JP2006121419A - 無線通信機能付きカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 アンテナを非使用時に隠蔽することで見栄えの悪化を防ぐとともに、外力によるアンテナの破損を防止する。
【解決手段】 アンテナ13aを含む無線通信装置を用いて無線通信が可能なカメラにおいて、アンテナ13aを外部に露出させる開状態と、アンテナ13aを隠蔽する閉状態とに移動可能なアンテナカバー5を有し、アンテナカバーの開状態への移動に連動して無線通信装置による無線通信を許可し、アンテナカバーの閉状態への移動に連動して無線通信を不許可とする。これは、例えばアンテナカバー13aの開閉に連動して電源スイッチSW1がオン・オフするようにすることで達成できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 アンテナ13aを含む無線通信装置を用いて無線通信が可能なカメラにおいて、アンテナ13aを外部に露出させる開状態と、アンテナ13aを隠蔽する閉状態とに移動可能なアンテナカバー5を有し、アンテナカバーの開状態への移動に連動して無線通信装置による無線通信を許可し、アンテナカバーの閉状態への移動に連動して無線通信を不許可とする。これは、例えばアンテナカバー13aの開閉に連動して電源スイッチSW1がオン・オフするようにすることで達成できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線通信機能を有するカメラに関する。
撮影した画像を無線通信により送信可能なデジタルカメラがある。送信された画像は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部機器で受信して保存することができる。かかる無線通信を実現するには、特許文献1のように無線通信ユニットを予めカメラに組み込むか、あるいは別体の無線通信ユニットをカメラに装着する必要があるが、いずれの場合でも、良好な通信状態を維持するためには、無線通信ユニットのアンテナをカメラボディから外部に露出させることが望ましい。
しかしながら、アンテナがカメラボディから常に突出する状態では、見栄えが悪化するばかりでなく、アンテナが外力を受けて破損するおそれもあり、好ましくない。
本発明は、アンテナを含む無線通信装置を用いて無線通信が可能なカメラに適用される。そして、アンテナを外部に露出させる開状態と、アンテナを隠蔽する閉状態とに移動可能なアンテナカバーを有し、アンテナカバーの開状態への移動に連動して無線通信装置による無線通信を許可し、アンテナカバーの閉状態への移動に連動して無線通信を不許可とする。
請求項2の発明は、レンズカバーがアンテナカバーを兼ねるものである。すなわちアンテナカバーは、開状態においてアンテナと撮影レンズとを露出させ、閉状態においてアンテナと撮影レンズとを隠蔽する。
請求項3の発明は、アンテナカバーの開状態への移動に連動して、カメラの電源をオンすることで無線通信および撮影を含むカメラ動作を許可し、アンテナカバーの閉状態への移動に連動して、カメラの電源をオフすることでカメラ動作を不許可とするものである。
請求項4の発明は、アンテナカバーが撮影レンズを隠蔽したままアンテナを露出させる半開状態をとり得るとともに、半開状態で無線通信が許可され、開状態で無線通信および撮影が許可されるものである。
請求項5の発明は、アンテナカバーがアンテナを隠蔽したまま撮影レンズを露出させる半開状態をとり得るとともに、半開状態で撮影が許可され、開状態で撮影および無線通信が許可されるものである。
請求項6の発明は、アンテナカバーの閉状態から半開状態への移動に連動してカメラの電源がオンし、半開状態から閉状態への移動に連動してカメラの電源がオフするよう構成したものである。
請求項7の発明は、カメラの外観カバーおよびアンテナカバーをともに金属製としたものである。
請求項8の発明は、撮影によって生成された画像データを無線通信により送信可能としたものである。
