JP2006125717A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガスインジェクション回路を備える空気調和機において、装置コストを低減する。
【解決手段】 空気調和機1は、室外熱交換器8から配管15を介して気液分離器16が接続されており、気液分離器16から配管21を介して室内熱交換器10が接続されている。配管15中には、逆止弁17が設けられており、配管21中には、電磁弁22が設けられている。さらに、配管15から配管21へとバイパスするバイパス回路25が設けられており、冷房運転時には、気液分離器16を介さずに冷媒が循環するようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスインジェクション方式の空気調和機に関する。
空気調和機は、圧縮機、凝縮器、蒸発器、及び膨張弁を備え、さらに暖房能力を向上させるためにガスインジェクション回路が設けられているものがある。ガスインジェクション回路は、凝縮器と蒸発器との間に設けられた気液分離器と、気液分離器から圧縮機に接続されるインジェクション配管と、インジェクション配管中に設けられた電磁弁とから構成されており、気液が混合した二相流冷媒からガス成分(ガス冷媒)を分離し、ガス冷媒を蒸発器を通さずに、圧縮機に戻すようにしている。
ここで、冷房運転中には、気液分離器を通過する冷媒が液冷媒になるため、気液分離器の内部が液冷媒で満たされるようになる。気液分離器の容量としては、1リットル程度のものが広く用いられているが、例えば、2馬力程度の空気調和機では、冷媒は2〜3kg(液体時の容積で2〜3リットル)であるので、冷房時に気液分離器に液冷媒が多く滞溜すると、冷媒の量が不足して冷房性能が低下してしまう。そこで、従来の空気調和機には、気液分離器と凝縮器、及び蒸発器のそれぞれとの間に膨張弁を設け、気液分離器内に滞溜する冷媒の量を減少させているものがある(例えば、特許文献1参照)。
このように、気液分離器の前後に膨張弁を設けた従来の空気調和機の一例について、図4を参照して具体的に説明する。
この空気調和器101は、室外機102と、室内機103とからなる。室外機102は、圧縮機104と、室外熱交換器105とを備え、室内機103は、室内熱交換器106を備えている。各熱交換器105,106の間には、気液分離器107が配管108,109で接続されている。さらに、気液分離器107からは、インジェクション配管110が延びており、アキュームレータ111を介して圧縮機104にガス冷媒を回収できるようになっている。ここで、配管108の途中には、膨張弁112が設けられ、配管109の途中には、膨張弁113が設けられている。冷房時には、室外熱交換器105と室内熱交換器106とは、それぞれ凝縮器と、蒸発器として機能する。
この空気調和機101では、冷房運転時には、膨張弁113を全開にして、膨張弁112を絞り機構とする。インジェクション配管110の途中にある電磁弁114は閉じて、インジェクションは行わない。膨張弁112によって、気液分離器107に流入する冷媒を、低圧の二相冷媒とすることで、多量の液冷媒が気液分離器107に滞溜しないようにする。
暖房時には、膨張弁112を全開にして、膨張弁113を絞り機構とする。これによって、気液分離器107内にインジェクション用のガス冷媒を発生させ、このガス冷媒をインジェクション配管110を通って圧縮機104に回収する。なお、外気温が高い場合には、電磁弁114を閉じてインジェクションを行わないようにしても良い。
特開2002−81767号公報
しかしながら、この種の空気調和機101では、2つの膨張弁112,113を気液分離器107を挟むように設置する必要があるため、高コストであるという問題があった。さらに、冷房運転時に、蒸発前の液比率の高い二相冷媒が気液分離器に滞溜することを完全に防ぐことはできないので、冷凍サイクルを循環する冷媒量が減ってしまい、能力が低下するという問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ガスインジェクション回路を備える空気調和機において、装置コストを低減することである。また、ガスインジェクション回路を備える空気調和機において、冷房運転時に気液分離器に液冷媒が滞溜することを防止することである。