JP2006121614A - 動画配信仲介システム、動画配信仲介装置、動画配信仲介方法及び動画配信仲介プログラム - Google Patents

動画配信仲介システム、動画配信仲介装置、動画配信仲介方法及び動画配信仲介プログラム Download PDF

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祐二 鈴木
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洋秀 山本
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Abstract

【課題】 配信先のユーザが用いる通信メディアの種別に応じて動画を適切に配信できるようにする。
【解決手段】 管理サーバ40は、予め各ユーザ端末10,20,30から通信メディア種別情報を収集し蓄積する。管理サーバ40は、配信元ユーザ端末10から動画データを受信すると、配信先ユーザ端末20,30の通信メディア種別情報にもとづいてサンプルデータを生成する。そして、管理サーバ40は、生成したサンプルデータを、通信ネットワーク100を介して配信先ユーザ端末20,30に送信する。また、管理サーバ40は、配信先ユーザ端末20,30から受信した指示情報にもとづいて、動画データの圧縮率を最終決定する。そして、管理サーバ40は、決定した圧縮率を用いて動画データを圧縮し、通信ネットワーク100を介して配信先ユーザ端末20,30に配信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ユーザ端末間の動画の配信を仲介する動画配信仲介システム、動画配信仲介装置、動画配信仲介方法及び動画配信仲介プログラムに関し、特に動画を圧縮して配信できる動画配信仲介システム、動画配信仲介装置、動画配信仲介方法及び動画配信仲介プログラムに関する。
ユーザ端末間で画像の配信を行う場合、配信元のユーザ端末が予め低解像度のサンプル画像を送信し、配信先のユーザが画像の配信の要否を選択できるようにすることが考えられる。例えば、特許文献1には、移動端末から画像データを転送する場合に、移動端末が予め低解像度の画像(サムネイル)を送信し、サムネイルを見た受取人側の指示に従って高解像度の画像(転送対象の画像)を転送する画像転送システムが記載されている。また、特許文献2には、配信元の画像符号化装置が予めサンプル画像を送信し、配信先の画像復号化装置で画像の確認や転送の要否を選択できる画像配信システムが記載されている。
また、特許文献3には、コンテンツや受信者の属性に応じて符号化条件を決定し、決定した符号化条件に従ってストリーム配信を行えるサービス対応符号化制御装置が記載されている。
特開2001−318854号公報(段落0037−0053、図3) 特開2003−52045号公報(段落0015−0025、図1) 特開2003−235025号公報(段落0038−0064、図1−3)
ユーザ端末間で動画の配信を行う場合、高解像度の動画をそのまま配信すると、配信先のユーザが用いる通信メディアの種別(例えば、ネットワーク機器の種別や通信回線の種別)によっては動画を適切に配信できないことがある。例えば、配信先のユーザが通信速度の遅いモデムや通信回線を用いている場合、高解像度の動画をそのまま配信すると、動画のダウンロードに時間がかかり通信コストや作業負担が大きい。
特許文献1や特許文献2に記載されたシステムを用いれば、予め配信対象画像の圧縮画像(サンプル画像)を確認することによって、配信先のユーザが画像の配信を受けるか否かを判断できる。しかし、画像配信の要否の確認のためにサンプル画像を予め送信しているにすぎず、配信先のユーザ端末から画像配信を要求された場合には高解像度の画像をそのまま配信しなければならない。そのため、配信先のユーザが用いる通信メディアの種別によっては画像を適切に配信できるとは限らない。特に、ユーザ端末間で動画を配信する場合には静止画像と比較してデータサイズが大きいので、配信先のユーザが用いる通信メディアの種別によってはダウンロードに時間がかかってしまう。
また、特許文献3に記載された装置を用いれば、コンテンツや受信者の属性に応じた符号化条件を決定し、決定した符号化条件に従って画像を配信することができる。しかし、符号化条件を制御して画像を配信しているにすぎず、配信先のユーザが用いる通信メディアの種別によっては画像を適切に配信できるとは限らない。
そこで、本発明は、配信先のユーザが用いる通信メディアの種別に応じて動画を適切に配信できる動画配信仲介システム、動画配信仲介装置、動画配信仲介方法及び動画配信仲介プログラムを提供することを目的とする。
本発明による動画配信仲介システムは、ユーザ端末間の動画の配信を仲介する動画配信仲介システムであって、動画データを送受信する複数のユーザ端末と、動画データの配信を仲介する動画配信仲介装置(例えば、管理サーバ40)とを備え、動画配信仲介装置は、動画データの圧縮率を決定する圧縮率決定手段(例えば、動画データ圧縮手段409によって実現される)と、圧縮率決定手段が決定した圧縮率を用いて、配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮する動画圧縮手段(例えば、動画データ圧縮手段409によって実現される)と、動画圧縮手段が圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信する動画配信手段(例えば、動画データ通信手段408によって実現される)とを含み、圧縮率決定手段は、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定することを特徴とする。なお、「動画データを圧縮する」とは、例えば、動画データに含まれる各フレーム画像の画像解像度を小さくすることによって、動画データのデータサイズを圧縮することである。また、「通信手段」とは、例えば、ユーザ端末の種類や、ユーザ端末が接続されている通信回線の種類、ネットワーク機器の種類のことである。