請求項9の発明は、無線通信ユニットを搭載したカードをメモリカードスロットに装填することで無線通信を可能としたものである。
請求項2の発明は、レンズカバーがアンテナカバーを兼ねるものである。すなわちアンテナカバーは、開状態においてアンテナと撮影レンズとを露出させ、閉状態においてアンテナと撮影レンズとを隠蔽する。
請求項3の発明は、アンテナカバーの開状態への移動に連動して、カメラの電源をオンすることで無線通信および撮影を含むカメラ動作を許可し、アンテナカバーの閉状態への移動に連動して、カメラの電源をオフすることでカメラ動作を不許可とするものである。
請求項4の発明は、アンテナカバーが撮影レンズを隠蔽したままアンテナを露出させる半開状態をとり得るとともに、半開状態で無線通信が許可され、開状態で無線通信および撮影が許可されるものである。
請求項5の発明は、アンテナカバーがアンテナを隠蔽したまま撮影レンズを露出させる半開状態をとり得るとともに、半開状態で撮影が許可され、開状態で撮影および無線通信が許可されるものである。
請求項6の発明は、アンテナカバーの閉状態から半開状態への移動に連動してカメラの電源がオンし、半開状態から閉状態への移動に連動してカメラの電源がオフするよう構成したものである。
請求項7の発明は、カメラの外観カバーおよびアンテナカバーをともに金属製としたものである。
請求項8の発明は、撮影によって生成された画像データを無線通信により送信可能としたものである。
請求項9の発明は、無線通信ユニットを搭載したカードをメモリカードスロットに装填することで無線通信を可能としたものである。
本発明によれば、アンテナを外部に露出させる開状態と、アンテナを隠蔽する閉状態とに移動可能なアンテナカバーを設け、アンテナカバーの開状態への移動に連動して無線通信装置による無線通信を許可し、アンテナカバーの閉状態への移動に連動して無線通信を不許可とするようにしたので、アンテナを露出した状態で無線通信を行うことで良好な通信状態を維持できる一方、無線通信を行わないときにはアンテナを露出させずに済むので、見栄えの悪化を防止し、かつ外力によるアンテナの破損も防止できる。さらに、アンテナを露出しなければ無線通信が許可されないため、アンテナを隠蔽したまま(アンテナカバーを閉じたまま)で無線通信を行うといった不都合もない。
−第1の実施形態−
図1〜図3により本発明の第1の実施形態を説明する。
図1,図2は本実施形態におけるデジタルカメラの外観を示している。カメラの外観カバー1は金属製とされ、その前面には撮影レンズ鏡筒2と、電子閃光装置の発光窓3と、ファインダ対物窓4と、無線通信用のアンテナ13aと、アンテナ13aを露出/隠蔽するアンテナカバー5とが設けられている。2aはレンズ前面を覆うレンズバリアである。アンテナ13aは、カメラに予め組み込まれた無線通信ユニットの一部をなし、外観カバー1から前方に突出されている。
図1〜図3により本発明の第1の実施形態を説明する。
図1,図2は本実施形態におけるデジタルカメラの外観を示している。カメラの外観カバー1は金属製とされ、その前面には撮影レンズ鏡筒2と、電子閃光装置の発光窓3と、ファインダ対物窓4と、無線通信用のアンテナ13aと、アンテナ13aを露出/隠蔽するアンテナカバー5とが設けられている。2aはレンズ前面を覆うレンズバリアである。アンテナ13aは、カメラに予め組み込まれた無線通信ユニットの一部をなし、外観カバー1から前方に突出されている。
アンテナカバー5は、外観カバー1と同様に金属製とされ、その上下に設けた突起が外観カバー1の上下のガイドレール(不図示)に係合されることで、図1に示す閉状態と、図2に示す開状態との間でスライド可能とされる。開状態および閉状態では、不図示のクリック機構によりその状態が保持され、振動やカメラの傾きによってカバー5が不所望に閉じたり開いたりしないようになっている。アンテナカバー5が閉状態にあるときには、アンテナ13aがカバー5によって覆われ(隠蔽され)、開状態にあるときにはアンテナ13aが露出する。また、アンテナカバー5の裏面にはスイッチ操作部6が一体に設けられ、アンテナカバー5が開状態にもたらされると、スイッチ操作部6がカメラ内の電源スイッチSW1をオンし、開状態から閉方向に移動すると電源スイッチSW1がオフするようになっている。
