JP2006130640A - 手持ち式ベルトサンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工作業を楽に行い得、高精度の加工も容易な手持ち式ベルトサンダの提供。
【解決手段】 把持部7を有する本体10の前部に、本体10に装着したモータ2から駆動力を得て本体10の幅方向に沿う軸線回りに回転する主プーリ65と従プーリ66を有し、これら主プーリ65と従プーリ66に懸架して本体10の前方に向けて延びる無端のサンダベルト5を備えた手持ち式ベルトサンダ1であって、サンダベルト5の幅方向中心線5aが、平面視において把持部7の幅B2よりも内側に位置されている構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、木工製品や金属製品の加工仕上げなどに用いる手持ち式ベルトサンダに関する。
一般に、木工製品や金属製品の加工仕上げなどに用いる手持ち式ベルトサンダは、把持部を有する本体の前部に、本体に装着されたモータの主軸から駆動力を得て駆動する主プーリと、この主プーリのさらに前方に配置した従プーリと、主プーリおよび従プーリに懸架した無端のサンダベルトを有する(例えば、引用文献1参照)。
上記手持ち式ベルトサンダにおいて、モータの主軸からの駆動力は、この主軸の前端部に設けたピニオンギヤに噛合するベベルギヤを介して主プーリのシャフトに伝動される。ベベルギヤのシャフトは、モータの主軸の軸方向に対して垂直な方向で本体の左右方向に沿って配置され、主プーリはこのシャフトの左右方向先端部に取付けられている。そして作業者は、本体の把持部を把持し、被加工部にサンダベルトを当てるようにして被加工部を加工する。
実開昭58−51953号公報
上記従来の手持ち式ベルトサンダでは、ベベルギヤのシャフトの左右方向先端部に主プーリが取付けられているから、サンダベルトの中心は、シャフト等その構成部品に相応した分だけ把持部の中心から左右方向にずれた位置にある。したがって、作業者が本体の把持部を把持してサンダベルトを被加工部に当て、サンダベルトに対して加工に必要なだけの力を付与して、サンダベルトの被加工部に対する必要な姿勢を保持させようとすると、サンダベルトの中心が把持部からずれている分だけ付与した力に応じたモーメントが作業者の手首などに働くことになる。このようなモーメントに対して、サンダベルトの必要な姿勢を保持しながら被加工部を加工する作業は、大きな労力を必要とする。また、モーメントによってサンダベルトの姿勢が安定しにくいゆえに、加工精度を確保しにくい。
そこで本発明は、加工作業を楽に行い得、高精度の加工も容易な手持ち式ベルトサンダの提供を課題とする。
本発明の手持ち式ベルトサンダ1は、把持部7を有する本体10の前部に、該本体10に装着したモータ2から駆動力を得て本体10の幅方向に沿う軸線回りに回転する主プーリ65と従プーリ66を有し、これら主プーリ65と従プーリ66に懸架して前記本体10の前方に向けて延びる無端のサンダベルト5を備え、前記サンダベルト5の幅方向中心線5aが、平面視において前記把持部7の幅B2よりも内側に位置されていることを特徴としている。
上記構成において、モータ2が駆動すると、モータ2から主プーリ65が駆動力を得て、主プーリ65と従プーリ66に懸架したサンダベルト5が回転し、サンダベルト5を被加工部に当てることで、被加工部が加工される。ところで、上記構成のように、サンダベルト5の幅方向中心線5aを、平面視において把持部7の幅B2よりも内側に位置したことにより、把持部7からサンダベルト5までの幅方向距離が小さくなり、サンダベルト5が加工に必要な力でもって被加工部に当るよう把持部7を把持しての作業であっても、サンダベルト5から作業者の手首に働くモーメントが小さくなる。したがって、作業者は小さなモーメントに抗して作業を行えばよいので、長時間の作業であってもこれを少ない労力でもって行うことが可能となる。さらに、サンダベルト5の姿勢を安定させ易くなるから、被加工部の加工を精度よく行うことが可能となる。
本発明の手持ち式ベルトサンダ1は、モータ2の主軸20にベベルギヤ48を介して接続された第一の回転軸49と、該第一の回転軸49に平歯車55,57を介して連結された第二の回転軸56とを備え、該第二の回転軸56に主プーリ65が取付けられ、該主プーリ65は前記平歯車55,57に対してベベルギヤ48側に配置されていることを特徴としている。
