JP2008215717A - 熱搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過熱、冷却機を別途設けることなく、COを冷媒として用いる場合の暖房運転時と冷房運転時の冷媒量の差を調製することのできる熱搬送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第2の流路(L2)と並列に配設された第3の流路(L31,L32)と、第3の流路(L31,L32)上に配設された冷媒タンク3と、一端が第1の流路(L1)に連通され、他端が冷媒タンク3に連通された第4の流路(L4)と、を備える。この熱搬送装置20は、冷房運転の際には、液ポンプ1から吐出された冷媒が利用側熱交換器4、冷媒タンク3及び熱源側熱交換器2を順に通って液ポンプ1に戻され、かつ液ポンプ1から吐出された液冷媒の一部が第4の流路(L4)を介して冷媒タンク3に貯留される。また、暖房運転の際には、液ポンプ1から吐出された冷媒が熱源側熱交換器2及び利用側熱交換器4を順に通って液ポンプ1に戻される。
【選択図】図1

Description

本発明は、気液相変化する冷媒を用いて熱を搬送するための熱搬送装置に関し、特に二酸化炭素(CO)を冷媒とする場合に好適な熱搬送装置に関するものである。
従来、二次冷媒式の空気調和機として、特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1の空気調和機は、R−410Aのような高圧冷媒を使用することを前提としている。この空気調和機は、図9に示すように、室外機を構成する減圧装置104と四方弁102との間にバイパス弁107を設置したバイパス回路109を備えた1次側回路111と、1次側回路111の冷媒との間で熱交換された冷媒を回路内のポンプ108で室内熱交換器105に供給する2次側回路112と、1次側回路111及び2次側回路内112の冷媒を導入し、2次側回路112内の冷媒温度を所望室内温度にするプレート型熱交換器106とから構成される。この空気調和機は、耐圧強度の小さい既設の室内機及び接続配管が流用でき、環境破壊上の規制もクリアできる、といった利点がある。
ところで、冷媒の脱フロン対策の1つとして、COを作動ガス(冷媒)として使用することが行われ、また検討されている。特許文献1に示される空気調和機の冷媒としてCOを使用する場合、暖房運転時に必要な冷媒量と冷房運転時に必要な冷媒量が相当異なる。つまり、暖房運転が超臨界圧力の下で行われるのに対して、冷房運転は臨界圧力以下で行われる。したがって、冷媒の圧力が、暖房運転時には高密度となるのに対して、冷房運転時には二相域及びガス域が存在するために低密度となる。一つの試算として、暖房運転時の密度は、冷房運転時の密度の2〜3倍となる。そのために、暖房運転時において適正な冷媒量とすると、冷房運転時には余剰の冷媒が発生する。
特開2001−241800号公報(図1) 特開平5−231730号公報
特許文献1に開示された空気調和機では、この冷媒量の差を調製する機構が存在せず、搬送圧力が成り行きとなってしまうため、暖房運転と冷房運転を両立させることができない。
特許文献2には、冷媒配管上に冷媒タンクを設けることにより、冷媒量を調整する手法が開示されている。ところが、特許文献2は、冷媒タンクからの冷媒の流出、流入を行うために、過熱、冷却機を必要としており、熱搬送装置の製造コストの上昇を招くとともに、空気調和機運転時に過熱、冷却のための電力コストが必要となる。