JP2006127597A - Ieee1394シリアルバスに接続される録画装置 - Google Patents

Ieee1394シリアルバスに接続される録画装置 Download PDF

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Abstract

【課題】IEEE1394シリアルバスに接続される録画装置において、タイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合でも、DVテープ中の開始指示位置から終了指示位置までに相当する部分に記録されたストリームデータを確実に記録媒体に録画する。
【解決手段】DVテープ中に、開始指示位置P1又は終了指示位置P3と同じタイムコードを格納した別の部分(P4又はP5の部分)が存在する場合でも、ログテーブルに記憶された各タイムコードに基いて、その時点の巻戻位置が開始指示位置P1と等しいか否かということや、その時点の再生位置が終了指示位置P3と等しいか否かということを正確に判定することができる。これにより、DVテープ中の開始指示位置P1から終了指示位置P3までに相当する部分に記録されたストリームデータを確実に録画することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、IEEE1394シリアルバスを介してDV(Digital Video)カメラと接続可能で、DVカメラから送信されたストリームデータの録画が可能な、HDD(hard disc drive)レコーダ、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、ディジタルVTR(Video Tape Recorder)等の録画装置に関する。
従来、DV(Digital Video)カメラと、HDD(hard disc drive)レコーダ等の録画装置とをIEEE1394シリアルバスを介して接続して、DVカメラ側のDVテープ中のストリームデータを録画装置側の記録媒体に録画(ダビング)する方法において、プログラムダビングと呼ばれるダビング方法がある。このプログラムダビングとは、ユーザが、録画装置側から、DVカメラに再生又は早送り再生を実行させて、DVテープ中のストリームデータの内容をサーチしながら、DVテープ中における録画開始位置と録画終了位置をリモコン等により指示すると、録画装置側のマイクロプロセッサが、指示された録画開始位置と録画終了位置とに相当する部分のタイムコード(以下、開始タイムコード及び終了タイムコードという)を、録画装置内のメモリにプログラムデータとして記憶し、このプログラムデータに基いて、DVカメラを制御して、DVテープ中の録画開始位置から録画終了位置までに相当する部分に記録されたストリームデータを自動的に録画装置側の記録媒体に録画するダビング方法である。
ところが、従来のプログラムダビング機能を有する録画装置では、DVカメラから送信されたストリームデータに含まれるタイムコードと、上記のプログラムデータに含まれる開始タイムコード及び終了タイムコードとを単純に比較して、DVテープ中の録画開始位置と録画終了位置とを判定しているので、下記のような場合には、問題が生じる。すなわち、DVカメラで撮影を行う際に、一本のDVテープを撮影している途中で、録画モードを変更した場合(例えば、録画モードをSPモード(スタンダードモード)からLPモード(ロングモード)に変更した場合)や、画像フェードイン・フェードアウトの処理を行った場合や、DVカメラからDVテープを一旦取り出した場合には、DVテープ中におけるタイムコードが、”0:00”にリセット(0リセット)されてしまうので、DVテープ中に同じタイムコードのストリームデータを記録した複数の部分が発生する。従って、上記のように、DVカメラから送信されたストリームデータに含まれるタイムコードと、プログラムデータに含まれる開始タイムコード及び終了タイムコードとを単純に比較する方法では、DVテープ中の録画開始位置と録画終了位置とを正確に判定することができない。
例えば、ユーザによる録画の開始指示位置と終了指示位置が、図13に示されるような位置である場合には、録画装置側のマイクロプロセッサが、DVテープを終了指示位置から開始指示位置まで巻き戻そうとする。ところが、図に示されるDVテープは、一度0リセットされているため、開始指示位置に相当する部分に格納されたタイムコード(0:05)と同じタイムコードを格納した別の部分(図中のP104の位置に相当する部分)を有している。このため、録画装置側のマイクロプロセッサは、P104の位置が開始指示位置であると誤認識して、DVテープをP104の位置までしか巻き戻さない。従って、ユーザは、DVテープ中のA及びBの部分を録画したかったにも拘わらず、録画装置側に録画されるのは、DVテープ中のDの部分(P104の位置から終了指示位置までの部分)のみとなる。また、ユーザが、図に示されるDVテープにおいて、開始指示位置を上記と同じ位置(タイムコードが0:05の位置)にしたままで、終了指示位置をP104の位置に設定しようとした場合には、開始指示位置に対応したタイムコードと終了指示位置に対応したタイムコードが、同じタイムコード(0:05)になるので、録画装置側のマイクロプロセッサが、このような入力を受け付けないことが多い。
ところで、DVテープ間のダビングシステムの分野において、DVテープに記録されたタイムコードの非連続的な変化点に基いて、ダビング元のDVテープにおけるダビング開始位置を判定することにより、真にユーザが所望する開始位置からダビングを開始することができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、デジタルVTRの分野において、マスタ側のVTRにより再生されたデータを圧縮された状態のままでスレーブ側のVTRにダビングするときに、画像や音声のモニタを行うことができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。けれども、特許文献1及び2に記載された発明では、上記の問題を解決することはできない。
