JP2006121368A - 光送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光出力の高速シャットダウンを行う。
【解決手段】 バイアス制御部32は、低周波信号を発振出力し、電気信号に含まれるフィードバックされた低周波信号の周波数成分を抽出し、発振出力した低周波信号の周波数成分と、電気信号から抽出した低周波信号の周波数成分との位相比較を行って、光変調器2の動作点が最適となるような直流電圧を生成する。ボトム電圧算出部40は、光変調器2の半波長電圧と、最適電圧とに基づいて、光変調器2の動作特性曲線が最小値となるボトム電圧を算出する。電圧選択部50は、通常運用時には直流電圧を選択して、低周波重畳信号に直流電圧のバイアスをかけたバイアス電圧を光変調器2に与え、シャットダウン時にはボトム電圧を選択して、ボトム電圧を光変調器2に与える。
【選択図】 図1

Description

本発明は光送信装置に関し、特に光信号の送信制御を行う光送信装置に関する。
マルチメディアの進展に伴い、高速・大容量の情報を遠距離まで低コストで伝送するために、光通信ネットワークの開発が進んでいる。この光通信ネットワークを実現するための重要なデバイスとして光変調器がある。
光変調器には、外部電圧によって、光の強度に変調をかけるタイプと(電波の場合の振幅変調に該当する)、光の位相に変調をかけるタイプに大きく分かれ、光ファイバ通信においては強度変調タイプが最も多く使われている。
図19は光変調器の構成を示す図である。光変調器100は、強度変調器であって、電気光学効果(電界をかけると屈折率が変化する現象)を有するニオブ酸リチウム(LiNbO3:以下、LN)等を用いた結晶基板上に、光導波路101で形成されたマッハ・ツェンダ干渉計(Mach-Zehnder Interferometer:入力光を2分岐し、再度合流させる構成の光干渉計)が設けられる。
光導波路101は、2つの平行導波路101a、101bに分岐され、図では平行導波路101aの近傍に信号電極102が形成され、信号電極102の両側に接地電極103が形成される(図ではZ−cut基板で、シングル電極構造の場合を示している)。
また、信号電極102に対して、図の位置に抵抗Rを接続して終端することで、電気信号と光信号が同方向に伝搬するような進行波電極として、信号電極102に所定の電圧を印加する。
このとき、光導波路101に与えられる電界(電圧)によって平行導波路101a、101bの屈折率がそれぞれ+Δn、−Δnのように変化し、平行導波路101a、101b間の位相差が変化するため、出射導波路から強度変調された信号光が出力される(平行導波路101a、101bの位相差が0°なら光は強め合い、位相差がπならば光は弱め合う)。
このように、電気光学効果を持つLN結晶上に光導波路を形成したLN変調器は、一方の光路の屈折率(光路長)を変化させることで、干渉状態を変化させて光のON/OFFを行うものであり、また、電気光学効果は、応答時間が非常に速い現象なので、高速変調(例えば、10Gb/s以上)が可能である。
図20は光変調器100を有する従来の光送信装置の構成を示す図である。光送信装置110は、光変調器100、PD(Photo Diode)111、動作制御部112、バイアスT回路113から構成される。
光変調器100の信号電極102の一端には、“0”、“1”の入力データ信号がコンデンサCを介して入力する。信号電極102の他端には、バイアスT回路113及び終端抵抗Rが接続し、動作制御部112で生成されたバイアス電圧が、バイアスT回路113を介して印加される。
動作制御部112は、内部に低周波発振器を有しており、発振した低周波信号をバイアス電圧に加算して重畳する。そして、光変調器100は、入力データ信号に低周波信号が重畳された信号によって駆動し、強度変調された光信号を出力する。
ここで、光変調器100では、光変調の動作点は温度や経時により変化(ドリフト)する。この対策のため、カプラで分岐された光変調器100から出力した光信号をPD111で電気信号111aに変換し、動作制御部112では、この電気信号111aに含まれる低周波信号の検出結果に基づき、バイアス電圧が最適となるように制御する。
電気信号111aにパイロット信号の周波数成分が現れると、バイアス電圧が最適動作点からずれていることになり、電気信号111aにパイロット信号の周波数成分が現れなければ、バイアス電圧が最適化されていることになる。このようなフィードバック制御を行って、光変調器100が常に一定の動作点で駆動するように制御される。