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、圧縮機で加圧した冷媒を室内熱交換器及び室外熱交換器に循環させ、前記室内熱交換器と前記室外熱交換器との間に配設した気液分離器から、ガス冷媒をインジェクション配管を通じて前記圧縮機に回収可能に構成された空気調和機において、前記室外熱交換器と前記気液分離器とを接続する第1の配管中に設けられ、前記室外熱交換機から前記気液分離器に向かう冷媒の通流を防止する第1の整流部と、前記室内熱交換器と前記気液分離器とを接続する第2の配管中に設けられ、前記室内熱交換機から前記気液分離器に向かう冷媒の通流を制御する第2の整流部と、前記室外熱交換器から排出される冷媒を、前記気液分離器を通すことなく前記室内熱交換器に供給するバイパス配管、及び前記バイパス配管中に設けられた前記室内熱交換器から前記室外熱交換器に向かう冷媒の通流を防止する第3の整流部を有するバイパス回路と、を備えることを特徴とする空気調和機とした。
この空気調和機では、暖房運転時には、室内熱交換器から排出される冷媒が、気液分離器に流入した後に、室外熱交換器に供給される。このとき、第3の整流部の存在によってバイパス回路には、冷媒は通流しない。また、インジェクション配管を使用する際には、気液分離器内に滞溜するガス冷媒を、室外熱交換器を介さずに圧縮機に回収させる。冷房運転時には、第1の整流部と、第2の整流部とによって、気液分離器には冷媒が流入せずに、バイパス回路を通って、室内熱交換器に供給される。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の空気調和機において、前記第1の整流部、及び前記第3の整流部は、逆止弁であることを特徴とする。
この空気調和機では、逆止弁を用いて冷媒の通流が規制される。逆止弁を使用することで、膨張弁等の切り替え制御が不要になる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の空気調和機において、前記バイパス回路は、前記室内熱交換器と前記第2の整流部との間で、前記第2の配管に接続されており、この接続部から前記室内熱交換器に至るまでの間で、前記第2の配管中に冷媒の圧力を調整する絞り部が設けられていることを特徴とする。
この空気調和機では、冷房運転時、及び暖房運転時の両方に共通する経路上に、絞り部が1つ設けられており、この絞り部によって熱交換器間の冷媒の圧力が調整される。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の空気調和機において、前記絞り部は、キャピラリであることを特徴とする。
この空気調和機では、絞り部がキャピラリからなり、このキャピラリにより略一様に冷媒が減圧される。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機において、冷房運転時に、前記インジェクション配管中の設けられた電磁弁を開状態にする制御部を備えることを特徴とする。
この空気調和機では、冷房運転時には、気液分離器に新たに冷媒が流入することはないが、予め気液分離器内に冷媒が滞溜していた場合には、この冷媒がガス冷媒としてインジェクション配管から排出される。
本発明によれば、バイパス回路を設け、冷房運転時に、室外熱交換器から室内熱交換器に冷媒を循環させる際に、冷媒が気液分離器に流入しないように構成したので、逐次制御が要求される膨張弁の数を減らすことができる。したがって、高価な部品の使用数の減少と、制御部の処理負担の低減を図ることができ、空気調和機のコストを低減することができる。また、冷房運転時には、気液分離器に冷媒が流入しないので、気液分離器における冷媒のロスが発生せず、十分な冷房能力を実現することができる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本実施の形態に係る空気調和機の構成を示す回路図である。
図1に示すように、空気調和機1は、室外機2と、室内機3とから構成されている。
室外機2は、冷媒を加圧する圧縮機4を有し、圧縮機4の吐出口は、配管5によって、四方弁6の第1のポート6aに接続されている。四方弁6の第2のポート6bには、配管7が接続されており、この配管7は、室外熱交換器8に接続されている。四方弁6の第3のポート6cには、配管9を介して室内機3の室内熱交換器10が接続されている。そして、四方弁6の第4のポート6dには、配管11を介してアキュームレータ12が接続されており、アキュームレータ12を介して冷媒を圧縮機4に還流できるようになっている。
