JP2006122555A - 遊技媒体選別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正行為具の侵入等の異常状態を検知しかかる不正行為を防止する等の遊技媒体選別装置を提供する。
【解決手段】光源としてのフルカラーLEDの波長を変化させ、受光素子400の電圧出力で対応する波長を認識して遊技媒体を検出する。例えば、緑が発光された場合は緑に対応した出力電圧となり、緑の発光に対し、仮に、赤を認識する出力電圧であった場合、制御装置942は、異常と判定する。なお、発光色を変更させるタイミング、および順序は、あらかじめ定義されたパターンに従うか、あるいはランダムとする。
【選択図】図4

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機その他の遊技機に備えられ、遊技機に投入される円板形状の遊技媒体(メダル)の適否を判別し選別する遊技媒体選別装置に関し、特に不正行為を防止するための対策が講じられた遊技媒体選別装置及び遊技機に関する。
円板形状の遊技媒体(以下、「メダル」という。)を使用して遊技を行うスロットマシン等の遊技機においては、投入されたメダルの適否を判別するメダル選別装置が遊技機本体内に備えられている。
従来のメダル選別装置は、メダル投入口から投入されたメダルを転送させる直線状に形成された傾斜転送レールから成る案内通路と、この傾斜転送レールの途中に配設され、外径の差異によりメダルの真偽を判別して選別するメダル選別手段と、案内通路を転送するメダルを強制的に排除するメダル強制排除手段とで構成されている。
メダル選別装置はまた、メダル投入口から投入され正規とみなされたメダルを光センサで電気的に検出してメダル出口から排出し遊技機本体内へ収容する。更に、メダル選別装置には、遊技機本体に一定数以上のメダルがクレジット(内部貯留)されているとき、または遊技が進行中のとき等においてメダルの受け付けを禁止し、ゲート(強制排除手段)により投入されたメダルを強制的に排除して遊技者へ返還する。
特開2001−155223号公報
ところで、近年、発光素子を使用して光センサを誤作動させることで疑似的にメダル投入を作り出す不正行為具が遊技者の間に出回っている。かかる不正行為具が使用されると遊技を提供しているホールに多大な損害が発生するので不正行為を確実に防止するための対策が求められている。
しかし、従来のメダル選別装置では、メダル受け付け禁止の状態であっても、当該不正行為具がメダル案内通路内へ侵入すると規制部材が押し戻され光センサを作動させるおそれがあり、かかる不正行為を十分に防止できるものではなかった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、不正行為具の侵入等の異常状態を検知しかかる不正行為を防止する等の遊技媒体選別装置を提供することを目的としている。
上記した課題を解決するために本発明は、挿入される遊技媒体を内部に案内する案内通路と、前記案内通路を転送する遊技媒体を制御信号に基づいて通過もしくは排除させるゲートを備えた遊技媒体選別装置であって、前記案内通路に対向して設けられる多色の光源、ならびにその駆動装置と、前記光源が切替え駆動されることにより発生するそれぞれの発光色に対応して設けられ、前記発光色の光量に応じて出力される電圧に従い波長を認識可能な受光素子によって前記案内通路を転送する遊技媒体を検出し、前記ゲートを制御する制御装置と、を具備することを特徴とする。
また、本発明において、前記制御装置は、前記光源から発せられる発光色を、前記遊技媒体の受付けが一旦禁止され、解除される直前にあらかじめ用意した特定のパターンに従って切替えることを特徴とする。
また、本発明において、前記制御装置は、前記光源から発せられる発光色を、前記遊技媒体の受付けが一旦禁止され解除される直前にランダムに切替えることを特徴とする。
また、本発明において、前記制御装置は、発光色がある特定の色であったとき、その色の光量に応じて出力される電圧を認識可能な受光素子受光素子により前記遊技媒体の検出を行ない、他の色を認識する受光素子により前記遊技媒体の検出を行った場合に異常を検出して前記ゲートを制御することを特徴とする。
また、本発明において、前記制御装置は、前記異常を検出したときに報知、もしくは遊技停止の異常処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、光源として、例えばフルカラーLED(Light Emitting Diode)の波長を変化させ、受光素子の電圧出力によって対応する波長を認識し、遊技媒体を検出することで、例えば、発光素子が緑であった場合は、緑に対応する波長を認識可能な受光素子によって遊技媒体を検出し、仮に緑の発光に対して赤の波長を認識する出力電圧であった場合に異常と判定する。なお、発光色を変更させるタイミング、および順序は、あらかじめ定義されたパターンに従うか、あるいはランダムとする。
このことにより、案内通路に不正行為具等が侵入したとき、異常状態として検知することができ、不正行為によるかかる動作異常を検出したときに報知又は遊技停止の異常処理を実行することで、不正行為の完遂を防止することができる。
