JP2006130944A - 乗り物の酔い止め遊具 - Google Patents
乗り物の酔い止め遊具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006130944A JP2006130944A JP2004318904A JP2004318904A JP2006130944A JP 2006130944 A JP2006130944 A JP 2006130944A JP 2004318904 A JP2004318904 A JP 2004318904A JP 2004318904 A JP2004318904 A JP 2004318904A JP 2006130944 A JP2006130944 A JP 2006130944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monitor
- vehicle
- image
- displayed
- route
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
【課題】 乗り物の種類にかかわらず容易に使用することができ、かつ酔い止めの効果が高く、しかも汎用性に優れた乗り物の酔い止め遊具を提供すること。
【解決手段】
画像を表示するモニターと、モニターに表示する画像データを記憶したメモリと、加速度を検出するジャイロと、回動可能なハンドルとを具備し、ジャイロの検出信号及びハンドルの操作角度に応じて画像を変調することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具である。
【選択図】図1
【解決手段】
画像を表示するモニターと、モニターに表示する画像データを記憶したメモリと、加速度を検出するジャイロと、回動可能なハンドルとを具備し、ジャイロの検出信号及びハンドルの操作角度に応じて画像を変調することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具である。
【選択図】図1
Description
本発明は乗り物酔いを防止し、かつ移動時間を快適に過ごすことのできる乗り物の酔い止め遊具に関する。
乗り物に乗車中に、揺れ、加速度等によって不快感を感じ、極端な場合はおう吐等に至る乗り物酔いの現象が知られている。
このような乗り物酔いになると本人の苦痛もさることながら、同乗者にも不快な影響を与えることになり、快適さが著しく削がれることになる。
このような乗り物酔いになると本人の苦痛もさることながら、同乗者にも不快な影響を与えることになり、快適さが著しく削がれることになる。
従来、酔い止め用の薬物を用いてそれなりの効果を奏することが知られているが、人体への作用に懸念がある。
このため画像表示装置に乗り物の操作信号に応じた画像を表示することにより乗り物酔いを防止するものが考えられている。
特開2002−287722号公報
特開2003−015676号公報
特開2003−189219号公報
特開2002−154350号公報
特開平08−220470号公報
しかしながら乗り物から操作信号を取り出すことは構造が大がかりになり、公共交通機関等で使用することは不可能であり、実用性及び汎用性に欠ける問題があった。
解決しようとする課題は、乗り物の種類にかかわらず容易に使用することができ、かつ酔い止めの効果が高く、しかも汎用性に優れた乗り物の酔い止め遊具を提供することにある。
本発明の請求項1は画像を表示するモニターと、モニターに表示する画像データを記憶したメモリと、加速度を検出するジャイロと、回動可能なハンドルとを具備し、ジャイロの検出信号及びハンドルの操作角度に応じて画像を変調することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具であり、請求項2は請求項1において、モニタに遠近法でルートの画像を表示し、ジャイロの加速度及びハンドルの操作角度に応じてルートの先端部分を湾曲して表示することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具である。
さらに本発明の請求項3は請求項1において、モニターはビデオ信号を表示することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具であり、請求項4は請求項1において、ハンドルは操作時に引き出し可能に設けたことを特徴とする乗り物の酔い止め遊具であり、請求項5は請求項1において、ルートは一定の距離毎にマーカーを表示することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具である。
本発明の乗り物の酔い止め遊具は、いわゆるスタンド・アローンで独立して動作できるので公共交通機関や航空機にも持ち込んで使用でき、しかも興味深い画像を表示して酔い止め効果も高く、実用性、汎用性が高い。
またモニターはDVD、テレビゲーム等の表示装置としても用いることができ利便性が高い。
またモニターはDVD、テレビゲーム等の表示装置としても用いることができ利便性が高い。
以下本発明の実施例1を図面を参照して説明する。
図において1はモニターである。このモニター1は、たとえばNTSC、PAL等のビデオ信号を表示する液晶モニターである。そしてモニター1に、マイクロプロセッサー(図示せず)によりメモリに格納したプログラムにしたがい、メモリーに格納した画像データを画像信号として表示するようにしている。
またモニター1にはハンドル2の回動角に応じた信号、及びジャイロ3の検出信号が入力される。
このハンドル2は、本発明の遊具を、たとえば公共交通機関に持ち込んだり、日常の保管時の利便性を考慮した場合、操作時に引き出し可能に設けておくことが好都合である。
図において1はモニターである。このモニター1は、たとえばNTSC、PAL等のビデオ信号を表示する液晶モニターである。そしてモニター1に、マイクロプロセッサー(図示せず)によりメモリに格納したプログラムにしたがい、メモリーに格納した画像データを画像信号として表示するようにしている。
またモニター1にはハンドル2の回動角に応じた信号、及びジャイロ3の検出信号が入力される。
このハンドル2は、本発明の遊具を、たとえば公共交通機関に持ち込んだり、日常の保管時の利便性を考慮した場合、操作時に引き出し可能に設けておくことが好都合である。
上記モニター1の画面中央部には、ルート4が遠近法によって表示される。すなわちルートは一番手前の下端部分が最も幅広であり、画面中央上に行くにしたがって幅狭に表示される。またルート4には一定距離毎に図示鎖線で示すマーカーが表示される。
そしてモニター1に表示される画像をジャイロ3の検出信号で変調するようにしている。すなわちジャイロ3が外部からの加速度を検出するとモニター1に表示された画像が変化する。
したがって乗り物の搭乗者は外部から加速度を感じると、時を同じくしてモニター1の画像が変化するため、それに気を取られて乗り物酔いを発生しにくくなり、あるいは乗り物酔いを防止することができる。
したがって乗り物の搭乗者は外部から加速度を感じると、時を同じくしてモニター1の画像が変化するため、それに気を取られて乗り物酔いを発生しにくくなり、あるいは乗り物酔いを防止することができる。
モニター1の画像の変調は、たとえば右(左)方向の加速度に応じて画面のルート4の先端部分が図示鎖線で示すように右(左)方向へ湾曲して表示する。
さらにハンドル2の回動角度も上記ルート4の先端部分の湾曲の度合いに重畳するようにしている。
すなわちハンドル2を右に回動すると、ルート4の先端部分は右に湾曲しジャイロ3の検出信号による湾曲に重畳して表示する。
さらにハンドル2の回動角度も上記ルート4の先端部分の湾曲の度合いに重畳するようにしている。
すなわちハンドル2を右に回動すると、ルート4の先端部分は右に湾曲しジャイロ3の検出信号による湾曲に重畳して表示する。
そしてジャイロ3で検出した前後方向の加速度を積分してマイクロプロセッサーで演算することにより前後方向の速度を得ることができる。
従来、高精度のジャイロは大型、高価で取り扱いも面倒であったが、最近デジタルカメラの手ぶれ補正が行えるような高精度のジャイロが開発され、このような小型で高精度なジャイロを用いることが望ましい。
従来、高精度のジャイロは大型、高価で取り扱いも面倒であったが、最近デジタルカメラの手ぶれ補正が行えるような高精度のジャイロが開発され、このような小型で高精度なジャイロを用いることが望ましい。
しかしてジャイロ3から得た速度情報に応じて、ルート4のマーカーを移動して表示するようにしている。
すなわち移動方向が前進の場合、その速度に応じてマーカーは次第に手前に移動する如く表示し、あたかもマーカーが表示された路上を自ら前進している如き感覚を得ることができる。
すなわち移動方向が前進の場合、その速度に応じてマーカーは次第に手前に移動する如く表示し、あたかもマーカーが表示された路上を自ら前進している如き感覚を得ることができる。
なおマーカーはルート4の道路を横断する鎖線で表示したが、一定距離毎にポールを立設するようにしてもよいし、あるいは路肩の縁石を一定距離毎に色を変えて表示するようにしてもよいし、路面の模様や色を変化させるようにしてもよい。
さらにメモリに都市、町、村、郊外、田園等の沿線風景等を格納しておいて、これらの風景を適宜に読み出してルート4の両側に表示するようにしてもよいし、各種のキャラクタ、動物、花等をルート4の両側の空間部分にランダムに表示するようにして同乗者の意識を引きつけるようにしてもよい。
さらにメモリに都市、町、村、郊外、田園等の沿線風景等を格納しておいて、これらの風景を適宜に読み出してルート4の両側に表示するようにしてもよいし、各種のキャラクタ、動物、花等をルート4の両側の空間部分にランダムに表示するようにして同乗者の意識を引きつけるようにしてもよい。
そして、モニター1の上部には、たとえば速度、ハンドル2の舵角、高度等の情報を数字、バーグラフ等の適宜な表示手段で表示するようにしてもよい。
このようにすれば搭乗者の意識を一層引きつけることができ酔い止めに顕著な効果を得ることができる。
このようにすれば搭乗者の意識を一層引きつけることができ酔い止めに顕著な効果を得ることができる。
なおジャイロ3によって高度の情報も得られるならば、ルート4を高度情報に対応して先端部分を上方へ、あるいは下方へ湾曲して表示するようにしてもよい。
このようにすれば、飛行機を利用する搭乗者に対しても酔い止め防止の効果を奏することができさらに利便性を増すことができる。
このようにすれば、飛行機を利用する搭乗者に対しても酔い止め防止の効果を奏することができさらに利便性を増すことができる。
しかしてモニター1、ハンドル2、ジャイロ3を電池等の電源とともに一体のケースに収納することによって持ち運びが容易であらゆる交通機関に持ち込んで使用でき実用的で汎用性に優れる。
1 モニター
2 ハンドル
3 ジャイロ
4 ルート
2 ハンドル
3 ジャイロ
4 ルート
Claims (5)
- 画像を表示するモニターと、モニターに表示する画像データを記憶したメモリと、加速度を検出するジャイロと、回動可能なハンドルとを具備し、ジャイロの検出信号及びハンドルの操作角度に応じて画像を変調することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具。
- 請求項1において、モニタに遠近法でルートの画像を表示し、ジャイロの加速度及びハンドルの操作角度に応じてルートの先端部分を湾曲させることを特徴とする乗り物の酔い止め遊具。
