JP2006126382A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ジャム解除処理の手順を示すために点灯される光源の消費電力を極力下げることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態の複写機1は、複写動作時に発生したジャムに対してジャム解除処理が行われる際に、操作表示部13に備えられたガイドキー130が押下された時点でのジャムセンサおよび部材センサの検知状況に基づいて、手順記憶部193に記憶されたジャム解除処理の手順を示すテンプレートからジャム解除処理の操作手順をユーザに案内するためのLEDが選択されて所定の時間点灯される構成とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであり、特に、ジャム解除処理の案内技術に関するものである。
従来より、画像形成装置において、紙詰まり、すなわちジャムが発生した場合に行われるジャム解除処理は、ドアおよびレバー等の装置部材を操作してジャムの発生原因と成る用紙あるいは原稿を取り除いた後に、元の装置状態に戻すという操作が行われる。そのジャム解除処理は、表示画面に表示されたジャム解除処理の手順を示す操作文章やイラスト、装置に貼られたジャム解除処理の手順が記載されたステッカーあるいはマニュアル本に書かれたジャム解除処理の手順をユーザが見て確認しながら行われている。そして、いずれの場合もジャム発生場所とジャム解除処理の手順が記載されたこれらの場所が離れているため、ジャム解除処理の手順を見て記憶した後にジャム解除処理を行う往復動作が必要な上、更には装置本体内部の形状が複雑なために、ジャム発生場所をすぐに理解し難いという問題があった。
そこで、例えば、ジャムが発生した時に、センサが紙詰まり位置を検知し、その位置に該当する発光素子を発光させるように制御するための制御装置を備え、ジャムを解除するために開閉するドアおよびレバーに発光素子およびそれらの開閉を検知するセンサを設け、ジャム解除処理時に、ユーザが操作すべきドアおよびレバーに設けられた発光素子を、ユーザが操作する順番に発光させ、発光素子を発光させるタイミングをユーザがドアもしくはレバーを開けた時に切り替えるように制御することを特徴とする画像形成装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平11−334181号公報
確かに、特許文献1に記載された画像形成装置であれば、ジャム解除処理を行うために操作すべきドアおよびレバーに設けられた発光素子が、ユーザの操作する順番に発光される構成であるため、ユーザは操作すべきドアやレバーを即座に知ることが可能となり、ジャム解除処理の手順書等を見ることなく、ジャム解除処理を行うことができる。
しかしながら、従来の画像形成装置は、ジャム解除処理が完了するまでの間、ドアやレバーに備えられた発光素子のいずれかが常に発光しているため、その消費電力が大きくなってしまうという問題があった。また、例えば、その発光素子の電源として、電池等の独立した電源が利用された場合には、十分な電力が確保できず、ジャム解除処理を完了するまでに電源が切れることも考えられる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、ジャム解除処理の手順を示すために点灯される光源の消費電力を極力低下させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、シートを検知する単数または複数のジャムセンサと、前記ジャムセンサ近傍に配置された単数または複数の第1の光源と、情報の入力操作を受け付ける操作部と、前記ジャムセンサが所定の時間を経過して前記シートを検知する場合には、ジャム発生と判定するジャム判定部と、前記ジャムセンサごとに、ジャム解除処理の所定の手順を記憶する手順記憶部と、を有して成り、前記ジャム解除処理の際に操作される所定の装置部材に固着された単数または複数の第2の光源と、前記装置部材の位置を検知する単数または複数部材センサと、を有し、前記ジャム発生中に、前記操作部が所定の入力を受け付けた際には、その受け付け時点での前記ジャムセンサおよび前記部材センサの検知状況に基づいて、前記ジャム解除処理の所定の手順から認識される前記第1の光源および前記第2の光源のうち少なくとも1つの光源を所定の時間のみ点灯させる制御部を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、ジャム解除処理の操作手順を知ることができると共に、光源の点灯による消費電力を下げることができる。
