JP2006126431A - 露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法 - Google Patents

露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006126431A
JP2006126431A JP2004313741A JP2004313741A JP2006126431A JP 2006126431 A JP2006126431 A JP 2006126431A JP 2004313741 A JP2004313741 A JP 2004313741A JP 2004313741 A JP2004313741 A JP 2004313741A JP 2006126431 A JP2006126431 A JP 2006126431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
wiring
dummy
exposure
wiring pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004313741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4768980B2 (ja
Inventor
Seiji Matsuura
誠司 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2004313741A priority Critical patent/JP4768980B2/ja
Publication of JP2006126431A publication Critical patent/JP2006126431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4768980B2 publication Critical patent/JP4768980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【目的】 配線シュリンクを軽減することを目的とし、さらには、デフォーカスの影響を軽減することを目的とする。
【構成】 配線パターン102と、前記配線パターン102の長手方向の端部から所定の距離αを設けて配置されたダミーパターン104と、を備えたことを特徴とする。そして、前記ダミーパターン104が所定の距離αを設けて配置される前記配線パターン102の長手方向の端部の位置は、別の露光用マスクにおいてビアパターンが配置される位置であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置の製造工程において用いる露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法に係り、特に、光リソグラフィによって、配線パターンを形成する際のフォトマスクおよびそのマスクデータの発生方法に関する。
図30は、多層配線構造を説明するための半導体装置の断面図である。
ASIC、ロジックデバイス等の半導体装置の配線部分は、図30に示すように、基体210上の第1の配線層には、配線501が形成され、その他の部分を絶縁膜502が覆っている。そして、第2の配線層には、同様に、配線505が形成され、その他の部分を絶縁膜508が覆っている。第1の配線層と第2の配線層との間には、ビア層が形成され、ビア層には、配線501と配線505とを接続するビア503が形成される。すなわち、半導体装置の配線部分は、かかる配線層とビアとの繰り返し積層より構成される。
かかる配線パターンとビアパターンは、露光用マスクを用いたリソグラフィ工程により形成される。
図31は、配線パターンが形成された露光用マスクの一部を示す図である。
図31において、露光用マスクは、ガラス基板上に、露光光が透過する配線パターン112を残して、クロム(Cr)等を遮光膜101として成膜することにより形成される。
図32は、ビアパターンが形成された露光用マスクの一部を示す図である。
図32において、露光用マスクは、ガラス基板上に、露光光が透過するビアパターン203を残して、クロム(Cr)等を遮光膜201として成膜することにより形成される。
そして、例えば、配線パターンの直上にビアパターンを形成する場合には、レジスト膜が塗布された基板に図31に示す露光用マスクを用いて露光を行い、現像、エッチング等のリソグラフィ処理を行なうことで配線層を形成する。そして、配線層の上に、所定の膜を成膜し、その上に塗布されたレジスト膜に図32に示す露光用マスクを用いて露光を行い、現像、エッチング等のリソグラフィ処理を行なうことでビア層を形成する。
かかる配線とこれに対応するビアは一定以下の電気抵抗で、即ち或る程度の接触面積を保った状態で積層されている必要がある。
近年のデザインルール微細化にともない、ウェハ上レジストパターンがマスクパターン通りに形成されないことは最早広く知られている。
図33は、ウェハ上に転写された配線パターンを示す図である。
図33に示すように、例えば、図31に示すマスクを用いて、レジスト301が塗布されたウェハ上に配線パターンを露光転写すると、配線層レジストパターン312の端部において、必要な長さが得られず、配線長が短くなってしまう配線層レジストパターンの長手方向シュリンク(以下、配線シュリンク)314が生じてしまう。かかる配線層レジストパターン312により形成された配線上にビアを形成していくことになる。
図34は、ウェハ上に転写されたビアパターンを示す図である。
図34に示すように、例えば、図32に示すマスクを用いて、レジスト401が塗布されたウェハ上にビアパターンを露光転写することにより、ビア層レジストパターン403が、点線で示す本来必要な配線パターン404の端部に合うように形成される。
図35は、配線とビアとの接続を説明するための半導体装置の断面図である。