特開2000−353349号公報 特開平8−9320号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、タイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合でも、DVテープ中の開始指示位置から終了指示位置までに相当する部分に記録されたストリームデータを確実に記録媒体に録画することが可能なIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、IEEE1394シリアルバスを介してDV(Digital Video)カメラと接続され、前記DVカメラ及び自機に対する各種指示操作を行うための操作手段と、前記DVカメラとの間で制御用コマンドとその応答信号の送受信、及びストリームデータの送受信を行うためのIEEE1394インタフェースと、前記IEEE1394インタフェースを介して前記DVカメラから受信したストリームデータを記録媒体に録画するための録画手段と、前記DVカメラ内のDVテープ中の再生位置に相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、前記操作手段を用いてユーザにより前記DVカメラ内のDVテープ中のストリームデータの再生又は早送り再生が指示された後に、前記操作手段を用いてユーザにより録画の開始位置と終了位置とが指示されたときに、前記DVカメラ内のDVテープ中における前記録画の開始位置と終了位置とに相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコード(以下、開始タイムコード及び終了タイムコードという)を、前記タイムコード取得手段により取得して記憶するタイムコード記憶手段と、前記操作手段を用いてユーザにより前記DVテープ中のストリームデータのプログラムダビングが指示されたときに、前記タイムコード記憶手段による開始タイムコードと終了タイムコードの記憶処理が終了すると、前記DVテープを、前記開始タイムコードを記録した部分まで巻き戻すように前記DVカメラを制御すると共に、この巻き戻しの完了を検知すると、前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御した上で、このストリームデータを前記IEEE1394インタフェースを介して受信して、受信したストリームデータを前記録画手段により記録媒体に録画するように制御するプログラムダビング制御手段とを備えた録画装置において、前記開始タイムコードと前記終了タイムコードに加えて、前記ストリームデータの再生又は早送り再生のときに前記タイムコード取得手段により取得した、前記DVカメラ内のDVテープ中におけるタイムコードがリセットされた部分とその直前の部分のタイムコードを記憶するログテーブルをさらに備え、前記プログラムダビング制御手段は、前記DVテープを、前記開始タイムコードを記録した部分まで巻き戻すように前記DVカメラを制御する際に、この巻き戻し中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された開始タイムコードと等しい場合でも、前記ログテーブルに記憶された各タイムコードに基いて、その時点の巻き戻し位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の開始位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記巻き戻しを終了するように前記DVカメラを制御すると共に、前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御する際に、この再生中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された終了タイムコードと等しい場合でも、前記ログテーブルに記憶された各タイムコードに基いて、その時点の再生位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の終了位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記DVカメラ及び前記録画手段を停止するように制御するものである。
請求項2の発明は、IEEE1394シリアルバスを介してDV(Digital Video)カメラと接続され、前記DVカメラ及び自機に対する各種指示操作を行うための操作手段と、前記DVカメラとの間で制御用コマンドとその応答信号の送受信、及びストリームデータの送受信を行うためのIEEE1394インタフェースと、前記IEEE1394インタフェースを介して前記DVカメラから受信したストリームデータを記録媒体に録画するための録画手段と、前記DVカメラ内のDVテープ中の再生位置に相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、前記操作手段を用いてユーザにより前記DVカメラ内のDVテープ中のストリームデータの再生又は早送り再生が指示された後に、前記操作手段を用いてユーザにより録画の開始位置と終了位置とが指示されたときに、前記DVカメラ内のDVテープ中における前記録画の開始位置と終了位置とに相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコード(以下、開始タイムコード及び終了タイムコードという)を、前記タイムコード取得手段により取得して記憶するタイムコード記憶手段と、前記操作手段を用いてユーザにより前記DVテープ中のストリームデータのプログラムダビングが指示されたときに、前記タイムコード記憶手段による開始タイムコードと終了タイムコードの記憶処理が終了すると、前記DVテープを巻き戻すように前記DVカメラを制御すると共に、この巻き戻しの完了を検知すると、前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御した上で、このストリームデータを前記IEEE1394インタフェースを介して受信して、受信したストリームデータを前記録画手段により記録媒体に録画するように制御するプログラムダビング制御手段とを備えた録画装置において、前記DVカメラ内のDVテープ中におけるタイムコードがリセットされた部分の情報(以下、リセット情報という)を記憶するリセット情報記憶手段をさらに備え、前記プログラムダビング制御手段は、前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御する際に、この再生中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された終了タイムコードと等しい場合でも、前記リセット情報記憶手段に記憶されたリセット情報に基いて、その時点の再生位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の終了位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記DVカメラ及び前記録画手段を停止するように制御するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置において、前記プログラムダビング制御手段は、前記DVテープを巻き戻すように前記DVカメラを制御する際に、この巻き戻し中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された開始タイムコードと等しければ、前記リセット情報記憶手段に記憶されたリセット情報に基いて、その時点の巻き戻し位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の開始位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記巻き戻しを終了するように前記DVカメラを制御するものである。
請求項1の発明によれば、タイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合であって、DVテープ中に、ユーザにより指示された録画の開始位置(以下、開始指示位置という)に相当する部分に格納されたタイムコードと同じタイムコードを格納した別の部分が存在する場合でも、ログテーブルに記憶された各タイムコードに基いて、その時点の巻き戻し位置が、開始指示位置と等しいか否かを正確に判定することができる。これにより、DVテープを開始指示位置まで巻き戻すことができる。
また、DVテープ中に、ユーザにより指示された録画の終了位置(以下、終了指示位置という)に相当する部分に格納されたタイムコードと同じタイムコードを格納した別の部分が存在する場合でも、ログテーブルに記憶された各タイムコードに基いて、DVテープに記録されたストリームデータを録画している途中に、その時点でDVカメラが再生している位置が、終了指示位置と等しいか否かを正確に判定することができる。これにより、DVテープ中のストリームデータを終了指示位置まで録画することができる。
上記のように、請求項1の発明によれば、DVテープを開始指示位置まで確実に巻き戻した上で、DVテープ中のストリームデータを終了指示位置まで録画することができるので、DVテープ中の開始指示位置から終了指示位置までに相当する部分に記録されたストリームデータを確実に記録媒体に録画することができる。
請求項2の発明によれば、タイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合であって、DVテープ中に、ユーザにより指示された録画の終了位置(以下、終了指示位置という)に相当する部分に格納されたタイムコードと同じタイムコードを格納した別の部分が存在する場合でも、リセット情報記憶手段に記憶されたリセット情報に基いて、DVテープに記録されたストリームデータを録画している途中に、その時点でDVカメラが再生している位置が、終了指示位置と等しいか否かを正確に判定することができる。これにより、DVテープ中のストリームデータを終了指示位置まで録画することができる。
請求項3の発明によれば、上記請求項2の発明において、DVテープの巻き戻し中に取得したタイムコードが、タイムコード記憶手段に記録された開始タイムコードと等しい場合でも、リセット情報記憶手段に記憶されたリセット情報に基いて、その時点の巻き戻し位置が、ユーザにより指示された録画の開始位置と等しいか否かを判定して、等しいと判定された場合に限り、巻き戻しを終了するようにした。これにより、上記請求項1に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。本発明は、IEEE1394シリアルバスを介してDV(Digital Video)カメラと接続可能な録画装置に関するものである。以下の実施形態では、HDD(hard disc drive)レコーダに本発明を適用した場合の例について説明する。なお、以下に記載した実施形態は、本発明を網羅するものではなく、本発明は、下記の形態だけに限定されない。
図1は、第1の実施形態によるHDDレコーダと、このHDDレコーダとIEEE1394シリアルバスを介して接続可能なDVカメラの電気的ブロック構成を示す。このHDDレコーダ10は、IEEE1394シリアルバス50(以下、バスと略す)を介して、DVカメラ30と接続されており、DVカメラ30から受信したストリームデータをハードディスク15に録画することができる。HDDレコーダ10は、装置の各部を制御するためのマイクロプロセッサ11(プログラムダビング制御手段)を備えている。また、HDDレコーダ10は、マイクロプロセッサ11の制御用のプログラムを格納するROM17と、各種の作業用データ等を記憶するためのRAM18と、バス50を介してDVカメラ30等の外部入出力機器との間で制御コマンドやストリームデータ等のデータの送受信を行うためのIEEE1394インタフェース13(以下、インタフェースと略す)とを有している。