また、動画配信仲介システムにおいて、動画配信仲介装置は、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて、圧縮率の候補値を求める候補値算出手段(例えば、サンプルデータ生成手段406によって実現される)と、候補値算出手段が求めた圧縮率の候補値を用いて、動画データに含まれるいずれか1つのフレーム画像を圧縮した圧縮画像であるサンプル画像(例えば、サンプルデータ)を生成するサンプル画像生成手段(例えば、サンプルデータ生成手段406によって実現される)と、サンプル画像生成手段が生成したサンプル画像を、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信するサンプル画像送信手段(例えば、サンプルデータ送信手段407によって実現される)とを含むものであってもよい。そのような構成によれば、配信先のユーザが予め配信対象の動画のサンプル画像を確認することによって、動画の配信の許否を判断することができる。従って、配信先ユーザの確認を経た上で適切な動画を配信することができる。
また、動画配信仲介システムにおいて、候補値算出手段は、圧縮率の候補値として画像解像度を求め、サンプル画像生成手段は、フレーム画像の解像度を候補値算出手段が求めた画像解像度に変換したサンプル画像を生成するものであってもよい。そのような構成によれば、求めた画像解像度に変換することによって、フレーム画像のデータサイズを容易に圧縮することができる。
また、動画配信仲介システムにおいて、ユーザ端末は、動画データの配信を許可するか否かを示す配信許否情報(例えば、配信先ユーザ端末20,30が送信する指示情報)を、通信ネットワークを介して動画配信仲介装置に送信し、圧縮率決定手段は、動画データの配信を許可する旨の配信許否情報を配信先のユーザ端末から受信すると、候補値算出手段が算出した候補値を動画データの圧縮率に決定するものであってもよい。そのような構成によれば、配信先ユーザの確認を経た上で圧縮率を決定し、適切な動画を配信することができる。
また、動画配信仲介システムにおいて、ユーザ端末は、ユーザが用いる通信手段の種別を示す通信種別情報(例えば、通信メディア種別情報)を、通信ネットワークを介して動画配信仲介装置に送信し、動画配信仲介装置は、各ユーザ端末から受信した通信種別情報を、ユーザ端末に対応付けて蓄積する通信種別情報蓄積手段(例えば、通信メディア種別情報蓄積手段402によって実現される)と、通信種別情報蓄積手段から、配信先のユーザ端末に対応する通信種別情報を抽出する通信種別情報抽出手段(例えば、通信メディア種別情報検索手段405によって実現される)とを含み、候補値算出手段は、通信種別情報抽出手段が抽出した通信種別情報にもとづいて圧縮率の候補値を求めるものであってもよい。そのような構成によれば、各ユーザ端末から予め通信種別情報を収集し、通信種別情報にもとづいて動画の圧縮率を自動的に決定することができる。
また、動画配信仲介システムにおいて、候補値算出手段は、通信種別情報と圧縮率の候補値とを対応付けた対応テーブルを有し、通信種別情報抽出手段が抽出した通信種別情報に対応する候補値を対応テーブルから抽出することによって、圧縮率の候補値を求めるものであってもよい。
また、動画配信仲介システムにおいて、ユーザ端末は、通信種別情報として、ユーザ端末の種類、ユーザ端末が接続されている通信回線の種類、又はネットワーク機器の種類を示す情報を、通信ネットワークを介して動画配信仲介装置に送信し、候補値算出手段は、通信種別情報にもとづいて、配信先のユーザ端末の種類、配信先のユーザ端末が接続されている通信回線の種類、又はネットワーク機器の種類に応じた圧縮率の候補値を求めるものであってもよい。そのような構成によれば、ユーザが用いるユーザ端末や通信回線、ネットワーク機器の種類に応じて適切な圧縮率で圧縮した動画を配信することができる。
また、動画配信仲介システムにおいて、圧縮率決定手段は、圧縮率として画像解像度を決定し、動画圧縮手段は、動画データに含まれる各フレーム画像の解像度を圧縮率決定手段が決定した画像解像度に変換することによって、動画データを圧縮するものであってもよい。そのような構成によれば、決定した画像解像度に各フレーム画像を変換することによって、動画のデータサイズを容易に圧縮することができる。
本発明による動画配信仲介装置は、ユーザ端末間の動画の配信を仲介する動画配信仲介装置であって、動画データの圧縮率を決定する圧縮率決定手段と、圧縮率決定手段が決定した圧縮率を用いて、配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮する動画圧縮手段と、動画圧縮手段が圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信する動画配信手段とを含み、圧縮率決定手段は、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定することを特徴とする。
本発明による動画配信仲介方法は、ユーザ端末間の動画の配信を仲介する動画配信仲介方法であって、配信元のユーザ端末が、動画データの配信を仲介する動画配信仲介装置に、通信ネットワークを介して動画データを送信するステップと、動画配信仲介装置が、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定するステップと、動画配信仲介装置が、決定した圧縮率を用いて、配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮するステップと、動画配信仲介装置が、圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信するステップとを含むことを特徴とする。