光変調器を含む従来の光送信装置に関する技術として、電源アラーム及び波長アラームを受けたときには、光変調器から出力される光信号を遮断する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−340919号公報(段落番号〔0036〕〜〔0044〕,第5図)
光ファイバ通信システムでは、光ファイバのコネクタ抜けや光ファイバが断線した場合の人体保護や火災を防止するために、またはシステムの回線切り替えを行う時において、高出力レベルの光を自動的に停止するためのシャットダウン制御が行われる(APSD(Auto Power Shut Down)と呼ばれる)。
上記の光送信装置110に対してシャットダウンを行う場合には、上位からのシャットダウン指示により、光変調器100の動作点を変えて、光出力レベルを低下させることになる。
しかし、従来のシャットダウン制御では、動作制御部112がシャットダウン指示を受け取ってから、光変調器100の光出力が低下するまでに要する時間が長くかかり、高速なシャットダウンが実現されていないといった問題があった。
ここで、動作制御部112の内部では、電気信号をフィルタリングして低周波信号を抽出し、位相比較器によって、低周波発振器から発振した低周波信号と、抽出した低周波信号との位相比較を行う。位相比較器では、位相差成分をパルス状の位相差信号として出力し、ループフィルタでこの位相差信号を平滑化(直流化)し、増幅してバイアス電圧を生成している。
動作制御部112では、シャットダウン指示を受信すると、光変調器の光出力レベルを低下させるに必要なボトム電圧を出力するように制御するが、上記のようなループ制御を行っているために、ループ時間が存在し、また、ループフィルタには、ループ制御を安定化させるために、所要の時定数を持たせているので(応答特性は、設定された時定数の分遅くなる)、シャットダウン指示を受信して、現在出力している電圧からボトム電圧へ移行するまでに高速に切り替えることができず、即時にシャットダウンできなかった。
近年の光ファイバ通信では、例えば、10Gb/sからさらなる40Gb/sクラスへの光通信へと、高速・大容量の通信が開発され、これに伴い回線切り替えの高速化も必要となってきている。このため光送信装置自体のシャットダウン機能の高速化技術の実現が強く求められている。
なお、上記の従来技術(特開平11−340919号公報)では、単に光出力停止条件であるアラームを受信したときに光変調器からの光出力を停止させる技術であって、シャットダウンの高速化制御については何ら考慮されていない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、高速シャットダウンを実現した光送信装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、光送信装置1において、光源11と、入力信号に応じた駆動電圧を発生する駆動回路と、駆動電圧に応じて光源11の出力光を変調し、信号光として出力する光変調器2と、光変調器2の動作特性曲線のドリフトを検出し、動作点が動作特性曲線に対して一定の位置になるように光変調器2のバイアス電圧を制御する動作点安定化回路と、動作特性曲線の半波長電圧及びバイアス電圧より動作特性曲線のボトム電圧を算出するボトム電圧算出部40とを備え、ボトム電圧算出部40からの出力に基づき、光変調器2の出力を抑制することを特徴とする光送信装置1が提供される。
ここで、駆動回路は、入力信号に応じた駆動電圧を発生する。光変調器2は、駆動電圧に応じて光源11の出力光を変調し、信号光として出力する。動作点安定化回路は、光変調器2の動作特性曲線のドリフトを検出し、動作点が動作特性曲線に対して一定の位置になるように光変調器2のバイアス電圧を制御する。ボトム電圧算出部40は、動作特性曲線の半波長電圧及びバイアス電圧より動作特性曲線のボトム電圧を算出する。なお、図1に示す光変調器駆動部30及び電圧選択部50は、駆動回路及び動作点安定化回路の機能を有する。
