JPH07120710A - 光変調器および光変調装置 - Google Patents

光変調器および光変調装置

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JPH07120710A
JPH07120710A JP5270490A JP27049093A JPH07120710A JP H07120710 A JPH07120710 A JP H07120710A JP 5270490 A JP5270490 A JP 5270490A JP 27049093 A JP27049093 A JP 27049093A JP H07120710 A JPH07120710 A JP H07120710A
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optical
optical modulator
voltage
drift
light
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JP5270490A
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Hisao Kawashima
比佐夫 川島
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2203/00Function characteristic
    • G02F2203/21Thermal instability, i.e. DC drift, of an optical modulator; Arrangements or methods for the reduction thereof

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイアス電圧の制御を行なうことなく、DC
ドリフトに対処することができる光変調器を提供する。 【構成】 電気光学効果を用いた導波路型光変調器の一
方の光導波路221 上にその光導波路を加圧するための
圧電素子26を設け、これにより、2本の光導波路を伝
搬する光に位相差を付与できる構成とする。圧電素子2
6による位相差付与は、電界印加による位相差付与と
は、全く独立に機能するため、この光変調器によれば、
DCドリフトに対する補償を、バイアス電圧を制御する
ことなく行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光変調器および光変調
装置に係わり、特に、DCドリフトに対処する機能を備
えた光変調器および光変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量情報伝送の要求が高まり、
従来の光ファイバ通信システムを、さらに高速化するこ
とを目的として、半導体レーザーなどの光源からの光
を、外部で変調する光変調器の研究開発が盛んに進めら
れている。このような光変調器としては、電気光学効果
や、音響光学効果、磁気光学効果などのさまざまな物理
現象を利用したものが提案されている。このうち、電気
光学効果を利用した光変調器は、原理的に高速動作が可
能であるため、特に、その実用化のための研究が盛んに
なされている。
【0003】図3に、電気光学効果を利用した光変調器
である導波路型光変調器の概要を示す。また、図4に
は、そのA−A′断面を示してある。ここに示した導波
路型光変調器は、分岐干渉型光変調器やマッハツェンダ
型光変調器などと呼ばれるものであり、ニオブ酸リチウ
ム(LiNbO3 )結晶などの電気光学効果を有する基
板21上に、図示したような形状に光導波路22が形成
されたものである。光導波路22上には、バッファ層2
3を介して、電極24が設けられる。なお、光導波路2
1は、チタン(Ti)を熱拡散することにより形成さ
れ、バッファ層23は、酸化珪素(SiO2 )などを用
いて作製される。
【0004】この導波路型光変調器における光変調は、
以下に記すような原理で行われる。図示しない光源から
入射された入力光31は、分岐部32で分岐され、2本
の光導波路221 、222 を通過した後に、合流部33
で合流後、出力光34となる。このとき、電極241
242 を用いて、光導波路221 、222 に異なる電圧
を印加しておくと、2本の導波路の屈折率が異なるよう
になり、それらの導波路中を伝搬する光に位相差が生
