JP2006125296A - ファン制御方法及びそれを実施する装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 余計な電力消費及び装置内への埃の進入を最小限に抑えると共に、且つファンの自己復帰動作を有効に利用して故障判断の精度を高め、ファンが完全に故障してしまった場合を除いて可能な限りファン故障発生件数を減少させる。
【解決手段】 装置内と装置外との間で空気流を発生させるファンモータの制御で、駆動中のファンモータを停止させる際に、ファンモータが回転状態又は非回転状態のいずれの状態にあるかを検出しS507、ファンモータが非回転状態を示していた場合に、ファンモータを所定の第2時間T2だけ延長駆動しS508、延長駆動期間中にファンモータが回転状態を示すことがなければファンモータを故障状態と判定しS515、延長駆動期間中にファンモータが回転状態を示せばファンモータを正常状態と判定するS513。
【選択図】 図5

Description

本発明はファン制御方法及びそれを実施する装置に関し、特に、装置冷却用のファンの故障検出の精度を高めるファン制御方法及びそれを実施する装置、例えば記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置などの装置におけるファン故障の検知方法について説明する。
ファンにはインペラ(羽)が回転しているか否かを検知し、ファン回転状態信号を出力するものとそうでないものがある。この内、ファン回転状態信号を出力する特性を利用したファン故障検知には、以下のような従来技術例がある。
ファンを駆動開始すると、駆動開始から所定時間t0後にファン回転状態信号が非回転状態から回転中状態に遷移する。ここで、t0は、ファン駆動信号によりファンのインペラ(羽)が正常に回転を開始したと判断するまでの時間であり、ファン固有の値となる。そして、ファンのインペラ(羽)の回転は常時ファン回転状態信号により監視されており、ファン駆動中に何かの要因でインペラ(羽)が停止した場合は、ファン回転状態信号が回転中状態から非回転状態へと遷移する。
従来のファン故障検知方法としては、ファン駆動中に所定時間t1(>t0)の間連続してファン回転状態信号の出力が非回転状態を示した場合に、ファン故障と判断するのが最も一般的である。その他のファン故障検知方法として、同様にファン回転状態信号を利用したものでは、ファン駆動中に第1のカウンタをカウントアップし、同じくファン駆動中にファン回転状態信号が非回転状態を示している間、第2のカウンタをカウントアップし、第1のカウンタが所定のカウント値に達した時の第1のカウンタ値と第2のカウンタ値とを比較し、その比率によりファン故障を判断するものもある(特許文献1参照)。
特開平6−255207号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来例のようなファン故障検知方法では、ファン故障となった原因を問わず、ファン回転状態信号の非回転状態のみで全て故障としてしまうことになる。ところが、何らかの原因でファンのインペラ(羽)が回転しない場合でも簡単にその原因が解消あるいは除去される場合が多く、ファンを制御するICの機能として自動復帰(ファン駆動のリトライシーケンス)機能を有するものが一般的である。
従って、上述のようにファン回転状態信号の非回転状態のみで即座にファン故障の判断を行うことは、上記ファンの自動復帰機能を効果的に利用していないことになり、故障判断の精度を下げるため市場におけるファン故障発生件数の増加にもつながってしまう。
一方で、ファンの自動復帰動作はファン固有の所定時間を要するので、自動復帰機能を利用する為には必ず自動復帰動作に要する時間以上の間ファンを駆動する必要がある。しかしながら、冷却の必要が無い時にファンを必要以上に長い間駆動することは、余分な電力の消費だけでなく、特に画像形成装置においては、装置内への埃の進入など画質の低下を招くことが問題になる場合もある。
そこで本発明は、余計な電力消費及び装置内への埃の進入を最小限に抑えると共に、且つファンの自己復帰動作を有効に利用して故障判断の精度を高め、ファンが完全に故障してしまった場合(自動復帰不可能な状態)を除いて可能な限りファン故障発生件数を減少させることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の装置は、装置内と装置外との間で空気流を発生させるファンモータを備える装置において、ファンモータが回転状態又は非回転状態のいずれの状態にあるかを検出する回転状態検出手段と、非回転状態が検知された場合、所定の第1時間の間に自動復帰動作を行う自動復帰手段と、駆動中のファンモータを停止させる際、前記ファンモータが非回転状態を示していた場合に、ファンモータを所定の第2時間だけ延長駆動し、延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示すことがなければファンモータを故障状態と判定し、延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示せばファンモータを正常状態と判定する故障判定手段とを有することを特徴とする。
