JP2006125362A - ベーンロータリー式圧縮機 - Google Patents

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誠一郎 仲山
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Abstract

【課題】ベーンロータリー式圧縮機を始動したときのベーンチャタリング時間をより短くして騒音を抑制する。
【解決手段】ベーン背圧室17と高圧室14の油溜まり部を除く高圧流体の部分を連通する第1ガス供給通路27内にベーンの最大伸張時のベーン背圧室17より大きいガス溜まり空間27aを設ける構成とし、圧縮した時にベーン4の伸張時のベーン背圧室17の圧力の低下を抑制することにより、ベーンチャタリングの時間短縮や圧縮機不良現象を回避することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体(以下ガス冷媒と呼ぶ)の圧縮、吐出を行う圧縮機に関するもので、特に自動車用空調装置などに用いられるベーンロータリー式圧縮機に関するものである。
従来、この種のベーンロータリー式圧縮機においては、ロータの回転に伴ってベーンがその先端をシリンダ内壁に接して回転摺動運転をするように、ベーン背部に高圧の油を圧力差により供給する構成が広く用いられている(例えば特許文献1参照)。
図8から図10は、特許文献1に記載された従来のベーンロータリー式圧縮機を示すものである。この特許文献1に記載の圧縮機は、圧縮機の高低圧差がないか、または小さい場合に圧縮機を始動した場合でも、始動直後に生じるベーン背圧室内の圧力低下をガス供給通路からのガス冷媒の供給によって防止し、また定常運転時においてはガス供給通路を遮断することによって潤滑油をベーン背圧室へ供給するよう選択できるベーン背圧制御装置を備えている。
圧縮機停止後、ある時間が経過して高圧側と低圧側の圧力差が所定値になると、ばね35は第2プランジャ33を第2球座29側に移動させる。この状態から圧縮機を始動した場合には、瞬時にガス状流体が第2ガス供給通路28から第1ガス供給通路27,供給通路18を介してベーン背圧室17に供給される。
特開平11−125190号公報
しかしながら、上記従来のベーンロータリー式圧縮機では、圧縮機停止後の均圧起動直後にガス供給され、続いてオイル供給がなされるが、特に給油通路途中に潤滑油が充満している時に圧縮機を起動すると、潤滑油の水頭、粘性及び慣性による流れ始めの抵抗が大きいことなどのため、結果としてベーンの伸張没入の際生ずるベーン背圧室の容積変動に対し十分な潤滑油量が供給できない。
そのため、始動時にガスを供給してべーン背圧を上げてベーンを押し出すようにしているが、ガス供給開閉弁は瞬時に閉じるので、十分なガス量を供給できていないため、圧縮機始動時の回転数が低い場合にベーン背圧室の圧力低下を生じ、ベーンがシリンダ内壁から遊離し再び衝突するベーンのチャタリングが約0.5秒程度ではあるが発生するおそれがあるという問題点を有していた。
本発明は、年々厳しくなる室内騒音に対するユーザーからの高い品質要求に答えるため、更に均圧起動時のベーンチャタリング時間を短くするもので、クラッチの着脱時間の0.2秒程度以内にチャタリングを抑えることで、クラッチの着脱時にベーンチャタリング音がマスキングされて目立たないようにして、高い品質要求にあった圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のベーンロータリー圧縮機は、ベーン背圧室と、ガス供給通路との間にベーン最大伸張時のベーン背圧室より大きいガス溜まり空間を設けたものである。
かかる構成により始動時にガス供給をしてベーンの伸張時の圧力変化に対する背圧不足低下を抑えるようにしているが、ガス供給開閉弁は瞬時に閉じるので、ベーン伸張時のベーン背圧空間より大きなガス溜り空間があるので、ベーンが伸張してもベーン背圧室の圧力低下が抑制され、ベーンチャタリングが発生する背圧限界より低くならないため、ベーンチャタリングが速やかに納まる。したがって、少なくともクラッチの着脱時間の0.2秒程度以内に抑えることで、ユーザーの高い品質要求を満足することができる。