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、過熱、冷却機を別途設けることなく、COを冷媒として用いる場合の暖房運転時と冷房運転時の冷媒量の差を調製することのできる熱搬送装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成する本発明の熱搬送装置は、気液相変化を伴う冷媒と冷熱源又は温熱源とが熱交換される熱源側熱交換器と、熱源側熱交換器で熱交換された冷媒を受けて冷熱又は温熱を利用する利用側熱交換器と、冷媒を熱源側熱交換器又は利用側熱交換器に向けて吐出する搬送ポンプと、熱源側熱交換器、搬送ポンプ及び利用側熱交換器を繋ぎ、搬送ポンプから吐出される冷媒が熱源側熱交換器又は利用側熱交換器に向けて流れる第1の流路と、熱源側熱交換器及び利用側熱交換器を繋ぎ、熱源側熱交換器から流出した冷媒が利用側熱交換器に向けて流れ、又は利用側熱交換器から流出した冷媒が熱源側熱交換器に向けて流れる第2の流路と、第2の流路と並列に配設され、一端が熱源側熱交換器に近い側に連通され、他端が利用側熱交換器に近い側に連通された第3の流路と、第3の流路上に配設された冷媒タンクと、一端が搬送ポンプと利用側熱交換器との間の第1の流路に連通され、他端が冷媒タンクに連通された第4の流路と、を備えることを特徴としている。
この熱搬送装置は、冷房運転の際には、搬送ポンプから吐出された冷媒が利用側熱交換器、冷媒タンク及び熱源側熱交換器を順に通って搬送ポンプに戻される熱搬送回路が構成される。この冷房運転の際には、搬送ポンプから吐出された液状の冷媒(液冷媒)の一部を第4の流路を介して冷媒タンクに流入させ、かつ貯留することとする。この冷媒の一部とは、余剰分の冷媒を意図している。冷媒の一部の冷媒タンクへの流入は、搬送ポンプの吐出圧力により行うことができる。
また、暖房運転の際には、搬送ポンプから吐出された冷媒が熱源側熱交換器及び利用側熱交換器を順に通って搬送ポンプに戻される熱搬送回路が構成される。
本発明の熱搬送装置において、冷房運転から暖房運転へ切換える際に、冷媒タンクに貯留されていた液冷媒を熱搬送回路に戻すことが必要である。暖房運転に必要な冷媒量を確保するためである。そこで、本発明の熱搬送装置は、冷房運転から暖房運転へ切換える際に、熱源側熱交換器で吸熱されたガス状の冷媒を第2の流路及び第3の流路を介して冷媒タンクに流入させる。そうすると、冷媒タンク内の圧力が上昇する。その結果、冷媒タンクに貯留されていた液冷媒を第4の流路を介して第1の流路に流出させることができる。こうして冷媒タンクに貯留されていた冷媒を熱搬送回路に戻した後に、本発明の熱搬送装置は、暖房運転を開始することができる。
本発明の熱搬送装置において、冷房運転時に冷媒タンクに液冷媒を貯留するが、過剰に貯留されることを想定しておく必要がある。そこで、本発明の熱搬送装置は、このような場合に、冷媒タンクに貯留されている液冷媒を迅速に熱搬送回路に戻す機構を設けることが好ましい。そのために本発明は、一端が冷媒タンクに連通され、かつ他端が第3の流路であって熱源側熱交換器に近い側に連通される地点と熱源側熱交換器との間の第2の流路に連通された第5の流路を設ける。そして、冷媒タンクに貯留された液冷媒が所定量を超えた、つまり過剰に液冷媒が貯留され場合に、液冷媒を、第5の流路を介して第2の流路に戻すことができる。
本発明の熱搬送装置において、冷房運転開始時に、搬送ポンプに液冷媒が供給されることが望ましい。搬送ポンプの起動性を確保するためである。ところが、冷房運転開始時に、搬送ポンプに対して液冷媒が十分に供給されないことも想定される。そこで本発明は、冷媒タンクに貯留されている液冷媒を搬送ポンプに対して迅速に供給し得る機構を設ける。そのための本発明の熱搬送装置は、一端が冷媒タンクに連通され、かつ他端が熱源側熱交換器と搬送ポンプとの間の第1の流路に連通された第6の流路を設ける。そして、冷房運転開始時に、冷媒タンクに貯留された液状の冷媒を、第6の流路を介して第1の流路に戻すことができる。
本発明の熱搬送装置において、第1の流路は、第4の流路が連通される地点と利用側熱交換器との間に、冷媒タンクの上端よりも高い位置に流路が形成される領域を備えることが好ましい。そうすることにより、冷媒タンクに貯留されていた液冷媒が、第4の流路に流出した場合に、利用側熱交換器ではなく搬送ポンプ側に流すことができる。搬送ポンプの起動性を確保するために、搬送ポンプ近傍に、液冷媒を集めるのである。
