように制御されてシートS上の未定着トナー113は定着ローラ108と加圧ローラ109との定着領域(定着ニップ)で溶融し、シートSに永久定着される。
また、特許文献1に開示されているように、図11は定着ローラ108の表面を積極的に熱するように、定着ローラ108の外部に外部加熱ローラ114を設けた例である。外部加熱ローラ114は外径36mmで内部にハロゲンヒータ107を設けてあり、厚さ3.5mmの中空のアルミニウムの芯金上に20μm程度のPFA層を被覆して表層を形成
している。外部加熱ローラ114は定着ローラ108に従動回転する。
定着ローラ108の温度は制御装置112により200℃に維持されるように制御されていて、定着ローラ108と外部加熱114との接触部(加熱ニップ)で定着ローラ108の表面に熱を伝えて、シートS上の未定着トナー113を定着ニップで溶融し、シートSに永久定着させる。
特開平10−149044号公報
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
図10に示すような構成は、ハロゲンヒータ107はアルミニウム芯金を温め、その熱がシリコンゴム層を伝わり、表面のPTFE層を温めるという構成なので熱効率が悪く、シートSや加圧ローラ109、或いは周辺雰囲気等に奪われる熱に対して、常時200℃に一定に維持することは困難であり、特に連続した画像形成の初期においては、熱量の損失が大きいため、通過中のシートSに与える熱量が低下して、定着不良によるトナー剥がれ、オフセットによるシートの汚れが発生してしまう。
このような画像不良を発生させないために、十分な熱量を定着ローラに与える必要があるが、そのためには、発熱にかかる消費電力を高くしたり、ハロゲンヒータ107の発熱時間が長くしたり、また定着ローラ108や加圧ローラ109の周方向全体に熱を与えるための前回転時間を長くする必要等があり、画像形成をスタートするまでのウォームアップ時間が長くなってしまうという欠点も発生する。
図11のような構成は、図10のような内部から加熱する手段の欠点を改良した手段で、外部加熱ローラ114で定着ローラ108表面を積極的に熱する系である。加熱ニップ部は重点的に熱が伝達するが、定着ローラ108周方向全体に熱を伝えるためには、定着ローラ108と外部加熱ローラ114がある程度、接触回転させる時間が必要で、やはり画像形成をスタートするためのウォームアップ時間が長くなってしまう。
また、加熱ニップを増やすために、外部加熱ローラの径を大きくしたり、外部加熱ローラを複数設置する手段もあるが、そのために定着装置の構成が大きくなって、画像形成装置自体の大型化につながってしまう。
さらに、連続した画像形成中は図11のように外部加熱ローラ114は定着ローラ108に接触したままだが、画像形成時以外のスタンバイ状態、つまり定着装置が動作していない状態では1箇所の加熱ニップに熱を与えつづけると、その部分の定着ローラが周方向の他の部分より変形したり、表面性が変化するので、外部加熱ローラ114はスタンバイ状態では、定着ローラ108から離間するような構成をとらなくてはならない。もしくはスタンバイ状態でも定着ローラ108を回転させる制御を設けなくてはならなく、機械の構成が複雑化してしまう。
また、外部加熱ローラは接触しているため、クリーニングウェブ110からすリ抜けてきたオフセットトナーが外部加熱ローラ表面を汚染する可能性もあり、その汚染を除去するためのクリーニング構成も別途必要になり、さらに機械が大型化してしまう。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、省スペース、かつ、簡易な構成で、エネルギー効率が高く、耐久性に優れた加熱装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
発熱手段と、
被加熱材に当接する当接面を有し、前記発熱手段により加熱される加熱体と、
を備え、前記加熱体の前記当接面に対して被加熱材を当接させながら通過させ、該被加熱材に熱エネルギーを付与する加熱装置 において、
前記発熱手段は、前記加熱体の前記当接面側に、該加熱体に非接触に配置されたカーボンヒータを備えることを特徴とする。
