JP2006133336A - 光スイッチおよび光伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】VOA機能動作により生じる帯域特性劣化の影響を抑制可能なこと。
【解決手段】入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子104と、分光素子104の出力光を集光する集光手段105と、入力光を集光手段105を通じて分光素子104に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラー4を有し、角度が個別に制御されるミラーアレイ70と、複数のミラー4より返送された光ビームが出力される複数の出力ポート102を備え、ミラーアレイ70の特定のミラー4に入射される光が出力される出力ポート102は、特定のミラー4の第1の軸方向の角度により定まり、第1の軸方向と、第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、ミラー4により反射され出力ポート102へ出力される光の強度が制御される光スイッチであって、前記ミラー4は、出力先の出力ポート102に応じて、強度制御される前記軸方向が規定される。
【選択図】 図1−3

Description

この発明は、波長ごとに分離された入力光をミラーアレイで反射し、波長ごとに出力先および出力光強度を切り換えることのできる光スイッチ、または、これを用いた光伝送装置に関する。好ましくは、出力先に応じてミラーの反射軸を切替える光スイッチ、または、これを用いた光伝送装置に関する。
従来、光伝送装置におけるチャネル切り換えは光信号から電気信号への変換後に電気的スイッチングにより行われていたが、光信号を直接切り換える波長選択スイッチ(WSS;Wavelength−Selective Switch)を用いることにより、切り換え速度および効率を向上できる。
図9−1は、波長選択スイッチの構成を示す斜視図、図9−2は、波長選択スイッチの構成を示す側面図である。波長選択スイッチ10は、波長多重された光信号を分光するための分光素子1、入出力ポート等を有する入出力光学系(入力光学系および出力光学系)2、集光光学系3、波長毎に配置される可動反射体アレー(ミラーアレイ)70から構成される。図示の分光素子1は、透過型の回折格子を用いた例であり、この分光素子1は、入力された波長多重(WDM;Wavelength Division Multiplexing)光を波長毎に異なる方向(図のZ方向)に分散して出力する。角度分散方向に沿った光は、図のZX平面に広がる。対応して、可動反射体4には、波長の分散方向(図の横方向)に沿ってチャネル毎に複数の可動反射体(マイクロミラーまたはMEMSミラー、不図示)が設けられている。
図9−3は、波長選択スイッチにおけるポート切り換え動作を示す側面図である。図9−3に示すように、可動反射体4の角度をポートの配列方向(図のY方向)に沿って変化させることにより、入力ポート(IN)から入力された光を、チャネルごとに出力ポート(OUT)の内いずれか一つに振り分けることができる(例えば、下記特許文献1参照。)。
なお、波長選択スイッチの種類によって光学系は多少異なり、各部品の位置関係は必ずしも図9−1と同じではない。例えば、光ビームを折り返すための反射鏡や反射型分光光学系の採用によって、図9−1に示した座標系が変換される場合もある。しかしながら、どの種類の波長選択スイッチにおいても基本原理は、図9−1によって説明できるため、以下の説明では、図9−1の座標系を用いて説明することにする。
可動反射体4の角度を変化させることにより、出力ポートの切り換えだけでなく、各チャネル毎に出力光の光強度を任意に減衰させることができる。このような減衰を起こすことで出力されるWDM光の強度バランスを改善することが期待できる。図9−4は、出力光減衰の原理を説明する側面図である。図9−4の実線に示したように、出力光ビームが入出力光学系2内のコリメートレンズ20と軸ずれがない状態で結合するとき減衰量が最小の状態である。この状態に対して、可動反射体4の角度を変化させると、点線に示すように、出力光ビームとコリメートレンズ20の間に軸ずれが生じることとなり、軸ずれの量に対応して出力光の光強度が減衰する。
図9−5は、可動反射体からの反射光ビームのコリメートレンズへの入力位置を示す図である。可動反射体4による反射光ビームは、入出力光学系2内のコリメートレンズ20に対して軸ずれがない状態では、反射光ビーム21の位置となる。一方、減衰時には反射光ビーム22に示す位置となり、コリメートレンズ20に対する結合をずらすことで軸ずれが生じる。なお、このような軸ずれは、可動反射体4の角度を、図9−4に示されるようにY方向(ポート切り換え方向)に変化させても、或いは、Z方向(分光方向)に変化させても可能である。以下、反射光ビーム21の移動方向について、適宜、Z方向(分光方向)を横方向、Y方向(ポート切り換え方向)を縦方向と呼ぶこととする。
特表2003−515187号公報
このような波長選択スイッチにおいては、入射光ビームの波長の相違は、分光素子1により可動反射体アレー70上での位置の相違に対応する。図10−1は、可動反射体への入射位置を示す図である。入射光ビームは、1チャネル内で波長毎に横方向(Z方向)に分散された入射光ビーム5(5a〜5e)となり、可動反射体4へ入力されている。すなわち、可動反射体4に入力される入射光ビームの波長の相違により、可動反射体4の中心付近(5c)から可動反射体4の端面(5a、5e)へと入射位置が相違することとなる。
図10−2は、可動反射体における反射光ビームを示す図である。反射光ビーム6は、入射光ビーム5が可動反射体4へ入射された後反射した光ビームである。可動反射体4の端面付近からの反射光ビーム6(6a,6e)は、入射光ビーム5(5a,5e)が端面により削られるため、出力光学系2への到達時には、回折により可動反射体4の中心付近からの反射光ビーム6(6b〜6d)に比べ、可動反射体4から離れた位置ではスポット径が拡がってしまう。
図10−3は、透過光パワー最大時の反射ビームのパワー分布を説明する図、図10−4は、透過光パワー減衰時の反射ビームのパワー分布を説明する図である。領域7は、コリメートレンズ20を主とした出力光学系2までの開口に対応し、図8−4中に示したコリメートレンズ20の面積にほぼ対応する。図10−3および図10−4に記載した曲線8は、可動反射体4の中心付近からの反射光ビーム6(6b〜6d)のビームパワーを表し、曲線9は、可動反射体4の端面付近からの反射光ビーム6(6a,6e)のビームパワーを表す。なお、可動反射体4は、中心付近に各チャネルの中心波長が位置するように設定される。
