JP5100626B2 - レイヤ2スイッチ - Google Patents

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Description

この発明は、レイヤ2ネットワークにおける障害経路切替えを行うレイヤ2スイッチに関するものである。
通信ネットワークの一形態として、複数のレイヤ2スイッチでレイヤ2ネットワークを構成する形態は、広く使用されている。レイヤ2ネットワークにおいて経路冗長性を持たせる構成として、一般的にリング状ネットワークが使用される。リング状ネットワークは、複数のレイヤ2スイッチをリング状に接続する構成であり、リング状ネットワークのどこか1箇所が障害により切断されても、残りのネットワークですべてのレイヤ2スイッチが相互に通信継続することが可能である。
リング状ネットワークでは、いずれかのレイヤ2スイッチで論理的にポートを遮断し、ループを回避する必要がある。ループとは、リング状ネットワークでどこにも論理的に遮断されたポートがない状態であり、ループができるとリング状ネットワーク内でデータが周回し、一般にブロードキャストストームと呼ばれる障害状態を引き起こす可能性がある。
ループ回避のためのプロトコルとしては、非特許文献1で規定されるスパニングツリープロトコルが広く使用されている。スパニングツリープロトコルを使用するリング状ネットワークでは、レイヤ2スイッチ間の協調動作により、いずれかのレイヤ2スイッチで論理的にポートを遮断し、ループを回避する。
このように論理的にポートを遮断することをブロッキングと呼び、ブロッキングしているポートをブロッキングポートと呼ぶ。障害によりリングの一部が切断されると、スパニングツリープロトコルの再構成が行われ、ブロッキングポートが解除されてデータ中継を再開する。これにより、ネットワーク内のすべてのレイヤ2スイッチ間の通信が継続される。
また、この後、障害が復旧すれば、やはりスパニングツリープロトコルの再構成が行われ、ブロッキングを解除されていたポートが再びブロッキングされ、ループを回避する状態に戻る。
スパニングツリープロトコルは、メーカ間での相互接続性が高く、異なるメーカのレイヤ2スイッチの混在が可能という利点がある。その一方で、障害回避にかかる時間が1分程度と長く、また、リング状ネットワークを構成するレイヤ2スイッチの台数が推奨最大7台であり、少ないという問題がある。
そこで、こうした問題を解決するためにメーカ独自のループ回避プロトコルを提唱するメーカもある。例えば、特許文献1、あるいは特許文献2で提案されている方式がある。
レイヤ2スイッチは、一般に、受信データの送信元MACアドレスを学習してMACアドレス学習テーブルに記憶し、データ中継を最適化している。このため、障害が発生して迂回経路を作ったとき、あるいはその後、障害が復旧して元の状態に戻ったとき、データの中継経路が変わるため、MACアドレス学習テーブルの内容を破棄する必要が生じる。
特許文献1では、アクティブとなったセカンダリノードがリング内の各ノードに登録削除を指示する登録削除メッセージパケットを送信する。登録削除メッセージパケットを受信したノードは、自ノードの転送テーブルから登録削除メッセージ宛のエントリを削除し、その後、再学習により正常な通信が行われるようになる。
また、特許文献2では、障害を検出したスレーブ装置がMACアドレス学習テーブルのエントリ削除を促すメッセージフレームを他の装置に送信する動作や、マスタ装置がMACアドレス学習テーブルのエントリ削除を促すアドレステーブルフラッシュ指示を管理フレームに格納して送信する動作が示されている。
特開2003−258822号公報(第3〜8頁、図1) 特開2007−174119号公報(第4〜13頁、図1) IEEE802.1D,1998Edition
前述のように、スパニングツリープロトコルの欠点を回避するためにメーカ独自のループ回避プロトコルが提唱されているが、MACアドレス学習内容の破棄が必要な場合に、特許文献1や特許文献2のように、独自のプロトコル処理が必要であるために、例えば他社製のレイヤ2スイッチのように、ループを回避するために固有プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチが混在する環境では、短時間での破棄を期待できないという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、メーカ独自プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチが混在するリング状ネットワークであっても、短時間で障害迂回を可能にするレイヤ2スイッチを得ることを目的としている。
