JP2006129235A - ネットワークシステム、マスターデバイス、スレーブデバイス、ネットワークシステムの立ち上げ制御方法。 - Google Patents
ネットワークシステム、マスターデバイス、スレーブデバイス、ネットワークシステムの立ち上げ制御方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 誤動作することなく、ノードを構成するデバイスの追加を自由に行うことができる、ネットワークシステムを提供することである。
【解決手段】 マスターデバイス5と複数のスレーブデバイス1、2、3とが上流側から下流側に向かって接続された光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステム10の立ち上げを以下のように行う。スレーブデバイス1、2、3の各々は、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に自身を制御した後に、マスターデバイス5により上流側に位置するものより順に下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態に制御される。
【選択図】 図1
【解決手段】 マスターデバイス5と複数のスレーブデバイス1、2、3とが上流側から下流側に向かって接続された光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステム10の立ち上げを以下のように行う。スレーブデバイス1、2、3の各々は、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に自身を制御した後に、マスターデバイス5により上流側に位置するものより順に下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態に制御される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デバイス間で光通信によりデータの送受信を行うネットワークシステム等に関する。
マスターデバイスやスレーブデバイス等の複数のデバイス間でデータを送受信するための技術が従来より知られている(例えば、特許文献1、2、3、4、5参照)。
ところで、マスターデバイスとスレーブデバイスとが上流側から下流側に向かってシリアルに接続されており、光通信によりデバイス間でデータを送受信する光のマルチドロップネットワークについても、従来より知られている。
このネットワークを構成する各スレーブデバイスには、上流側のスレーブデバイス及び下流側のスレーブデバイスと光通信によりデータを送受信するための端子が設けられている。即ち、各スレーブデバイスには、上流側のスレーブデバイスよりデータを受信するための上流側データ受信端子、上流側のスレーブデバイスにデータを送信するための上流側データ送信端子、下流側のスレーブデバイスよりデータを受信するための下流側データ受信端子、下流側のスレーブデバイスにデータを送信するための下流側データ送信端子が設けられている。
そうして、上流側データ受信端子で受け取ったデータは自身が受け取るとともに下流側データ送信端子で下流側へ送信する。さらに、上流側データ送信端子は、下流側データ受信端子で受け取ったデータまたは自身が送出するデータを上流側へ送信する。また、このネットワークを構成するマスターデバイスは、制御対象とするスレーブデバイス個々を認識する固有のIDを記憶しており、当該IDとコマンド・データの組み合わされたパケットを送信し、当該パケットを受け取ったスレーブデバイスが肯定応答パケットを返送してくることで、個々のスレーブデバイスが当該コマンド・データを正常に受け取ったことを判別する。
そして、隣接するデバイスの送信端子と受信端子とは光ファイバケーブルで接続されており、デバイス間で光通信によるデータの送受信を行えるようにされている。
このようなネットワークにおいて各々のスレーブデバイスは自身を認識する固有のIDを記憶しており、マスターデバイスから送出される当該IDとコマンド・データの組み合わされたパケットを受け取り、受け取ったパケットを下流側へ送出するとともに受け取ったパケットのIDが自身が記憶するIDと一致した場合にはパケットのコマンドとデータを取り込むことで当該コマンドとデータに従った動作を行い、さらに当該パケットを正常に受信したことを表す肯定応答と自身のIDと組み合わせた肯定応答パケットを上流側へ送出する。
このネットワークを構成するデバイスのうち、最も下流側に位置する最終段のスレーブデバイスについては、下流側データ送信端子及び下流側データ受信端子は、光ファイバーケーブルは接続されず、開放された状態となっている。即ち、最終段のスレーブデバイスは自身が送出するパケットを上流側へ送信する必要があるだけで、下流側データ受信端子からデータを受け取る事はない。