本発明の熱搬送装置は、冷媒が二酸化炭素(CO)である場合に特に有効である。冷媒が二酸化炭素(CO)の場合、冷房運転時には臨界圧力以下で熱搬送が行われ、暖房時には超臨界圧力で熱搬送が行われ、両運転時の冷媒量の差が大きいためである。
以上説明したように、本発明によれば、冷房運転の際には、搬送ポンプから吐出された冷媒の一部を冷媒タンクに流入させ、かつ貯留させることができる。つまり、冷房運転時には、余剰分の冷媒を熱搬送回路から退避させて、適正な冷媒量で冷房運転を行うことができる。また、暖房運転時には、冷媒タンクに貯留していた冷媒を熱搬送回路に戻して適正な冷媒量で暖房運転を行うことができる。しかも、冷媒の一部を冷媒タンクに貯留させること、冷媒タンクに貯留していた冷媒を熱搬送回路に戻すことを、過熱、冷却機を別途設けることなく実現できる。したがって、熱搬送装置の製造コストの上昇を抑え、しかも熱搬送装置運転時に過熱、冷却のための電力コストが不要である。
<第1の実施形態>
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る熱搬送装置20の構成を示す回路図である。また、図2は、熱搬送装置20の構成を示す回路を立体的に示した図である。したがって、図2により、熱搬送装置20を構成する各要素の位置関係を特定することができる。
図1、図2に示すように、熱搬送装置20は、搬送ポンプである液ポンプ1、熱源側熱交換器2、冷媒タンク3、利用側熱交換器4が、配管L1〜L4を介してこの順に連結されて閉回路を構成している。この閉回路内には気液相変化する冷媒、典型的にはCOが封入されている。この熱搬送装置20は、暖房運転時に超臨界圧力で冷媒(CO2、以下単に冷媒と記す)を搬送し、冷房運転時には臨界圧力以下で冷媒を搬送し、熱源側熱交換器2及び利用側熱交換器4で相変化を伴った熱交換を行う。熱搬送装置20のより詳しい構成は以下の通りである。
液ポンプ1は、熱源側熱交換器2及び利用側熱交換器4を繋ぐ配管L1(第1の流路)上に配設される。
また、熱源側熱交換器2と利用側熱交換器4とを繋ぐ配管L2(第2の流路)が配設されている。配管L2は、地点Cにおいて配管L31(第3の流路)が分岐され、また、地点Dにおいて配管L32(第3の流路)が分岐される。
配管L31は、その一端が冷媒タンク3の上部(地点G)を貫通して、冷媒タンク3の内部と連通している。配管L31上には第2電磁弁6が配設されている。つまり、熱源側熱交換器2と冷媒タンク3は、第2電磁弁6を介して接続されている。
配管L32は、冷媒タンク3の上部(地点H)を貫通して冷媒タンク3の下部までその一端が延設され、冷媒タンク3の内部と連通している。配管L32上であって、地点Dと地点Hの間に第1電磁弁5が配設されている。
配管L2上であって、地点Cと地点Dの間には、第4電磁弁8が配設されている。
配管L1は、液ポンプ1と利用側熱交換器4の間にある地点Aから配管L4(第4の流路)が分岐されている。この地点Iは、冷房運転時において、液ポンプ1の吐出側になる。配管L4の他端部は、冷媒タンク3の下端(地点E)において冷媒タンク3の内部と連通されている。配管L4上には、第3電磁弁7が配設されている。なお、地点Aは、冷媒タンク3の下端である地点Eよりも、低い位置にある。
ここで、前述したように、暖房運転時において冷媒量を適正にすると、冷房運転時には冷媒が余る。そこで、冷房運転時にこの余剰冷媒を貯留する冷媒タンク3と、必要冷媒量に応じて冷媒タンク3から冷媒を出し入れする回路を設けたのが、本実施の形態による熱搬送装置20である。以下、冷房運転時と暖房運転時に分けて、熱搬送装置20の動作を説明する。冷房運転時、暖房運転時の各々の動作は、冷媒(CO)の流れの向き、第1電磁弁5〜第4電磁弁8の開・閉により制御される。
<冷房運転時>