上記のROM17に格納される制御用のプログラムには、DVテープ中のストリームデータのプログラムダビング処理を記述した命令コードからなるPGダビング処理モジュール7が含まれている。また、上記のRAM18には、上記のPGダビング処理モジュール7が作成した作業用データの一種であるログテーブル8とプログラムデータファイル9(タイムコード記憶手段)とが格納されている。また、HDDレコーダ10は、記録媒体である複数枚のハードディスク15と、これらのハードディスク15に対してデータの記録・読取を行う複数の磁気ヘッド16と、磁気ヘッド16を駆動するヘッド駆動部14と、記録するデータ又は読み出したデータを一時的に保存するバッファメモリ12とを備えている。磁気ヘッド16とヘッド駆動部14とが、請求項における録画手段に相当する。また、マイクロプロセッサ11とインタフェース13とが、請求項におけるタイムコード取得手段に相当する。さらにまた、HDDレコーダ10は、リモコン20(操作手段)から送信された赤外線信号を受信する赤外線信号受信部19を有している。
上記のリモコン20は、各種のキーからなるキー部24と赤外線信号発信部21とを有している。キー部24には、電源キー23、数字入力用のキー25、カーソルキー26、確定キー27に加えて、DVカメラ30側のDVテープからHDDレコーダ10側のハードディスク15へのプログラムダビングを指示するためのメニューを含む各種メニューの表示を指示するためのメニューキー22が配設されている。
また、上記のDVカメラ30は、VTR一体型のDVカメラであり、バス50を介してHDDレコーダ10等との間で制御用コマンドやストリームデータの送受信を行うためのIEEE1394インタフェース37(以下、インタフェースと略す)と、撮像した被写体像をアナログ信号の形で出力するCCD(Charge Coupled Device)31と、CCD31から出力されたアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換部32と、A/D変換部32から送られた画像データを一時的に蓄積する画像メモリ33と、画像メモリ33に蓄積された画像データに対して各種の画像処理を施すマイクロプロセッサ34と、フォーマット変換回路35と、記録再生部36とを備えている。フォーマット変換回路35は、マイクロプロセッサ34による処理後の画像データのストリームデータへのフォーマット変換を行う。記録再生部36は、フォーマット変換回路35から出力されたストリームデータのDVテープへの書き込みや、DVテープに記録されたストリームデータの再生等を行う。また、DVカメラ30は、マイクロプロセッサ34から送られた画像を表示する液晶モニタ38と、操作部39と、各種の制御プログラム等のデータを記憶するROM40と、各種の作業用データ等を記憶するRAM41と、DVテープの始端及び終端を検出するための始端終端検出センサ42とを備えている。
次に、図2のフローチャートを参照して、DVテープからハードディスク15へのプログラムダビング処理時におけるHDDレコーダ10側の処理について説明する。なお、本実施形態におけるプログラムダビングとは、ユーザが、サーチ時に指定したダビングの開始位置と終了位置とに基いて、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11が、DVテープ中のダビング開始位置からダビング終了位置までの部分に記録されたストリームデータを、自動的にハードディスク15に録画する処理のことである。ユーザが、リモコン20を用いて、上記のプログラムダビングを指示した上で、DVカメラ30側のDVテープ内の録画内容をサーチするために、リモコン20を用いて、DVカメラ30側のDVテープの再生を指示すると、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、DVカメラ30に対して再生コマンドを送信して、DVテープ内の録画内容のサーチと、DVカメラ30側から送信されたストリームデータ中のタイムコードが”0:00”になったか否かのチェックを開始する(S1及びS2)。そして、このストリームデータの再生中、又は早送再生中に、ユーザが、DVカメラ30の液晶モニタ38に表示された再生画像を見ながら、リモコン20を用いてダビングの開始位置を指示すると、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、その時点でDVカメラ30から受信しているストリームデータ中のタイムコードを、RAM18内のログテーブル8とプログラムデータファイル9に記憶する(S3)。
上記HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、上記S1で開始した録画内容のサーチを継続している間は、図3中のS13、S15、S17、S22及びS25に示されるように、その時点でDVカメラ30から受信しているストリームデータ中のタイムコードを、順次、HDDレコーダ10内の不図示のバッファに格納する。そして、DVカメラ30側から送信されたストリームデータ中のタイムコードが、”0:00”になると(S4でYES)、この”0:00”のタイムコードと、その直前のタイムコードとを、RAM18内のログテーブル8に記憶する(S5)。次に、ユーザが、DVカメラ30の液晶モニタ38に表示された再生画像を見ながら、リモコン20を用いてダビングの終了位置を指示すると(S6でYES)、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、その時点でDVカメラ30から受信しているストリームデータ中のタイムコードを、RAM18内のログテーブル8とプログラムデータファイル9に記憶した後に(S7)、DVカメラ30に停止コマンドを送信してDVテープの再生を停止させて(S8)、DVテープの巻き戻し処理と、DVテープからハードディスク15へのダビング処理を実行する(S9)。