特許第3279795号公報
特許第3129903号公報
特開2002−176440号公報
特開2000−349768号公報
特開2001−24645号公報
しかし、前記最終段のスレーブデバイスの下流側データ受信端子を開放したままでは、外部のノイズ光で発生したノイズを信号として上流側へ送信し、ネットワークシステムが誤動作することがある。そのため、最終段のスレーブデバイスの下流側データ受信端子の受光部に遮断治具を設け、外部のノイズ光によるノイズ信号の発生を防ぐようにしたものがある。
しかしながら、遮断治具を設けても、受光部に接続されたアナログ回路がノイズを発生することがある。また、最終段のスレーブデバイスの下流側データ受信端子の受光部にIC等を使用し、光のキャリア検出を行ってキャリアが検出できなければデータ生成を行わないようにしたものもある。しかしながら、このようなIC等は高価であったり入手性が良くないものが多い。
さらに、ネットワークシステムのスレーブデバイスは追加・削除されたり経路が変更されることがあることから、最終段となるスレーブデバイスやネットワーク中に含まれるスレーブデバイスのIDはその都度変化する。そのため全てのスレーブデバイスに上記のノイズ対策を行う必要があった。
そこで、本発明は、光のマルチドロップネットワークが形成されたネットワークシステムにおいて、ノードを構成するデバイスの追加・削除および経路変更を自由に行うことが出来る、ネットワークシステム等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点に係るネットワークシステムは、マスターデバイスと複数のスレーブデバイスとが上流側から下流側に向かってシリアルに接続されており、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムであって、
前記スレーブデバイスの各々は、当該ネットワークシステムの立ち上げ時において、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御した後に、上流側に位置するものより順に下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態に制御されることを特徴としている。
前記スレーブデバイスの各々は、当該ネットワークシステムの立ち上げ時において、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御した後に、上流側に位置するものより順に下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態に制御されることを特徴としている。
本発明によると、ネットワークシステムを立ち上げるにあたり、スレーブデバイスの各々が下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に自身を制御した後に、スレーブデバイスの各々は上流側に位置するものより順に下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態に制御され、ネットワークシステムが立ち上げられる。
これにより、最も下流側のスレーブデバイスへの外部ノイズ光の影響によって生ずるシステムの誤動作を防ぐことができる。これにより、システムのノードとなるデバイスの追加・削除・経路変更を容易としつつ、システムの誤動作を防止することができる。
また、本発明の第2の観点に係るネットワークシステムは、マスターデバイスと複数のスレーブデバイスとが上流側から下流側に向かってシリアルに接続されており、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムであって、
前記スレーブデバイスの各々は、当該ネットワークシステムの立ち上げ時において、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御するとともに、前記マスターデバイスより下流側のスレーブデバイスからのデータの受信を指示する制御データを送信されることにより下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態とされ、
マスターデバイスによる各スレーブデバイスへの前記データの受信を指示する制御データの送信が、上流側から下流側に向かって順に行われ、かつ、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能にされた上流側のスレーブデバイスを介して行われることを特徴としている。
