JP2006132370A - ベーンロータリー式圧縮機 - Google Patents

ベーンロータリー式圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006132370A
JP2006132370A JP2004320224A JP2004320224A JP2006132370A JP 2006132370 A JP2006132370 A JP 2006132370A JP 2004320224 A JP2004320224 A JP 2004320224A JP 2004320224 A JP2004320224 A JP 2004320224A JP 2006132370 A JP2006132370 A JP 2006132370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply passage
vane
oil
gas supply
back pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004320224A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yamamoto
信之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004320224A priority Critical patent/JP2006132370A/ja
Publication of JP2006132370A publication Critical patent/JP2006132370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

【課題】従来のベーンロータリー式圧縮機では、始動時に停止時の状況によってはベーン背圧室の圧力不足が発生することがあり、数秒間ベーンチャタリング音が発生する問題点がある。
【解決手段】給油通路18を連通遮断する給油開閉手段と、ガス供給通路27を連通遮断するガス開閉手段とを備えたベーン背圧制御装置16を有し、その給油通路18とガス供給通路を各々独立してベーン背圧室17へ連通する構成としたことにより、始動時にガス供給通路27内の潤滑油によってガス供給が邪魔されることが無くなるので、速やかにベーン背圧室17にガス圧力が加圧されて正常な圧縮状態となり、ベーンチャタリング音が短時間で収まる。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体(以下ガス冷媒と呼ぶ)の圧縮、吐出を行う圧縮機に関するもので、特に自動車用空調装置などに用いられるベーンロータリー式圧縮機に関するものである。
従来、この種のベーンロータリー式圧縮機においては、ロータの回転に伴ってベーンがその先端をシリンダ内壁に接して回転摺動運転をするようにベーン背部に高圧の油を圧力差により供給する構成が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の圧縮機は、圧縮機の高低圧差がないか、または小さい場合に圧縮機を始動した場合でも、始動直後に生じるベーン背圧室内の圧力低下をガス供給通路からのガス冷媒の供給によって防止し、また始動直後にガス供給通路を遮断し、潤滑油をベーン背圧室へ供給するよう切り替えてベーン背圧室内の圧力を油圧により十分確保できるベーン背圧制御装置を備えている。
図5は、特許文献1に記載された従来の圧縮機の始動直後のベーン背圧制御装置を示すものである。圧縮機停止後ある時間が経過して高圧側と低圧側の圧力差が所定値になるとバネ35は第2プランジャ33を第2球座29側に移動させる。この状態から圧縮機を始動した場合には瞬時にガス状流体が第2ガス供給通路28から第1ガス供給通路27,供給通路18を介してベーン背圧室17に供給され、始動直後に閉まる。
特開平7−45877号公報
しかしながら、上記従来のベーンロータリー式圧縮機では、圧縮機停止後の均圧起動直後ガス供給され、続いてオイル供給がなされるが、特に給油通路途中に潤滑油が充満している時に圧縮機を起動すると、潤滑油の水頭、粘性及び慣性による流れ始めの抵抗が大きいことなどのため、結果としてベーンの伸張没入の際生ずるベーン背圧室の容積変動に対し速やかに十分な潤滑油を供給できない。
そのため、始動時にガス冷媒を供給して速やかにべーン背圧を上げてベーンを押し出すようにしている。
しかしながら、従来のガス供給通路は、図5に示す通りガス開閉弁下流で給油通路と合流しているため、圧縮機停止時にガス開閉弁から油溝間に油が溜まっていることがある。特に停止後1〜2時間後は潤滑油の温度も下がり、かつ潤滑油に溶け込んでいたガス冷媒が抜けて潤滑油の粘性が増大している。このような状態で始動すると、ガス供給通路からガス冷媒を供給してべーン背圧を上げてベーンを押し出すようにしているが、ガス供給開閉弁は瞬時に閉じるので、ガス開閉弁から油溝間に溜まっている潤滑油に邪魔されてベーン背圧室に十分なガス量を供給できない。特にアイドリング時の圧縮機始動時の回転数が低い場合にベーン背圧室の圧力低下を生じベーンがシリンダ内壁から遊離する圧縮不良が発生し、暫くして給油通路から潤滑油が油溝に供給されてベーン背圧が十分に確保されると正常な圧縮状態となる。その間はベーンがシリンダ内壁から遊離して再び衝突するベーンのチャタリング音が1〜2秒程度ではあるが発生するという問題点を有していた。
また、給油通路の油溝の連通口が油溝の下方に位置しているため、停止時に潤滑油が油溝の下方に溜まり連通口を塞ぐので、始動時にガス供給通路からガス冷媒を供給しても、
確実にベーン背圧室にガス圧が加圧されず、前述のベーンチャタリング音が発生するという問題点を有していた。