なお、上記構成から成る画像形成装置の前記第1の光源および/または前記第2の光源は、発光ダイオード、光ファイバー、あるいは発光ダイオードディスプレイのうち少なくとも1つから成る構成とされている。このような構成とすることにより、点灯時の消費電力を下げることができる。
上記したように、本発明に係る画像形成装置であれば、ジャム発生時に、ジャム解除処理の操作手順を即座に知ることができると共に、光源の点灯による消費電力を低下させることができる。
以下では、本発明を複写機に適用した場合を例に挙げて説明を行う。図1は本発明に係る複写機の要部構成を示すブロック図であり、図2は、本発明に係る複写機1の前面側から見た要部構造を模式的に示す縦断面図である。なお、「前面側」とは、画像形成装置の前面側であって、ユーザが装置の操作のために立つ側を意味する。両図に示すように、本実施形態の複写機1は、装置全体の動作を制御する中央演算処理装置10(以下、CPU[Central Processing Unit]10と呼ぶ)と、原稿を自動搬送する原稿搬送部11と、原稿搬送部11から搬送された原稿を取り込んで画像データを生成する原稿取込部12と、操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部13と、画像データに基づいて原稿画像の静電潜像からトナー像が形成される画像形成部14と、該トナー像を用紙へ転写する転写部15と、転写部15により用紙に転写されたトナー像を熱ローラにより用紙に定着させた後に、後述の排紙部18に用紙を搬送する定着部16と、転写部15に給紙を行う給紙部17と、各種プログラムやデータの記憶場所と成り、ワーク領域として利用されるメモリ部19と、定着部16により用紙へのトナー像の定着が完了した用紙の排紙先と成る排紙部18と、用紙や原稿の検知を行うジャムセンサやジャム解除処理が行われる際に操作されるドアやレバー等の装置部材の位置の検知を行う部材センサから成るセンサ部20、ジャム解除処理が行われる際に、操作表示部13から所定の入力を受け付けると、その受け付けた時点での装置状況に応じて点灯され、ジャムセンサ近傍や操作すべきドアやレバー等の装置部材に固着されたLED[Light Emitting Diode]から成るLED部21と、を有して成る。なお、用紙の代わりにOHPシート等のシートが利用されてもよい。
CPU10は、装置全体の動作を制御するほか、後ほど詳細に説明するようにセンサ部20の用紙や原稿の検知を行うセンサであるジャムセンサが、所定の時間を経過しても用紙あるいは原稿を検知する場合には、ジャム発生と判定するジャム判定部としての役割も担い、また、ジャム発生中におけるジャム解除処理を行う際にジャムセンサ近傍や操作すべき装置部材に固着されたLEDの点灯に関する制御を行う。
原稿搬送部11は、文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿を積載する原稿台110と、原稿を搬送するための複数のローラ111a〜111fと、原稿の搬送経路31上でジャムを発生させている原稿を取り除く際に開けられる原稿台ドア112と、を有して成る。なお、図中の原稿搬送部11における実線矢印は、原稿の搬送方向を示している。
操作表示部13は、図3に示すように、ユーザがジャム解除処理を行うために操作すべき装置部材あるいはジャムの位置を知りたい時に、ジャム解除処理のために操作すべき装置部材に備えられたLEDあるいはジャムセンサ近傍に備えられたLEDを所定の時間点灯させるために押下されるガイドキー130と、複写動作を途中で停止させるためのストップキー131と、複写動作を開始させるためのスタートキー132と、複写枚数や複写倍率等を入力するためのテンキー133と、複写枚数、複写倍率および装置のステータス等が表示されるタッチパネル機能を備えた液晶ディスプレイ134と、を有して成る。また、液晶ディスプレイ134は、装置のステータスの内容が表示されるステータス表示部135と、複写枚数や複写倍率等の各種案内が表示されるメイン表示部136と、を有して成る。
