JP2006130491A - 分級装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】分級対象粉末を微粉と粗粉に分級する分級装置また分級装置を備えた粉砕分級装置の一部である分級装置において分級装置の回転する分級ローターにより分級された微粉を外部に回収する為の導入管、いわゆる微粉管で、容易に洗浄が出来る微粉管の提案を目的とする。
【解決手段】二重構造の微粉管を先端部や分級ハウジング10に取り付ける部分にて内部側12と外部側13に分割出来る構造とすることで、分割部より容易に洗浄することが可能となった。
【選択図】 図3
【解決手段】二重構造の微粉管を先端部や分級ハウジング10に取り付ける部分にて内部側12と外部側13に分割出来る構造とすることで、分割部より容易に洗浄することが可能となった。
【選択図】 図3
Description
本発明は、分級対象粉末を微粉と粗粉に分級する分級装置また分級装置を備えた粉砕分級装置の一部である分級装置に関するものである。
図1は従来の分級装置の分級部内部構造を示したものである。
分級機下方向側から粉砕され分級装置内部空間に分散された状態で上昇して来た粉体1、または分級のみを目的として供給され分級装置内部空間に分散された状態で上昇して来た粉体1は、回転している分級ローター2の分級作用を受け、粗粉は分級ローター内部に入る事は出来ず、下方に落下していき、再度粉砕の作用を受け再上昇してくるか、分級のみを目的とした場合は、粗粉として外部に捕集回収される。
分級機下方向側から粉砕され分級装置内部空間に分散された状態で上昇して来た粉体1、または分級のみを目的として供給され分級装置内部空間に分散された状態で上昇して来た粉体1は、回転している分級ローター2の分級作用を受け、粗粉は分級ローター内部に入る事は出来ず、下方に落下していき、再度粉砕の作用を受け再上昇してくるか、分級のみを目的とした場合は、粗粉として外部に捕集回収される。
一方、微粉3は気体といっしょに分級ローター2の分級ゾーンになる外周部から内部に入り、分級ローターの出口から装置外部への微粉の排出部分となる微粉管4の内部6を通過して、集塵機等の微粉回収装置へ導かれて行く。
この微粉管4の分級ローター2と向かい合う先端部5と回転する分級ローター2の出口部分との間には僅かな隙間がある。
微粉管4は二構造になっていて微粉が通過する空間6とは別に、別の気体を通過させる空間7が設けてある。
この微粉管4の分級ローター2と向かい合う先端部5と回転する分級ローター2の出口部分との間には僅かな隙間がある。
微粉管4は二構造になっていて微粉が通過する空間6とは別に、別の気体を通過させる空間7が設けてある。
この空間に分級装置外部から強制的に気体を送り込み、回転する分級ローター2の出口と向かい合っている微粉管内部先端部5から分級ローター出口部に向って吐出される。
この強制的に供給吐出される気体によって、回転する分級ローターの出口と向かい合っている微粉管内部先端部5と分級ローターの出口部分との間の僅かな隙間から分級ローターによって分級作用を受けていない粉体が侵入する事を防ぐ仕組みになっている。
従来この二重構造の微粉管4は分割出来ない構造であった。
この強制的に供給吐出される気体によって、回転する分級ローターの出口と向かい合っている微粉管内部先端部5と分級ローターの出口部分との間の僅かな隙間から分級ローターによって分級作用を受けていない粉体が侵入する事を防ぐ仕組みになっている。
従来この二重構造の微粉管4は分割出来ない構造であった。
図2は従来の微粉管の図1に示す構造と微粉管内部先端部の構造を示したものである。
微粉管内部先端部は分級装置外部より強制的に送り込まれた気体が吐出する部分で、吐出する為の小さな穴8が多数設けてあるリング状の部品が取り付けてある。
従来、このリング状の部品も外せない構造であった。
微粉管内部先端部は分級装置外部より強制的に送り込まれた気体が吐出する部分で、吐出する為の小さな穴8が多数設けてあるリング状の部品が取り付けてある。
従来、このリング状の部品も外せない構造であった。
二重構造の微粉管は前述の通り、分級作用をまだ受けていない粉体が微粉として回収される微粉管内部への侵入を防ぐ為に、強制的に外部より気体を供給吐出させる構造であるが、分級装置の運転停止時等に、この外部より気体を供給吐出させる空間に粉体が侵入する事がある。
従来、この微粉管は分割出来ない構造の為、その二重構造の内部まで容易に洗浄が出来ない。
その為、分級運転を終え、分級装置の微粉管を洗浄した後、次に別の粉体の分級を行う際、この外部より気体を供給吐出させる空間に、前回運転を行った際に侵入した粉体が、次の異なった粉体に外部より供給吐出させた気体といっしょに異物として混入してしまう。
従来、この微粉管は分割出来ない構造の為、その二重構造の内部まで容易に洗浄が出来ない。
その為、分級運転を終え、分級装置の微粉管を洗浄した後、次に別の粉体の分級を行う際、この外部より気体を供給吐出させる空間に、前回運転を行った際に侵入した粉体が、次の異なった粉体に外部より供給吐出させた気体といっしょに異物として混入してしまう。
請求項1、請求項2及び請求項3の発明は、分級装置の回転する分級ローターで分級された微粉が分級装置の外部に導かれる二重構造の微粉管を分解出来る構造とした。
発明が解決しようとする課題に示した様に、微粉管を分割出来る構造とした事により、運転停止等に混入してしまった粉体を取り除く洗浄が容易に出来る様になる。
分級対象となる粉体を入れ替える際、いわゆる品替えにおいて異物混入となっていた別の粉体の混入を容易に防ぐ事を可能とした。
分級対象となる粉体を入れ替える際、いわゆる品替えにおいて異物混入となっていた別の粉体の混入を容易に防ぐ事を可能とした。
図3は微粉管の中間部に分割出来る構造を備えた分級装置である。
分級装置ハウジング10に取り付ける部分にて内部側12と外部側13に分割出来る構造とした。
微粉管内部6の微粉や気体が分割部より分級装置外部から強制的に気体を供給排出させる空間7の方へ侵入しない様、その分割接合部にはパッキン11を設けた。
図4は図3の微粉管の中間部に分割出来る構造を備えた分級装置の微粉管を分割部より分割した状態を示した図である。