次に、上記のように、ダビングの開始位置と終了位置とを指示した後におけるログテーブル8とプログラムデータファイル9の内容について、図4乃至図6を参照して説明する。例えば、図4に示されるように、ユーザがダビングの開始位置を指示した時点におけるDVテープ中の再生位置(図4中の開始指示位置P1)が、”0:05”のタイムコードに対応した位置であり、DVテープ中の”0:15”のタイムコードに対応した位置の直後の部分(図4中の0リセット位置P2の部分)が0リセットされており、ユーザがダビングの終了位置を指示した時点におけるDVテープ中の再生位置(図4中の終了指示位置P3)が、”0:06”のタイムコードに対応した位置であるとする。この場合には、図5に示されるように、プログラムデータファイル9内に、開始指示位置P1に対応したタイムコード(”0:05”)と、終了指示位置P3に対応したタイムコード(”0:06”)とが格納される。また、図6に示されるように、ログテーブル8の1行目には、開始指示位置P1に対応したタイムコード(”0:05”)と、DVテープ中の0リセットされる直前のタイムコード(”0:15”)とが格納され、ログテーブル8の2行目には、0リセット位置P2に対応したタイムコード(”0:00”)と、終了指示位置P3に対応したタイムコード(”0:06”)とが格納される。
次に、図7のフローチャートを参照して、上記図2中のS9に示される巻戻・ダビング処理について説明する。ユーザによるダビングの開始位置と終了位置の指示が終了すると、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、図6に示されるログテーブル8に”0:00”のタイムコードが格納されているか否かをチェックする(S31)。そして、ログテーブル8に”0:00”のタイムコードが格納されていない場合には(S31でNO)、プログラムデータファイル9に格納されている、ダビングの開始位置に対応したタイムコードとダビングの終了位置に対応したタイムコードに基いて、通常のプログラミングダビング処理を行う(S32)。この場合に、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、その時点でDVカメラ30から受信したタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの開始位置又は終了位置に対応したタイムコードに等しいか否かを判定することにより、その時点におけるDVテープ中の巻戻位置又は再生位置が、真にユーザが指示したダビングの開始位置又は終了位置に等しいか否かを判別する。
これに対して、ログテーブル8に”0:00”のタイムコードが格納されている場合には(S31でYES)、途中で0リセットされたDVテープがダビング元になるので、上記のように、その時点でDVカメラ30から受信したタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの開始位置又は終了位置に対応したタイムコードに等しいか否かを判定するだけでは、その時点におけるDVテープ中の巻戻位置又は再生位置が、真にユーザが指示したダビングの開始位置又は終了位置に等しいか否かを判別することはできない。そこで、その時点でDVカメラ30から受信したタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの開始位置又は終了位置に対応したタイムコードに等しい場合に、ログテーブル8に格納されている情報に基いて、その時点におけるDVテープ中の巻戻位置又は再生位置が、真にユーザが指示したダビングの開始位置又は終了位置に等しいか否かを判別する。
具体的には、先ず、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11が、ログテーブル8に格納されている(図4中のAの区間及びBの区間の)開始位置のタイムコードと終了位置のタイムコードとに基いて、ダビングの開始位置から終了位置までの録画時間の合計(図4中のA+Bの録画時間:以下、合計録画時間という)を算出する(S33)。そして、DVカメラ30に対して巻戻コマンドを送信して、DVテープの巻き戻しを開始すると共に(S34)、DVカメラ30にタイムコード取得コマンドを送信してタイムコードを取得し、このタイムコードのチェックを開始する(S35)。次に、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、DVカメラ30から送信されたタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの開始位置のタイムコード(図5参照)に等しいか否かをチェックして、等しければ(S36でYES)、巻き戻しの開始位置(図4に示される終了指示位置P3)から現在の巻戻位置までの録画時間の合計が、S33で求めた合計録画時間と等しいか否かをチェックする。そして、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、これらの時間が等しくなければ、現在の巻戻位置が、ユーザにより指示されたダビングの開始位置(図4に示される開始指示位置P1)ではないと判定し、これらの時間が等しければ、現在の巻戻位置が、ユーザにより指示されたダビングの開始位置(図4に示される開始指示位置P1)であると判定して(S37)、DVカメラ30に停止コマンドを送信して、DVテープの巻き戻しを終了する。
次に、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、DVカメラ30に再生コマンドを送信して、上記のダビングの開始位置からDVテープのダビング処理を開始する(S38)。そして、DVカメラ30から送信されたタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの終了位置のタイムコード(図5参照)に等しいか否かをチェックして、等しければ(S39でYES)、ダビングの開始位置(図4に示される開始指示位置P1)から現在の再生位置までの録画時間の合計が、S33で求めた合計録画時間と等しいか否かをチェックする。そして、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、これらの時間が等しくなければ、現在の再生位置が、ユーザにより指示されたダビングの終了位置(図4に示される終了指示位置P3)ではないと判定し、これらの時間が等しければ、現在の再生位置が、ユーザにより指示されたダビングの終了位置(図4に示される終了指示位置P3)であると判定し(S40)、DVカメラ30に停止コマンドを送信して、DVテープの再生を停止させると共に、ハードディスク15への録画を終了させる(S41)。これにより、図4に示されるDVテープ中のDの部分(Aの部分とBの部分を合わせた部分)が、ハードディスク15に録画される。