給紙部17は、図2に示すように、転写部15への給紙元となる複数段(本実施形態では3段)の給紙カセット171a〜171cと、給紙カセット171a〜171cから転写部15への共通した用紙の搬送経路30となる用紙搬送部172と、を有して成る。なお、図2に示す実線矢印は、用紙の搬送方向を示している。
転写部15は、図2に示すように、画像形成部14により形成されたトナー像を静電的に用紙へ転写する転写ユニット151と、転写ユニット151によりトナー像が転写された用紙の定着部16方向への搬送を行う搬送ベルト152と、転写部15でジャムが発生した際に、矢印A方向に一定角度ほど手回して引き出すことで、搬送ベルト152も一緒に引き出すことが可能と成るレバー153と、を有して成る。
定着部16は、図2に示すように、転写部15により用紙に転写されたトナー像を熱ローラにより用紙に定着させる定着ユニット161と、定着ユニット161によりトナー像が定着された用紙を排紙部18に排紙する排紙ローラ162と、排紙ローラ162近傍でジャムが発生した際に、排紙部18方向(矢印B方向)に手回しすることで排紙ローラ162が回転し、排紙ローラ162近傍で詰まっている用紙を排紙部18に送り出す手回しローラ163と、を有して成る。
メモリ部19は、各種制御プログラム等が格納されたROM191[Read Only Memory]と、ワーク領域として用いられるRAM192[Random Access Memory]と、ジャムセンサごとに、ジャムセンサおよび部材センサの検知状況から点灯させるべきLEDが記載されたジャム解除処理の手順を示すテンプレートを記憶する手順記憶部193と、を有して成る。なお、ジャム解除処理の手順を示すテンプレートは、後述で詳細に説明するジャムの解消前およびジャムの解消後の手順を示すテンプレートを含んでいる。
センサ部20は、図1に示すように、用紙あるいは原稿等のシートの検知を行うジャムセンサから成るジャムセンサ部201と、ジャム解除処理で操作されるドアやレバー等の装置部材の位置を検知する部材センサから成る部材センサ部202と、を有して成る。
また、ジャムセンサ部201は、図2に示すように、搬送経路30、31上を搬送される用紙あるいは原稿を検知するために、搬送経路30、31近傍に配置されたジャムセンサ201a〜201jを有して成る。なお、ジャムセンサ201a〜201jのうちいずれか1つでも、所定の時間を経過して用紙あるいは原稿を検知する場合には、CPU10によりジャム発生と判定される。
また、LED部21は、図2に示すようにジャムセンサ201a〜201jの近傍に配置され、その点灯によりジャムの位置をユーザに知らせるLED210a〜210jと、後述するようにジャム解除処理の際に操作されるドアやレバー等の装置部材に固着され、点灯によりジャム解除処理の際に操作すべき装置部材をユーザに知らせるLEDと、を有して成る。
次に、本実施形態に係る複写機1におけるLED210a〜210j以外のLEDおよび部材センサ部202の部材センサについて図を参照にして以下に説明を行う。図4は本実施形態に係る複写機1を前面側斜め右側から見た場合の外観斜視図であり、図5は、図4に示す複写機1の所定のドアおよび給紙カセット172cが開放された場合の外観斜視図である。給紙カセット171a〜171cの前面側の取っ手173a〜173c近傍には、図4および図5に示すように、LED210k〜210mが、それぞれ備えられている。原稿搬送部11の前面側および原稿台ドア112には、LED210pおよび210qが、それぞれ備えられている。また、用紙搬送部172側の装置右側面の用紙搬送部側カバー300には、用紙搬送部172でジャムした用紙を取り除く際に開けられる用紙搬送部側ドア301が備えられ、その取っ手302の近傍にはLED210oが備えられている。また、転写部15、画像形成部14および定着部16等のジャム解除処理の際に操作される装置前面の前カバー310の取っ手311近傍にはLED210nが備えられている。
また、転写部15には、図2に示すように、レバー153と共に引き出される転写ローラ152の位置を検知する部材センサ202hと、レバー153の位置を検知する部材センサ202gと、が備えられている。