また、画像形成装置にあっては、
シート上に未定着のトナー画像を形成する画像形成手段と、
上記記載の加熱装置と、
を備え、前記画像形成手段により形成されたシート上の未定着のトナー画像を前記加熱装置により加熱定着処理させることを特徴とする。
本発明によれば、省スペース、かつ、簡易な構成で、エネルギー効率が高く、耐久性に優れた加熱装置及び画像形成装置を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施例に限定する趣旨のものではない。
図1は本発明の実施例1に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。
図1において、本実施の形態に係る画像形成装置としての複写機1の上部には図示しない原稿を載置するプラテンガラス2が設けられており、該プラテンガラス2の下部には原稿の画像面を照射する光源やミラー等が配置された画像読取手段3が設けられている。
画像読取手段3により読み取られた原稿画像に対応してレーザスキャナ4からレーザ光が出射され、ミラー5に反射されて一次帯電器6により一様に帯電された像担持体としての電子写真感光体ドラム7の表面に照射されて静電潜像が形成された後、該静電潜像に現像装置8からトナーが供給されてトナー画像が形成される。
一方、シートカセット9に収容された紙や合成樹脂等からなる被加熱材としてのシートSがシート給送手段10により1枚ずつ分離給送されてレジストローラ対11に到達し、該レジストローラ対11において斜行が矯正された後、感光体ドラム7の回転に同期してレジストローラ対11により感光体ドラム7と該感光体ドラム7に対向する転写帯電器12との間に搬送され、転写帯電器12の作用により感光体ドラム7上のトナー画像をシートSに静電的に転写する。ここで、一次帯電器6や感光体ドラム7や現像装置8や転写帯電器12は、本発明に係る画像形成手段を構成している。
未定着トナー画像が形成されたシートSは感光体ドラム7から剥離されて搬送ベルト13により加熱装置としての定着装置14に送られ、該定着装置14において、未定着トナー画像が加熱・加圧されて(シートSに熱エネルギーを付与する加熱工程が行われて)永久定着される。
定着装置14から排出されたシートSは機外に設けられた排出トレイ15上に排出されるか、或いは、反転搬送路16に導かれて表裏面が反転し、再度レジストローラ対11まで搬送されて、シートSの第1面と同様に第2面に未定着トナー画像が形成された後、定着装置14により永久定着されて排出トレイ15上に排出される。
図2は、本実施例の定着装置14、及びその周辺の構成を示す概略断面図である。
図2に示すように、定着装置14は外部に発熱手段(熱源)としてのカーボンヒータ17を非接触で設置した加熱体(定着回転体)としての定着ローラ18と、該定着ローラ18に対して圧接された加圧回転体としての加圧ローラ19とを有しており、制御手段としての制御装置21によりカーボンヒータ17に通電される電流が制御されて定着ローラ18の温度を調整し、定着ローラ18と加圧ローラ19とのニップ部でシートSが挟持搬送される間に加熱、加圧処理(定着処理)されて未定着トナー24が永久定着される。また、制御装置21は、回動制御手段として、定着ローラ18の回転速度を制御可能に設けられている。なお、回動制御手段は、制御装置21とは別の制御装置により構成されるものであってもよい。
定着ローラ18は芯金上に500μm程度のゴム層を設け、ゴム層の上に10μm程度のPTFE等のフッ素樹脂を被覆して表層を形成してある。また、定着ローラ表面には巻き取りローラ20aと送り出しローラ20bに巻回されたクリーニングウェブ20cが付勢ローラ20dにより圧接されて定着ローラ18の回転方向と反対方向に巻き取られることで該定着ローラ18の表面をクリーニングするようになっている。ここで、定着ローラ18の表面は、シートSが挟持搬送される場合にシートSに当接する当接面となる。
