JP2006120244A - 半導体記憶装置および半導体記憶装置の制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置および半導体記憶装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 回路サイズの縮小化および消費電力の低減化が可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
【解決手段】 半導体記憶装置1はデータ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備える。第1メモリコアMC1に書き込まれたデータ「10101010」に書き換えを行い、データ「01010101」にする場合、データ書き込みは、所定論理値と逆の論理値「1」の書き込みが含まれるため、消去動作が必要とされ、データ書き込みに制限が発生する。ここで消去動作を行う代わりに、ポインタメモリPMに記憶されたポインタ値を書き換えることで、選択されるメモリコアを第2メモリコアMC2(データ「11111111」)切り替える動作が行われる。該書き換え後のポインタ値により選択される第2メモリコアMC2に対し、改めてデータ書き込みが行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関するものであり、特に、回路サイズの縮小化が可能な不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
各種半導体集積回路においては、各種設定値の保持用として不揮発性半導体記憶装置を備える場合がある。図7は従来技術における不揮発性半導体記憶装置の内部ブロック図である。メモリアレイを構成する各ワ−ド線W1〜W4は、消去時に負の電圧を印加する負電圧印加回路NEGに接続されている。消去電圧印加回路EDは、消去時に正の電圧を印加する一方、読出し及び書込み動作時には共通ソ−ス線CSを回路の接地電位0Vに接続する。次に、消去動作について説明する。消去動作は、メモリセルの制御ゲ−トに負の電圧、ソ−スに正の電圧を印加して、この正負電圧の電位差によって浮遊ゲ−トに保持されている電子をファウラ−・ノルトハイム・トンネル放出によってソ−ス領域へ引き抜く方式で行なわれる。消去電圧印加回路ED、負電圧印加回路NEGにはその動作電圧として電源電圧Vccが供給される。
尚、上記の関連技術として特許文献1、2が開示されている。
特開2002−118187号公報 特開2002−83872号公報
しかしながら、上記の背景技術においては、消去時に負の電圧を印加する負電圧印加回路NEGおよび消去電圧印加回路EDが必要とされる。そして負電圧印加回路NEGは容量を内蔵しており、回路サイズが大きくなる。すると負電圧印加回路NEGによって、不揮発性半導体記憶装置の回路サイズ縮小化が妨げられ、また省電力化を図れないため問題である。特に、マイコンLSIのモード設定値や、PLL(Phase−Locked Loop)用LSIのクロック周波数設定値などの、少ない情報量を記憶する不揮発性半導体記憶装置では、メモリセル数が少なくて済むため不揮発性半導体記憶装置の回路サイズが小さくなる。すると不揮発性半導体記憶装置の全体の回路面積に対して、負電圧印加回路が占める面積の割合が大きくなるため、負電圧印加回路等の存在によって不揮発性半導体記憶装置の回路サイズの縮小化が図れない問題がより深刻化し問題である。
本発明は前記背景技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、回路サイズの縮小化および消費電力の低減化が可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、第1の発明に係る半導体記憶装置は、データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備え、各々独立してアクセス制御の対象とされる複数のメモリコアと、不揮発性メモリセルを備え、アクセス制御の対象となるメモリコアを選択するポインタとを備えることを特徴とする。
メモリコアは、データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備え、各々独立してアクセス制御の対象とされる。データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルとは、例えば所定論理値「0」のみが書き込み可能なセルが挙げられる。例えば、1から0へのデータ書き込みのみが可能であり、0から1への書き込みが不可能なフラッシュメモリセル等である。ポインタは不揮発性メモリセルを備える。ポインタは、アクセス制御対象となるメモリコアを選択する。ポインタにより選択されたメモリコアに対して、データ読み出しやデータ書き込み等のアクセス制御が行われる。
ここで例えばデータ書き込み時において、論理値「0」が書き込まれているメモリセルに対し、所定論理値と逆の論理値である「1」のデータ書き込みが必要になる場合を説明する。この場合には書き込みが制限されるため、ポインタによって、論理値「1」が書き込まれている別のメモリコアを選択すればよい。するとデータ上では、メモリコアに保持された論理値が「0」から「1」へ書き換えられた事と同様にみなすことができる。
これにより、擬似的にデータ上で所定論理値と逆の論理値を書き込むことを可能としながら、データ書き込みが所定論理値に制限されないために必要な回路(フラッシュメモリにおける消去動作用回路等)を不要とすることが可能となる。よって、大きな回路面積を占める消去動作用回路等が不要となるため、半導体記憶装置の回路サイズの縮小化および省電力化を図ることが可能となる。
本発明によれば、データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備える不揮発性半導体記憶装置において、回路サイズの縮小化および省電力化を図った半導体記憶装置を提供することが可能となる。特に、半導体集積回路に備えられる設定値記憶用メモリに代表される、少ない情報量を記憶する不揮発性半導体記憶装置においてより回路サイズの縮小化を図ることが可能となる。