ここで、前記第2時間は前記第1時間よりも長い。また、駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する非回転状態記憶手段を有し、前記第2時間は前記第1時間から前記記憶された非回転状態の時間を差し引いた時間である。また、ファンモータの起動時間を記憶する駆動時間記憶手段と、駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する非回転状態記憶手段とを有し、前記故障判定手段は、前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より長い場合はファンモータを故障状態と判定し、前記記憶された起動時間が前記第1時間より短い場合は前記第2時間の延長駆動を行ない、前記記憶された起動時間が前記第1時間より長く且つ前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より短い場合は、ファンモータを正常状態と判定する。
前記回転状態検出手段は、前記ファンモータが回転状態又は非回転状態のいずれの状態にあるかを出力信号によりコントローラへ知らせる回転状態信号出力手段と、前記コントローラにおいて前記ファンモータから出力される回転状態信号に応じて前記ファンモータの故障を検知するファンモータ故障検知手段とを有する。また、前記故障判定手段は、前記ファンモータの駆動中に前記回転状態信号が非回転状態を示している間に、第1カウンタのカウントアップを行う第1カウントアップ手段と、前記回転状態信号が非回転状態から回転状態に変化した時に、前記第1カウンタをリセットを行う第1リセット手段とを有し、前記第2時間は、前記ファンモータが前記自動復帰手段に要する前記所定の第1時間から、前記ファンモータ停止時の前記第1カウンタの示す値に相当する時間を差し引いた時間以上である。また、前記故障判定手段は、前記ファンモータ駆動中に第2カウンタのカウントアップを行う第2カウントアップ手段と、ファンモータ停止時に前記第2カウンタをリセットする第2カウンタリセット手段とを有し、駆動中のファンモータを停止させる時の第2カウンタの示す値に相当する時間が、前記ファンモータが前記自動復帰手段に要する前記所定の第1時間以下であり、且つ、前記回転状態信号が非回転状態を示していた場合、ファンモータを所定の第2時間だけ延長して駆動させ、延長駆動期間中に前記回転状態信号が回転状態を示すことがなければファンモータは故障状態と判断する。
ここで、前記装置は、画像形成のシーケンス制御を行うコントローラと前記コントローラからの駆動信号により駆動されるファンモータとを備えた画像形成装置である。
又、本発明のファンモータの制御方法は、装置内と装置外との間で空気流を発生させるファンモータの制御方法であって、駆動中のファンモータを停止させる際に、ファンモータが回転状態又は非回転状態のいずれの状態にあるかを検出する工程と、前記ファンモータが非回転状態を示していた場合に、ファンモータを所定の第2時間だけ延長駆動する工程と、延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示すことがなければファンモータを故障状態と判定し、延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示せばファンモータを正常状態と判定する工程とを有することを特徴とする。
ここで、前記第2時間は、ファンモータの非回転状態が検知された場合に行なう自動復帰動作の為の所定の第1時間よりも長い。また、駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する工程を有し、前記第2時間は前記第1時間から前記記憶された非回転状態の時間を差し引いた時間である。また、ファンモータの起動時間を記憶する工程と、駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する工程とを有し、前記判定する工程では、前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より長い場合はファンモータを故障状態と判定し、前記記憶された起動時間が前記第1時間より短い場合は前記第2時間の延長駆動を行ない、前記記憶された起動時間が前記第1時間より長く且つ前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より短い場合は、ファンモータを正常状態と判定する。
更に、上記ファンモータの制御方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム、該プログラムをコンピュータ読取可能に記憶する記憶媒体を提供する。
以上説明したように、本発明によれば、余計な電力消費及び装置内への埃の進入を最小限に抑えると共に、且つファンの自己復帰動作を有効に利用して、ファンが完全に故障してしまった場合(自動復帰不可能な状態)を除いて可能な限りファン故障発生件数を減少させることができる。
すなわち、本発明によれば、駆動中のファンモータを停止させる際、回転状態信号が非回転状態を示していた場合、ファンモータを所定時間だけ延長して駆動させ、延長駆動期間中に前記回転状態信号が回転状態を示すことがなければファンモータは故障状態と判断することで、ファンモータの自動復帰機能を利用し、ファン故障発生件数を低下させることが可能となる。