この様に分割した事により、内部側微粉管12、外部側微粉管13ともに、分割部より容易に洗浄する事が可能となった。
分級装置ハウジング10に取り付ける部分にて内部側12と外部側13に分割出来る構造とした。
微粉管内部6の微粉や気体が分割部より分級装置外部から強制的に気体を供給排出させる空間7の方へ侵入しない様、その分割接合部にはパッキン11を設けた。
図4は図3の微粉管の中間部に分割出来る構造を備えた分級装置の微粉管を分割部より分割した状態を示した図である。
この様に分割した事により、内部側微粉管12、外部側微粉管13ともに、分割部より容易に洗浄する事が可能となった。
図5は微粉管内部先端部5が取り外せる事が出来る構造を備えた分級装置で、微粉管内部先端部5を取り外した状態を示した図である。
この様に微粉管内部先端部を取り外し可能な構造とした事により、容易に洗浄する事が可能となった。
この様に微粉管内部先端部を取り外し可能な構造とした事により、容易に洗浄する事が可能となった。
1 分級機下方向側から粉砕され分級装置内部空間に分散された状態で上昇して来た粉体、または分級のみを目的として供給され分級装置内部空間に分散された状態で上昇して来た粉体
2 分級ローター
3 分級ローターの分級作用を受け、分級された微粉
4 二構造になっている微粉管
5 二構造になっている微粉管の内部先端部
6 二構造になっている微粉管の微粉が通過する空間
7 二構造になっている微粉管の外部より強制的供給された気体を内部先端部より吐出する為に通過する空間
8 二構造になっている微粉管の内部先端部で、外部より強制的に供給された気体が分級ローター出口側に向かって吐出する穴
9 分級ローターを回転される為のモータ
10 分級装置ハウジング
11 二重構造になっている微粉管の中間部が分割する構造を備えた微粉管の、微粉管内部の微粉や気体が分割部より分級装置外部から強制的に気体を供給排出させる空間の方へ侵入しない様為に備えたパッキン
12 二構造になっている微粉管の内部側
13 二構造になっている微粉管の外部側
2 分級ローター
3 分級ローターの分級作用を受け、分級された微粉
4 二構造になっている微粉管
5 二構造になっている微粉管の内部先端部
6 二構造になっている微粉管の微粉が通過する空間
7 二構造になっている微粉管の外部より強制的供給された気体を内部先端部より吐出する為に通過する空間
8 二構造になっている微粉管の内部先端部で、外部より強制的に供給された気体が分級ローター出口側に向かって吐出する穴
9 分級ローターを回転される為のモータ
10 分級装置ハウジング
11 二重構造になっている微粉管の中間部が分割する構造を備えた微粉管の、微粉管内部の微粉や気体が分割部より分級装置外部から強制的に気体を供給排出させる空間の方へ侵入しない様為に備えたパッキン
12 二構造になっている微粉管の内部側
13 二構造になっている微粉管の外部側
Claims (3)
- 粉体を微粉と粗粉に分級する分級装置の回転する分級ローターにより分級された微粉を外部に回収する為の導入管、いわゆる微粉管で、当該構造が微粉の通過する空間と、エアパージ用の気体の通過する空間を有する二重構造になっているものにおいて、分割出来る構造とした微粉管を備えた分級装置。
- 粉体を微粉と粗粉に分級する分級装置の回転する分級ローターにより分級された微粉を外部に回収する為の導入管、いわゆる微粉管で、当該構造が微粉の通過する空間と、エアパージ用の気体の通過する空間を有する二重構造になっているものにおいて、分級ローターの向かい合う微粉管の先端部を取り外し可能とした請求項1記載の分級装置。
- 粉体を微粉と粗粉に分級する分級装置の回転する分級ローターにより分級された微粉を外部に回収する為の導入管、いわゆる微粉管で、当該構造が微粉の通過する空間と、エアパージ用の気体の通過する空間を有する二重構造になっているものにおいて、微粉管の中間部に分割出来る構造を備えた請求項1記載の分級装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004351986A JP2006130491A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 分級装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004351986A JP2006130491A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 分級装置 |
Publications (1)
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JP2006130491A true JP2006130491A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36724493
Family Applications (1)
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JP2004351986A Pending JP2006130491A (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 分級装置 |
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JP (1) | JP2006130491A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015120155A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | ネッチュ トロッケンマールテヒニク ゲーエムベーハー | 片持支持ロータを備えた機械 |
-
2004
- 2004-11-04 JP JP2004351986A patent/JP2006130491A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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