前記スレーブデバイスの各々は、当該ネットワークシステムの立ち上げ時において、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御するとともに、前記マスターデバイスより下流側のスレーブデバイスからのデータの受信を指示する制御データを送信されることにより下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態とされ、
マスターデバイスによる各スレーブデバイスへの前記データの受信を指示する制御データの送信が、上流側から下流側に向かって順に行われ、かつ、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能にされた上流側のスレーブデバイスを介して行われることを特徴としている。
本発明によると、ネットワークシステムを立ち上げるにあたり、マスターデバイスがスレーブデバイスの制御を行う。これにより、マスターデバイスは、スレーブデバイスの各々が自身を下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御した後に、スレーブデバイスの各々を、下流側からのデータを受信できるように、上流側から下流側に向かって順に制御する。これにより、ネットワークシステムが立ち上がる。
本発明によると、最も下流側のスレーブデバイスへの外部ノイズ光の影響によって生ずるシステムの誤動作を防ぐことができ、システムのノードとなるデバイスの追加・削除・経路変更を容易にできる。
また、本発明の第3の観点に係るマスターデバイスは、複数のデバイスが上流側から下流側に向かってシリアルに接続され、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークが形成されたネットワークシステムを制御するマスターデバイスであって、
ネットワークシステムの立ち上げ時に、スレーブデバイスの各々が下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御した後に、
前記スレーブデバイスの各々に下流側のスレーブデバイスより送信されたデータの受信を指示する制御データを送信し、
前記スレーブデバイスへの制御データの送信を、上流側から下流側に向かって順に行い、かつ、下流側からのデータの受信を、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能にされた上流側のスレーブデバイスを介して行うことを特徴としている。
ネットワークシステムの立ち上げ時に、スレーブデバイスの各々が下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御した後に、
前記スレーブデバイスの各々に下流側のスレーブデバイスより送信されたデータの受信を指示する制御データを送信し、
前記スレーブデバイスへの制御データの送信を、上流側から下流側に向かって順に行い、かつ、下流側からのデータの受信を、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能にされた上流側のスレーブデバイスを介して行うことを特徴としている。
この発明のマスターデバイスは、ネットワークの立ち上げ時に、スレーブデバイスの制御を行う。該マスターデバイスは、スレーブデバイスの各々が自身を下流側のデバイスからのデータを受信しないよう制御した後に、スレーブデバイスの各々を下流側からのデータを受信できるように、上流側から下流側に向かって順に制御する。これにより、ネットワークシステムが立ち上がる。
これにより、最も下流側のスレーブデバイスへの外部ノイズ光の影響によって生ずるシステムの誤動作を防ぐことができ、システムのノードとなるデバイスの追加・削除・経路変更を容易にできる。
また、本発明の第4の観点に係るスレーブデバイスは、複数のデバイスが上流側から下流側に向かってシリアルに接続され、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムに接続されるスレーブデバイスであって、
該スレーブデバイスの電源オンによって実行されるイニシャライズ処理により、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しないように制御した後に、
ネットワークシステムを制御するマスターデバイスにより、下流側のスレーブデバイスより送信されたデータを受信するように制御されることを特徴としている。
該スレーブデバイスの電源オンによって実行されるイニシャライズ処理により、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しないように制御した後に、