本発明の光送信装置は、光変調器の動作特性曲線のドリフトを検出し、動作点が動作特性曲線に対して一定の位置になるように光変調器のバイアス電圧を制御する。そして、動作特性曲線の半波長電圧及びバイアス電圧より動作特性曲線のボトム電圧をボトム電圧算出部で算出し、ボトム電圧算出部からの出力に基づき、光変調器の出力を抑制する構成とした。これにより、光変調器の出力を高速に抑制することができるので、波長切り替えの高速化が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は光送信装置の原理図である。光送信装置1は、光出力部10、光変調部20、光変調器駆動部30、ボトム電圧算出部40、電圧選択部50から構成され、光信号の送信制御を行う装置である。なお、光変調器駆動部30及び電圧選択部50は、本発明の駆動回路及び動作点安定化回路の機能を有する。
光出力部10は、光源(以下、LD(Laser Diode))11と、光パワー保持部12から構成され、光パワー保持部12は、LD11のバック光のパワーをモニタして、LD11へ送信する駆動電流を調整し、LD11から発光された出力光パワーを一定に保持するための制御を行う。なお、以降では、光パワー保持部12をAPC(Auto Power Control)部12と呼ぶ。
光変調部20は、光変調器(以下、MZ変調器)2と、カプラ24、光/電気変換部(以下、PD)25から構成される(接地電極の接地の図は略す)。MZ変調器2は、電気光学効果を有する結晶基板上に形成された光導波路21に印加される電界によって、出力光の強度変調を行う。PD25は、カプラ24で分岐されたMZ変調器2からの出力光信号を電気信号に変換する。
光変調器駆動部30は、低周波重畳部31とバイアス制御部32から構成される。低周波重畳部31は、入力データ信号により、低周波信号の振幅変調を行って、入力データ信号に低周波信号を重畳させて低周波重畳信号を生成する。
バイアス制御部32は、低周波信号を発振出力し、電気信号に含まれるフィードバックされた低周波信号の周波数成分を抽出する。そして、発振出力した低周波信号の周波数成分と、抽出した低周波信号の周波数成分との位相比較を行って、MZ変調器2へ印加する直流電圧に対して、MZ変調器2の動作点が最適となるような最適電圧となるように制御する。なお、以降ではバイアス制御部32をABC(Auto Bias Control)部32と呼ぶ。
ボトム電圧算出部40は、MZ変調器2の半波長電圧と最適電圧とに基づいて、MZ変調器2の動作特性曲線が最小値となるボトム電圧を算出する。電圧選択部50は、装置の通常運用時には、ABC部32で生成された直流電圧を選択して、低周波重畳信号に直流電圧のバイアスをかけたバイアス電圧をMZ変調器2に与え、シャットダウン時にはボトム電圧を選択して、ボトム電圧をMZ変調器2に与える。なお、以降では、低周波信号をパイロット信号、低周波重畳信号をパイロット重畳信号と呼ぶ。
次に光送信装置1の構成について説明する。図2は光送信装置1の構成を示す図である。ボトム電圧算出部40と電圧選択部50の内部構成について説明する(その他の構成部の内部構成は図1と同じである)。
ボトム電圧算出部40は、半波長電圧検出部41、最適電圧検出部42、CPU部43から構成される。半波長電圧検出部41は、MZ変調器2へ印加されるバイアス電圧から半波長電圧(半波長電圧については図5で後述)を検出する。最適電圧検出部42は、バイアス電圧から、MZ変調器2の最適電圧を検出する。
CPU部43は、光送信装置1の通常運用時に検出された半波長電圧と最適電圧とから、ボトム電圧を算出する。また、上位からのシャットダウン指示(上位シャットダウン指示)を受信すると、LD11へのシャットダウン指示(LDシャットダウン指示)を生成し、APC部12へ送信する。
電圧選択部50は、スイッチ51とバイアスT回路52から構成される。スイッチ51は、通常運用時にはスイッチ端子はa端子に接続し、上位シャットダウン指示を受信すると、スイッチ端子はb端子に接続する。
バイアスT回路52は、コンデンサCとコイルLを含み、スイッチ51で選択された電圧をコイルLを介して、コンデンサCで直流成分がカットされたパイロット重畳信号と加算して、MZ変調器2へバイアス電圧またはボトム電圧として印加する。
次にMZ変調器2の動作及びABC制御について詳しく説明する。図3、図4はMZ変調器2の動作を説明するための図である。図3に対し、印加される電圧がV0のとき、入力光は分岐点Aで2等分して分かれ、平行導波路21a、21bをそれぞれ通過して分岐点Bで合流する。このとき平行導波路21a、21bには位相差が生じておらず、2つの光は強め合って信号出力は“1”となる。
