JP2006123247A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電気回路基板84は、カバー9dにより圧縮状態で挟み込まれた遮蔽部材87を介して下方に押圧され、ヘッドホルダ9の開口部にほぼ平行に固定されている。比較的大きな押圧力を要する遮蔽部材84の他端部84e側を、押圧部材9wにより他の部分よりも大きく圧縮することができるので、遮蔽部材84の全体で電気回路基板84を押圧する場合よりも、小さな力で電気回路基板84を固定し、かつ、インクミストを遮蔽することができる。したがって、遮蔽部材84の弾力によるカバー9dやヘッドホルダ9の変形を防止できる。
【選択図】 図3
Description
この構成では、使用後のインクカートリッジを取り外す際に、インクカートリッジのインク供給口付近に付着していたインクが滴下して、フラットケーブルと電気回路基板との接続部分を濡らすと、電気回路がショートしたり、発煙が生じたりして故障を引き起こすおそれがあるため、吸液性弾性体を、フラットケーブルと電気回路基板との接続部分を上から覆うように、ヘッドユニットとキャリッジ間に挟んで固定することが提案されている。
本発明者は、このインクミストが電気回路基板に回り込んで、電気回路をショートさせ、故障を引き起こすのを回避するため、電気回路基板の表面を覆ってカバーを装着し、電気回路基板とカバーとの間に弾性のある遮蔽部材を圧縮して挿入することを考えた。
しかし、電気回路基板には、ケーブルが接続されたり、導電部材が接触したりして、ケーブルが曲げられている場合にはそのケーブルの復元力、または導電部材の接触圧力で、電気回路基板は部分的に浮き上がる付勢力を受けており、その浮き上がる部分において、他の部分と同様に遮蔽部材を圧縮しようとすると、大きな力でカバーを押圧して固定することが必要となる。
このように、大きな力でカバーを固定すると、遮蔽部材を圧縮している反力によって、カバーや記録ヘッドを支持しているヘッドホルダが変形し、記録ヘッドから吐出するインク液滴の吐出方向がずれるなど、印字品質が低下する問題を引き起こす。
なお、上記括弧内の符号は、後述の実施形態において使用する符号に対応するものである。
カバーをヘッドホルダに装着した際に、電気回路基板とカバーとの間に遮蔽部材を圧縮して電気回路基板を支持部に押圧して固定することで、電気回路基板とカバーとの間にインクミストが侵入するのを防止することができる。
このとき、電気回路基板が支持部から離れる方向に付勢されており、この付勢に抗するのに大きな力を要する箇所において、押圧部材により遮蔽部材を大きく圧縮するので、遮蔽部材の全体で電気回路基板を押圧する場合よりも、小さな力で電気回路基板を固定し、かつ、インクミストを遮蔽することができる。したがって、遮蔽部材の弾力によるカバーやヘッドホルダの変形を防止でき、インクの吐出方向が正確なインクジェット記録装置を実現することができる。
比較的大きな押圧力を要する、電気回路基板の他端部に対応する支持部側に、押圧部材が設けられているため、他の部分よりも大きく圧縮することができるので、遮蔽部材の全体で電気回路基板を押圧する場合よりも、小さな力で電気回路基板を固定し、かつ、インクミストを確実に遮蔽することができる。
また、電気回路基板は、一端部が支持部と保持突起の間に挿入され、他端部が支持部で支持されるため、所定の位置に正確に固定することができる。
湾曲されたフレキシブルなケーブルにより、電気回路基板が支持部から離れる方向に付勢されている構成の場合であっても、この付勢に抗するために、遮蔽部材の比較的大きな押圧力を要する箇所を、押圧部材によって押圧すれば、他の部分よりも大きく圧縮することができるので、遮蔽部材の全体で電気回路を押圧する場合よりも、小さな力で電気回路基板を固定し、かつ、インクミストを確実に遮蔽することができる。
遮蔽部材が、カバーと電気回路基板の間に、電気回路が形成された電気回路基板の領域の少なくとも一部を環状に囲んで配置されている構成の場合であっても、カバーの変形による隙間が発生しないため、インクミストの侵入を確実に遮蔽することができる。
押圧部材は、カバーの裏面に一体的に設けられているため、カバーを被せるときに押圧部材が位置ずれすることがないので、遮蔽部材の所定の場所を正確に押圧できる。また、押圧部材とカバーを一体成型すれば、押圧部材単独の製造が不要となるため、製造コストを低減できる。
押圧部材は、遮蔽部材と一体的に設けられているので、押圧するときに押圧部材が位置ずれすることがないので、遮蔽部材の所定の場所を正確に押圧できる。また、押圧部材と遮蔽部材を一体成型すれば、押圧部材単独の製造が不要となるため、製造コストを低減できる。
遮蔽部材は、多孔質であるため、変形に過大な力を必要とせず、電気回路基板を固定するための適度な反力が得られる。また、遮蔽部材は、取付箇所の凹凸部分にも対応して密着することができるため、インクミストの遮蔽効果をより一層高めることができる。