本発明に係る一実施形態として、メダル選別装置がスロットマシン(パチスロ機)に搭載される例を説明する。まず、遊技機であるスロットマシンについて、図1及び図2を参照しながら説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2はスロットマシン1の内部構造を表した図である。
図2において、スロットマシン1は、箱状の筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
前扉3の遊技者に面する側は、視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板が形成されており、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされる。上部パネル部4には、高輝度の発光ダイオード等を内部に備え光による演出を行う照明部6と、スピーカを内部に備え演出効果音を発する放音部7a、7bがそれぞれ配設されている。また、放音部7a、7bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれた略長方形の表示窓8が形成され、表示窓8を通して前扉3の裏面側に配置されている液晶表示ユニットの映像が表示される。
上部パネル部4のほぼ中央には、硬質プラスチックで形成されたパネル板が取り付けられている。パネル板の中央には略長方形の透明な表示窓9が形成されており、表示窓9を通して筐体2内に取り付けられている3個の円筒形状のリール10a、10b、10cが目視されるようになっている。
ここで、3個のリール10a、10b、10cはその回転軸方向に一列に並べて配置され、また、それぞれの外周面には複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓9を通して一のリールに描かれた上下方向3個の図柄と、横方向に配列されたリール3列の図柄を目視することができる。そして、遊技者の操作に応じて各リール10a、10b、10cの回転及び停止の動作が行われ、これにより、表示されるリールの図柄の種類が変更されるようになっている。
また、上部パネル部4のパネル板には、ドットマトリクスLED又はランプ等で形成された遊技情報表示部11が配置されている。遊技情報表示部11は、例えば、入賞役等への内部当選の状態、スロットマシン1にクレジットされているメダル数、又は入賞によって獲得したメダル数などの遊技状態に関する情報を演出表示する。
上部パネル部4の両側部には、蛍光灯又は高輝度発光ダイオードを備える演出用の照明部12a、12bが設けられている。
下部パネル部5には、遊技者側に向かいながら若干下方に傾斜した平面を有する操作卓が一体的に形成され、メダルを投入するための投入口を有するメダル投入部13と、押しボタンスイッチであるベットボタン14と、リール10a、10b、10cの回転動作を開始させるスタートレバー15と、回転しているリール10a、10b、10cをそれぞれ停止させるための押しボタンスイッチであるストップボタン16a、16b、16cが設けられている。
すなわち、遊技者がベットボタン14を押圧操作することで当該ゲームに賭けるメダル数を提示しスタートレバー15を傾倒操作すると各リール10a、10b、10cが一斉に回転する。この時スロットマシン1は、当該ゲームの入賞に係る役(入賞役)の抽選を内部的な処理により行う。各リール10a、10b、10cが所定の回転数に達すると、ストップボタン16a、16b、16cによるリール停止操作が準備完了の状態となる。この状態で遊技者がストップボタン16a、16b、16cを任意の順序で押圧操作することにより、対応するリールがそれぞれ停止制御される。そして、停止した3個のリール10a、10b、10cによって表示される図柄が上述の抽選で当選した役に対応する組合せで有効なライン上に揃うと入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた枚数のメダルが遊技者に配当されるようになっている。
下部パネル部5の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴17が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴17に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
また、下部パネル部5には、スロットマシン1の型式(モデルタイプ)などを遊技者へ認識させるため、登場キャラクターなどの絵を表示するパネル18が設けられている。