ネットワークシステムを制御するマスターデバイスにより、下流側のスレーブデバイスより送信されたデータを受信するように制御されることを特徴としている。
この発明のスレーブデバイスは、ネットワークの立ち上げ時に、各々が自身を下流側のデバイスからのデータを受信しないよう制御した後に、マスターデバイスにより下流側のデバイスからのデータを受信できるように制御される。これにより、ネットワークシステムが立ち上がる。
これにより、最も下流側のスレーブデバイスへの外部ノイズ光の影響によって生ずるシステムの誤動作を防ぐことができ、システムのノードとなるデバイスの追加・削除・経路変更を容易にできる。
また、本発明の第5の観点に係るネットワークシステムの立ち上げ制御方法は、マスターデバイスと複数のスレーブデバイスとが上流側から下流側に向かってシリアルに接続されており、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークが形成されたネットワークシステムの立ち上げを、
前記スレーブデバイスの各々を、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御する第一の工程と、
前記第一の工程の後に、上流側に位置するスレーブデバイスより順に、下流側のスレーブデバイスから送信されたデータの受信が可能な状態に制御する第二の工程と、によって行うことを特徴としている。
前記スレーブデバイスの各々を、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御する第一の工程と、
前記第一の工程の後に、上流側に位置するスレーブデバイスより順に、下流側のスレーブデバイスから送信されたデータの受信が可能な状態に制御する第二の工程と、によって行うことを特徴としている。
本発明によると、各スレーブデバイスを、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態とした後に、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信を可能な状態に制御し、ネットワークシステムの立ち上げを行う。
これにより、最も下流側のスレーブデバイスへの外部ノイズ光の影響によって生ずるシステムの誤動作を防ぐことができ、システムのノードとなるデバイスの追加を容易にできる。
本発明によると、ネットワークシステムの最終段に設けられるスレーブデバイスへの外部ノイズ光の影響によって生ずるシステムの誤動作を防ぐことができる。これにより、システムのノードとなるデバイスの追加を容易としつつ、システムの誤動作を防止することができる。
本発明の実施の形態について、図1乃至図4に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態であるネットワークシステム10の構成の概略を示すブロック図である。本発明の一実施形態であるネットワークシステムの立ち上げ制御方法は、以下に説明するネットワークシステム10により実施することができる。
ネットワークシステム10は、光のマルチドロップネットワークを形成している。ネットワークシステム10には、マスターデバイス5と第一のスレーブデバイス1と第二のスレーブデバイス2と第三のスレーブデバイス3が接続されている。これらのデバイスの各々がシステム10のノードを形成している。
マスターデバイス5と第一のスレーブデバイス1乃至第三のスレーブデバイス3は順にシリアルに接続されている。マスターデバイス5が最上位(最上流)に位置しており、下位(下流)に向かって、第一のスレーブデバイス1、第二のスレーブデバイス2、第三のスレーブデバイス3の順に接続されている。これらのデバイス1、2、3、5は光ファイバケーブルによって接続されており、光通信によるデータの送受信を行う。
後に説明する各デバイスのデータ受信端子及びデータ送信端子には光電変換素子が設けられている。そして、各デバイスは、他のデバイスより送信されたデータを受信する場合、光信号を電気信号に変換し、デバイス内では主に電気信号が処理される。また、各デバイスは、他のデバイスにデータを送信する場合には電気信号を光信号に変換し、光信号を送信する。
マスターデバイス5は、このネットワーク10を制御するためのメイン制御手段(メインコントローラ)を備えており、このメイン制御手段により各スレーブデバイスの制御を行う。各スレーブデバイス1、2、3は、マスターデバイス5より送信された制御データに基づき制御される。
また、スレーブデバイスの各々は、マスターデバイス5より送信された制御データを受信するとともに、この制御データに基づきスレーブデバイスの状態を制御するためのローカル制御手段(ローカルコントローラ)を備えている。