定着ローラ18の表面の温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ22が、定着ローラ18の表面に接触して、該定着ローラ18の温度を検知するように支持部材23により支持されている。サーミスタ22の位置は、カーボンヒータの最大加熱領域近傍で且つ定着ローラ回転方向下流に設置した。ここで、温度検知手段は、定着装置14からシートSに単位時間当たりに供給される或いは供給された熱量を検知するものであってもよい。
図2において、符号25,26は定着ローラ18、加圧ローラ19から夫々シートSを分離するための分離爪である。
本実施例では、発熱体がカーボン材(炭素系の部材)よりなり、発熱体のカーボン材を石英ガラスで覆い、内部を真空にしたカーボンヒータ17を2つ、定着ローラ18との最短距離10mmで設置し、また、定着ローラ18への照射率を上げるため、カーボンヒータ17を金の反射板27で囲っている。反射板27は、図に示すように、カーボンヒータ17に対して定着ローラ18とは反対側に配置され、カーボンヒータ17から発せられる熱を定着ローラ18に向けて反射する。
ハロゲンヒータのように、通電開始と同時に大きな突入電流が流れ、点灯回路に大きな電圧変動が起こる結果、ヒータと共通の電源系統に接続された照明機器にフリッカ現象(ちらつき感)が生じるのに対し、本実施例で用いられるカーボンヒータは、室温状態でも大きな抵抗値を有するため、通電開始された場合でも発生する突入電流は実質上ゼロ、または極めて微小な値であるのでフリッカ現象はほとんど生じない。
つまり、画像形成中におけるカーボンヒータの最大出力を大きくし、できる限り定着ローラを加熱する構成をとっても、カーボンヒータのON/OFFにおけるフリッカ現象は
無視できるが、あまりにも最大出力を大きくすると、ヒータがONになった直後の定着ローラ18表面の温度リップルが大きくなり、サーミスタ22において検出される温度が一時的に高い温度を検知してしまい、安定した温度制御ができなくなってしまう。
そこで、本実施例では、カーボンヒータの画像形成中の最大出力は1500Wとし、例えば、A3サイズのシートSが毎分60枚加熱定着処理出来る。定着ローラ18の回転速度は500mm/sに制御した。
定着ローラ18の温度は制御装置21により200℃に維持されるように制御されてシートS上の未定着トナー24は定着ローラ18と加圧ローラ19との定着領域(定着ニップ)で溶融し、シートSに永久定着される。
図3はカーボンヒータと、該カーボンヒータと同等の消費電力のハロゲンヒータとの分光放射強度の一例を示したグラフである。
図3に示されるように、ハロゲンヒータの最大放射強度の波長は1〜2μmの範囲であり、ここでは短波長と記す。また、カーボンヒータの最大放射強度は2〜4μmの範囲であり、ここでは中波長と記す。短波長のハロゲンヒータは金属への熱吸収率が良く、逆に、中波長のカーボンヒータは樹脂への熱吸収率が良い。1つの例として、図4に本実施例で用いられている定着ローラ18のゴム層の赤外線吸収スペクトルを示す。図4から約2800〜3100(cm−1)、つまり波長では約3.2〜3.6(μm)の範囲で赤外線の吸収効率が良いことがわかる。他にも定着部材の中間層や表層で使用される樹脂は、赤外線吸収効率の良い波長範囲は2〜4(μm)の範囲であり、つまり中波長の赤外線を放射するカーボンヒータはハロゲンヒータに比べて樹脂系の加熱に適している。
また、ハロゲンヒータは一般に所定の電力範囲より低い電力を入力するとハロゲンサイクルが行われずヒータが黒化してしまい、また、高い電力を入力するとフィラメントからのタングステンの蒸発量が多くなりヒータの寿命が短くなる。それに比べカーボンヒータは広い電力範囲で同等の寿命を達成することができる。
図10のように定着ローラ内部に加熱源のハロゲンヒータを備えた従来の定着装置では、ヒータ→芯金→ゴム層→表層と熱が伝達していくので、熱のロスが大きく、また熱応答性が悪い。また、図11のような従来の定着装置を構成する外部加熱ローラは、定着ローラ表面の一部を熱するには優れているが、ヒータ→芯金→表層→定着ローラ表面と図10の定着装置ほどではないが、熱のロスはあり、また定着ローラ全体を熱するには、画像形成スタート前の前回転時間を長くする必要があり、また、より定着ローラ表面を熱する面積を増やすために、外部加熱ローラの径を大きくしたり、外部加熱ローラの数を増やすことは、機械の大型化につながってしまう。