図10−2に示される、回折によりビームスポット径が拡がる影響により、端面付近からの反射光ビームに対応する曲線9は、中心付近からの反射光ビームに対応する曲線8よりも空間的に広がっている。実際に、出力光学系2へ入力される出力光の光強度は、領域7内のビームパワー8,9それぞれの曲線の面積により表される。領域7と各曲線との関係、すなわち、領域7に対応する開口位置と可動反射体からの光ビームパワーとの関係に着目すると、透過光パワー最大時の状況を示した図10−3においては、曲線8、9のピークはともに領域7に含まれており、全ビームパワーに対する領域7内の割合は、曲線8、曲線9にそれほど差はない。
一方、透過光パワー減衰時の状況を示した図10−4においては、曲線9が曲線8に比べて広がっていることにより、全ビームパワーに対する領域7内の割合が、曲線8と曲線9との間で異なることとなり、端面付近からの反射光ビームの影響が大きく出る。
図11−1は、回折の影響がない場合の波長と透過率の関係を示す図、図11−2は、回折の影響による波長と透過率の関係を示す図、図11−3は、回折の影響を含めた波長と透過率の関係を示す図である。図中横軸は、周波数(波長)、縦軸は透過率である。
まず、回折の影響がない場合を考えると、反射光ビーム6が削られることによるビームパワーの変化のみとなるため、減衰量−帯域特性は、図11−1に示すように台形状となる。一方、可動反射体4の端面に向かうほど反射光ビーム6が削られる量が増加していくために、回折の影響が強くなるという傾向があるから、回折の影響を受けることによって、図11−2に示すような逆台形状の減衰量−帯域特性が加わる。
したがって、図11−1の特性に、図11−2の影響を考慮した減衰量−帯域特性は、図11−3に示すように、ある波長の帯域端(両端)で減衰量が大きくなる略M型形状となる。このような減衰量−帯域特性は、横方向(Z方向)に変化させても縦方向(Y方向)に変化させても発生するが、可動反射体4の角度の変化方向により程度の違いがあり、入出力ポートの配列方向(図9−1〜図9−3に示す縦方向、Y方向)に変化させた方が影響は小さい。
図12−1は、波長選択スイッチの側面図、図12−2および図12−3は、可動反射体の正面図である。これら図12−1〜図12−3を用いて、それぞれ可動反射体4を縦方向に変化させた場合のビームパワーを説明する。また、図13−1は、波長選択スイッチの上面図、図13−2および図13−3は、可動反射体の正面図である。これら図13−1〜図13−3を用いて、それぞれ可動反射体4を横方向に変化させた場合のビームパワーを説明する。図12−2、図12−3、図13−2、図13−3にそれぞれ示す点線は、可動反射体4を角度変更させるための軸線である。
図12−1〜図12−3に示すように、反射光ビーム6の移動方向が縦方向の場合には、反射光ビーム6の削られた部分は、反射光ビーム6の縦方向の中心線を過ぎてから回折の影響が発生する。すなわち、ビームパワーの1/2までは縦方向にスポット径の変化はほとんどなく、ビームの拡がり角の増加もほとんどない。また、図12−3に示すビームの拡がり角が増加する位置ではビームパワー自体が既に減少しており、可動反射体4の端面による回折の影響は小さい。
一方、図13−1〜図13−3に示すように、反射光ビーム6の移動方向を横方向とした場合には、反射光ビーム6が削られると同時に、回折の影響が発生する。すなわち、ビームパワーの変化とともに、横方向のスポット径も小さくなり、ビームの拡がり角が増加し回折の影響が大きくなる。
また、広帯域化のために入射光ビーム5を可動反射体4上で縦方向が長軸、横方向が短軸となる楕円とした場合には、縦方向のもともとのスポット径が大きいために回折の影響が小さくなり、横方向と比べた程度の違いはさらに顕著に生じる。
このように、回折の影響という観点のみからすれば縦方向に角度変化させることが望ましいが、隣の入出力光学系2を構成する他の出力ポートに出力光が漏れ込み、クロストークが発生するという問題が生じる。
図14は、横方向(分光方向)に角度を変化させた帯域特性の計算例を示す図表である。図中の横軸は波長、縦軸は入力に対する挿入損失を含めた出力の減衰量(dB)である。図中のVOA(Variable Optical Attenuation)は、可動反射体4を角度を変化させたときの光減衰量である。
減衰がない場合(VOA=0dB)には、回折の影響が見られなく、減衰特性は、平坦な帯域特性を有する台形状となる。減衰が大きくなるにつれて回折の影響が生じる。そして、図10−3に示したように、略M型状に帯域の端で出力光の光強度が盛り上がりサイドローブが生じる特性となる。例えば、図14に示すVOA=10dBのときには、サイドローブ12は、平坦な部分に対して約3dB程度盛り上がっている。
光伝送システムにおいては、各ノードに伝送路ファイバによる光損失を補償するための光アンプを配置する。光アンプにより増幅が行われると、信号光には図11−3において述べたように自然放出光の蓄積によるASE(Amplified Spountaneous Emission:白色雑音)が発生する。図14に示すVOA=0(dB)の様な減衰特性の場合、信号光を透過し、ASEは、ほぼ削除されるが、VOA=3,5,8,10(dB)の様にサイドローブ12が発生している場合は、横軸の帯域±0を中心とした信号光の帯域(約10GHz)がより減衰されるため、信号光よりもASEを多く透過してしまう事態が生じる。
このような減衰量−帯域特性の場合、信号光が反射光ビーム6が存在する帯域であるフラット部分11よりも、波長選択スイッチ10に光アンプを接続した場合に生じるASE(白色雑音)が存在する帯域であるサイドローブ12の部分が、より透過率の高い(減衰量が少ない)特性となる。これにより、例えば波長選択スイッチ10を多段接続した際に、信号光よりもASEの強度が大きくなるといった問題が生じる。
図15−1〜図15−7は、それぞれ透過光の計算結果を示す図である。横軸は周波数(波長)であり、縦軸は光強度(dBm)である。図14に示すような信号光を、サイドローブ部分と平坦な部分との減衰量の差(以下、「サイドローブ」という)の変化および接続したノード(波長選択スイッチと光アンプを備えた)数の変化毎に計算を行った。
まず、図15−1は、サイドローブ=0(dB)、つまりサイドローブが全く生じていない場合の接続ノード毎の信号光とASEの光強度を示す図である。図15−2が1ノード透過後、図15−3が16ノード透過後の信号光とASEの光強度である。図示するようにノード段数が増える毎にASEが増加するものの信号光は、ほぼ減衰なく透過している。