また、所定時間を、前記ファンモータが前記自動復帰手段に要する時間以上とすることで、ファンモータ駆動を延長している最中に確実にファンモータの自動復帰機能を利用し、ファン故障発生件数を低下させることが可能となる。
また、所定時間を、ファンモータが自動復帰手段に要する時間から、ファンモータ停止時回を示す値に相当する時間を差し引いた時間以上とすることで、ファンモータ駆動の延長時間を最小限にし、且つ確実にファンモータの自動復帰機能を利用するため、余計な電力消費を避けつつ、ファン故障発生件数を低下させることが可能となる。
また、駆動中のファンモータを停止させる時に、ファンモータの駆動を示す値に相当する時間が、前ファンモータが前記自動復帰手段に要する時間以下であり、且つ、回転状態信号が非回転状態を示していた場合、ファンモータを所定時間だけ延長して駆動させ、延長駆動期間中に前記回転状態信号が回転状態を示すことがなければファンモータは故障状態と判断することにより、余計な電力消費を避けると共に、機体内への埃の進入も最小限にしつつ、ファン故障発生件数を低下させることが可能となる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の各実施の形態では、画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタに基づいて説明する。しかしながら、本発明は、レーザビームプリンタや画像形成装置に限定されず、装置冷却のためのファンを有すると共に、ファンによる外部埃の侵入が装置へ悪影響を与える多くの装置で適用か可能であり、それらも本発明に含まれる。
<本実施形態のファン制御方法を適用するレーザビームプリンタの構成例>
図1は、電子写真プロセスを用いたレーザビームプリンタの構成を示す断面図である。
レーザビームプリンタ本体101(以下、本体101)は、ホストコンピュータ131とインタフェース(あるいはバス)130で接続されコマンド及びデータを受信して、プリンタエンジンによる画像形成を制御するプリンタコントローラ127と、前記プリンタコントローラ127からのシリアルインタフェース133を介した指示に従って、プリンタエンジンの各部を制御するエンジンコトローラ126と、プリントを実行するプリンタエンジンとから成る。尚、シリアルインタフェース133及びインタフェース(バス)130は、動作状態や故障などのイベント情報を返信するためにも使用される。
本実施形態のファンモータ300は、高い温度の発生する電源部、モータ部やドラム、定着部から熱を排出するため、あるいは低温維持が必要なプリンタコントローラ127やエンジンコトローラ126などの回路部に冷却用の空気を送るために設けられている。又、プリンタ内を外部より高圧にして埃などの侵入を妨げる状態も作っている。従って、一般に、排気用ファンがプリンタ上部の定着部近傍に、吸気用ファンがプリンタ下部の電源部や回路部近傍に配置される。かかる配置に限定はなく、プリンタ内部の構成要素の配置に対応する。更に、プリンタ内部の構成要素の配置が、空気流を考慮して設計されることになる。
尚、本実施形態では、ファンモータ300はエンジンコトローラ126により制御されるが、プリンタコントローラ127が制御してもよく、ファンにより制御を分けてもよい。その場合は、プリンタコントローラ127で以下のフローチャートに示す制御が行われる。
レーザビームプリンタ本体101のプリンタエンジンとしては、記録媒体である記録紙Sを収納するカセット102、カセット102内の記録紙Sの有無を検知するカセット紙有無センサ103、カセット102内の記録紙Sのサイズを検知するカセットサイズセンサ104(複数個のマイクロスイッチで構成される)、カセット102から記録紙Sを一枚ずつ分離して給紙するための給紙ローラ105、給紙ローラ105により給紙された記録紙Sを搬送するフィードローラ132が設けられている。
106はレジストローラ対であり、フィードローラ132及び中間ローラ133により搬送された記録紙Sを搬送するものである。
107はレーザスキャナ部であり、後述する外部装置131から送出される画像情報を展開処理した画像信号(VDO信号)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット113、レーザユニット113からのレーザ光を後述する感光ドラム117上に走査するためにポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータ114、ポリゴンミラーからのレーザ光を感光ドラム117上に結像させる結像レンズ115、折り返しミラー116により構成されている。
また、レジストローラ対106の搬送方向下流にはレーザスキャナ部107からのレーザ光に基づいて記録紙S上にトナー像を形成するカートリッジ108が設けられている。カートリッジ108は電子写真方式で画像を記録紙S上に形成するための構成を有するものであり、感光ドラム117、感光ドラム117の表面を一様な電位に帯電させる1次帯電ローラ119、レーザ光により露光されて感光ドラム117の表面に形成された静電潜像をトナーにて現像する現像器120、感光ドラム117上に現像されたトナー像をレジストローラ対106により搬送される記録紙Sに転写させるべく記録紙Sの裏面から感光ドラム117に対してトナーと逆極性の電圧を印加する転写ローラ121、転写ローラ121により記録紙Sへ転写されずに感光ドラム117上に残留した転写残トナーを回収するクリーナ122から構成されている。また、レジストローラ対106と転写ローラ121の間には画像形成及び定着制御の基準タイミングとなるトップセンサ135が設けられている。