また、動画配信仲介方法は、動画配信仲介装置が、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて、圧縮率の候補値を求めるステップと、動画配信仲介装置が、求めた圧縮率の候補値を用いて、動画データに含まれるいずれか1つのフレーム画像を圧縮した圧縮画像であるサンプル画像を生成するステップと、動画配信仲介装置が、生成したサンプル画像を、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信するステップとを含むものであってもよい。そのような構成によれば、配信先のユーザが予め配信対象の動画のサンプル画像を確認することによって、動画の配信の許否を判断することができる。従って、配信先ユーザの確認を経た上で適切な動画を配信することができる。
本発明による動画配信仲介プログラムは、ユーザ端末間の動画の配信を仲介させるための動画配信仲介プログラムであって、コンピュータに、配信元のユーザ端末から、通信ネットワークを介して動画データを受信する処理と、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定する処理と、決定した圧縮率を用いて、配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮する処理と、圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、配信先のユーザが用いる通信手段(通信メディア)の種別にもとづいて動画の圧縮率を決定する。また、決定した圧縮率を用いて動画を圧縮し配信先のユーザ端末に送信する。従って、配信先のユーザが用いる通信メディアの種別に応じて動画を適切に配信することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による動画配信仲介システムの適用概念の例を示す説明図である。図1に示すように、動画配信仲介システムは、ユーザが使用するユーザ端末10,20,30と、ユーザ端末10,20,30間の動画配信を仲介する管理サーバ40とを含む。
各ユーザは、それぞれ異なる通信メディアを用いて動画の配信や受信を行う。本実施の形態において、「通信メディア」とは、ユーザが用いる各種通信手段のことである。例えば、「通信メディア」は、ユーザが用いる端末やネットワーク機器である。また、例えば、「通信メディア」は、ユーザ端末10,20,30が接続されている通信回線である。
各ユーザ端末10,20,30は、それぞれ異なる種別の端末であり、それぞれ異なる通信速度の通信回線に接続されている。例えば、図1に示すように、ユーザ端末10は、ディスクトップ型のパーソナルコンピュータであり、ネットワーク機器としてDSU(回線終端装置)を介してISDN回線に接続されている。また、例えば、ユーザ端末20は、携帯電話機であり、無線回線を介して無線基地局に接続されている。また、例えば、ユーザ端末30は、ノート型のパーソナルコンピュータであり、ネットワーク機器としてモデムを介して電話回線に接続されている。
各ユーザ端末10,20,30は、ユーザが用いる通信メディアの種別を示す通信メディア種別情報を予め管理サーバ40に登録する。例えば、各ユーザ端末10,20,30は、ユーザが用いる端末/ネットワーク機器の種類や、ユーザ端末が接続されている通信回線の種類を含む通信メディア種別情報を登録する。管理サーバ40は、予め各ユーザ端末10,20,30から通信メディア種別情報を受信(収集)し蓄積する。
ユーザ端末10からユーザ端末20,30に動画を配信する場合、ユーザ端末10は、管理サーバ40に動画データを送信する。動画データを受信すると、管理サーバ40は、通信メディア種別情報にもとづいて、配信先のユーザ端末20,30の通信メディアに応じた圧縮率の候補値を求める(圧縮率調整)。また、管理サーバ40は、求めた圧縮率の候補値を用いて、動画に含まれるフレーム画像(動画を構成する各静止画像)を圧縮した圧縮画像であるサンプルデータを生成する。そして、管理サーバ40は、生成したサンプルデータをユーザ端末20,30に送信する。
ユーザ端末20,30は、受信したサンプルデータにもとづいて、圧縮後のフレーム画像を表示する。ユーザ端末20,30のユーザは、圧縮後のフレーム画像を確認すると、ユーザ端末20,30を操作して動画の配信を許可するか否かを入力指示する。ユーザ端末20,30から配信許否の指示情報を受信すると、管理サーバ40は、受信した指示情報にもとづいて動画の圧縮率を最終決定する。そして、管理サーバ40は、決定した圧縮率を用いて動画データを圧縮しユーザ端末20,30に配信する。
次に、動画配信仲介システムの構成について説明する。図2は、動画配信仲介システムの構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、動画配信仲介システムは、ユーザ端末10,20,30と管理サーバ40とを含む。また、図2に示すように、各ユーザ端末10,20,30と管理サーバ40とは、インターネット等の通信ネットワーク100を介して接続されている。なお、図2では、3つのユーザ端末10,20,30を示しているが、動画配信仲介システムは、3以上のユーザ端末を含んでいてもよい。
ユーザ端末10は、具体的には、パーソナルコンピュータや携帯電話機、PHS端末等の情報処理端末である。本実施の形態では、ユーザ端末10、ユーザ端末20及びユーザ端末30は、それぞれ異なる種別の端末である場合を説明する。また、ユーザ端末10、ユーザ端末20及びユーザ端末30は、それぞれ異なる通信速度の通信回線に接続されている。例えば、ユーザ端末10は、DSUを介してISDN回線に接続されており、ISDNを介して通信ネットワーク100に接続される。また、例えば、ユーザ端末20は、無線回線を介して無線基地局に接続されており、携帯電話網を介して通信ネットワーク100に接続される。また、例えば、ユーザ端末30は、モデムを介して電話回線に接続されており、公衆電話網を介して通信ネットワーク100に接続される。
