JP2006123021A - スナップリング組付検査装置及びスナップリング組付検査方法 - Google Patents

スナップリング組付検査装置及びスナップリング組付検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 一方のスナップリングが組付けられていない場合の誤判定が絶無で、より信頼性が高いスナップリングの組付検査装置を提供する。
【解決手段】 可動ヘッド6の第2の測定子18によってピストンピン9の一端面9aの位置が検出されて、該ピストンピン9の一端面9aの位置を基準に固定ヘッド7の位置が確認される。これにより、スナップリング5がスナップリング組付溝12に組付けられておらず、ピストンピン9が、ピストンピン組付孔3に対する当該ピストンピン9の適正位置に対して位置ずれしている場合であっても誤判定してしまうことがなく、一方のスナップリング4(5)が組付けられていない場合の誤判定が絶無で、組付検査装置1の信頼性が高められる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スナップリング組付検査装置及びスナップリング組付検査方法に関して、特に、ピストンのピストンピン組付孔に一対のスナップリングが適正に組付けられているか否かを検査するためのスナップリング組付検査装置及びスナップリング組付検査方法に関する。
一般に、エンジンのピストンは、ピストンピンを介してコンロッドに連結される。該ピストンピンは、ピストンのピストンピン組付孔の両側に組付けられる一対のスナップリングによって当該ピストンピン組付孔の軸線方向へ位置決めされる。そして、従来から、各スナップリングがピストンピン組付孔の各スナップリング組付溝に適正に組付けられているか否かは、スナップリング組付検査装置によって検査されている。例えば、図11に示される特許文献1に記載のピストンスナップリング組付装置41では、磁気スケール付シリンダによって検測棒42を上側圧入棒43の先端から突出させて、下側圧入棒44の先端に当接させた状態での検測棒42の上側圧入棒43からの突出長さを測定して圧入棒43,44間の距離を導出する。そして、得られた圧入棒43,44間の距離によって一対のスナップリング4,5の組付間隔を算出して、該組付間隔が設定範囲内である場合に、各スナップリング4,5がピストンピン組付孔3の各スナップリング組付溝11,12に適正に組付けられていると判定される。
しかしながら、図12に示されるように、上記ピストンスナップリング組付装置41では、下側のスナップリング5が組付けられておらず、ピストンピン9が、ピストンピン組付孔3に対する当該ピストンピン9の適正位置に対して下方に位置ずれしている場合であっても、各スナップリング4,5が各スナップリング組付溝11,12に適正に組付けられていると判定されることがあり、一方のスナップリング5(4)が組付けられていないピストン2がシリンダブロックに組付けられる虞がある。したがって、より信頼性が高いスナップリングの組付検査装置、並びに組付検査方法が要望されている。
実開平3−100031号公報(第7頁18行目〜第15頁2行目、図1及び図4)
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、第1の目的は、より信頼性が高いスナップリングの組付検査装置を提供することにある。
また、第2の目的は、より信頼性が高いスナップリングの組付検査方法を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載のスナップリングの組付検査装置は、ピストンのピストンピン組付孔に一対のスナップリングが適正に組付けられているか否かを検査するためのスナップリングの組付け検査装置であって、ピストンピン組付孔の一側に挿入されて該ピストンピン組付孔の軸線方向へ移動可能な可動ヘッドと、ピストンピン組付孔の他側に挿入されて該ピストンピン組付孔の他側に組付けられたスナップリングに当接可能な固定ヘッドと、を備えて、可動ヘッドが、ピストンピン組付孔の一側に組付けられたスナップリングに当接可能な第1の測定子と、該第1の測定子に対してピストンピン組付孔の軸線方向へ移動されてピストンピンの一端面に当接される第2の測定子と、を含んで構成されて、また、第1の測定子の当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第1のセンサと、固定ヘッドの当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第2のセンサと、第1のセンサの測定結果と第2のセンサの測定結果とに基づいて一対のスナップリングがピストンピン組付孔に適正に組付けられているか否かが判定される判定手段と、を具備することを特徴とする。
