JP2006131131A - クロスメンバ構造 - Google Patents

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Yujiro Shibata
雄二郎 柴田
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Abstract

【課題】シャシフレーム全体の剛性を向上可能なクロスメンバ構造を提供する。
【解決手段】車両後方側へ向けて開く溝型断面を呈し且つ車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両後方側へ突き出た平面形状がV字状のフロントメンバ3と、フロントメンバ3とは前後対称に、車両前方側へ向けて開く溝型断面を呈し且つ車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両前方側へ突き出た平面形状がV字状のリヤメンバ4とを備え、両メンバ3,4の中間部分を箱型断面を呈するように組み合わせ、リベットやボルトなどの機械要素5により固着して両メンバ3,4の中間部分のねじり剛性を互いに高める。
更に、この一体化したメンバ3,4をシャシフレームを構成する左右のサイドレール1の間に介在させたうえ、メンバ3,4を車両幅方向端部をサイドレール1に固着している。
【選択図】図1

Description

本発明はクロスメンバ構造に関するものである。
図6乃至図8は従来のトラック用シャシフレームの一例を示すもので、車両前後方向に延びる一対のサイドレール1と、車両幅方向に延びて左右のサイドレール1をつなぐ複数のクロスメンバ2とを備えており、これらの部材はいずれも、プレス加工により溝型断面を呈するように形作られている。
このようなシャシフレームでは、架装対象となる荷台や箱形荷室などの物品積載装置に見合ったホイールベースが得られるようにサイドレール1の長さを決め、更に、積載荷重をはじめとする諸条件を勘案してクロスメンバ2の組付位置を決めている。
サイドレール1とクロスメンバ2の組み付けは、両部材をリベットやボルトなどの機械要素によって直接的に締結する手法を採る場合もあるし、サイドレール1とクロスメンバ2の上側フランジの間、並びに同部材の下側フランジの間にそれぞれガセットプレートを介在させたうえ、フランジとガセットプレートを前述の機械要素によって締結する手法を採る場合もある。
この他に、シャシフレームの剛性を高めるために、サイドレール1とクロスメンバ2のウエブの間に補強用部材を別途に介在させ、ウエブと補強用部材を機械要素によって締結する手法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−282532号公報
物品の荷重やサスペンションから受ける反力により、シャシフレームの前端寄りに想定した支点P1と中間部分に想定した支点P2の間、並びに当該支点P2の後方側に対してそれぞれ下向きの力が作用した場合、サイドレール1が支点P2の前後で垂れ下がるように大きく撓むことなる(図8参照)。
しかしながら特許文献1のものは、サイドレール1とクロスメンバ2の相互の連結強度の向上を目的としているため、サイドレール1の撓みを抑えることは難しい。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、シャシフレーム全体の剛性を向上可能なクロスメンバ構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明は、車両後方側へ向けて開く溝型断面を呈し且つ車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両後方側へ突き出た平面形状のフロントメンバと、車両前方側へ向けて開く溝型断面を呈し且つ車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両前方側へ突き出た平面形状のリヤメンバとを備え、両メンバの中間部分を箱型断面を呈するように組み合わせて固着し、両メンバをシャシフレームを構成する左右のサイドレールの間に介在させ、これに加えて、フロントメンバとリヤメンバを前後対称に形作る。
本発明においては、左右のサイドレールの間に介在するフロントメンバとリヤメンバの中間部分を組み合わせて箱型断面をなすように固着し、両メンバの中間部分のねじり剛性を互いに高める。
本発明によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
(1)フロントメンバとリヤメンバの中間部分を箱型断面を呈するように組み合わせて固着したので、両メンバの中間部分のねじり剛性が互いに高まり、サイドレールの撓みを抑えるだけに止まらず、シャシフレーム全体の剛性が向上する。
(2)フロントメンバとリヤメンバの他に補強用部材を使わないので、シャシフレームの軽量化を図ることができる。
(3)フロントメンバとリヤメンバを一体化してからサイドレールに取り付けるので、合理的な組付作業が可能になり、生産性が向上し且つコストを低減できる。
(4)フロントメンバとリヤメンバを前後対称に形作れば、これらの成形金型の共用化と部品種類の削減が可能になり、生産管理を合理化できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1乃至図3は本発明のクロスメンバ構造の実施の形態の第1の例をトラック用シャシフレームに採ったもので、フロントメンバ3とリヤメンバ4とを備えている。
フロントメンバ3は、車両後方側へ向けて開く溝型断面を呈し、平面形状が車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両後方側へ突き出るV字状となるように形作ってある。
リヤメンバ4は、車両前方側へ向けて開く溝型断面を呈し、平面形状が上述のフロントメンバ3とは前後対称に、すなわち、車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両前方側へ突き出たV字状となるように形作ってある。
よって、両メンバ3,4のプレス加工用の成形金型の共通化と部品種類の削減が可能になり、生産管理を合理化できる。
フロントメンバ3とリヤメンバ4は、双方の上側フランジ、並びに下側フランジの中間部分が重なり合って箱型断面を呈するように組み合わされ、リベットやボルトなどの機械要素5により相互に締結してある。
つまり、他に補強用部材を使わなくても両メンバ3,4の中間部分のねじり剛性が互いに高まる。