また、原稿取込部12には、図5に示すように、原稿取込部11の開閉の状態を検知する部材センサ202a、複写機1の筐体には、前カバー310の開閉の状態を検知する部材センサ202b、用紙搬送部側ドア301の開閉の状態を検知する部材センサ202c、給紙カセット172cの装置への格納状態を検知する部材センサ202d、が備えられている。なお、図示はしていないが、給紙カセット172a、172bにも給紙カセット172cと同様に、給紙カセット172a、172bの装置への格納状態を検知する部材センサが設けられている。
また、図6は本発明に係る複写機1を前面側斜め左側から見た場合の外観斜視図であり、図7は、図6に示す複写機1のドアの一部を開放した場合の外観斜視図である。排紙部18側(定着部16側)の装置左側面の排紙側カバー320には、図6および図7に示すように、定着部16でジャムした用紙を取り除く際に開けられる排紙側ドア321の取っ手322の近傍にLED210rが備えられている。また、複写機1の筐体には、図7に示すように、排紙側ドアの開閉の状態を検知する部材センサ202eが設けられている。また、原稿搬送部11には、図7に示すように、原稿台ドア112の開閉の状態を検知する部材センサ202fが備えなれている。
次に、転写部15におけるレバー153について図を参照にして以下に説明を行う。図8(a)は、レバー153を正面から見た正面図であり、図8(b)は、図8(a)のレバー153を矢印D方向から見た場合の側面図である。図8(a)に示すように、レバー153には、レバー153を矢印A方向に回転させることをユーザに知らせる際に点灯されるLED210sと、矢印A方向への回転完了した状態153aのレバー153を正規の状態(矢印C方向)に回転させることをユーザに知らせる際に点灯されるLED210tを備えられている。なお、前述したように、転写部15にはレバー153の位置の状態を検知する部材センサ202gが備えられている。
また、図8(b)に示すように、レバー153は、レバー153が矢印A方向への回転完了した状態153aで、レバー153を正面側に引いてレバー153と共に搬送ベルト152も引き出すことをユーザに知らせる際に点灯されるLED210uと、レバー153を正面側の反対に押し込んでレバー153と共に搬送ベルト152も元の正規の位置に戻すことをユーザに知らせる際に点灯されるLED210vと、を備えている。レバー153を引いてレバー153と共に搬送ベルト152を引き出すことで、搬送ベルト152近傍での紙詰まりしている用紙を取り除くことができる。
次に、定着部16の手回しローラ163について以下に図を参照して説明を行う。
図9は、手回しローラ163の正面側から見た正面図である。図9に示すように、手回しローラ163には、ユーザに矢印B方向に手回しローラ163を回すことを知らせる際に点灯されるLED210wが備えられている。ユーザは、LED210wの点灯を見ることにより、即座に手回しローラ163を矢印B方向に回すことを理解し、排紙ローラ162近傍でジャムしている用紙を排紙部18側に送り出す操作を行うことができる。
次に、上記構成から成る複写機1における原稿複写動作について説明する。複写機1における原稿複写動作では、原稿台110に、文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿が積載され、複写枚数等の所定の入力が行われた後に、スタートキー130が押下されると、原稿搬送部11では1枚ずつ分離して原稿が送り出され、原稿取込部15によってその画像データが読み取られる。そして、画像形成部14によって原稿画像の静電潜像が作られる。この静電潜像からトナー像が形成され、トナー像は、転写部15にて、用紙搬送部172によって同期をとって送られてきた印刷前の用紙に転写される。その後、未定着トナー像を担持した用紙は、定着部16へと送られ、熱ローラによりトナー像が定着される。そして、トナー像の定着が完了した用紙は、排紙部18に排出される。
なお、本実施形態の複写機1は、複写動作時に発生したジャムに対してジャム解除処理が行われる際に、ガイドキー130が押下された時点でのジャムセンサおよび部材センサの検知状況に基づいて、手順記憶部193に記憶されたジャム解除処理の手順を示すテンプレートから選択されたLEDが所定の時間点灯される制御に特徴を有している。そこで、以下では、図10のフローチャートを参照しながら、本実施形態の複写機1における複写動作時に発生したジャムに対してジャム解除処理が行われる際に、ガイドキー130が押下された時点でのジャムセンサおよび部材センサの検知状況に基づいて、手順記憶部193に記憶されたジャム解除処理の手順を示すテンプレートから選択されたLEDが所定の時間点灯される制御についての詳細な説明を行う。なお、ジャム解除処理は、複写動作時にジャムが発生した際に、ドアおよびレバー等の装置部材を操作してジャムの発生原因と成る用紙あるいは原稿を取り除いた後に、元の装置状態に戻すという操作が行われることをいう。