上記構成では、モータ2の主軸20が回転すると、ベベルギヤ48、第一の回転軸49、平歯車55,57、第二の回転軸56が回転し、第二の回転軸56とともに主プーリ65が回転してサンダベルト5が回転することで、被加工部を加工することができる。さらに、主プーリ65を平歯車55,57に対してベベルギヤ48側に配置したことにより、主プーリ65を把持部7に対して左右方向に大きく突出させることがなくなり、サンダベルト5の幅方向中心線5aを、平面視において把持部7の幅B2よりも内側に位置することが可能となり、被加工部の加工作業中にサンダベルト5から作業者の手首に働くモーメントが小さくなり、長時間の作業であってもこれを少ない労力でもって行うことが可能となるとともに、被加工部の加工を精度よく行うことが可能となる。
本発明の手持ち式ベルトサンダ1は、モータ2の中心に対して主プーリ65が下方にオフセットして配置されていることを特徴としている。このようにモータ2の中心に対して主プーリ65を下方にオフセットすることで、サンダベルト5を被加工部に当てて加工する際に、作業者の手が邪魔にならず、且つサンダベルト5を、被加工部を加工し易い角度でもって当てることが容易となり、精度よい加工が可能となる。
本発明の手持ち式ベルトサンダ1は、把持部7と同軸にモータ2の主軸20を設け、該主軸20にベベルギヤ48を介して接続された第一の回転軸49と、該第一の回転軸49に平歯車55,57を介して連結された第二の回転軸56とを備え、該第二の回転軸56に主プーリ65が取付けられ、該主プーリ65は前記平歯車55,57に対してベベルギヤ48側に配置され、モータ2の中心に対して主プーリ65が下方にオフセットして配置されていることを特徴としている。
上記構成において、把持部7と同軸にモータ2の主軸20を設けていることで、ベベルギヤ48、第一の回転軸49、平歯車55,57、第二の回転軸56といった少ない構成部品でもってサンダベルト5の幅方向中心線5aを、把持部7の幅B2よりも内側に位置させることができる。
本発明の手持ち式ベルトサンダによれば、サンダベルトの幅方向中心線を、把持部の幅よりも内側に位置したことにより、把持部からサンダベルトまでの幅方向距離が小さくなり、サンダベルトが加工に必要な力でもって被加工部に当るよう把持部を把持しての作業であっても、サンダベルトから作業者の手首に働くモーメントが小さくなり、長時間の作業であってもこれを少ない労力でもって行うことが可能となる。さらに、サンダベルトの姿勢を安定させ易くなるから、被加工部の加工を精度よく行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る手持ち式ベルトサンダを、図面に基づいて説明する。図1は本発明の手持ち式ベルトサンダの全体構成を示す平面図、図2は手持ち式ベルトサンダの正面図、図3は手持ち式ベルトサンダの正面断面図、図4は部分拡大背面図、図5は伝動機構を示す平面断面図、図6は伝動機構を示す側面断面図である。
図1に示すように、手持ち式ベルトサンダ1は、後方に配置されてモータ2を有する駆動部3と、前方に配置されて所定の被加工部(図示せず)を加工するサンダベルト5を有する加工部4と、駆動部3と加工部4との間に配置されてモータ2の駆動力を加工部4に伝動するための伝動軸6を内蔵した把持部7を備えている。
図1および図3に示すように、手持ち式ベルトサンダ1は、二つ割り式の本体10を有し、一方の本体部材11の外周部対向面11aに、他方の本体部材12の外周部対向面12aに形成された突条15に嵌合する溝(図示せず)が形成されている。これら突条15と溝とを嵌合するよう一方の本体部材11の外周部対向面11aと、他方の本体部材12の外周部対向面12aとが合わされて、止めねじ16によって着脱自在に組付けられている。
前記駆動部3は、本体10の後方部に形成された後方本体部17と、この後方本体部17内蔵される前記モータ2を有する。モータ2の主軸20は、前後の軸受21,22を介して後方本体部17に回転自在に支持されている。モータ2の主軸20は、後方本体部17の上下高さ方向中心および左右方向、すなわち幅方向中心17a(符号は兼用する)に配置されている。
前記把持部7は、後方本体部17の前方側に形成された把持本体部25と、この把持本体部25に内蔵されて前記モータ2の主軸20と同軸に配置された前記伝動軸6と、モータ2の駆動を操作するための押しボタン式のスイッチ26とを有する。尚、把持本体部25は、上下方向に長径の中空楕円状断面に形成されている。
