JP2006126884A - 案件割り当て方法および案件割り当て装置 - Google Patents

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淳子 佐々木
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、顧客から受けた障害、問い合わせ案件について、様々な状況の変化に応じて担当者を再選定することを可能とするシステムを提供することにある。
【解決手段】 前記課題を解決するため、本発明は、監視部114による定期的な監視で得た情報および作業者情報処理部107で受けた作業者状況の変更、案件情報処理部108で受けた案件状況の変更、顧客情報処理部109で受けた顧客情報の変更に応じて作業者選定部113により最適な作業者を再選定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータシステムのサポート業務において、顧客先で発生した障害案件および操作方法などの問い合わせ案件の対応を担当する作業者を決定する案件割り当て方法および案件割り当て装置に関する。
コンピュータ関係のサポートサービス業務において、ある顧客先からシステムに障害が発生したという連絡を受けた場合、障害内容を調査し、障害の原因究明および障害からの復旧を行い、顧客への回答を行う、という一連の作業が発生する。また、コンピュータの操作方法、仕様などについての問い合わせを受け付けた場合、問い合わせの内容についての調査を行い、顧客へ回答を行うという作業が発生する。顧客から受けた案件は、内容によって難易度、優先度が異なるため、複数の作業者の中からこれらの作業を担当する作業者を決定する手段として、通常は、作業者の経歴、得意分野、現在抱えている仕事量などを考慮して、サポートサービス業務を取りまとめる管理者により選定されているのが一般的である。
また、新規の案件への担当者の選定に関しては、自動的に案件を担当する作業者を選定し作業を割り振るシステムを提供するような公知例も存在する。(特許文献1を参照)。
特開2002−215881号公報
上記のような手段により、一旦作業者を決定し、調査、対応を行っていく中で、数々の要因によって案件の状況に変化があらわれる。例えば、顧客状況の悪化などにより、案件自体の優先度が非常に高く変更になることがしばしばある。優先度が高いものに関しては、なるべく抱えている案件の作業量が少ない作業者が対応するのが望ましいが、優先度が変更になった時点で、現担当者の抱えている作業量が少ないとはかぎらない。数多くの案件を抱えている中で、ある案件の優先度が上がることにより、他の案件への対応が滞ってしまうという結果になりかねない。
また、案件の難易度について、案件対応開始時には容易であろうと判断されていたものが実は難しい案件であったということが後に判明したり、調査を進めていくにつれ別の問題に発展していくなどの何らかの事情により、作業者を決定した時点と比べ、難易度があがるということがしばしばある。その際、知識や経験の浅い作業者では対応しきれなくなる。このように、案件の状態に変化が発生した場合には、担当者からの申告、または、管理者の判断により、別の作業者がかわりに対応することが必要になってくる。
また、管理者は人間であり、各作業者の作業量の見積りを誤ることもある。管理者は処理できるであろう作業量の範囲だと思い案件を割り当てても作業者自身にとっては処理しきれないといったこともあり、作業者の処理能力からあふれた作業が滞ってしまい、サポートサービスの品質の低下につながる。
上記のようなケースでは、作業者を再選定し処理を引き継ぐといった作業必要であるが、管理者が作業者を選定するという方法では、管理者が常に各作業者の仕事量、すべての案件についての状態を把握しておく必要があり、煩雑で困難な作業であった。また、特許文献1に示す公報では新規案件時には作業者の割り当てを自動で行うことができるが、案件や顧客、作業者の状況の変化に対応しきれていない。
一方、サポートサービス案件の対応の際には、できる限り迅速に対応することが顧客から求められている。そのため、作業者の知識、経験量、抱えている作業量などが、作業者選定の判断基準として用いられるのが一般的である。しかし、以前同じ顧客を対応したことのある作業者は、顧客のシステムについて熟知しており、ほかの作業者に比べ、知識や経験が劣っていてもその顧客に対応するのに最適だといったケースも実際にはあるが、従来技術では、顧客との相性度については判断基準に取り入れられていなかった。
本発明は上記のように、新規案件への作業者の選定、および、対応中の案件の状況の変化、作業者の状況の変化、顧客の状況の変化が発生した際に最適な作業者を再選定する作業を、効率的に行うことを目的とする案件割り当て装置を提供する。また、実際にサポートを受けた顧客からのフィードバックを、作業者の評価基準として用いることで、顧客により適合した作業者を選定することができる案件割り当て方法を提供する。