配線シュリンク314によって、図35に示すように、絶縁膜502上に形成される配線511と、配線511と絶縁膜514上に形成されるビア503とが、Hの距離において接触せず、配線511とこれに対応するビア503の接触面積が減少し、電気抵抗が増大ないし絶縁状態となり、配線性能に重大な影響が生じてしまう。実際の配線シュリンク量については後述するが、何ら対策をしない場合には、接触面積ゼロとなってしまう程のものとなる。
かかる配線シュリンクの原因としては光近接効果、デフォーカス、アライメント誤差、マスク作製誤差、等が挙げられる。このうち光近接効果対策としてOPC(Optical Proximity Correction:光近接効果補正)が盛んに検討されている。
図36は、光近接効果補正した露光用マスクの一例の一部を示す図である。
図36に示す露光用マスクでは、配線パターン602となるマスクパターンを延長するエクステンション法によりかかる配線シュリンクの解決を図ろうとする。
図37は、光近接効果補正した露光用マスクの他の一例の一部を示す図である。
図37に示す露光用マスクでは、配線パターン702となるマスクパターンのエッジ704を太らせるハンマーヘッド法によりかかる配線シュリンクの解決を図ろうとする。その他、セリフ、ハット等により解決を図ろうとする例もある。
その他、配線パターンにおける配線シュリンクの解決ではないが、ホールパターンについて、その近くにダミーパターンを配置する技術が文献に開示されている(例えば、特許文献1、2参照)
特開2002−122976号公報 特開2004−22850号公報
これら従来法によるOPCの難点としては、配線シュリンク量は一般に、自身および周囲の配線幅、配線長に強く依存するため、補正量の計算が非常に複雑になること、また、マスク作製コストが高騰することが挙げられる。また、配線シュリンクは多くの場合においてフォーカスマージンを制約するが、従来法によりOPCではデフォーカスの影響を軽減するものではない。
本発明は、上述した問題点を克服し、配線シュリンクを軽減することを目的とし、さらには、デフォーカスの影響を軽減することを目的とする。
本発明の露光用マスクは、
配線パターンと、
前記配線パターンの長手方向の端部から所定の距離を設けて配置されたダミーパターンと、
を備えたことを特徴とする。
前記配線パターンの長手方向の端部から所定の距離を設けてダミーパターンを配置することにより、前記配線パターンの長手方向の端部におけるパターン面積密度を向上させることができる。パターン面積密度を向上させることにより近接効果補正を行なうことができる。パターン面積密度を向上させることにより近接効果補正を行なうことができるので、配線シュリンク量を軽減することができる。
そして、前記ダミーパターンが所定の距離を設けて配置される前記配線パターンの長手方向の端部の位置は、別の露光用マスクにおいてビアパターンが配置される位置であることを特徴とする。
配線パターンの長手方向の端部が、ビアパターンが配置される位置であることから、配線パターンとビアとの接触面積を向上させることができる。配線パターンとビアとの接触面積を向上させることので、電気抵抗の増大を抑制することができる。さらには、絶縁状態を回避することができる。
さらに、本発明における前記ダミーパターンは、前記配線パターンを基板に露光転写する場合に、解像しない大きさに形成されることを特徴とする。
前記ダミーパターンが、解像されないことにより、ウェハ等の基板に余計なパターンを形成しないようにすることができる。余計なパターンを形成しないようにすることができるので、他の配線層やビア層とのショート等を防止することができる。
さらに、本発明における前記ダミーパターンは、矩形ホール状に形成され、各辺が、前記配線パターンの幅寸法以上の寸法になるように形成されたことを特徴とする。
後述するように、前記ダミーパターンの各辺が、前記配線パターンの幅寸法以上の寸法になるように形成されたことにより、より配線シュリンク量を低減することができる。さらには、フォーカスマージンをより多くすることができる。
かかる前記ダミーパターンの各辺の大きさとして、前記各辺が、前記配線パターンの幅寸法の1.3倍以内の寸法になるように形成されると特に有効である。
また、本発明における前記ダミーパターンは、前記ダミーパターンの端部と前記配線パターンの前記端部とが、前記配線パターンの幅寸法の±40%以内の距離を設けて配置されると特に有効である。
さらに、本発明における前記配線パターンにおいて、前記端部が、長手方向に所望する位置よりも伸ばした位置に配置されるように形成することを特徴とする。
前記ダミーパターンと端部を長手方向に伸ばすエクステンション法とを組み合わせることにより、さらに、配線シュリンク量を低減することができる。
本発明の配線層マスクのパターン設計方法は、
配線パターンを配置する配線パターン配置工程と、
前記配線パターンに接続することになるビアパターンを前期配線パターン上に配置するビアパターン配置工程と、
前記ビアパターンを配線層のダミーパターンとして所定の距離移動させるビアパターン移動工程と、
を備えたことを特徴とする。
後述するように、前記配線パターンに接続することになるビアパターンを用いて、ダミーパターンを形成することにより、配線シュリンクを低減するための適切な補正量を得ることができる。
そして、本発明における前記マスクパターン設計方法は、さらに、前記ビアパターン配置工程の後、前記ビアパターンの大きさを変更する大きさ変更工程を備えたことを特徴とする。
ダミーパターンとなる前記ビアパターンの大きさを変更することで、配線シュリンクを低減するためのより適切な補正量を得ることができる。
また、本発明における前記マスクパターン設計方法は、さらに、前記ビアパターン配置工程の後、前記ビアパターンの形状を変更する形状変更工程を備えたことを特徴とする。
ダミーパターンとなる前記ビアパターンの形状を変更する形状変更工程を備えたことで、必要に応じて、より適切な補正量を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、デフォーカスの影響を軽減しながら、配線シュリンク量を低減することができる。配線シュリンク量を低減することができるので、配線とビアとの接触面積を大きくすることができ、配線抵抗の増大を抑制することができる。
実施の形態1.