上記第1の目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載のスナップリングの組付検査装置は、ピストンのピストンピン組付孔に一対のスナップリングが適正に組付けられているか否かを検査するためのスナップリングの組付け検査装置であって、ピストンピン組付孔の一側に挿入されて該ピストンピン組付孔の軸線方向へ移動可能な可動ヘッドと、ピストンピン組付孔の他側に挿入されて該ピストンピン組付孔の他側に組付けられたスナップリングに当接可能な固定ヘッドと、を備えて、可動ヘッドが、ピストンピン組付孔の一側に組付けられたスナップリングに当接可能な第1の測定子と、該第1の測定子に対してピストンピン組付孔の軸線方向へ移動されてピストンピンの一端面に当接される第2の測定子と、を含んで構成されて、固定ヘッドが、ピストンピン組付孔の他側に組付けられたスナップリングに当接可能な第3の測定子と、該第3の測定子に対してピストンピン組付孔の軸線方向へ移動されてピストンピンの他端面に当接される第4の測定子と、を含んで構成されて、また、第1の測定子の当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第1のセンサと、第3の測定子の当接面と第4の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第2のセンサと、第1のセンサの測定結果に基づいてスナップリングがピストンピン組付孔の一側に適正に組付けられているか否かが判定されると共に第2のセンサの測定結果に基づいてスナップリングがピストンピン組付孔の他側に適正に組付けられているか否かが判定される判定手段と、を具備することを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載のスナップリングの組付検査方法は、上記請求項1に記載のスナップリングの組付検査装置を用いるスナップリングの組付検査方法であって、ピストンピン組付孔の他側に組付けられたスナップリングに当接可能な固定ヘッドをピストンピン組付孔の他側に挿入させて、次に、可動ヘッドをピストンピン組付孔の軸線方向へ移動させてピストンピン組付孔の一側に組付けられたスナップリングに当接可能な第1の測定子をピストンピン組付孔の一側に挿入させると共に第2の測定子をピストンピンの一端面に当接させて、この状態で、第1の測定子の当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第1のセンサによって測定されると共に固定ヘッドの当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第2のセンサによって測定されて、第1のセンサの測定結果と第2のセンサの測定結果とに基づいて一対のスナップリングがピストンピン組付孔に適正に組付けられているか否かが判定されることを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、本発明のうち請求項4に記載のスナップリングの組付検査方法は、上記請求項2に記載のスナップリングの組付検査装置を用いるスナップリングの組付検査方法であって、ピストンピン組付孔の他側に組付けられたスナップリングに当接可能な固定ヘッドの第3の測定子をピストンピン組付孔の他側に挿入させると共に固定ヘッドの第4の測定子をピストンピンの他端面に当接させて、次に、可動ヘッドをピストンピン組付孔の軸線方向へ移動させてピストンピン組付孔の一側に組付けられたスナップリングに当接可能な第1の測定子をピストンピン組付孔の一側に挿入させると共に第2の測定子をピストンピンの一端面に当接させて、この状態で、第1の測定子の当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第1のセンサによって測定されると共に第3の測定子の当接面と第4の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第2のセンサによって測定されて、第1のセンサの測定結果に基づいてスナップリングがピストンピン組付孔の一側に適正に組付けられているか否かが判定されると共に第2のセンサの測定結果に基づいてスナップリングがピストンピン組付孔の他側に適正に組付けられているか否かが判定されることを特徴とする。
したがって、請求項1及び3に記載の発明では、第1の測定子の当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離によってスナップリングがピストンピン組付孔の一側に適正に組付けられているか否かが判定されると共に、固定ヘッドの当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離によってスナップリングがピストンピン組付孔の他側に適正に組付けられているか否かが判定される。
請求項2及び4に記載の発明では、第1の測定子の当接面と第2の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離によってスナップリングがピストンピン組付孔の一側に適正に組付けられているか否かが判定されると共に、第3の測定子の当接面と第4の測定子の当接面とのピストンピン組付孔の軸線方向の距離によってスナップリングがピストンピン組付孔の他側に適正に組付けられているか否かが判定される。