さらに、109はカートリッジ108の搬送方向下流にて記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器であり、定着フィルム109a、加圧ローラ109b、定着フィルム109aの内部に設けられ発熱により記録紙S上のトナー像を加熱するセラミックヒータ109c、セラミックヒータ109cの表面温度を検出するサーミスタ109dから構成されている。
定着器109の搬送方向下流には記録紙Sの有無を検知する定着センサ110、定着器109によりトナー像が定着された記録紙Sを排紙する定着ローラ111、定着ローラ111の搬送方向下流にて記録紙Sをフェイスアップ(以下、FU)又はフェイスダウン(以下、FD)で本体101から排出するための反転搬送部200が設けられている。
反転搬送部200は、画像形成面を上向きとされて定着器109を通過した記録紙Sを画像形成面を上向きとしたまま図中のA点からB点を経由して積載トレイ112へ排紙するための第1の搬送路であるFU搬送路と、画像形成面を上向きとされて定着器109を通過した記録紙Sを画像形成面を下向きとして排紙すべく図中のA点からC点、B点を経由して積載トレイ112へ排紙するための第2の搬送路であるFD搬送路とを有するものである。
反転搬送部200は更に、合流モータ209により駆動される合流ローラ201、反転モータ210により正転及び逆転可能に駆動される反転ローラ202、排紙モータ211により駆動される中間ローラ203、同じく排紙モータ211により駆動される排紙ローラ204、FU搬送路とFD搬送路のいずれを経由して積載トレイ112へ記録紙Sを排紙すべきかを切替えるFD/FU切替フラッパ212、FD/FU切替フラッパ212の先端位置を図中aとbとに切替えるFD/FU切替ソレノイド205、反転ローラ202を構成するローラ対を図中cの当接状態から図中dの離間状態へ切替える離間ソレノイド206、A点からB点のFD搬送路上の合流ローラ201の搬送方向下流に設けられて記録紙Sの有無を検知する反転センサ207、C点からB点のFD搬送路上の中間ローラ203の搬送方向下流に設けられて記録紙Sの有無を検知する排紙センサ208が設けられている。
本体101は、更に、メインモータ123を備えている。
メインモータ123は、本体101において各部に駆動力を供給するものであり、給紙ローラ105、フィードローラ132、中間ローラ133、レジストローラ106、感光ドラム117、1次帯電ローラ119、転写ローラ121、定着器109、排紙ローラ111等に駆動力を供給する。
なお、給紙ローラ105、レジストローラ対106についてはメインモータが回転している間に常に回転するわけではなく、後述するエンジンコントローラ126によりオンオフ状態が制御される給紙ローラクラッチ124、レジストローラクラッチ125によりメインモータ123の駆動力が伝達される状態と伝達されない状態とに切替えられて、記録紙Sが所望のタイミングで搬送するように制御される。
<本実施形態のファン制御方法を適用する制御システムの構成例>
図2は、本実施形態のファン制御方法を適用する制御システムの構成例を示す図である。
図1で説明したように、ホストコンピュータ131とプリンタ本体101のプリンタコントローラ127は、入出力インタフェース127fを介して接続され、ホストコンピュータ131からのプリント命令及びプリントデータを受信する。尚、プリンタコントローラ127は、プリンタ本体101から分離して独立させ、複数のプリンタエンジンを制御するように構成してもよい。
プリンタコントローラ127は、演算制御用のCPU127aと、CPU127aの実行するプログラムや固定パラメータを格納するROM127bと、CPU127aのプログラム実行時に一時記憶として使用されるRAM127cと、プリンタ本体101のローカルな制御や故障表示などに使用される表示器127dなどと、エンジンコントロール126とをつなぐシリアルインタフェース127eと、前記入出力インタフェース127fとを有する。ROM127bには、例えばプリンタ本体101全体を制御するためのプリント制御プログラムや本実施形態に関連する故障報知プログラムが格納されている。故障報知プログラムは、表示器127dに故障表示を行なって、警報ブザーを鳴らすと共に、ホストコンピュータ131に故障情報を送信し、ホストコンピュータ131の表示/操作画面131aに表示してもよい。RAM127cには、本実施形態に関連する故障情報を記憶する故障テーブルや、ホストコンピュータ131からあるいは図示しない記憶媒体からプログラムをロードするプログラムロード領域を有する。