本実施形態の複写機1では、ステップS10−1で、前述した原稿の複写動作中に、ジャムセンサ201a〜201jのうち少なくとも1つが、予め設定された所定の時間を経過して原稿あるいは用紙を検知する場合には、CPU10によりジャム発生と判定され(S10−1YES)、次ステップS10−2に進み、CPU10により複写動作が中止される。また、ステップS10−1で、原稿の複写動作完了まで、ジャムセンサ201a〜201jによって、予め設定された所定の時間を経過して原稿あるいは用紙が検知されない場合には(ステップ10−1NO)、複写動作中にジャムは発生しなかったことと成り複写動作は完了と成る。
続いて、ステップS10−3で、ジャムセンサ201a〜201jのうち、ジャムを検知したジャムセンサの番号がRAM192に記憶される。例えば、ジャムセンサ201hがジャムを検知した場合には、ジャムセンサ201hの番号201hがRAM192に記憶される。
ステップS10−4で、図3に示すように、ジャム解除処理を要求する旨がステータス表示部135に表示される。なお、ジャムを検知したジャムセンサの装置内での位置を示す旨、例えば、ジャムセンサ201hがジャムを検出した場合には「前面カバー内で紙詰まりが発生しています」がステータス表示部135に所定の時間表示されてもよい。また、メイン表示部136に、装置の概要図と共にジャム発生箇所が点灯するように表示されてもよい。
ここで、ユーザは、ジャムが発生したことをステータス表示部135を見ることで認識することができる。更に、ユーザがジャム解除処理の方法を知っていれば、前面カバー310や収納カセット171a〜171c等の装置部材を開閉等するなどして、ジャム解除処理を行うことが考えられる。
続いて、ステップS10−5で、CPU10によりステップS10−3でRAM192に記憶された番号のジャムセンサが、用紙あるいは原稿を検知している状態であるかどうか確認され、ジャムが解消されているかどうか判定される。CPU10によりジャムが解消されていると判定される場合(S10−5YES)には、ステップS10−6で、ステップS10−4おいて表示されたジャム解除処理を要求する旨が消去され、ユーザに新たに各装置部材を複写動作可能な元の正規の状態に戻すように要求する旨がステータス表示部135に表示される。ジャムが解消されていないと判定される場合(S10−5NO)には、ステップS10−7のジャム解消ルーチンに進む。
そして、ステップS10−8で、複写機1が複写可能な正規の状態に戻されているかどうか確認するため、CPU10により全ての部材センサ202a〜202fがONしているかどうか確認される。CPU10により全ての部材センサ202a〜202fがONしていると判定される場合(S10−8YES)には、ステップS10−9に進み、ステータス表示部135の画面の消去が行われ、ジャム解除処理の動作が完了する。なお、部材センサのON状態は、部材センサ202a〜202fの取り付けられている装置部材が複写可能な正規の状態にあることを意味する。また、部材センサのOFF状態は、部材センサ202a〜202fの取り付けられている装置部材が正規の状態にないことを意味する。
また、ステップS10−8で、CPU10により全ての部材センサ202a〜202fがONしていないと判定される場合(S10−8NO)には、ステップS10−10の部材復元ルーチンに進む。
次に、ステップS10−7のジャム解消ルーチンについて以下に説明する。図11はジャム解消ルーチンを示すフローチャート図である。本実施形態の複写機1では、ステップS10−7aで、ユーザによりガイドキー130が押下されると(ステップS10−7aYES)、ステップS10−7bで、手順記憶部193に記憶され、ジャムセンサ201a〜201jごとに、部材センサ202a〜202fおよびLED210a〜210wとが関連付けられて成るジャム解除処理の手順を示すテンプレートを基に、ステップS10−3においてRAM192に記憶されたジャムセンサの番号に応じて、部材センサ202a〜202fのうちから選択される部材センサの検知状態が認識される。なお、以下、この部材センサの検知状況の認識を含めて、ジャムがジャムセンサ201hに検知された場合を例に挙げて説明を行う。