また、本発明のガス溜り空間とベーン背圧室との連通路は、後部側板の作動室側に設けられた油溝の上部に設けたものである。従来、連通路は油溝の下部にあり、停止時に潤滑油が油溝部に溜まって、連通路をふさぐこともあり、始動時のガス供給不足となることもある。したがって、連通路を油溝の上部に設けたことによって、十分なガス供給ができる。これによって、従来起動時にベーン背圧室に潤滑油が流入して起動時に短時間ではあるが発生したベーンチャタリングに対して、発生時間をより短縮できる。
本発明のベーンロータリー式圧縮機は、ベーン背圧室と、ガス通路との間にベーン伸張時のベーン背圧より大きいガス溜まり空間を設けたものである。
以上の構成作用により、始動時のベーンチャタリングが0.2秒程度以内の速やかな時間に収まることで、クラッチの着脱音にベーンチャタリング音がマスキングされ、ユーザーが起動時のチャタリング騒音を感じることがなくなる。したがって、騒音に対するユーザーの高い品質要求を満足することができる。
また、ガス溜まり空間は、後側板を製造するときに金型に一体的に造形することができ加工が不要でコストアップはなく、材料費を低下でき、コストダウン、軽量化が実現できる。
また、ガス溜り空間とベーン背圧室との連通路は、後部側板の作動室側に設けられた油溝上部に設けたことで、連通路の形成を加工で行っていたが、ガス溜まり空間部に設けているため、連通通路が短くてすみ加工時間が短縮できる。また、後部側板を造形するときに一体的に形成できれば加工を削減することも可能である。
本発明は、筒状内壁を有するシリンダと、このシリンダの内部に配設されるとともに、その外周の一部がシリンダ内壁と微小隙間を形成するロータと、このロータに設けられた複数のベーンスリット内に摺動自在に挿入されたベーンと、シリンダの両端を閉塞して内部に作動室を形成する前部側板及び後部側板と、下方部に油溜まり部を有する高圧ケースと、ベーンスロットとベーン端部とで形成されるベーン背圧室と高圧室の油溜まり部とを連通する給油通路と、この給油通路を連通遮断する給油開閉手段と、ベーン背圧室と油溜まり部を除く部分に連通するガス供給通路と、ガス供給通路内にガス供給通路を一体的に備えたガス開閉手段とを備え、ベーン背圧室とガス通路との間にベーンの最大伸張時のベーン背圧室より大きいガス溜まり空間を設けたものである。
かかる構成により、始動時にベーンが伸張してもベーン背圧室の圧力低下が抑制され、ベーンチャタリングが発生する背圧限界より低くならないため、ベーンチャタリングが速やかに納まる。
また、ガス溜まり空間は、後側板を製造するときに金型に一体的に造形することができ加工が不要でコストアップはなく、材料費を低下でき、コストダウン、軽量化が実現できる。
第2の発明は、ガス溜り空間とベーン背圧室との連通路は、後部側板の作動室側に設けられた油溝の上部に設けたことで、停止時に潤滑油が油溝部に溜まって、連通路をふさぐこともなく、始動時に十分なガス供給ができる。これによって、ベーンチャタリング時間を短縮できる。
従来のベーンロータリー式圧縮機は、始動時にベーンチャタリングを抑えるガス供給を行ってベーンチャタリングを抑えてはいたが、最近の高い品質要求を満足するため、約0.5秒程度であるが、始動時の特に低回転時に発生していた。しかしながら、本発明のベーンロータリー式圧縮機は、ガス供給通路を油溝部の上部より連通させたことで、潤滑油の流入を防ぐことができ、ベーン背圧を確保でき、シリンダ内壁から遊離し、再び衝突するベーンのチャタリングを約0.5秒程度ではあるが発生する圧縮機不良現象をクラッチの着脱時間の0.2秒程度に抑えることで、ベーンチャタリングが速やかに納まるり、ユーザーの高い品質要求を満足することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1から図3は、差圧給油方式のベーンロータリー式圧縮機の断面図で、圧縮機と給油装置の具体構成を示すものである。図において、1は円筒内壁を有するシリンダ、2はその外周の一部がシリンダ1内壁と微少隙間を形成するロータ、3はロータ2に設けられた複数のベーンスロット、4はベーンスロット4内に摺動自在に挿入された複数のベーン、5はロータ2と一体的に形成され回転自在に軸支される駆動軸、6及び7はそれぞれシリンダ1の両端を閉塞して内部に作動室8を形成する前部側板及び後部側板である。
9は低圧側の作動室8に連通する吸入口、10は高圧側の作動室8に連通する吐出口、11は吐出口に配設された吐出弁、12は高圧通路13に連通する高圧室14を形成して圧縮された高圧流体中の潤滑油を分離捕捉するセパレータ15を配設した高圧ケースである。16は給油通路を連通遮断する給油開閉手段であるところの後部側板に配設されたベーン背圧付与装置本体で、高圧室14下方の油溜り部の潤滑油をベーン背圧室17に供給している。