以下、本発明の半導体記憶装置および半導体記憶装置について具体化した実施形態を図1乃至図6に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明の第1実施形態を図1を用いて説明する。図1に第1実施形態に係る半導体記憶装置1を示す。半導体記憶装置1は、ポインタ部2、メモリセル部3、スイッチ部4を備える。
ポインタ部2は、ポインタメモリPM、ポインタ書き込み用カラムセレクタ13、ポインタ用ロウドライバ12、トランジスタTr1およびTr2、センスアンプSA1およびSA2、データ保持部DL1およびDL2、ポインタ用デコーダ11を備える。ポインタメモリPMは、(メモリコアの数−1)ビット分のフラッシュメモリセルC1およびC2を備える。フラッシュメモリセルC1はトランジスタTr1を介して書き込み用高電圧VHに接続される。トランジスタTr1のゲートは、ポインタ書き込み用カラムセレクタ13に接続される。またフラッシュメモリセルC1は、ポインタ用ロウドライバ12およびセンスアンプSA1に接続される。センスアンプSA1は、データ保持部DL1を介してポインタ用デコーダ11に接続される。ポインタ用デコーダ11のアンドゲートAND1乃至AND3からは、選択信号S1乃至S3が出力される。またフラッシュメモリセルC2もフラッシュメモリセルC1と同様にして接続されるため、ここでは説明を省略する。
メモリセル部3は、トランジスタTr11乃至Tr13、メモリコア書き込み用カラムセレクタ18、書き込み用デコーダDC1乃至DC3、第1メモリコアMC1乃至第3メモリコアMC3、メモリコア用ロウドライバ17、メモリコア用ロウセレクタ16、第1セレクタSS1乃至第3セレクタSS3、読み出し用センスアンプ15を備える。第1メモリコアMC1乃至第3メモリコアMC3の各ワード線は、メモリコア用ロウセレクタ16およびメモリコア用ロウドライバ17に接続される。第1メモリコアMC1の各ビット線は、書き込み用デコーダDC1、トランジスタTr11を介して書き込み用高電圧VHに接続されると共に、第1セレクタSS1を介して読み出し用センスアンプ15に接続される。読み出し用センスアンプ15からは読み出しデータDOUTが出力される。なお、図1中のメモリコアMC1乃至MC3およびポインタメモリPMにおいて、黒で塗りつぶした丸はフラッシュメモリセルを表している。また第2メモリコアMC2、第3メモリコアMC3も、第1メモリコアMC1と同様の接続構造を備えるため、ここでは説明を省略する。
スイッチ部4は、書き込みスイッチSW1および読み出しスイッチSW2を備える。ポインタ用デコーダ11から出力される選択信号S1乃至S3は、書き込みスイッチSW1を介して、それぞれトランジスタTr11乃至Tr13に入力される。また選択信号S1乃至S3は、読み出しスイッチSW2を介して、それぞれ第1セレクタSS1乃至第3セレクタSS3に入力される。
なお本発明に係る半導体記憶装置1では、フラッシュメモリセルの消去動作に必要な負電圧回路が備えられていない。よってポインタメモリPMのフラッシュメモリセルC1およびC2、第1メモリコアMC1乃至第3メモリコアMC3に備えられるフラッシュメモリセルは、プログラム動作(ビット1から0への書き換え)のみが可能とされ、消去動作(ビット0から1への書き換え)は不可とされる。
第1実施形態に係る半導体記憶装置1の動作を説明する。半導体記憶装置1は、8ビットメモリで最低3回書き換え可能なタイプの一例である。ここで、ビット線BL1乃至BL3のうち、ビット線BL1に対応するメモリセルに着目する。半導体集積回路の内部状態を設定する設定値(マイコンLSIのモード設定値、PLL(Phase−Locked Loop)用LSIのクロック周波数など)を、条件出しをしながら所定範囲内で最適化する場合の動作について説明する。書き込みが行われていない初期状態においては、第1メモリコアMC1乃至第3メモリコアMC3のフラッシュメモリセル、およびポインタメモリPMのフラッシュメモリセルC1およびC2は全て「1」の状態とされる。
1つ目の設定値である、データ「11111010」が書き込まれる場合を説明する。ポインタメモリPMに記憶されたポインタ値(C1、C2)は(1、1)である。ポインタ値はセンスアンプSA1およびSA2、データ保持部DL1およびDL2を介してポインタ用デコーダ11に入力される。アンドゲートAND1からハイレベルの選択信号S1が出力され、アンドゲートAND2およびAND3からローレベルの選択信号S2およびS3が出力される。また書き込み動作が行われているため、当該書き込み動作に応じるように、書き込みスイッチSW1が導通、読み出しスイッチSW2が非導通状態とされる。するとハイレベルの選択信号S1がトランジスタTr11のゲートに入力され、Tr11が導通状態とされ、書き込み用高電圧VHが書き込み用デコーダDC1に印加される。
メモリコア書き込み用カラムセレクタ18によって、入力データ「11111010」に応じた書き込み用デコーダDC1のトランジスタが導通状態とされる。またメモリコア用ロウセレクタ16によってビット線BL1が選択され、ポインタ用ロウドライバ12によってビット線BL1に高電圧が印加される。これにより、データ書き込み時には、ポインタ値(1、1)によって書き込み先のメモリコアとして第1メモリコアMC1が選択される。そして第1メモリコアMC1のビット線BL1に対応するフラッシュメモリセルに、データ「11111010」が書き込まれる。
第1メモリコアMC1に書き込まれたデータを読み出す場合を説明する。ポインタメモリPMに記憶されたポインタ値(C1、C2)は(1、1)であるため、ポインタ用デコーダ11からはハイレベルの選択信号S1が出力される。また読み出し動作が行われているため、当該読み出し動作に応じて、書き込みスイッチSW1が非導通、読み出しスイッチSW2が導通状態とされる。よってハイレベルの選択信号S1が第1セレクタSS1に入力され、各トランジスタが導通状態とされるため、第1メモリコアMC1に書き込まれたデータ「11111010」が読み出し用センスアンプ15に入力される。これにより、データ読み出し時には、ポインタ値(1、1)によって、読み出し元のメモリコアとして第1メモリコアMC1が選択される。そして読み出し用センスアンプ15からは、データ「11111010」が読み出しデータDOUTとして出力される。読み出しデータDOUTは、各種設定値としてLSI等の動作を制御するパラメータに用いられる。