図4に対し、印加される電圧がV1のとき、入力光は、分岐点Aで2分割して平行導波路21a、21bを同様にして通過するが、分岐点Bで合流するときは位相がπ異なっている。このため、光の波は互いに打ち消しあって、信号出力は“0”となる(光導波路の出口で放散光となる)。
したがって、信号電極22に例えば、“1010・・・”のような入力信号を加えると、電極電圧は、V0→V1→V1→V0→・・・のように変化し、光パルス“1010・・・”が生成されることになる(この光パルスの繰り返し速度が変調速度であり、例えば10Gb/sである)。
図5はMZ変調器2の変調特性を示す図である。縦軸はMZ変調器2の光出力パワー、横軸はバイアス電圧であり、動作特性曲線、パイロット重畳信号及びMZ変調器2の出力光信号の波形を示している。
MZ変調器2の動作特性曲線は、cos自乗の関数曲線となり、この動作特性曲線上の最大値と最小値との中間点が、MZ変調器2の動作点となる。図では、MZ変調器2の最適動作時の様子を示しており(出力光信号を電気信号に変換したときに、パイロット信号の周波数成分が現れないとき)、最適動作点となるバイアス電圧をバイアス電圧Vopとする。
また、図3、図4で上述したMZ変調器2の動作を、図5の座標上で見ると、バイアス電圧Vopを中心に、パイロット重畳信号(入力データ信号にパイロット信号が重畳されて振幅変調された信号)がMZ変調器2に入力することで、入力データ信号の“0”、“1”に対応して強度変調された光パルスが出力することになる。
このとき、低周波のパイロット信号の周波数がf0ならば、周波数2f0の信号で強度変調された出力光信号が得られる。なお、図中のVπは半波長電圧を指している(光を“0”、“1”とスイッチングするのに必要な位相変化量はπであり、これに必要な電圧を半波長電圧と呼ぶ)。なお、動作点が動作特性曲線上の最小値となった場合には、MZ変調器2の光出力が消光し、このときのバイアス電圧がボトム電圧Vbottomである。
図6、図7は動作点がずれた場合の変調特性を示す図である。MZ変調器2に対し、温度変化や経時等により動作点のドリフトが生じた場合、座標上では、動作特性曲線が時間とともに横軸方向に移動する現象として現れる。図6は動作点が正方向にドリフトした場合の様子を示しており、図7は動作点が負方向にドリフトした場合の様子を示している。
動作点ドリフトが生じると、パイロット信号(周波数f0)が入力データ信号の“0”、“1”において同相で変調され、出力光信号は、この同相変調に伴って周波数f0で変動する。そして、出力光信号の周波数f0の位相は、図6、図7それぞれの出力光信号を比べるとわかるように、動作点のドリフト方向に応じてπ異なった値となる。
次にABC制御について説明する。MZ変調器2からの出力光信号は、PD25により電気信号に変換された後、ABC部32に入力される。そして、ABC部32は、内部に含まれるフィルタによって、電気信号に含まれる低周波のパイロット信号の周波数成分を検出し、検出したパイロット信号の周波数成分の位相と、ABC部32自身が発振しているパイロット信号の周波数成分の位相とを比較し、比較結果に基づき、印加すべき直流電圧を制御する。
図6を用いて、正方向にドリフトしているときのABC制御について説明すると、動作点が正方向にドリフトしている場合(Vop<Va:Vaは正方向ドリフト時のバイアス電圧)、パイロット重畳信号と出力光信号のそれぞれの包絡線の位相は同じ位相になっている。
このことをパイロット信号で見れば、ABC部32で発振しているパイロット信号の位相と、O/E変換後の電気信号から抽出したパイロット信号の位相とは同位相となる。したがって、ABC部32は、位相比較結果が同位相と認識した場合には、現在印加しているバイアス電圧Vaを小さくする方向に制御することになる。
図7を用いて、負方向にドリフトしているときのABC制御について説明すると、動作点が負方向にドリフトしている場合(Vb<Vop:Vbは負方向ドリフト時のバイアス電圧)、パイロット重畳信号と出力光信号のそれぞれの包絡線の位相は逆の位相になっている。
このことをパイロット信号で見れば、ABC部32で発振しているパイロット信号の位相と、O/E変換後の電気信号から抽出したパイロット信号の位相とは逆位相となる。したがって、ABC部32は、位相比較結果が逆位相と認識した場合には、現在印加しているバイアス電圧Vbを大きくする方向に制御することになる。