図12は、ジャム解除処理の手順のうちジャムセンサ201hに検知されたジャムの解消手順を示す部分のテンプレート図である。図12に示すように、テンプレート400の項目には、ジャムセンサ番号項目401と、対象項目402と、第1手順項目403〜第4手順項目406と、が記載されている。ジャムセンサ番号欄407に記載されたジャムセンサ番号の201hは、ジャムを検知したジャムセンサ201hの番号を示している。また、対象項目402の列には、ジャム解消の操作手順をユーザに案内するためのLED210a〜210wのうちから点灯されるLEDを指定するために状況確認される項目が記載され、上から順に、ジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況項目408、部材センサ202b、202g、202hの検知状況項目409〜411が記載され、それらの検知状況から指定されるLEDがLED項目412に記載されている。そして、ステップS10−7bでは、テンプレート400に従って、ジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況、部材センサ202b、202g、202hの検知状況がCPU10により認識され、RAM192に記憶される。なお、ジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況項目408における「×」は、ジャムが解消されていないことを意味する。この例以外にもジャムセンサ全てについてこのようなテンプレート400が手順記憶部193に記憶されている。
続いて、ステップS10−7cで、図12に示すように、CPU10により、テンプレート400におけるジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況項目408および部材センサ202b、202g、202hの検知状況項目409〜411の各欄が、ステップS10−7bでCPU10に認識されたジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況、部材センサ202b、202g、202hの検知状況と比較され、点灯すべきLEDが認識される。例えば、ジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況項目408が「×」(すなわち、ジャムが解消されていない)部材センサ202bの検知状況が「OFF」(すなわち、前面カバー310が開放されている)、部材センサ202gの検知状況が「ON」(すなわち、レバー153が元の状態のまま操作されていない)、部材センサ202hの検知状況が「ON」(すなわち、搬送ローラ152が元の状態のまま操作されていない)であれば、第2手順項目404と一致し、そのLED番号項目412に相当するLED番号210sのLED210sを点灯すべきであると認識される。
そして、ステップS10−7dで、ステップS10−7cにおいて認識されたLEDが所定の時間点灯され、ステップS10−5に戻る。前述の例の場合では、LED210sが所定の時間点灯される。なお、ジャム解除処理開始前に、ユーザによりメイン表示部136にLED点灯時間入力画面が表示され、テンキーやタッチ入力によりLED点灯時間が設定できる構成としてもよい。
また、ステップS10−7aで、ガイドキー130が押下されない場合には(ステップS10−7aNO)は、前述のステップS10−5に戻る。
上記で説明したように、ジャム発生と同時に、ジャム解除処理の操作手順をユーザに案内するためのLEDが点灯されず、ユーザがジャム解消の操作手順を知りたく、ガイドキー130が押下されたときのみ、その時点でのジャムセンサおよび部材センサの検知状況に応じて、ジャム解消の操作手順をユーザに案内するためのLEDが選択されて点灯するため、装置の消費電力を下げることができる。
次に、ステップS10−10の部材復元ルーチンについて以下に説明する。図13は部材復元ルーチンを示すフローチャート図である。本実施形態の複写機1では、ステップS10−10aで、ガイドキー130が押下されると(ステップS10−10aYES)、ステップS10−10bに進み、また、ガイドキー130が押下されない場合には(ステップS10−10aNO)は、前述のステップS10−8に戻る。