次に、サイドローブ=1(dB)の場合の接続ノード毎の信号光とASEの光強度を示す。図15−4が1ノード透過後、図15−5が16ノード透過後の信号光とASEの光強度である。最後に、サイドローブ=5(dB)の場合の接続ノード毎の信号光とASEの光強度を示す。図15−6が1ノード透過後、図15−7が16ノード透過後の信号光とASEの光強度である。図示のようにサイドローブが発生しているノードの場合、多段接続後には、信号光は減衰されるとともにASEは透過されるため光強度が逆転してしまい、波長選択スイッチとして機能しなくなってしまう。したがって、従来は多段接続の数が限られてしまい自由度の高いシステム構成を構築することができなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、VOA機能動作により生じる帯域特性劣化の影響を抑制可能な光スイッチおよび光伝送装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる光スイッチは、入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、前記分光素子により、前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される複数の出力ポートを備え、前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光が出力される前記出力ポートは、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり、該第1の軸方向と、該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーにより反射され前記出力ポートへ出力される光の強度が制御される光スイッチであって、前記ミラーは、出力先の前記出力ポートに応じて、強度制御される前記軸方向が規定されることを特徴とする。
この発明によれば、ミラーの角度を変更させることにより、ポートの選択およびポートに対する結合の状態を変更させて光強度を減衰させる。この際、ミラーは、出力先の前記出力ポートに応じて、強度制御される前記軸方向が規定される。
本発明にかかる光スイッチおよび光伝送装置によれば、VOA機能動作により生じる帯域特性劣化の影響を抑制できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光スイッチおよび光伝送装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、各光伝送のポート間接続を帯域特性劣化によるサイドローブを抑制する必要のあるポート間接続(以下、「接続A」という)と、サイドローブを抑制する必要のないポート間接続(以下、「接続B」という)との区別を行う。
接続Aに対しては、波長分離素子(回折格子)による分光面と平行な方向を軸としてMEMSミラーを回転させることで光減衰(VOA)機能を実現させる。
一方、接続Bに対しては、回折格子による分光面と垂直な方向を軸としてマイクロミラーを回転させることでVOA機能を実現させる。
接続AにおけるVOA機能を実現する場合、隣の入出力光学系を構成する他の出力ポートに出力光が漏れ込み、クロストークが発生するという問題が生じ、ポート数に制限が生じてしまう。本発明では、サイドローブを抑制する必要のある少数のポート間の接続に対してのみ接続Aを適用することで、可能な限り最大数のポートを備えることができる。以下に記す実施の形態1〜実施の形態3は、目的に合わせた接続Aおよび接続Bの適用の具体例である。
(実施の形態1)
図1−1は、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−1)のポート切り換えの構成を示す側面図である。波長選択スイッチ(WSS−1)100は、入力側のn個のポート(In−1〜n)101と、出力側の1個の共通なポート(Out)102と、各ポートの入出力口毎に備えられたコリメートレンズ103と、分光素子としての透過型の回折格子104と、集光光学系としてのレンズ105と、可動反射体としてMEMSミラー106から構成されている。MEMSミラー106は、複数のアレーにより可動反射体アレー(ミラーアレイ)70(図9−1参照)を構成している。
波長選択スイッチ(WSS−1)100において、MEMSミラー106をx軸を回転軸として傾けることにより、図1−1の実線あるいは点線で示すように、入力側のポート(In−1〜n)101内のいずれかを出力側のポート(Out)102へ結合することができる。
図1−2は、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−1)のVOA機能時の構成を示す側面図、図1−3は、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−1)のVOA機能時の構成を示す上面図である。
VOA機能により減衰させる場合は、MEMSミラー106による回転量を調整して図中の矢印(点線)のように反射光路を移動させ、出力側のポート(Out)との結合に目的の減衰量に応じた軸ずれを生じさせる。軸ずれの方向は、入力側のポート(In−1〜n)101の配置位置と逆方向、すなわち出力側のポート(Out)の外部方向とする。このような結合による接続(接続A)の場合、MEMSミラー106からの反射光の結合先となるポートはポート(Out)102のみであるため、VOAとして利用する場合、入力側のポート(In−1〜n)101への光の漏れ込みは生じない。波長選択スイッチ100のMEMSミラー106は、x軸を回転軸として回転する1軸の構成である。
図1−4は、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−2)の動作(接続B)を示す側面図、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−2)の動作(接続A)を示す側面図、図1−6は、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−2)の動作(接続A、接続B)を示す上面図である。波長選択スイッチ(WSS−2)110は、入力側の1個の共通なポート(In)111と、出力側のn個のポート(Out−1〜n)112と、コリメートレンズ113と、分光素子としての透過型の回折格子114と、レンズ115と、MEMSミラー116から構成される。各構成部品の機能は、MEMSミラー116を除いて波長選択スイッチ(WSS−1)100の構成部品(103〜106)と同様である。波長選択スイッチ(WSS−1)110は、MEMSミラー116をx軸を回転軸として傾けることにより、入力側のポート(In)111を出力側のいずれかのポート(Out−1〜n)112へ結合することができる。MEMSミラー116は、x軸およびy軸を回転軸として回転する2軸の構成である。
また、波長選択スイッチ(WSS−2)110をVOA機能を得る場合は、MEMSミラー116の回転軸を、上述した接続A、あるいは接続Bのいずれかにより変化させる。図1−5に示すように、接続A、すなわち、サイドローブを抑制したい出力側のポート(n−1)112への接続に対しては、x軸を回転軸としてMEMSミラー116を傾ける(図1−6参照)。そして、図1−4に示すように、接続Bのサイドローブを抑制する必要のない出力側のポート112(n)には、y軸を回転軸としてMEMSミラー116を傾け、それぞれ光の結合を行う。