上記S37に示されるようなダビングの開始位置の判定方法を採用したことにより、例えば、図4に示されるようなタイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合であって、DVテープ中に、ユーザにより指示されたダビングの開始位置(図4に示される開始指示位置P1)のタイムコード(”0:05”)と同じタイムコードを格納した別の部分(図4に示されるP4の位置に相当する部分)が存在する場合でも、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、巻き戻しの開始位置(図4に示される終了指示位置P3)から現在の巻戻位置までの録画時間の合計が、S33で求めた合計録画時間と等しいか否かを判定することにより、その時点の巻き戻し位置が、ユーザにより指示されたダビングの開始位置と等しいか否かを正確に判定することができる。これにより、DVテープを確実にダビングの開始位置まで巻き戻すことができる。
上記S40に示されるようなダビングの終了位置の判定方法を採用したことにより、例えば、図4に示されるようなタイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合であって、DVテープ中に、ユーザにより指示されたダビングの終了位置(図4に示される終了指示位置P3)のタイムコード(”0:06”)と同じタイムコードを格納した別の部分(図4に示されるP5の位置に相当する部分)が存在する場合でも、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、ダビングの開始位置(図4に示される開始指示位置P1)から現在の再生位置までの録画時間の合計が、S33で求めた合計録画時間と等しいか否かを判定することにより、その時点の再生位置が、ユーザにより指示されたダビングの終了位置と等しいか否かを正確に判定することができる。これにより、DVテープ中のストリームデータを終了位置まで録画することができる。
図8は、第2の実施形態によるHDDレコーダと、このHDDレコーダとIEEE1394シリアルバスを介して接続可能なDVカメラの電気的ブロック構成を示す。図において、第1の実施形態と同様な部材には、同じ番号を付している。第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、RAM18内にログテーブル8を有しておらず、RAM18内に0カウンタ61とワークカウンタ62とを有している。第2の実施形態では、これらの0カウンタ61とワークカウンタ62とを用いて、その時点の巻き戻し位置が、ユーザにより指示されたダビングの開始位置と等しいか否かを正確に判定する。また、0カウンタ61とワークカウンタ62とを用いて、その時点の再生位置が、ユーザにより指示されたダビングの終了位置と等しいか否かを正確に判定する。
図9のフローチャートに示されるように、第2の実施形態では、DVテープ内の録画内容のサーチを行う際に(S51)、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11が、DVテープ中のダビング開始位置からダビング終了位置までの部分に、0リセットされた部分(タイムコードが”0:00”の部分)が何箇所あるかをチェックして、0リセットされた箇所の数を0カウンタ61にセットする(S52乃至S58)。
そして、図10のフローチャートに示されるように、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、DVテープの巻き戻しを行う際に、ダビング終了位置からDVテープの巻き戻しを開始して(S74)、ワークカウンタ62の値が上記の0カウンタ61の値と等しくなるまで、巻き戻し中に0リセットされた箇所を検知する度に、ワークカウンタ62に1を加算する(S73乃至S78)。そして、ワークカウンタ62の値が上記の0カウンタ61の値と等しくなってから、DVカメラ30より送信されたタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの開始位置のタイムコード(図5参照)に等しいか否かをチェックする(S79)。
上記のようなダビングの開始位置の判定方法を採用したことにより、例えば、図12に示されるようなタイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合であって、DVテープ中に、ユーザにより指示されたダビングの開始位置(開始指示位置P1)のタイムコード(”0:05”)と同じタイムコードを格納した別の部分(P6及びP7の位置に相当する部分)が存在する場合でも、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、0リセット位置P2−1を過ぎてから、DVカメラ30より送信されたタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの開始位置のタイムコード(図5参照)に等しいか否かをチェックする。これにより、DVテープを確実に開始指示位置P1まで巻き戻すことができる。