続いて、ステップS10−10bで、手順記憶部193に記憶され、ジャムセンサ201a〜201jごとに、部材センサ202a〜202fおよびLED210a〜210wとが関連付けられて成るジャム解除処理の手順を示すテンプレートを基にステップS10−3においてRAM192に記憶されたジャムセンサの番号に応じて、部材センサ202a〜202fのうちから選択された部材センサの検知状態が認識される。なお、以下、この部材センサの検知状況の認識を含めて、ジャムがジャムセンサ201hに検知された場合を例に挙げて説明を行う。
図14は、ジャム解除処理のうちジャムセンサ201hに検知されたジャムの解消後の手順を示す部分のテンプレート図である。図14に示すように、テンプレート500の項目には、ジャムセンサ番号項目401と、対象項目402と、第1手順403〜第4手順406と、が記載されている。ジャムセンサ番号欄407に記載されたジャムセンサ番号の201hは、ジャムを検知したジャムセンサ201hの番号を示している。また、テンプレート500における対象項目402の列には、ジャム解消の操作手順をユーザに案内するためのLED210a〜210wのうちから点灯されるLEDを指定するために状況確認される項目が記載され、上から順に、ジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況項目408、部材センサ202b、202g、202hの検知状況項目409〜411が記載され、それらの検知状況から指定されるLEDがLED項目412に記載されている。そして、例えば、ステップS10−10bでは、図14に示すように、テンプレート500に従って、ジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況、部材センサ202b、202g、202hの検知状況がCPU10により認識され、RAM192に記憶される。なお、各手順項目の「○」は、ジャムが解消されていることを意味する。この例以外にもジャムセンサ全てについて、このようなテンプレート500が手順記憶部193に記憶されている。以下では、ジャムセンサ201hに検知されたジャムの解消後における装置部材の復元手順を例にして説明する。
続いて、ステップS10−10cで、図14に示すように、CPU10により、テンプレート500におけるジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況項目408および部材センサ202b、202g、202hの検知状況項目409〜411の各欄が、ステップS10−10bでCPU10に認識されたジャムセンサ番号の201hのジャム解消状況、部材センサ202b、202g、202hの検知状況と比較され、点灯すべきLEDが認識される。例えば、ジャムセンサ番号201hのジャムの解消が「○」(すなわち、ジャムが解消されている)、部材センサ202bが「OFF」(すなわち、前面カバー310が開放されたままである)部材センサ202gが「ON」(すまわち、レバー153が元の位置の状態に戻されている)、部材センサ202hが「ON」(すなわち、搬送ローラ152が元の位置の状態に戻されている)であれば、第3手順405に記載されたLED番号210uのLED210uを点灯することが認識される。
そして、ステップS10−10dで、ステップS10−10cにおいて認識されたLEDが所定の時間点灯され、ステップS10−8に戻る。前述の例の場合では、LED210uが所定の時間点灯される。なお、ジャム解除処理開始前に、ユーザによりメイン表示部136にLED点灯時間入力画面が表示され、テンキーやタッチ入力によりLED点灯時間が設定できる構成としてもよい。
なお、本実施形態の複写機1では、ジャムの解消および装置部材の復元の際に、ガイドキー130が押下されたときのみ、操作すべき装置部材あるいはジャムの位置を案内するためのLEDが所定の時間点灯する構成であったが、LEDの代わりに、光ファイバーやLEDディスプレイ等の光源が用いられてもよい。これにより、従来よりも点灯時の消費電力を下げることができる。
なお、本実施形態のジャムセンサ、部材センサおよびLEDの配置は、特に限定されるものでなく、本発明を逸脱しない限りどのような構成がとられてもよい。