図3は、熱搬送装置20の回路図であって、冷房運転時に熱搬送回路となる配管を太く示している。また、冷媒の流れる向きを矢印で示している。
冷房運転時、配管L32上に配設された第1電磁弁5、配管L31上に配設された第2電磁弁6は、常に開いておき(「ON」)、冷媒の通過を許容する。また、冷房運転時、配管L2上に配設される第4電磁弁8は、常に閉じておき(「OFF」)、冷媒の通過を阻止する。さらに、冷房運転時、配管L4上に配設された第3電磁弁7は、以下に説明するように、開かれる時と閉じられる時がある(「ON/OFF」)。この第1電磁弁5〜第4電磁弁8の開・閉の状態を表1に示しておく。
液ポンプ1から吐出された液冷媒は、配管L1を通って利用側熱交換器4に供給される。この液冷媒は、利用側熱交換器4において温熱源との熱交換により吸熱し、ガス冷媒として利用側熱交換器4から配管L2に流出される。このガス冷媒は、第1電磁弁5が開いているから、配管L32を通って冷媒タンク3へ流入する。
冷媒タンク3に貯留されている気液分離状態の冷媒のうちでガス冷媒のみが、第2電磁弁6が開いている配管L31及び配管L2を通って、熱源側熱交換器2に供給される。熱源側熱交換器2に供給されたガス冷媒は、冷熱源との熱交換により放熱し、凝縮液化されて液ポンプ1へ戻る。
以上の冷媒の循環過程において、第3電磁弁7を開くことにより、液ポンプ1から吐出された液冷媒の一部を、配管L4を介して冷媒タンク3へ流入させることができる。つまり、冷房運転時に余剰となる冷媒を、冷房運転に必要な熱搬送回路から退避させ、かつ冷媒タンク3へ貯留させることができる。したがって、熱搬送回路内の冷媒量を減少させることにより、適正な冷媒量を得ることができる。一方、第3電磁弁7を閉じると、配管L2、L32を介して利用側熱交換器4から流出されたガス冷媒が冷媒タンク3に供給される。冷媒タンク3に貯留されている余剰の液冷媒は、ガス冷媒の供給により蒸発して配管L31にガス冷媒として流入する。つまり、冷媒タンク3に貯留されている余剰の液冷媒を、熱搬送回路内へ戻すことができる。
第3電磁弁7の開・閉は、熱搬送回路内の冷媒の圧力に応じて制御することができる。つまり、冷媒の圧力が予め設定された閾値より高い場合には、液冷媒を冷媒タンク3へ流入させるべく、第3電磁弁7を開く。一方、冷媒の圧力が予め設定された閾値より低い場合には、第3電磁弁7を閉じる。圧力の測定は、例えば、配管L1上の地点Aで行えばよい。第3電磁弁7の開・閉制御は、冷媒の温度に基づいて行うこともできる。つまり、冷媒の温度が予め設定された閾値より高い場合には、液冷媒を冷媒タンク3へ流入させるべく、第3電磁弁7を開く。一方、冷媒の温度が予め設定された閾値より低い場合には、第3電磁弁7を閉じる。温度の測定は、熱源側熱交換器2において、冷媒が二相状態にある部位で行えばよい。第3電磁弁7の開・閉制御は、圧力及び温度の両者に基づいて行うこともできる。
<冷房運転から暖房運転への切換え>
冷房運転時に余剰冷媒として冷媒タンク3に貯留された液冷媒を、暖房運転時には熱搬送回路内に戻す必要がある。暖房運転に必要な冷媒量を熱搬送回路内に確保するためである。
この切換えのために、第1電磁弁5〜第4電磁弁8を以下のように制御する。すなわち、配管L32上に配設された第1電磁弁5及び配管L31上に配設された第2電磁弁6の、少なくとも一方を開く(「ON」)。また、配管L4上に配設された第3電磁弁7及び配管L2上に配設された第4電磁弁8も開く(「ON」)。この第1電磁弁5〜第4電磁弁8の開・閉の状態を表1に示しておく。
第1電磁弁5〜第4電磁弁8を以上の状態とすることにより、熱源側熱交換器2で吸熱したガス冷媒を配管L2〜L31(第2電磁弁6)、又は配管L2〜L32(第4電磁弁8、第1電磁弁5)を介して冷媒タンク3に流入させる。そうすることにより、冷媒タンク3に貯留する液冷媒を、配管L4を介して配管L1へ押し出す。冷媒タンク3から液冷媒を押し出したら、開いていた第1電磁弁5又は第2電磁弁6を閉じて暖房運転を開始する。また、このときに第3電磁弁7を閉じる。液冷媒の押し出しに使用されたガス冷媒は、冷媒タンク3に残留する。熱搬送回路内の冷媒量は、冷媒タンク3に残留するガス冷媒を考慮して設定される。