マスターデバイス5は、第一の受信端子5aと第一の送信端子5bと第二の受信端子5cと第二の送信端子5dを備えている。マスターデバイス5は、第一のスレーブデバイス1より送信されたデータを第一の受信端子5aにより受信する。マスターデバイス5は、第二の送信端子5dにより第一のスレーブデバイス1にデータを送信する。
第一のスレーブデバイス1は、上流側データ受信端子1aと上流側データ送信端子1bと下流側データ受信端子1cと下流側データ送信端子1dを備えている。第一のスレーブデバイス1は、マスターデバイス5より送信されたデータを上流側データ受信端子1aにより受信し、ローカル制御手段にデータを渡す。ローカル制御手段は受け取ったデータを下流側データ送信端子1dに渡し、第二のスレーブデバイス2にデータを送信する。
第一のスレーブデバイス1は、第二のスレーブデバイス2より送信されたデータを下流側データ受信端子1cにより受信し、ローカル制御手段にデータを渡す。ローカル制御手段は、内部の論理により、受け取ったデータを自身の発生するデータとともに上流側データ送信端子1bに渡すか、自身の発生するデータのみを上流側データ送信端子1bに渡す。
第二のスレーブデバイス2は、上流側データ受信端子2aと上流側データ送信端子2bと下流側データ受信端子2cと下流側データ送信端子2dを備えている。第二のスレーブデバイス2は、第一のスレーブデバイス1より送信されたデータを上流側データ受信端子2aにより受信し、ローカル制御手段にデータを渡す。ローカル制御手段は、受け取ったデータを下流側データ送信端子2dに渡し、第三のスレーブデバイス3にデータを送信する。
第二のスレーブデバイス2は、上流側データ送信端子2bより第一のスレーブデバイス1にデータを送信する。第二のスレーブデバイス2は、第三のスレーブデバイス3より送信されたデータを下流側データ受信端子2cにより受信し、ローカル制御手段にデータを渡す。ローカル制御手段は、内部の論理により、受け取ったデータを自身の発生するデータとともに上流側データ送信端子2bに渡すか、自身の発生するデータのみを上流側データ送信端子2bに渡す。
第三のスレーブデバイス3は、上流側データ受信端子3aと上流側データ送信端子3bと下流側データ受信端子3cと下流側データ送信端子3dを備えている。第三のスレーブデバイス3は、第二のスレーブデバイス2より送信されたデータを上流側データ受信端子3aにより受信する。
第三のスレーブデバイス3は、上流側データ送信端子3bより第二のスレーブデバイス2にデータを送信する。第三のスレーブデバイス3は、ネットワーク10において、最終段に設けられる。従って、下流側受信端子3c及び下流側送信端子3dは開放されている。
このネットワークシステム10において、マスターデバイス5が各スレーブデバイス宛に送信したデータは、全てのスレーブデバイスに向かって、上位のスレーブデバイスから下位のスレーブデバイスに順次に伝達される。
例えば、マスターデバイス5が第二のスレーブデバイス2にデータを送信する場合、マスターデバイス5はスレーブデバイス1にデータを送信し、このデータはスレーブデバイス1よりスレーブデバイス2へ送信される。
また、各スレーブデバイスからマスターデバイス5にデータを送信する場合、データの発信元のスレーブデバイスよりマスターデバイス5に向かって、上位のスレーブデバイスへ順次にデータが送信される。
また、スレーブデバイス間でデータを送受信する場合、宛先とするデバイスに向かって、順次に隣のスレーブデバイスにデータが送信される。
マスターデバイス5がスレーブデバイスにデータを送信する場合、宛先とするスレーブデバイスのアドレス(ID)をデータの先頭に付加して送信する。各スレーブデバイスは、アドレスのデータにより、送信されたデータが自己宛のものか否か判断する。そして、各スレーブデバイスは、送信されたデータが自己宛でないと判断すると、このデータを無視し、自己宛であると判断するとこのデータを受信する。
また、スレーブデバイスは、マスターデバイス5より送信されたデータを受信すると、データを受信したことを回答する受信完了データをマスターデバイス5に返信する。マスターデバイス5は、受信完了データの受信により、特定のスレーブデバイス宛に送信したデータが正しく受信されたことを検出する。
ここで、デバイスの内部について、スレーブデバイス2の例により説明する。図2は、スレーブデバイス2の内部の概略を示すブロック図である。受信端子2aには第一の光電変換素子2eが接続され、送信端子2bには第二の光電変換素子2fが接続され、受信端子2cには第三の光電変換素子2gが接続され、送信端子2dには第四の光電変換素子2hが接続されている。