このように、ABC部32では、内部で発振したパイロット信号と、フィードバックされてきたパイロット信号との位相比較を行うことにより、最適動作点に対する現在のバイアス電圧の相対位置を知ることができ、最適なバイアス電圧に調整するものである。なお、O/E変換後の電気信号に対して、パイロット信号の周波数成分が現れない場合には、MZ変調器2が最適動作していると認識できる。
次にシャットダウン制御について説明する。光送信装置1では、上位シャットダウン指示を受信すると、まず、MZ変調器2の動作点を変えて(バイアス電圧をボトム電圧とし)、光出力レベルを低下させ、その後にLD11に対する駆動電流を下げて、LD11の発光を停止させる。
ここで、LD11の発光停止を行うと(駆動電流を減少させると)、波長ずれが生じることが知られており、これはWDM伝送時には他チャネルに対して悪影響を与えるおそれがある。このため、光送信装置1のシャットダウンを行う際には、最初にMZ変調器2の光出力レベルを低下させておいてから(MZシャットダウン)、最後にLD11の発光停止を行うことで(LDシャットダウン)、光送信装置1の光出力を完全に停止させ、波長ずれの影響の低減化を図る。
図8はシャットダウン制御の動作手順を示すフローチャートである。
〔S1〕CPU部43は、上位シャットダウン指示を受信すると、半波長電圧検出部41で検出された半波長電圧Vπと、最適電圧検出部42で検出された最適電圧Vopとを受信し、ボトム電圧を算出する。
〔S2〕スイッチ51は、上位シャットダウン指示を受信すると、スイッチ端子をa端子からb端子へ切り替える。
〔S3〕CPU部43は、上位シャットダウン指示を受信すると、LDシャットダウン指示を生成し、APC部12へ送信する(MZシャットダウン後にLDシャットダウンが行われるように、LDシャットダウン指示の送信タイミングはあらかじめ認識しておく)。
〔S4〕ボトム電圧は、バイアスT回路52を介してMZ変調器2へ与えられ、MZ変調器2がシャットダウンする
〔S5〕APC部12は、LDシャットダウン指示を受信して、LD11への駆動電流を下げてLD11をシャットダウンする。
次にボトム電圧の算出処理について説明する。CPU部43において、ボトム電圧Vbottomは、半波長電圧Vπと最適電圧Vopから(半波長電圧Vπと最適電圧Vopはそれぞれ、CPU部43内部でA/D変換された後、ディジタル演算される)、Vbottom=Vop±Vπ/2で算出される。ここで、式中のプラス・マイナスの符号は、MZ変調器2のチャープ特性(光周波数が時間の関数として連続的に変化すること)によって決定する。
図9、図10はチャープ特性によって決まるボトム電圧の位置を示す図である。図9に対し、MZ変調器2のチャープ特性を示すパラメータであるチャープ係数が−αの場合、MZ変調器2の動作特性曲線は図のような曲線k1となり、このとき、ボトム電圧Vbottomは、Vbottom=Vop−Vπ/2で算出される。
また、図10に対し、MZ変調器2のチャープ特性を示すパラメータであるチャープ係数が+αの場合、MZ変調器2の動作特性曲線は図のような曲線k2となり、このとき、ボトム電圧Vbottomは、Vbottom=Vop+Vπ/2で算出される。なお、MZ変調器2のチャープ係数は固定であるため、使用するMZ変調器2のタイプによって、CPU部43は、ボトム電圧算出式中のプラス・マイナスの符号は、あらかじめ認識しておく。
次にシャットダウン制御の効果について説明する。図11はMZシャットダウンのタイミングチャートを示す図である。上位シャットダウン信号がイネーブルになってから、MZシャットダウンが完了するまでは(MZ変調器が消光レベルに落ちるまで)、従来ではループ制御により、MZ変調器の動作電圧がボトム電圧になるまで、ゆるやかに落ちていたので時間T1かかっていた。
一方、光送信装置1では、CPU部43で計算したボトム電圧が、MZ変調器2へ即時に与えられるので、上位シャットダウン信号がイネーブルになってから、MZシャットダウンが完了するまでは、CPU部43のボトム電圧算出の処理時間と、MZ変調器2にボトム電圧を印加してから消光するまでの時間とからなる時間T2であり、従来のシャットダウン制御に比べて、はるかに高速のシャットダウンを行うことが可能になる。
次にMZシャットダウンとLDシャットダウンを同時に実行する場合について説明する。図12は光送信装置の構成を示す図である。光送信装置1aは、図2で上述した光送信装置1と基本的な構成要素は同じである。構成上で異なる点は、上位シャットダウン指示が、スイッチ51とAPC部12へ入力する点である。