<暖房運転>
図4は、熱搬送装置20の回路図であって、暖房運転時に熱搬送回路となる配管を太く示している。また、冷媒の流れる向きを矢印で示している。
暖房運転時、配管L32上に配設された第1電磁弁5、配管L31上に配設された第2電磁弁6、及び配管L4上に配設された第3電磁弁7は常に閉じておき(「OFF」)、冷媒の通過を阻止する。また、暖房運転時、配管L2上に配設された第4電磁弁8は、常に開いておき(「ON」)、冷媒の通過を許容する。この第1電磁弁5〜第4電磁弁8の開・閉の状態を表1に示しておく。
Figure 2008215717
液ポンプ1から吐出された冷媒は、配管L1を通って熱源側熱交換器2に供給され、温熱源との熱交換により吸熱する。熱源側熱交換器2から流出される冷媒は、配管L2を通って利用側熱交換器4に流入し、冷熱源との熱交換により放熱し、液ポンプ1へ戻る。この循環過程で、冷媒は冷媒タンク3へは流入することない。
以上のように、本実施形態に係る熱搬送装置20は、冷房運転時に余剰となる冷媒を貯留することができる。しかも、暖房運転時には、貯留されていた冷媒を熱搬送回路内に戻すことができる。したがって、熱搬送装置20は、冷房運転時及び暖房運転時の両者において適正な冷媒量を確保することができるため、冷房運転及び暖房運転を両立させることができる。しかも、熱搬送装置20は、基本的な熱搬送回路に対して、配管及び電磁弁を付与することによって、冷房運転及び暖房運転を両立させることができるので、過熱、冷却機を設け場合に比べて製品コストの上昇を抑えることができるとともに、運転時に過熱、冷却のための電力コストは発生しない。
以上説明した熱搬送装置20において、第2電磁弁6を通過する冷媒の流れる方向は、地点Gから地点Cの方向のみである。したがって、第2電磁弁6の代わりに、地点Gから地点Cの方向への冷媒の通過を許容するが、その逆は許容しない逆止弁を用いることができる。同様のことは第4電磁弁8にも当てはまり、第4電磁弁8の代わりに地点Cから地点Dの方向への冷媒の通過を許容するが、その逆は許容しない逆止弁を用いることができる。電磁弁に必要とされる制御機構を省くことができるため、熱搬送装置20の低コスト化に寄与する。
また、以上説明した熱搬送装置20において、第3電磁弁7を、冷媒の流量調整することができる電子膨張弁とすることが好ましい。冷房運転時に冷媒タンク3に流入する液冷媒の量を調整することができるため、熱搬送回路内の圧力制御を安定して行うことができる。
<第2の実施形態>
以下、本発明による第2の実施形態について、図5を参照して説明する。
図5は、第2の実施形態に係る熱搬送装置30の回路を示している。図5に示すように、熱搬送装置30は、第1の実施形態に係る熱搬送装置20と、配管L5、配管L5上に配設された第5電磁弁9を付加した点で相違するが、他の構成は一致する。そこで、以下では相違点を中心に説明する。また、図5において、第1の実施形態に係る熱搬送装置20と同一の構成部分には、同一の符号を付している。
配管L5は、一端が配管L2と地点Bにおいて連通される。また、配管L5は、他端が冷媒タンク3の下端である地点Fで接続され、冷媒タンク3の内部と連通される。配管L5には、第5電磁弁9が配設される。地点Bは、冷媒タンク3の下端の地点Fより低い位置とされる。
冷房運転時は、前述したように、第3電磁弁7を開くことにより、液ポンプ1から吐出された液冷媒の一部を、配管L4を介して冷媒タンク3へ流入させることができる。これは、冷房運転時に余剰となる冷媒を、冷房運転に必要な熱搬送回路から退避させ、かつ冷媒タンク3へ貯留するためである。このとき、前述したように、第3電磁弁7を閉じることによって、冷媒タンク3に貯留されている液冷媒をガス冷媒として熱搬送回路内へ戻すことができる。しかし、冷媒タンク3に冷媒を貯留しすぎて、熱搬送回路内の冷媒圧力が低下することもあり得る。第2の実施形態は、このような場合に迅速に対応するために、配管L5及び第5電磁弁9を設けた。