より信頼性が高いスナップリングの組付検査装置及びスナップリングの組付検査方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1に示されるように、本スナップリングの組付検査装置1(以下、単に組付検査装置1と称する。)は、ピストン2のピストンピン組付孔3の両側(図1における上下方向両側)に設けられたスナップリング組付溝11,12に、一対のスナップリング4,5が適正に組付けられているか否かを検査するものであって、上記ピストンピン組付孔3の一側(図1における紙面視上側)に係合される可動ヘッド6と、該ピストンピン組付孔3の他側(図1における紙面視下側)に係合される固定ヘッド7と、を含んで構成される。図2及び図3に示されるように、上記固定ヘッド7は、略円柱状に形成されて、当該組付検査装置1の基台8上に立設される。また、図1に示されるように、上記固定ヘッド7は、当該固定ヘッド7の上端面7aの中央に当該固定ヘッド7の軸線に対して所定角度で傾斜された斜面を有する案内部31が突設されて、該案内部31によってピストンピン9の中空部10の他端(図1における紙面視下側の端)が案内される。
また、図1に示されるように、上記固定ヘッド7の上端面7a外側には、スナップリング5の直径よりも小さい段差を介して円環状に形成された当接面32が設けられる。そして、上記固定ヘッド7は、スナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に組付けられている場合に、当接面32がスナップリング5に当接される。なお、図8に示されるように、スナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に嵌っておらず、当該スナップリング5が十分に拡径されていない場合には、固定ヘッド7の上端面7aの周端部が当該スナップリング5に当接される。また、図7に示されるように、スナップリング5がスナップリング組付溝12に組付けられていない場合には、固定ヘッド7の上端面7aがピストンピン9の他端面9bに当接されるように構成される。
図2及び図3に示されるように、上記可動ヘッド6は、略円筒状に形成されて、当該組付装置1のフレーム15にヘッド取付ブラケット13、直動ガイド14(図3、図4参照。)を介して上下方向(ピストンピン組付孔3の軸線方向であって、図2及び図3における紙面視上下方向。)へ移動可能に設けられる第1の測定子16を備える。そして、上記第1の測定子16は、スナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に組付けられている場合に、当接面17がスナップリング4に当接されるように構成される。また、図1及び図2に示されるように、上記可動ヘッド6は、上記第1の測定子16の中空部に、当該第1の測定子16に対して軸線方向(図1及び図2における紙面視上下方向)へ移動可能な第2の測定子18が収容される。該第2の測定子18は、下端面の中央に当該可動ヘッド6の軸線に対して所定角度で傾斜された斜面を有する案内部19が突設されて、該案内部19によってピストンピン9の中空部10の一端が案内される。
また、上記第2の測定子18は、スナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に組付けられている場合(図1参照)、或いはスナップリング4がスナップリング組付溝11に組付けられていない場合(図5参照)に、当接面20がピストンピン9の一端面9aに当接される。さらに、上記第2の測定子18は、ピストンピン組付孔3の一側に組付けられたスナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に嵌っておらず、スナップリング4が十分に拡径されていない場合(図6参照)に、当接面20の周端部がスナップリング4に当接されるように構成される。また、図2〜図4に示されるように、本組付検査装置1は、上記ヘッド取付ブラケット13にセンサ取付ブラケット21を介してリニアスケール22(第1のセンサ)が取付けられており、該リニアスケール22に上記第2の測定子18の上端が接続される。
また、本組付検査装置1では、上記リニアスケール22によって、第1の測定子16の当接面17と第2の測定子18の当接面20とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L1(第1の測定子16に対する第2の測定子18の突出量)が測定される。そして、本組付検査装置1は、上記リニアスケール22の測定結果(当接面17と当接面20との距離L1、以下、第1の測定結果と称する。)がマイクロコンピュータで構成される演算装置(判定手段)によって演算処理されて、第1の測定結果が第1の設定範囲内である場合に、スナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に組付けられていると判定されて、第1の測定結果が第1の設定範囲外である場合に、スナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に組付けられていないと判定される。なお、本組付検査装置1では、上記第1の設定範囲の最小値がスナップリング4の直径に設定されると共に、最大値が、(スナップリング4の直径)+(スナップリング4とピストンピン9とのガタ寸法)に設定される。