以上より、ポインタ部2は、ポインタメモリPMに書き込まれたポインタ値に応じて、同一のメモリコアである第1メモリコアMC1を、データ書き込み先およびデータ読み出し元として選択することが分かる。またスイッチ部4は、データ書き込み先として第1メモリコアMC1が選択されるときには、第1メモリコアMC1と書き込み用高電圧VHとの経路を導通状態とし、データ読み出し元として第1メモリコアMC1が選択されるときには、第1メモリコアMC1からのデータ出力経路を導通状態とする動作を行うことが分かる。
次に、第1メモリコアMC1に書き込まれたデータ「11111010」に1回目の書き換えを行い、2つ目の設定値であるデータ「10101010」にする場合を説明する。この場合、データ書き込みは、全て所定論理値「0」の書き込みであるため、プログラム動作のみで可能であり、消去動作は不要である。よってデータ書き込みに制限が発生しないため、同一のメモリセルである第1メモリコアMC1に対してデータの上書きが可能とされ、ポインタメモリPMのポインタ値(C1、C2)は(1、1)のままでよい。そして前述した書き込み動作と同様にして、第1メモリコアMC1のビット線BL1に対応するフラッシュメモリセルに対して、データ「10101010」が上書きされる。詳しい書き込み動作については前述の通りであるため、ここでは省略する。
次に、第1メモリコアMC1に書き込まれたデータ「10101010」に2回目の書き換えを行い、3つ目の設定値であるデータ「01010101」にする場合を説明する。この場合、データ書き込みは、所定論理値と逆の論理値「1」の書き込みが含まれるため、消去動作が必要とされ、データ書き込みに制限が発生する。ここで本発明に係る半導体記憶装置1では、消去動作を行う代わりに、ポインタメモリPMに記憶されたポインタ値を書き換えることで、選択されるメモリコアを切り替える動作が行われる。
まず、ポインタ書き込み用カラムセレクタ13でトランジスタTr1が導通状態とされ、書き込み用高電圧VHがフラッシュメモリセルC1に印加される。またポインタ用ロウドライバ12によって、高電圧がフラッシュメモリセルC1、C2に印加される。これにより、ポインタメモリPMに記憶されたポインタ値(C1、C2)が、(1、1)から(0、1)に書き換えられることで、第1メモリコアMC1に代えて第2メモリコアMC2(データ「11111111」)が選択される。
ポインタ値(0、1)に応じて、アンドゲートAND2からはハイレベルの選択信号S2が出力され、アンドゲートAND1およびAND3からはローレベルの選択信号S1およびS3が出力される。また3つ目の設定値の書き込み動作に応じて、書き込みスイッチSW1が導通、読み出しスイッチSW2が非導通状態とされる。するとハイレベルの選択信号S2によりTr12が導通状態とされ、書き込み用高電圧VHが書き込み用デコーダDC2に印加される。
メモリコア書き込み用カラムセレクタ18によって、入力データに応じた書き込み用デコーダDC1のトランジスタが導通状態とされる。メモリコア用ロウセレクタ16によってビット線BL1が選択され、ポインタ用ロウドライバ12でビット線BL1に高電圧が印加される。そして、第2メモリコアMC2のビット線BL1に対応するフラッシュメモリセルが、データ「11111111」からデータ「01010101」に書き換えられる。
すなわちポインタ部2は、選択されている第1メモリコアMC1の不揮発性メモリセルにデータ書き込みを行うに際して、データ書き込みにより書き込まれるデータが全て所定論理値「0」である場合には、第1メモリコアMC1にデータの上書きを行う。一方、データ書き込みにより書き込まれるデータの少なくとも1ビットが前記所定論理値と逆の論理値「1」である場合には、ポインタ部2のフラッシュメモリセルC1が「0」に書き換えられた上で、該書き換え後のポインタ部2により選択される第2メモリコアMC2に対し、データ書き込みを改めて行う。これにより、ポインタ部2によって、選択されるメモリコアを第1メモリコアMC1から第2メモリコアMC2(初期値「11111111」)へ切り替えることで、擬似的に消去動作を行うことが可能となる。そして消去動作が行われた上で、新たなデータ書き込みがされた事と同様にみなすことができる。
第2メモリコアMC2に書き込まれたデータ「01010101」を読み出す場合を説明する。ポインタメモリPMに記憶されたポインタ値は(0、1)であるため、ポインタ用デコーダ11からはハイレベルの選択信号S2が出力される。またデータの読み出し動作に応じて、書き込みスイッチSW1が非導通、読み出しスイッチSW2が導通状態とされる。するとハイレベルの選択信号S2が第2セレクタSS2に入力され、各トランジスタが導通状態とされるため、第2メモリコアMC2に書き込まれたデータが読み出し用センスアンプ15に入力される。読み出し用センスアンプ15からは、データ「01010101」が読み出しデータDOUTとして出力される。読み出しデータDOUTは、半導体集積回路等の動作を制御する各種設定値として用いられる。このようにしてデータ読み出し時においても、ポインタ部2によって第2メモリコアMC2が選択される。
以下同様にして、第3メモリコアMC3をアクセス制御対象として選択するには、ポインタメモリPMに記憶されたポインタ値(C1、C2)を(0、0)に書き換えればよい。なお、書き換えの詳細な動作についてはここでは説明を省略する。なお、ポインタメモリPMは、少なくとも(メモリコアの数−1)ビット分のメモリセル(2ビット)を備えるため、半導体記憶装置1は少なくともメモリコアの数の回数分(3回)は書き換えが可能とされる。