ここで、上述したように外観カバー1およびアンテナカバー5が双方とも金属製であるため、これらを樹脂製とした場合と比べてカメラの剛性が高まり、なおかつ高級感を出すことができる。
図3はカメラの制御ブロック図であり、要部のみ図示してある。CPU11には、撮像装置12,無線通信ユニット13,レンズモータ14の駆動回路15、電源スイッチSW1およびレリーズスイッチSW2が接続されている。撮像装置12は、CCD等の撮像素子や画像信号処理回路、記録回路などを含み、レリーズスイッチSW2の操作に連動して撮像を行い、生成された画像データをメモリカード等の記録媒体に記録する。
無線通信ユニット13は、通信回路やアンテナ13aを含み、カメラで無線通信モードが設定されると、生成された画像データをアンテナ13aを介して送信する。データの送り先としては、ユーザが自宅などに保有するパーソナルコンピュータを用いることができる。また、報道関係などで用いる一眼レフタイプのデジタルカメラであれば、複数台のカメラに対して基地局に設置される1台のサーバコンピュータを送り先とすることが可能である。無線通信の規格は、例えばIEEE802.11/11b/11a/11gなどの無線LANや、Blue-toothなどが広く知られているが、その種類は問わない。
無線通信モードとしては、カメラで撮影が行われるたびに画像データファイルを電送するモードと、メモリカード等に記録されている画像データファイルから電送すべき画像を選択して電送するモードとがある。いずれか一方のモードを持つものでもよいし、双方のモードを持ちユーザが切換可能なものでもよい。
CPU11は、特定の相手先に通信するために、無線通信ユニット13を介して送信相手先を検出し、通信可能な状態か否かを検知する。画像送信の指示がなされると、カメラ本体側の画像データが無線通信ユニット13によって無線信号に変換され、アンテナ13aを介して送信される。
以上のように構成されたカメラにおいて、アンテナカバー5が閉状態にあるときは、図1の如く電源スイッチSW1はオフし、撮影レンズ2は沈胴位置にあり、レンズバリア2aは閉じている。電源がオフしているため、当然ながら撮影や無線通信は不許可となる。このように、カメラ非使用時(電源オフ時)にアンテナ13aがアンテナカバー5で隠蔽されているので、見栄えを損なうことがなく、またアンテナ13aに外力が加わって破損するといった不都合もない。
アンテナカバー5を閉状態から開状態にスライドさせると、アンテナ13aが露出するとともに電源スイッチSW1がオンし、カメラ各部に電源が供給される。CPU11は、電源オンに伴ってモータ14を駆動し、レンズ鏡筒2を沈胴位置から撮影可能位置に繰り出す。この動作に連動してレンズバリア2aが開放され、撮影が許可される(図2)。同時に無線通信も許可され、通信モードを設定することで画像の送信を行える。このとき、アンテナ13aが完全に露出しているので、最良の通信状態を維持でき、通信障害を最小限に抑制できる。
このようにアンテナカバー5の開放に連動して電源オンとなり、無線通信を含むカメラ動作が許容されるので、電源オン操作とカバーの開放動作を別々に行う必要がなく、操作性の向上が図れる。またアンテナカバー5を開かない限り電源オフ状態が維持されるので、うっかりアンテナカバー5を閉じたまま(アンテナ13aを覆ったまま)通信を開始させるといった不都合も起こり得ない。
アンテナカバー5を閉じてゆくと電源スイッチSW1がオフし、これに伴ってCPU11はレンズ鏡筒2を沈胴位置に繰り込み、その後、電源をオフする。沈胴動作に連動してレンズバリア2aも閉じる。またアンテナ13aはアンテナカバー5によって隠蔽される。