また、図1に示されるように、本組付検査装置1は、上記基台8にセンサ取付ブラケット23を介してリニアスケール24(第2のセンサ)が取付けられており、該リニアスケール24に、第2の測定子18に固定されて水平方向へ延びる被測定子25の下面が直交された状態で接触される。さらに、本組付検査装置1では、上記リニアスケール24によって第2の測定子18の当接面20と固定ヘッド7の当接面32とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L2が測定される。そして、本組付検査装置1は、上記リニアスケール24の測定結果(当接面20と当接面32との距離L2、以下、第2の測定結果と称する。)が上記演算装置によって演算処理されて、上記第1の測定結果が第1の設定範囲内であり、且つ第2の測定結果が第2の設定範囲内である場合に、各スナップリング4,5がピストンピン組付孔3の各スナップリング組付溝11,12に適正に組付けられていると判定される。また、本組付検査装置1は、上記第1の測定結果が第1の設定範囲内であり、且つ第2の測定結果が第2の設定範囲外である場合に、スナップリング5がピストンピン組付孔3のスナップリング組付溝12に適正に組付けられていないと判定される。
なお、本組付検査装置1では、上記第2の設定範囲の最小値が、(ピストンピン9の軸線方向長さ)+(スナップリング5の直径)+(固定ヘッド7の上端面7aと当接面32との段差)に設定されると共に、最大値が、(ピストンピン9の軸線方向長さ)+(固定ヘッド7の上端面7aと当接面32との段差)に設定される。また、図2に示されるように、本組付検査装置1には、可動ヘッド6と固定ヘッド7との対が所定間隔で並設される。これにより、本組付検査装置1では、2つのピストン2の検査を同時に行うことができる構造になっている。そして、図2〜図3に示されるように、本組付検査装置1は、並設された可動ヘッド6の各第1の測定子16が、直動ガイド26で上下方向へ案内される昇降プレート27によって、圧縮コイルばね28を介して接続される。また、本組付検査装置1は、上記昇降プレート27に略T字状のハンドル29が設けられると共に当該昇降プレート27を上昇させる側へ付勢させるウェイト30が設けられる。
次に、本組付検査装置1を用いるスナップリング4,5の組付検査方法を説明する。まず、当該組付検査装置1の基台8に設置された冶具に、ワーク(ピストン2とコンロッド33とをピストンピン9によって連結させたもの)をセットして、固定ヘッド7をピストン2のピストンピン組付孔3の他側に係合させる。次に、ハンドル29を下方へ操作して可動ヘッド6を下降させる。これにより、可動ヘッド6の第1の測定子16が、ピストンピン組付孔3の一側に嵌合(すきま嵌め)されて圧縮された圧縮コイルばね28のばね力によってピストンピン9の一端面9aに向けて付勢されると共に、第2の測定子18が第1の測定子16に対して自重で下降可能に垂下される。この状態で、リニアスケール22(第1のセンサ)によって、第1の測定子16の当接面17と第2の測定子18の当接面20とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L1(第1の測定子16に対する第2の測定子18の突出量)が測定されると共に、リニアスケール24(第2のセンサ)によって、第2の測定子18の当接面20と固定ヘッド7の当接面32とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L2が測定される。
そして、各リニアスケール22,24の各測定結果が演算装置(判定手段)によって演算処理されて、各スナップリング4,5がピストンピン組付孔3の各スナップリング組付溝11,12に適正に組付けられているか否かが判定される。ここで、図1に示されるように、ピストンピン組付孔3の各スナップリング組付溝11,12に各スナップリングが適正に組付けられている場合には、可動ヘッド6の第1の測定子16の当接面17がスナップリング4に当接されると共に第2の測定子18の当接面20がピストンピン9の一端面9aに当接されて、且つ固定ヘッド7の当接面32がスナップリング5に当接される。この場合、第1の測定結果(当接面17と当接面20との距離L1)が演算装置に設定された第1の設定範囲内になり、演算装置によってスナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に組付けられていると判定されると同時に、第2の測定結果(当接面20と当接面32との距離L2)が演算装置に設定された第2の設定範囲内になり、演算装置によってスナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に組付けられていると判定される。