冷房運転時、液ポンプ1から吐出された液冷媒は、配管L1を通って利用側熱交換器4に供給される。この液冷媒は、利用側熱交換器4において温熱源との熱交換により吸熱し、ガス冷媒として利用側熱交換器4から配管L2、配管L32を通って冷媒タンク3へ流入する。冷媒タンク3に貯留されている気液分離状態の冷媒のうちでガス冷媒のみが、配管L31及び配管L2を通って、熱源側熱交換器2に供給される。熱源側熱交換器2に供給されたガス冷媒は、冷熱源との熱交換により放熱し、凝縮液化されて液ポンプ1へ戻る。この過程で、第5電磁弁9は閉じられている(OFF)。
第3電磁弁7を開く(ON)ことにより、液ポンプ1から吐出された液冷媒の一部を、配管L4を介して冷媒タンク3へ流入させることができるが、冷媒タンク3への流入量が過剰になると、熱搬送回路内の冷媒圧力が低下する。冷媒圧力が予め定められた閾値よりも低くなった場合に、第5電磁弁9を開く。そうすると、冷媒タンク3に貯留していた液冷媒が、配管L5を通って配管L2に流入する。この液冷媒は、配管L31を通って配管L2に流入したガス冷媒とともに、気液二相混在の状態で、熱源側熱交換器2に供給される。
以上のように、第2の実施形態による熱搬送装置30は、第5電磁弁9を開くことで、冷媒を迅速に熱搬送回路内に戻すことができ、低下した圧力を上昇させることが可能となる。
熱搬送装置30において、第5電磁弁9は、冷媒の流量調整することができる電子膨張弁とすることが好ましい。冷房運転時に冷媒タンク3に流入する液冷媒の量を調整することができるため、安定した圧力制御が可能となる。
なお、熱搬送装置30において、冷房運転時、冷房運転から暖房運転の切換え時、暖房運転時の、第1電磁弁5〜第5電磁弁9の開閉の状態を表2にまとめて示しておく。
Figure 2008215717
<第3の実施形態>
以下、本発明による第3の実施形態について、図6を参照して説明する。
図6は、第2の実施形態に係る熱搬送装置40の回路を示している。図6に示すように、熱搬送装置40は、第1の実施形態に係る熱搬送装置20と、配管L6、配管L6上に配設された第6電磁弁10を付加した点で相違するが、他の構成は一致する。そこで、以下では相違点を中心に説明する。また、図6において、第1の実施形態に係る熱搬送装置20と同一の構成部分には、同一の符号を付している。
配管L6は、一端が配管L1と地点Iにおいて連通される。この地点Iは、冷房運転時において、液ポンプ1の吸入側になる。また、配管L6は、他端が冷媒タンク3の下端である地点Fで接続され、冷媒タンク3の内部と連通される。配管L6には、第6電磁弁10が配設される。地点Iは、冷媒タンク3の下端の地点Fより低い位置とされる。
冷房運転開始時において、液ポンプ1に迅速な起動性を得るために、液ポンプ1に液冷媒が供給される必要がある。ところが、熱源側熱交換器2において、ガス冷媒を十分に液化できないこともある。そこで、第3の実施形態に係る熱搬送装置40は、冷房運転開始時に、液ポンプ1に液冷媒を迅速に供給するために、配管L6及び第6電磁弁10を設けた。
ここで、冷媒タンク3に液冷媒が貯留した状態で熱搬送装置40の運転が停止されたものとする。この停止状態では、第6電磁弁10は閉じられている(OFF)ものとする。この状態から、冷房運転を開始した場合に、第6電磁弁10を開ける(ON)。そうすると、地点Iは地点Fよりも低い位置にあるため、冷媒タンク3に貯留されていた液冷媒が、配管L6を介して液ポンプ1の吸入側に供給される。したがって、液ポンプ1の的確な起動が確保される。その後、第6電磁弁10は閉じられる(OFF)。