18は高圧室14下方の油溜り部とベーン背圧室17とを連通する給油通路、39は後部側板7に設けられベーン背圧室17と給油通路18を連通遮断する油溝、19は差圧による給油量を制限する通路、20は給油通路18途中に設けられた第1球座、21は第1球座20と遊離あるいは当接して給油通路18を連通遮断する第1球体、22は第1球座20に第1球体21と反対側で開口する第1プランジャ室、23は第1プランジャ室22内室に摺動自在に配設され第1球座20側へ移動した時第1球体21を第1球座20から遊離される第1プランジャ、24は第1プランジャ23下端の第1上部プランジャ室25と吐出弁直前の作動室8とを連通する第1圧力導入路である。
27はその一端をベーン背圧室17に連通する第1ガス供給通路、27a(図1)は第1ガス供給通路27途中にあるガス溜り空間で、27bはガス溜まり空間27aと油溝39とを連通する連通路である。28はその一端を高圧室14の上方部分に連通する第2ガス供給通路、29は第1ガス供給通路27と第2ガス供給通路28の連通部に設けられた第2球座、30は第2球座29と遊離あるいは当接して第1ガス供給通路27と第2ガス供給通路28とを連通遮断する第2球体、31は第2球体30の動きを制限するストッパー、33は第2プランジャ室32内部に摺動自在に配設され第2球座29側へ移動した時第2球体30を第2球座29から遊離される第2プランジャで、35は第2プランジャ3
3下端の第2下部プランジャ室34にあり第2プランジャ33を介して第2球体30を第2球座29から遊離する向きに付勢するばね、36は第2プランジャ33の下端の第2下部プランジャ室34と作動室8の中間圧部分に連通する第2圧力導入路である。
37はベーン背圧室17に連通する第1ガス供給通路27途中に設けられた第3球座、38は第1ガス供給通路27内のガスの流れを一方向のみとするとともに第1ガス供給通路27内の流れを連通遮断する第3球体である。
以上のように構成されたベーンロータリー式圧縮機について以下その動作を説明する。
図2において、エンジンなどの駆動源より動力伝達を受けて駆動軸5及びロータ2が時計方向に回転すると、これに伴い低圧流体が吸入口9より作動室8内に流入する。ロータ2の回転に伴い圧縮された高圧流体は吐出口10より吐出弁11を押し上げて高圧通路13より高圧室14内に流入し、セパレータ15によって潤滑油が分離捕捉される。
一方、第1圧力導入路24からは高圧流体の圧力に打ち勝って吐出弁11を押し上げるだけの圧力を有する作動室8内の過圧縮ガスが第1上部プランジャ室25へ供給されるので、第1プランジャ23は第1球座20側へ移動して第1球体21を第1球座20から遊離させる。
また、第2ガス供給通路28は高圧室14の上方部分に連通しているため、第2圧力導入路36から第2下部プランジャ室34に流入する作動室8の中間圧の圧力とばね35の付勢力に打ち勝って図3に示す位置に第2プランジャ33を保持する。すなわち、第2球体30は第2球座31に当接し第1ガス供給通路27と第2ガス供給通路28は遮断される。また、第1ガス供給通路27に設けられた第3球体38は第1ガス供給通路27のベーン背圧室17側の圧力が高いため第3球座37に当接し第1ガス供給通路27を遮断する。
したがって、ベーン背圧室17へは高圧室14下方の油溜り部に蓄えられた潤滑油が通路19、給油通路18から供給されてベーン4の押圧に供されロータ2と前部側板6及び後部側板7との隙間を通り作動室8内へ流入するのである。
圧縮機停止後、ある時間が経過して高圧側と低圧側の圧力差が所定値になると、ばね35は第2プランジャ33を第2球座29側に移動させるため、この状態から圧縮機を始動した場合には瞬時にガス状流体が第2ガス供給通路28から第1ガス供給通路27,供給通路18を介してベーン背圧室17に供給される。
ベーン背圧室17と第1ガス供給通路27との間にあるガス溜まり空間27aの構成を詳しく説明する。図1に示すように後部側板7のガス通路をダイカスト鋳物にて一体に形成しておりその空間の容積は、ベーン背圧室の伸張時の最大容積よりも大きい容積を確保している。また、ベーン背圧室17とガス溜り空間27aは、連通路27bで貫通されている。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作と、作用を説明する。
ここでは、説明の便宜上,圧縮機50が停止後あるいは時間が経過して高圧側と低圧側の圧力差がおおよそなくなった場合について説明する。