光電変換素子2e、2gは光信号を電気信号に変換する。光電変換素子2f、2hは電気信号を光信号に変換する。光電変換素子2eを出力された信号及び光電変換素子2gを出力された信号は、ローカルコントローラ2jに入力される。コントローラ2jを出力された信号は、光電変換素子2f、2hに入力される。
スレーブデバイス2はローカルコントローラ2jとID回路2lを備えている。ローカルコントローラ2jは、第一の光電変換素子2eの信号を受け取り、受け取った信号のデータを内部で処理するとともに受け取った信号を第二の光電変換素子2fへ出力する。ID回路2lは、たとえばスイッチなどで構成され、スレーブデバイスのアドレス(ID)を決定する。
ローカルコントローラ2jは、第一の光電変換素子2eから受け取った信号のデータを内部で処理するか否かを決定するため受け取った信号のアドレス(ID)とID回路2lのアドレス(ID)が一致するか否か比較し、一致しない場合は信号のデータをコントローラ内部に取り込まない。一方、アドレス(ID)が一致した場合は、受け取った信号のデータをローカルコントローラ2j内に取り込み、データに従った処理を自身の内部、あるいはローカルコントローラに接続された図示されない装置に対して行なう。
ローカルコントローラ2jは、第三の光電変換素子2gの信号の受け取りを制御するスイッチ回路を持っている。スイッチ回路は、ローカルコントローラ2jの論理状態により制御され、後に説明するイニシャライズ処理及び第一の光電変換素子2eから受け取った信号のデータをローカルコントローラ2jが処理しスイッチ回路の制御データであった場合に、第三の光電変換素子2gの受け取った信号をローカルコントローラ2jに取り込み第四の光電変換素子2hへ出力する(受信開始)か否か(受信停止)を決定する。
ローカルコントローラ2jは、第一の光電変換素子2eから受け取った信号のデータをローカルコントローラ2j内に取り込んだ場合には、データが正しく処理できる場合には肯定応答信号を発生し、データが正しく処理できない場合には否定応答信号を発生し、これら応答信号を第四の光電変換素子2hへ出力する。すなわち、第四の光電変換素子2hへ出力される信号は、スイッチ回路の状態によって、ローカルコントローラ2jの応答信号のみが出力される場合と、第三の光電変換素子2gの受け取った信号とローカルコントローラ2jの応答信号の論理和が出力される場合が存在する。
スレーブデバイス2は電源リセット回路2kを備えている。電源リセット回路2kは、スレーブデバイス2の電源の立ち上げ時の電源リセット処理を行う。電源リセット回路2kが電源リセット処理を行うと、ローカルコントローラ2jは、後に説明するイニシャライズ処理を行う。
なお、マスターデバイス5についても、光電変換素子、メインコントローラ、及び電源リセット回路を備えている。そして、マスターデバイス5の受信端子に入力された光信号は、受信端子に接続される光電変換素子により電気信号に変換されメインコントローラに入力され、メインコントローラから出力される電気信号は光電変換素子で光信号に変換されマスターデバイス5の送信端子から送信される。
マスターデバイス5は、スレーブデバイス1、2、3、・・・のアドレス(ID)と、当該アドレス(ID)のスレーブデバイスが応答済みあるいは未応答であることを現すフラグと、を記憶する記憶領域(IDテーブル)を持っている。フラグは、スレーブデバイスがマスターデバイスからの問い合わせに応答したかまたは未応答であるかを、例えば、未応答は値“0”応答済みは値“1”で示すものとする。図3は、マスターデバイス5が有するIDテーブルの一例を示している。
また、コントローラより出力された電気信号は、マスターデバイス5の送信端子に接続される光電変換素子に出力され光信号に変換される。この光信号は、マスターデバイス5の送信端子より出力される。
次に、ネットワークシステム10を立ち上げる動作の例について、図4を参酌しつつ説明する。図4は、ネットワークシステム10の動作の手順を示すフローチャートである。
ネットワークシステム10の電源オン(ステップS1)により、スレーブデバイス1、2、3及びマスターデバイス5の電源がオンされる。そして、マスターデバイス5、スレーブデバイス1、2、3が動作を開始する(ステップS2)。
スレーブデバイス1、2、3の各々は、イニシャライズ処理としてスレーブデバイス1、2、3のローカルコントローラ2jが、第三の光電変換素子2gの信号の受け取りを制御するスイッチ回路を第三の光電変換素子2gの受け取った信号をローカルコントローラ2jに取り込まない論理状態(受信停止)とすることで、下流側受信端子1c、2c、3cに入力されたデータを無視し、受信しない状態に自身を制御する(ステップS3)。このステップS3において、各スレーブデバイス1、2、3の各々は受信端子1c、2c、3cに入力されたデータを受信しないが、スレーブデバイス1はマスターデバイス5への通信が可能な状態とされている。