じ、光の位相差に応じた干渉が合流部33で発生するこ
とになる。たとえば、2本の光導波路221 、222
伝搬する光に、半波長の位相差が生ずるように電圧を印
加すれば、光は出力されず、位相差がゼロとなるように
電圧を印加すれば、最大強度の出力が得られることにな
る。このような屈折率の制御による導波路型光変調器で
は、20GHz以上の高速変調が可能であることが既に
確認されている。
【0005】しかし、導波路型光変調器では、印加電圧
と光出力との関係(電圧・光出力特性)が、変調動作を
続けていると、ドリフトしてしまうという問題がある。
この現象はDC(direct current)ドリフトと呼ばれ、
電極に印加される変調信号の直流成分により、電極付近
に存在する可動イオンが移動することにより生ずるもの
と考えられている。
【0006】図5を用いて、DCドリフト、および、そ
れにより生ずる問題の説明を行う。通常、光導波路は図
3に示したように対称形状に作製されるため、電圧を印
加しない状態では、光の位相差はゼロになり、光出力は
最大となる。このため、作製直後には、M0 と符号を付
したような、印加電圧“V”がゼロであるときに最大出
力となる電圧・光出力特性を示す。この特性が、変調動
作を継続していると、M1 、M2 のように、経時的にド
リフトする現象がDCドリフトである。
【0007】実際の光信号送信時には、電圧・光出力特
性M0 における最大光出力が得られる電圧と最小光出力
が得られる電圧との間で変化する変調信号Sが電極に印
加される。このとき、DCドリフトにより、電圧・光出
力特性がM1 またはM2 のように変化していれば、その
結果として出力される光信号は、正常な出力プロファイ
ルであるP0 とは、異なるP1 、P2 のような歪んだも
のとなる。このように、DCドリフトが発生すると、光
信号に歪が生じ、その光信号を受信する側で正確な情報
(変調信号)の復調ができなくなってしまう。このた
め、このDCドリフトに対処することが、導波路型光変
調器の実用化のための重要な課題となっている。
【0008】DCドリフトに対処する技術の一つに、電
圧・光出力特性のドリフト量に応じて電極に供給する変
調信号を変化(ドリフト)させることにより、DCドリ
フトへ対処する技術がある。この技術では、たとえば、
光信号M0 ないしM2 の強度の時間平均が、DCドリフ
ト量に応じて変化することを利用して、DCドリフト量
を算出し、電圧・光出力特性がドリフトした分だけ、変
調信号に直流成分が加えられる。この制御は、以下のよ
うな制御回路により行われる。
【0009】図6に、DCドリフト量に応じて変調信号
の直流成分を制御する光変調装置の構成を示す。光変調
器41は、図3および図4を用いて説明した導波路型光
変調器であり、その光出力の一部は、光分岐回路42で
分岐され、受光素子43に入力されている。受光素子4
3は、受光した光信号の強度に応じた電気信号を平均値
検出回路44に出力し、平均値検出回路44は、その電
気信号の平均値を算出し、算出した平均値を電圧比較回
路45に出力する。
【0010】電圧比較回路45には、変調信号と電圧・
光出力特性が最適な関係にあるときに平均値検出回路4
4が検出する値と一致する基準電圧“EREF ”が供給さ
れており、電圧比較回路45は、その基準値“EREF
と平均値検出回路44の出力する平均値(電圧)の差に
応じた値をバイアス電圧発生回路46に出力する。バイ
アス電圧発生回路46は、その入力値に応じた分だけ、
発生するバイアス電圧を変化させ、変化させたバイアス
電圧を加算回路47に出力する。バイアス電圧は、加算
回路47で、変調信号入力端48から入力される変調信
号と加算され、光変調器41の電極に供給される。
【0011】光変調器の制御回路側でDCドリフトに対
処するものとして現在までに報告されている装置は、D
Cドリフト量の検出方法やバイアス電圧(変調信号の直
流成分)の供給方法に若干の違いがあるものの、全て、
バイアス電圧を変化させることにより、DCドリフトに
よる影響(光信号の歪み)が生じないようにするもので
ある。たとえば、特開昭59−17527号公報には、
変調入力信号のデューティ比の変化に対応させるため
に、変調入力信号と光変調信号のデューティ比を検出す
る手段を設けた装置が開示されているが、この装置で
も、DCドリフトへの対処は、やはり、バイアス電圧の
制御により行なわれている。