この発明に係わるレイヤ2スイッチにおいては、
リング状ネットワークを構成し、ループを回避するために固有プロトコルで動作するレイヤ2スイッチにおいて、
固有プロトコルで動作せず、所定時間以上に入力が停止したポートで学習していたMACアドレス学習内容を破棄するレイヤ2スイッチがすぐ隣に接続するポートを設定する手段、
及びループを回避するための固有プロトコルで動作する際に、設定されたポートを出力停止させ、所定の継続時間後に出力再開させる手段を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、リング状ネットワークを構成し、ループを回避するために固有プロトコルで動作するレイヤ2スイッチにおいて、
固有プロトコルで動作せず、所定時間以上に入力が停止したポートで学習していたMACアドレス学習内容を破棄するレイヤ2スイッチがすぐ隣に接続するポートを設定する手段、
及びループを回避するための固有プロトコルで動作する際に、設定されたポートを出力停止させ、所定の継続時間後に出力再開させる手段を備えたので、固有プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチも、この発明にかかるレイヤ2スイッチがループを回避するための固有プロトコルで動作する際に、MACアドレス学習内容を破棄することができ、短時間に通信路の迂回を可能にすることができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるリング状ネットワークを示す構成図である。
図1において、複数のレイヤ2スイッチ1〜3、11でリング状ネットワークを構成し、ループ回避プロトコルにより正常にループを回避している状態である。
特殊ノード1、特殊ノード2、特殊ノード3は、メーカ独自のループ回避プロトコル(固有プロトコル)で動作するレイヤ2スイッチであり、一般ノード11は、特殊ノードが実施するループ回避プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチである。
端末A21、端末B22、端末C23は、リング状ネットワークを介して通信を行う端末装置であり、それぞれMACアドレスとしてMAC−A、MAC−B、MAC−Cを持つ。端末A21は、特殊ノード1に接続され、端末B22は、特殊ノード2に接続され、端末C23は、一般ノード11に接続されている。
図1では、特殊ノード3がポート2(P2)で、論理的にポートをブロッキング40しており、ループを回避できている。この状態で端末A21、端末B22、端末C23が相互に通信を行うと、結果として、各ノードの持つMACアドレス学習テーブルは図2に示す内容となる。
図2は、この発明の実施の形態1によるレイヤ2スイッチのMACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。
図2は、図1の状態における、各レイヤ2スイッチのMACアドレス学習テーブルの内容を示している。
図2(a)は、特殊ノード1のMACアドレス学習テーブルの内容で、MAC−A(端末A)がポート3(P3)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート1(P1)の先にいると学習している。
図2(b)は、特殊ノード2のMACアドレス学習テーブルの内容で、MAC−A(端末A)がポート2(P2)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート3(P3)の先にいると学習している。
図2(c)は、特殊ノード3のMACアドレス学習テーブルの内容で、MAC−A(端末A)がポート1(P1)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート1(P1)の先にいると学習している。
図2(d)は、一般ノード11のMACアドレス学習テーブルの内容で、MAC−A(端末A)がポート1(P1)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート1(P1)の先にいると学習している。
図2のMACアドレス学習テーブルの内容にしたがい、例えば端末Aと端末Bは、図1中に正常時通信経路30として示す経路で通信を行うことになる。
図3は、この発明の実施の形態1によるリング状ネットワークの障害が発生した場合の迂回経路を示す説明図である。
図3において、1〜3、11、21〜23は図1におけるものと同一のものである。図3では、特殊ノード1と特殊ノード2の間でケーブルに障害50が発生し、この間での通信はできなくなっている。このため、端末A21と端末B22間の通信は、迂回経路31として示す経路で行われることになる。