前扉3の下部には、入賞時にメダルを排出するためのメダル排出口19と、排出されたメダルを貯留する受け皿20とが設けられている。更にメダル排出口19に隣接して、スピーカを内蔵する放音部21が設けられている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。なお、図3は、前扉3を筐体2から開いた状態を表している。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板30が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール10a、10b、10cを備えるリールユニット10が設けられている。リールユニット10は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓9にリール10a、10b、10cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール10a、10b、10cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。すなわち、主制御基板30が各リールの10a、10b、10cのステッピングモータへ駆動パルス信号を送出することで、その信号周期に応じた回転制御を各リール10a、10b、10cに対して行っている。
リールユニット10の下方には、ホッパ装置31と、ホッパ装置31から溢れたメダルを収容するための補助貯留部32と、主電源装置33が設けられている。主電源装置33の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板34が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板35が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、照明部6の光源である高輝度の発光ダイオード41が複数配列されると共に、上述の放音部7a、7bに対向してスピーカ42a、42bが取り付けられている。また、図3には示されていないが、スピーカ42a、42bの間に上述の表示窓8が位置しており、液晶表示ユニット43がその表示面を表示窓8に向けて取り付けられている。更に、液晶表示ユニット43の裏面側に、電気回路基板で形成されたサブ制御基板40が取り付けられている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板30によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示ユニット43による演出映像の表示制御、照明部6、12a、12bを使った照明制御、及び放音部7a、7b、21を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板40の下方には、リール10a、10b、10cを目視させるための表示窓9が形成されたパネル板が配置され、表示窓9の下方には、ストップボタン16a、16b、16c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板30へ転送する中継基板として機能する中央表示基板44が設けられている。
中央表示基板44の下方には、本発明に係るメダル選別装置45が取り付けられている。メダル選別装置45は、後述するように、メダル投入部13に投入されたメダルの適否を判別する。なお、メダル選別装置45の下方には、メダル選別装置45により振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置31へ案内するガイド部材46と、メダル選別装置45により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口19へ案内するガイド部材47が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置31から排出されたメダルをメダル排出口19へ案内するガイド部材48が設けられている。更に、メダル排出口19に隣接して、上述した放音部21に対向するスピーカ49が取り付けられている。
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態において、遊技者がメダル投入部13にメダルを投入しベットボタン14を押圧操作することで、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられゲーム開始の状態となる。
ゲーム開始の状態でスタートレバー15がオン操作されると、主制御基板30は、3個のリール10a、10b、10cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部抽選し、その結果、入賞役に当選するとその役に対応するフラグを記憶する。
次に、遊技者がストップボタン16a、16b、16cを任意の順番でオン操作すると、主制御基板30は、それに従い順次各リールを停止させる制御を行う。そして、全てのリール10a、10b、10cが停止したことを検知すると、各リールが表示する図柄と上述のフラグに対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