マスターデバイス5は、動作を開始するとネットワークシステム10に接続されているスレーブデバイスの最終端を確認しつつネットワークの立ち上げ動作を行う。
マスターデバイス5は、IDテーブルに登録されているアドレス(ID)の数(エントリ)を記憶し、IDテーブルの参照位置を表すポインタの値をIDテーブルの先頭番地に設定し、IDテーブルのフラグ内容を全て値“0”にする(ステップS4)。
次に、IDテーブルに登録されているアドレスの数が0であるか否かを確認し(ステップS5)、IDテーブルの数が0でなければ、ポインタの指し示すIDテーブルのフラグの状態を確認する(ステップS6)。フラグが“0”状態でなければ(ステップS6、NO)、当該アドレス(ID)のスレーブデバイスは既に応答したことを確認済みとみなして処理をステップS9へ進める。
一方、フラグが“0”であれば(ステップS6、YES)、当該アドレス(ID)のスレーブデバイスはまだ確認されていないとみなし、ポインタの指し示すIDテーブルの位置に登録されているアドレス(ID)のスレーブデバイスに対してスレーブデバイスが肯定応答信号のみを応答するポーリングデータを送信し(ステップS7)一定時間スレーブデバイスからの応答を待つ(ステップS8)。
ステップS7の後一定時間以内にスレーブデバイスからの応答がない場合(ステップS8、NO)、ポインタの位置がIDテーブルに登録されているアドレス(ID)の最後であるかを確認する。(ステップS9)。そして、最後でなければ(ステップS9、NO)、次に登録されているアドレス(ID)のスレーブデバイスを確認する為ポインタの位置をIDテーブルの次の位置に設定して(ステップS10)、処理をステップS5へ戻す。
一方、ポインタの位置がIDテーブルに登録されているアドレス(ID)の最後であれば(ステップS9、YES)、ポインタの値をIDテーブルの先頭番地に設定するとともに記憶しているアドレスの数を1減算し(ステップS11)、処理をステップS5へ戻す。
ステップS7の後一定時間以内にスレーブデバイスからの応答あった場合(ステップS8、YES)、ポインタ示す位置のフラグにスレーブが応答済みであることを示す値“1”を設定する(ステップS12)。
次にマスターデバイス5は、IDテーブルに登録されているアドレスの数が1であるか否かを確認する(ステップS13)。
IDテーブルに登録されているアドレスの数が1でなければ(ステップS13、NO)、現在応答したスレーブデバイスは、自身に接続されているスレーブデバイスの最終端ではないとみなし、ポインタの指し示すIDテーブルの位置に登録されているアドレス(ID)のスレーブデバイスに対してスレーブデバイスが下流側受信端子からの受信の開始を指示するデータを送信し、スレーブ順位の値を1増加して(ステップS14)、処理をステップS9へ移す。
一方、ステップS13で、IDテーブルに登録されているアドレスの数が1であれば(ステップS13、YES)、現在応答したスレーブデバイスが、自身に接続されているスレーブデバイスの最終端であるとみなし、当該スレーブデバイスを下流側受信端子からの受信を停止した状態(イニシャライズ処理のまま)として処理をステップS9へ移す。
一方、ステップS5でIDテーブルに登録されているアドレスの数が0であれば(ステップS5、YES)、ネットワークシステム10に接続されているスレーブデバイスは他に無いと判断しネットワークの立ち上げを完了する(ステップS15)。
以上に説明したネットワークシステム10によると、ネットワークシステム10の立ち上げ時において、まず、各スレーブデバイス1、2、3を、下位のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態とする。
次に、スレーブデバイス1、2をマスターデバイス5に近い位置から順に下位のデバイスより送信されたデータを受信する状態とし、最終端のスレーブデバイスは下位のデバイスより送信されたデータを受信しない状態として、ネットワークシステム10の立ち上げを完了する。
これにより、スレーブデバイス3への外部ノイズ光の影響によって生ずるシステムの誤動作を防ぐことができる。これにより、ネットワークシステム10のノードとなるデバイスの追加を容易としつつ、ネットワークシステム10の誤動作を防止することができる。
1 第一のスレーブデバイス
1a 上流側データ受信端子
1b 上流側データ送信端子
1c 下流側データ受信端子
1d 下流側データ送信端子
2 第二のスレーブデバイス
2a 上流側データ受信端子
2b 上流側データ送信端子
2c 下流側データ受信端子
2d 下流側データ送信端子
3 第三のスレーブデバイス
3a 上流側データ受信端子
3b 上流側データ送信端子
3c 下流側データ受信端子
3d 下流側データ送信端子