因みに、通信状態をある程度良好に保つ他の方法として、金属製の外観カバーを主体としながらも、アンテナ13aを覆う部分のみ樹脂製のカバーとすることが考えられる。樹脂製のカバーであれば、金属で覆った場合と比べて通信状態の悪化は少ないので、アンテナを露出させずに通信が可能である。しかし、一部のカバーが樹脂製ではカメラの高級感が著しく損なわれるとともに、アンテナ13aを露出させた方がよりよい通信状態を維持できるので、本実施形態の構造の方が通信性能でも見栄えの点でも有利である。
なお、電源オン・オフに伴うレンズの繰り出し/繰り込みは本発明の必須要件ではない。
−第2の実施形態−
図4〜図7は第2の実施形態を示し、これはアンテナカバーをレンズカバーで兼用したものである。なお、図1〜図3と同様の構成要素には同一の符号を付す。
金属製のレンズカバー(アンテナカバー)50は、その上下に設けた突起が外観カバー1(金属製)の上下のガイドレール(不図示)に係合されることで、図4に示す閉状態と、図6に示す開状態との間でスライド可能とされる。閉状態においては、レンズ鏡筒2、発光窓3、ファインダ対物窓4およびアンテナ13aがいずれも隠蔽され、これらが外力から保護される。また開状態では、レンズ鏡筒2、発光窓3、ファインダ対物窓4およびアンテナ13aがいずれも露出される。なお、レンズカバー50があるためレンズバリアは設けられていない。
図4〜図7は第2の実施形態を示し、これはアンテナカバーをレンズカバーで兼用したものである。なお、図1〜図3と同様の構成要素には同一の符号を付す。
金属製のレンズカバー(アンテナカバー)50は、その上下に設けた突起が外観カバー1(金属製)の上下のガイドレール(不図示)に係合されることで、図4に示す閉状態と、図6に示す開状態との間でスライド可能とされる。閉状態においては、レンズ鏡筒2、発光窓3、ファインダ対物窓4およびアンテナ13aがいずれも隠蔽され、これらが外力から保護される。また開状態では、レンズ鏡筒2、発光窓3、ファインダ対物窓4およびアンテナ13aがいずれも露出される。なお、レンズカバー50があるためレンズバリアは設けられていない。
さらに、レンズカバー50を図5に示すような半開状態で止めると、アンテナ13aは露出するがレンズ鏡筒2は隠蔽されたままとなる。不図示のクリック機構により、開/閉状態と同様にこの半開状態でもレンズカバー50を保持することができる。そして、本実施形態では、閉状態から半開状態に達したときに電源スイッチSW1がオンし、さらに開状態(全開状態)にすると別の検知スイッチSW3(図7)がオンするようになっている。検知スイッチSW3は、レンズカバー50の開状態から半開状態への移動に連動してオフし、さらに半開状態から閉状態への移動に連動して電源スイッチSW1がオフする。
レンズカバー50が閉状態にあるときには、電源オフのため撮影も無線通信も不許可となる。レンズカバー50を半開状態にすると、電源スイッチSW1のオンにより電源が投入されるが、検知スイッチSW3はオフのままである。CPU11は、この状態をもってレンズカバー50が半開状態であると判断し、無線通信は許可するが、撮影および撮影に付随する動作は不許可とする。したがって、仮にレリーズスイッチSW2がオンしても撮影が行われることはない。この状態は、既に記録されている画像の無線通信のみを行う場合に有効であり、アンテナ13aが露出しているため通信状態は良好である。また使用しないレンズ鏡筒2はレンズカバー50で隠蔽されているので、レンズの保護が図られる。
CPU11は、電源スイッチSW1がオンのときに検知スイッチSW3がオンすると、レンズカバー50が開状態にもたらされたと判断し、レンズ鏡筒3を沈胴位置から撮影可能位置に繰り出し、カメラの全機能を許可する。したがって撮影および無線通信の双方が行える。
−第3の実施形態−