第6電磁弁10の開・閉制御は任意である。例えば、冷房運転開始時に、第6電磁弁10を予め定められた時間だけ開くことにしてもよい。また、冷房運転開始時に、第6電磁弁10を開け、液ポンプ1の運転状況を監視し、監視結果に基づいて第6電磁弁10を閉じることにしてもよい。
また、第6電磁弁10を電子膨張弁にすれば、液ポンプ1の吸入側に供給する液冷媒の流量を調整することができ、安定した圧力制御が可能となる。
なお、熱搬送装置40において、冷房運転時、冷房運転から暖房運転の切換え時、暖房運転時の、第1電磁弁5〜第4電磁弁8、第6電磁弁10の開閉の状態を表3にまとめて示しておく。
Figure 2008215717
<第4の実施形態>
以下、本発明による第4の実施形態について、図7、図8を参照して説明する。
図7は、本発明の第4の実施形態に係る熱搬送装置50の構成を示す回路図である。また、図8は、熱搬送装置50の構成を示す回路を立体的に示した図である。したがって、図8により、熱搬送装置50を構成する各要素の位置関係を特定することができる。
図7、図8に示すように、熱搬送装置50は、第2の実施形態に係る熱搬送装置30と、トラップ11を付加した点で相違するが、他の構成は一致する。そこで、以下では相違点を中心に説明する。また、図7、図8において、第2の実施形態に係る熱搬送装置30と同一の構成部分には、同一の符号を付している。
熱搬送装置50は、配管L1上の地点Aと地点Jの間に、トラップ11を設けた。このトラップ11は、配管L1の一部を構成するものであり、図7、図8に示すように、逆U字状の流路を備えている。そして、トラップ11の頂部は、冷媒タンク3の上端(地点G、H)よりも高い位置に設定されている。つまり、配管L1は、冷媒タンク3の上端よりも高い位置に流路が形成される領域を備えている。
運転開始時、液ポンプ1は、その周辺に液冷媒が存在することが、その適切な起動を行うために好ましい。そのためには、運転を停止した後に、液ポンプ1の前後に溜まっている液冷媒が利用側熱交換器4に流出するのを阻止することが望ましい。そこで、トラップ11を設けることにより、運転停止時に液ポンプ1の前後に溜まっている液冷媒が利用側熱交換器4へ液冷媒が流出するのを防ぎ、運転開始時に液ポンプ1の周辺に液冷媒を保持することが可能となる。このとき、配管L4への液冷媒の流出を阻止するために、第3電磁弁7を閉じておくことが好ましい。
以上、第1の実施形態〜第4の実施形態を個別に説明したが、本発明は、各実施の形態の特徴部分を組合せて実施できることはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態に係る熱搬送装置の回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱搬送装置の回路を立体的に示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱搬送装置の回路図であって、冷房運転時の冷媒の流れを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱搬送装置の回路図であって、暖房運転時の冷媒の流れを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る熱搬送装置の回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る熱搬送装置の回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る熱搬送装置の回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る熱搬送装置の回路を立体的に示した図である。 従来の空気調和機の回路図である。
符号の説明
1…液ポンプ、2…熱源側熱交換器、3…冷媒タンク、4…利用側熱交換器、5…第1電磁弁、6…第2電磁弁、7…第3電磁弁、8…第4電磁弁、9…第5電磁弁、10…第6電磁弁、11…トラップ、20,30,40,50…熱搬送装置、L1〜L6…配管