本実施例では、図2に示すようにカーボンヒータ17を非接触で定着ローラ18の表層を加熱する構成としたので、カーボンヒータ17から放射された中波長の赤外線は定着ローラ18のゴム層や表層を直接加熱でき、また反射板27によって定着ローラ18への熱照射面を規制する構成なので、定着ローラ18の所要の位置に高効率で加熱を行うことができる。特に、ウエイトタイム(装置電源ON時から画像形成可能状態になるまでの待ち時間)から画像形成スタートする際の時間は、定着ローラ内部にヒータを用いた場合の構成に比べ、格段の短縮化が図られ、短時間で定着処理が実行可能な状態を得ることが可能となる。
また、非接触で定着ローラ18近傍にカーボンヒータ17を設置しているので、外部加熱ローラのようにオフセットトナーによる汚染もない。また、本実施例ではカーボンヒー
タ17は2本の構成だが、加熱領域を増やすために、さらに複数のカーボンヒータを設置する事も、加熱ローラのような構成が不必要なので、外部加熱ローラを用いた定着装置の構成よりも容易である。また、ウエイトタイム時に外部加熱ローラを定着ローラから離間するような機能も不要であり、省スペースの定着装置、つまり省スペースの画像形成装置を提供することが可能となる。
さらに、外側から定着ローラ18の表面を加熱する構成なので、定着ローラ18の芯金はヒータを入れるスペースを必要とせず、図10のような定着装置の構成よりも芯金の厚みを増やして定着装置の強度を高めることも可能となる。
以下に、本発明の実施例2について説明する。なお、本実施例に係る画像形成装置は、上述した実施例1に係る画像形成装置と同様の構成であり、同様の構成部分については同一の符号を付してその説明は省略する。
上述した実施例1では、反射板で放射した赤外線を一方向に集め、定着ローラ18への熱効率を高めたが、それでも空気への熱損失、また定着ローラで反射する赤外線もあり、損失する割合が多くなってしまう可能性がある。
本実施例では、図2に示す定着ローラ18のゴム層などの中間層やPTFEなどの表層(被覆層)に、カーボンブラックなどの黒色顔料を分散させたことを特徴とするものである。ここで、前記表層は、本発明に係る被覆層を構成する。これにより、赤外線吸収効率は更に高くなる。加熱効率は実施例1の場合よりも約10%アップした。
また、中間層や表層に、赤外線吸収剤として無機化合物(無機酸化物、無機水酸化物、ハイドロタルサイト類等)を添加する事により、加熱効率をアップさせることもできる。赤外線吸収剤はMg、Ca、Al、Si及びLiの少なくとも1つの原子を含有する無機化合物が有効である。ここで、前記中間層や前記表層は、本発明に係る被覆層を構成する。
このように構成することにより、定着ローラ18を所定の設定温度域まで上昇させるまでに要する時間、つまりウォームアップ時間の短縮化、また、ウエイトタイムから画像形成スタートする際の前回転時間等が短くなり、その結果、定着ローラ18の加熱消費される熱エネルギーを低減させることが可能となる。また、シートSが定着ニップを通過することで温度低下する程度を小さくでき、安定した画像を維持することが可能となる。
以下に、本発明の実施例3について説明する。なお、本実施例に係る画像形成装置は、上述した実施例1,2に係る画像形成装置と同様の構成であり、同様の構成部分については同一の符号を付してその説明は省略する。
図5,6は、低温環境(15℃)朝一連続通紙時の定着ローラ18の温度特性を示したグラフの一例を示す図であり、図5は通常制御時について、図6は本発明の実施例3において、カーボンヒータ17の電力が制御された場合について示している。
図5,6において、定着装置14はスタンバイ状態(画像形成装置本体は画像形成可能であって画像形成を行っていない状態、定着装置が動作していない状態、待機中)から前回転動作を行い、定着ローラ18が目標設定温度200℃で安定した時点で、通紙(シート給送手段10や搬送ベルト13などによるシートSの給送)を開始した。カーボンヒータ17の画像形成中の最大出力は1500Wとし、例えば、A3サイズのシートSが毎分
60枚加熱定着処理出来る。定着ローラ18の回転速度は500mm/sに制御した。