以上詳細に説明したとおり、第1実施形態に係る半導体記憶装置1によれば、データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを用いる場合において、擬似的に所定論理値と逆の論理値を書き込むことが可能となる。よって、データ書き込みが所定論理値に制限されないために必要な回路(消去動作用回路等)を不要としながら、データ書き込みに制限がない不揮発性メモリセルと同様の書き込み動作を行うことが可能となる。そして消去動作用回路等が大きな回路面積を占める場合には、当該回路を不要とすることで、半導体記憶装置の回路サイズの縮小化を図ることが可能となる。
例えばフラッシュメモリにおいては、消去動作(論理値「0」に「1」を書き込む動作)が可能なメモリセルを構成するためには、容量を備えるため大きな回路面積を必要とする負電圧印加回路が必要である。しかし本発明を用いれば、負電圧印加回路を不要としながら、擬似的に消去動作を行うことが可能となる。そして、本発明におけるポインタと複数のメモリコアとが占める面積が、負電圧印加回路が占める面積に比して小さい場合には、半導体記憶装置の回路サイズの縮小化を図ることが可能となる。特に、不揮発性半導体記憶装置の書き換え回数が少なくなるほど備えるべきメモリコアの数が少なくて済み、また半導体記憶装置の記憶容量が小さくなるほどメモリコアの面積が小さくなる。よってメモリコアが占める面積が、負電圧印加回路が占める面積に比してより小さくなるため、当該負電圧印加回路を不要とすることによる回路サイズの縮小化の効果が顕著に得られる。ここで、記憶容量や書き換え回数が少ない不揮発性半導体記憶装置としては、例えば半導体集積回路内部の各種設定記憶用のメモリが挙げられる。
本発明の第2実施形態を図2を用いて説明する。図2に第2実施形態に係る半導体記憶装置1aを示す。半導体記憶装置1aは、第1実施形態の半導体記憶装置1と比して、書き込み用メモリコアセレクタ5を備え、スイッチ部4を取り除いた構成を備える。書き込み用メモリコアセレクタ5には、データ書き込み先のメモリコアを選択するためのコントロール信号CT1およびCT2が入力される。書き込み用メモリコアセレクタ5から出力される書き込み用メモリコア選択信号W1乃至W3は、それぞれトランジスタTr11乃至Tr13のゲートに入力される。ポインタ用デコーダ11から出力される選択信号S1およびS3は、それぞれ第1セレクタSS1乃至第3セレクタSS3に入力される。その他の構成については第1実施形態の半導体記憶装置1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
半導体記憶装置1aの動作を説明する。第2実施形態は、メモリコアMC1乃至MC3に、LSI等の内部状態を設定する複数の候補値をあらかじめ書き込んでおき、ポインタ部2で該候補値の何れかを設定値として選択することが可能な実施形態である。このときポインタ部2は、読み出し先のメモリコアを選択する読み出しポインタとして機能する。
第1候補値乃至第3候補値をあらかじめメモリコアに書き込む動作を説明する。第1候補値を第1メモリコアMC1書き込む場合、書き込み用メモリコアセレクタ5に入力されるコントロール信号(CT1、CT2)が(1、1)とされる。このとき書き込み用メモリコアセレクタ5からは、ハイレベルの書き込み用メモリコア選択信号W1、およびローレベルの書き込み用メモリコア選択信号W2、W3が出力される。ハイレベルの選択信号W1がトランジスタTr11のゲートに入力され、Tr11が導通状態とされ、書き込み用高電圧VHが書き込み用デコーダDC1に印加される。またメモリコア書き込み用カラムセレクタ18によって、入力データに応じた書き込み用デコーダDC1のトランジスタが導通状態とされ、メモリコア用ロウセレクタ16によってビット線BL1が選択され、ポインタ用ロウドライバ12でビット線BL1に高電圧が印加される。これにより、第1メモリコアMC1に第1候補値が書き込まれる。
次に第2候補値および第3候補値をそれぞれ第2メモリコアMC2、第3メモリコアMC3に書き込む場合には、コントロール信号(CT1、CT2)をそれぞれ(0、1)、(0、0)とする。そして第1候補値の書き込みと同様の動作が行われることにより、第2候補値および第3候補値が、第2メモリコアMC2および第3メモリコアMC3に書き込まれる。なお、くわしい書き込み動作の内容はここでは省略する。
半導体集積回路の試験時等において、第1メモリコアMC1乃至第3メモリコアMC3に書き込まれた第1乃至第3候補値から、何れかの候補値を選択して設定値とする動作を説明する。初期状態のポインタメモリPMのポインタ値(C1、C2)は(1、1)であるため、ポインタ用デコーダ11からはハイレベルの選択信号S1が出力される。ハイレベルの選択信号S1が第1セレクタSS1に入力されると、第1メモリコアMC1に書き込まれた第1候補値が、読み出し用センスアンプ15を介して読み出しデータDOUTとして出力される。
第1候補値に基づいて半導体集積回路の機能試験が行われ、第1候補値が設定値として不適切であると判断されると、次に設定値を第2候補値に切り替える動作が行われる。ポインタ書き込み用カラムセレクタ13でトランジスタTr1が導通状態とされ、書き込み用高電圧VHがフラッシュメモリセルC1に印加される。またポインタ用ロウドライバ12によって、高電圧がフラッシュメモリセルC1、C2に印加される。これにより、ポインタ値(C1、C2)が(0、1)に書き換えられることで、読み出し元として選択されるメモリコアが、第1メモリコアMC1から第2メモリコアMC2に切り替えられる。ポインタ値(0、1)に応じて、ポインタ用デコーダ11からはハイレベルの選択信号S2が出力される。当該ハイレベルの選択信号S2が第1セレクタSS1に入力されると、第2メモリコアMC2に書き込まれた第2候補値が、読み出し用センスアンプ15を介して、読み出しデータDOUTとして出力される。
以下同様にして、第2メモリコアMC2に書き込まれた第2候補値が適切でないことが判明した場合には、ポインタ値(C1、C2)が(0、0)に書き換えられることで、第3メモリコアMC3に書き込まれた第3候補値を読み出す動作が行われる。これにより、順次ポインタメモリPMのポインタ値をインクリメントすれば、第1メモリコアMC1から第3メモリコアMC3の順に、不可逆な所定順序で選択して候補値の読み出し動作を行うことができる。