また、図5に示されるように、スナップリング4がスナップリング組付溝11に組付けられていない場合、又は、図6に示されるように、スナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に嵌っておらず、十分に拡径されていない場合には、第1の測定結果(当接面17と当接面20との距離L1)が演算装置に設定された第1の設定範囲外(最小値を下回る)になり、演算装置によってスナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に組付けられていないと判定される。さらに、スナップリング4がスナップリング組付溝11に適正に組付けられている場合であっても、図7に示されるように、スナップリング5がスナップリング組付溝12に組付けられていない場合、又は、図8に示されるように、スナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に嵌っておらず十分に拡径されていない場合には、第2の測定結果(当接面20と当接面32との距離L2)が演算装置に設定された第2の設定範囲外になり、演算装置によってスナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に組付けられていないと判定される。
なお、図7に示されるスナップリング5がスナップリング組付溝12に組付けられていない場合には、第2の測定結果(当接面20と当接面32との距離L2)が演算装置に設定された第2の設定範囲の最小値を下回り、図8に示されるスナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に嵌っておらず十分に拡径されていない場合には、第2の測定結果(当接面20と当接面32との距離L2)が演算装置に設定された第2の設定範囲の最大値を上回る。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本組付検査装置1では、固定ヘッド7がピストンピン組付孔3の他側に係合されると共に可動ヘッド6がピストンピン組付孔3の一側に係合されて、各スナップリング4,5がピストンピン組付孔3の各スナップリング組付溝11,12に適正に組付けられている場合に、可動ヘッド6の第1の測定子16の当接面17がスナップリング4に当接されると共に第2の測定子18の当接面20がピストンピン9の一端面9aに当接されて、且つ固定ヘッド7の当接面32がスナップリング5に当接される。
そして、リニアスケール22(第1のセンサ)によって、第1の測定子16の当接面17と第2の測定子18の当接面20とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L1(第1の測定子16に対する第2の測定子18の突出量)が測定されて、該第1の測定結果(当接面17と当接面20との距離L1)に基づいてスナップリング組付溝11にスナップリング4が適正に組付けられているか否かが演算装置(判定手段)によって判定される。また、これと同時に、リニアスケール24(第2のセンサ)によって、第2の測定子18の当接面20と固定ヘッド7の当接面32とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L2が測定されて、該第2の測定結果(当接面20と当接面32との距離L2)と上記第1の測定結果とに基づいてスナップリング組付溝12にスナップリング5が適正に組付けられているか否かが演算装置によって判定される。
したがって、本組付検査装置1では、可動ヘッド6の第2の測定子18によってピストンピン9の一端面9aの位置が検出されて、該ピストンピン9の一端面9aの位置を基準に固定ヘッド7の位置が確認される。これにより、スナップリング5がスナップリング組付溝12に組付けられておらず、ピストンピン9が、ピストンピン組付孔3に対する当該ピストンピン9の適正位置に対して位置ずれしている場合(図12参照)であっても、従来の組付装置41のように、誤判定してしまうことがなく、誤判定が絶無で、信頼性が極めて高い組付検査装置1を提供することができる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
図9に示されるように、組付検査装置1の基台8に固定されて、スナップリング5がピストンピン組付孔3の他側のスナップリング組付溝12に適正に組付けられている場合に、当該スナップリング5に当接面51が当接される第3の測定子52と、該第3の測定子52に収容されてスナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に組付けられている場合、或いはスナップリング5がスナップリング組付溝12に組付けられていない場合に、当接面53がピストンピン9の他端面9bに当接されて、ピストンピン組付孔3の他側に組付けられたスナップリング5がスナップリング組付溝12に適正に嵌っておらず、スナップリング5が十分に拡径されていない場合(図10参照)に、当接面53の周端部がスナップリング5に当接される第4の測定子54と、を含んで固定ヘッド7を構成してもよい。