図8は第3の実施形態を示している。本実施形態でもアンテナカバーをレンズカバーで兼用しているが、レンズカバー50が半開状態(実線位置)のときは、第2の実施形態とは逆に、レンズ鏡筒2、発光窓3およびファインダ対物窓4は露出するが、アンテナ13aは隠蔽されたままとなる。そして、CPU11は、上述と同様にして半開状態を検知すると、撮影は許容するが無線通信は不許可とする。すなわち、レリーズスイッチSW2のオンにより撮影動作は行われるが、無線通信モードを設定することはできない。なお、開状態(二点鎖線位置)のときに撮影と無線通信の双方を許容する点、および閉状態で双方を不許可とする点は先の実施形態と同様である。
これによれば、無線通信を行わないで撮影のみを行うときには、レンズカバー50を半開状態とすることで、アンテナ13aの保護が図られる。
図8は第3の実施形態を示している。本実施形態でもアンテナカバーをレンズカバーで兼用しているが、レンズカバー50が半開状態(実線位置)のときは、第2の実施形態とは逆に、レンズ鏡筒2、発光窓3およびファインダ対物窓4は露出するが、アンテナ13aは隠蔽されたままとなる。そして、CPU11は、上述と同様にして半開状態を検知すると、撮影は許容するが無線通信は不許可とする。すなわち、レリーズスイッチSW2のオンにより撮影動作は行われるが、無線通信モードを設定することはできない。なお、開状態(二点鎖線位置)のときに撮影と無線通信の双方を許容する点、および閉状態で双方を不許可とする点は先の実施形態と同様である。
これによれば、無線通信を行わないで撮影のみを行うときには、レンズカバー50を半開状態とすることで、アンテナ13aの保護が図られる。
−第4の実施形態−
以上の各実施形態では、無線通信ユニットがカメラに組み込まれた例を示したが、図9は無線通信ユニットをカメラに着脱可能とした第4の実施形態を示している。本例では、無線通信ユニットが無線通信カード60として提供され、カード60は、メモリカードに代えてカメラのカードスロット71に装填される。無線通信カード60が装填されると、その通信回路部がカメラの制御回路と電気的に接続され、アンテナ部60aを介して無線通信が可能となる。なお、無線通信カードに画像記録用のメモリを設けることで、通常の撮影も行える。メモリのない無線通信カードの場合は、カメラ内のメモリに画像を記録するようにすればよい。
以上の各実施形態では、無線通信ユニットがカメラに組み込まれた例を示したが、図9は無線通信ユニットをカメラに着脱可能とした第4の実施形態を示している。本例では、無線通信ユニットが無線通信カード60として提供され、カード60は、メモリカードに代えてカメラのカードスロット71に装填される。無線通信カード60が装填されると、その通信回路部がカメラの制御回路と電気的に接続され、アンテナ部60aを介して無線通信が可能となる。なお、無線通信カードに画像記録用のメモリを設けることで、通常の撮影も行える。メモリのない無線通信カードの場合は、カメラ内のメモリに画像を記録するようにすればよい。
本例においても、アンテナカバーをレンズカバー50で兼用している。図9から分かるように、アンテナ60aは図6のアンテナとほぼ同一位置にあるので、第3の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、アンテナカバーをレンズカバーで兼用する上記3例においては、必ずしもレンズカバーの半開状態を検出しなくてもよく、単に開状態(全開状態)で電源スイッチSW1がオンし、閉状態への移動でオフする構成でもよい。この場合は、第1の実施形態と同様の動作となる。
また以上では、アンテナカバーの開閉に連動してカメラの電源をオン・オフする構成としたが、アンテナカバーの開閉と電源オン・オフとを切り離してもよい。例えば第1の実施形態において、アンテナカバーの開閉を検知するスイッチと電源スイッチとを別々に設け、アンテナカバーの閉状態が検知されているときには、たとえ電源オン状態であっても無線通信を不許可とし(撮影は許可)、電源オンでかつアンテナカバーの開状態が検出されて初めて無線通信を許可するようにしてもよい。