以上詳細に説明したとおり、第2実施形態に係る半導体記憶装置1aによれば、半導体集積回路の内部状態を設定する設定値を、所定範囲内の複数の候補値から選択することができる。すなわち、複数のメモリコアに候補値をあらかじめ書き込み、ポインタ部2を読み出しポインタとして用いて、メモリコアから候補値を不可逆な所定順序で選択して読み出すことができる。これにより、メモリコアへの候補値の書き込みと、メモリコアからの設定値の読み出しの動作を別々に行うことができる。
よって、候補値が定まっている場合には、あらかじめメモリコアへ当該候補値を書き込んでおくことにより、条件出し時にその都度設定値を書き込む手間を省くことが可能となる。そして例えば、半導体記憶装置1aを備えた半導体集積回路の工場出荷時において、半導体集積回路の各種設定値の候補値を何種類か書き込んでおき、ユーザの使用時において使用条件に合わせて候補値から設定値を選択する場合には、ユーザ側にとっては選択動作をするだけであるため、書き込みにかかる時間を節約することが可能となる利点が得られる。
本発明の第3実施形態を図3、図4を用いて説明する。図3に第3実施形態に係る半導体記憶装置1bを示す。半導体記憶装置1bは、取り扱うデータのビット幅を8ビットと16ビットとで可変にできる装置である。半導体記憶装置1bは、第1実施形態のポインタ部2およびメモリセル部3と比して、異なる構成を有するポインタ部2aおよびメモリセル部3aを備える。ポインタ部2aは、ポインタメモリPM2、ポインタ書き込み用カラムセレクタ13a、ポインタ用ロウドライバ12a、トランジスタTr1a乃至Tr4a、センスアンプSA1a乃至SA4a、データ保持部DL1a乃至DL4a、ポインタ用デコーダ11aを備える。ポインタメモリPM2はフラッシュメモリセルC1乃至C4を備える。フラッシュメモリセルC1乃至C3はポインタ値記憶用のセルであり、フラッシュメモリセルC4はビット幅切り替え信号記憶用のセルである。フラッシュメモリセルC1乃至C4は、センスアンプSA1a乃至SA4a、データ保持部DL1a乃至DL4aを介して、ポインタ用デコーダ11aに接続される。ポインタ用デコーダ11aには、ポインタメモリ信号P1乃至P3およびビット幅切り替え信号CH1が入力される。そしてポインタ用デコーダ11aから出力される選択信号S1乃至S4は、スイッチ部4および出力セレクタ32に入力される。
メモリセル部3aは、第1実施形態(図1)のメモリセル部3に比して、第1読み出し用センスアンプ30、第2読み出し用センスアンプ31、出力セレクタ32、トランジスタTr14、書き込み用デコーダDC4、第4メモリコアMC4、第4セレクタSS4を別途備える。第1セレクタSS1および第3セレクタSS3の出力端子は第1読み出し用センスアンプ30に接続され、第2セレクタSS2およびSS4の出力端子は第2読み出し用センスアンプ31に接続される。出力セレクタ32には、第1読み出し用センスアンプ30、第2読み出し用センスアンプ31、ポインタ用デコーダ11aの出力端子が接続される。出力セレクタ32からは読み出しデータDOUT1が出力され、第2読み出し用センスアンプ31からは読み出しデータDOUT2が出力される。その他の構成については第1実施形態の半導体記憶装置1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
第3実施形態に係る半導体記憶装置1bの動作を、図4を用いて説明する。取り扱うデータのビット幅を16ビットにするときには、フラッシュメモリセルC4を「1」にし、ビット幅切り替え信号CH1を「1」とする。ここでポインタメモリ信号P1が「1」のときを説明する。このとき図4に示すように、選択信号S1およびS2がハイレベル、選択信号S3およびS4がローレベルとされる。よってポインタ部2aは、ポインタメモリPM2に書き込まれたポインタ値に応じて、第1メモリコアMC1および第2メモリコアMC2を、データ書き込み先およびデータ読み出し元の同一メモリコアとして選択する動作を行う。
データ書き込み時においては、スイッチ部4によってトランジスタTr11およびTr12が導通状態とされ、第1メモリコアMC1に上位8ビット、第2メモリコアMC2に下位8ビットの分のデータが書き込まれる。またデータ読み出し時においては、スイッチ部4によって第1セレクタSS1および第3セレクタSS3が導通状態とされ、第1読み出し用センスアンプ30に上位8ビット、第2読み出し用センスアンプ31に下位8ビットの分のデータが読み出される。出力セレクタ32は、入力される選択信号S1乃至S4に応じて、第1読み出し用センスアンプ30から入力されるデータを読み出しデータDOUT1として出力する。また第2読み出し用センスアンプ31からは、読み出しデータDOUT2が出力される。読み出しデータDOUT1は上位8ビット、読み出しデータDOUT2は下位8ビットのデータをそれぞれ表している。
またデータのビット幅が16ビットのときに、第1メモリコアMC1および第2メモリコアMC2に書き込まれたデータに、所定論理値と逆の論理値「1」の書き込みが含まれるような書き換えを行う場合を説明する。このとき消去動作を行う代わりに、選択されるメモリコアを、第1メモリコアMC1および第2メモリコアMC2から、第3メモリコアMC3および第4メモリコアMC4に切り替える動作が行われる。切り替え動作は、ポインタメモリPM2のフラッシュメモリセルC1に「0」が書き込まれ、ポインタメモリ信号P1が「0」とされることで行われる。このとき図4に示すように、選択信号S1およびS2がローレベル、選択信号S3およびS4がハイレベルとされる。よってポインタ部2aは、第1メモリコアMC1および第2メモリコアMC2に代えて、データ「11111111」が保持されている第3メモリコアMC3および第4メモリコアMC4を、データ書き込み先およびデータ読み出し元の同一メモリコアとして選択する動作を行う。その後第3メモリコアMC3および第4メモリコアMC4に新たなデータが書き込まれる。これにより、データのビット幅が16ビットのときにおいても、負電圧印加回路を不要としながら、消去動作(論理値「0」に「1」を書き込む動作)が可能なメモリセルを構成することが可能となる。