モータ2の主軸20と伝動軸6とは、図3に示す連結スリーブ27を介して軸心6a回りに一体に回転するよう連結されている。伝動軸6の先端部は、後述の前方本体部33の内部上方にまで延長され、伝動軸6の途中および先端部は別の軸受23,24を介して本体10に回転自在に支持されている。
この把持本体部25は、後方本体部17の先端部から前方に向けて下傾斜することで、前部が後部に比べて下がった斜め形状に形成されている。一方で、モータ2は後方本体部17の上下高さ方向中心17aに配置されており、伝動軸6は把持本体部25内に水平に支持されている。この構成によって、把持本体部25の前部の下方内部に、所定のスペースを確保した収納空間30が形成されている。把持本体部25の先端下部に、下方に向けて突出するよう一体的に折曲された突出壁31が形成されている。
図2に示すように、前記加工部4は、本体10の把持本体部25のさらに前方に止めねじ38を介して着脱自在に取付けられた前記前方本体部33と、この前方本体部33の下部に配置されてさらに前方に突出するよう配置された前記サンダベルト5と、図5および図6に示すように、前方本体部33に内蔵されてサンダベルト5に対して前記伝動軸6の回転駆動力を伝動するために歯車を用いた伝動機構36とを有する。
図1に示すように、前方本体部33は、後方本体部17に比べて左右幅B1が小さく設定され、且つ把持本体部25に比べて左右幅B1がわずかに大きく、また図2に示すように、把持本体部25に比べて上下高さH1が高く設定されている。そして、前方本体部33の上下高さ方向中心33aは、後方本体部17の上下高さ方向中心17aに比べて低い位置にオフセットされている。
また、把持本体部25の前方の下部に、前記突出壁31と前後方向で対向して該突出壁31よりも下方に長く延長された案内壁41が形成されている。突出壁31と案内壁41との間に、前記スイッチ26が設けられている。このスイッチ26は、トリガーと呼ばれる操作部材26Aと、この操作部材26Aによって操作されるスイッチ本体26Bとを有する。操作部材26Aは不図示のばねによって下方へ常時付勢され、ばねの力に抗して操作部材26Aを上方に押圧することで、スイッチ本体26Bがオンしてモータ2が駆動し、ばねの力で下方に復帰することでモータ2の駆動が停止する。尚、スイッチ本体26Bは前記収納空間30に配置されている。
図4乃至図6に示すように、前方本体部33は、幅方向一方(図6において右側)の第一の外装体45と、この第一の外装体45に幅方向他方(図6において左側)から組付けられる第二の外装体46とを有し、ねじ70で一体化している。前記伝動機構36は、モータ2の主軸20に連結された伝動軸6の先端に形成されたピニオンギヤ47と、このピニオンギヤ47に噛合するベベルギヤ48と、このベベルギヤ48の中心に圧入嵌合された幅方向の第一の回転軸49と、この第一の回転軸49を幅方向両側で第一の回転軸49を軸心49a回りに回転自在に支持する上部の軸受50,51と、軸受51とベベルギヤ48との間に配置され第一の回転軸49に圧入嵌合された第一の平歯車55とを有する。
また、伝動機構36は、第一の回転軸49の下方に該第一の回転軸49と平行に配置された第二の回転軸56と、この第二の回転軸56の途中に圧入嵌合されて前記第一の平歯車55に噛合する第二の平歯車57と、この第二の回転軸56を幅方向で軸心(軸線)56a回りに回転自在に支持する下部の軸受52,53とを有する。
上部の一方の軸受50は、前記第一の外装体45の上部幅方向一方の装着凹部58に装着され、上部の他方の軸受51は、前記第二の外装体46の幅方向他方の装着凹部59に装着されている。下部の一方の軸受52は、第一の外装体45の下部幅方向一方の装着凹部60に装着され、下部の他方の軸受53は、第二の外装体46の下部幅方向他方の装着凹部61に装着されている。第一の平歯車55および第二の平歯車57は、それぞれ前方本体部33の幅方向途中に高さ方向に突出する収納凹部62,63に収納されている。
第二の回転軸56の幅方向一方端部は、前記装着凹部60からさらに幅方向一方に突出された突出部64を有し、この突出部64に前記主プーリ65が一体に回転するよう組付けられ、この構成により、主プーリ65は、前記軸受50のほぼ直下に配置されている。また、下部の一方の軸受52は、ベベルギヤ48のほぼ直下に配置されている。さらに、主プーリ65はモータ2の主軸20の中心及び伝動軸6の軸心6aに対して下方にオフセットして配置されている。尚、前方本体部33は、主プーリ65を外装するよう下部幅方向一方の装着凹部60に組付けられたカバー69を有する。