上記目的を達成するため、第1の発明は、定期的な情報監視 および 作業者または管理者からの情報入力により、案件状況、作業者状況、顧客状況の変化を案件割り当て装置が検知すると、一旦割り当てた作業者を自動で最適な作業者に選定しなおす手段をことを特徴とする。
第2の発明は、案件を対応する作業者を割り当てる方法において、案件終了時に顧客からのフィードバック情報を取得し、顧客からの評価に相当するポイントを作業者の評価ポイントとして蓄積し、蓄積された評価ポイントを次回の案件発生時に案件の対応を行う作業者を選定する際の判断基準の一つとすることを特徴とする。
より迅速な対応が要求されるサポートサービス業務において、状況の変化に応じて案件への作業者の割り当てを最適化することにより、案件解決までの所要時間を削減することができ、サポートサービスの品質の向上を図ることができる。また、従来管理者が行ってきた、状況に応じた作業者の再選定作業を本装置が行うことにより、管理者の作業負担を軽減することができる。また、顧客からのフィードバック情報を作業者選定の判断基準に加えることにより、提供するサービスへの顧客満足度が向上することが期待できる。
以下、発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1を用いて、本発明のシステム構成を説明する。
図1は、本発明による案件割り当て装置の一実施例の形態を説明するための図である。
本実施例では、ネットワーク115で接続された案件割り当て装置105とブラウザ104を持つコンピュータ装置103で実現されている。案件割り当て装置105は、Webサーバ106と、作業者情報処理部107、案件情報処理部108、顧客情報処理部109、作業者選定部113、監視部114の5つの処理部と、作業者DB110、案件DB111、顧客DB112の3つのデータベースで構成される。
管理者101および作業者102は、コンピュータ装置103上でブラウザ104を介して案件割り当て装置105にアクセスすることにより、作業者情報処理部107、案件情報処理部108、顧客情報処理部109を通じて各種DBへの情報の登録、変更、管理を行うことができる。登録、変更された変更に基づき、作業者選定部113が作業者の選定を行う。また、監視部114は、各種DBの情報を定期的に監視して、各作業者の作業量を調整する。各処理部で行う処理の詳細は、図9から図18を用いて後ほど説明する。
作業者DB110は、作業者の情報を管理するためのデータペースである。図2は、作業者DBの内容の一例を示した図である。作業者DB110は、作業者に対して一意に割り当てられる作業者番号201、作業者の氏名202、作業者が抱えている案件を管理するテーブルである作業キュー203、作業者が過去に対応した案件に対する評価ポイントを格納する履歴ポイント204で構成される。履歴ポイント204は対応した案件のカテゴリごと分けて管理しており、本実施例では、1番目のカテゴリとしてOS205、2番目のカテゴリとしてミドルウェア206、3番目のカテゴリとしてハードウェア207としている。作業キュー203は、作業者が対応している案件番号209、作業者が対応している案件の中での該案件の優先順位208で構成されている作業キューで構成される。
案件DB111は、案件の情報を管理するデータベースである。図3は、案件DBの内容の一例を示した図である。
案件DB111は、案件に対して一意に割り当てられる案件番号301、案件の内容302、案件の状態を示すステータス303、案件の優先度304、案件内容の属するカテゴリ305、案件の難易度306、どの顧客からの依頼であるかを示す顧客番号307、作業者選定部113により案件に割り当てられた作業者を示す作業者番号308、作業者選定部113により案件に作業者を割り当てられる際に作業者全員に対して候補順をつけデータとして格納しておく候補順テーブル309、案件終了時に顧客から得られたフィードバック情報を格納する顧客満足度310から構成されている。
また、候補順テーブル308は、作業者選定部113により各作業者に候補順テーブル内で一意につけられた候補順位311、作業者番号312、作業者の案件を処理するのに適合しているかどうかを示すポイントである、案件適合ポイント313、作業者選定部113が作業者を選定する時点での作業負荷を示す作業負荷ポイント314、過去案件の顧客フィードバック情報から算出した顧客適合ポイント315、作業者が該案件の処理を拒否したかどうかを示す状態316により構成されている。
顧客DB112は、顧客の情報を管理するデータベースである。図4は、顧客DBの内容の一例を示した図である。