なお、取り扱うデータのビット幅を8ビットにするときには、フラッシュメモリセルC4を「0」にし、ビット幅切り替え信号CH1を「0」とすればよい。このときは図4に示すように、ポインタメモリ信号P1乃至P3の値に応じて、選択信号S1乃至S4の何れか1つがハイレベルとなるように制御される。よってポインタ部2aは、ポインタメモリPM2に書き込まれたポインタ値に応じて、第1メモリコアMC1乃至第4メモリコアMC4の何れか1つを、データ書き込み先およびデータ読み出し元の同一メモリコアとして選択する動作を行う。また出力セレクタ32は、選択信号S1乃至S4に応じて、第1セレクタSS1および第3セレクタSS3が選択される場合には、第1読み出し用センスアンプ30から入力されるデータを読み出しデータDOUT1として出力する。一方、第2セレクタSS2および第4セレクタSS4が選択される場合には、第2読み出し用センスアンプ31から入力されるデータを読み出しデータDOUT1として出力する。その他の詳しい動作については第1実施形態に係る半導体記憶装置1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上詳細に説明したとおり、第3実施形態に係る半導体記憶装置1bによれば、取り扱うデータのビット幅を16ビットと8ビットとに可変に扱うことが可能となる。よって半導体集積回路の設定値のビット幅が変更される場合にも、レチクル変更等によらず、ポインタメモリPM2の値を書き換えるだけでよいため、安価かつ迅速で柔軟な対応が可能となる。
本発明の第4実施形態を図5、図6を用いて説明する。第4実施形態は、ポインタ部2aから入力されるポインタ値以外の信号で、メモリコアの選択をすることが可能な実施形態である。第4実施形態に係る半導体記憶装置は、第3実施形態の半導体記憶装置1bのポインタ用デコーダ11aに代えて、図5に示すポインタ用デコーダ11bを備える構成を有する。ポインタ用デコーダ11bには、ポインタ部2aの外部から、外部選択信号I1乃至I4およびポインタ切り替え信号CH2が入力され、またデータ保持部DL1a乃至DL3aから出力されるポインタメモリ信号P1乃至P3が入力される。そしてポインタ用デコーダ11bからは、選択信号S1乃至S4が出力される。
図6の表に示すように、ポインタ切り替え信号CH2が「0」のときは、ポインタ用デコーダ11bは、ポインタメモリ信号P1乃至P3に応じて選択信号S1乃至S4を出力する。すなわちポインタメモリ信号P1乃至P3が(1、1、1)のときは、選択信号S1がハイレベルとされる。またポインタメモリ信号P1乃至P3が(0、1、1)のときは、選択信号S2がハイレベルとされる。よって第3実施形態と同様にして、ポインタメモリPM2のフラッシュメモリセルC1乃至C3に保持されるポインタ値に応じて、アクセス制御されるメモリセルが選択される動作が行われる。
一方、ポインタ切り替え信号CH2が「1」のときは、ポインタ用デコーダ11bは、外部選択信号I1乃至I4に応じて選択信号S1乃至S4を出力する。すなわち選択信号値が(1、0、0、0)のときは選択信号S1がハイレベルとされて第1メモリコアMC1が選択され、ポインタ値が(0、1、0、0)のときは選択信号S2がハイレベルとされて第2メモリコアMC2が選択される。よって、ポインタメモリPM2のポインタメモリセルに保持されるポインタ値に関わらず、アクセス制御されるメモリコアを外部選択信号I1乃至I4によって選択することが可能となる。
すなわち、データ書き込みが所定論理値に制限されるフラッシュメモリセルをポインタメモリPM2に用いると、メモリコアの選択が不可逆な所定順序に制限されるため、前の設定値に戻ることができず、条件出しが困難である。しかし第4実施形態に示すように、外部選択信号によってポインタメモリの値に関わらずアクセス先のメモリコアを選択できる形態とすれば、自由にメモリコアを選択できるため、前の設定値に戻ることも可能であり、設定値の条件出しが可能となる。そして条件出しで得られた設定値が書き込まれたメモリセルを、ポインタメモリPM2で選択するように、ポインタメモリを書き換えればよい。
これにより、例えば機能評価時において、外部選択信号によりアクセス先のメモリコアを自由に選択して設定値を求める条件出しステップと、求められた設定値をポインタメモリに書き込んで保持する設定ステップとを設けることが可能となる。そしてこの場合においても、消去動作用回路等を不要とすることができるため、半導体記憶装置の回路サイズの縮小化を図ることが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。本実施形態で用いられる不揮発性メモリセルは、プログラム動作のみ可能なフラッシュメモリセルであるとしたが、これに限られず、例えばフューズでもよい。フューズもデータ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルの一例であることは言うまでもない。そしてフューズを用いる場合においても、負電圧印加回路を不要としながら、擬似的に消去動作を行うことが可能となり、当該負電圧印加回路を不要とすることによる回路サイズの縮小化の効果が得られることは言うまでもない。
また本実施形態で用いられる不揮発性メモリセルは、ポインタメモリに応じてワード線が選択されるとしたが、この形態に限られない。本発明の全ての実施形態において、ビット線とワード線とを入れ替えても同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、第3実施形態に係る半導体記憶装置1bによれば、取り扱うデータのビット幅を16ビットと8ビットと2通りとしたが、この形態に限られない。半導体記憶装置に記憶される設定値に応じて、24ビット、32ビットなど、ビット幅を変更できることは言うまでもない。なおこのとき、最低書き換え可能な回数は、ビット幅とメモリコア数との関係で定まる。例えば半導体記憶装置1bでは、取り扱うデータを8ビット幅とするときは、メモリコア数と同数の最低4回が書き換えが可能回数となり、また取り扱うデータを16ビット幅とするときは、最低2回が書き換えが可能回数となる。このようにして、メモリセル数が一定である場合に、読み出しビット幅をxビット、2xビット、4xビット・・・と増加させる場合には、最低書き換え可能回数が、y回、y/2回、y/4回・・・と減少する。