特殊ノード1〜3は、メーカ独自のループ回避プロトコル(固有プロトコル)により、この障害を検知し、特殊ノード3は、障害を迂回するためにポート2のブロッキングを解除し、データ中継を可能とする。
図4は、この発明の実施の形態1によるレイヤ2スイッチの内部構成を示す図である。
図4において、プロセッサ部61(出力停止及び出力再開させる手段)は、ポートへの出力停止や出力再開を指示する。送受信部62は、外部装置とパケットの送受信を行う。物理層処理部(PHY)63は、電気信号処理等を行う。パケット交換部64は、受信したパケットの中継先の判定と、判定に従ってパケットを適切な物理層処理部63に送信する処理を行う。
図5は、この発明の実施の形態1によるリング状ネットワークのレイヤ2スイッチのポートを強制的に出力停止した場合を示す説明図である。
図5において、1〜3、11、21〜23、50は図3におけるものと同一のものである。特殊ノード1は、ポート2を出力停止にし、一般ノード11は、相手ポートが出力停止になっているので、ポート1を入力停止し、送受信処理を停止している。
次に、障害発生時の動作について説明する。
図3は、図1のリング状ネットワークにおいて、障害が発生した場合の例を示すもので、特殊ノード1と特殊ノード2の間でケーブルに障害50が発生し、この間での通信はできなくなっている。このため、端末A21と端末B22間の通信は、迂回経路31として示す経路で行われることになる。
特殊ノード1〜3は、メーカ独自のループ回避プロトコルにより、この障害を検知し、特殊ノード3は、障害を迂回するためにポート2のブロッキングを解除し、データ中継を可能とする。
さらに、特殊ノード1〜3は、メーカ独自のループ回避プロトコルにより、それぞれの保有するMACアドレス学習テーブルの内容を破棄し、障害迂回前の古い学習内容を破棄する。
特殊ノード1は、ポート2の先に一般ノード11が接続していることを知っており、特殊ノード3は、ポート1の先に一般ノード11が接続していることを知っている。
なお、特殊ノードに対して、一般ノードと接続しているか否か、接続している場合、どのポートに接続しているかを設定する方法については、すでにレイヤ2スイッチが持つ設定機能(固有プロトコルで動作せず、所定時間以上に入力が停止したポートで学習していたMACアドレス学習内容を破棄するレイヤ2スイッチがすぐ隣に接続するポートを設定する手段)を使用するものとする。
そこで、特殊ノード1は、自身のMACアドレス学習テーブルの内容を破棄するタイミングで、ポート2を強制的に出力停止する。図4は、この出力停止および出力再開に係わる構成を示し、図4において、ポート2を強制的に出力停止する場合、プロセッサ部61は、ポート2に接続する物理層処理部63に出力停止の指示を出す。ポート2の物理層処理部63は、この指示を受け、送受信処理を停止する。
この動作により、一般ノード11ではポート1の入力が停止し、したがって送受信処理を停止することになる。この状態は図5に示されている。
そして、特殊ノード1は、一定時間経過後にポート2を出力再開する。図4では、プロセッサ部61がポート2の物理層処理部63に出力再開の指示を出すことで、ポート2の物理層処理部63は、送受信処理を再開する。
この動作により、一般ノード11では、ポート1が入力再開し、送受信処理を再開することになる。レイヤ2スイッチでは、一般的に、あるポートが入力停止するとそのポートで学習していたMACアドレス学習内容を破棄するようになっている。すなわち、一般ノード11では、ポート1が入力停止したときに、ポート1で学習していたMAC−A、MAC−Bの情報を破棄する。
同様に、特殊ノード3は、自身のMACアドレス学習テーブルの内容を破棄するタイミングで、ポート1を強制的に出力停止し、一定時間経過後、出力再開する。
この動作により、一般ノード11ではポート2が入力停止し、その後入力再開する。その結果、一般ノード11では、ポート2が入力停止したときに、ポート2で学習していたMACアドレス学習内容を破棄しようとするが、図2(d)に示されるように、学習しているアドレスはないため、何もしない。
なお、出力停止状態を一定時間継続する時間は、一般ノードがどのメーカのどの機種であっても入力停止を検知できるように、十分に長い時間としておく。
また、障害が復旧したときも、特殊ノードは同様の動作をし、一般ノードのMACアドレス学習テーブルの内容を破棄させる。
実施の形態1によれば、上記の動作により、一般ノードは、メーカ独自のループ回避プロトコルで動作していなくとも、特殊ノードがMACアドレス学習テーブルを破棄するタイミングでMACアドレス学習内容を破棄できる。