実施の形態1では、配線パターン端から一定の距離を空けて矩形の開口パターン(以下、ダミーパターン)が設けることにより配線シュリンク量を軽減する。
図1は、実施の形態1における露光用マスクの一部を示す図である。
図1(b)に示すように、配線層の露光用フォトマスク100は、ガラス基板110にクロム(Cr)等の遮光膜101で遮光部分が覆われている。図1(a)に示すように、露光用フォトマスク100は、配線幅αの配線パターン102が配線ピッチ2αで配列されている。かかる配線パターン102の長手方向の先に1辺が配線幅と同じαで形成される矩形ホール状のダミーパターン104のエッジが配線パターン102の端部エッジからαの距離を置いて配置されている。各配線パターン102の端部の先にダミーパターン104を配置することによりパターンの面積密度を大きくすることができる。その結果、配線シュリンクを軽減することができる。
図2は、配線パターンとビアパターンとの位置関係を示した図である。
上述したように、半導体装置の配線部分は、かかる配線層とビアとの繰り返し積層より構成される。図2には、かかる場合の配線パターン102とビアパターン106との位置関係を示している。
本実施の形態1におけるダミーパターンの発生方法を説明する。本実施の形態1の特徴は、その最終目的が配線とこれに対応するビアとの接触面積を保つことであるから、ビア層のマスクデータからダミーパターンを発生させることである。
図3は、配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。
配線層の露光用フォトマスクのパターンの設計方法は、配線パターン配置工程(S302)、ビアパターン配置工程(S304)、ビアパターン移動工程(S306)という一連の工程を実施する。
図4は、図3のフローチャートに対応する工程説明図である。
図4(a)において、配線パターン配置工程として、配線層の露光用フォトマスクの配線パターンデータを配置する。
図4(b)において、ビアパターン配置工程として、配線パターンに接続する直上或いは直下のビアパターンのデータを配線パターン上に重ねるように配置する。
図4(c)において、ビアパターン移動工程として、前記ビアパターンを配線層のダミーパターンとして所定の距離移動させる。かかるダミーパターンが形成されたパターンデータを配線層の露光用フォトマスクのパターンデータとして、露光用フォトマスク100を製造する。
後述するように、前記配線パターンに接続することになるビアパターンを用いて、該配線パターンに対応するビア近傍に、同ビア層のデータから所定のアルゴリズムにより発生させ、配線層のデータに加えることで、開口パターンとなるダミーパターンを形成することにより、配線シュリンクを低減するための適切な補正量を得ることができる。また、移動距離は、配線間ピッチに等しい2αが望ましい。配線間ピッチにあわせることにより、露光条件を配線層形成用の条件に合わせることができる。
そして、ウェハ等の基板に配線層とビア層とを形成していくことになる。ビアパターンには、図32に示す露光用マスクに形成されたビアパターン106を用いる。そして、配線パターンの直上或いは直下にビアパターンを形成する場合、ここでは、従来の図31で説明した露光用フォトマスクの代わりに図1に示す露光用フォトマスク100を用いてレジスト膜が塗布された基板に露光を行い、現像、エッチング等のリソグラフィ処理を行なうことで配線層を形成する。そして、配線層の上に、所定の膜を成膜し、その上に塗布されたレジスト膜に図32に示す露光用マスクを用いて露光を行い、現像、エッチング等のリソグラフィ処理を行なうことでビア層を形成すればよい。
図5は、露光装置の構成を説明するための概念図である。
露光用フォトマスク100を投影露光装置に設置する。図5では、この実施の形態による光リソグラフィ露光技術概念を示している。図5に示すように、露光光源22から発する露光光が、レンズ23を透過してミラー25で反射され、露光用フォトマスク100を透過し、露光投影系レンズ24に入射する。そして、この露光投影系レンズ24の内部で収束され、ウェハ200上のフォトレジストに露光される。ビアパターンの露光も同様にしておこなえばよい。
図6は、ウェハ上に転写された配線パターンを示す図である。
図6に示すように、図1に示すフォトマスク100を用いて、レジスト301が塗布されたウェハ上に配線パターンを露光転写すると、配線層レジストパターン302の端部において、配線層レジストパターンの長手方向の配線シュリンク304が形成されるが、図33に示す従来よりも配線シュリンク量を軽減することができる。かかる配線層レジストパターン312により形成された配線上にビアを形成していくことになる。すなわち、図32に示すマスクを用いて、レジストが塗布されたウェハ上にビアパターンを露光転写することにより、ビア層レジストパターンが、本来必要な配線パターン404の端部に合うように形成される。
図7は、配線とビアとの接続を説明するための半導体装置の断面図である。
配線シュリンク304によって、図35に示すように、絶縁膜502上に形成される配線501と、配線501と絶縁膜504上に形成されるビア503とが、Hの距離において接触していないが、図35におけるHの距離と比べて短くなり、配線501とこれに対応するビア503の接触面積の減少を抑制し、配線とこれに対応するビアの接触面積は充分に保たれ、良好な電気特性を維持することができる。よって、電気抵抗が増大を抑制し、絶縁状態は回避することができる。
本実施の形態1の具体的効果を説明する。十分な長さを有する配線幅70nmで1:1配線(ピッチ140nm)をFエキシマレーザー(波長 157.6nm)、NA=0.8、σ=0.85輪帯照明(輪帯率3/4)で基板上に露光する場合を想定して、空間像シミュレーションを行った結果を説明する。
図8は、従来のフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。