また第2実施形態に係る半導体記憶装置1aでは、第1メモリコアMC1から第3メモリコアMC3の順に、不可逆な所定順序で選択して候補値の読み出し動作を行うとしたが、ここでメモリコアには全て異なる候補値が書き込まれるとは限られず、少なくとも1つの候補値について、同じ値が書き込まれているメモリコアを複数備えるとしてもよい。そして互いに異なる候補値が保持されるメモリコアを、不可逆な所定順序で選択して設定値を選択する条件出しステップと、条件出しステップにおける試験結果に応じて、何れか1つの候補値を設定値として選択する設定ステップとを備えるとしてもよい。
例えば、第1候補値が第1メモリコアMC1と第3メモリコアMC3に書き込まれ、第2候補値が第2メモリコアMC2に書き込まれるとしてもよい。この場合、ポインタメモリPMのポインタ値を(1、1)(0、1)の順に書き換えることで、第1候補値と第2候補値とについて機能試験を行い、どちらの値が最適であるかを試験する条件出しステップが行われる。次に、当該条件出しステップにおける試験結果に応じて、何れか1つの候補値を設定値として選択する設定ステップが行われる。すなわち、第2候補値が最適である試験結果が得られた場合には、ポインタ値を(0、1)のままとして第2候補値を設定値として選択し、第1候補値が最適である試験結果が得られた場合には、ポインタ値を(0、0)に書き換えて第3メモリコアMC3に書き込まれた第1候補値を設定値として選択する。これにより、複数のメモリコアに候補値をあらかじめ書き込み、メモリコアを不可逆な所定順序で選択して候補値を読み出すことで、各種設定値を設定する場合においても、候補値から最適な候補値を条件出しすることが可能となる。
また第2実施形態に係る半導体記憶装置1aでは、メモリコアMC1乃至MC3のメモリセルはポインタメモリセルであるとしたが、1回限り書き込み可能なロムであってもよく、あらかじめ候補値を書き込んでおくことが可能であることは言うまでもない。
なお、スイッチ部4は選択部の一例、ポインタ部2および2aはポインタの一例である。
ここで、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1) データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備え、各々独立してアクセス制御の対象とされる複数のメモリコアと、
前記不揮発性メモリセルを備え、前記アクセス制御の対象となる前記メモリコアを選択するポインタと
を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記2) 前記不揮発性メモリセルは、プログラム動作のみ可能なフラッシュメモリセルであることを特徴とする付記1に記載の半導体記憶装置。
(付記3) 前記ポインタに備えられる前記不揮発性メモリセルのビットパタンに応じて、前記メモリコアが識別されることを特徴とする付記1に記載の半導体記憶装置。
(付記4)前記ポインタは、
前記データ書き込み時およびデータ読み出し時に、同一の前記メモリコアを選択することを特徴とする付記1に記載の半導体記憶装置。
(付記5) 選択されている前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みを行うに際して、
前記データ書き込みにより書き込まれるデータが全て前記所定論理値である場合には、前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みが行われ、
前記データ書き込みにより書き込まれるデータの少なくとも1ビットが前記所定論理値と逆の論理値である場合には、前記ポインタの前記不揮発性メモリセルが書き換えられた上で、該書き換え後の前記ポインタにより選択される他の前記メモリコアに対し、前記データ書き込みが行われることを特徴とする付記4に記載の半導体記憶装置。
(付記6)前記ポインタは読み出しポインタであり、
該読み出しポインタは、内部状態を設定する設定値を所定範囲内の複数の候補値から選択するにあたり、複数の前記候補値があらかじめ書き込まれている複数の前記メモリコアから、少なくとも何れか1つの前記メモリコアを選択することを特徴とする付記3に記載の半導体記憶装置。
(付記7) 少なくとも1つの前記候補値について、同じ値が書き込まれている前記メモリコアを複数備えることを特徴とする付記6に記載の半導体記憶装置。
(付記8) 前記ポインタは、少なくとも(前記メモリコアの数−1)ビット分の前記不揮発性メモリセルを備えることを特徴とする付記3に記載の半導体記憶装置。
(付記9) データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備える複数のメモリコアを備える半導体記憶装置の制御方法において、
選択されている前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みを行うに際して、
前記データ書き込みにより書き込まれるデータが全て前記所定論理値である場合には、前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みが行われ、
前記データ書き込みにより書き込まれるデータの少なくとも1ビットが前記所定論理値と逆の論理値である場合には、他の前記メモリコアに対し、前記データ書き込みが行われることを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
(付記10) データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備える複数のメモリコアを備える半導体記憶装置の制御方法において、