したがって、特殊ノードが通信経路を切り換えるタイミングで、一般ノードにも通信経路の切替を行わせることができ、独自プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチとの混在環境であっても、短時間に障害迂回が可能なものにすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、特殊ノードは、一般ノードと接続するポートを出力停止した後、一定時間待った後に出力再開する。この待ち時間は、一般ノードが入力停止を検知できる程度に長い必要があるが、その一方で、短ければ短い程、通信の復旧が早くなる。
そこで、実施の形態2のレイヤ2スイッチでは、一般ノードがどのポートに接続しているかを設定する場合に、同時に出力停止状態を継続する時間を設定可能とする。
これにより、接続する一般ノードが最短1秒で入力停止を検知できる場合には、1秒と設定し、別の接続する一般ノードが最短2秒必要な場合には2秒と設定することで、接続する一般ノード毎に出力停止の継続状態を最短にすることができる。
実施の形態2によれば、上記の動作により、出力停止状態を常に一定時間継続する必要がなく、ポート毎に最短時間とすることができるので、通信の停止時間を最短にすることができ、障害迂回にかかる時間を短くできる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図6は、この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークを示す構成図である。
図6は、複数のレイヤ2スイッチでリング状ネットワークを構成し、ループ回避プロトコルにより正常にループを回避している状態を示している。
図6において、21〜23、30、40は図1におけるものと同一のものである。特殊ノード4、特殊ノード5、特殊ノード6は、メーカ独自のループ回避プロトコルで動作するレイヤ2スイッチであり、一般ノード12は、特殊ノードの持つメーカ独自ループ回避プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチである。
端末A21、端末B22、端末C23は、リング状ネットワークを介して通信を行う端末装置であり、それぞれIPアドレスとしてIP−A、IP−B、IP−Cを持ち、MACアドレスとしてMAC−A、MAC−B、MAC−Cを持つ。端末A21は、特殊ノード4に接続され、端末B22は、特殊ノード5に接続され、端末C23は、一般ノード12に接続されている。
図6では、特殊ノード6がポート2で論理的にポートをブロッキング40しており、ループを回避できている。この状態で端末A21、端末B22、端末C23が相互に通信を行うと、結果として、各ノードの持つMACアドレス学習テーブルは図7に示す内容となる。
図7は、この発明の実施の形態3によるレイヤ2スイッチのMACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。
図7は、図6の状態における、各レイヤ2スイッチのMACアドレス学習テーブルを示している。
図7(a)は、特殊ノード4のMACアドレス学習テーブルの内容を示し、MAC−A(端末A)がポート3(P3)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート1(P1)の先にいると学習している。
図7(b)は、特殊ノード5のMACアドレス学習テーブルの内容を示し、MAC−A(端末A)がポート2(P2)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート3(P3)の先にいると学習している。
図7(c)は、特殊ノード6のMACアドレス学習テーブルの内容を示し、MAC−A(端末A)がポート1(P1)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート1(P1)の先にいると学習している。
図7(d)は、一般ノード12のMACアドレス学習テーブルの内容を示し、MAC−A(端末A)がポート1(P1)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート1(P1)の先にいると学習している。
図7のMACアドレス学習テーブルの内容にしたがい、例えば端末A21と端末B22は、図6中に正常時通信経路30として示す経路で通信を行うことになる。