図2−1は、実施の形態1にかかる波長選択スイッチの光伝送システムにおける利用例を示す図である。光伝送システム200は、複数のOADM(Optical Add Drop Multiplexing:光分岐挿入)ノード(201a〜201c)を伝送路202上に設けた構成を有している。各OADMノード(201a〜201c)から任意波長の光の挿入(Add)および分岐(Drop)を行うことができる。図1−1〜図1−6に示した波長選択スイッチ(WSS−1)100は挿入(Add)用として用い、波長選択スイッチ(WSS−2)110は分岐(Drop)用として用いられる。図中210で示す経路は、ある光伝送パターンである。
図2−2は、OADMノードの内部構成を示す図である。OADMノード(201a〜201c)は、外部からの任意波長光の挿入(Add)を行うための波長選択スイッチ(WSS−1)100と、伝送路202上で伝送される波長多重された主信号光の内の任意波長光の分岐(Drop)を行うための波長選択スイッチ(WSS−2)110と、伝送路ファイバおよび各波長選択スイッチ100,110において減衰された信号光の光パワー回復を目的とした光アンプ203により構成されている。
伝送路202を通る信号光は、各OADMノード(201a〜201c)において、透過していく主信号光(Thru信号光)と、新たに主信号光へ挿入される挿入信号光(Add信号光)と、他のノートや伝送路へ分岐される分岐信号光(Drop信号光)とに区別される。図2−1に示した光伝送パターン210に着目すると、OADM201aノードから挿入信号光(挿入信号光)として入力され、OADM201bを主信号光(Thru信号光)として透過し、OADMノード201cにおいて分岐信号光(Drop信号光)として出力される。
外部から入力された挿入信号光は、波長選択スイッチ(WSS−1)100の入力側ポート(1〜n)101(図1−1参照)から入力され、出力側ポート(Out)102へ接続される(接続A)ことで主信号光へ挿入される。伝送路202からの主信号光は、波長選択スイッチ(WSS−2)110の入力側のポート(In)111(図1−6参照)へ入力され、出力側ポート(n)112へ接続される(接続A)。波長選択スイッチ(WSS−2)110から波長選択スイッチ(WSS−1)100へ入力された主信号光は、入力側のポート(n)101から入力され、出力側のポート(Out)102へ接続され(接続A)、主信号光として伝送路202へ出力される。主信号光から外部へ出力する分岐信号光は、波長選択スイッチ(WSS−2)110の入力側のポート(In)111から出力側のいずれかのポート(1〜n−1)112へ接続され(接続B)、分岐信号光として出力される。
したがって、図2−1に示す光伝送パターン210の場合、信号光に帯域特性劣化によるサイドローブの影響が生じるのは、OADM201cにおける分岐信号光の出力時のみとなり、ASEの透過を最小限に抑えることができる。
(実施の形態2)
図3−1は、実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す側面図、図3−2は、実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す上面図である。
波長選択スイッチ(WSS−1)300は、入力側のn個のポート(In−1〜n)101と、出力側の1個の共通のポート(Out)102と、各ポートの入出力口毎に備えられたコリメートレンズ103と、回折格子(透過型)104と、集光光学系としてのレンズ105と、可動反射体としてマイクロミラーからなるMEMSミラー106から構成されている。MEMSミラー106は、x軸を回転軸として回転する1軸の構成である。この波長選択スイッチ(WSS−1)300は、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS1)100と同様の構成である。波長選択スイッチ(WSS−1)300において、MEMSミラー106をx軸を回転軸として傾けることにより、入力側のポート(In−1〜n)101内のいずれかを出力側のポート(Out)102へ結合することができる。
図3−3は、実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す側面図、図3−4は、実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す上面図である。波長選択スイッチ(WSS−2)310は、入力側の1個の共通のポート(In)111と、出力側のn個のポート(Out−1〜n)112と、コリメートレンズ113と、回折格子114と、レンズ115と、MEMSミラー116から構成される。この波長選択スイッチ(WSS−2)310についても、MEMSミラー116をx軸を回転軸として傾けることにより、入力側のポート(In)111を出力側のポート(Out−1〜n)112へ結合することができる。MEMSミラー116は、x軸およびy軸を回転軸として回転する2軸の構成である。
波長選択スイッチ(WSS−2)310において、VOA機能を得る場合には、y軸を回転軸としてMEMSミラー116を傾ける。すなわち出力側のポート(1〜n)112すべてサイドローブを抑制する必要のない接続Bとして扱うこととなる。
図4−1は、実施の形態2にかかる波長選択スイッチの光伝送システムにおける利用例を示す図である。光伝送システム400は、複数のOADMノード(401a〜401c)を伝送路202上に設けた構成を有し、各OADMノード(401a〜401c)から任意波長光の挿入(Add)および分岐(Drop)を行う。図3−1〜図3−4に示した波長選択スイッチ(WSS−1)300は挿入(Add)用として用い、波長選択スイッチ(WSS−2)310は分岐(Drop)用として用いられる。図中410で示す経路は、ある光伝送パターンである。
図4−2は、OADMノードの内部構成を示す図である。OADMノード(401a〜401c)は、外部からの任意波長光の挿入(Add)を行うための波長選択スイッチ(WSS−1)300と、伝送路202を流れる波長多重された主信号光を透過する主信号光と分岐用の分岐信号光の2つに分岐を行う1×2光カプラ402と、分岐信号光を任意の波長毎に外部や、他の伝送路へ出力するための波長選択スイッチ(WSS−2)310と、各波長選択スイッチ300,310において減衰された信号光の利得回復を目的とした光アンプ203により構成されている。
実施の形態1と同様に各OADMノード(401a〜401c)内を流れる信号光は、主信号光、挿入信号光、分岐信号光に区別される。挿入信号光の主信号光への接続は、実施の形態1と同様(接続A)であるため説明を省略する。主信号光の透過は、まず伝送路202から入力された主信号光が1×2光カプラ402により分岐され、その内の一方を主信号光として波長選択スイッチ(WSS−1)300の入力側のポート(n)101へ入力し、出力側のポート(Out)102へ接続して(接続A)、伝送路202へ出力することで行われる。1×2光カプラ402により分岐されたもう一方の信号光は、分岐信号光として波長選択スイッチ(WSS−2)310の入力側ポート(In)へ入力され出力側のポート(1〜n)へ接続する(接続B)ことで、分岐信号光として外部や、他の伝送路へ出力される。