図5に示す通常制御時の場合、連続して定着装置14へ通紙すると、シートSに定着ローラ18表面の熱が奪われ、特に朝一からの連続通紙時に定着ローラ18表面の温度が著しく低下し、定着不良領域(例えば、185℃以下)になった時に定着不良を起こす可能性がある。
そこで、本実施例では、図2に示すサーミスタ22において、図6のグラフに記したように定着ローラ18表面温度が190℃(所定温度)を検知した時点で、カーボンヒータの最大出力電力を1500Wから2000Wにするように制御した。また、目標設定温度に達した時点で最大出力電力を1500Wとした。
このような制御をすることで、特に低温環境下の朝一連続通紙時において、定着表面温度が定着不良領域まで著しく落ちることなく、また目標設定温度に短時間で復帰させることで、無駄な電力をかけることなく、良好な定着性を維持した画像を形成することが可能となる。
以下に、本発明の実施例4について説明する。なお、本実施例に係る画像形成装置は、上述した実施例1,2に係る画像形成装置と同様の構成であり、同様の構成部分については同一の符号を付してその説明は省略する。
図7は、本発明の実施例4において、定着装置14のスタンバイ状態の制御を示したグラフの一例を示す図である。
図2のような定着装置14の構成において、画像形成時以外のスタンバイ状態、つまり定着装置が動作していない状態では、図11のような外部定着ローラのように局所的に接触加熱して、その加熱ニップ部分を変形させることはないが、カーボンヒータ17で広範囲に非接触で定着ローラ18表面を加熱するものの、スタンバイ状態が長時間になると、カーボンヒータ17からの距離に応じてローラ表面の周方向の温度差が生じてしまうことが懸念される。
前記のような温度差を無くすために、スタンバイ中に画像形成中と同じように定着装置を稼働させることは、無駄な電力を消費してしまう。
また、温度差を無くすために、スタンバイ中のカーボンヒータへの通電をOFFして、画像形成スタート時に再び通電をONして前回転時間で定着ローラに熱を立ち上げる方法もあるが、この方法だと画像形成スタートしてから、実際にシートS上に画像が定着されて画像形成装置から出力されるまでに時間がかかってしまう。
そこで、本実施例では、図7のグラフに記したように、スタンバイ中にサーミスタ22で185℃(第2温度)以下の温度を検出した場合、カーボンヒータ17の通電をONし、195℃(第1温度)以上の温度を検出した場合、カーボンヒータ17の通電をOFFとした。通電ON時のカーボンヒータ17への最大供給電力は1500Wとした。また、カーボンヒータ17が通電をONしている時間に定着ローラ18を回転させ、このときの回転速度は定着処理動作中の速度より遅くした。本実施例では250mm/sとした。カーボンヒータ17の通電がOFFの状態では定着ローラ18は停止させた。
このような構成をとることで、スタンバイ中の所定時間のみ、カーボンヒータ17に通電させ、また定着ローラ18を駆動させ、さらに、定着動作時に比べ、低い温度で制御し
たので、通常の定着処理動作中に比べてスタンバイ中の消費電力を大幅に減少させることが可能となる。
また、回転速度を定着動作時に比べ遅くしたので、効率よく定着ローラ18表面に熱が伝わり、スタンバイ中における定着ローラ周方向の温度差を減少させ、再び画像形成がスタートした時の定着装置14の空回転動作時間を短縮させることが可能となる。
以下に、本発明の実施例5について説明する。なお、本実施例に係る画像形成装置は、上述した実施例1,2に係る画像形成装置と同様の構成であり、同様の構成部分については同一の符号を付してその説明は省略する。
図8は、本発明の実施例5において、定着装置のスタンバイ状態の制御を示したグラフの一例を示す図である。
本実施例では、図8に記したように、スタンバイ中のサーミスタ22で185℃(第2温度)以下の温度を検出した場合、カーボンヒータ17への最大供給電力を1500Wとし、定着ローラ18を回転させた。また、195℃(第1温度)以上の温度を検知した場合、カーボンヒータ17への最大供給電力を500Wとし定着ローラ18を停止させた。