本発明は、年々厳しくなる室内騒音に対するユーザーからの高い品質要求に応えるため、更に均圧起動時のベーンチャタリング時間を確実に短くして、ユーザーが音を気にしない高品質な圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のベーンロータリー式圧縮機は、ベーンスリットとベーン端部とで形成されるベーン背圧室と、後部側板にベーン背圧室が連通遮断する油溝を有し、高圧室の油溜まり部と連通する給油通路と、この給油通路を連通遮断する給油開閉手段と、ベーン背圧室と高圧ケース内の油溜まり部を除く部分に連通するガス供給通路と、前記ガス供給通路内に設けられたガス開閉手段を具備し、給油通路とガス供給通路は各々独立して油溝へ連通する構成としたものである。
かかる構成により、圧縮機停止時にガス供給通路に潤滑油が溜まり難く、始動時に潤滑油によってガス供給が邪魔されることが無いので、速やかにベーン背圧室にガス圧力が加圧されて正常な圧縮状態とる。
また、ガス供給通路は油溝の上方部に連通し、給油通路はそれよりも下方の油溝へ連通する構成としているので、停止時に油溝内の潤滑油は油溝下方に溜まり、始動時に潤滑油がガス供給通路を塞ぐことが無いので、確実に且つ速やかにベーン背圧室にガス圧力が加圧されて正常な圧縮状態となる。
本発明のベーンロータリー式圧縮機は、始動時に速やかに正常な圧縮状態になるので、ベーンのチャタリング音が速やかに収まる。また、停止時に油溝の下方に潤滑油が溜まっていても確実にベーン背圧室にガス圧が加圧されてベーンチャタリング時間を短時間に抑えることができるので、ユーザーが起動音を気にしない高品質な圧縮機を提供することができる。
第1の発明は筒状内壁を有するシリンダと、このシリンダの内部に配設されるとともに、その外周の一部がシリンダ内壁と微小隙間を形成するロータと、このロータに設けられたベーンスリット内に摺動自在に挿入された複数のベーンと、ロータに設けられ回転自在に軸支される駆動軸と、シリンダの両端を閉塞して内部に複数の作動室を形成する前部側板及び後部側板と、ロータ外周とシリンダ内壁が近接している部分をはさんで個別の作動室に連通する吸入口及び吐出口と、この吐出口に設けられた吐出弁と、吐出口に連通し圧縮された高圧流体中の潤滑油を分離しかつその下方部に油溜まり部を含む高圧ケースと、ベーンスリットとベーン端部とで形成されるベーン背圧室と、後部側板にベーン背圧室が連通する油溝を有し、高圧室の油溜まり部と連通する給油通路と、この給油通路を連通遮断する給油開閉手段と、ベーン背圧室と高圧ケース内の油溜まり部を除く部分に連通するガス供給通路と、ガス供給通路内に設けられたガス開閉手段を具備し、給油通路とガス供給通路は各々独立して前記油溝へ連通している構成にしたものである。
かかる構成により、圧縮機停止時にガス供給通路に潤滑油が溜まり難く、始動時に潤滑油によってガス供給が邪魔されることが無いので、速やかにベーン背圧室にガス圧力が加圧されて正常な圧縮状態とる。
これにより、始動時に速やかに正常な圧縮状態になるので、ベーンのチャタリング音を
短時間に抑えることができ、ユーザーが起動音を気にしない高品質な圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、ガス供給通路を油溝の上方部に連通し、給油通路はそれよりも下方の油溝へ連通する構成としているので、停止時に油溝内の潤滑油は油溝下方に溜まるが、始動時に潤滑油がガス供給通路を塞ぐことが無いので、確実にベーン背圧室にガス圧力が加圧されて正常な圧縮状態となる。
これにより、始動時に確実に且つ速やかに正常な圧縮状態になるので、ベーンのチャタリング音を短時間に抑えることができ、ユーザーが起動音を気にしない高品質な圧縮機を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1から図4は、差圧給油方式のベーンロータリー式圧縮機の具体構成を示すものである。同図において、1は円筒内壁を有するシリンダ、2はその外周の一部がシリンダ1内壁と微少隙間を形成するロータ、3はロータ2に設けられた複数のベーンスリット、4はベーンスリット4内に摺動自在に挿入された複数のベーン、5はロータ2と一体的に形成され回転自在に軸支される駆動軸、6及び7はそれぞれシリンダ1の両端を閉塞して内部に作動室8を形成する前部側板及び後部側板である。
9は低圧側の作動室8に連通する吸入口、10は高圧側の作動室8に連通する吐出口、11は吐出口に配設された吐出弁、12は高圧通路13に連通する高圧室14を形成して圧縮された高圧流体中の潤滑油を分離捕捉する高圧ケースである。16は後部側板に配設されたベーン背圧制御装置本体で、高圧ケース12下方の油溜り部14aの潤滑油をベーン背圧室17に供給している。
18は高圧室14下方の油溜り部14aとベーン背圧室17とを連通する給油通路、15は後部側板7に設けられベーン背圧室17と給油通路を連通遮断する油溝、18aは給油通路18と油溝15を連通するオイル側連通路、19は差圧による給油量を制限する通路、20は給油通路途中に設けられた第1球座、21は第1球座20と遊離あるいは当接して給油通路18を連通遮断する第1球体、22は第1球座20に第1球体21と反対側で開口する第1プランジャ室、23は第1プランジャ室22内室に摺動自在に配設され第1球座20側へ移動した時に第1球体21を第1球座20から遊離される第1プランジャ、24は第1プランジャ23上部の第1上部プランジャ室25と吐出弁直前の作動室8とを連通する第1圧力導入路、27はベーン背圧室17に連通する第1ガス供給通路、27aはガス供給通路27と油溝15を連通するガス側連通路、28はその一端を高圧室14の上方部分に連通する第2ガス供給通路、29は第1ガス供給通路27と第2ガス供給通路28の連通部に設けられた第2球座、30は第2球座29と遊離あるいは当接して第1ガス供給通路27と第2ガス供給通路28とを連通遮断する第2球体、31は第2球体30の動きを制限するストッパー、33は第2プランジャ室32内部に摺動自在に配設され第2球座29側へ移動した時第2球体30を第2球座29から遊離される第2プランジャ、35は第2プランジャ33下端の第2下部プランジャ室34にあり第2プランジャ33を介して第2球体30を第2球座29から遊離する向きに付勢するバネ、36は第2プランジャ33の下端の第2下部プランジャ室34と作動室8の中間圧部分に連通する第2圧力導入路、37はベーン背圧室17に連通する第1ガス供給通路27途中に設けられた第3球座、38は第1ガス供給通路27内のガスの流れを一方向のみとするとともに第1ガス供給通路27内の流れを連通遮断する第3球体である。