エンジンコントローラ126は、演算制御用のCPU126aと、CPU126aの実行するプログラムや固定パラメータを格納するROM126bと、CPU126aのプログラム実行時に一時記憶として使用されるRAM126cと、ファンモータ300を制御する信号や電源を供給するためのドライバ/レシーバ126d、プリンタコントロール127とをつなぐシリアルインタフェース126eとを有する。ROM126bには、例えば本実施形態で使用される各ファンの自動復帰時間T1を記憶するT1テーブルや、ファンモータ300を制御するためのファン制御プログラムが格納されている。RAM126cは、本実施形態で使用されるファン駆動時間を制御するための時間T2やT3のテーブル、各ファンの故障状態を保持する故障テーブル、各ファンの駆動/停止の状態を記憶するファン制御テーブル、本実施形態のファンの延長駆動時間を計測する駆動時間タイマなどを記憶する。
尚、図2は本実施形態に関連するデータやプログラムのみを示しており、他のデータやプログラムは煩雑さを避けるために図示していない。又、ROMとRAMに記憶領域を分離したが、本質的な相違はない。
<本実施形態のファンモータの駆動回路の構成例>
次に、図3を用いてファンモータの駆動回路について説明する。
図3において、ファンモータ300を駆動する場合、エンジンコントローラ126はファン駆動信号ライン308に“H”レベルの信号を出力する。これによりトランジスタ302がONとなり、更にトランジスタ305がONされてファンモータ300側の駆動信号ライン309へ駆動信号として+24V電源が供給される。ここで、抵抗301はプルダウン抵抗、抵抗304はプルアップ抵抗であり、共にファンモータの誤動作を防止する為の抵抗である。また、抵抗303はトランジスタ302に流れる電流を制限する為の抵抗である。
ファンモータ300の回転状態信号ライン312は内部のトランジスタ311のコレクタに接続されており、ファンモータが駆動するとゲートライン310に“H”レベルが出力され、それによりトランジスタ311がONされる。これにより回転状態信号ライン312は“L”レベルに保持され、保護用の抵抗306を介してエンジンコントローラ126側の回転状態信号ライン313へ伝達される。ここで、抵抗307はプルアップ抵抗であり、エンジンコントローラ126による回転状態の誤検知を防止する為の抵抗である。尚、回転状態の検出は、インペラ314による風量や、駆動信号ライン309の電圧により行われるが、風量による検出の方が確実である。
以上の動作を、図4にタイミングチャートとして示す。
エンジンコントローラ126がファンモータ300を駆動する為に、ファン駆動信号ライン308に“H”レベルを出力すると、ファンモータ300は回転状態信号を“H”から“L”へと変化させる。このとき、ファン駆動信号308に対して、多少の遅れが生じるが、これは駆動信号を受けたファンモータ300のインペラ(羽)314が回転し、正常に回転したことを検知してから回転状態信号を変化させる為である。
一方、ファンモータ300を停止する時は、上述のようにファンモータ300への電源供給を遮断することになるため、ファンモータ300の内部にあるトランジスタ311へ供給される電源も遮断され、結果として、ほぼ同時に回転状態信号レベルが変化することになる。
<本実施形態のレーザビームプリンタにおけるファン制御例>
以下に、ファン制御手順のフローチャートと、その時の信号変化のタイミングチャートとに従って、以上の構成を有するレーザビームプリンタ本体101におけるファン制御例を示す。尚、本実施形態では、エンジンコントローラ126がフローチャートに従ってファン制御をする例を示すが、これに限定されない。
(ファン制御の第1の手順例)
本実施形態におけるファン故障検知の流れを、図5のフローチャートを用いて説明する。
はじめに、ステップS501で本体101の電源をONする。次にステップS502でプリント開始し、ステップS503でファンモータ300の駆動要求の有無を確認する。尚、本実施形態ではファンモータの駆動はプリント動作時にのみ行うものとしている。ステップS503でファンモータ300の駆動要求がある場合、ステップS504でエンジンコントローラ126が図3のファンモータ駆動信号ライン308に“H”レベルの信号を出力(以下、「ファンモータを駆動する」と記載する)し、ファンモータ300を駆動する。
続いてステップS505でプリント動作が終了すると、ステップS506でファンモータ停止要求の有無を確認する。ここでファンモータ停止要求がある場合、エンジンコントローラ126はファンモータを止める前に、ステップS507で図3の回路状態信号ライン313の電圧レベルを確認する。ここで本実施形態では図4に記載の論理とすると、回路状態信号ライン313の電圧レベルが“L”レベル(以下、「回転状態」と記載する)の場合、ステップS512で図3のファンモータ駆動信号ライン308に“L”レベルの信号を出力(以下、「ファンモータを停止する」と記載する)し、ステップS513でフローチャートは正常に終了する。
一方、ステップS507で回路状態信号ライン313の電圧レベルが“H”レベル(以下、「非回転状態」と記載する)の場合は、ステップS508でファンモータの駆動時間をT2[sec]だけ延長する。ここで延長時間T2はファンモータ300の自己復帰動作に要する時間T1[sec]よりも長い値とする。
ステップS509では、エンジンコントローラ126の内部カウンタで延長時間T2のカウントを開始し、ステップS510とステップS511では延長時間がT2になるまで回転状態信号を監視し、延長時間T2が経過するまでに回転状態信号が1度でも回転状態を示した場合、ステップS512でファンモータを停止し、ステップS513で正常であることを記憶して報知し終了する。しかし、ステップS510とステップS511において延長時間T2が経過するまでに回転状態信号が1度も回転状態を示さなかった場合、ステップS514でファンモータを停止し、ステップS515でファンモータ故障を記憶して報知し終了する。