【0012】また、移動イオンの供給源となる導波路間
のバッファ層の除去により、DCドリフトの発生自体を
抑制することも試みられている。このような技術の一例
は、特開平4−23532に開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような、
バイアス電圧の制御によりDCドリフトに対処する光変
調装置では、ドリフトした電圧・光出力特性にバイアス
電圧を追従させることができる間は、光信号に歪みがな
い状態で変調が行える。しかし、DCドリフトによって
生ずるドリフト量は、バイアス電圧(変調信号の直流成
分)に依存する値であり、たとえば、バイアス電圧を上
昇させると、DCドリフトによるドリフト速度も上昇す
るといった現象が起こり得る。このため、このような制
御では、バイアス電圧を一定範囲内に収めるような制御
は行なえず、バイアス電圧の絶対値は常に大きくなる方
向に変化することになる。光変調器に印加できるバイア
ス電圧の最大値は、光変調器の絶縁耐圧から定まるた
め、従来の光変調装置では、バイアス電圧がその絶縁耐
圧を越えるまえに、一時変調動作を停止し、バイアス電
圧を再設定することが必要であった。このように従来の
光変調装置では、長期間、たとえば、光通信装置の動作
保証期間である10年間、にわたって変調動作をつづけ
ることができないといった問題があった。
【0014】また、電圧・光出力特性が電圧に対して周
期性を有することを利用して、バイアス電圧が所定の電
圧値を越えるごとに、バイアス電圧をその周期分マイナ
ス方向に再設定する方法もあるが、この場合も、再設定
時に信号断が発生することになり、安定した情報伝送が
行えないという問題が生ずる。
【0015】DCドリフトの発生自体を抑制することを
目的とした特開平4−235532号公報に記載の技術
では、DCドリフトの変化速度を低下できるといった効
果はあるものの、完全にDCドリフトの発生を抑えるこ
とは困難である。このため、正確な情報伝送を長期間に
渡って行なうためには、やはり、制御回路側で、何らか
のDCドリフトに対する補償を行う必要がある。
【0016】そこで本発明の目的は、バイアス電圧の制
御を行なうことなく、DCドリフトに対処することがで
きる光変調器を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、その光変調器を用い
た、長期にわたって安定した光変調を行える光変調装置
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入射された光を2つに分岐する分岐部と、分岐された光
をそれぞれ伝搬する2つの伝搬部と、それら伝搬部を伝
搬した光を合流させる合流部を有する光導波路と、光導
波路の2つの伝搬部にそれぞれ電圧を印加するための2
つの電極と、光導波路の少なくとも一方の伝搬部の一部
を加圧するための圧電素子とを具備する。
【0019】すなわち、請求項1記載の発明では、いわ
ゆる、マッハツェンダ型光変調器における、分岐後の2
本の光導波路の少なくとも一方に、その光導波路を加圧
するための圧電素子を設ける。圧電素子は、光弾性効果
を利用して、光に位相差を与える手段として機能する。
このように、電界による位相差の付与とは、独立に機能
する位相差付与手段が設けられているので、この光変調
器によれば、DCドリフトを変調信号(バイアス電圧)
を調整することなく補償することができる。
【0020】請求項2記載の発明は、入射された光を2
つに分岐する分岐部と、分岐された光をそれぞれ伝搬す
る2つの伝搬部と、それら伝搬部を伝搬した光を合流さ
せる合流部を有する光導波路と、光導波路の2つの伝搬
部にそれぞれ電圧を印加するための2つの電極と、光導
波路の少なくとも一方の伝搬部の一部を加圧するための
圧電素子とを備えた光変調器と、光変調器の出力する光
信号を分岐する光分岐回路と、光分岐回路が分岐した光
信号に応じた電気信号を出力する受光素子と、受光素子
の出力する電気信号の平均値を検出する平均値検出回路
と、平均値検出回路の検出した平均値が所定の基準値と
一致するように光変調器の圧電素子を制御する制御回路
とを具備する。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明である光変調器に圧電素子制御回路を付加したもので
ある。この光変調装置では、光分岐回路と受光素子およ
び平均値検出回路により、光変調器の出力の平均値をモ
