JP2006133326A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
定着装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006133326A JP2006133326A JP2004319703A JP2004319703A JP2006133326A JP 2006133326 A JP2006133326 A JP 2006133326A JP 2004319703 A JP2004319703 A JP 2004319703A JP 2004319703 A JP2004319703 A JP 2004319703A JP 2006133326 A JP2006133326 A JP 2006133326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- fixing
- heat
- fixing device
- nip portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】 ウォームアップタイムを短縮するとともに消費電力の低減を図り、且つベルトの片寄りを低減することができ、さらに、コールドオフセットやホットオフセットを防止することができる定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも2つの支持部材21と、各支持部材21に巻回されて周方向に移動可能に支持された無端状のベルト22と、ベルト22を加熱する熱源23と、ベルト22に圧接される加圧部材24とが備えられた定着装置4において、各支持部材21の間に掛け渡されたベルト22の掛渡部29,30のうちの一方の掛渡部29は、引張状態で掛け渡され、他方の掛渡部30は、無張力状態で掛け渡され、引張状態の掛渡部29の外側に加圧部材24が接触して定着ニップ部28を形成しており、定着ニップ部28は、熱源23によって、記録体X搬送方向の上流側から下流側に下降する温度勾配が付与される。
【選択図】 図2
Description
図1は、画像形成装置1の主要部の概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、本実施形態による画像形成装置1には、搬送ユニット2と、搬送ユニット2上に配設されて紙等のシート(記録体)Xにトナー像を静電気的に転写させる複数の画像形成ユニット(画像形成手段)3M、3Y、3C、3BKと、トナー像を担持するシートXを挟持搬送しつつ、トナー像をシートXに溶融加圧固定(定着)させる定着器(定着装置)4とが備えられている。
画像形成ユニット3M、3Y、3C、3BKは、感光体ドラム(像担持体)6を帯電させ、帯電された感光体ドラム6表面上にレーザー光11を走査させて露光を行い、露光によって形成された潜像の現像を行い、現像によって形成された顕像(トナー像)を後述する転写ベルト10によって搬送されたシートXに転写するものである。複数ある画像形成ユニット3M、3Y、3C、3BKは、ここでは、後述する転写ベルト10に沿ってその移送方向に順に配置されるものであり、転写ベルト10の移送方向を基準に、最上流側からそれぞれマゼンタ、イエロー、シアン、ブラック各色のトナー像を形成するものである。画像形成ユニット3M、3Y、3C、3BKには、感光体ドラム6、露光装置(露光手段)7、現像器(現像手段)8、帯電ローラー9およびクリーニング手段19がそれぞれ備えられている。
露光装置7は、微小スポットに結像されたレーザー光11を、感光体ドラム6上の露光位置において、感光体ドラム6の回転軸に平行な直線上を一定方向に走査させるものである。
搬送ユニット2には、内周部に配設された従動ローラー13b、13cおよびテンションローラー14により一方向に循環移動される無端状の転写ベルト10と、駆動ローラー13aと、転写ベルト10を感光体ドラム6に転写位置で当接させるように保持される転写ローラー16aと、転写ベルト10にクリーニングブレードを当接して転写ベルト10表面の付着物をかき落とし、かき落された付着物を回収するスペースを備えるベルトクリーニングユニット17とが備えられている。
ここで、転写ローラー16aと、そのローラー部の表面電位を制御する制御部16とによって、画像形成ユニット3M、3Y、3C、3BKによって形成されるトナー像を、転写ベルト10によって搬送されるシートXに静電気的に転写する転写ユニット18が構成される。
図2は定着器4の構成を表す概略図である。図2に示すように、定着器4には、複数(図では2つ)の支持部材21と、2つの支持部材21に巻回されて周方向に移動可能に支持された無端状(筒状)の定着ベルト(ベルト)22と、定着ベルト22を加熱する熱源23と、定着ベルト22に圧接される加圧部材24と、各支持部材21の側方に設けられたピンチ部材25とが備えられている。
次に、本発明に係る定着装置および画像形成装置の第二の実施の形態について、図面に基いて説明する。なお、第二の実施の形態では、第一の実施の形態と同様の構成からなるところはその説明を省略する。
また、上記した第一の実施の形態では、加圧部材24が軸回転可能なローラー状の部材からなっているが、本発明は、断面視円弧状の加圧部材が固定されて設けられ、ベルトを加圧部材に摺動させるものでもよく、その形状は適宜変更可能である。
また、上記した第二の実施の形態では、伝熱部材124が軸回転可能なローラー状の部材からなっているが、本発明は、断面視円弧状の伝熱部材が固定されて設けられ、ベルトを伝熱部材に摺動させるものでもよく、その形状は適宜変更可能である。
また、上記した第一,第二の実施の形態では、ピンチ部材25,125が軸回転可能なローラー状の部材からなっているが、本発明は、断面視円弧状のピンチ部材が固定されて設けられ、ベルトをピンチ部材に摺動させるものでもよく、その形状は適宜変更可能である。
また、記録体はシートXに限らず、板状の記録体であってもよく、記録体の形状および材質は適宜変更可能である。
3M,3Y,3C,3BK 画像形成ユニット(画像形成手段)
4,104 定着器(定着装置)
21,121 支持部材
22,122 定着ベルト(ベルト)
23,123 熱源
24 加圧部材
26,126 駆動ローラー(支持部材)
27,127 ガイドローラー(支持部材)
28,128 定着ニップ部
29,129 引張状態の掛渡部(一方の掛渡部)
30,130 無張力状態の掛渡部(他方の掛渡部)
124 伝熱部材
X シート(記録体)
Claims (3)
- 少なくとも2つの支持部材と、各支持部材に巻回されて周方向に移動可能に支持された無端状のベルトと、該ベルトを加熱する熱源と、前記ベルトに圧接される加圧部材とが備えられ、
前記ベルトと前記加圧部材との間に形成される定着ニップ部に、トナー像が静電気的に担持された記録体を通過させることで、前記トナー像を前記記録体に加熱融着させる定着装置において、
前記各支持部材の間に掛け渡された前記ベルトの掛渡部のうちの一方の掛渡部は、引張状態で掛け渡され、他方の掛渡部は、無張力状態で掛け渡され、前記引張状態の掛渡部の外側に前記加圧部材が接触して前記定着ニップ部を形成しており、
前記定着ニップ部は、前記熱源によって、前記記録体搬送方向の上流側から下流側に下降する温度勾配が付与されることを特徴とする定着装置。 - 少なくとも2つの支持部材と、各支持部材に巻回されて周方向に移動可能に支持された無端状のベルトと、該ベルトに圧接される伝熱部材と、該伝熱部材を加熱する熱源とが備えられ、
前記ベルトと前記伝熱部材との間に形成される定着ニップ部に、トナー像が静電気的に担持された記録体を通過させることで、前記トナー像を前記記録体に加熱融着させる定着装置において、
前記各支持部材の間に掛け渡された前記ベルトの掛渡部のうちの一方の掛渡部は、引張状態で掛け渡され、他方の掛渡部は、無張力状態で掛け渡され、前記引張状態の掛渡部の外側に前記伝熱部材が接触して前記定着ニップ部を形成して
前記定着ニップ部は、前記熱源によって、前記記録体搬送方向の上流側から下流側に下降する温度勾配が付与されることを特徴とする定着装置。 - 記録体にトナー像を静電気的に転写させる画像形成手段が備えられている画像形成装置において、