顧客DBは、顧客に対して一意に割り当てられる顧客番号401、顧客名402、顧客がサポートサービスを契約している期間をしめす契約期間403、該顧客の案件を担当する作業者を決定する際の判断基準を示す作業者選定基準404にて構成されている。
図5および図6は、候補順テーブル309の案件適合ポイント313を算出する際に用いるレベル判定テーブルおよび案件適合ポイント判定テーブルの例である。
図5のレベル判定テーブルは、履歴ポイント501およびレベル502で構成されている。作業者の履歴ポイント204に登録されているポイントから、案件の属するカテゴリ305に対応する作業者のレベルを判定するための材料として用いる。
図6の案件適合ポイント判定テーブルは、作業者のレベル601、案件の難易度602で構成されている。図5のレベル判定テーブルから算出した作業者のレベルと、案件テーブルの難易度306に登録されている値から、案件に対する適合ポイントを算出されるための材料として用いる。
図7は、候補順テーブル309に格納する作業負荷ポイント314を算出する際に用いる作業負荷判定テーブルの一例である。
図7の作業負荷判定テーブルは、案件の優先度701および案件の難易度702で構成されている。案件テーブルの優先度304と難易度306に登録されている値から、案件の作業負荷ポイントを算出されるための材料として用いる。
図8は、案件への顧客のフィードバック情報が得られた時点で、作業者に与えられる履歴ポイント204を算出する際に用いる評価ポイントテーブルおよび評価係数テーブルの一例である。
図8の評価ポイントテーブルは、案件の難易度801および作業者に与えるポイント802で構成されている。また評価係数テーブルは、顧客満足度803および作業者へ与えられるポイントへの係数804で構成されている。案件の難易度702と顧客満足度310から、案件の作業負荷ポイントを算出されるための材料として用いる。
本実施例では、案件割り当て装置105と、管理者101や作業者102とのやりとりを、Webサーバ106の機能を使用して行っている。
図9は、Webサーバ106が受けた管理者101および作業者102からのリクエストに応じて、案件割り当て装置105が行う処理のフローチャートの一例である。
顧客から新規案件が入ってきた際には、管理者101によって、案件割り当て装置105に新規に案件を登録したいといったリクエストが送られる(ステップ901)。案件割り当て装置105は、案件情報処理部108により、新規案件が入ってきたときに行うべき処理(ステップ902)を行う。処理内容の詳細は、図10を用いて後ほど説明する。
案件の難易度の変更、案件の優先度の変更などといった、案件の状態の変更が発生した際には、管理者101または作業者102により、案件割り当て装置105に案件状況の変更を行いたいというリクエストが送られる(ステップ903)。案件割り当て装置105では、作業者選定部113により案件状況の変更時に行うべき処理(ステップ904)を行う。処理内容の詳細は、図11を用いて後ほど説明する。
作業者は、何らかの理由で案件を処理できなくなってしまい、他の作業者に処理を引き継ぎたいといった状況に陥ることがあり、案件割り当て装置105に対して、案件を拒否するというリクエストを出すことにより、別の作業者に案件を引き継いでもらうことができる。また、本システムでは案件の状況の変更に伴い最適な作業者を再選定するが、一旦調査を始めた案件など、案件の状況が変化の有無に関わらず、自分が最後まで案件の担当を行いたいというリクエストを案件割り当て装置105に対して出すことにより、案件の担当者の再設定を防ぐことができる。これらのような、作業者102による、作業者状況変更のリクエストが送られると(ステップ905)、案件割り当て装置105は、作業者情報処理部107によりリクエストに応じた処理(ステップ906)を行う。処理内容の詳細は、図12を用いて後ほど説明する。
顧客に関連する状況の変化および情報の登録を行う際には、管理者101によって、案件割り当て装置105に顧客情報の変更を行いたいというリクエストが送られる(ステップ907)。案件割り当て装置105は、顧客情報処理部109により、顧客の状況の変更時に行うべき処理(ステップ908)を行う。処理内容の詳細は、図13を用いて後ほど説明する。
図10は、新規に案件が発生したときに行われる処理のフローチャートの一例であり、図9のステップ902にあたる。