これらメンバ3,4の相互締結体は、シャシフレームを構成する左右のサイドレール1の間に介在し、各メンバ3,4の車両幅方向端部をサイドレール1に固着している。
両メンバ3,4を一体化してからサイドレール1に取り付ける手法を採れば、合理的な組付作業が可能になり、生産性が向上し且つコストが低減する。
物品の荷重やサスペンションから受ける反力により、シャシフレームの前端寄りに想定した支点P1と両メンバ3,4の組付位置の中心あたりに想定した支点P2の間、並びに当該支点P2の後方側に対してそれぞれ下向きの力が作用した場合、前記メンバ3,4の中間部分を箱型断面を呈するように組み合わせてあるクロスメンバ構造では、支点P2の前後におけるサイドレール1の撓みが抑えられる(図3参照)。
また、フロントメンバ3及びリヤメンバ4の中間部分のねじり剛性が高いので、サイドレール1の撓みを抑えるだけに止まらず、シャシフレーム全体の剛性を向上させることができるし、両メンバ3,4の他に補強用部材を使わないので、シャシフレームの軽量化を図ることもできる。
図4は本発明のクロスメンバ構造の実施の形態の第2の例をトラック用シャシフレームに採ったもので、フロントメンバ6とリヤメンバ7とを備えている。
フロントメンバ6は、車両後方側へ向けて開く溝型断面を呈し、平面形状が順に五つの辺が同じ側へ屈折した帯状となり且つ車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両後方側へ突き出るように形作ってある。
リヤメンバ7は、車両前方側へ向けて開く溝型断面を呈し、平面形状が上述のフロントメンバ6とは前後対称に、すなわち、車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両前方側へ突き出た五辺屈折帯状となるように形作ってある。
よって、両メンバ6,7のプレス加工用の成形金型の共通化と部品種類の削減が可能になり、生産管理を合理化できる。
フロントメンバ6とリヤメンバ7は、図2の例と同様に、双方の上側フランジ、並びに下側フランジの中間部分が重なり合って箱型断面を呈するように組み合わされ、リベットやボルトなどの機械要素5により相互に締結してある。
つまり、他に補強用部材を使わなくても両メンバ6,7の中間部分のねじり剛性が互いに高まる。
これらメンバ6,7の相互締結体は、シャシフレームを構成する左右のサイドレール1の間に介在し、各メンバ6,7の車両幅方向端部をサイドレール1に固着している。
両メンバ6,7を一体化してからサイドレール1に取り付ける手法を採れば、合理的な組付作業が可能になり、生産性が向上し且つコストが低減する。
また、フロントメンバ6及びリヤメンバ7の中間部分のねじり剛性が高いので、サイドレール1の撓みを抑えるだけに止まらず、シャシフレーム全体の剛性を向上させることができるし、両メンバ6,7の他に補強用部材を使わないので、シャシフレームの軽量化を図ることもできる。
図5は本発明のクロスメンバ構造の実施の形態の第3の例をトラック用シャシフレームに採ったもので、フロントメンバ8とリヤメンバ9とを備えている。
フロントメンバ8は、車両後方側へ向けて開く溝型断面を呈し、平面形状が車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両後方側へ突き出る円弧状(C字状)となるように形作ってある。
リヤメンバ9は、車両前方側へ向けて開く溝型断面を呈し、平面形状が上述のフロントメンバ8とは前後対称に、すなわち、車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両前方側へ突き出た円弧状(C字状)となるように形作ってある。
よって、両メンバ8,9のプレス加工用の成形金型の共通化と部品種類の削減が可能になり、生産管理を合理化できる。
フロントメンバ8とリヤメンバ9は、図2の例と同様に、双方の上側フランジ、並びに下側フランジの中間部分が重なり合って箱型断面を呈するように組み合わされ、リベットやボルトなどの機械要素5により相互に締結してある。
つまり、他に補強用部材を使わなくても両メンバ8,9の中間部分のねじり剛性が互いに高まる。
これらメンバ8,9の相互締結体は、シャシフレームを構成する左右のサイドレール1の間に介在し、各メンバ8,9の車両幅方向端部をサイドレール1に固着している。
両メンバ8,9を一体化してからサイドレール1に取り付ける手法を採れば、合理的な組付作業が可能になり、生産性が向上し且つコストが低減する。
また、フロントメンバ8及びリヤメンバ9の中間部分のねじり剛性が高いので、サイドレール1の撓みを抑えるだけに止まらず、シャシフレーム全体の剛性を向上させることができるし、両メンバ8,9の他に補強用部材を使わないので、シャシフレームの軽量化を図ることもできる。
なお、本発明のクロスメンバ構造は上述した実施の形態のみに特に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明のクロスメンバ構造は、様々な車種に適用できる。
本発明のクロスメンバ構造の実施の形態の第1の例を示す部分平面図である。 図1のII−II矢視図である。 図1に関連するサイドレールの挙動を表わす概念図である。 本発明のクロスメンバ構造の実施の形態の第2の例を示す部分平面図である。 本発明のクロスメンバ構造の実施の形態の第3の例を示す部分平面図である。 従来のトラック用シャシフレームの一例を示す部分平面図である。 図6のVII−VII矢視図である。 図6に関連するサイドレールの挙動を表わす概念図である。
符号の説明
1 サイドレール
3 フロントメンバ
4 リヤメンバ
6 フロントメンバ
7 リヤメンバ
8 フロントメンバ
9 リヤメンバ

Claims (2)

  1. 車両後方側へ向けて開く溝型断面を呈し且つ車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両後方側へ突き出た平面形状のフロントメンバと、車両前方側へ向けて開く溝型断面を呈し且つ車両幅方向両端部分よりも中間部分が車両前方側へ突き出た平面形状のリヤメンバとを備え、両メンバの中間部分を箱型断面を呈するように組み合わせて固着し、両メンバをシャシフレームを構成する左右のサイドレールの間に介在させたことを特徴とするクロスメンバ構造。
  2. フロントメンバとリヤメンバを前後対称に形作った請求項1に記載のクロスメンバ構造。
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