(インクジェット記録装置の主要構成)
最初に、この実施形態のインクジェット記録装置の主要構成について、図1を参照して説明する。図1はインクジェット記録装置の主要構成を示す平面説明図である。
インクジェット記録装置1の内部には、2本のガイド軸6,7が設けられており、そのガイド軸6,7には、キャリッジを兼用するヘッドホルダ9が取付けられている。ヘッドホルダ9には、記録用紙Pへインクを吐出して記録を行うインクジェットヘッド30が保持されている。ヘッドホルダ9は、モータ10により回転する無端ベルト11に取付けられており、モータ10の駆動により、ガイド軸6,7に沿って移動する。なお、ガイド軸7に沿って帯状に延びる公知のタイミング指標部材(図示せず)が設けられており、そのタイミング指標部材には、ヘッドホルダ9の位置を検出するためのマークが記されている。
また、インクジェットプリンタ1の本体内の静止位置には、イエローインクが収容されたインクタンク5aと、マゼンタインクが収容されたインクタンク5bと、シアンインクが収容されたインクタンク5cと、ブラックインクが収容されたインクタンク5dとが備えられている。各インクタンク5a〜5dは、それぞれ可撓性のチューブ14a、14b、14c、14dによってチューブジョイント20(図2)と接続されている。
ヘッドホルダ9の移動方向の一端には、フラッシング部12が設けられており、他端にはメンテナンス部4が設けられている。インクジェットヘッド30は、気泡などを含んだ不良インクをフラッシング部12へ吐出してインクの吐出性能を良好な状態に維持する。また、メンテナンス部4では、気泡を含んだインクの吸引、ノズル面の払拭などを行い、インクの吐出性能を良好な状態に維持する。
次に、ヘッドホルダの主要構造について図2ないし図4を参照して説明する。図2はヘッドホルダから電気回路基板を取り外した状態を示す斜視説明図である。図3はヘッドホルダの断面説明図である。図4は図3のA−A矢視部分断面図である。
なお、以下の説明では、インクを吐出する側を下面および下方向とし、その反対側を上面および上方向とする。また、図1においてインクジェットプリンタを図面下辺側すなわち正面から見た場合の左端側を左方向、右端側を右方向、図面下辺側を前方、図面上辺側を後方とする。
図4に示すように、インクジェットヘッド30は、多数のインク流路を有するキャビティ部31とそのインク流路内のインクに選択的に吐出圧力を付与する圧電アクチュエータ32とを積層して構成され、キャビティ部31の下面31aにインク色毎に列をなしたノズル列を有し、上面に、インク色毎に独立したインク流入口31b(図3)を有する。
図3に示すように、インクジェットヘッド30の上面には、枠状の補強フレーム33が接着固定されている。補強フレーム33には、各インク流入口31bに対応したインク通路口33aが形成されている。図4に示すように、インクジェットヘッド30と補強フレーム33(図3)とからなるユニットは、底壁9eの下面に沿って配置され、底壁9eに貫通形成された開口90に注入された接着剤91により接着固定されている。
図2に示すように、各インク貯留部40a(図3)の上面開口部は、可撓性の膜状部材41に覆われている。具体的には、膜状部材41は、樹脂製のフィルムで構成され、各インク貯留部40a(図3)を画定する隔壁及びバッファタンク40の外周壁の上端に接着または超音波溶着などにより固定されている。各インク貯留部40a(図3)の上部には、公知のように所定量の空気が溜められ、その空気と可撓性の膜状部材41との協働で、インクジェットヘッド30(図3)の走査にともなうインクの圧力変動が吸収される。上記の所定量を超える空気は、バッファタンク40の側面に設けられた排気装置45によって外部へ排気される。
図4に示すように、排気装置45は、各インク貯留部40a(図3)の上部空間にそれぞれ排気通路45aを介して連通した筒状のケース部45bを各インク貯留部40a(図3)毎に有し、各筒状のケース部45b内に、その内部流路を開閉する弁45cを備えている。筒状のケース部45bの下端は、インクジェットヘッド30の下面31aとほぼ同一平面に開口しており、ヘッドホルダ9が一方の走査端に移動したとき、図示しない操作部材により弁45cを開放し、下端の開口に吸引装置を接続することにより、各インク貯留部40a(図3)から空気を排出することができる。
チューブジョイント20には、各インクタンク5a〜5dから延びる可撓性の各チューブ14a〜14d(図1)が、チューブ接続口21a〜21d(図2)でそれぞれ接続されている。
チューブジョイント20の前端には、さらに保持部材29が突出形成され、後述する電気回路基板84を、本体側の静止位置に設けられた図示しない制御装置と電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル71が保持部材29のスリット29a(図2)に挿通支持されている。