ニターし、制御回路は、その平均値が、DCドリフトが
生じていないときの平均値である基準値と一致するよう
に圧電素子に供給する電圧を制御する。
【0022】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0023】図1に、本発明の一実施例における光変調
器の構成を示す。この光変調器は、図3で説明した光変
調器の一方の光導波路221 上に、その光導波路に電気
信号に応じた圧力が加えられるように、圧電素子25を
取り付けたものである。なお、この光変調器では、基板
21は、Zカットのニオブ酸リチウム結晶を、圧電素子
25としては、チタン酸ジルコン酸塩(PZT)を用い
ている。
【0024】この光変調器の基本動作を説明するため
に、再度、DCドリフトによって生ずる現象について記
述することにする。図5を用いて説明したように、DC
ドリフトは、光変調器の電圧・光出力特性がドリフトし
ていく現象である。ここで、光変調器内での光の位相差
に着目すれば、DCドリフトは、ある電圧の印加時に2
本の光導波路を伝搬する光の位相差が、期待する位相差
と異なってしまう現象ととらえることもできる。すなわ
ち、この位相差のずれを補償してやれば、DCドリフト
が発生しても、出力される光信号に歪が生じないように
することができる。実施例の光変調器は、この考えを基
に創作されたものであり、その動作は以下に示すような
ものである。
【0025】実施例の光変調器における、2本の光導波
路221 、222 を伝搬中の光に、電極24により位相
差が加えられるまでの動作は、図3を用いて説明した従
来の光変調器と同じである。従来の光変調器では、位相
差が与えられた2つの光は、そのまま合流され、外部に
対して出力される。しかし、実施例の光変調器では、一
方の光導波路221 上に圧電素子25が設けられている
ため、光導波路221を伝搬する光は、加圧された部分
(光弾性効果により屈折率が変化した部分)を伝搬した
後に、光導波路222 を伝搬してきた光と合流される。
このため、実施例の光変調器から出力される光の強度
は、電極24に印加された電圧と圧電素子25により加
えられる圧力に応じて、変化することになる。
【0026】このように、実施例の光変調器は、光に位
相差を与えるための2つの独立した手段を備えているた
め、電極24に印加する変調信号を制御を行なうことな
く、圧電素子25による光導波路の屈折率制御により、
DCドリフトに対処できる。また、この光変調器では、
圧電素子を一方の光導波路上だけに設けたが、両方の導
波路上に設けて、それらを総合的に制御することによ
り、2本の光導波路を伝搬する光に位相差を与えられる
ように構成してもよい。
【0027】この光変調器は、光変調装置内で以下に記
すような形態で使用される。
【0028】実施例の光変調器の最も簡単な使用形態
は、光変調器の圧電素子に電圧可変電源を直結するもの
である。この場合、その電圧可変電源を用いて圧電素子
に、変調信号を供給していない状態で最大光出力の半分
の光出力が得られるような電圧を供給しておく。このよ
うな電圧を供給しておくと、バイアス電圧(変調信号の
直流成分)がゼロになる。既に説明したようにDCドリ
フトによるドリフト量は、変調信号の直流成分と相関す
るため、バイアス電圧がゼロであれば、DCドリフトが
発生したとしても、そのドリフト量は小さなものとな
り、ドリフトの光信号に与える影響は僅かなものとな
る。このように、実施例の光変調器を用いれば、容易に
バイアス電圧をゼロに設定することができるので、電圧
可変電源を単に接続しただけも、長期間に渡って安定に
使用できる光変調装置を構成することができる。
【0029】さらに、正確なDCドリフトに対する補償
動作を行なわせるためには、光変調器に以下の示すよう
な制御回路を付加して光変調装置を構成すればよい。
【0030】図2に、図1に示した光変調器を使用した
光変調装置の構成の一例を示す。光変調装置は、光変調
器11と光分岐回路12と受光素子13と平均値検出回
路14と電圧比較回路15で構成される。光分岐回路1
2は、光変調器の出力する光信号の一部を受光素子13
に分岐する光回路であり、受光素子13は、受光した光
信号に応じた電気信号を平均値検出回路14に出力す
る。平均値検出回路14は、入力された電気信号の平均
を検出して電圧比較回路15に出力する。電圧比較回路
15には、DCドリフトが発生していないときの、平均