Claims (6)

  1. 気液相変化を伴う冷媒と冷熱源又は温熱源とが熱交換される熱源側熱交換器と、
    前記熱源側熱交換器で熱交換された前記冷媒を受けて冷熱又は温熱を利用する利用側熱交換器と、
    前記冷媒を前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器に向けて吐出する搬送ポンプと、
    前記熱源側熱交換器、前記搬送ポンプ及び前記利用側熱交換器を繋ぎ、前記搬送ポンプから吐出される前記冷媒が前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器に向けて流れる第1の流路と、
    前記熱源側熱交換器及び前記利用側熱交換器を繋ぎ、前記熱源側熱交換器から流出した前記冷媒が前記利用側熱交換器に向けて流れ、又は前記利用側熱交換器から流出した前記冷媒が前記熱源側熱交換器に向けて流れる第2の流路と、
    前記第2の流路と並列に配設され、一端が前記熱源側熱交換器に近い側に連通され、他端が前記利用側熱交換器に近い側に連通された第3の流路と、
    前記第3の流路上に配設された冷媒タンクと、
    一端が前記搬送ポンプと前記利用側熱交換器との間の前記第1の流路に連通され、他端が前記冷媒タンクに連通された第4の流路と、を備え、
    冷房運転の際には、前記搬送ポンプから吐出された前記冷媒が前記利用側熱交換器、前記冷媒タンク及び前記熱源側熱交換器を順に通って前記搬送ポンプに戻され、かつ前記搬送ポンプから吐出された液状の前記冷媒の一部が前記第4の流路を介して前記冷媒タンクに貯留され、
    暖房運転の際には、前記搬送ポンプから吐出された前記冷媒が前記熱源側熱交換器及び前記利用側熱交換器を順に通って前記搬送ポンプに戻されることを特徴とする熱搬送装置。
  2. 前記冷房運転から前記暖房運転へ切換える際に、
    前記熱源側熱交換器で吸熱されたガス状の前記冷媒を前記第2の流路及び前記第3の流路を介して前記冷媒タンクに流入させ、
    前記冷媒タンクに貯留されていた液状態の前記冷媒を前記第4の流路を介して前記第1の流路に流出させ、
    その後、前記暖房運転を開始することを特徴とする請求項1に記載の熱搬送装置。
  3. 一端が前記冷媒タンクに連通され、かつ他端が前記第3の流路であって前記熱源側熱交換器に近い側に連通される地点と前記熱源側熱交換器との間の前記第2の流路に連通された第5の流路を備え、
    前記冷媒タンクに貯留された液状の前記冷媒が所定量を超えた場合に、液状の前記冷媒を、前記第5の流路を介して前記第2の流路に流出させることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱搬送装置。
  4. 一端が前記冷媒タンクに連通され、かつ他端が前記熱源側熱交換器と前記搬送ポンプとの間の前記第1の流路に連通された第6の流路を備え、
    前記冷房運転開始時に、前記冷媒タンクに貯留された液状の前記冷媒を、前記第6の流路を介して前記第1の流路に流出させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱搬送装置。
  5. 前記第1の流路は、前記第4の流路が連通される地点と前記利用側熱交換器との間に、前記冷媒タンクの上端よりも高い位置に流路が形成される領域を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱搬送装置。
  6. 前記冷媒が二酸化炭素(CO)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の熱搬送装置。
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