さらに、その電気回路基板84の上方を覆って、カバー9dが固定されている。カバー9dはヘッドホルダ9の開口部を外から覆うことができるように、下方に開口部を有する箱状に形成されており、この開口部の端部に内側を向いて対向して鈎状に設けられた鈎部9r、9rを備えている。鈎部9r、9rは、ヘッドホルダ9の外側面の対応する位置に設けられた凹部9s、9sに係止され、後述する遮蔽部材87の弾性に抗してカバー9dがヘッドホルダ9に固定されている。カバー9dの裏面9tには、保持部材29側の遮蔽部材87に対応する位置に、遮蔽部材87を押圧するための押圧部材9wが下方に突出して設けられている。この実施形態では、押圧部材9wは、カバー9dの左右方向に板状に形成され、カバー9dと一体的に設けられている。
バッファタンク40の左前方の側壁に隣接して、電気回路基板84上の電気回路84cを接地するためのコイルバネ92が設けられている。コイルバネ92は導電性のある材料で形成されており、その下端はヘッドホルダ9に固定されて、インクジェットヘッド30に電気的に接続されている。図3及び4に示すように、コイルバネ92の上端は、電気回路基板84の裏面の接地用接点に押し当てられており、電気回路84cを接地するとともに、電気回路基板84を上方に付勢している。
フレキシブルフラットケーブル70は、ヘッドホルダ9の底壁9eに貫通形成されたスリット9hを通って、ヘッドホルダ9内に延び、さらに後述するヒートシンク60とヘッドホルダ9の側壁9iとの間の縦空間9f、及び電気回路基板84とバッファタンク40との間の横空間9gを通り、電気回路基板84の右端84bで左方に折り返され、更に電気回路基板84の上方で、フラット面を電気回路基板84の基板面に対向させながら3重に折り返されて、折り曲げ部70aを形成し、その先端は、電気回路基板84の上面84fに設けられたコネクタ85に着脱可能に電気的に接続されている。
電気回路基板84には、コネクタ85と、裏面に設けられたバイパスコンデンサ81、媒体センサ82およびエンコーダ83と接続された電気回路84cとが上面に形成されており、電気回路基板84は、フレキシブルフラットケーブル71(図2)を介して、本体側の制御装置と接続されている。
図2に示すように、バッファタンク40の左側壁42の上端には、リブ50,51が上方へ突出して設けられている。図3に示すように、リブ50,51は、バッファタンク40の左側壁42の上端42aから側方に少し間隔をおいて電気回路基板84と膜状部材41との間の横空間9g内へ突出形成されており、左側壁42と一体形成されている。
電気回路基板84の上面84fには、電気回路基板84のほぼ外周に沿って、電気回路84cを囲んで、環状の遮蔽部材87が取り付けられている。遮蔽部材87は、この実施形態では縦断面が四角形であり、インクミストを遮蔽するために十分な幅を有している。
図3に示すように、遮蔽部材87は、カバー9dの裏面9tと電気回路基板84の上面84fとの間隙9uに圧縮状態で挟み込まれ、電気回路基板84を押圧して固定することができるように、その厚さが、カバー9dの裏面9tと電気回路基板84の上面84fとの間に形成される間隙9uの間隔よりも大きくなるように形成されている。
この実施形態では、遮蔽部材87は、弾性を有する多孔質樹脂のフォームで形成されており、両面テープで電気回路基板84の上面84fに固定されている。
電気回路基板84の一端部84dは、支持部9m、9mと保持突起9n、9nとの間に挿入されており、他端部84eの下面は支持部9pにより支持されている。
フレキシブルフラットケーブル70の折り曲げ部70aは、遮蔽部材87とカバー9dの裏面とにより上下から挟み込まれている。
フレキシブルフラットケーブル70は、電気回路基板84にその下方の横空間9gから横向きU字状に湾曲して接続しているので、復元力により電気回路基板84を上方に付勢し、また、コイルバネ92も電気回路基板84を上方に付勢している。電気回路基板84は支持部9mと保持突起9の間に挿入された一端84dを支点として揺動するので、他端部84eでは、上記の付勢に抗するのに他端部84e以外の他の部分よりも比較的大きな押圧力を要する。
他端部84e側の遮蔽部材87aは、押圧部材9wで押圧されるため、カバー9dを被せたときに遮蔽部材87の他の部分に比べて圧縮されている。その結果、電気回路基板84の他端部84e側は他の部分に比べて大きな押圧力で押圧されている。
まず、フレキシブルフラットケーブル70が接続された電気回路基板84の一端部84dを、支持部9m、9mと保持突起9n、9nとの間に挿入する。
次に、フレキシブルフラットケーブル70の折り曲げ部70aが、遮蔽部材87上に配置されるように、電気回路基板84の上方よりヘッドホルダ9の開口部にカバー9dを被せ、遮蔽部材87を介して、電気回路基板84の他端部84eから下方に押圧する。
そして、カバー9dの鈎部9rをヘッドホルダ9の凹部9s(図4)に係止して、遮蔽部材87を圧縮状態に保持したまま、カバー9dをヘッドホルダ9に固定する。