ユーザ端末10,20,30にはブラウザやメーラが搭載され、ユーザ端末10,20,30は、インターネット等のネットワークへの接続機能を備える。本実施の形態では、ユーザ端末10,20,30は、通信ネットワーク100を介して動画データを管理サーバ40に送信する機能を備える。例えば、ユーザ端末10,20,30は、USB対応型のカメラ等の撮像手段を用いて撮像した動画データを、リアルタイムに管理サーバ40に送信する。また、ユーザ端末10,20,30は、動画データを再生して表示する機能を備える。
また、ユーザ端末10,20,30は、ユーザの操作に従って、通信メディアの種別を入力し、通信メディア種別情報を通信ネットワーク100を介して管理サーバ40に送信する機能を備える。例えば、ユーザ端末10,20,30は、ユーザ端末の種類や、ユーザ端末が接続されている通信回線の種類、ネットワーク機器の種類等を入力し、ユーザ端末や通信回線、ネットワーク機器の種類を含む通信メディア種別情報を送信する。
管理サーバ40は、ユーザ端末10,20,30間の動画配信を仲介する動画配信仲介サービスを提供するサービス事業者が運営するサーバである。管理サーバ40は、具体的には、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。管理サーバ40は、各ユーザ端末10,20,30から通信メディア種別情報を収集し蓄積する機能を備える。また、管理サーバ40は、通信メディア種別情報にもとづいてサンプルデータを生成し、ユーザ端末10,20,30に送信する機能を備える。また、管理サーバ40は、ユーザ端末10,20,30からの指示に応じて動画の圧縮率を最終決定し、決定した圧縮率を用いて圧縮した動画データをユーザ端末10,20,30に配信する機能を備える。
図3は、管理サーバ40の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図3に示すように、管理サーバ40は、通信メディア種別情報受信手段401、通信メディア種別情報蓄積手段402、動画データ受信手段403、動画データ保存手段404、通信メディア種別情報検索手段405、サンプルデータ生成手段406、サンプルデータ送信手段407、動画データ通信手段408及び動画データ圧縮手段409を含む。なお、図3では、一例として、ユーザ端末10からユーザ端末20,30への動画配信を仲介する場合を示している。
通信メディア種別情報受信手段401は、具体的には、管理サーバ40のプログラムに従って動作するCPU及びネットワークインタフェース部(以上、図示せず)によって実現される。通信メディア種別情報受信手段401は、各ユーザ端末10,20,30から、通信ネットワーク100を介して通信メディア種別情報を受信する機能を備える。また、通信メディア種別情報受信手段401は、受信した通信メディア種別情報を通信メディア種別情報蓄積手段402に記憶させる機能を備える。
通信メディア種別情報蓄積手段402は、具体的には、管理サーバ40の記憶装置(図示せず)によって実現される。通信メディア種別情報蓄積手段402は、通信メディア種別情報をユーザ端末に対応付けて記憶する。
動画データ受信手段403は、具体的には、管理サーバ40のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。動画データ受信手段403は、ユーザ端末10から、通信ネットワーク100を介して動画データを受信する機能を備える。また、動画データ受信手段403は、受信した動画データを動画データ保存手段404に記憶させる機能を備える。
動画データ保存手段404は、具体的には、管理サーバ40の記憶装置によって実現される。動画データ保存手段404は、動画データをユーザ端末に対応付けて記憶する。
通信メディア種別情報検索手段405及びサンプルデータ生成手段406は、具体的には、管理サーバ40のCPUによって実現される。通信メディア種別情報検索手段405は、動画データ受信手段403が動画データを受信すると、受信した動画データの配信先のユーザ端末20,30を特定する機能を備える。また、通信メディア種別情報検索手段405は、通信メディア種別情報蓄積手段402を検索し、特定したユーザ端末20,30に対応する通信メディア種別情報を抽出する機能を備える。
サンプルデータ生成手段406は、通信メディア種別情報検索手段405が抽出した通信メディア種別情報にもとづいて、配信先のユーザが用いる通信メディアに応じた圧縮率の候補値を求める機能を備える。また、サンプルデータ生成手段406は、求めた圧縮率の候補値を用いて動画データに含まれるいずれか1つのフレーム画像を圧縮し、サンプルデータを生成する機能を備える。
本実施の形態では、サンプルデータ生成手段406は、圧縮率の候補値として画像解像度を求める。本実施の形態では、「画像解像度」とは、画像の所定区分あたり(例えば、1インチあたり)の画素数のことである。サンプルデータ生成手段406は、通信メディアに応じた画像解像度を求め、求めた画像解像度にフレーム画像の解像度を変換することによって、フレーム画像を圧縮したサンプルデータを生成する。
サンプルデータ送信手段407及び動画データ通信手段408は、具体的には、管理サーバ40のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。サンプルデータ送信手段407は、サンプルデータ生成手段406が生成したサンプルデータを、通信ネットワーク100を介してユーザ端末20,30に送信する機能を備える。