例えば、ベットボタン14が押圧操作されることで当該ゲームに3枚のメダルが賭けられた場合、表示窓9を通して目視される9個の図柄のうち、上中下段の横3列の線上に並んだ3組の図柄と、右斜めと左斜め方向の2本の対角線上に並んだ2組の図柄を調べ、何れか1つの組の図柄が上述のフラグに対応する入賞役の図柄組合せ条件を満足して揃うと当該役へ入賞したと判定する。役への入賞が確定すると、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算するか、又はホッパ装置31を駆動して配当数のメダルを受け皿20へ払い出す。
次に、上記スロットマシン1に搭載される遊技媒体選別装置としてのメダル選別装置90について説明する。図3は、本メダル選別装置90の構造を表す正面図である。
同図において、本メダル選別装置90は、硬質プラスチック等の合成樹脂で一体的に形成された矩形状のケースと、当該ケースに対して開閉可能に取り付けられケースの略上半分を覆う金属板から形成されるゲートプレートと、合成樹脂で形成されケースの略下半分を開閉可能に覆うカバーとを備え構成されている。
メダル選別装置90は、メダル投入口91から投入され正規とみなされたメダルMを光センサユニット94で電気的に検出してメダル出口95から排出し遊技機本体内へ収容する。またメダル選別装置900には、遊技機本体に一定数以上のメダルがクレジット(内部貯留)されているとき、又は遊技が進行中のとき等においてメダルの受け付けを禁止し、投入されたメダルを強制的に排除して遊技者へ返還するゲート機構93が設けられている。
ゲート機構93は、メダルの案内通路92へ突出又は退避する規制部材と、該規制部材と連動しメダルの案内通路92の外壁側を開放または閉塞する案内部材とから主に構成されている。スタートレバーが操作され、ストップボタンが押下されるまでのメダルの受け付け禁止時には、上記した規制部材がメダルの案内通路92内へ突出しメダルの案内通路92の外壁側が案内部材により開放されるため、ゲート機構93に進入したメダルMは規制部材と衝突して開放された案内通路92の外壁側へ倒され、下方へ脱落するようになっている。
光センサユニット94の詳細を図4に示す。光センサユニット94は、光源装置941と、制御装置942と、発光パターンメモリ943と、シーケンサ944で構成される。なお、光源装置941はフルカラーLEDを含み、制御装置942はフルカラーLED対応の受光素子900を含むものとする。
光源装置941は、図5にその詳細が示されるように、光源と、光源駆動回路から構成され、そのうち光源は、光源基板(図示省略)上に、ピーク波長を赤色の領域に有するLED(R)、ピーク波長を緑色の領域に有するLED(G)、ピーク波長を青色の領域に有するLED(B)、の他に、上記した色とは異なるピーク波長を有するR、G、Bのそれぞれの領域に属するLED(r1、r2、r3、g1、g2、g3、b1、b2、b3)が配列され実装されている。また、光源駆動回路は、調整抵抗とLEDが直列に接続されて成る複数の分岐から成り、一端は電源の一方の電位に、他端は図示せぬ切替えスイッチを介して他方の電位に接続されている。
また、切替えスイッチはシーケンサ944に接続され、当該シーケンサ944により切替えスイッチが時分割的に順次切替えられることで上記した各LEDが点灯制御される。
すなわち、シーケンサ944は、制御装置942による制御の下、発光パターンメモリ943にあらかじめ定義された発光色、および順序に従って切替えスイッチを制御し、各フレームおよびサブフレーム(時間軸)において所定の組合せから成るダイオードに電流が流れ、何通りもの色の再現を可能とする。
上記のように発光した光が図3に示す案内通路92に入射し、当該案内通路92からの反射光は、図示せぬ光学系を介して受光素子900に入射する。このとき受光素子900は、その光量に応じた検出信号(電圧)を発生し、制御装置942は、その検出信号に応じた波長を認識して色を判定する。図7に、光の波長に対する受光素子の感度分布を示す。
横軸は波長、縦軸は相対感度を示す。ここで、曲線Rf、Gf、Bfは、それぞれR、G、Bの受光素子900の感度分布を示す。ここでは、制御装置942が受光講素子900を介して検出した出力電圧に基づきその波長を認識するが、人間の目の比視感度分布に近いGの受光量から明るさを読み取り、Rの受光量に対するGの受光量の比、およびBの受光量に対するGの受光量の比から色を認識する。
制御装置942は、更に、各々の波長に合った受光素子400によりメダルの検出も行う。図6にその手順がフローチャートで示されている。
図6において、遊技者はまず、STレバーを操作して遊技を開始するが、このとき、メダル選別装置90はメダルを受付け禁止状態に設定する。次に、遊技者は、リールを停止させる3個のSTPボタンを操作し、これを検出(S61、“Yes”)したメダル選別装置90は、メダル受付け禁止状態を解除する。
このとき、制御装置942は、光源装置941に対し、シーケンサ944を介して発行色の切替えを指示する(S62)。シーケンサ944は、発光パターンメモリ943に記憶された発光順序に従う発光素子を駆動すべく光源装置941を制御して順次発光させる。