図13はシャットダウン制御の動作手順を示すフローチャートである。光送信装置1aでの、MZシャットダウンとLDシャットダウンを同時に行う際の動作フローである。
〔S11〕CPU部43は、一定時間間隔毎に受信した半波長電圧Vπと、最適電圧Vopとから周期的にボトム電圧を算出しておく(図2の光送信装置1のCPU部43では、上位からのシャットダウン指示を受信してから、ボトム電圧を算出するとしたが、図12の光送信装置1aのCPU部43では、周期毎に計算して、スイッチ51のb端子へ印加しておく)。
〔S12〕スイッチ51は、上位シャットダウン指示を受信すると、スイッチ端子をa端子からb端子へ切り替える。
〔S13a〕ボトム電圧は、バイアスT回路52を介してMZ変調器2へ与えられ、MZ変調器2がシャットダウンする。
〔S13b〕APC部12は、上位シャットダウン指示を受信して、LD11への駆動電流を下げてLD11をシャットダウンする。このような制御により、MZシャットダウンとLDシャットダウンを同時に行うことも可能である。
次に半波長電圧検出部41と最適電圧検出部42の回路構成と周辺接続関係について説明する。図14は半波長電圧検出部41と最適電圧検出部42の回路構成例を示す図である。半波長電圧検出部41に対する内部素子の接続関係は、バッファIC1の一方の入力端は電圧印加ラインP1と接続し、バッファIC1の出力端は、ダイオードD1のアノードと他方の入力端と接続する。ダイオードD1のカソードは、コンデンサC1の一端と抵抗R1の一端とCPU部43と接続する。コンデンサC1の他端と抵抗R1の他端はGNDと接続する。
最適電圧検出部42に対する内部素子の接続関係は、抵抗R2の一端は電圧印加ラインP1と接続し、抵抗R2の他端は、コンデンサC2の一端と抵抗R3の一端と接続する。抵抗R3の他端は、オペアンプIC2の一方の入力端と、抵抗R4の一端と、コンデンサC3の一端と接続する。オペアンプIC2の出力端は、抵抗R4の他端とコンデンサC3の他端と抵抗R5の一端と接続する。
抵抗R6の一端は、基準電圧Vrと接続し、抵抗R6の他端は、オペアンプIC2の他方の入力端とコンデンサC4の一端と接続する。抵抗R5の他端は、CPU部43と接続し、コンデンサC2とコンデンサC4の他端は、GNDと接続する。
また、MZ変調器2に設けられた信号電極22の一端には、バイアスT回路52からの電圧印加ラインP1が接続し、電圧印加ラインP1を分岐して、半波長電圧検出部41と最適電圧検出部42が接続する。信号電極22の他端は抵抗Rで終端される。
ここで、電圧印加ラインP1には、例えば、10Gb/s以上の入力データ信号を含むパイロット重畳信号が流れるので、この電圧印加ラインP1に対して、半波長電圧検出部41及び最適電圧検出部42の電圧検出ラインが接続すると、パイロット重畳信号に対して波形劣化や振幅変動を生じるおそれがある。
このため、あらかじめシミュレーション・ツールを用いて、電圧印加ラインP1周辺の信号パターンの最適化を行って、周波数特性の損失やインピーダンス値を許容範囲内に収めておくことが必要である。
光送信装置1aでは、実装設計のシミュレーションや実測によるパターンの最適化を行って、バッファIC1及びオペアンプIC2の入力端と電圧印加ラインP1との接続点は、ハイインピーダンスとなるようにして、パイロット重畳信号への悪影響をなくし、干渉劣化量を許容範囲内に収めておき、波形劣化や振幅変動の発生を防止している。
以上説明したように、光送信装置1aでは、MZ変調器2のボトム電圧を計算しておき、MZ変調器2へ直接印加することで、従来のようなフィルタ時定数に関係なく、高速シャットダウンを実行することが可能になる。
なお、上記では、半波長電圧Vπと最適電圧Vopを、それぞれの検出部で検出した後に、ボトム電圧を計算しているが、半波長電圧Vπについては、装置調整時にあらかじめ測定しておき、測定値をCPU部43内のメモリに記憶させておいてもよい。このとき、ボトム電圧算出時には、最適電圧検出部42で検出された最適電圧Vopと、記憶済みの半波長電圧Vπとを用いることになり、半波長電圧検出部41が不要となるので、回路規模の削減が可能になる。