動画データ通信手段408は、動画データの配信許否の指示情報を、通信ネットワーク100を介してユーザ端末20,30から受信する機能を備える。また、動画データ通信手段408は、動画データ圧縮手段409が圧縮した動画データを、通信ネットワーク100を介してユーザ端末20,30に送信する機能を備える。
動画データ圧縮手段409は、具体的には、管理サーバ40のCPUによって実現される。動画データ圧縮手段409は、動画データ通信手段408が受信した配信許否の指示情報にもとづいて、動画データの圧縮率を決定する機能を備える。また、動画データ圧縮手段409は、動画データ保存手段404から動画データを抽出し、決定した圧縮率を用いて動画データを圧縮する機能を備える。
本実施の形態では、動画データ圧縮手段409は、圧縮率として画像解像度を決定する。動画データ圧縮手段409は、受信した指示情報にもとづいて画像解像度を決定し、決定した画像解像度に動画データに含まれる各フレーム画像の解像度を変換する。本実施の形態では、動画データ圧縮手段409は、動画データに含まれる各フレーム画像の画像解像度を小さくする(所定区分あたりの画素数を少なくする)ことによって、動画データのデータサイズを圧縮する。
なお、本実施の形態において、管理サーバ40の記憶装置は、ユーザ端末10,20,30間の動画配信を仲介するための各種プログラムを記憶している。例えば、管理サーバ40の記憶装置は、コンピュータに、配信元のユーザ端末から、通信ネットワークを介して動画データを受信する処理と、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定する処理と、決定した圧縮率を用いて、配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮する処理と、圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信する処理とを実行させるための動画配信仲介プログラムを記憶している。
図4は、管理サーバ40がユーザ端末10,20,30間の動画配信を仲介する動画配信仲介処理の一例を示す流れ図である。なお、本実施の形態では、一例として、ユーザ端末10がユーザ端末20及びユーザ端末30に動画データを配信する場合を説明する。
本実施の形態では、各ユーザは、予めサービス事業者と動画配信仲介サービスの利用契約を締結している。例えば、ユーザ端末10,20,30は、ユーザの操作に従って、ユーザ名や住所、アドレス情報(例えば、IPアドレス)、決済方法(例えば、クレジットカード情報)等のユーザ情報を通信ネットワーク100を介して管理サーバ40に送信し、予めユーザ情報を登録している。また、ユーザ登録の際、管理サーバ40は、ユーザ端末10,20,30に対して、ユーザを特定するための識別情報であるユーザ識別情報を割り当てている。例えば、管理サーバ40は、ユーザ端末10,20,30に対して、ユーザ識別情報としてそれぞれユーザIDを発行している。
各ユーザは、動画配信仲介サービスの提供を受けるために、ユーザ端末10,20,30を操作して、ユーザが用いる通信メディアの種別を入力指示する。各ユーザ端末10,20,30は、ユーザの操作に従って、通信メディアの種別を入力し、通信メディア種別情報を通信ネットワーク100を介して管理サーバ40に送信する(ステップS101a,S101b)。
例えば、ユーザ端末10,20,30は、携帯電話機やPHS端末等の端末の種類を入力し、端末の種類を含む通信メディア種別情報を送信する。また、例えば、ユーザ端末10,20,30は、モデムやDSU等のネットワーク機器の種類を入力し、ネットワーク機器の種類を含む通信メディア種別情報を送信する。また、例えば、ユーザ端末10,20,30は、専用線やISDN回線、電話回線等の通信回線の種類を入力し、通信回線の種類を含む通信メディア種別情報を送信する。
また、ユーザ端末10,20,30は、ユーザの操作に従って、通信メディアの種別を入力するとともに、その通信メディアの通信速度を入力してもよい。例えば、ユーザ端末10,20,30は、端末の種類「PHS端末」とともに通信速度「64kbps」を入力し、端末の種類と通信速度とを含む通信メディア種別情報を送信する。また、例えば、ユーザ端末10,20,30は、通信回線の種類「ISDN回線」とともに通信速度「64kbps」を入力し、通信回線の種類と通信速度とを含む通信メディア種別情報を送信する。
管理サーバ40の通信メディア種別情報受信手段401は、ユーザ端末10,20,30から、通信ネットワーク100を介して通信メディア種別情報を受信する。また、通信メディア種別情報受信手段401は、受信した通信メディア種別情報を、ユーザ端末10,20,30に対応付けて通信メディア種別情報蓄積手段402に記憶させる(ステップS102)。本実施の形態では、通信メディア種別情報受信手段401は、通信メディア種別情報を、ユーザ識別情報(例えば、ユーザID)に対応付けて通信メディア種別情報蓄積手段402に記憶させる。
以上のように、ステップS101a,S101b及びステップS102の処理が実行されることによって、管理サーバ40は、予め各ユーザ端末10,20,30から通信メディア種別情報を収集し蓄積する。
ユーザ端末10のユーザ(以下、配信元ユーザという)は、ユーザ端末20及びユーザ端末30に動画データを配信する場合、ユーザ端末10を操作して、ユーザ端末(以下、配信先ユーザ端末ともいう)20,30の宛先を指定して動画データの配信を入力指示する。ユーザ端末(以下、配信元ユーザ端末ともいう)10は、配信元ユーザの操作に従って、動画データを、通信ネットワーク100を介して管理サーバ40に送信する(ステップS103)。この場合、配信元ユーザ端末10は、動画データとともに、予め割り当てられたユーザ識別情報、及び配信先ユーザ端末20,30のアドレス情報を管理サーバ40に送信する。