図8では、配線パターンをX方向に、パターン端をX=0に合わせて示した。ここで、完全透過部の光量は1に規格化されており、配線端から十分離れた箇所で、解像されて所望の寸法(=70nm)を与える光量(光強度閾値,Ithで表記)は0.38となる。
図9は、図8においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。
図9には、デフォーカスさせた場合(デフォーカス量が、0,+0.03,…,+0.21μmの場合)も合わせて示した。グラフにおいて、デフォーカス量を大きくすることにより曲線の振幅が小さくなる。先の光強度閾値Ith(=0.38)でスライスすることによって、配線シュリンク量を見積もることができる。図9よりベストフォーカスおよびデフォーカス+0.21μmにおける配線シュリンク量はそれぞれ44nm,70nmにものぼることがわかる。
次に本実施の形態1におけるフォトマスク100を用いた場合を説明する。フォトマスク100は、ここでは、一例として、配線パターン端から70nm離れた位置に一辺70nmのダミーパターンを設けた場合について説明する。
図10は、本実施の形態1におけるフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。
図10でも、図8と同様、配線パターンをX方向に、パターン端をX=0に合わせて示した。配線端から十分離れた箇所で、解像されて所望の寸法(=70nm)を与える光量(光強度閾値,Ithで表記)が0.38となることも同様である。
図11は、図10においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。
図11でも、図9と同様、デフォーカスさせた場合(デフォーカス量が、0,+0.03,…,+0.21μmの場合)も合わせて示した。図11に示すように、先の光強度閾値Ith(=0.38)でスライスすることによって、ベストフォーカスおよびデフォーカス+0.21μmにおける配線シュリンク量はそれぞれ37nm,52nmと見積もられる。すなわち、ベストフォーカスおよびデフォーカス+0.21μmにおける配線シュリンク量を従来よりも軽減することができることがわかる。
一方、図11に示すように、ダミーパターンが位置するX〜105nmで光強度はピークを与えるが、光強度閾値Ith(=0.38)より十分小さいため、ダミーパターンがウェハ上に転写する恐れは無い。
図12は、配線シュリンク量のフォーカス特性を従来例の場合と実施の形態1の場合とで比較して示した図である。
図12に示すように、本実施の形態1によって7nmから17nmの配線シュリンク改善効果が認められるとともに、デフォーカス量の違いによる配線シュリンク量の変化が小さく、特にデフォーカスの影響が緩和されることがわかる。したがって、デフォーカスの影響を軽減することにより、フォーカスマージンをより広くとることができ、露光制御性を向上させ、ひいては露光精度を向上させることができる。
図13は、配線シュリンク量と配線・ビア接触面積(配線シュリンクが全く無い場合との割合)の関係を示す図である。
露光転写された70nm配線パターンの端部と70nmビアパターンとはともに、ウェハ上で円状に開口する。アライメント誤差等の要因を除いて考えると、配線・ビア接触面積は二つの円の重なり部分として与えられる。簡単な計算によると、配線シュリンク量と配線・ビア接触面積(配線シュリンクが全く無い場合との割合)の関係は図13のように与えられる。図12に示した配線シュリンク量より、ベストフォーカスおよびデフォーカス+0.21μmにおける配線・ビア接触面積は、従来例ではそれぞれ26%,0%であったのに対し、本実施の形態1ではそれぞれ36%,15%に向上することがわかる。
ここで、図3におけるビアパターン移動工程(S306)について、別の移動手法を説明する。
図14は、ビアパターン移動工程におけるフローチャートを示す図である。
図15は、図14のフローチャートに対応する工程説明図である。
ここでは、図15(a)に示す3本の配線パターンのうち、真ん中の配線パターン用にダミーパターンを発生させる場合について説明する。
S1402において、図15(a)に示すビアパターンが配線パターン上に配置された状態から、図15(b)に示すように、ビア層と直上ないし直下の配線層のパターンエッジ(設計値)同士の距離がゼロである場合に、ビア層のパターンエッジを外側に所定値Aシフトさせる。
S1404において、シフト後のビア層パターンエッジと該配線層の最小距離が所定値B未満かどうか判断する。ここでは、図15(b)に示すように、4辺とも拡大されたビアパターンの1辺(配線パターン側の辺)は、配線パターンと接触しているので、ビア層パターンエッジと該配線層の最小距離が所定値B未満であることがわかる。
S1406において、ビア層パターンエッジと該配線層の最小距離が所定値B未満である場合に、図15(c)に示すように、ビアパターンの配線パターン側の3辺であるビア層の対向パターンエッジを内側に所定値Aシフトさせる。
S1408において、図15(d)に示すように、最終ステップとして、移動したビアパターンをダミーパターンとして、作成した新規データを該配線層に移動し、該配線層用のマスクデータとする。
以上のステップにより本実施例で適用されるべき配線層フォトマスクのデータを発生させ、配線層マスクのパターンを設計することができる。ここで所定値Aの目安は該配線層の最小ピッチ程度、Bの目安は該配線層の最小ピッチの半分程度が望ましい。
以上のように、前記配線パターンに接続することになるビアパターンを用いて、配線層フォトマスクにおいてウェハに転写しない程度のサイズを有する矩形開口パターンを配線パターン端に対向して設けることにより、配線シュリンクを低減するための適切な補正量を得ることができ、その結果、配線パターンとこれに対応するビアパターンとの接触面積ひいては電気特性を維持することができる。上記パターンは該配線パターンに対応するビア近傍に、同ビア層のデータから所定のアルゴリズムにより発生させる。なお言うまでもなく、ダミーパターンの発生方法は上記に限定されるものではない。
実施の形態2.