また、図11のフローチャートに示されるように、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、DVテープのダビングを行う際に、ユーザにより指示されたダビング開始位置からDVテープのダビング(再生)を開始して、ワークカウンタ62の値が上記の0カウンタ61の値と等しくなるまで、ダビング中に0リセットされた箇所を検知する度に、ワークカウンタ62に1を加算する(S80乃至S84)。そして、ワークカウンタ62の値が上記の0カウンタ61の値と等しくなってから、DVカメラ30より送信されたタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの終了位置のタイムコード(図5参照)に等しいか否かをチェックする(S85)。
上記のようなダビングの終了位置の判定方法を採用したことにより、例えば、図12に示されるようなタイムコードがリセットされたDVテープに記録されたストリームデータをプログラムダビングする場合であって、DVテープ中に、ユーザにより指示されたダビングの終了位置(終了指示位置P3)のタイムコード(”0:06”)と同じタイムコードを格納した別の部分(P8の位置に相当する部分や、0リセット位置P2−2の直前の部分)が存在する場合でも、HDDレコーダ10側のマイクロプロセッサ11は、0リセット位置P2−2を過ぎてから、DVカメラ30より送信されたタイムコードが、プログラムデータファイル9に格納されているダビングの終了位置のタイムコード(図5参照)に等しいか否かをチェックする。これにより、DVテープを確実に終了指示位置P3まで再生してハードディスク15にダビングすることができる。従って、図12に示されるDVテープ中のDの部分(Aの部分とBの部分とCの部分を合わせた部分)が、ハードディスク15に録画される。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の各実施形態では、本発明をHDDレコーダに適用した場合の例について示したが、本発明の適用対象となる録画装置は、これに限られず、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダやディジタルVTR(Video Tape Recorder)等の録画装置であってもよい。また、上記第1の実施形態では、ログテーブル8に格納されたデータに基いて、合計録画時間を求めたが、録画時間を合計しなくても、ログテーブル8に格納された開始位置のタイムコードと終了位置のタイムコードの遷移を辿る方法により、その時点におけるDVテープ中の巻戻位置又は再生位置が、真にユーザが指示したダビングの開始位置又は終了位置に等しいか否かを判別することができる。
本発明の第1の実施形態によるHDDレコーダと、このHDDレコーダに接続されたDVカメラの電気的ブロック構成図。 上記HDDレコーダにおけるプログラムダビング処理のフローチャート。 上記HDDレコーダにおける録画内容のサーチ処理時における、HDDレコーダとDVカメラの間のコマンドの流れを示すタイミングチャート。 上記DVカメラにセットされたDVテープにおける開始指示位置と0リセット位置と終了指示位置の例を示す図。 図1中のプログラムデータファイルの内容を示す図。 図1中のログテーブルの内容を示す図。 図2中の巻戻・ダビング処理のフローチャート。 本発明の第2の実施形態によるHDDレコーダと、このHDDレコーダに接続されたDVカメラの電気的ブロック構成図。 上記HDDレコーダにおけるプログラムダビング処理のフローチャート。 図9中の巻戻・ダビング処理のフローチャート。 図9中の巻戻・ダビング処理のフローチャート。 上記DVカメラにセットされたDVテープにおける開始指示位置と0リセット位置と終了指示位置の例を示す図。 従来のDVカメラにセットされたDVテープにおける開始指示位置と0リセット位置と終了指示位置の例を示す図。
符号の説明
8 ログテーブル
9 プログラムデータファイル(タイムコード記憶手段)
10 HDDレコーダ
11 マイクロプロセッサ(プログラムダビング制御手段、タイムコード取得手段)
13 インタフェース(IEEE1394インタフェース、タイムコード取得手段)
14 ヘッド駆動部(録画手段)
16 磁気ヘッド(録画手段)
20 リモコン(操作手段)
30 DVカメラ
50 IEEE1394シリアルバス
P1 開始指示位置(録画の開始位置)
P3 終了指示位置(録画の終了位置)

Claims (3)

  1. IEEE1394シリアルバスを介してDV(Digital Video)カメラと接続され、
    前記DVカメラ及び自機に対する各種指示操作を行うための操作手段と、
    前記DVカメラとの間で制御用コマンドとその応答信号の送受信、及びストリームデータの送受信を行うためのIEEE1394インタフェースと、
    前記IEEE1394インタフェースを介して前記DVカメラから受信したストリームデータを記録媒体に録画するための録画手段と、
    前記DVカメラ内のDVテープ中の再生位置に相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、
    前記操作手段を用いてユーザにより前記DVカメラ内のDVテープ中のストリームデータの再生又は早送り再生が指示された後に、前記操作手段を用いてユーザにより録画の開始位置と終了位置とが指示されたときに、前記DVカメラ内のDVテープ中における前記録画の開始位置と終了位置とに相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコード(以下、開始タイムコード及び終了タイムコードという)を、前記タイムコード取得手段により取得して記憶するタイムコード記憶手段と、
    前記操作手段を用いてユーザにより前記DVテープ中のストリームデータのプログラムダビングが指示されたときに、前記タイムコード記憶手段による開始タイムコードと終了タイムコードの記憶処理が終了すると、前記DVテープを、前記開始タイムコードを記録した部分まで巻き戻すように前記DVカメラを制御すると共に、この巻き戻しの完了を検知すると、前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御した上で、このストリームデータを前記IEEE1394インタフェースを介して受信して、受信したストリームデータを前記録画手段により記録媒体に録画するように制御するプログラムダビング制御手段とを備えた録画装置において、