管理サーバ40の動画データ受信手段403は、動画データ、ユーザ識別情報、及び配信先ユーザ端末20,30のアドレス情報を、通信ネットワーク100を介して受信する。すると、動画データ受信手段403は、受信した動画データをユーザ端末に対応付けて動画データ保存手段404に記憶させる(ステップS104)。例えば、動画データ受信手段403は、動画データをユーザ識別情報に対応付けて動画データ保存手段404に記憶させる。
なお、管理サーバ40は、動画データを受信すると、例えば、ユーザ識別情報にもとづいて決済処理を行ってもよい。そして、管理サーバ40は、決済処理が完了したことを条件にステップS104以降の処理を実行するようにしてもよい。この場合、管理サーバ40は、例えば、予め登録するユーザ情報に含まれるクレジットカード情報にもとづいて決済処理を行い、ステップS104以降の処理を実行する。
また、通信メディア種別情報検索手段405は、通信メディア種別情報蓄積手段402を検索し、配信先ユーザ端末20,30の通信メディア種別情報を通信メディア種別情報蓄積手段402から抽出する(ステップS105)。本実施の形態では、通信メディア種別情報検索手段405は、受信したアドレス情報にもとづいて、配信先ユーザ端末20,30を特定する。そして、通信メディア種別情報検索手段405は、特定した配信先ユーザ端末20,30に対応する通信メディア種別情報を、通信メディア種別情報蓄積手段402から抽出する。例えば、通信メディア種別情報検索手段405は、配信先ユーザ端末20,30に対応するユーザ識別情報を特定し、特定したユーザ識別情報に対応する通信メディア種別情報を抽出する。
サンプルデータ生成手段406は、通信メディア種別情報検索手段405が抽出した通信メディア種別情報にもとづいて、配信先ユーザ端末20,30の通信メディアに応じた圧縮率の候補値を求める。例えば、サンプルデータ生成手段406は、予め通信メディア種別情報と圧縮率の候補値とを対応付けた対応テーブルを記憶装置に記憶している。この場合、サンプルデータ生成手段406は、予め記憶する通信速度対応テーブルから通信メディア種別情報に対応する候補値を抽出することによって、圧縮率の候補値を求める。
また、サンプルデータ生成手段406は、動画データ保存手段404に保存した動画データから、いずれか1つのフレーム画像を抽出する。そして、サンプルデータ生成手段406は、求めた圧縮率の候補値を用いてフレーム画像を圧縮し、サンプルデータを生成する(ステップS106)。例えば、サンプルデータ生成手段406は、圧縮率の候補値として画像解像度を求める。そして、サンプルデータ生成手段406は、動画像データに含まれる最初のフレーム画像を抽出し、求めた画像解像度にフレーム画像の解像度を変換することによって圧縮画像(サンプルデータ)を生成する。
本実施の形態では、サンプルデータ生成手段406は、通信メディア種別情報にもとづいて圧縮率の候補値を求めることによって、配信先ユーザが用いる通信メディアに応じたサンプルデータを生成する。例えば、配信先ユーザが通信速度の遅い通信メディアを用いている場合、サンプルデータ生成手段406は、サンプルデータとして圧縮率を大きくした圧縮画像を生成する。また、例えば、配信先ユーザが通信速度の速い通信メディアを用いている場合、サンプルデータ生成手段406は、サンプルデータとして圧縮率を小さくした圧縮画像を生成する。例えば、配信先ユーザが通信回線として電話回線を用いている場合、ISDN回線と比較して通信速度が遅いので、サンプルデータ生成手段406は、画像解像度を小さく(所定区分あたりの画素数を少なく)したサンプルデータを生成する。
サンプルデータ送信手段407は、サンプルデータ生成手段406が生成したサンプルデータを、通信ネットワーク100を介して配信先ユーザ端末20,30に送信する(ステップS107)。この場合、サンプルデータ送信手段407は、動画データ受信手段403が受信したアドレス情報にもとづいて、サンプルデータを配信先ユーザ端末20,30に送信する。
配信先ユーザ端末20,30は、受信したサンプルデータにもとづいて、圧縮後のフレーム画像(静止画像)を表示する。配信先ユーザ端末20,30のユーザ(以下、配信先ユーザという)は、圧縮後のフレーム画像を確認し、配信先ユーザ端末20,30を操作して、動画データの配信を許可するか否かを入力指示する。すると、配信先ユーザ端末20,30は、配信先ユーザの操作に従って動画配信の許否を指示入力する(ステップS108)。そして、配信先ユーザ端末20,30は、入力した指示情報を、通信ネットワーク100を介して管理サーバ40に送信する(ステップS109)。
例えば、圧縮後のフレーム画像の内容が視覚的に認識できる場合、配信先ユーザ端末20,30は、配信先ユーザの操作に従って動画データの配信を許可する旨の指示情報を入力し、入力した指示情報を管理サーバ40に送信する。また、例えば、圧縮後のフレーム画像の画像解像度が小さくなりすぎて画像の内容が視覚的に認識できない場合、配信先ユーザ端末20,30は、配信先ユーザの操作に従って動画データを配信不可である旨の指示情報を入力する。
また、例えば、フレーム画像の内容が認識できない場合、配信先ユーザ端末20,30は、配信先ユーザの指示操作に従って、新たに圧縮率の指定値を入力してもよい。そして、配信先ユーザ端末20,30は、配信先ユーザによって指定された圧縮率の指定値を含む指示情報を管理サーバ40に送信してもよい。
管理サーバ40の動画データ通信手段408は、動画配信の許否の指示情報を、通信ネットワーク100を介してユーザ端末20,30から受信する。動画配信を許可する旨の指示情報を受信すると、動画データ圧縮手段409は、ステップS106でサンプルデータ送信手段407が求めた圧縮率の候補値を、動画の最終的な圧縮率として決定する。例えば、動画データ圧縮手段409は、サンプルデータ送信手段407が求めた画像解像度を、動画の最終的な圧縮率として決定する。また、指示情報に配信先ユーザによって指定された圧縮率の指定値が含まれる場合、ステップS110において、動画データ圧縮手段409は、指定情報に含まれる指定値を動画の最終的な圧縮率として決定する。