次に波長切り替え部を有する光送信装置について説明する。図15は光送信装置の構成を示す図である。光送信装置1bは、図2で上述した光送信装置1と基本的な構成要素は同じである。異なる点は、波長切り替え部60を有し、上位からは波長切り替え指示が送信されて、CPU部43と波長切り替え部60で受信されるものである。
図16はシャットダウン制御の動作手順を示すフローチャートである。光送信装置1bに対し、波長切り替え指示を受けて実行するMZシャットダウン及びLDシャットダウンの動作フローを示している。
〔S21〕CPU部43は、波長切り替え指示を受信すると、MZシャットダウン指示を生成してスイッチ51へ送信し、LDシャットダウン指示を生成してAPC部12へ送信する。
〔S22〕CPU部43は、半波長電圧検出部41で検出された半波長電圧Vπと、最適電圧検出部42で検出された最適電圧Vopとを受信し、ボトム電圧を算出する。
〔S23〕スイッチ51は、MZシャットダウン指示を受信すると、スイッチ端子をa端子からb端子へ切り替える。
〔S24〕ボトム電圧は、バイアスT回路52を介してMZ変調器2へ与えられ、MZ変調器2がシャットダウンする
〔S25〕APC部12は、LDシャットダウン指示を受信して、LD11への駆動電流を下げてLD11をシャットダウンする。
〔S26〕波長切り替え部60は、波長切り替え指示を受信すると、一定時間遅延後に(MZシャットダウン及びLDシャットダウンの完了後に波長切り替えを行うように、MZシャットダウン及びLDシャットダウンに要する時間をあらかじめ認識しておく)、LD11に対して波長切り替えを行う。
〔S27〕CPU部43は、波長切り替え完了後に、MZシャットダウン及びLDシャットダウンの解除を行う。
次に波長切り替え部60について説明する。図17は波長切り替え部60の構成を示す図である。波長切り替え部60は、波長検出フィルタ61、PD62、I/V63、比較部64、ループフィルタ65、温度制御部66から構成される。
波長検出フィルタ61は、波長に応じて透過率が異なる光フィルタであり、LD11からの出力光(バック光)のフィルタリングを行う。PD62は、波長検出フィルタ61を透過した光を受光して電流に変換する。I/V63は、電流を電圧Vxに変換する。比較部64は、I/V63からの電圧Vxと、リファレンス電圧Vrefとを比較して、電圧の差に応じた信号を出力する。
ループフィルタ65は、比較部64からの出力信号を平滑化する。温度制御部66は、ループフィルタ65から出力された信号を受信して、出力電圧Vxとリファレンス電圧Vrefが等しくなるようにLD11の温度を制御する。
次に光送信装置1を適用したWDM伝送装置について説明する。図18はWDM伝送装置の構成を示す図である。WDM伝送装置1−1は、光送信制御部1−1a、波長多重化部1−1bから構成され、光送信制御部1−1aは、光送信部10−1〜10−nから構成される(光送信部は、図で上述した光送信装置に対応する)。
光送信部10−1〜10−nでは、波長切り替え指示をそれぞれ受信すると、内部に含まれるMZ変調器及びLDのシャットダウンを高速に行って所定の波長に切り替えて出力する。波長多重化部1−1bでは、光送信部10−1〜10−nから送信された異なる波長の光信号を受信して波長多重化処理を行って、WDM信号を生成し送信する。
(付記1) 光源と、
入力信号に応じた駆動電圧を発生する駆動回路と、
前記駆動電圧に応じて前記光源の出力光を変調し、信号光として出力する光変調器と、
前記光変調器の動作特性曲線のドリフトを検出し、動作点が前記動作特性曲線に対して一定の位置になるように前記光変調器のバイアス電圧を制御する動作点安定化回路と、
前記動作特性曲線の半波長電圧及び前記バイアス電圧より前記動作特性曲線のボトム電圧を算出するボトム電圧算出部とを備え、
前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力を抑制することを特徴とする光送信装置。
(付記2) 付記1記載の光送信装置であって、
前記信号光の出力をシャットダウンするときは、前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力を抑制した後に前記光源の出力をシャットダウンすることを特徴とする光送信装置。
(付記3) 付記1記載の光送信装置であって、
前記信号光の出力をシャットダウンするときは、前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力と前記光源の出力とを同時にシャットダウンすることを特徴とする光送信装置。