請求項1または2記載の定着装置が備えられていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004319703A JP2006133326A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | 定着装置および画像形成装置 |
KR1020050066967A KR100708166B1 (ko) | 2004-11-02 | 2005-07-22 | 정착 장치 및 상기 정착 장치를 채용한 화상 형성 장치 |
US11/234,270 US7454161B2 (en) | 2004-11-02 | 2005-09-26 | Fixing device and image forming apparatus having the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004319703A JP2006133326A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | 定着装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006133326A true JP2006133326A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36726955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004319703A Pending JP2006133326A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | 定着装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006133326A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009115969A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US10101691B2 (en) | 2015-06-25 | 2018-10-16 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus |
JP2019117295A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000098782A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-07 | Konica Corp | 定着装置 |
JP2004029611A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-01-29 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | 画像形成記録装置 |
JP2004062054A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Canon Inc | 加熱装置および画像形成装置 |
-
2004
- 2004-11-02 JP JP2004319703A patent/JP2006133326A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000098782A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-07 | Konica Corp | 定着装置 |
JP2004029611A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-01-29 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | 画像形成記録装置 |
JP2004062054A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Canon Inc | 加熱装置および画像形成装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009115969A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US8594551B2 (en) | 2007-11-05 | 2013-11-26 | Ricoh Company, Limited | Fixing device and image forming apparatus |
US10101691B2 (en) | 2015-06-25 | 2018-10-16 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus |
JP2019117295A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP7087382B2 (ja) | 2017-12-27 | 2022-06-21 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5299690B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
KR100792083B1 (ko) | 프린터 장치 및 정착 장치 | |
US8503918B2 (en) | Image heating apparatus | |
JP4058999B2 (ja) | 定着装置 | |
US7454161B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus having the same | |
JPH11297462A (ja) | 加熱装置及び画像形成装置 | |
JP5800688B2 (ja) | 像加熱装置 | |
KR100708189B1 (ko) | 정착장치 및 화상형성 장치 | |
JP2007171318A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4873532B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
KR100708171B1 (ko) | 정착장치 및 화상형성장치 | |
JP4962928B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006133326A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
KR100708170B1 (ko) | 정착장치 및 화상형성장치 | |
JP2004102121A (ja) | 定着装置 | |
JPH096157A (ja) | 加熱装置および画像形成装置 | |
JP5331910B2 (ja) | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
KR100708166B1 (ko) | 정착 장치 및 상기 정착 장치를 채용한 화상 형성 장치 | |
JP2006133320A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006133324A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5049826B2 (ja) | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2004184753A (ja) | 定着装置と画像形成装置 | |
JPH1064670A (ja) | 加熱装置及び画像形成装置 | |
JP2002231434A (ja) | 加熱装置及び画像形成装置 | |
JP2006133321A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060210 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100302 |