室外熱交換器8には、配管(第1の配管)15を介して気液分離器16が接続されている。この配管15中には、逆止弁17が設けられている。逆止弁17は、気液分離器16から室外熱交換器8に向かう方向には冷媒の通流を許容するが、室外熱交換器8から気液分離器16に向かう方向には冷媒の通流を禁止するように設定された第1の整流部である。
気液分離器16には、インジェクション配管18が接続されている。インジェクション配管18は、一部がキャピラリ18aになっている配管で、アキュームレータ12の入力側の配管11に接続されている。さらに、インジェクション配管18中には、電磁弁19が設けられている。このような、気液分離器16、インジェクション配管18、及び電磁弁19によって、ガスインジェクション回路20が構成されている。
さらに、気液分離器16は、配管(第2の配管)21によって室内熱交換器10に接続されている。配管21中には、気液分離器16側から順番に、第2の整流部である電磁弁22と、絞り部である膨張弁23とが配設されている。
ここで、室外機2には、配管15と、配管21とを直接に繋ぐように、バイパス回路25が設けられている。バイパス回路25は、バイパス配管26と、バイパス配管26中に設けられた逆止弁27とから構成されている。バイパス配管26の一端部は、配管15の室外熱交換器8から逆止弁17に至るまでの間に形成された接続部28に接続されている。バイパス配管26の他端部は、配管21の電磁弁22と膨張弁23との間に形成された接続部29に接続されている。逆止弁27は、室外熱交換器8から室内熱交換器10に向かう方向には冷媒の通流を許容し、その逆の方向には冷媒の通流を禁止するように設定された第3の整流部である。
なお、室外機2には、制御部30が設けられている。制御部30は、室内の温度や、ユーザの操作に応じて、予めメモリされているマップなどを検索し、四方弁6、電磁弁19、電磁弁22、及び膨張弁23の制御を行うように構成されている。
次に、この空気調和機1の作用について説明する。
まず、制御部30によって制御される電磁弁19、電磁弁22、及び膨張弁23の動作を表1に示す。
Figure 2006125717
表1に示すように、暖房運転時には、ガスインジェクションなしの通常運転と、ガスインジェクションを行う低外気温時の運転との2通りを選択することができる。表1に示すように、通常運転時には、電磁弁19は閉じ、電磁弁22は開く。膨張弁23は、通常制御、すなわち、設定温度等に応じて開度が調整される。また、四方弁6は、第1のポート6aと第3のポート6cとが連通され、第2のポート6bと第4のポート6dとが連通するように切り替えられる。これによって、図2に示すように、冷媒は、矢印A1に示す向きに流れる。すなわち、圧縮機4から吐出された高圧のガス冷媒は、配管9を通り、室内機3の室内熱交換器10に導かれ、ここで熱を放出して液化し、高圧の液冷媒として配管21から排出される。この液冷媒は、膨張弁23によって低圧に減圧され気液が混合した二相流冷媒となった後に、電磁弁22を通って気液分離器16に流入する。このとき、逆止弁27は、この方向には液冷媒を通流させないので、液冷媒がバイパス配管26を通って室外熱交換器8に流入することはない。気液分離器16からは、配管15のみに液冷媒が流出するので、この液冷媒は、逆止弁17を通過した後に室外熱交換器8に導かれる。室外熱交換器8では、液冷媒が熱交換によって吸熱してガス冷媒となる。このガス冷媒は、配管7、四方弁6、及び配管11を通ってアキュームレータ12に供給された後に、圧縮機4に戻る。
低外気温時の運転では、表1に示すように、電磁弁19が開かれ、冷媒は、矢印A1に示す方向に加えて、ガスインジェクション回路20にも、矢印A2に示すように通流する。すなわち、気液分離器16に流入した冷媒に含まれるガス成分が、配管18に吸い込まれ、キャピラリ18aによって減圧された後に、配管11を通流するガス冷媒に合流し、アキュームレータ12に供給される。