ダミーパターンサイズを配線線幅(設計値)から変化させた場合、ダミーパターンを縮小することで、ダミーパターン転写のリスクは減少する。逆にダミーパターンを拡大することで、配線シュリンク量は大幅に減少する。
実際の運用においては、ダミーパターンサイズの縮小、拡大どちらの可能性も大いに考えられるが、本実施の形態2ではダミー拡大の場合について説明する。
図16は、実施の形態2における露光用マスクの一部を示す図である。
図16に示すように、配線層の露光用フォトマスク100は、ガラス基板110にクロム(Cr)等の遮光膜101で遮光部分が覆われている。図16に示すように、露光用フォトマスク100は、配線幅αの配線パターン102が配線ピッチ2αで配列されている。かかる配線パターン102の長手方向の先に1辺が配線幅αより2β大きいα+2βで形成される矩形ホール状のダミーパターン108のエッジが配線パターン102の端部エッジからα−βの距離を置いて配置されている。各配線パターン102の端部の先にダミーパターン108を配置することにより、パターンの面積密度をより大きくすることができる。その結果、配線シュリンクをさらに軽減することができる。
図17は、配線パターンとビアパターンとの位置関係を示した図である。
上述したように、半導体装置の配線部分は、かかる配線層とビアとの繰り返し積層より構成される。図17には、かかる場合の配線パターン102とビアパターン106との位置関係を示している。
図18は、実施の形態2における配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。
配線層の露光用フォトマスクのパターンの設計方法は、配線パターン配置工程(S302)、ビアパターン配置工程(S304)、ビアパターン移動工程(S306)という一連の工程に、さらに、ビアパターン大きさ変更工程(S1802)を実施する。すなわち、ビアパターン移動工程により移動させた後、中心位置をそのままに外側に向かって寸法βだけ広げることによりダミーパターンを大きくする。
本実施の形態2の具体的効果を説明する。十分な長さを有する配線幅70nmで1:1配線(ピッチ140nm)をFエキシマレーザー(波長 157.6nm)、NA=0.8、σ=0.85輪帯照明(輪帯率3/4)で基板上に露光する場合を想定して、空間像シミュレーションを行った結果を説明する。
ここでは、一例として配線パターン端から70nm離れた位置に一辺90nmのダミーパターンを設けた場合について説明する。
図19は、本実施の形態2におけるフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。
図19でも、図8と同様、配線パターンをX方向に、パターン端をX=0に合わせて示した。配線端から十分離れた箇所で、解像されて所望の寸法(=70nm)を与える光量(光強度閾値,Ithで表記)が0.38となることも同様である。
図20は、図19においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。
図20でも、図9と同様、デフォーカスさせた場合(デフォーカス量が、0,+0.03,…,+0.21μmの場合)も合わせて示した。図20に示すように、先の光強度閾値Ith(=0.38)でスライスすることによって、ベストフォーカスおよびデフォーカス+0.21μmにおける配線シュリンク量はそれぞれ32nm,39nmと見積もられる。一方、ダミーパターンが位置するX〜105nmで光強度はピークを与えるが、光強度閾値Ith(=0.38)よりも低いため、オーバー露光としなければダミーパターンがウェハ上に転写する恐れは無い。
図21は、配線シュリンク量のフォーカス特性を従来例と実施例2で比較して示した図である。
図21に示すように、本実施の形態2によって12nmから30nmの配線シュリンク改善効果が認められるとともに、特にデフォーカスの影響が著しく緩和されることがわかる。更にこれらの配線シュリンク量を図13に示した配線・ビア接触面積に換算すると、ベストフォーカスおよびデフォーカス+0.21μmにおける配線・ビア接触面積(配線シュリンクが全く無い場合との割合)はそれぞれ44%,33%に向上することがわかる。
図22は、逆に、ダミーパターンサイズを小さくした場合のフォトマスクの一部を示す図である。
図22に示すように、配線層の露光用フォトマスク100は、ガラス基板110にクロム(Cr)等の遮光膜101で遮光部分が覆われている。図22に示すように、露光用フォトマスク100は、配線幅αの配線パターン102が配線ピッチ2αで配列されている。かかる配線パターン102の長手方向の先に1辺が配線幅αより2β小さいα−2βで形成される矩形ホール状のダミーパターン109のエッジが配線パターン102の端部エッジからα+βの距離を置いて配置されている。各配線パターン102の端部の先にダミーパターン109を配置することにより、従来に比べパターンの面積密度をより大きくすることができる。その結果、配線シュリンクを軽減することができる。
上述したように、ダミーパターンサイズを配線線幅(設計値)から変化させた場合、ダミーパターンを縮小することで、ダミーパターン転写のリスクは減少する。逆にダミーパターンを拡大することで、配線シュリンク量は大幅に減少する。ダミーパターンの縮小拡大サイズは、配線幅の±30%以内にすることが望ましい。かかる範囲にすることで、配線シュリンク量を減少させることができる。したがって、前記各辺が、前記配線パターンの幅寸法の1.3倍以内の寸法になるように形成されると転写されずに配線シュリンク量を大きく減少させることができ、特に有効である。かかるダミーパターンの縮小拡大に伴い、ダミーパターンは、ダミーパターンの端部と前記配線パターンの端部とが、前記配線パターンの幅寸法の±40%以内の距離を設けて配置されることになり、同様に、配線シュリンク量を減少させることができ、有効である。
実施の形態3.