IPで通信を行おうとする装置は、IPアドレスとMACアドレス間の対応付けを行うために、ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)リクエストのパケットをネットワーク内に送信する。通信を開始するにあたり、宛先となるIPアドレスに対応するMACアドレスの情報を持たない装置(レイヤ2スイッチ)は、宛先IPアドレスに関するARPリクエストを送信する。
ARPリクエストは、ブロードキャストアドレス宛に送信されるため、ネットワーク内の全装置(レイヤ2スイッチ及び端末)がこのARPリクエストを受信する。宛先IPアドレスを持つ装置は、このARPリクエストを受信して、自身のMACアドレス情報を格納したARPレスポンスをARPリクエストの送信元装置に返送する。このシーケンスにより、レイヤ2スイッチは、宛先IPアドレスに対応するMACアドレスを学習することができる。
上記シーケンスにおいて送信されるARPリクエストは、ネットワーク内の全装置が受信するので、特殊ノード4、特殊ノード5、特殊ノード6も受信することになる。ARPリクエストのパケット内には、ARPリクエストの送信元装置のIPアドレスと、MACアドレスの情報が格納されている。そこで、特殊ノード4、特殊ノード5、特殊ノード6は、ARPリクエストに格納されている、送信元装置のIPアドレスとMACアドレス情報を学習(ARPリクエストを受信した場合に送信元のIPアドレスとMACアドレスの情報を学習する手段)する。この結果、特殊ノード4、特殊ノード5、特殊ノード6のARPテーブルは図8に示す内容となる。
図8は、この発明の実施の形態3によるレイヤ2スイッチのARPテーブルの状態を示す図である。
図8(a)は、IPアドレスとMACアドレス情報を対応付けた特殊ノード4のARPテーブルの状態を示し、IP−AとMAC−Aとが対応し、IP−BとMAC−Bとが対応し、IP−CとMAC−Cとが対応している。
図8(b)は、IPアドレスとMACアドレス情報を対応付けた特殊ノード5のARPテーブルの状態を示し、IP−AとMAC−Aとが対応し、IP−BとMAC−Bとが対応し、IP−CとMAC−Cとが対応している。
図8(c)は、IPアドレスとMACアドレス情報を対応付けた特殊ノード6のARPテーブルの状態を示し、IP−AとMAC−Aとが対応し、IP−BとMAC−Bとが対応し、IP−CとMAC−Cとが対応している。
図9は、この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークの障害が発生した場合の迂回経路を示す説明図である。
図9は、図6のリング状ネットワークにおいて障害が発生した場合の例を示している。
図9において、4〜6、12、21〜23は図6におけるものと同一のものである。特殊ノード4と特殊ノード5の間でケーブルに障害50が発生し、この間での通信はできなくなっている。このため、端末A21と端末B22間の通信は、迂回経路32として示す経路で行われることになる。
特殊ノード4〜6は、メーカ独自のループ回避プロトコルにより、この障害50を検知し、特殊ノード6は、障害50を迂回するためにポート2のブロッキングを解除し、データ中継を可能とする。
図10は、この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークの独自プロトコルにより特殊ノードがMACアドレス学習内容を破棄した直後の、MACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。
図10(a)の特殊ノード4のMACアドレス学習テーブルには何も格納されていない。
図10(b)の特殊ノード5のMACアドレス学習テーブルには何も格納されていない。
図10(c)の特殊ノード6のMACアドレス学習テーブルには何も格納されていない。
図10(d)は、一般ノード12のMACアドレス学習テーブルの内容を示し、MAC−A(端末A)がポート1(P1)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート1(P1)の先にいると学習し、MAC−C(端末C)がポート3(P3)の先にいると学習している。
図11は、この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークの一般ノードがMACアドレスを再学習した直後のMACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。
図11において、一般ノード12は、MACアドレス学習テーブルで、MAC−A(端末A)がポート1(P1)の先にいると学習し、MAC−B(端末B)がポート2(P2)の先にいると学習し、MAC−C(端末C)がポート3(P3)の先にいると学習している。
次に、障害発生時の動作について説明する。