尚、上記例では、回転状態が1度でもあると正常と判定したが、確認のために複数回としてもよい。
以上に説明したフローチャートの流れに対応する各ファン状態例におけるタイミングチャートを、図6乃至図8に示す。尚、このタイミングチャートにおいて、プリント動作は“H”レベルがプリント時を示しており、ファン駆動信号及び回転状態信号の論理は上述の説明と同じとする。
図6は、ファン故障が発生していない正常動作時のタイミングチャートである。この場合は、プリント終了と共にファン停止要求が出され、ファンの駆動は直ちに正常終了する。
図7は、ファン停止直前に回転状態信号が非回転状態を示した場合で、ファン駆動延長中も回転状態信号が非回転状態のままである、ファン故障時のタイミングチャートである。この場合は、プリント終了と共にファン停止要求が出されるが、ファンが回転していないことを検出したので、自動復帰処理時間T1より長いT2時間、ファンの駆動を延長して自動復帰処理による復帰を待つが、T2時間中に回転状態に戻らないのでファン故障を報知して終了する。
図8は、ファン駆動を延長している最中にファンの自己復帰動作により回転状態信号が回転状態に回復、それにより正常終了をする時のタイミングチャートである。この場合は、プリント終了と共にファン停止要求が出されるが、ファンが回転していないことを検出したので、自動復帰処理時間T1より長いT2時間、ファンの駆動を延長して自動復帰処理による復帰を待ち、回転状態に戻ったので正常終了する。あるいは、ファン駆動の延長をフラグで、あるいは延長回数をファンに対応付けて記憶しておき、所定条件でワーニングを報知するようにすると、ファン故障に至る直前のプリンタ停止状態でファンの修理/取替えが行われるので、更に望ましい。
(ファン制御の第2の手順例)
本実施形態は第1の手順例の場合と同じ構成であり、ファンモータ300の延長時間が異なるのみである為、フローチャート図9及び図10のみを説明する。尚、図5と同様の処理ステップについて説明を省略する。
本実施形態においては、図9及び図10のフローチャートが同時に平行して動いている。図9においては図5との違いはステップS608及びステップS610におけるファン駆動の延長時間T3だけである。この延長時間T3は、平行して動いている図10のフローチャートの結果を反映させたものであり、第1の手順例では固定のT2時間の延長駆動であったが、非回転状態となった回数に対応する時間だけ駆動延長時間を短くする(T3=T1−故障カウンタ時間)。
以下に図10の説明を行う。図10は常時、回転状態信号を監視しているフローチャートである。
はじめにステップS701で本体101の電源をONされ、ステップS702でファンモータ300が駆動されると、ステップS703で回転状態信号を監視し始める。
ステップS702でファンモータ300が停止された場合又はステップS703で回転状態信号が回転状態を示した場合には、ステップS704で故障カウンタのリセットを行う。一方、ステップS702でファンモータ300が駆動中で、且つステップS703で回転状態信号が非回転状態を示した場合には、ステップS705で故障カウンタのインクリメントを行う。
図10のフローチャートにおいては一定周期で回転状態信号の監視を行っており、ここで、故障カウンタのカウンタ値は回転状態信号が非回転状態になっている時間に換算され、図9中のステップS608において、ファンモータ300の延長駆動時間T3の計算に利用される。
以上に説明したフローチャートの流れに対応する各ファン状態例におけるタイミングチャートとして図11及び図12に示す。尚、このタイミングチャートにおける各信号の論理は第1の手順例と同じとする。
図11は、ファン駆動中に回転状態信号が非回転状態を示した場合で、ファン駆動延長中も回転状態信号が非回転状態のままである時のタイミングチャートである。この場合は、プリント終了と共にファン停止要求が出されるが、ファンが回転していないことを検出したので、自動復帰処理時間T1よりこの間のファン停止回数のカウントに対応する時間を差引いたT3時間、ファンの駆動を延長して自動復帰処理による復帰を待つが、T3時間中に回転状態に戻らないのでファン故障を報知して終了する。
図12は、ファン駆動を延長している最中にファンの自己復帰動作により回転状態信号が回転状態に回復、それにより正常終了をする時のタイミングチャートである。この場合は、プリント終了と共にファン停止要求が出されるが、ファンが回転していないことを検出したので、自動復帰処理時間T1よりこの間のファン停止回数のカウントに対応する時間を差引いたT3時間、時間、ファンの駆動を延長して自動復帰処理による復帰を待ち、回転状態に戻ったので正常終了する。あるいは、ファン駆動の延長をフラグで、あるいは延長回数をファンに対応付けて記憶しておき、所定条件でワーニングを報知するようにすると、ファン故障に至る直前のプリンタ停止状態でファンの修理/取替えが行われるので、更に望ましい。
(ファン制御の第3の手順例)
本実施形態は第1及び2の手順例の場合と同じ構成であり、ファンモータ300の延長時間が異なるのみである為、フローチャート図13及び図14のみを説明する。尚、図9及び図10と同様の処理ステップについて説明を省略する。