したがって、図4−1に示した光伝送パターン410に着目すると、信号光に帯域特性劣化によるサイドローブの影響が生じるのは、OADM401cにおける分岐信号光の出力時のみとなり、ASEの透過を最小限に抑えることができる。
(実施の形態3)
図5−1は、実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す側面図、図5−2は、実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す上面図である。波長選択スイッチ(WSS−1)500は、入力側のn個のポート(1〜n)101と、出力側の1個の共通なポート(Out)102と、各ポートの入出力口毎に備えられたコリメートレンズ103と、分光素子としての透過型の回折格子104と、集光光学系としてのレンズ105と、可動反射体としてマイクロミラーからなるMEMSミラー106から構成されている。
波長選択スイッチ(WSS−1)500は、実施の形態1および実施の形態2に示したWSS−1(100、300)に比べ、入力側のポート1、2と、出力側のポートOutまでのポート間隔(図中の箇所A部分)は他のポート(Out3〜n)に比して広く配置されている。これにより、ポート1およびポート2に対してx軸を回転軸としてMEMSミラー106を傾けてVOA機能を実現させた場合でも、隣接する他のポートへの光の漏れ込みの心配がない。したがって、入力側のポート(1〜n)101から入力された信号光は、MEMSミラー106をx軸を回転軸として傾けることで光の結合を行うことで接続(接続A)を行う。
図5−3は、実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す側面図、図5−4は、実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す上面図である。波長選択スイッチ(WSS−2)510は、入力側の1個の共通なポート(In)111と、出力側のn個のポート(1〜n)112と、各ポートの入出力口毎に備えられたコリメートレンズ113と、回折格子(透過型)114と、集光光学系としてのレンズ115と、可動反射体としてマイクロミラーからなるMEMSミラー116から構成されている。
波長選択スイッチ(WSS−2)510は、入力側のポート(In)111から出力側のポート(1〜n)112へ結合を行う場合、n−2,n−1,nの3つのポートへは、x軸を回転軸として接続を行い(接続A)、それ以外のポート(1〜n−3(nー2の一段上のポート、ただし図示略)へは、y軸を回転軸として接続を行う(接続B)。MEMSミラー116は、x軸、およびy軸を回転軸として回転する2軸の構成である。出力側のポート112のうち、n−2,n−1,nの3つのポートは、ポート間隔(図中の箇所B部分)の間隔が広く配置されている。したがって、x軸を回転軸としてMEMSミラー116を傾けてVOA機能を実現させた場合でも、隣接する他のポートへの光の漏れ込みの心配がない。
図6−1は、実施の形態3にかかる波長選択スイッチの光伝送システムにおける利用例を示す図である。光伝送システム600は、複数のOADMノード(601a〜601c)を伝送路202上に設けた構成を有し、各OADMノード(601a〜601c)から任意波長光の挿入(Add)および分岐(Drop)を行う。図5−1〜図5−4に示した波長選択スイッチ(WSS−1)500は、挿入用として、波長選択スイッチ(WSS−2)510は、分岐用として用いられる。図中610で示す経路は、ある光伝送パターンである。
図6−2は、OADMノードの内部構成を説明する図である。OADMノード(601a〜601c)は、外部からの任意波長光の挿入(Add)を行うための波長選択スイッチ(WSS−1)500と、伝送路202を流れる波長多重された主信号光の内の任意波長光の分岐(Drop)を行うための波長選択スイッチ(WSS−2)510と、各波長選択スイッチ500,510において減衰された信号光の利得回復を目的とした光アンプ203により構成されている。
実施の形態1および実施の形態2においては、外部への分岐信号を一様に分岐信号光、外部からの挿入信号を一様に挿入信号光として扱っていたが、光伝送システム600は、挿入信号光、分岐信号光の内、他のOADMノードへ接続されている場合の信号をHub信号として固定のポート間で接続を行うように設定を行った。波長選択スイッチ(WSS−1)500では、入力側のポート(1,2)101(図5−1参照)を主信号光の挿入用ポート、波長選択スイッチ(WSS−2)510では、出力側のポート(n−1,n−2)112(図5−2参照)を主信号光の分岐用ポートとして用いる。
主信号光の透過は、伝送路202からの信号光が波長選択スイッチ(WSS−2)510の入力側のポート(In)111へ入力され、出力側のポート(n)へ接続され(接続A)、出力された主信号光は、波長選択スイッチ(WSS−1)500の入力側のポート(n)101へ入力され、出力側のポート(Out)102へ接続され(接続A)、伝送路202へ出力されることで行われる。また、すべて接続Aが行われているため、主信号光には、帯域特性劣化によるサイドローブの影響を防ぐことができる。
挿入信号光は、Hub信号として挿入される場合は、波長選択スイッチ(WSS−1)500の入力側のポート(In−1,2)101(図5−1参照)からの、それ以外の信号として挿入される場合は、波長選択スイッチ(WSS−1)500の入力側のポート(3〜n−1)101から、出力側のポート(Out)102へ接続され(接続A)、伝送路202へ出力される。
分岐信号光は、波長選択スイッチ(WSS−2)510の入力側のポート(In)111(図5−3参照)から、Hub信号として分岐される場合は、波長選択スイッチ(WSS−2)510の出力側のポート(n−2,n−1)112へ接続され(接続A)、他のOADMノードへ出力され、それ以外の信号として分岐される場合は、出力側のポート(1〜n−3)102へ接続され(接続B)、外部へ出力される。
以上のことから、図6−1中の光伝送パターン610に着目した場合、Hub信号として挿入され、主信号光として伝送された後、Hub信号として分岐されているため、サイドローブによる影響を受けずに伝送することができる。Hub信号としての他のOADMノードとの具体的な接続例を以下に述べる。
図7−1は、伝送路とクロスコネクトスイッチ(WXC)の構成を示す図である。複数のOADMノード601(図6−1,図6−2参照)と同様の構成からなるクロスコネクトスイッチ(WXC)703には、2つのリングの伝送路(C,D)が接続されている。伝送路Cは、2系統の光ファイバ701a,701bからなり、伝送路Dは、2系統の光ファイバ702a,702bからなる。伝送路C,Dには、それぞれOADMノード704が備えられている。
