JP2006127941A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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JP2006127941A
JP2006127941A JP2004315456A JP2004315456A JP2006127941A JP 2006127941 A JP2006127941 A JP 2006127941A JP 2004315456 A JP2004315456 A JP 2004315456A JP 2004315456 A JP2004315456 A JP 2004315456A JP 2006127941 A JP2006127941 A JP 2006127941A
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Yasushi Morimoto
泰史 森本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】器体内部の温度を検知する内部温度センサーの温度により制御部で決定された加熱部の出力を補正すること。
【解決手段】器体内部の温度を検知する内部温度センサー9を設け、温度センサー9が検出する温度が調理容器8の温度と相関関係がない場合においても、調理容器8の温度がユーザが設定した温度に自動温度調節することとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動温度調節機能を有する誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器では、温度センサーにより検知される温度と、ユーザが設定した温度を比較し加熱部の出力を決定し駆動することで、ユーザが設定した調理温度になる自動温度調節機能を実現していた(例えば、特許文献1参照)。
図4〜5は特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図4〜5に示すように、101は外郭を構成する本体で、本体101の上部には調理容器108を載置するトッププレート102を備え、トッププレート102の下部には誘導加熱を行う誘導加熱コイルからなる加熱部103が配置されている。トッププレート102の下部で加熱部103近傍には調理容器108の温度を検知する温度センサー104と、ユーザが調理温度を設定する設定部105と、温度センサー104から受ける温度が設定部105により設定された温度と一致するように加熱部103の出力を決定する制御部106で構成されていた。また温度センサー104を複数設ける場合もあるが、いずれの温度センサー104もトッププレート102あるいは調理容器108の温度を検出するものである。
上記構成の動作を説明する。トッププレート102を介して温度センサー104により調理容器108の温度を検出し、さらにユーザが設定した調理温度と比較し加熱部103の出力を制御部105で決定し駆動することで、ユーザが設定した調理温度になる自動温度調節機能を実現していた。
特許第3006100号公報
しかしながら、前記従来の構成では、温度センサー104により検出された温度と、ユーザが設定した調理温度をそのまま比較し加熱部103の出力を決定していたので、初回の使用時であれば加熱部103により加熱された調理容器108の温度と温度センサー104が検出する温度は相関関係にあるが一方、一度以上加熱に使用された場合、器体及び温度センサー104を含む内部部品の温度が既に上昇しており常温まで低下していないため、新たに加熱を開始した場合は加熱部103により加熱された調理容器108の温度と温度センサー104が検出する温度は相関関係がなくなる現象が生じていた。つまり、温度センサー104が既に一定温度まで上昇しており、加熱開始によりさらに温度が上昇することで温度センサー104が検出する温度は調理容器108の温度より高温傾向になってしまう。そして、温度センサー104が常温まで低下せず高温状態(例えば50℃以上)においては、温度センサー104が真値を検出することが極めて困難なため、結果として精度の良い自動温度調節が困難であるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、器体及び温度センサーを含む内部部品の温度が既に上昇しており常温まで低下していない場合においても、調理容器の温度がユーザが設定した調理温度となる自動温度調節を可能とした誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、外郭を構成する本体と、前記本体の上部に載置したトッププレートと、前記トッププレート上の調理容器を加熱する加熱部と、前記トッププレートの裏面に配置された温度センサーと、調理温度を任意に設定する設定部と、前記温度センサーから受ける温度が前記設定部により設定された温度と一致するように加熱部の出力を決定する制御部と、前記温度センサーの下部にあって器体内部の温度を検知する内部温度センサーと、前記内部温度センサーの温度により前記制御部で決定された加熱部の出力を補正する補正部を設けることで、器体内部の温度を内部温度センサーで検出した温度に対して補正部により加熱部の出力を多段階的に補正を行うため、器体が加熱直後等で温度センサーが高温状態であっても、調理容器の温度が常にユーザが設定した調理温度となる自動温度調節が可能となる。
本発明の誘導加熱調理器は、温度センサーが検出する温度が調理容器の温度と相関関係がない場合においても、調理容器の温度がユーザが設定した温度に自動温度調節することができる。
第1の発明は、外郭を構成する本体と、前記本体の上部に載置したトッププレートと、前記トッププレート上の調理容器を加熱する加熱部と、前記トッププレートの裏面に配置された温度センサーと、調理温度を任意に設定する設定部と、前記温度センサーから受ける温度が前記設定部により設定された温度と一致するように加熱部の出力を決定する制御部と、前記温度センサーの下部にあって器体内部の温度を検知する内部温度センサーと、前記内部温度センサーの温度により前記制御部で決定された加熱部の出力を補正する補正部を設けることで、内部温度センサーで検出した器体内部の温度に対して補正部により加熱部の出力を多段階的に補正を行うため、器体が加熱直後等で温度センサーが高温状態であっても、調理容器の温度がユーザが設定した調理温度となる自動温度調節が可能となる。
第2の発明は、内部温度センサーは制御部等を構成するプリント基板上に配置することで、内部の発熱が多い制御部の温度と器体内部の温度を同時に検知できることで、内部温度センサーで検出した器体内部の温度が一定以上の場合に補正部により加熱部の出力を多段階的に補正を行うため、器体が加熱直後等で温度センサーが高温状態であっても、調理容器の温度が常にユーザが設定した調理温度となる自動温度調節が可能となる。またプリント基板上に内部温度センサーを配置するために、内部温度センサーへの配線を省略することができる。