さらに、表1に示すように、冷房運転時には、電磁弁19が開き、電磁弁22が閉じ、膨張弁23が通常制御に切り替わる。さらに、図1に示すように、四方弁6が切り替えられる。これによって、冷媒は、図1に矢印Bに示す向きに流れる。すなわち、圧縮機4から吐出された高圧のガス冷媒は、配管7を通って室外熱交換器8に導かれる。室外熱交換器8では、熱交換によって冷媒が液化する。この液冷媒は、配管15に流入するが、逆止弁17は、この方向には液冷媒を通流させないので、液冷媒は、バイパス回路25に流入する。バイパス回路25の逆止弁27は、この方向には液冷媒の通流を許容するので、液冷媒は、バイパス回路25を通って、配管21に直接に流入する。ここで、電磁弁22は、閉じているので、液冷媒は、気液分離器16に流入せずに、膨張弁23で減圧された後に、室内機3の室内熱交換器10に供給され、ここで熱交換による吸熱反応によって気化し、ガス冷媒となる。このガス冷媒は、配管9から排出され、四方弁6、及び配管11を通ってアキュームレータ12に導入された後に、圧縮機4に戻る。
このように、冷房運転をしている間は、気液分離器16に液冷媒が流入することはないが、初期状態として、液冷媒が気液分離器16に滞溜していることがある。この空気調和機1では、電磁弁19を開くことで、気液分離器16に滞溜している冷媒をガス冷媒として取り出して配管18から配管11に戻す。その結果、冷房運転中には、気液分離器16に冷媒が滞溜しない。
この実施の形態では、気液分離器16を含むガスインジェクション回路20を有する場合に、バイパス回路25を設け、配管15に逆止弁17設けたので、冷房運転時には、室外熱交換器8から気液分離器16を介さずに、室内熱交換器10に液冷媒を供給することが可能になる。したがって、冷房運転時には、気液分離器16を介さずに冷媒が循環し、気液分離器16に冷媒が流入することがなくなるので、冷媒を有効活用することができ、冷房能力が低下することはない。ここで、バイパス回路25には、逆止弁27を設けたので、暖房時には冷媒がバイパス回路25を流れずに、従来と同様の循環回路を形成することができる。
冷媒の循環経路を制御する手段として、逆止弁17、及び逆止弁27を用いたので、部品コストを削減でき、かつ制御部30によるコントロールが不要になるので、空気調和機1のコストを低くすることができる。特に、従来のように、気液分離器16の前後に2つの膨張弁を設ける必要がなくなるので、空気調和機1が低コストになる。
さらに、冷房運転時には、ガスインジェクション回路20の電磁弁19を開くようにしたので、気液分離器16に滞溜している液冷媒があった場合でも、圧縮機4に排出することができ、冷媒を有効活用することができる。したがって、冷房能力が低下することはない。
(第2の実施の形態)
図3を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成要素には、同一の符号を付してある。また、重複する説明は省略する。
この空気調和機31は、室外機32と、室内機33とから構成されている。気液分離器16から延びる配管(第2の配管)34は、室内機33に設けられた絞り部であるキャピラリ35を介して室内熱交換器10に接続されている。配管34には、気液分離器16側から順番に、膨張弁36と、接続部29とが設けられている。そして、制御部30は、四方弁6、電磁弁19、及び膨張弁36の制御を行うように構成されている。
この空気調和機31の作用について説明する。
この空気調和機31では、ガスインジェクション回路を利用しない通常の暖房運転と、ガスインジェクション回路を利用する低外気温時の暖房運転と、冷房運転との3種類の運転を選択的に実施することができる。これらの場合に対する各弁19,36の動作を表2に示す。
Figure 2006125717
まず、暖房運転時には、圧縮機4と室内熱交換器10とが直接に接続されるように四方弁6が切り替えられる。さらに、表2に示すように、通常運転時では、電磁弁19を閉じて、膨張弁36の開度を制御する。室内熱交換器10から排出される高圧の液冷媒の圧力は、キャピラリ35によって減圧された後に、さらに膨張弁36で逐次調整される。気液分離器16からは、配管15のみに液冷媒が流出し、室外熱交換器8を通って気化された後に、圧縮機4に回収される。この間、バイパス回路25には、冷媒は通流しない。
低外気温時の運転では、ガスインジェクション回路20を利用した冷媒の循環が付加される他は、通常運転時と同様である。