このような構成をとることで、スタンバイ中に定着ローラ18が停止している時の定着ローラ18表面の温度低下を緩め、実施例4の構成よりスタンバイ中に定着ローラ18を回転させる比率が少なくなった。つまり、スタンバイ中に定着ローラ18と加圧ローラ19とで磨耗される時間が少なくすることができ、定着ローラ18や加圧ローラ19等の寿命を飛躍的に伸ばすことが可能となる。
なお、上述した実施例において、本発明に係る加熱体としては、定着ローラを例に挙げて説明したが、これに限らず、定着ベルト等、他の定着部材の加熱手段や、また定着部材を加圧する加圧部材への加熱手段であってもよい。
また、トナーについては粉体であっても液体であってもよく、特に限定されるものではない。
また、静電潜像のトナー現像方式・手段についても、特に限定されるものではなく、反転現像方式であっても正規現像方式であってもよい。
一般的に、静電潜像の現像方法は非磁性トナーについてはこれをブレード等でスリーブ等の現像剤担持搬送部材上にコーティングし、磁性トナーについてはこれを現像剤担持搬送部材上に磁気力によってコーティングして搬送して像担持体に対して非接触状態で適用し静電潜像を現像する方法(1成分非接触現像)と、上記のように現像剤担持搬送部材上にコーティングしたトナーを像担持体に対して接触状態で適用し静電潜像を現像する方法(1成分接触現像)と、トナー粒子に対して磁性のキャリアを混合したものを現像剤(2成分現像剤)として用いて磁気力によって搬送して像担持体に対して接触状態で適用し静電潜像を現像する方法(2成分接触現像)と、上記の2成分現像剤を像担持体に対して非接触状態で適用し静電潜像を現像する方法(2成分非接触現像)との4種類に大別される。
また、転写帯電器12により構成される転写手段は、ブレード転写、ベルト転写、その他の接触転写帯電方式であってもよいし、コロナ帯電器を使用した非接触転写帯電方式でもよい。
また、複写機1としては、シートSに直接トナーを転写する方法や、転写ドラムや転写ベルトなどの中間転写体を用いて、単色画像形成ばかりでなく、多重転写等により多色、フルカラー画像を形成する画像形成装置であっても本実施の形態を好適に適用できる。
また、反射板27は金に限らず、アルミ等、赤外線を効率よく反射させる部材により構成されるものであれば良い。
また、本実施例では温度検知手段として接触式のサーミスタを用いたが、非接触式の温度検知手段であってもよい。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 本発明の実施例1において、定着装置、及びその周辺の構成を示す概略断面図である。 カーボンヒータと、該カーボンヒータと同等の消費電力のハロゲンヒータとの分光放射強度の一例を示した図である。 本発明の実施例1において、定着ローラのゴム層の赤外線吸収スペクトルを示す図である。 通常制御時の、低温環境(15℃)朝一連続通紙時の定着ローラの温度特性を示したグラフの一例を示す図である。 本発明の実施例3において、低温環境(15℃)朝一連続通紙時の定着ローラの温度特性を示したグラフの一例を示す図である。 本発明の実施例4において、定着装置のスタンバイ状態の制御を示したグラフの一例を示す図である。 本発明の実施例5において、定着装置のスタンバイ状態の制御を示したグラフの一例を示す図である。 従来技術に係る画像形成装置を示す概略図である。 従来技術に係る定着装置を示す概略図である。 従来技術に係る定着装置を示す概略図である。
符号の説明
1 複写機
7 感光体ドラム
13 搬送ベルト
14 定着装置
17 カーボンヒータ
18 定着ローラ
19 加圧ローラ
20a 巻き取りローラ
20b 送り出しローラ
20c クリーニングウェブ
20d 付勢ローラ
21 制御装置
22 サーミスタ
23 支持部材
24 未定着トナー
25,26 分離爪
27 反射板

Claims (13)

  1. 発熱手段と、
    被加熱材に当接する当接面を有し、前記発熱手段により加熱される加熱体と、
    を備え、前記加熱体の前記当接面に対して被加熱材を当接させながら通過させ、該被加熱材に熱エネルギーを付与する加熱装置 において、
    前記発熱手段は、前記加熱体の前記当接面側に、該加熱体に非接触に配置されたカーボンヒータを備えることを特徴とする加熱装置。