    前記開始タイムコードと前記終了タイムコードに加えて、前記ストリームデータの再生又は早送り再生のときに前記タイムコード取得手段により取得した、前記DVカメラ内のDVテープ中におけるタイムコードがリセットされた部分とその直前の部分のタイムコードを記憶するログテーブルをさらに備え、
    前記プログラムダビング制御手段は、
    前記DVテープを、前記開始タイムコードを記録した部分まで巻き戻すように前記DVカメラを制御する際に、この巻き戻し中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された開始タイムコードと等しい場合でも、前記ログテーブルに記憶された各タイムコードに基いて、その時点の巻き戻し位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の開始位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記巻き戻しを終了するように前記DVカメラを制御すると共に、
    前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御する際に、この再生中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された終了タイムコードと等しい場合でも、前記ログテーブルに記憶された各タイムコードに基いて、その時点の再生位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の終了位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記DVカメラ及び前記録画手段を停止するように制御することを特徴とするIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置。
  2. IEEE1394シリアルバスを介してDV(Digital Video)カメラと接続され、
    前記DVカメラ及び自機に対する各種指示操作を行うための操作手段と、
    前記DVカメラとの間で制御用コマンドとその応答信号の送受信、及びストリームデータの送受信を行うためのIEEE1394インタフェースと、
    前記IEEE1394インタフェースを介して前記DVカメラから受信したストリームデータを記録媒体に録画するための録画手段と、
    前記DVカメラ内のDVテープ中の再生位置に相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコードを取得するタイムコード取得手段と、
    前記操作手段を用いてユーザにより前記DVカメラ内のDVテープ中のストリームデータの再生又は早送り再生が指示された後に、前記操作手段を用いてユーザにより録画の開始位置と終了位置とが指示されたときに、前記DVカメラ内のDVテープ中における前記録画の開始位置と終了位置とに相当する部分に記録されたストリームデータのタイムコード(以下、開始タイムコード及び終了タイムコードという)を、前記タイムコード取得手段により取得して記憶するタイムコード記憶手段と、
    前記操作手段を用いてユーザにより前記DVテープ中のストリームデータのプログラムダビングが指示されたときに、前記タイムコード記憶手段による開始タイムコードと終了タイムコードの記憶処理が終了すると、前記DVテープを巻き戻すように前記DVカメラを制御すると共に、この巻き戻しの完了を検知すると、前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御した上で、このストリームデータを前記IEEE1394インタフェースを介して受信して、受信したストリームデータを前記録画手段により記録媒体に録画するように制御するプログラムダビング制御手段とを備えた録画装置において、
    前記DVカメラ内のDVテープ中におけるタイムコードがリセットされた部分の情報(以下、リセット情報という)を記憶するリセット情報記憶手段をさらに備え、
    前記プログラムダビング制御手段は、
    前記DVテープ中における前記開始タイムコードを記録した部分から前記終了タイムコードを記録した部分までに記録されたストリームデータを再生して送信するように前記DVカメラを制御する際に、この再生中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された終了タイムコードと等しい場合でも、前記リセット情報記憶手段に記憶されたリセット情報に基いて、その時点の再生位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の終了位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記DVカメラ及び前記録画手段を停止するように制御することを特徴とするIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置。
  3. 前記プログラムダビング制御手段は、前記DVテープを巻き戻すように前記DVカメラを制御する際に、この巻き戻し中に前記タイムコード取得手段により取得したタイムコードが、前記タイムコード記憶手段に記録された開始タイムコードと等しければ、前記リセット情報記憶手段に記憶されたリセット情報に基いて、その時点の巻き戻し位置が、前記操作手段を用いてユーザにより指示された録画の開始位置と等しいか否かを判定して、この結果、等しいと判定された場合に限り、前記巻き戻しを終了するように前記DVカメラを制御することを特徴とする請求項2に記載のIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置。
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