以上のように構成されたベーンロータリー式圧縮機について以下その動作を説明する。
エンジンなどの駆動源より動力伝達を受けて駆動軸5及びロータ2が図2において時計方向に回転すると、これに伴い低圧流体が吸入口9より作動室8内に流入する。
圧縮機停止後ある時間が経過して始動した場合、図3に示すように高圧側と低圧側の圧力差が所定値以下になるとバネ35は第2プランジャ33を第2球座29側に移動させるため、この状態から圧縮機を始動した場合には瞬時にガス状流体が第2ガス供給通路28から第1ガス供給通路27、ガス側連通路27a、油溝15を介してベーン背圧室17に供給される。このガス供給通路は給油通路18と独立して設けているので圧縮機の停止時にガス供給通路内には潤滑油が溜まり難いため、速やかにベーン背圧室17にガス圧が加圧されて、ベーン4が押し出され正常な圧縮状態となる。
その後、始動直後に第2ガス供給通路28は高圧室14の上方部分に連通しているため、第2圧力導入路36から第2下部プランジャ室34に流入する作動室8の中間圧の圧力とバネ35の付勢力に打ち勝って図4に示す位置に第2プランジャ33を保持する。
すなわち、第2球体30は第2球座31に当接し第1ガス供給通路27と第2ガス供給通路28は遮断される。また、第1ガス供給通路27に設けられた第3球体38は第1ガス供給通路27のベーン背圧室17側の圧力が高いため第3球座37に当接し第1ガス供給通路27を遮断する。
一方、ロータ2の回転に伴い圧縮された高圧流体は吐出口10より吐出弁11を押し上げて高圧通路13より高圧室14内に流入し、潤滑油が高圧ケース12下部に分離貯油される。第1圧力導入路24からは高圧流体の圧力に打ち勝って吐出弁11を押し上げるだけの圧力を有する作動室8内の過圧縮ガスが第1上部プランジャ室25へ供給されるので、第1プランジャ23は第1球座20側へ移動して第1球体21を第1球座20から遊離させる。
したがって、潤滑油は水頭、粘性及び慣性による流れ始めの抵抗が大きいことなどのため、ガス供給より遅れて高圧ケース12下方の油溜り部14aから通路19、給油通路18、オイル側連通路18aから油溝15を介してベーン背圧室17へ供給されて、ベーン4の押圧に供されロータ2と前部側板6及び後部側板7との隙間を通り作動室8内へ流入するのである。
これによりベーン背圧室17の潤滑油の油圧が十分確保され、ガス冷媒の吐出圧力が上昇してもベーン4をシリンダ1内壁に確実に押し出すことができ、正常な圧縮状態を保ちながら運転することができる。
以上のように本実施例によれば、始動時に速やかに正常な圧縮状態になるので、ベーン4のチャタリング音が速やかに収まり、ベーンチャタリング時間を0.2秒程度の短時間に抑えることができる。この短時間内であれば、始動時に同時に発生するクラッチの着脱音にベーンチャタリング音がマスキングされるので、ユーザーが起動音を気にしない高品質な圧縮機を提供することができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施形態は第1の実施形態に加えて、ガス供給通路27のガス側連通路27aを油溝15の上方部に連通し、給油通路18のオイル側連通路18aはそれよりも下方の油溝15へ連通する構成としているので、停止時に油溝15内の潤滑油は油溝15
下方に溜まり、始動時に潤滑油がガス供給通路27のガス側連通路27aを塞ぐことが無いので、確実に且つ速やかにベーン背圧室17にガス圧力が加圧されて正常な圧縮状態となる。
これにより、始動時に確実に且つ速やかに正常な圧縮状態になるので、ベーン4のチャタリング音を短時間に抑えることができ、ユーザーが起動音を気にしない高品質な圧縮機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかるベーンロータリー式圧縮機は、始動時に速やかに正常な圧縮状態になるので、ベーンのチャタリング音が速やかに収まり短時間に抑えることができ、始動時に同時に発生するクラッチの着脱音にベーンチャタリング音がマスキングされるので、ユーザーが起動音を気にしない高品質な圧縮機を提供することができるもので、自動車用の空調装置などの用途に適用できる。
本発明の実施の形態におけるベーンロータリー式圧縮機の断面図 図1のA−A断面図 本発明の実施の形態におけるベーンロータリー式圧縮機の始動直前のベーン背圧制御装置の断面図 同、始動直後のベーン背圧制御装置の詳細図 従来の圧縮機の始動直後のベーン背圧制御装置の断面図
符号の説明
1 シリンダ
2 ロータ
3 ベーンスリット
4 ベーン
5 駆動軸
6 前部側板
7 後部側板
8 作動室
9 吸入口
10 吐出口
11 吐出弁
12 高圧ケース
13 高圧通路
14 高圧室
14a 油溜り部
15 油溝
16 ベーン背圧制御装置
17 ベーン背圧室
18 給油通路
18a オイル側連通路
20 第1球座
21 第1球体
22 プランジャ室
23 第1プランジャ
24 第1圧力導入路
25 第1上部プランジャ室
27 第1のガス供給通路
27a ガス側連通路
28 第2のガス供給通路
29 第2球座
30 第2球体
31 ストッパー
32 第2プランジャ室
33 第2プランジャ
34 第2下部プランジャ室
35 バネ
36 第2圧力導入路
37 第3球座
38 第3球体