値検出回路14の出力と一致する基準電圧“EREF ”が
入力されており、電圧比較回路15は、この基準電圧と
平均値検出回路14の出力する平均値(電圧)との差に
応じた分、光変調器11の圧電素子26に供給している
電圧を変化させる。光変調のための変調信号35は、こ
れらの制御系とは、全く独立に、光変調器の電極14に
供給される。
【0031】この光変調装置におけるDCドリフト量
(位相差のずれ)の検出法は、従来例として図6を用い
て説明した制御回路のそれと同じであり、検出されたD
Cドリフト量に応じて、圧電素子に印加する電圧を制御
するよう、フィードバックループを構成しただけである
ので、その動作内容の説明は省略する。
【0032】なお、この光変調装置では、圧電素子を用
いたフィードバック制御時に、光導波路に加える圧力を
減少させることも必要となる。このため、圧電素子によ
る光導波路の加圧を、ある程度行った状態で、変調動作
を開始するようにしておくことが必要である。このと
き、変調開始時のバイアス電圧がゼロとなるようにして
おくことが望ましいが、バイアス電圧がゼロになるよう
に設定しなくとも、その動作に問題が生ずることはな
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
変調器によれば、光導波路の屈折率を制御するための圧
電素子が設けられているため、バイアス電圧を制御する
ことなく、DCドリフトにより生ずる光信号の歪を補正
することができる。
【0034】また、この光変調器を用いて請求項2記載
の光変調装置を構成すれば、自動的に、DCドリフトに
より生ずる光信号の歪を補正することができ、長期間に
わたって中断なく、情報伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による光変調器の構造を示す説
明図である。
【図2】図1に示した光変調器を用いた光変調装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図3】従来例によるマッハツェンダ型光変調器の構造
を示す説明図である。
【図4】図3のマッハツェンダ型光変調器のA−A′断
面図である。
【図5】電気光学効果を利用した光変調器の電圧・光出
力特性と光出力の関係を示す説明図である。
【図6】従来例のバイアス電圧を制御してDCドリフト
に対処する光変調装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11、41 光変調器 12、42 光分岐回路 13、43 受光素子 14、44 平均値検出回路 15、45 電圧比較回路 21 基板 22 光導波路 23 バッファ層 24 電極 25 圧電素子 31 入力光 32 分岐部 33 合流部 34 出力光 35 変調信号 46 バイアス電圧発生回路 47 加算回路 48 変調信号入力端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射された光を2つに分岐する分岐部
    と、分岐された光をそれぞれ伝搬する2つの伝搬部と、
    それら伝搬部を伝搬した光を合流させる合流部とを有す
    る光導波路と、 前記光導波路の2つの伝搬部にそれぞれ電圧を印加する
    ための2つの電極と、 前記光導波路の少なくとも一方の伝搬部の一部を加圧す
    るための圧電素子とを具備することを特徴とする光変調
    器。
  2. 【請求項2】 入射された光を2つに分岐する分岐部
    と、分岐された光をそれぞれ伝搬する2つの伝搬部と、
    それら伝搬部を伝搬した光を合流させる合流部を有する
    光導波路と、前記光導波路の2つの伝搬部にそれぞれ電
    圧を印加するための2つの電極と、前記光導波路の少な
    くとも一方の伝搬部の一部を加圧するための圧電素子と
    を備えた光変調器と、 前記光変調器の出力する光信号を分岐する光分岐回路
    と、 前記光分岐回路が分岐した光信号に応じた電気信号を出
    力する受光素子と、 前記受光素子の出力する電気信号の平均値を検出する平
    均値検出回路と、 前記平均値検出回路の検出した平均値が所定の値となる
    ように前記光変調器の圧電素子を制御する制御回路とを
    具備することを特徴とする光変調装置。
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