5 マスターデバイス
5a 第一の受信端子
5b 第一の送信端子
5c 第二の受信端子
5d 第二の送信端子
21 ID回路
1a 上流側データ受信端子
1b 上流側データ送信端子
1c 下流側データ受信端子
1d 下流側データ送信端子
2 第二のスレーブデバイス
2a 上流側データ受信端子
2b 上流側データ送信端子
2c 下流側データ受信端子
2d 下流側データ送信端子
3 第三のスレーブデバイス
3a 上流側データ受信端子
3b 上流側データ送信端子
3c 下流側データ受信端子
3d 下流側データ送信端子
5 マスターデバイス
5a 第一の受信端子
5b 第一の送信端子
5c 第二の受信端子
5d 第二の送信端子
21 ID回路
Claims (5)
- マスターデバイスと複数のスレーブデバイスとが上流側から下流側に向かってシリアルに接続されており、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムであって、
前記スレーブデバイスの各々は、当該ネットワークシステムの立ち上げ時において、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御した後に、上流側に位置するものより順に下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態に制御される、ネットワークシステム。 - マスターデバイスと複数のスレーブデバイスとが上流側から下流側に向かってシリアルに接続されており、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムであって、
前記スレーブデバイスの各々は、当該ネットワークシステムの立ち上げ時において、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御し、前記マスターデバイスより下流側のスレーブデバイスからのデータの受信を指示する制御データを送信されることにより、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能な状態とされ、
マスターデバイスによる各スレーブデバイスへの前記データの受信を指示する制御データの送信が、上流側から下流側に向かって順に行われ、かつ、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能にされた上流側のスレーブデバイスを介して行われる、ネットワークシステム。 - 複数のデバイスが上流側から下流側に向かってシリアルに接続され、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムを制御するマスターデバイスであって、
ネットワークシステムの立ち上げ時に、スレーブデバイスが下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御した後に、
前記スレーブデバイスの各々に下流側のスレーブデバイスより送信されたデータの受信を指示する制御データを送信し、
前記スレーブデバイスへの制御データの送信を、上流側から下流側に向かって順に行い、かつ、下流側からのデータの受信を、下流側のスレーブデバイスからのデータの受信が可能にされた上流側のスレーブデバイスを介して行う、マスターデバイス。 - 複数のデバイスが上流側から下流側に向かってシリアルに接続され、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムに接続されるスレーブデバイスであって、
該スレーブデバイスの電源オンによって実行されるイニシャライズ処理により、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しないように制御した後に、
ネットワークシステムを制御するマスターデバイスにより、下流側のスレーブデバイスより送信されたデータを受信するように制御されるスレーブデバイス。 - マスターデバイスと複数のスレーブデバイスとが上流側から下流側に向かってシリアルに接続されており、隣接する前記デバイス間で光通信によりデータを送受信する光のマルチドロップネットワークを形成するネットワークシステムの立ち上げ制御方法であって、
前記スレーブデバイスの各々を、下流側のスレーブデバイスからのデータを受信しない状態に制御する第一の工程と、
前記第一の工程の後に、上流側に位置するスレーブデバイスより順に、下流側のスレーブデバイスから送信されたデータの受信が可能な状態に制御する第二の工程と、を備えるネットワークシステムの立ち上げ制御方法。
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