(付記4) 付記1記載の光送信装置であって、
前記光源の出力光の波長を変化させるときは、前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力を抑制後に出力光の波長を変化させることを特徴とする光送信装置。
(付記5) 付記1記載の光送信装置であって、
前記ボトム電圧算出部は、前記半波長電圧と、前記光変調器の最適動作時の前記バイアス電圧とを検出し、通常運用時に検出された前記半波長電圧と前記バイアス電圧とから、前記ボトム電圧を算出することを特徴とする光送信装置。
(付記6) 付記1記載の光送信装置であって、
前記ボトム電圧算出部は、装置調整時に測定された前記半波長電圧を記憶し、記憶した前記半波長電圧と、通常運用時に検出された前記光変調器の最適動作時の前記バイアス電圧とから、前記ボトム電圧を算出することを特徴とする光送信装置。
光送信装置の原理図である。 光送信装置の構成を示す図である。 MZ変調器の動作を説明するための図である。 MZ変調器の動作を説明するための図である。 MZ変調器の変調特性を示す図である。 動作点がずれた場合の変調特性を示す図である。 動作点がずれた場合の変調特性を示す図である。 シャットダウン制御の動作手順を示すフローチャートである。 チャープ特性によって決まるボトム電圧の位置を示す図である。 チャープ特性によって決まるボトム電圧の位置を示す図である。 MZシャットダウンのタイミングチャートを示す図である。 光送信装置の構成を示す図である。 シャットダウン制御の動作手順を示すフローチャートである。 半波長電圧検出部と最適電圧検出部の回路構成例を示す図である。 光送信装置の構成を示す図である。 シャットダウン制御の動作手順を示すフローチャートである。 波長切り替え部の構成を示す図である。 WDM伝送装置の構成を示す図である。 光変調器の構成を示す図である。 光変調器を有する従来の光送信装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 光送信装置
10 光出力部
11 光源
12 光パワー保持部
20 光変調部
2 光変調器
21 光導波路
24 カプラ
25 光/電気変換部
30 光変調器駆動部
31 低周波重畳部
32 バイアス制御部
40 ボトム電圧算出部
50 電圧選択部

Claims (5)

  1. 光源と、
    入力信号に応じた駆動電圧を発生する駆動回路と、
    前記駆動電圧に応じて前記光源の出力光を変調し、信号光として出力する光変調器と、
    前記光変調器の動作特性曲線のドリフトを検出し、動作点が前記動作特性曲線に対して一定の位置になるように前記光変調器のバイアス電圧を制御する動作点安定化回路と、
    前記動作特性曲線の半波長電圧及び前記バイアス電圧より前記動作特性曲線のボトム電圧を算出するボトム電圧算出部とを備え、
    前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力を抑制することを特徴とする光送信装置。
  2. 請求項1記載の光送信装置であって、
    前記信号光の出力をシャットダウンするときは、前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力を抑制した後に前記光源の出力をシャットダウンすることを特徴とする光送信装置。
  3. 請求項1記載の光送信装置であって、
    前記信号光の出力をシャットダウンするときは、前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力と前記光源の出力とを同時にシャットダウンすることを特徴とする光送信装置。
  4. 請求項1記載の光送信装置であって、
    前記光源の出力光の波長を変化させるときは、前記ボトム電圧算出部からの出力に基づき、前記光変調器の出力を抑制後に出力光の波長を変化させることを特徴とする光送信装置。
  5. 請求項1記載の光送信装置であって、
    前記ボトム電圧算出部は、装置調整時に測定された前記半波長電圧を記憶し、記憶した前記半波長電圧と、通常運用時に検出された前記光変調器の最適動作時の前記バイアス電圧とから、前記ボトム電圧を算出することを特徴とする光送信装置。
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