  2. 前記カーボンヒータの最大エネルギー波長は2〜4μmであることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記カーボンヒータは、前記加熱体近傍に複数配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱装置。
  4. 前記加熱体は、前記カーボンヒータから放射される赤外線に対して高い吸収特性を有する被覆層を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  5. 前記カーボンヒータに対して前記加熱体とは反対側に配置され、該カーボンヒータから発せられる熱を該加熱体に向けて反射する反射板を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記加熱体表面の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段の検知結果に基づいて、前記発熱手段へ供給する電力を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱装置。
  7. 被加熱材に熱エネルギーを付与する加熱工程時において、該加熱工程時の前記加熱体の目標設定温度よりも低い所定温度が前記温度検知手段により検知された場合、
    前記制御手段は、前記温度検知手段により検知される温度が前記目標設定温度となるまで、前記加熱工程時に供給する電力の大きさより大きい電力を前記発熱手段に供給することを特徴とする請求項6に記載の加熱装置。
  8. 被加熱材に熱エネルギーを付与する加熱工程が開始される前の待機中において、
    前記制御手段は、
    前記加熱体の温度が前記加熱工程時の目標設定温度よりも低い第1温度以上であると前記温度検知手段により検知された場合、前記発熱手段への電力の供給を停止し、
    前記加熱体の温度が前記第1温度よりも低い第2温度以下であると前記温度検知手段により検知された場合、前記発熱手段へ電力を供給することを特徴とする請求項6または7に記載の加熱装置。
  9. 被加熱材に熱エネルギーを付与する加熱工程が開始される前の待機中において、
    前記制御手段は、
    前記加熱体の温度が前記加熱工程時の目標設定温度よりも低い第1温度以上であると前記温度検知手段により検知された場合、前記加熱工程時に供給する電力の大きさよりも小さい電力を前記発熱手段に供給し、
    前記加熱体の温度が前記第1温度よりも低い第2温度以下であると前記温度検知手段により検知された場合、前記第1温度以上であると検知された際に供給する電力の大きさよりも大きい電力を前記発熱手段に供給することを特徴とする請求項6または7に記載の加熱装置。
  10. 前記加熱体は回動動作することにより、被加熱材を当接させながら通過させるものであって、
    前記加熱体の回動動作を制御する回動制御手段を備え、
    前記回動制御手段は、前記待機中においては、前記温度検知手段の検知結果に基づいて、前記加熱体の回動動作を制御することを特徴とする請求項8または9に記載の加熱装置。
  11. 前記回動制御手段は、前記待機中の前記加熱体の回動動作の速度を、前記加熱工程時よりも遅くすることを特徴とする請求項10に記載の加熱装置。
  12. 前記待機中において前記加熱体の温度が前記加熱工程時の目標設定温度よりも低い前記第1温度以上であると前記温度検知手段により検知された場合、
    前記回動制御手段は、前記加熱体の回動動作を停止させることを特徴とする請求項10または11に記載の加熱装置。
  13. シート上に未定着のトナー画像を形成する画像形成手段と、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の加熱装置と、
    を備え、前記画像形成手段により形成されたシート上の未定着のトナー画像を前記加熱装置により加熱定着処理させることを特徴とする画像形成装置。
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