また、動画データ圧縮手段409は、動画データ保存手段404から動画データを抽出する。そして、動画データ圧縮手段409は、抽出した動画データを、最終決定した圧縮率を用いて圧縮する(ステップS110)。例えば、動画データ圧縮手段409は、動画データに含まれる各フレーム画像の解像度を最終決定した画像解像度に変換することによって、動画データを圧縮する。動画データ通信手段408は、動画データ圧縮手段409が生成した圧縮後の動画データを、通信ネットワーク100を介して配信先ユーザ端末20,30に送信する(ステップS111)。
以上のように、ステップS103からステップS111までの処理が実行されることによって、管理サーバ40は、配信元ユーザ端末10から受信した動画データを、配信先ユーザが用いる通信メディアに応じた圧縮率で圧縮してユーザ端末20,30に配信する。例えば、配信先ユーザが通信速度の遅い通信メディアを用いている場合、管理サーバ40は、圧縮率を大きくして圧縮した動画データを送信する。また、例えば、配信先ユーザが通信速度の速い通信メディアを用いている場合、サンプルデータ生成手段406は、圧縮率を小さくして圧縮した動画データを送信する。例えば、配信先ユーザが通信回線として電話回線を用いている場合、ISDN回線と比較して通信速度が遅いので、管理サーバ40は、各フレーム画像の画像解像度が小さくなるように圧縮した動画データを送信する。
動画データを受信すると、配信先ユーザ端末20,30は、受信した動画データにもとづいて圧縮後の動画を再生して表示する(ステップS112)。
以上のように、本実施の形態によれば、管理サーバ40は、各ユーザ端末から通信メディア種別情報を収集し、通信メディア種別情報にもとづいて動画の圧縮率を決定する。また、管理サーバ40は、決定した圧縮率を用いて動画を圧縮し配信先のユーザ端末に送信する。従って、配信先のユーザが用いる通信メディアの種別に応じて動画を適切に配信することができる。特に、通信メディアに応じた圧縮率を用いて動画を圧縮し、動画のデータサイズを小さくして配信できるので、配信先のユーザが通信速度の遅い通信回線や機器を用いている場合であっても適切な動画配信を行うことができる。
また、通信メディア種別情報を用いて圧縮率が自動的に決定されるので、通信メディアに合わせて配信先のユーザが圧縮率を設定する必要がなく、配信先ユーザの操作負担を軽減することができる。また、圧縮率が自動的に決定されるので、配信元及び配信先のユーザが通信メディアを意識することなく動画配信をすることができる。また、管理サーバ40が動画を圧縮しデータ容量を小さくして配信できるので、ネットワークの負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、管理サーバ40は、予め動画データに含まれるフレーム画像を圧縮したサンプルデータを配信先のユーザ端末に送信する。そのため、配信先ユーザが予め配信対象の動画のサンプル画像を確認することによって、動画の配信の許否を判断することができる。従って、配信先ユーザの確認を経た上で適切な動画を配信することができる。例えば、圧縮率を大きくしすぎて内容を認識できない動画を配信してしまうことを防止することができる。
本発明は、ユーザ端末間の動画配信を仲介する動画配信仲介サービスの用途に適用できる。特に、本発明を用いれば、ユーザが用いるユーザ端末の種類や、ユーザ端末が接続されている通信回線の種類等の通信メディアの種別に応じて、適切な動画配信を行うことができる。
本発明による動画配信仲介システムの適用概念の例を示す説明図である。 動画配信仲介システムの構成の一例を示すブロック図である。 管理サーバ40の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 管理サーバ40がユーザ端末10,20,30間の動画配信を仲介する動画配信仲介処理の一例を示す流れ図である。
符号の説明
10,20,30 ユーザ端末
40 管理サーバ
100 通信ネットワーク
401 通信メディア種別情報受信手段
402 通信メディア種別情報蓄積手段
403 動画データ受信手段
404 動画データ保存手段
405 通信メディア種別情報検索手段
406 サンプルデータ生成手段
407 サンプルデータ送信手段
408 動画データ通信手段
409 動画データ圧縮手段

Claims (12)

  1. ユーザ端末間の動画の配信を仲介する動画配信仲介システムであって、
    動画データを送受信する複数のユーザ端末と、
    動画データの配信を仲介する動画配信仲介装置とを備え、
    前記動画配信仲介装置は、
    動画データの圧縮率を決定する圧縮率決定手段と、
    前記圧縮率決定手段が決定した圧縮率を用いて、配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮する動画圧縮手段と、
    前記動画圧縮手段が圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信する動画配信手段とを含み、
    前記圧縮率決定手段は、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定する
    ことを特徴とする動画配信仲介システム。
  2. 動画配信仲介装置は、
    配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて、圧縮率の候補値を求める候補値算出手段と、
    前記候補値算出手段が求めた圧縮率の候補値を用いて、動画データに含まれるいずれか1つのフレーム画像を圧縮した圧縮画像であるサンプル画像を生成するサンプル画像生成手段と、