この場合、リニアスケール22(第1のセンサ)によって、第1の測定子16の当接面17と第2の測定子18の当接面20とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L1(第1の測定子16に対する第2の測定子18の突出量)が測定されると共に、リニアスケール24(第2のセンサ)によって、第3の測定子52の当接面51と第4の測定子54の当接面53とのピストンピン組付孔3の軸線方向の距離L2(第3の測定子52に対する第4の測定子54の突出量)が測定される。そして、各リニアスケール22,24の各測定結果に基づいて、各スナップリング4,5がピストンピン組付孔3の各スナップリング組付溝11,12に適正に組付けられているか否かが判定される。
本実施の形態の説明図であって、各スナップリング組付溝に各スナップリングが適正に組付けられているピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。 本組付検査装置の正面図である。 本組付検査装置の側面図である。 本組付検査装置の平面図である。 本実施の形態の説明図であって、一側のスナップリング組付溝にスナップリングが組付けられていないピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。 本実施の形態の説明図であって、一側のスナップリング組付溝にスナップリングが適正に組付けられておらず当該スナップリングが十分に拡径されていない状態のピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。 本実施の形態の説明図であって、他側のスナップリング組付溝にスナップリングが組付けられていないピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。 本実施の形態の説明図であって、他側のスナップリング組付溝にスナップリングが適正に組付けられておらず当該スナップリングが十分に拡径されていない状態のピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。 他の実施の形態の説明図であって、各スナップリング組付溝に各スナップリングが適正に組付けられているピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。 他の実施の形態の説明図であって、各スナップリング組付溝にスナップリングが適正に組付けられておらず各スナップリングが十分に拡径されていない状態のピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。 従来のスナップリング組付装置の説明図であって、スナップリングの組付検査が適正に行われている状態を示す図である。 従来のスナップリング組付装置の説明図であって、他側のスナップリング組付溝にスナップリングが組付けられていない状態のピストンピン組付孔に可動ヘッドと固定ヘッドとが係合された状態を示す図である。
符号の説明
1 組付検査装置、2 ピストン、3 ピストンピン組付孔、4,5 スナップリング、6 可動ヘッド、7 固定ヘッド、9 ピストンピン、16 第1の測定子、17,20,32 当接面、18 第2の測定子、22 リニアスケール(第1のセンサ)、24 リニアスケール(第2のセンサ)

Claims (4)

  1. ピストンのピストンピン組付孔に一対のスナップリングが適正に組付けられているか否かを検査するためのスナップリングの組付け検査装置であって、前記ピストンピン組付孔の一側に挿入されて該ピストンピン組付孔の軸線方向へ移動可能な可動ヘッドと、前記ピストンピン組付孔の他側に挿入されて該ピストンピン組付孔の他側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な固定ヘッドと、を備えて、前記可動ヘッドが、前記ピストンピン組付孔の一側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な第1の測定子と、該第1の測定子に対して前記ピストンピン組付孔の軸線方向へ移動されて前記ピストンピンの一端面に当接される第2の測定子と、を含んで構成されて、また、前記第1の測定子の当接面と前記第2の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第1のセンサと、前記固定ヘッドの当接面と前記第2の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第2のセンサと、前記第1のセンサの測定結果と前記第2のセンサの測定結果とに基づいて前記一対のスナップリングが前記ピストンピン組付孔に適正に組付けられているか否かが判定される判定手段と、を具備することを特徴とするスナップリングの組付検査装置。