本実施形態においては、図13及び図14のフローチャートが同時に並行して動いている。図13において図9との違いは、ステップS805でファンモータの駆動中の時間を計るためにエンジンコントローラ126の内部カウンタのカウントアップを行っており、ファンモータの停止時には、ステップS809において、この駆動中カウンタの値がファンモータの自動復帰動作に要する時間T1[sec]以上か否かの比較を行い、T1以上の場合は回転状態信号に関らずステップS815でファンモータ300を停止し、ステップS816で正常に終了するも 図13において、ファンモータの駆動時間がT1以上の場合は、ファンモータ停止時の回転状態信号を確認しない代わりに、図14でファンモータの故障検知を行っている。
図14は、回転状態信号を監視しているフローチャートである。図10と同様にステップS905では回転状態信号が非回転状態を示している時間をカウントしており、図10との違いとしてはステップS906で故障カウンタの値がT1[sec]以上か否かを比較し、非回転状態がT1以上続いたと判断した場合には、ステップS907でファンモータ故障を検出する。
以上に説明したフローチャートの流れに対応する各ファン状態例におけるタイミングチャートとして図15及び図16に示す。尚、このタイミングチャートにおける各信号の論理は第1及び第2の手順例と同じとする。
図15は、連続プリント中を想定したものであり、ファン駆動時間はT1以上である。ここでは、ファン駆動中に回転状態信号がT1以上非回転状態を示した時のタイミングチャートである。図14のステップS906からS907に進んでファン故障となり、図13のステップS807で故障発生となって、ファン故障を報知する。
図16も、同様にファン駆動時間がT1以上の場合であり、ファン停止時の回転状態信号が非回転状態を示した場合のタイミングチャートである。ここでは、故障時間がT1未満であり、且つ駆動時間がT1以上であるので、正常終了となる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 本実施形態に係るファン制御システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係るファンモータの駆動回路を説明する図である。 本実施形態に係るファンモータの駆動時のタイミングチャートである。 本実施形態のファン制御の第1の手順例に係るフローチャートである。 本実施形態の第1の手順例におけるファン正常例のタイミングチャートである。 本実施形態の第1の手順例におけるファン故障例のタイミングチャートである。 本実施形態の第1の手順例におけるファン復帰例のタイミングチャートである。 本実施形態もファン制御の第2の手順例に係るフローチャートである。 本実施形態もファン制御の第2の手順例に係るフローチャートである。 本実施形態の第2の手順例におけるファン故障例のタイミングチャートである。 本実施形態の第2の手順例におけるファン復帰例のタイミングチャートである。 本実施形態もファン制御の第3の手順例に係るフローチャートである。 本実施形態もファン制御の第3の手順例に係るフローチャートである。 本実施形態の第3の手順例におけるファン故障例のタイミングチャートである。 本実施形態の第3の手順例におけるファン正常例のタイミングチャートである。
符号の説明
101 画像形成装置本体
126 エンジンコントローラ
127 プリンタコントローラ
131 ホストコンピュータ
300 ファンモータ
308 ファン駆動信号ライン
313 回転状態信号ライン

Claims (15)

  1. 装置内と装置外との間で空気流を発生させるファンモータを備える装置において、
    ファンモータが回転状態又は非回転状態のいずれの状態にあるかを検出する回転状態検出手段と、
    非回転状態が検知された場合、所定の第1時間の間に自動復帰動作を行う自動復帰手段と、
    駆動中のファンモータを停止させる際、前記ファンモータが非回転状態を示していた場合に、ファンモータを所定の第2時間だけ延長駆動し、延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示すことがなければファンモータを故障状態と判定し、延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示せばファンモータを正常状態と判定する故障判定手段とを有することを特徴とする装置。
  2. 前記第2時間は前記第1時間よりも長いことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する非回転状態記憶手段を有し、
    前記第2時間は前記第1時間から前記記憶された非回転状態の時間を差し引いた時間であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. ファンモータの起動時間を記憶する駆動時間記憶手段と、
    駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する非回転状態記憶手段とを有し、