Claims (2)

  1. 筒状内壁を有するシリンダと、このシリンダの内部に配設されるとともに、その外周の一部が前記シリンダの内壁と微小隙間を形成するロータと、このロータに設けられたベーンスリット内に摺動自在に挿入されたベーンと、前記ロータに設けられ回転自在に軸支される駆動軸と、前記シリンダの両端を閉塞して内部に複数の作動室を形成する前部側板及び後部側板と、前記ロータの外周と前記シリンダの内壁とが近接している部分をはさんで個別の作動室に連通する吸入口及び吐出口と、この吐出口に設けられた吐出弁と、前記吐出口に連通し圧縮された高圧流体中の潤滑油を分離しかつその下方部に油溜まり部を含む高圧ケースと、前記ベーンスリットとベーン端部とで形成されるベーン背圧室と、前記後部側板に前記ベーン背圧室が連通遮断する油溝とを有し、前記油溜まり部と連通する給油通路と、この給油通路を連通遮断する給油開閉手段と、前記ベーン背圧室と前記高圧ケース内の油溜まり部を除く部分とに連通するガス供給通路と、前記ガス供給通路内に設けられたガス開閉手段とを具備し、前記給油通路と前記ガス供給通路とは各々独立して前記油溝へ連通していることを特徴とするベーンロータリー式圧縮機。
  2. 前記ガス供給通路は前記油溝の上方部に連通し、前記給油通路はそれよりも下方の油溝へ連通していることを特徴とする請求項1記載のベーンロータリー式圧縮機。
JP2004320224A 2004-11-04 2004-11-04 ベーンロータリー式圧縮機 Pending JP2006132370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320224A JP2006132370A (ja) 2004-11-04 2004-11-04 ベーンロータリー式圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320224A JP2006132370A (ja) 2004-11-04 2004-11-04 ベーンロータリー式圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006132370A true JP2006132370A (ja) 2006-05-25