  2. ピストンのピストンピン組付孔に一対のスナップリングが適正に組付けられているか否かを検査するためのスナップリングの組付け検査装置であって、前記ピストンピン組付孔の一側に挿入されて該ピストンピン組付孔の軸線方向へ移動可能な可動ヘッドと、前記ピストンピン組付孔の他側に挿入されて該ピストンピン組付孔の他側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な固定ヘッドと、を備えて、前記可動ヘッドが、前記ピストンピン組付孔の一側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な第1の測定子と、該第1の測定子に対して前記ピストンピン組付孔の軸線方向へ移動されて前記ピストンピンの一端面に当接される第2の測定子と、を含んで構成されて、前記固定ヘッドが、前記ピストンピン組付孔の他側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な第3の測定子と、該第3の測定子に対して前記ピストンピン組付孔の軸線方向へ移動されて前記ピストンピンの他端面に当接される第4の測定子と、を含んで構成されて、また、前記第1の測定子の当接面と前記第2の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第1のセンサと、前記第3の測定子の当接面と前記第4の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が測定される第2のセンサと、前記第1のセンサの測定結果に基づいて前記スナップリングが前記ピストンピン組付孔の一側に適正に組付けられているか否かが判定されると共に前記第2のセンサの測定結果に基づいて前記スナップリングが前記ピストンピン組付孔の他側に適正に組付けられているか否かが判定される判定手段と、を具備することを特徴とするスナップリングの組付検査装置。
  3. 上記請求項1に記載のスナップリングの組付検査装置を用いるスナップリングの組付検査方法であって、ピストンピン組付孔の他側に組付けられたスナップリングに当接可能な固定ヘッドを前記ピストンピン組付孔の他側に挿入させて、次に、可動ヘッドをピストンピン組付孔の軸線方向へ移動させて前記ピストンピン組付孔の一側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な第1の測定子を前記ピストンピン組付孔の一側に挿入させると共に第2の測定子を前記ピストンピンの一端面に当接させて、この状態で、前記第1の測定子の当接面と前記第2の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第1のセンサによって測定されると共に前記固定ヘッドの当接面と前記第2の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第2のセンサによって測定されて、前記第1のセンサの測定結果と前記第2のセンサの測定結果とに基づいて前記一対のスナップリングが前記ピストンピン組付孔に適正に組付けられているか否かが判定されることを特徴とするスナップリングの組付検査方法。
  4. 上記請求項2に記載のスナップリングの組付検査装置を用いるスナップリングの組付検査方法であって、ピストンピン組付孔の他側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な固定ヘッドの第3の測定子を前記ピストンピン組付孔の他側に挿入させると共に前記固定ヘッドの第4の測定子を前記ピストンピンの他端面に当接させて、次に、可動ヘッドをピストンピン組付孔の軸線方向へ移動させて前記ピストンピン組付孔の一側に組付けられた前記スナップリングに当接可能な第1の測定子を前記ピストンピン組付孔の一側に挿入させると共に第2の測定子を前記ピストンピンの一端面に当接させて、この状態で、前記第1の測定子の当接面と前記第2の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第1のセンサによって測定されると共に前記第3の測定子の当接面と前記第4の測定子の当接面との前記ピストンピン組付孔の軸線方向の距離が第2のセンサによって測定されて、前記第1のセンサの測定結果に基づいて前記スナップリングが前記ピストンピン組付孔の一側に適正に組付けられているか否かが判定されると共に前記第2のセンサの測定結果に基づいて前記スナップリングが前記ピストンピン組付孔の他側に適正に組付けられているか否かが判定されることを特徴とするスナップリングの組付検査方法。
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