    前記故障判定手段は、前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より長い場合はファンモータを故障状態と判定し、前記記憶された起動時間が前記第1時間より短い場合は前記第2時間の延長駆動を行ない、前記記憶された起動時間が前記第1時間より長く且つ前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より短い場合は、ファンモータを正常状態と判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の装置。
  5. 前記回転状態検出手段は、
    前記ファンモータが回転状態又は非回転状態のいずれの状態にあるかを出力信号によりコントローラへ知らせる回転状態信号出力手段と、
    前記コントローラにおいて前記ファンモータから出力される回転状態信号に応じて前記ファンモータの故障を検知するファンモータ故障検知手段とを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 前記故障判定手段は、
    前記ファンモータの駆動中に前記回転状態信号が非回転状態を示している間に、第1カウンタのカウントアップを行う第1カウントアップ手段と、
    前記回転状態信号が非回転状態から回転状態に変化した時に、前記第1カウンタをリセットを行う第1リセット手段とを有し、
    前記第2時間は、前記ファンモータが前記自動復帰手段に要する前記所定の第1時間から、前記ファンモータ停止時の前記第1カウンタの示す値に相当する時間を差し引いた時間以上であることを特徴とする請求項1の装置。
  7. 前記故障判定手段は、
    前記ファンモータ駆動中に第2カウンタのカウントアップを行う第2カウントアップ手段と、
    ファンモータ停止時に前記第2カウンタをリセットする第2カウンタリセット手段とを有し、
    駆動中のファンモータを停止させる時の第2カウンタの示す値に相当する時間が、前記ファンモータが前記自動復帰手段に要する前記所定の第1時間以下であり、且つ、前記回転状態信号が非回転状態を示していた場合、ファンモータを所定の第2時間だけ延長して駆動させ、延長駆動期間中に前記回転状態信号が回転状態を示すことがなければファンモータは故障状態と判断することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記装置は、画像形成のシーケンス制御を行うコントローラと前記コントローラからの駆動信号により駆動されるファンモータとを備えた画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の装置。
  9. 装置内と装置外との間で空気流を発生させるファンモータの制御方法であって、
    駆動中のファンモータを停止させる際に、ファンモータが回転状態又は非回転状態のいずれの状態にあるかを検出する工程と、
    前記ファンモータが非回転状態を示していた場合に、ファンモータを所定の第2時間だけ延長駆動する工程と、
    延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示すことがなければファンモータを故障状態と判定し、延長駆動期間中に前記ファンモータが回転状態を示せばファンモータを正常状態と判定する工程とを有することを特徴とするファンモータの制御方法。
  10. 前記第2時間は、ファンモータの非回転状態が検知された場合に行なう自動復帰動作の為の所定の第1時間よりも長いことを特徴とする請求項9記載のファンモータの制御方法。
  11. 駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する工程を有し、
    前記第2時間は前記第1時間から前記記憶された非回転状態の時間を差し引いた時間であることを特徴とする請求項9記載のファンモータの制御方法。
  12. ファンモータの起動時間を記憶する工程と、
    駆動中のファンモータの非回転状態を記憶する工程とを有し、
    前記判定する工程では、前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より長い場合はファンモータを故障状態と判定し、前記記憶された起動時間が前記第1時間より短い場合は前記第2時間の延長駆動を行ない、前記記憶された起動時間が前記第1時間より長く且つ前記記憶された非回転状態の時間が前記第1時間より短い場合は、ファンモータを正常状態と判定することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1つに記載のファンモータの制御方法。
  13. 前記装置は、画像形成のシーケンス制御を行うコントローラと前記コントローラからの駆動信号により駆動されるファンモータとを備えた画像形成装置であることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1つに記載のファンモータの制御方法。
  14. 請求項9乃至13のいずれか1つに記載のファンモータの制御方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムをコンピュータ読取可能に記憶する記憶媒体。
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