まず、管理者101から新規案件登録リクエストを受け付けた案件割り当て装置105は、ブラウザ104に、新規案件の情報を登録する画面を表示させる(ステップ1001)。管理者101は、顧客から電話、電子メール、FAXなどの手段により得られた案件内容、案件の属するカテゴリ、案件の優先度、難易度、顧客番号などを入力し、そのデータを案件割り当て装置105に送信する(ステップ1002)。案件情報処理部108は、新規に案件番号を採番して、受信したデータと共に図3に示す案件DBに登録する(ステップ1003)。その際には、まだ担当する作業者が決まっていないため、作業者番号308、候補順テーブル309には何も入力されない。次に、登録した案件DBのレコード内容や、作業者の状況より、案件を担当する作業者を決定する(ステップ1004)。ステップ1004の作業者を決定する処理についての詳細は、図15を用いて後ほど説明する。次に、決定した作業者に対応する、作業者テーブルの作業キュー203の一番最後に案件のデータを追加する(ステップ1005)。決定した作業者の作業キューの並べ替えを行い(ステップ1006)、処理を終了する。ステップ1006の作業キューの並べ替え処理の詳細については、図18を用いて後ほど説明する。
図11は、案件の状況に変更が発生したときに行われる処理のフローチャートの一例であり、図9のステップ904にあたる。
まず、管理者101からの案件状況変更リクエストを受け付けた案件割り当て装置105は、ブラウザ104に、案件の情報変更を行うための画面を表示させる(ステップ1101)。管理者101は、ステップ1101にて表示された画面から、状況の変更を行う案件番号の選択、および、変更したい内容を入力し、案件割り当て装置105に送信し(ステップ1102)、案件割り当て装置105は、受信したデータを図3に示す案件DBに登録する(ステップ1103)。案件割り当て装置105は、案件DBのステータス303を参照し占有状態かどうかを判定する(ステップ1104)。もし「占有作業中」となっていた場合は、作業者の変更を行わずに処理を終了する。また、「占有作業中」でなければ、案件を担当する作業者の変更を行う(ステップ1105)。ステップ1105の作業者を決定する処理についての詳細は、後の図15を用いて後ほど説明する。次に、案件割り当て装置105は、変更前の作業者に対応する、作業者テーブルの作業キュー203から、案件状況の変更を行った案件のデータを削除し(ステップ1106)、変更後の作業者に対応する作業者テーブルの作業キュー203の一番最後に案件のデータを追加し(ステップ1107)、変更後の作業者の作業キュー203の並べ替えを行い(ステップ1106)処理を終了する。作業キューの並べ替え処理の詳細については、図18を用いて後ほど説明する。
図12は、案件対応に関する作業者の状況の変更が発生したときに行われる処理のフローチャートの一例であり、図9のステップ906にあたる。
まず、作業者102からの作業者状況変更リクエストを受け付けた案件割り当て装置105は、ブラウザ104に、作業者の案件状況の変更を行うための画面を表示させる(ステップ1201)。作業者102は、ステップ1201にて表示された画面から、状況の変更を行う案件番号を選択し、行いたい変更処理の種別を入力し、案件割り当て装置105に送信する(ステップ1202)。ステップ1202で入力する案件の変更処理の種別により案件割り当て装置105の処理が異なり、案件を拒否/放棄したい場合(ステップ1203)、案件を占有状態にする場合(ステップ1209)、案件の対応を終了する場合(ステップ1211)に分けられる。
ステップ1204からステップ1208は、変更種別が「案件の拒否」であった場合の処理であるが、「案件の拒否」とは、案件割り当て装置105によって作業を割り振られたが、スケジュールの都合などで対応することができないといった場合や、案件の対応中に作業者が何らか事情で該案件を処理できない状況に陥った場合などの理由により、案件の作業担当者であることを放棄するケースをいう。ステップ1204で案件DBの候補者テーブル309の当該作業者のレコードの状態316に「拒否」と設定し、ステップ1205で新しい作業者の選定処理を行う。作業者の選定処理の詳細については、図15を用いて後ほど説明する。案件割り当て装置105は、案件を拒否した作業者に対応する作業者テーブルの作業キュー203から、拒否した案件のデータを削除し(ステップ1206)、新しい作業者に対応する作業者テーブルの作業キュー203の一番最後に案件のデータを追加し(ステップ1207)、新しい作業者の作業キュー203の並べ替えを行い(ステップ1208)、処理を終了する。ステップ1208の作業キューの並べ替え処理の詳細については、図18を用いて後ほど説明する。
ステップ1210は、変更種別が「案件の占有」であった場合の処理である。「案件の占有」とは、案件状況の変更などの場合に案件割り当て装置105による作業者の再選定を防ぐために作業者によってステータス情報を設定するケースである。ステップ1210で案件のステータス303を「占有作業中」として処理を終了する。