図1及び図2に示すように、主プーリ65の前方に、該主プーリ65よりも小径の従プーリ66が支軸67回りに回転自在に設けられ、主プーリ65と従プーリ66とは連結部材68を介して連結されている。主プーリ65と従プーリ66とに前記サンダベルト5が懸架するよう巻掛けられ、サンダベルト5の幅方向中心線5aが、平面視において前記把持部7(把持本体部25)の幅B2よりも幅方向内側に位置されている。この実施形態では、サンダベルト5の幅方向中心線5aは把持部7の幅B2よりも幅方向内側に位置し、且つサンダベルト5の幅方向中心線5aは後方本体部17の幅方向中心17a、すなわちモータ2の主軸20の中心及び伝動軸6の軸心6aから幅方向一方側へずれている。なお、この実施形態では、サンダベルト5の幅方向中心線5aは、モータ2の主軸20の中心及び伝動軸6の軸心6aから幅方向一方側にずれているが、サンダベルト5の幅方向中心線5aが、把持部7の幅B2の中心に位置し、且つモータ2の主軸20の中心及び伝動軸6の軸心6aに対し、平面視で同心(同軸)上にあるのが、本発明の目的とするところから最良であることは言うまでもない。
被加工部の加工作業を行うとき、作業者は把持本体部25を把持するが、把持本体部25は把持し易い大きさに形成されているので、把持を楽に行える。そして作業者が、把持本体部25を把持した状態で、操作部材26Aをばねの弾性に抗して上方に押圧すると、スイッチ本体26Bがオンしてモータ2が駆動する。この場合、スイッチ26は押しボタン式であるから、作業者は把持本体部25を把持した状態で、指先の単純な操作でもって操作部材26Aの出退操作を、無理な姿勢をとらずに容易に行うことができる。
モータ2が駆動することで主軸20が軸心(幅方向中心17a)回りに回転すると、これに伴って伝動軸6がその軸心6a回りに回転してピニオンギヤ47が回転し、このピニオンギヤ47に噛合するベベルギヤ48が第一の回転軸49とともに軸心49a回りに回転し、第一の回転軸49とともに第一の平歯車55が回転する。そうすると、第一の平歯車55に噛合している第二の平歯車57が、第二の回転軸56とともに軸心56a回りに回転し、第二の回転軸56とともに主プーリ65が回転し、主プーリ65にサンダベルト5を介して従プーリ66が回転するようになってサンダベルト5が回転する。作業者は、サンダベルト5が加工に必要な力でもって被加工部に当るよう把持部7を把持して被加工部を加工するが、サンダベルト5の幅方向中心線5aは、平面視において把持部7の幅B2よりも幅方向内側に位置している。したがって、把持部7からサンダベルト5までの幅方向距離が小さく、上記のように、サンダベルト5が加工に必要な力でもって被加工部に当るよう把持部7を把持しての作業であっても、サンダベルト5から作業者の手首に働くモーメントが小さくなる。したがって、作業者は小さなモーメントに抗して作業を行えばよいので、長時間の作業であってもこれを少ない労力でもって行うことが可能となり、疲労が軽減される。また、作業者は小さなモーメントに抗して作業を行えばよいので加工作業が楽になることから、サンダベルト5を一定の姿勢に保持し易くなり、被加工部の加工精度を向上させることができる。
さらに、例えば手持ち式ベルトサンダ1を水平な姿勢で使用する場合、この手持ち式ベルトサンダ1では、把持部7の把持本体部25を前部が後部に比べて下がった斜め形状に形成したことから、駆動部3の下方(把持部7の後方)は開放されており、この開放部分に作業者の手が入ることから、作業者は無理な姿勢をとることなく自然な姿勢でもって、手持ち式ベルトサンダ1を水平な姿勢とすることが可能となり、いっそう精度よい加工が可能となる。
また、駆動部3と加工部4とを前後方向に離間させ、モータ2の駆動力を伝動機構36に伝動する伝動軸6を把持部7に設けて、把持部7の把持本体部25の断面を把持し易い大きさ(径)としてあることで、把持本体部25は作業者の手になじみ易く、作業者はこの把持本体部25を良好な感触をもって把持しつつ、手持ち式ベルトサンダ1の操作を楽に行うことができる。