    前記サンプル画像生成手段が生成したサンプル画像を、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信するサンプル画像送信手段とを含む
    請求項1記載の動画配信仲介システム。
  3. 候補値算出手段は、圧縮率の候補値として画像解像度を求め、
    サンプル画像生成手段は、フレーム画像の解像度を前記候補値算出手段が求めた画像解像度に変換したサンプル画像を生成する
    請求項2記載の動画配信仲介システム。
  4. ユーザ端末は、動画データの配信を許可するか否かを示す配信許否情報を、通信ネットワークを介して動画配信仲介装置に送信し、
    圧縮率決定手段は、動画データの配信を許可する旨の配信許否情報を配信先のユーザ端末から受信すると、候補値算出手段が算出した候補値を動画データの圧縮率に決定する
    請求項2又は請求項3記載の動画配信仲介システム。
  5. ユーザ端末は、ユーザが用いる通信手段の種別を示す通信種別情報を、通信ネットワークを介して動画配信仲介装置に送信し、
    動画配信仲介装置は、
    各ユーザ端末から受信した通信種別情報を、ユーザ端末に対応付けて蓄積する通信種別情報蓄積手段と、
    前記通信種別情報蓄積手段から、配信先のユーザ端末に対応する通信種別情報を抽出する通信種別情報抽出手段とを含み、
    候補値算出手段は、前記通信種別情報抽出手段が抽出した通信種別情報にもとづいて圧縮率の候補値を求める
    請求項2から請求項4のうちのいずれか1項に記載の動画配信仲介システム。
  6. 候補値算出手段は、
    通信種別情報と圧縮率の候補値とを対応付けた対応テーブルを有し、
    通信種別情報抽出手段が抽出した通信種別情報に対応する候補値を前記対応テーブルから抽出することによって、圧縮率の候補値を求める
    請求項5記載の動画配信仲介システム。
  7. ユーザ端末は、通信種別情報として、当該ユーザ端末の種類、当該ユーザ端末が接続されている通信回線の種類、又はネットワーク機器の種類を示す情報を、通信ネットワークを介して動画配信仲介装置に送信し、
    候補値算出手段は、前記通信種別情報にもとづいて、配信先のユーザ端末の種類、配信先のユーザ端末が接続されている通信回線の種類、又はネットワーク機器の種類に応じた圧縮率の候補値を求める
    請求項5又は請求項6記載の動画配信仲介システム。
  8. 圧縮率決定手段は、圧縮率として画像解像度を決定し、
    動画圧縮手段は、動画データに含まれる各フレーム画像の解像度を前記圧縮率決定手段が決定した画像解像度に変換することによって、前記動画データを圧縮する
    請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載の動画配信仲介システム。
  9. ユーザ端末間の動画の配信を仲介する動画配信仲介装置であって、
    動画データの圧縮率を決定する圧縮率決定手段と、
    前記圧縮率決定手段が決定した圧縮率を用いて、配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮する動画圧縮手段と、
    前記動画圧縮手段が圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信する動画配信手段とを含み、
    前記圧縮率決定手段は、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定する
    ことを特徴とする動画配信仲介装置。
  10. ユーザ端末間の動画の配信を仲介する動画配信仲介方法であって、
    配信元のユーザ端末が、動画データの配信を仲介する動画配信仲介装置に、通信ネットワークを介して動画データを送信するステップと、
    前記動画配信仲介装置が、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定するステップと、
    前記動画配信仲介装置が、前記決定した圧縮率を用いて、前記配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮するステップと、
    前記動画配信仲介装置が、前記圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信するステップとを含む
    ことを特徴とする動画配信仲介方法。
  11. 動画配信仲介装置が、配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて、圧縮率の候補値を求めるステップと、
    前記動画配信仲介装置が、前記求めた圧縮率の候補値を用いて、動画データに含まれるいずれか1つのフレーム画像を圧縮した圧縮画像であるサンプル画像を生成するステップと、
    前記動画配信仲介装置が、前記生成したサンプル画像を、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信するステップとを含む
    請求項10記載の動画配信仲介方法。
  12. ユーザ端末間の動画の配信を仲介させるための動画配信仲介プログラムであって、
    コンピュータに、
    配信元のユーザ端末から、通信ネットワークを介して動画データを受信する処理と、
    配信先のユーザが用いる通信手段の種別にもとづいて動画データの圧縮率を決定する処理と、
    前記決定した圧縮率を用いて、前記配信元のユーザ端末から受信した動画データを圧縮する処理と、
    前記圧縮した動画データを、通信ネットワークを介して配信先のユーザ端末に送信する処理とを
    実行させるための動画配信仲介プログラム。
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