光ファイバ701aおよび光ファイバ702aは、通常、現用回線として片方向へ伝送を行う。現用回線の光ファイバ701a,702aに障害が生じた場合は、予備回線として設けた光ファイバ701b,702bを用いた伝送を行う。そして、クロスコネクトスイッチ(WXC)703は、伝送路C,D管における方路#1、方路#2、方路#3および方路#4の信号光の切り換えを行う。
図7−2は、Hub信号の接続例を示す図である。クロスコネクトスイッチ(WXC)703は、OADMノード601に設けた波長選択スイッチ(WSS−1)500および波長選択スイッチ(WSS−2)510を用いて構成されている。一対の波長選択スイッチ(WSS−1)500と、波長選択スイッチ(WSS−2)510は、それぞれ方路#1〜#4のスイッチ601〜604を構成している。そして、スイッチ601においては、波長選択スイッチ(WSS−2)510のHub信号用のポート(n−2,n−1)112(図5−3参照)から他のスイッチ603,604の波長選択スイッチ(WSS−1)500のHub信号用のポート(1,2)101(図5−1参照)へ接続する(接続A)。他のスイッチ602〜604同士においても同様にクロスさせる接続を行う。これにより、クロスコネクトスイッチ(WXC)703を用いて伝送路Cと伝送路Dとの間における方路の切り換えを行える。
そして、このクロスコネクトスイッチ(WXC)703内部の波長選択スイッチ(WSS−1)500と、波長選択スイッチ(WSS−2)510との間の接続において方路切り換えのポートに接続Aの構成を取る。これにより、Thru信号およびHub信号に対して、サイドローブの影響を抑えたクロスコネクトスイッチ703の形成が可能となる。
実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−1)500(図5−1参照)は、複数のポート(Out,In−1〜2)のポート間隔図中の箇所A部分のポート間隔を広く設定したが、実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−1)100(図1−1参照)と同様の構成であっても同じ効果が得られる。また、実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−2)510(図5−3参照)は、出力側のn個のポート(1〜n)の内の図中の箇所で示したB部分のポート間隔を広く設定したが、ポート全体の配置幅に余裕があれば、ポート間隔を広く設定したポートの数を増やし、Hub信号以外の分岐信号光に関してもA接続を行うことができる。
図8−1および図8−2は、入出力ポートの配置例を示す図である。実施の形態1〜実施の形態3におけるAdd用の波長選択スイッチ(WSS−1)は、すべて、入力側(In)のn個のポート(In)101のうち、主信号光の透過を行うための1個のポート(Thru)が、出力用の共通の1個のポート(Out)102から、最も離れたポート位置に配置されている。
例えば、図8−1に示すように主信号光の入力側のポート(Thru)101と、出力側のポート(Out)102を隣接したポート位置に配置した場合、入力された主信号光は、入力側のポート(5)101からの出力側のポート(Out)102への挿入信号光の影響により入力側のポート(4)102の方向へ漏れ込み、他のポートに対する光の混入による悪影響を起こしてしまう。
したがって、図8−2に示すように、主信号光の入力側のポート(Thru)101と出力側のポート(Out)102が最も離れたポート位置に配置することで、入力側のポート(Thru)101からの主信号光は、入力側のポート(5)101からの挿入信号光により遮断され、他の入力側のポート(1〜4)101への漏れ込みを防ぐことができ、最も効果的に主信号光を透過させることができる。
以上説明したように、本発明にかかる波長選択スイッチは、帯域特性劣化のよるサイドローブの影響を抑制したい接続と帯域特性劣化のよるサイドローブの影響を抑制を必要としない接続とに分けて取り扱うことにより、信号光の挿入(Add)から分岐(Drop)までのポート毎の信号光の伝送において発生しうる信号光の劣化を最小限に抑えることができる。
そして、本発明にかかる光減衰が行える波長選択スイッチや、該波長選択スイッチを用いたクロスコネクトスイッチによれば、S/Nを劣化させることなく光アンプによる光増幅ができるために、多段接続が可能となり、自由度の高い光システムを構築することができるようになる。特に、主信号として扱う主信号光やHub信号に関しては、帯域特性劣化のよるサイドローブの影響をすべて抑えることができる。
(付記1)入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、
前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、
前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、
前記分光素子により、前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される複数の出力ポートを備え、
前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光が出力される前記出力ポートは、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり、該第1の軸方向と、該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーにより反射され前記出力ポートへ出力される光の強度が制御される光スイッチであって、
前記ミラーは、出力先の前記出力ポートに応じて、強度制御される前記軸方向が規定されることを特徴とする光スイッチ。
(付記2)入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、
前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、
前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、
前記分光素子に対して光ビームを出力する複数の入力ポートと、
前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される出力ポートを備え、
前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光は、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり、該第1の軸方向と、該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーにより反射され前記出力ポートへ出力される光の強度が制御される光スイッチであって、