本発明の実施形態では、把持部7の幅方向中心からサンダベルト5の幅方向中心までの幅方向距離を小さくすべく、前述のように、ベベルギヤ48の幅方向他方側で第一の回転軸49上に第一の平歯車55を配置し、その駆動が伝動される第二の平歯車57を、第一の平歯車55の下方に配置し、第二の平歯車57と一体に回転する第二の回転軸56を幅方向一方側へ突出させて、突出部64に主プーリ65を組付けた構成としている。したがって、主プーリ65を取付ける第二の回転軸56を支持する軸受52を主プーリ65に対して幅方向他方側へ配置できるようになり、下部の一方の軸受52は、ベベルギヤ48のほぼ直下に配置できるから、コンパクトな構成で、把持部7の幅方向中心からサンダベルト5の幅方向中心までの幅方向距離を小さくすることが可能となる。
なお、上記実施形態では、サンダベルト5の幅方向中心線5aを把持部7の幅B2よりも幅方向内側に位置させ、且つサンダベルト5の幅方向中心線5aは平面視してモータ2の主軸20の中心及び伝動軸6の軸心6aから幅方向一方側へずらすよう配置したが、そのずれ量は、手持ち式ベルトサンダ1のサンダベルト5を被加工部に当てた際に、作業性の良さを考慮して設定される量で、サンダベルト5の幅方向中心線5aが把持部7の幅B2よりも少なくとも幅方向内側に位置していればよい。
本発明の実施形態を示す手持ち式ベルトサンダの全体構成を示す平面図。 同じく手持ち式ベルトサンダの正面図。 同じく手持ち式ベルトサンダの正面断面図。 同じく部分拡大背面図。 同じく伝動機構を示す平面断面図。 同じく伝動機構を示す側面断面図。
符号の説明
1…手持ち式ベルトサンダ、2…モータ、3…駆動部、4…加工部、5…サンダベルト、6…伝動軸、7…把持部、10…本体、17…後方本体部、20…主軸、25…把持本体部、30…収納空間、31…突出壁、33…前方本体部、36…伝動機構、41…案内壁

Claims (4)

  1. 把持部(7)を有する本体(10)の前部に、該本体(10)に装着したモータ(2)から駆動力を得て本体(10)の幅方向に沿う軸線回りに回転する主プーリ(65)と従プーリ(66)を有し、これら主プーリ(65)と従プーリ(66)に懸架して前記本体(10)の前方に向けて延びる無端のサンダベルト(5)を備えた手持ち式ベルトサンダ(1)であって、
    前記サンダベルト(5)の幅方向中心線(5a)が、平面視において前記把持部(7)の幅(B2)よりも内側に位置されていることを特徴とする手持ち式ベルトサンダ(1)。
  2. モータ(2)の主軸(20)にベベルギヤ(48)を介して接続された第一の回転軸(49)と、該第一の回転軸(49)に平歯車(55,57)を介して連結された第二の回転軸(56)とを備え、
    該第二の回転軸(56)に主プーリ(65)が取付けられ、該主プーリ(65)は前記平歯車(55,57)に対してベベルギヤ(48)側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の手持ち式ベルトサンダ(1)。
  3. モータ(2)の中心に対して主プーリ(65)が下方にオフセットして配置されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の手持ち式ベルトサンダ(1)。
  4. 把持部(7)と同軸にモータ(2)の主軸(20)を設け、該主軸(20)にベベルギヤ(48)を介して接続された第一の回転軸(49)と、該第一の回転軸(49)に平歯車(55,57)を介して連結された第二の回転軸(56)とを備え、該第二の回転軸(56)に主プーリ(65)が取付けられ、該主プーリ(65)は前記平歯車(55,57)に対してベベルギヤ(48)側に配置され、モータ(2)の中心に対して主プーリ(65)が下方にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項1記載の手持ち式ベルトサンダ(1)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014128846A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nitto Kohki Co Ltd ベルト式研削工具
JP2019000951A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 京セラインダストリアルツールズ株式会社 アタッチメント式ベルトサンダ、このアタッチメント式ベルトサンダに用いられるベルトサンダユニット、ベルトサンダ
TWI688450B (zh) * 2019-04-30 2020-03-21 大里興業有限公司 手持砂帶研磨機

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