上記で説明したように、本実施形態の複写機1は、ジャム発生と同時に、ジャム解除処理の操作手順をユーザに案内するためのLEDが点灯されず、ユーザがジャム解除処理の操作手順を知りたく、ガイドキー130が押下された際に、その時点でのジャムセンサおよび部材センサの検知状況に応じて、ジャム解除処理の操作手順をユーザに案内するためのLEDが選択されて所定の時間点灯されるため、ユーザは即座にジャム解除処理の操作手順を知ることができると共に、点灯によるLEDの消費電力を低下させることができる。
本発明は、複写機の他にも、プリンタやファクシミリなどの画像形成装置全般に広く適用が可能であり、ジャム解除処理の案内における消費電力の削減に有用な技術である。
は、本発明に係る複写機の要部構成を示すブロック図である。 は、本発明に係る複写機1の前面側から見た要部構造を模式的に示す縦断面図である。 は、操作表示部13の一例を示す図である。 は、本実施形態に係る複写機1を前面側斜め右側から見た場合の外観斜視図である。 は、図4に示す複写機1の所定のドアおよび給紙カセット172cが開放された場合の外観斜視図である。 は、本発明に係る複写機1を前面側斜め左側から見た場合の外観斜視図である。 は、図6に示す複写機1のドアの一部を開放した場合の外観斜視図である。 は、レバー153を正面から見た正面図およびレバー153を矢印D方向から見た場合の側面図である。 は、手回しローラ163の正面側から見た正面図である。 は、ジャム解除処理のフローチャート図である。 は、ジャム解消ルーチンを示すフローチャート図である。 は、ジャム解除処理の手順のうちジャムセンサ201hに検知されたジャムの解消手順を示す部分のテンプレート図である。 は、部材復元ルーチンを示すフローチャート図である。 は、ジャム解除処理の手順のうちジャムセンサ201hに検知されたジャムの解消後の手順を示す部分のテンプレート図である。
符号の説明
1 複写機
10 中央演算処理装置(CPU)
11 原稿搬送部
110 原稿台
111a〜111f ローラ
112 原稿台ドア
12 原稿取込部
13 操作表示部
130 ガイドキー
131 ストップキー
132 スタートキー
133 テンキー
134 液晶ディスプレイ
135 ステータス表示部
136 メイン表示部
14 画像形成部
15 転写部
151 転写ユニット
152 搬送ベルト
153 レバー
16 定着部
161 定着ユニット
162 排紙ローラ
163 手回しローラ
17 給紙部
171a、171b、171c 給紙カセット
172 用紙搬送部
18 排紙部
19 メモリ部
191 ROM
192 RAM
193 手順記憶部
20 センサ部
201 ジャムセンサ部
201a〜201j ジャムセンサ
202 部材センサ部
202a〜202f 部材センサ
21 LED部
210a〜210w LED
300 用紙搬送部側カバー
301 用紙搬送部側ドア
310 前カバー
320 排紙側カバー
321 排紙側ドア

Claims (2)

  1. シートを検知する単数または複数のジャムセンサと、前記ジャムセンサ近傍に配置された単数または複数の第1の光源と、情報の入力操作を受け付ける操作部と、前記ジャムセンサが所定の時間を経過して前記シートを検知する場合には、ジャム発生と判定するジャム判定部と、ジャム解除処理の所定の手順を記憶する手順記憶部と、を有して成る画像形成装置において、
    前記ジャム解除処理の際に操作される所定の装置部材に固着された単数または複数の第2の光源と、前記装置部材の位置を検知する単数または複数の部材センサと、を有し、
    前記ジャム発生中に、前記操作部が所定の入力を受け付けた際には、その受け付け時点での前記ジャムセンサおよび前記部材センサの検知状況に基づいて、前記ジャム解除処理の所定の手順から認識される前記第1の光源および前記第2の光源のうち少なくとも1つの光源を所定の時間のみ点灯させる制御部を有して成ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の光源および/または前記第2の光源は、発光ダイオード、光ファイバー、
    あるいは発光ダイオードディスプレイのうち少なくとも1つから成ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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