ステップ1212からステップ1214は、変更種別が「案件の対応終了」であった場合の処理である。「案件の対応終了」とは、案件に対する調査、調査報告を行い、顧客からの調査終了の了承が得られた時点で、作業者が案件割り当て装置105に対して、案件の対応が終了したことを申告するケースである。管理者により顧客からのフィードバック情報が入力されるまでの間は、ステータス情報を「顧客満足度入力待ち」としておくものである。ステップ1212でステータス情報を変更した後、作業者の作業キューから、調査を終了した案件のデータを削除し(ステップ1213)、さらに、案件テーブルの候補者テーブル309を削除する(ステップ1214)。
図13は、顧客の情報が変更になった場合に行われる処理のフローチャートの一例であり、図9のステップ908にあたる。
まず、管理者101からのリクエストを受け付けた案件割り当て装置105は、ブラウザ104に、顧客情報の変更を受け付けるための画面を表示させる(ステップ1301)。管理者101は、ステップ1301にて表示された画面から、状況の変更を行いたい変更処理の種別を入力し、案件割り当て装置105に送信する(ステップ1302)。変更処理の種別を判定し(ステップ1303)、管理者が顧客からのフィードバック情報を入力したい場合は、ステップ1304に進み、それ以外ならステップ1309に進む。ステップ1304では、管理者101が顧客フィードバックを入力するための画面をブラウザ104に表示させる。管理者101による顧客フィードバック情報の入力が行われたら(ステップ1305)、入力された内容を案件DBに登録し(ステップ1306)、作業者テーブルの履歴ポイント204に加算する評価ポイントを計算し、作業者DBの履歴ポイント204のうち案件の属するカテゴリの履歴ポイントに加算する(ステップ1307)。評価ポイントの計算方法の一例を具体的に示すと、図8の評価ポイントテーブルから、案件の難易度に対応するポイントを求め、図8の評価係数テーブルから、顧客から得られた顧客満足度に対応する係数をかけあわせるといった方法がある。案件DBのステータス303を「終了」に変更して(ステップ1308)、処理を終了する。
ステップ1309から1311は、顧客フィードバック以外の情報の変更の場合である。まず顧客情報変更画面をブラウザに表示させ(ステップ1309)、管理者101により変更したい情報が入力されたら(ステップ1310)、入力されたデータを顧客DBに登録して(ステップ1311)、処理を終了する。顧客フィードバック以外の情報の具体例としては、図4の顧客テーブルに格納する、契約期間403、担当する作業者を決定する際の判断基準を示す選択基準404などの情報があげられる。
監視部114は、一番作業負荷の高い作業者が抱えている案件を別の作業者に引き継ぐという処理を定期的に行う。図14は、監視部114により、定期的に行われる処理内容の一例を示すフローチャートである。この処理を行う時間の間隔は、自由に設定できるものとする。
まず、作業者DB110に登録されている全員の作業者について、作業者が抱えている案件の作業負荷ポイントを算出する(ステップ1401、1402)。ステップ1402における作業者の作業負荷ポイントの算出方法の一例としては、作業キューに登録されている全案件について、図17に示すように作業負荷判定テーブルを用い案件の難易度と作業者のレベルから案件の作業負荷ポイントを算出し、全案件の作業負荷ポイントの和を作業者の作業負荷ポイントとするという方法がある。
次にステップ1401、ステップ1402で算出した全作業者の作業負荷ポイントのうち一番高いポイントをもつ作業者を作業者Xとし、作業者Xの作業キューの一番最後の案件を案件Yとする(1405)。
案件Yを担当する作業者の変更を行い(ステップ1405)、変更前の作業者に対応する、作業者テーブルの作業キュー203から、案件Yのデータを削除し(ステップ1406)、変更後の作業者に対応する作業者テーブルの作業キュー203の一番最後に案件のデータを追加し(ステップ1407)、変更後の作業者の作業キュー203の並べ替えを行い(ステップ1406)、処理を終了する。
ステップ1405の案件Yの作業者変更処理の詳細については図15を用いて、作業キューの並べ替え処理の詳細については図18を用いて後ほど説明する。
図15は、新規案件登録時の作業者の決定処理(ステップ1004)、案件の情報に変更があり現作業者が作業を続行できなくなった場合に新しい作業者を決定する際の処理(ステップ1105)、作業者状況の変更が行われた際に新しい作業者を決定する際の処理(ステップ1205)、監視部114により作業負荷が一番高い作業者の案件を別の作業者に変更する処理(ステップ1405)についての詳細の一例を示すフローチャートである。
全作業者に対して(ステップ1501)、作業者の案件適合ポイント(ステップ1502)、作業者の現在抱えている作業量を作業負荷ポイント(ステップ1503)、案件DBから作業者が過去に対応した案件の顧客満足度に応じた顧客適合ポイント(ステップ1504)を算出する。