実施の形態3では、配線長を設計値から延長させた(エクステンションさせた)場合を示している。
図23は、実施の形態3における露光用マスクの一部を示す図である。
図23に示すように、配線層の露光用フォトマスク100は、ガラス基板110にクロム(Cr)等の遮光膜101で遮光部分が覆われている。図23に示すように、露光用フォトマスク100は、配線幅αの配線パターン102が配線ピッチ2αで配列されている。かかる配線パターン102の長手方向の先に1辺が配線幅と同じαで形成される矩形ホール状のダミーパターン104のエッジが配線パターン102の本来の端部エッジからαの距離を置いて配置されている。ここでは、配線パターン102を本来の端部エッジからさらに距離r延長させた配線パターンを形成する。エクステンションを設けることにより、配線シュリンク量は大幅に減少する。実施の形態3では、エクステンション法と実施の形態1とを組み合わせることにより、ベストフォーカスにおける配線シュリンク量を低減できるだけでなく、従来、エクステンション法だけではできなかったデフォーカスの影響を軽減できることが特徴である。
以下、本実施の形態3の具体的効果を説明する。十分な長さを有する配線幅70nmで1:1配線(ピッチ140nm)をFエキシマレーザー(波長 157.6nm)、NA=0.8、σ=0.85輪帯照明(輪帯率3/4)で基板上に露光する場合を想定して、空間像シミュレーションを行った結果を説明する。
ここでは、一例として配線パターン端から85nm離れた位置に一辺70nmのダミーパターンを設けた上で+40nmのエクステンションを設けた場合について説明する。このとき配線パターン端とダミーパターンとの間隔は45nmとなる。
図24は、本実施の形態3におけるフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。
図24でも、図8と同様、配線パターンをX方向に、パターン端をX=0に合わせて示した。配線端から十分離れた箇所で、解像されて所望の寸法(=70nm)を与える光量(光強度閾値,Ithで表記)が0.38となることも同様である。
図25は、図24においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。
図25でも、図9と同様、デフォーカスさせた場合(デフォーカス量が、0,+0.03,…,+0.21μmの場合)も合わせて示した。図25に示すように、先の光強度閾値Ith(=0.38)でスライスすることによって、デフォーカス+0.21μmにおける配線シュリンク量でもわずかに9nmと見積もられる。一方、ダミーパターンが位置するX〜105nmで光強度は緩やかなピークを与えるが、光強度閾値Ith(=0.38)より十分低いため、ダミーパターンがウェハ上に転写する恐れは無い。
図26は、配線シュリンク量のフォーカス特性を従来例と実施の形態3で比較して示した図である。
図26に示すように、本実施の形態3によって40〜60nmの著しい配線シュリンク改善効果が認められるとともに、特にデフォーカスの影響が緩和されることがわかる。更にこれらの配線シュリンク量を図13に示した配線・ビア接触面積に換算すると、例えばデフォーカス+0.21μmにおける配線・ビア接触面積(配線シュリンクが全く無い場合との割合)は84%に向上することがわかる。
実施の形態4.
以上説明した各実施の形態の他にダミーパターンの個数、サイズ、配線パターンとの距離および配線パターン端の形状等を変化させた場合が包含されるのは明らかである。
実施の形態4では、ダミーパターンの個数、サイズ、配線パターンとの距離および配線パターン端の形状等を変化させた場合を示している。
図27は、ダミーパターンの個数、サイズ、配線パターンとの距離および配線パターン端の形状等を変化させた場合の露光用マスクの一部を示す図である。
各場合の空間像の計算は省略するが、図27(a)には、ダミーパターンと配線パターン端との距離を変化させた場合を示している。図27(b)には、ダミーパターンの形状を縦横で変えた場合を示している。図27(c)(d)には、特に孤立した配線パターンに対応してダミーパターンの個数を放射方向に増やした場合を示している。図27(e)には、配線パターンと並列する方向に増やした場合を示している。配線層フォトマスクにおいてウェハに転写しない程度のサイズを有する開口パターンを配線パターン端に対応して任意の方向・形状・サイズで設けることにより、配線パターンとこれに対応するビアパターンとの接触面積ひいては電気特性を維持することができる。図27(f)には、配線パターン端のみならずパターンの中間および屈折点にダミーパターンを配置する場合を示している。配線層フォトマスクにおいてウェハに転写しない程度のサイズを有する開口パターンを配線パターン途中または屈折点に対応して任意の方向・形状・サイズで設けることにより、配線パターンとこれに対応するビアパターンとの接触面積ひいては電気特性を維持することができる。これらは、すべて本発明に含まれる。
図28は、図27(b)における配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。
配線層の露光用フォトマスクのパターンの設計方法は、配線パターン配置工程(S302)、ビアパターン配置工程(S304)、ビアパターン移動工程(S306)という一連の工程に、さらに、ビアパターン形状変更工程(S2802)を実施する。すなわち、ビアパターン移動工程により移動させた後、ダミーパターンの形状を縦横で変形する。
図29は、図27(c)(d)における配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。
配線層の露光用フォトマスクのパターンの設計方法は、配線パターン配置工程(S302)、ビアパターン配置工程(S304)、ビアパターン移動工程(S306)という一連の工程の後に、さらに、ビアパターン配置工程(S304)、ビアパターン移動工程(S306)を繰り返し、必要な個数のダミーパターンを形成する。
以上、具体例を参照しつつ各実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのマスク或いはマスクデータの発生方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における露光用マスクの一部を示す図である。 配線パターンとビアパターンとの位置関係を示した図である。 配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。 図3のフローチャートに対応する工程説明図である。 露光装置の構成を説明するための概念図である。 ウェハ上に転写された配線パターンを示す図である。 配線とビアとの接続を説明するための半導体装置の断面図である。 従来のフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。 図8においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。 本実施の形態1におけるフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。 図10においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。 配線シュリンク量のフォーカス特性を従来例の場合と実施の形態1の場合とで比較して示した図である。 配線シュリンク量と配線・ビア接触面積(配線シュリンクが全く無い場合との割合)の関係を示す図である。 ビアパターン移動工程におけるフローチャートを示す図である。 図14のフローチャートに対応する工程説明図である。 実施の形態2における露光用マスクの一部を示す図である。 