エンジン(図示せず)等の駆動源より駆動軸5に動力が伝達されると、ロータ2が回転し、これに伴ってベーン4も移動する。起動直後ガス供給が開始されるのは、図4に示す
ロータ2のクランク角度が20度を過ぎた位置で、その後ロータ2が回転し、図5に示す位置でベーン4は最大伸張状態に達する。このときベーン背圧室17の容積は最大となる。
図6は、上記構成において横軸にクランク角度、縦軸にべーン背圧をとり均圧起動直後からロータ2が回転するときのベーン背圧の変化を示したもである。図6のように第1ガス供給通路27より吸入されたガス冷媒の圧力は、ガス供給開始されてから、ベーン背圧室17の容積が増加するにつれ減少し、ベーン伸張時に最も低下する。本発明において、ガス溜り空間27aがあることで圧力空間に余裕を持たせることができ、ベーン最大伸張時に背圧限界を下回ることなく低下を極力抑えることができる。
以上のように本実施例によれば、ベーンロータリー式圧縮機として、圧縮機停止後高圧側と低圧側の圧力差がいかなる状態の時も、瞬時に高圧のガス状流体をベーン背圧室に供給するため、ベーンがシリンダ内壁から遊離し再び衝突する周知の不調現象や流体を圧縮しない圧縮不良現象が防止できるとともに、圧縮機の耐久性や効率を損なうことがない。
(実施の形態2)
図7は、本発明の第2の実施形態のベーンロータリー式圧縮機の後側板7のB−B断面図である。後側板7は、ベーン背圧室とガス供給通路27との間にあり、ガス溜り空間27aが設けられている。ガス溜り空間27aとベーン背圧室17との連通路27bは油溝39の上部位置に設定されている。
以上のように、本実施の形態において、均圧直前の状態において、油溝39に溜まっている油は、油溝39の上部位置に連通路27bが設置されているためベーン背圧室17に流入しにくく、粘性の高い潤滑油による圧縮不良を防止でき、十分なベーン背圧を確保できる。
以上のように、本発明にかかるベーンロータリー式圧縮機は、圧縮機停止後高圧側と低圧側の圧力差がいかなる状態の時も、瞬時に高圧のガス状流体をベーン背圧室に供給するため、ベーンがシリンダ内壁から遊離し再び衝突する周知の不調現象や流体を圧縮しない圧縮不良現象が防止できるとともに、圧縮機の耐久性や効率を損なうことがなく、自動車用に限らず家庭用や業務用の空調装置などの用途に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるベーンロータリー式圧縮機の断面図 図1のA−A断面図 本発明の実施の形態1におけるベーンロータリー式圧縮機の給油開閉手段の断面図 本発明の実施の形態1におけるベーンロータリー式圧縮機のガス供給開始時の断面図 本発明の実施の形態1におけるベーンロータリー式圧縮機のベーン最大伸張時の断面図 本発明の実施の形態1におけるベーンロータリー式圧縮機のロータクランク角度とベーン背圧室圧力との特性図 図1のB−B断面図 従来の圧縮機の給油開閉手段の断面図 従来のベーンロータリー式圧縮機の断面図 従来のベーンロータリー式圧縮機の断面図
符号の説明
1 シリンダ
2 ロータ
3 ベーンスロット
4 ベーン
5 駆動軸
6 前部側板
7 後部側板
12 高圧ケース
17 ベーン背圧室
18 給油通路
19 通路
27 第1ガス供給通路
27a ガス溜まり空間
27b 連通路

Claims (2)

  1. 筒状内壁を有するシリンダと、このシリンダの内部に配設されるとともに、その外周の一部がシリンダ内壁と微小隙間を形成するロータと、このロータに設けられた複数のベーンスリット内に摺動自在に挿入されたベーンと、シリンダの両端を閉塞して内部に作動室を形成する前部側板及び後部側板と、下方部に油溜まり部を有する高圧ケースと、前記ベーンスリットとベーン端部とで形成されるベーン背圧室と前記油溜まり部とを連通する給油通路と、この給油通路を連通遮断する給油開閉手段と、前記ベーン背圧室と前記油溜まり部を除く高圧室に連通するガス供給通路と、前記ガス供給通路に備えたガス開閉手段とを具備し、前記ベーン背圧室と前記ガス供給通路との間に、前記ベーンの最大伸張時のベーン背圧室より大きいガス溜まり空間を設けたことを特徴とするベーンロータリー式圧縮機。
  2. ガス溜り空間とベーン背圧室との連通路は、後部側板の作動室側に設けられた油溝の上部位置に設けたことを特徴とする請求項1記載のベーンロータリー式圧縮機。
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