内部状態を設定する設定値を所定範囲内の複数の候補値から選択するにあたり、
複数の前記メモリコアに複数の前記候補値をあらかじめ書き込み、
前記メモリコアを不可逆な所定順序で選択して読み出し動作を行うことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
(付記11) 少なくとも1つの前記候補値について、同じ値が書き込まれている前記メモリコアを複数備え、
互いに異なる前記候補値が保持される前記メモリコアを、前記不可逆な所定順序で選択し、該候補値に基づいて試験を行う条件出しステップと、
前記試験結果に応じて選択された何れか1つの前記候補値と同じ値を備える前記メモリコアを選択して、該候補値を前記設定値とする設定ステップと
を備えることを特徴とする付記10に記載の半導体記憶装置の制御方法。
第1実施形態に係る半導体記憶装置1を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置1aを示す図である。 第3実施形態に係る半導体記憶装置1bを示す図である。 半導体記憶装置1bの動作を示す図である。 ポインタ用デコーダ11bを示す図である。 ポインタ用デコーダ11bの動作を示す図である。 従来技術における不揮発性半導体記憶装置の内部ブロック図である。
符号の説明
1a、1b 半導体記憶装置
2、2a ポインタ部
3、3a メモリセル部
4 スイッチ部
5 書き込み用メモリコアセレクタ
11、11a、11b ポインタ用デコーダ
C1乃至C4 フラッシュメモリセル
DOUT、DOUT1、DOUT2 読み出しデータ
MC1 第1メモリコア
MC2 第2メモリコア
MC3 第3メモリコア
MC4 第4メモリコア

Claims (10)

  1. データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備え、各々独立してアクセス制御の対象とされる複数のメモリコアと、
    前記不揮発性メモリセルを備え、前記アクセス制御の対象となる前記メモリコアを選択するポインタと
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記不揮発性メモリセルは、プログラム動作のみ可能なフラッシュメモリセルであることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記ポインタに備えられる前記不揮発性メモリセルのビットパタンに応じて、前記メモリコアが識別されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ポインタは、
    前記データ書き込み時およびデータ読み出し時に、同一の前記メモリコアを選択することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 選択されている前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みを行うに際して、
    前記データ書き込みにより書き込まれるデータが全て前記所定論理値である場合には、前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みが行われ、
    前記データ書き込みにより書き込まれるデータの少なくとも1ビットが前記所定論理値と逆の論理値である場合には、前記ポインタの前記不揮発性メモリセルが書き換えられた上で、該書き換え後の前記ポインタにより選択される他の前記メモリコアに対し、前記データ書き込みが行われることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ポインタは読み出しポインタであり、
    該読み出しポインタは、内部状態を設定する設定値を所定範囲内の複数の候補値から選択するにあたり、複数の前記候補値があらかじめ書き込まれている複数の前記メモリコアから、少なくとも何れか1つの前記メモリコアを選択することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  7. 少なくとも1つの前記候補値について、同じ値が書き込まれている前記メモリコアを複数備えることを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記ポインタは、少なくとも(前記メモリコアの数−1)ビット分の前記不揮発性メモリセルを備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  9. データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備える複数のメモリコアを備える半導体記憶装置の制御方法において、
    選択されている前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みを行うに際して、
    前記データ書き込みにより書き込まれるデータが全て前記所定論理値である場合には、前記メモリコアの前記不揮発性メモリセルに前記データ書き込みが行われ、
    前記データ書き込みにより書き込まれるデータの少なくとも1ビットが前記所定論理値と逆の論理値である場合には、他の前記メモリコアに対し、前記データ書き込みが行われることを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
  10. データ書き込みが所定論理値に制限される不揮発性メモリセルを備える複数のメモリコアを備える半導体記憶装置の制御方法において、
    内部状態を設定する設定値を所定範囲内の複数の候補値から選択するにあたり、
    複数の前記メモリコアに複数の前記候補値をあらかじめ書き込み、
    前記メモリコアを不可逆な所定順序で選択して読み出し動作を行うことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
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