ステップ1502における案件適合ポイントの算出方法の一例としては、図16に示すように作業者テーブルに格納されている履歴ポイントの値とレベル判定テーブルから作業者のレベルを算出し、案件適合ポイント判定テーブルを用い、案件の難易度と作業者のレベルから案件適合ポイントを算出するという方法がある。ステップ1503における作業者の作業負荷ポイントの算出方法の一例としては、作業キューに登録されている全案件について、図17に示すように作業負荷判定テーブルを用い案件の難易度と作業者のレベルから案件の作業負荷ポイントを算出し、全案件の作業負荷ポイントの和を作業者の作業負荷ポイントとするという方法がある。ステップ1504における顧客適合ポイントの算出方法の一例としては、案件DBから作業者が過去に概顧客の対応をした案件のレコードを抽出し、各案件に対して顧客満足度がAなら1、Bなら0、Cなら-1というようなポイント付けをしし、抽出した全レコードのポイントの和を顧客適合ポイントとするという方法がある。
ステップ1502からステップ1504にて算出された各ポイントを、それぞれ案件テーブルの候補者テーブル309の案件適合ポイント313、作業負荷ポイント314、顧客適合ポイント315に登録する(ステップ1505)。全作業員分の候補順テーブルへのデータ登録を行ったら次のステップに進む。
顧客DBに登録されている作業者選定基準404により、1501から1505で作成した作業候補順テーブルを並べ替え(ステップ1506)、テーブルの先頭から候補順位を設定し(ステップ1507)、状態が「拒否」となっていない作業者のうち候補順位が一番高い作業者を案件の担当者に決定する(ステップ1508)。
図18は、ステップ1006、ステップ1108、ステップ1208、ステップ1406における作業者の作業キューの並べ替えについての詳細の一例を示すフローチャートである。
まず、作業者の作業キュー203にある各案件の作業負荷ポイントを算出し(ステップ1801)、作業負荷ポイントの高い順に作業キューをソートする(ステップ1802)。案件の作業負荷ポイントの算出方法の一例としては、図17に示すように作業負荷判定テーブルを用い、案件の難易度と作業者のレベルから案件の作業負荷ポイントを算出するという方法がある。
本発明のシステム全体の構成図である。 作業者DBの内容を示したデータ構造図である。 案件DBの内容を示したデータ構造図である。 顧客DBの内容を示したデータ構造図である。 レベル判定テーブルの一例を示したサンプルである。 案件適合ポイント判定テーブルの一例を示したサンプルである。 作業負荷判定テーブルの一例を示したサンプルである。 評価ポイントテーブルおよび評価係数テーブルの一例を示したサンプルである。 システム全体の処理の流れを示すフローチャートである。 管理者が新規に案件を登録する際の処理の流れを示すフローチャートである。 案件の状況変更が発生した際の処理の流れを示すフローチャートである。 作業者の状況変更が発生した際の処理の流れを示すフローチャートである。 顧客の情報を登録する際の処理の流れを示すフローチャートである。 定期的に行われる処理の流れを示すフローチャートである。 作業者を選定する処理の流れを示すフローチャートである。 案件適合ポイントの算出の一例を示した図である。 案件の作業負荷ポイントの算出の一例を示した図である。 作業キューの並べ替えの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
101…管理者、102…作業者、103…コンピュータ装置、104…ブラウザ、105…案件割り当て装置(サーバ)、106…Webサーバ、107…作業者情報処理部、108…案件情報処理部、109…顧客情報処理部、110…作業者DB、111…案件DB、112…顧客DB、113…作業者選定部、114…監視部、115…ネットワーク。

Claims (2)

  1. 顧客から受けた障害、問い合わせなどの案件の担当者を選定する案件割り当て装置において、定期的な情報監視 および 作業者または管理者からの情報入力により、案件状況、作業者状況、顧客状況の変化を検知した際に、一旦割り当てた作業者を自動で最適な作業者に選定しなおす手段を持つことを特徴とする案件割り当て装置。
  2. 案件終了時に顧客からのフィードバック情報を取得し、顧客からの評価に相当するポイントを作業者の評価ポイントとして蓄積し、蓄積された評価ポイントを次回の案件発生時に案件の対応を行う作業者を選定する際の判断基準の一つとすることを特徴とする案件割り当て方法。
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