また、電気回路基板84と本体側の制御装置とを接続するフレキシブルフラットケーブル71も、2つの遮蔽部材87によって、上記と同様にインクミストを遮蔽して電気回路基板84と接続することができる。
(1)以上のように、上記最良の形態のインクジェット記録装置1を使用すれば、押圧部材9wにより、遮蔽部材84の比較的大きな押圧力を要する箇所を、他の部分よりも大きく圧縮することができるので、遮蔽部材84の全体で電気回路基板84を押圧する場合よりも、小さな力で電気回路基板84を固定し、かつ、インクミストを遮蔽することができる。したがって、上記他の部分を大きく圧縮する必要がないため、遮蔽部材84の弾力によるカバー9dの変形を防止でき、インクの吐出方向が正確なインクジェット記録装置を実現することができる。
また、電気回路基板84は、一端部84dが支持部9mと保持突起9nの間に挿入され、他端部84eが支持部9pで支持されるため、所定の位置に正確に固定することができる。
(1)押圧部材として、板状以外の形状を用いてもよい。例えば、カバー部材9dの裏面9fの、遮蔽部材87aの所定の場所と対応する位置に所定の間隔で突起部を設けてもよい。この構成を使用した場合でも、前述した最良の形態の効果を奏することができる。
(請求項1)
記録用紙Pが被記録媒体に、インクジェットヘッド30が記録ヘッドにそれぞれ対応する。
(請求項3)
フレキシブルフラットケーブル70がケーブルに対応する。
9 ヘッドホルダ
9d カバー
9m、9p 支持部
9t 押圧部材
9n 保持突起
30 インクジェットヘッド(記録ヘッド)
70 フレキシブルフラットケーブル(ケーブル)
84 電気回路基板
84c 電気回路
84d 一端部
84e 他端部
87 遮蔽部材
P 記録用紙(被記録媒体)
Claims (7)
- インクを被記録媒体へ吐出して記録を行う記録ヘッドと、
この記録ヘッドに接続される電気回路が形成された電気回路基板と、
前記記録ヘッド及び前記電気回路基板を収容する箱状のヘッドホルダと、
前記電気回路基板の表面を覆って前記ヘッドホルダに装着されたカバーと、
このカバーの裏面と前記電気回路基板の表面との間に介在されており、その間に、前記記録ヘッドが前記インクを吐出したときに発生するインクミストの侵入を遮蔽する弾性を有する遮蔽部材と、
前記電気回路基板をその裏面側から受けるように前記ヘッドホルダ内に形成された支持部とを備えており、
前記電気回路基板は、前記支持部から離れる方向に付勢されており、前記カバーを前記ヘッドホルダに装着した際に圧縮された前記遮蔽部材により、前記付勢に抗して前記支持部に向け押圧されて固定されるインクジェット記録装置であって、
前記カバーの裏面と前記遮蔽部材の表面との間であって、前記電気回路基板において前記支持部から離れる方向の付勢に抗するのに他の部分よりも比較的大きな押圧力を要する箇所に対し、他の部分よりも前記遮蔽部材を大きく圧縮するための押圧部材が介在されていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記支持部は、前記電気回路基板のほぼ両端に対応して複数個設けられ、
前記電気回路基板の一端部に対応する前記支持部側には、その支持部との間に前記電気回路基板の一端部を挿入するための間隔を置いて保持突起が設けられ、
前記押圧部材は、前記電気回路基板の他端部に対応する前記支持部側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記記録ヘッドと前記電気回路とを接続するフレキシブルなケーブルは、その記録ヘッドと前記電気回路との間で湾曲され、前記電気回路基板を前記支持部から離れる方向に付勢していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記電気回路基板は、前記ヘッドホルダの開口部内に、その開口部とほぼ平行に配置され、前記カバーは、前記カバーは前記開口部を覆うように前記ヘッドホルダに装着され、
前記遮蔽部材は、前記カバーと前記電気回路基板との間に、前記電気回路が形成された前記電気回路基板の領域の少なくとも一部を環状に囲んで配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。 - 前記押圧部材は、前記カバーの裏面に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
- 前記押圧部材は、前記遮蔽部材と一体的に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
- 前記遮蔽部材は、多孔体であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
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