第3の発明は、内部温度センサーが任意の温度以上になった場合のみ加熱部の出力を補正する補正部を設けることで、器体内部の温度が常温に近く(例えば50℃以下)温度センサー104が検出する温度と調理容器の相関関係がある場合には、温度センサーと設定温度を比較し加熱部の出力を補正を行うことなく決定するため、高精度の自動温度調節が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の外観斜視図、図2は同誘導加熱調理器のブロック図、図3は同加熱調理器の主要断面図を示すものである。
図1〜3において、1は外郭を構成する本体で、本体1の上部には調理容器8を載置するトッププレート2を備え、トッププレート2の下部には誘導加熱を行う誘導加熱コイルからなる加熱部3が配置されている。トッププレート2の下部で加熱部3近傍には調理容器8の温度を検出する温度センサー4を設け、本体1の前面部にはユーザが調理温度を設定する設定部5が配置されている。温度センサー4が検出する温度が設定部5により設定された調理温度と一致するように加熱部3の出力を決定し駆動させる制御部6で構成されている。さらに器体内部の温度を検出する内部温度センサー9を温度センサー4より下方に設け、制御部6で決定された加熱部3の出力を内部温度センサー9の検出温度に応じて補正する補正部を設けている。内部温度センサー9は器体内部もしくは温度センサー4周辺部の温度を測定するものである。また温度センサー4を保持しているホルダー11に内部温度センサー9を取付けることで、内部温度センサー9が温度センサー4周辺部の温度もしくはホルダー11の温度を検出することが可能となる。なおホルダー11の温度は温度センサー4の検出温度に大きく影響をしているため内部温度センサー9で温度を検出することは有効である。また制御部6を構成しているプリント基板6a上に内部温度センサー9を設けても良く、内部温度センサー9は複数設けても良い。これは、制御部6を構成しているプリント基板6a上には、誘導加熱を行う上で必要な高周波電源部等の発熱部品が多く搭載しておりこれらの部品の温度が器体内部の温度に大きく影響しているため、内部温度センサー9の取付け位置としては有効である。また温度センサー4は加熱部3の中央部に配置するのが最も受感が良く、その温度センサー4の下方で50mm以内の位置に内部温度センサー9を設ける方がよい。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、自動温度調節を行う場合、器体内部が常温程度(本実施の形態では50℃以下)の時は、内部温度センサー9の検出温度が所定温度以下(本実施の形態では50℃以下)のため補正部10は機能しない。そのため外部操作により設定部5から設定した任意の調理温度と温度センサー4から受ける温度が一致するように、トッププレート2下部の加熱部3の出力を制御部6で決定し駆動させる。
しかし、一度以上調理等で加熱を行った後で器体内部が高温状態(本実施の形態では50℃以上)で、内部温度センサー9の検出温度が所定温度以上(本実施の形態では50℃以上)の場合は、補正部10により加熱部3の出力を補正する。補正方法は加熱開始時の内部温度センサー9の温度に応じて、温度センサー4の検出温度を任意の温度分減算もしくは加算し最終到達温度を補正する方法と、加熱開始時の内部温度センサー9の温度に応じて、到達温度を設定部5で設定された温度分任意の温度を減算もしくは加算し最終到達温度を補正する方法と、加熱開始時の内部温度センサー9の温度に応じて、制御部6で決定した加熱部3への出力を一定量減算もしくは加算し、加熱部3の出力値を補正方法がある。最終到達温度を補正する方法はあくまで制御部及び補正部内の処理であり、調理容器8の最終到達温度を設定温度にするための補正である。また前記の補正方法以外にも内部温度センサー9の検出温度に応じて、加熱過程や温度検知等の補正を行っても同様の効果を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、器体内部の温度を検知する内部温度センサー9の温度により前記制御部で決定された加熱部の出力を補正することにより、器体が加熱直後等で温度が高い場合など温度センサー4が検出する温度が調理容器8の温度と相関関係がない場合においても、内部温度センサー9の検出温度より補正が行われ、設定温度になる自動温度調節が可能となる。
以上のように、本発明にかかわる誘導加熱調理器は、器体内部の温度を内部温度センサーで検出し、検出した温度が一定以上の場合に補正部により加熱部の出力を多段階的に補正を行うため、器体が加熱直後で温度が高い場合においても、設定温度になる自動温度調節が可能となる構成の加熱調理器の用途として有用である。
本発明の第1の実施の形態を示す外観斜視図 本発明の第1の実施の形態を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態を示す主要断面図 従来例を示す加熱調理器の外観斜視図 従来例を示す加熱調理器のブロック図
符号の説明
1 本体
2 トッププレート
3 加熱部
4 温度センサー
5 設定部
6 制御部
6a プリント基板
8 調理容器
9 内部温度センサー
10 補正部
11 ホルダー

Claims (3)

  1. 外郭を構成する本体と、前記本体の上部に載置したトッププレートと、前記トッププレート上の調理容器を加熱する加熱部と、前記トッププレートの裏面に配置された温度センサーと、調理温度を任意に設定する設定部と、前記温度センサーから受ける温度が前記設定部により設定された温度と一致するように加熱部の出力を決定する制御部と、前記温度センサーの下部にあって器体内部の温度を検知する内部温度センサーと、前記内部温度センサーの温度により前記制御部で決定された加熱部の出力を補正する補正部を設けた誘導加熱調理器。
  2. 内部温度センサーは制御部等を構成するプリント基板上に配置した請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 内部温度センサーが任意の温度以上になった場合のみ加熱部の出力を補正する補正部を設けた請求項1記載の誘導加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007129509A1 (ja) 2006-05-01 2007-11-15 Asahi Glass Company, Limited ガラス製造方法

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