冷房運転時には、四方弁6を図3に示す位置に切り替える。さらに、表2に示すように、電磁弁19を開いて、膨張弁36を閉じる。液冷媒は、室外熱交換器8からバイパス回路25を通って、配管34に流入し、キャピラリ35で減圧された後に、室内熱交換器10に流入する。ここで、膨張弁36は、閉状態を維持することで接続部29側から気液分離器16に向かう方向に液冷媒が通流することを禁止する第2の整流部として機能する。したがって、液冷媒は、気液分離器16に流入しない。また、運転開始時に気液分離器16に滞溜していた液冷媒は、インジェクション配管18を通って圧縮機4に回収される。
この実施の形態では、前記の第1の実施の形態と同様の効果が得られる。さらに、気液分離器16と室内熱交換器10との間に設けられた膨張弁36で、暖房運転時の減圧を行うと共に、冷房運転時の液冷媒の整流を行うようにしたので、制御部30によってコントロールされる弁の数を減らすことができ、コストをさらに低減させることができる。
なお、本発明は、前記の各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、逆止弁17,27は、電磁弁にすることも可能である。電磁弁は、ON/OFF制御のみで足りるので、従来のように膨張弁を二つ有する場合に比べて、制御が容易であり、コストの低減も図れる。
また、図3に示す空気調和機31において、室内機33側のキャピラリ35のみでは、冷房時の液冷媒の減圧が不十分である場合には、バイパス回路25に、絞り部としてのキャピラリを追加し、2段の絞りを実施することで適切な圧力に減圧するようにしても良い。この場合に、逆止弁27と接続部29との間に、キャピラリを設けると、逆止弁27の動作を安定させることができる。
本発明の実施の形態における空気調和機の構成を示す回路図である。 暖房時の冷媒の循環経路を説明する図である。 空気調和機の構成を示す回路図である。 従来の空気調和機の構成を示す回路図である。
符号の説明
1・・・空気調和機、4・・・圧縮機、8・・・室外熱交換器、10・・・室内熱交換器、16・・・気液分離器、18・・・インジェクション配管、15・・・配管(第1の配管)、17・・・逆止弁(第1の整流部)、21・・・配管(第2の配管)、22・・・電磁弁(第2の整流部)、25・・・バイパス回路、26・・・バイパス配管、27・・・逆止弁(第3の整流部)、23・・・膨張弁(絞り部)、29・・・接続部、30・・・制御部、34・・・配管(第2の配管)、35・・・キャピラリ(絞り部)、36・・・膨張弁(第2の整流部)

Claims (5)

  1. 圧縮機で加圧した冷媒を室内熱交換器及び室外熱交換器に循環させ、前記室内熱交換器と前記室外熱交換器との間に配設した気液分離器から、ガス冷媒をインジェクション配管を通じて前記圧縮機に回収可能に構成された空気調和機において、
    前記室外熱交換器と前記気液分離器とを接続する第1の配管中に設けられ、前記室外熱交換機から前記気液分離器に向かう冷媒の通流を防止する第1の整流部と、
    前記室内熱交換器と前記気液分離器とを接続する第2の配管中に設けられ、前記室内熱交換機から前記気液分離器に向かう冷媒の通流を制御する第2の整流部と、
    前記室外熱交換器から排出される冷媒を、前記気液分離器を通すことなく前記室内熱交換器に供給するバイパス配管、及び前記バイパス配管中に設けられた前記室内熱交換器から前記室外熱交換器に向かう冷媒の通流を防止する第3の整流部を有するバイパス回路と、
    を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記第1の整流部、及び前記第3の整流部は、逆止弁であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記バイパス回路は、前記室内熱交換器と前記第2の整流部との間で、前記第2の配管に接続されており、この接続部から前記室内熱交換器に至るまでの間で、前記第2の配管中に冷媒の圧力を調整する絞り部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記絞り部は、キャピラリであることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 冷房運転時に、前記インジェクション配管中の設けられた電磁弁を開状態にする制御部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機。

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