配線パターンとビアパターンとの位置関係を示した図である。 実施の形態2における配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。 本実施の形態2におけるフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。 図19においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。 配線シュリンク量のフォーカス特性を従来例と実施例2で比較して示した図である。 ダミーパターンサイズを小さくした場合のフォトマスクの一部を示す図である。 実施の形態3における露光用マスクの一部を示す図である。 本実施の形態3におけるフォトマスクを用いた場合のベストフォーカスにおける光強度2次元分布を示す図である。 図24においてY=0でX方向に切り取った時の光強度分布を示す図である。 配線シュリンク量のフォーカス特性を従来例と実施の形態3で比較して示した図である。 ダミーパターンの個数、サイズ、配線パターンとの距離および配線パターン端の形状等を変化させた場合の露光用マスクの一部を示す図である。 図27(b)における配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。 図27(c)(d)における配線層の露光用フォトマスクのパターン設計方法のフローチャートの要部を示す図である。 多層配線構造を説明するための半導体装置の断面図である。 配線パターンが形成された露光用マスクの一部を示す図である。 ビアパターンが形成された露光用マスクの一部を示す図である。 ウェハ上に転写された配線パターンを示す図である。 ウェハ上に転写されたビアパターンを示す図である。 配線とビアとの接続を説明するための半導体装置の断面図である。 光近接効果補正した露光用マスクの一例の一部を示す図である。 光近接効果補正した露光用マスクの他の一例の一部を示す図である。
符号の説明
22 露光光源
23 レンズ
24 露光投影系レンズ
25 ミラー
100 フォトマスク
101,201 遮光膜
102,112,404,602,702 配線パターン
104,108,109 ダミーパターン
106,203 ビアパターン
110 ガラス基板
200 ウェハ
210 基体
301 レジスト
302,312 配線層レジストパターン
304,314 配線シュリンク
401 レジスト
403 ビア層レジストパターン
501,505,511 配線
502,504,508 絶縁膜
503 ビア
704 エッジ

Claims (10)

  1. 配線パターンと、
    前記配線パターンの長手方向の端部から所定の距離を設けて配置されたダミーパターンと、
    を備えたことを特徴とする露光用マスク。
  2. 前記ダミーパターンが所定の距離を設けて配置される前記配線パターンの長手方向の端部の位置は、別の露光用マスクにおいてビアパターンが配置される位置であることを特徴とする請求項1記載の露光用マスク。
  3. 前記ダミーパターンは、前記配線パターンを基板に露光転写する場合に、解像しない大きさに形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の露光用マスク。
  4. 前記ダミーパターンは、矩形ホール状に形成され、各辺が、前記配線パターンの幅寸法以上の寸法になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の露光用マスク。
  5. 前記各辺が、前記配線パターンの幅寸法の1.3倍以内の寸法になるように形成されたことを特徴とする請求項4記載の露光用マスク
  6. 前記ダミーパターンは、前記ダミーパターンの端部と前記配線パターンの前記端部とが、前記配線パターンの幅寸法の±40%以内の距離を設けて配置されたことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の露光用マスク。
  7. 前記配線パターンにおいて、前記端部が、長手方向に所望する位置よりも伸ばした位置に配置されるように形成することを特徴とする請求項1、3〜5いずれか記載の露光用マスク。
  8. 配線パターンを配置する配線パターン配置工程と、
    前記配線パターンに接続することになるビアパターンを前期配線パターン上に配置するビアパターン配置工程と、
    前記ビアパターンを配線層のダミーパターンとして所定の距離移動させるビアパターン移動工程と、
    を備えたことを特徴とする配線層マスクのパターン設計方法。
  9. 前記マスクパターン設計方法は、さらに、前記ビアパターン配置工程の後、前記ビアパターンの大きさを変更する大きさ変更工程を備えたことを特徴とする請求項8記載の配線層マスクのパターン設計方法。
  10. 前記マスクパターン設計方法は、さらに、前記ビアパターン配置工程の後、前記ビアパターンの形状を変更する形状変更工程を備えたことを特徴とする請求項8記載の配線層マスクのパターン設計方法。
JP2004313741A 2004-10-28 2004-10-28 露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法 Expired - Fee Related JP4768980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313741A JP4768980B2 (ja) 2004-10-28 2004-10-28 露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313741A JP4768980B2 (ja) 2004-10-28 2004-10-28 露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006126431A true JP2006126431A (ja) 2006-05-18
JP4768980B2 JP4768980B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=36721261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004313741A Expired - Fee Related JP4768980B2 (ja) 2004-10-28 2004-10-28 露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4768980B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100881184B1 (ko) 2006-12-12 2009-02-05 삼성전자주식회사 마스크 패턴을 배치하는 방법 및 이를 이용한 장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1195406A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Nec Corp 露光パターン及びその発生方法
JPH11297817A (ja) * 1998-04-09 1999-10-29 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法およびその設計方法ならびに半導体装置
JP2000214571A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Nec Corp マスクパタン作成方法及び装置とマスクならびに露光方法