図9は、図6のリング状ネットワークにおいて障害が発生した場合の例を示し、特殊ノード4と特殊ノード5の間でケーブルに障害50が発生し、この間での通信はできなくなっている。このため、端末A21と端末B22間の通信は、迂回経路32に示す経路で行われることになる。
特殊ノード4〜6は、メーカ独自のループ回避プロトコルによりこの障害を検知し、特殊ノード6は、障害を迂回するためにポート2のブロッキングを解除し、データ中継を可能とする。
さらに、特殊ノード4〜6は、メーカ独自のループ回避プロトコルによりMACアドレス学習テーブルの内容を破棄し、障害迂回前の古い学習内容を破棄するようになっている。
この時点での各ノードのMACアドレス学習テーブルの内容を図10に示す。特殊ノード4〜6では、学習内容を破棄しているが、一般ノード12では独自プロトコルを解釈しないので、破棄せずに残っている。このため、現在のネットワークでは、端末B22は、一般ノード12のポート1ではなくポート2の先に存在しているが、一般ノード12は、ポート1の先にいると学習したままとなっており、結果的に誤った学習状態となっている。
特殊ノード4は、自身のMACアドレス学習テーブルの内容を破棄するタイミングで、自身のARPテーブルにあるIPアドレスについて、ARPリクエストを送信する(学習したIPアドレスに関するARPリクエストを送信する手段)。すなわち、図8で特殊ノード4が学習している、IP−A、IP−B、IP−Cの3つについて、ARPリクエストを送信する。ARPリクエストを受信することで、端末A21、端末B22、端末C23は、ARPレスポンスを特殊ノード4宛に返送する。
このとき、端末B22が送信するARPレスポンスは、図9において端末B22から特殊ノード5のポート3→特殊ノード5のポート1→特殊ノード6のポート2→特殊ノード6のポート1→一般ノード12のポート2という経路で一般ノード12に届く。
一般ノード12では、受信したパケットの送信元MACアドレスを再学習するので、端末B22のMACアドレスであるMAC−Bは、ポート2の先にいると再学習する。
この結果、一般ノード12のMACアドレス学習テーブルの内容は、図11に示す内容となる。したがって、この時点で一般ノード12は、端末B22のMACアドレスに関して正しく再学習し、端末A21、端末B22、端末C23のすべてのMACアドレスについて、ネットワーク構成に照らして正しい学習状態となっている。
同様に、特殊ノード5、特殊ノード6も自身のMACアドレス学習テーブルの内容を破棄するタイミングで、自身のARPテーブルにあるIPアドレスについてARPリクエストを送信するが、一般ノード12のMACアドレス学習状態には影響しないため、その動作についての説明は割愛する。
実施の形態3によれば、上記の動作により、一般ノードはメーカ独自のループ回避プロトコルで動作していなくとも、特殊ノードがMACアドレス学習テーブルを破棄するタイミングで、MACアドレス学習内容を正しく再学習できる。
したがって、特殊ノードが通信経路を切り換えるタイミングで、一般ノードにも通信経路の切替を行わせることができ、独自プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチとの混在環境であっても、短時間に障害迂回が可能にすることができる。
実施の形態4.
実施の形態3では、すべての特殊ノードが自身のARP学習内容に基づいてARPリクエストを送信する。この中には、実際には再学習には関係しないARPリクエストも含まれており、レイヤ2スイッチの台数が増えれば、それだけ不要なARPリクエストで無用にネットワークの帯域を浪費することになる。
例えば、図9において、特殊ノード4と特殊ノード5がARPリクエスト送信を行えば、図9のネットワーク構成において障害の発生している箇所を挟んで端から端までARPリクエストが届くため、特殊ノード6によるARPリクエストは不要である。
そこで、実施の形態4のレイヤ2スイッチでは、自身が障害発生箇所に隣接するレイヤ2スイッチであると認識(自身が障害発生箇所に隣接するレイヤ2スイッチであると認識する手段)した場合にのみ、ARPリクエストの送信を行う。自身が障害発生箇所に隣接するか否かの判定手段としては、送受信を実施している状態のポートが入力停止を検知した場合に、障害発生箇所に隣接すると判断する。または、独自プロトコルの中で判別可能であれば、その情報を使用してもよい。
実施の形態4によれば、上記の動作により、障害発生箇所に隣接する特殊ノードのみがARPリクエスト送信を行うようになり、ARPリクエスト送信を行う特殊ノードの台数を最少化でき、レイヤ2ネットワークに無用なトラフィックを流さないようにすることができる。
実施の形態5.
実施の形態4では、障害発生箇所に隣接する特殊ノードは無条件にARPリクエストを送信するため、一般ノードが存在しない場合にもARPリクエストを送信することになる。しかし、一般ノードが存在せず、特殊ノードだけでレイヤ2ネットワークを構成している場合には、独自プロトコルによりMACアドレス学習テーブルの学習内容を破棄するため、ARPリクエストによる再学習は必要ない。
そこで、実施の形態5のレイヤ2スイッチでは、レイヤ2ネットワーク内に一般ノードが存在するか否かをユーザが設定するようにする。
一般ノードが存在しないと設定されている場合には、特殊ノードは、ARPリクエストの送信を行わない。
なお、特殊ノードに対してレイヤ2ネットワーク内に一般ノードが存在するか否かを設定する方法については、すでにレイヤ2スイッチが持つ設定機能(固有プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチが存在するか否かを設定する手段)を使用するものとする。
実施の形態5によれば、上記の動作により、一般ノードが存在しない場合には特殊ノードはARPリクエストを送信せず、したがって、レイヤ2ネットワークに無用なトラフィックを流さないようにすることができる。
この発明の実施の形態1によるリング状ネットワークを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるレイヤ2スイッチのMACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。 この発明の実施の形態1によるリング状ネットワークの障害が発生した場合の迂回経路を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるレイヤ2スイッチの内部構成を示す図である。 この発明の実施の形態1によるリング状ネットワークのレイヤ2スイッチのポートを強制的に出力停止した場合を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークを示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるレイヤ2スイッチのMACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。 この発明の実施の形態3によるレイヤ2スイッチのARPテーブルの状態を示す図である。 この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークの障害が発生した場合の迂回経路を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークの独自プロトコルにより特殊ノードがMACアドレス学習内容を破棄した直後の、MACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。 この発明の実施の形態3によるリング状ネットワークの一般ノードがMACアドレスを再学習した直後のMACアドレス学習テーブルの状態を示す図である。
符号の説明
1〜6 特殊ノード
11、12 一般ノード
21〜23 端末
30 正常時通信経路
31、32 迂回経路
40 ブロッキング
50 障害
61 プロセッサ部
62 送受信部
63 物理層処理部
64 パケット交換部

Claims (5)

  1. リング状ネットワークを構成し、ループを回避するために固有プロトコルで動作するレイヤ2スイッチにおいて、
    上記固有プロトコルで動作せず、所定時間以上に入力が停止したポートで学習していたMACアドレス学習内容を破棄するレイヤ2スイッチがすぐ隣に接続するポートを設定する手段、
    及びループを回避するための固有プロトコルで動作する際に、上記設定されたポートを出力停止させ、所定の継続時間後に出力再開させる手段を備えたことを特徴とするレイヤ2スイッチ。
  2. 上記固有プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチとの間を接続するポートごとに、上記所定の継続時間を設定できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のレイヤ2スイッチ。
  3. リング状ネットワークを構成し、ループを回避するために固有プロトコルで動作するレイヤ2スイッチにおいて、
    ARPリクエストを受信した場合に送信元のIPアドレスとMACアドレスの情報を学習する手段、
    及びループを回避するための固有プロトコルで動作する際に、上記学習したIPアドレスに関するARPリクエストを送信する手段を備え
    上記ARPリクエストを送信する手段は、上記リング状ネットワークに障害が発生した場合に、上記ARPリクエストを送信することを特徴とするレイヤ2スイッチ。
  4. 自身が障害発生箇所に隣接するレイヤ2スイッチであると認識する手段を備え、
    上記認識する手段により上記障害発生箇所に隣接すると認識された場合にのみ、上記ARPリクエストを送信することを特徴とする請求項3に記載のレイヤ2スイッチ。
  5. 上記リング状ネットワーク内に、上記固有プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチが存在するか否かを設定する手段を備え、
    上記固有プロトコルで動作しないレイヤ2スイッチが存在すると設定されていない場合には、上記ARPリクエストを送信しないことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のレイヤ2スイッチ。
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