前記ミラーは、入力元の前記入力ポートに応じて、強度制御される前記軸方向が規定されることを特徴とする光スイッチ。
(付記3)伝送路からの入力光を入力ポートに入力し、該入力ポートからの入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、前記分光素子により、前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される複数の出力ポートとを有し、前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光は、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり該第1の軸方向と該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーから反射されて前記出力ポートへ出力される光の強度が制御されるものであり、前記ミラーは、出力先の前記出力ポートに応じて強度制御される前記軸方向が規定される光スイッチを有する光伝送装置であって、
前記第1の軸方向で光強度が制御される前記出力ポートからの出力光を前記伝送路から分岐出力することを特徴とする光伝送装置。
(付記4)複数の入力光が入力される複数の入力ポートと、該複数の入力ポートからの入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、前記分光素子により、前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される出力ポートとを有し、前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光は、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり該第1の軸方向と該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーから反射されて前記出力ポートへ出力される光の強度が制御されるものであり、前記ミラーは、入力元の前記入力ポートに応じて強度制御される前記軸方向が規定される光スイッチを有する光伝送装置であって、
前記第1の軸方向で光強度が制御される出力光を前記出力ポートから伝送路に挿入出力することを特徴とする光伝送装置。
(付記5)前記入力ポートと前記複数の出力ポートは、前記分光素子による入力光の分散方向と垂直な方向に沿って配列されており、該複数の出力ポートのうち、前記配列の端部側に位置する複数の出力ポートの間隔を拡げて配置したことを特徴とする付記3に記載の光伝送装置。
(付記6)前記入力ポートと前記出力ポートは、前記分光素子による入力光の分散方向と垂直な方向に沿って配列されており、前記配列の一番端部に位置する前記入力ポートあるいは前記出力ポートが前記伝送路に接続されたことを特徴とする付記3または4に記載の光伝送装置。
(付記7)前記入力ポートあるいは前記出力ポートは、クロスコネクトを行うハブ接続用のポートであることを特徴とする付記6に記載の光伝送装置。
以上のように、本発明にかかる光スイッチおよび光伝送装置は、光スイッチを多段接続した光システムに適用することができ、S/Nの劣化を防止しつつ信号品質の改善を図ることができるようになる。
実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−1)のポート切り換えの構成を示す側面図である。 実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−1)のVOA機能時の構成を示す側面図である。 実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−1)のVOA機能時の構成を示す上面図である。 実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−2)の動作(接続B)を示す側面図である。 実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−2)の動作(接続A)を示す側面図である。 実施の形態1における波長選択スイッチ(WSS−2)の動作(接続A、接続B)を示す上面図である。 実施の形態1にかかる波長選択スイッチの光伝送システムにおける利用例を示す図である。 OADMノードの内部構成を示す図である。 実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す側面図である。 実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す上面図である。 実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す側面図である。 実施の形態2における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す上面図である。 実施の形態2にかかる波長選択スイッチの光伝送システムにおける利用例を示す図である。 OADMノードの内部構成を示す図である。 実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す側面図である。 実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−1)の構成および動作を示す上面図である。 実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す側面図である。 実施の形態3における波長選択スイッチ(WSS−2)の構成および動作を示す上面図である。 実施の形態3にかかる波長選択スイッチの光伝送システムにおける利用例を示す図である。 OADMノードの内部構成を示す図である。 伝送路とクロスコネクトスイッチ(WXC)の構成を示す図である。 Hub信号の接続例を示す図である。 入出力ポートの配置例を示す図である。 入出力ポートの配置例を示す図である。 波長選択スイッチの構成を示す斜視図である。 波長選択スイッチの構成を示す側面図である。 波長選択スイッチにおけるポート切り換え動作を示す側面図である。 出力光減衰の原理を説明する側面図である。 可動反射体からの反射光ビームのコリメートレンズへの入力位置を示す図である。 可動反射体への入射位置を示す図である。 可動反射体における反射光ビームを示す図である。 透過光パワー最大時の反射ビームのパワー分布を説明する図である。 透過光パワー減衰時の反射ビームのパワー分布を説明する図である。 回折の影響がない場合の波長と透過率の関係を示す図である。 回折の影響による波長と透過率の関係を示す図である。 回折の影響を含めた波長と透過率の関係を示す図である。 波長選択スイッチの側面図である。 可動反射体の正面図である。 可動反射体の正面図である。 波長選択スイッチの上面図である。 可動反射体の正面図である。 可動反射体の正面図である。 横方向(分光方向)に角度を変化させた帯域特性の計算例を示す図表である。 透過光計算結果を示す図である(サイドローブ=0dB、ノード0段の場合)。 透過光計算結果を示す図である(サイドローブ=0dB、ノード1段の場合)。 透過光計算結果を示す図である(サイドローブ=0dB、ノード16段の場合)。 透過光計算結果を示す図である(サイドローブ=1dB、ノード1段の場合)。 透過光計算結果を示す図である(サイドローブ=1dB、ノード16段の場合)。 透過光計算結果を示す図である(サイドローブ=5dB、ノード1段の場合)。 透過光計算結果を示す図である(サイドローブ=5dB、ノード16段の場合)。