- 請求項1において、モニターはビデオ信号を表示することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具。
- 請求項1において、ハンドルは操作時に引き出し可能に設けたことを特徴とする乗り物の酔い止め遊具。
- 請求項1において、ルートは一定の距離毎にマーカーを表示することを特徴とする乗り物の酔い止め遊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004318904A JP2006130944A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | 乗り物の酔い止め遊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004318904A JP2006130944A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | 乗り物の酔い止め遊具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006130944A true JP2006130944A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36724881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004318904A Pending JP2006130944A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | 乗り物の酔い止め遊具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006130944A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230575A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Hamamatsu Univ School Of Medicine | 乗り物酔い防止回復装置 |
DE102021126410A1 (de) | 2021-10-12 | 2023-04-13 | Ford Global Technologies Llc | Fahrzeug und Verfahren zum Betreiben eines Fahrzeugs |
-
2004
- 2004-11-02 JP JP2004318904A patent/JP2006130944A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230575A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Hamamatsu Univ School Of Medicine | 乗り物酔い防止回復装置 |
DE102021126410A1 (de) | 2021-10-12 | 2023-04-13 | Ford Global Technologies Llc | Fahrzeug und Verfahren zum Betreiben eines Fahrzeugs |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1769971A1 (en) | On-vehicle image display unit | |
EP1772317A1 (en) | Alarm device | |
US20090002142A1 (en) | Image Display Device | |
KR20180079254A (ko) | 밸런스 훈련 장치 및 밸런스 훈련 방법 | |
ES2779780T3 (es) | Sistema de visión para un vehículo, en particular para un vehículo comercial | |
JP6361382B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
CN103959334B (zh) | 用于控制侧后视设备的调节的系统 | |
JP4892731B2 (ja) | 乗り物酔い防止回復装置 | |
JP2006035980A5 (ja) | ||
JP4371081B2 (ja) | 運転評価装置 | |
CN109969093A (zh) | 车辆用显示装置及车辆 | |
JP4443327B2 (ja) | 情報表示装置 | |
JP2016101872A (ja) | 車両周辺監視装置 | |
JP4848648B2 (ja) | 車載情報提供装置 | |
JP2007142993A (ja) | カメラ姿勢制御装置及び移動型カメラ装置 | |
JP2017157093A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2003337028A (ja) | 二輪車及び二輪車用運転技術データ収集システム | |
JP2007112360A (ja) | 運転支援装置 | |
JP2006130944A (ja) | 乗り物の酔い止め遊具 | |
JP2004217188A (ja) | 車載表示装置および表示方法 | |
WO2005080140A1 (ja) | 車載用表示制御装置 | |
JP2012062026A (ja) | 車両用表示装置、車両用表示制御方法、及び車両用表示制御プログラム | |
JP2004123057A (ja) | 駐車支援装置 | |
JP3925801B2 (ja) | 車両の擬似運転装置 | |
JP2010149577A (ja) | 同軸二輪車 |