Family

ID=36726154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004320224A Pending JP2006132370A (ja) 2004-11-04 2004-11-04 ベーンロータリー式圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006132370A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103703253A (zh) * 2011-07-22 2014-04-02 汉拿伟世通空调有限公司 旋叶式压缩机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5979582U (ja) * 1982-11-22 1984-05-29 日産自動車株式会社 ロ−タリベ−ン型圧縮機構造
JPS63154785U (ja) * 1987-03-27 1988-10-11
JPH11125190A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd スライディングベーン式圧縮機
JP2004052607A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Calsonic Compressor Seizo Kk 気体圧縮機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5979582U (ja) * 1982-11-22 1984-05-29 日産自動車株式会社 ロ−タリベ−ン型圧縮機構造
JPS63154785U (ja) * 1987-03-27 1988-10-11
JPH11125190A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd スライディングベーン式圧縮機
JP2004052607A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Calsonic Compressor Seizo Kk 気体圧縮機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103703253A (zh) * 2011-07-22 2014-04-02 汉拿伟世通空调有限公司 旋叶式压缩机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4060149B2 (ja) 気体圧縮機
US20090308471A1 (en) Startup bypass system for a screw compressor
JP3792578B2 (ja) 気体圧縮機
JP2006132370A (ja) ベーンロータリー式圧縮機
KR930002464B1 (ko) 슬라이딩 베인식 압축기의 베인배압부여장치
JP2009007938A (ja) ロータリ型圧縮機
JP2006125362A (ja) ベーンロータリー式圧縮機
JP2013245592A (ja) 気体圧縮機
JP2006112331A (ja) 圧縮機
JP4185722B2 (ja) 気体圧縮機
JP3584703B2 (ja) スライディングベーン式圧縮機
JP4015803B2 (ja) 圧力調節弁とこれを用いた気体圧縮機
JP2006291733A (ja) ベーンロータリ圧縮機
JPS63176687A (ja) スライデイングベ−ン式圧縮機のベ−ン背圧付与装置
JP2006112298A (ja) 圧縮機
JP2004190510A (ja) 気体圧縮機
JP2004190509A (ja) 気体圧縮機
JPH0745877B2 (ja) スライデイングベ−ン式圧縮機のベ−ン背圧付与装置
JP4333238B2 (ja) 圧縮機
JP2006125361A (ja) ベーン背圧付与装置
JP2008157174A (ja) 容量可変型気体圧縮機
JP2008082183A (ja) ベーンロータリ型圧縮機
JP2001165079A (ja) スライディングベーン式圧縮機とその圧縮機を有する冷凍サイクルを具備した冷凍または冷却装置
JPS6258085A (ja) スライデイングベ−ン式圧縮機のベ−ン背圧付与装置
JPH10148194A (ja) 気体圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20071009

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071113

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20091120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100317

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20100622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101221