符号の説明
1 分光素子
2 入出力光学系
3 集光光学系
4 可動反射体
10 波長選択スイッチ
70 可動反射体アレー
100,300,500 波長選択スイッチ(WSS−1)
110,310,510 波長選択スイッチ(WSS−2)
101,111 入力側のポート
102,112 出力側のポート
103,113 コリメートレンズ
104,114 回折格子
105,115 レンズ
106,116 MEMSミラー
201a〜201c,401a〜401c,601a〜601c,602,603,604 OADMノード
202 伝送路
203 光アンプ
402 1×2光カプラ

Claims (6)

  1. 入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、
    前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、
    前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、
    前記分光素子により、前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される複数の出力ポートを備え、
    前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光が出力される前記出力ポートは、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり、該第1の軸方向と、該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーにより反射され前記出力ポートへ出力される光の強度が制御される光スイッチであって、
    前記ミラーは、出力先の前記出力ポートに応じて、強度制御される前記軸方向が規定されることを特徴とする光スイッチ。
  2. 入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、
    前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、
    前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、
    前記分光素子に対して光ビームを出力する複数の入力ポートと、
    前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される出力ポートを備え、
    前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光は、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり、該第1の軸方向と、該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーにより反射され前記出力ポートへ出力される光の強度が制御される光スイッチであって、
    前記ミラーは、入力元の前記入力ポートに応じて、強度制御される前記軸方向が規定されることを特徴とする光スイッチ。
  3. 伝送路からの入力光を入力ポートに入力し、該入力ポートからの入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、前記分光素子により、前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される複数の出力ポートとを有し、前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光は、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり該第1の軸方向と該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーから反射されて前記出力ポートへ出力される光の強度が制御されるものであり、前記ミラーは、出力先の前記出力ポートに応じて強度制御される前記軸方向が規定される光スイッチを有する光伝送装置であって、
    前記第1の軸方向で光強度が制御される前記出力ポートからの出力光を前記伝送路から分岐出力することを特徴とする光伝送装置。
  4. 複数の入力光が入力される複数の入力ポートと、該複数の入力ポートからの入力光を波長毎に異なる角度に分離する分光素子と、前記分光素子の出力光を集光する集光手段と、前記集光手段の集光位置に設けられ、入力光を前記集光手段を通じて前記分光素子に返送し、それぞれが異なる波長の光を反射する複数のミラーを有し、該複数のミラーの角度が個別に制御されるミラーアレイと、前記分光素子により、前記複数のミラーより前記集光手段を通じて返送された光ビームが出力される出力ポートとを有し、前記ミラーアレイの特定のミラーに入射される光は、該特定のミラーの第1の軸方向の角度により定まり該第1の軸方向と該第1の軸方向と垂直な第2の軸方向の少なくとも一方の軸方向の角度により、該ミラーから反射されて前記出力ポートへ出力される光の強度が制御されるものであり、前記ミラーは、入力元の前記入力ポートに応じて強度制御される前記軸方向が規定される光スイッチを有する光伝送装置であって、
    前記第1の軸方向で光強度が制御される出力光を前記出力ポートから伝送路に挿入出力することを特徴とする光伝送装置。
  5. 前記入力ポートと前記複数の出力ポートは、前記分光素子による入力光の分散方向と垂直な方向に沿って配列されており、該複数の出力ポートのうち、前記配列の端部側に位置する複数の出力ポートの間隔を拡げて配置したことを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  6. 前記入力ポートと前記出力ポートは、前記分光素子による入力光の分散方向と垂直な方向に沿って配列されており、前記配列の一番端部に位置する前記入力ポートあるいは前記出力ポートが前記伝送路に接続されたことを特徴とする請求項3または4に記載の光伝送装置。
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