ところで、フルカラーLEDの発光色は各々波長が異なり、また、各々の発光色を認識する受光素子000の認識レベル(出力電圧)も異なる。このため、制御装置942は、各々の色を認識する必要があり、各々の発光色に対応した受光素子900の出力電圧によってメダル検出を行う。すなわち、出力電圧で対応する波長を認識してメダル検出を行う。具体的に、制御装置942は、Gの発光に対してGに対応した出力電圧を検出した場合にメダル検出を行うが(S64)、仮に、Gの発光に対してRを認識する出力電圧が検出された場合にセレクタエラーと認定する(S65)。
このように、フルカラーLEDから成る発光素子の波長を変化させ、受光素子900の電圧出力で対応する波長を認識してメダルを検出することができる。このため、案内通路92に不正行為具等が侵入したとき、異常状態として検知することができ、制御装置942は、不正行為によるかかる動作異常を検出したとき報知、あるいは遊技停止の異常処理を実行する。
なお、ここでは、発光パターンメモリ943に発光素子の発光タイミング、および順序があらかじめ定義されているとしたが、発行パターンメモリ943によらずランダムに発生させても良い。但し、この場合、発光色がどの色であったかをフラグ等で認識する必要がある。
以上説明のように本発明は、光源としてのフルカラーLEDの波長を変化させ、受光素子900の電圧出力によって対応する波長を認識してメダルを検出することにより、例えば、緑が発光された場合は緑に対応した出力電圧となり、緑の発光に対して、仮に、赤を認識する出力電圧であった場合、制御装置942は異常と判定するものである。なお、発光色を変更させるタイミング、および順序は、あらかじめ定義されたパターンに従うか、あるいはランダムとする。
このことにより、案内通路に不正行為具等が侵入したとき、異常状態として検知することができ、不正行為によるかかる動作異常を検出したときに報知又は遊技停止の異常処理を実行することで、不正行為の完遂を防止することができる。
なお、本発明に係る遊技媒体選別装置は、スロットマシンを遊技する際に用いるメダルのみならず、硬貨、代用硬貨(トークン)等の遊技媒体を選別する選別装置にも利用することができる。また、本発明に係る遊技媒体選別装置は、スロットマシンの他に、パチンコ機、メダル落としゲーム機、予想当てゲーム機、シューティングゲーム機等の遊技媒体を使用する他の遊技機にも搭載することができる。
本発明の一実施形態に係わるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるスロットマシンの内部構造を表した図である。 本発明の一実施形態に係わる遊技媒体選別装置の構造を表す正面図である。 図3に示す光センサ部の内部構成を示す図である。 図4に示す光源装置の回路構成を示す図である。 図4、図5に示す光センサ部の動作を示すフローチャートである。 光の波長に対する受光素子の感度分布を示す図である。
符号の説明
90 メダル選別装置
91 メダル投入口
92 案内通路
93 ゲート
94 光センサユニット
900 受光素子
941 光源装置
942 制御装置
943 発光パターンメモリ
944 シーケンサ

Claims (5)

  1. 挿入される遊技媒体を内部に案内する案内通路と、前記案内通路を転送する遊技媒体を制御信号に基づいて通過もしくは排除させるゲートを備えた遊技媒体選別装置であって、
    前記案内通路に対向して設けられる多色の光源、ならびにその駆動装置と、
    前記光源が切替え駆動されることにより発生するそれぞれの発光色に対応して設けられ、前記発光色の光量に応じて出力される電圧に従い波長を認識可能な受光素子によって前記案内通路を転送する遊技媒体を検出し、前記ゲートを制御する制御装置と、
    を具備することを特徴とする遊技媒体選別装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記光源から発せられる発光色を、前記遊技媒体の受付けが一旦禁止され、解除される直前にあらかじめ用意した特定のパターンに従って切替えることを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体選別装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記光源から発せられる発光色を、前記遊技媒体の受付けが一旦禁止され解除される直前にランダムに切替えることを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体選別装置。
  4. 前記制御装置は、
    発光色がある特定色であった場合、その色の光量に応じて出力される電圧を認識可能な受光素子により前記遊技媒体の検出を行ない、他の色を認識する受光素子により前記遊技媒体の検出を行った場合に異常を検出して前記ゲートを制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技媒体選別装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記異常を検出したときに報知、もしくは遊技停止の異常処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技媒体選別装置。
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