さらに、無線通信による送信情報は画像に限定されず、撮影条件等の情報や音声情報であってもよい。また無線通信によって外部からの情報を受信する場合、例えば遠隔操作によりレリーズ信号を受信する場合などにおいても本発明を適用可能である。したがって、カメラはデジタルカメラに限定されず、銀塩カメラでもよい。
アンテナの位置も特に制約を受けない。例えば図10のようにレンズの下方にアンテナ13aを設ければ、カメラを構えたときに指でアンテナが覆われにくくなり、指で覆うことによる通信性能の悪化を阻止できる。またアンテナカバーはスライド式に限定されない。さらに、外観カバーおよびアンテナカバーは金属製に限定されず、樹脂製でもよい。
1 外観カバー
2 撮影レンズ鏡筒
3 発光窓
4 ファインダ対物窓
5 アンテナカバー
11 CPU
12 撮像装置
13 無線通信ユニット
13a アンテナ
50 レンズカバー
60 無線通信カード
60a アンテナ部
70 カードスロット
SW1 電源スイッチ
SW2 レリーズスイッチ
SW3 検知スイッチ
2 撮影レンズ鏡筒
3 発光窓
4 ファインダ対物窓
5 アンテナカバー
11 CPU
12 撮像装置
13 無線通信ユニット
13a アンテナ
50 レンズカバー
60 無線通信カード
60a アンテナ部
70 カードスロット
SW1 電源スイッチ
SW2 レリーズスイッチ
SW3 検知スイッチ
Claims (9)
- アンテナを含む無線通信装置を用いて無線通信が可能なカメラにおいて、
前記アンテナを外部に露出させる開状態と、該アンテナを隠蔽する閉状態とに移動可能なアンテナカバーを有し、該アンテナカバーの前記開状態への移動に連動して前記無線通信装置による無線通信を許可し、前記アンテナカバーの前記閉状態への移動に連動して無線通信を不許可とすることを特徴とする無線通信機能付きカメラ。 - 前記アンテナカバーは、前記開状態において前記アンテナと撮影レンズとを露出させ、前記閉状態において前記アンテナと撮影レンズとを隠蔽することを特徴とする請求項1に記載の無線通信機能付きカメラ。
- 前記アンテナカバーの前記開状態への移動に連動して、カメラの電源をオンすることで無線通信および撮影を含むカメラ動作を許可し、前記アンテナカバーの前記閉状態への移動に連動して、カメラの電源をオフすることで前記カメラ動作を不許可とすることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信機能付きカメラ。
- 前記アンテナカバーは、前記撮影レンズを隠蔽したまま前記アンテナを露出させる半開状態をとり得るとともに、該半開状態で無線通信が許可され、前記開状態で無線通信および撮影が許可されることを特徴とする請求項2に記載の無線通信機能付きカメラ。
- 前記アンテナカバーは、前記アンテナを隠蔽したまま前記撮影レンズを露出させる半開状態をとり得るとともに、該半開状態で撮影が許可され、前記開状態で撮影および無線通信が許可されることを特徴とする請求項2に記載の無線通信機能付きカメラ。
- 前記アンテナカバーの前記閉状態から前記半開状態への移動に連動してカメラの電源がオンし、前記半開状態から前記閉状態への移動に連動してカメラの電源がオフするよう構成したことを特徴とする請求項4または5に記載の無線通信機能付きカメラ。
- カメラの外観カバーおよび前記アンテナカバーがともに金属製であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の無線通信機能付きカメラ。
- 撮影によって生成された画像データを前記無線通信により送信可能としたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の無線通信機能付きカメラ。
- 前記無線通信装置を搭載したカードをメモリカードスロットに装填することで前記無線通信を可能としたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の無線通信機能付きカメラ。
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