JP2001085614A (ja) * 1999-09-10 2001-03-30 Toshiba Corp 半導体装置、その設計方法、及びその設計プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001230250A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Hitachi Ltd 半導体装置およびその製造方法並びにマスクパターンの生成方法
JP2002116529A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Dainippon Printing Co Ltd 半導体回路設計パタンデータの補正方法、該補正方法により得られたパタンデータにより作製されたフォトマスク

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1195406A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Nec Corp 露光パターン及びその発生方法
JPH11297817A (ja) * 1998-04-09 1999-10-29 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法およびその設計方法ならびに半導体装置
JP2000214571A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Nec Corp マスクパタン作成方法及び装置とマスクならびに露光方法
JP2001085614A (ja) * 1999-09-10 2001-03-30 Toshiba Corp 半導体装置、その設計方法、及びその設計プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001230250A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Hitachi Ltd 半導体装置およびその製造方法並びにマスクパターンの生成方法
JP2002116529A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Dainippon Printing Co Ltd 半導体回路設計パタンデータの補正方法、該補正方法により得られたパタンデータにより作製されたフォトマスク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100881184B1 (ko) 2006-12-12 2009-02-05 삼성전자주식회사 마스크 패턴을 배치하는 방법 및 이를 이용한 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4768980B2 (ja) 2011-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7013453B2 (en) Full sized scattering bar alt-PSM technique for IC manufacturing in sub-resolution ERA
US7794897B2 (en) Mask pattern correcting method, mask pattern inspecting method, photo mask manufacturing method, and semiconductor device manufacturing method
TWI603143B (zh) 光學鄰近修正之執行方法
US7788626B2 (en) Pattern data correction method, pattern checking method, pattern check program, photo mask producing method, and semiconductor device manufacturing method
US7759025B2 (en) Half-tone type phase-shifting mask and method for manufacturing the same
US7799510B2 (en) Method for correcting mask pattern, photomask, method for fabricating photomask, electron beam writing method for fabricating photomask, exposure method, semiconductor device, and method for fabricating semiconductor device
JP2005518569A (ja) 全位相マスクおよびトリムマスクを用いた微小寸法制御
JP2009294308A (ja) パターン検証方法、パターン検証装置、プログラム、及び半導体装置の製造方法
US6226781B1 (en) Modifying a design layer of an integrated circuit using overlying and underlying design layers
JP2007086715A (ja) パターンダミーを持つ半導体素子及びパターンダミーを用いた半導体素子の製造方法
US10262099B2 (en) Methodology for model-based self-aligned via awareness in optical proximity correction
US7148138B2 (en) Method of forming contact hole and method of manufacturing semiconductor device
JP2009076677A (ja) 半導体装置の製造方法及びフォトマスクの設計方法
JP2010145800A (ja) 位相シフトマスクおよびその製造方法、ならびに集積回路の製造方法
JP2007065246A (ja) 露光用マスク、マスクパターン補正方法、及び、半導体装置
JP2008020734A (ja) 半導体装置の設計パターン作成方法、プログラム、及び半導体装置の製造方法
JP4768980B2 (ja) 露光用マスク及び配線層マスクのパターン設計方法
US20080076036A1 (en) Mask and method for patterning a semiconductor wafer
US8112725B2 (en) Writing pattern producing method, photomask manufacturing method, and semiconductor device manufacturing method
KR20080018039A (ko) 오프 그리드 방지를 위한 opc 처리방법
US6593038B2 (en) Method and apparatus for reducing color conflicts during trim generation for phase shifters
KR100972910B1 (ko) 노광마스크 및 이를 이용한 반도체소자 형성방법
US11415876B2 (en) Method of fabricating a photomask
KR101113326B1 (ko) 포토마스크의 보조패턴 형성방법
KR20070069994A (ko) 반도체 소자의 패턴 형성용 마스크 제작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees