JP2006120191A - 情報再生装置、情報再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の情報再生装置では、記録層の切り替わり箇所で無効な情報まで先読み処理で読み出しを行ってしまうため、情報の読み出しに要する時間が長くなっていた。
【解決手段】読み出し中の記録媒体上の位置を示すアドレスと、記録層の切り替わり発生箇所アドレスとを比較し、その比較結果に基づき、記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、情報の読み出しを中断するかを制御するように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】読み出し中の記録媒体上の位置を示すアドレスと、記録層の切り替わり発生箇所アドレスとを比較し、その比較結果に基づき、記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、情報の読み出しを中断するかを制御するように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出す情報再生装置および情報再生方法に関するものである。
複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出す情報再生装置の従来例として、ハードディスク装置や光ディスク装置があげられる。これらの装置はいずれも情報を読み出す際に、まず記録媒体上の情報を読み出そうとする位置にヘッドあるいは光ピックアップ等のアクセス手段を移動する時間(以下、シーク時間とする)が必要である。一般に、これらの情報再生装置では、シーク時間をできるだけ減らし、情報の読み出しに要する時間を短縮するために、読み出しを要求される可能性が高いと予測される情報をあらかじめ読み出しバッファに格納する処理(以下、先読み処理とする)を実施している。
また、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出す情報再生装置の従来例として、再生しようとする情報が記録されている記録層に対応してそれぞれ個別のバッファ手段を備えて、読み出し要求された情報が存在する記録層で先読み処理を行い、その層に対応するバッファ手段に情報を格納する情報再生装置などがある(例えば、特許文献1参照。)。
図9は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出す従来の情報再生装置のブロック図を示すものである。図9において、従来の情報再生装置は、記録媒体1上の情報を再生しようとする位置にアクセスするアクセス手段2と、アクセス手段2を制御するアクセス制御手段3と、アクセス手段2によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段4と、再生処理手段4によって出力された情報を格納する第1バッファ手段8、第2バッファ手段9と、アクセス制御手段3、再生処理手段4を制御するシステム制御手段7とで構成されている。
このような情報再生装置においては、読み出そうとする情報が存在する記録層を調査し、アクセス制御手段3でアクセス手段2を読み出そうとする情報が存在する記録層、記録位置に移動させ、情報の読み出しを開始し、アクセス手段2から出力される情報に対して再生処理手段3で増幅、復調、誤り訂正等を行い、その出力を読み出している情報の記録層に対応する第1バッファ手段8、あるいは第2バッファ手段9に格納するように制御を行っている。さらに、次に読み出し要求された情報が現在読み出し中の情報が記録されている記録層とは異なる記録層に記録されている場合、先読み処理を中断し、アクセス制御手段3でアクセス手段2を新たに読み出そうとする情報が存在する記録層、記録位置に移動させ、再び情報の読み出しを行い、これまで情報を格納していたバッファ手段とは異なる方のバッファに情報を格納するように制御を行っている。
図10,図11は、従来の情報再生装置で複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出す時の動作例を示した図である。図10、図11の(a)は記録媒体上での記録状態を示しており、数字は読み出し要求される順番を示している。記録媒体の記録層0では内周側から外周側に向かって記録され、記録層1では外周側から内周側に向かって記録されている場合を例に挙げている。また、図10,図11の(b)はそれぞれの場合の再生処理動作の状況を時系列に示している。この図10,図11を用いながら、従来の情報再生装置の動作について説明する。
従来の情報再生装置で、図10(a)のような記録状態の記録媒体から情報を再生すると、図10(b)に示すように、まず情報1に対する再生要求を受けて、記録層0上で情報1が記録されている位置までアクセス手段2を移動させ、情報1の読み出しを開始する。情報1の読み出しが完了すれば、情報1の出力を行う。同時に情報の読み出し処理は先読み処理として継続させ、情報2、情報5,情報6が順次先読みされ、記録層0用の第1バッファ手段8に格納される。情報1の出力が完了すると、続けて情報2の再生要求を受けるが、既に記録層0用の第1バッファ手段8に情報2が格納されているので、すぐに情報2の出力を行う。
情報2の出力が完了すると、続けて情報3の再生要求を受ける。情報3は情報1,2とは異なる記録層に記録されているため、記録層0上で行っていた先読み処理を中断し、記録層を移動し、移動後に記録層1内で情報3の記録されている位置まで移動し、情報3の読み出しを開始する。情報3の読み出しが完了すれば、情報3の出力を行う。同時に情報の読み出し処理は先読み処理として継続させ、情報4、情報7,情報8が順次先読みされ、記録層1用の第2バッファ手段9に格納される。情報3の出力が完了すると、続けて情報4の再生要求を受けるが、既に記録層1用の第2バッファ手段9に情報4が格納されているので、すぐに情報4の出力を行う。
情報4の出力が完了すると、続けて情報5の再生要求を受ける。情報5は情報3,4とは異なる記録層に記録されているため、記録層0用の第1バッファ手段8の内容を確認する。既に情報5は記録層0用の第1バッファ手段8に格納されているので、すぐに情報5の出力を行う。同時に、情報5が存在する記録層に移動し、記録層0用の第1バッファ手段8に対する先読み処理を続けるため、情報9の位置に移動し、情報9の読み出しを開始する。情報5の出力が完了すると、続けて情報6の再生要求を受けるが、既に記録層0用の第1バッファ手段8に情報6が格納されているので、すぐに情報6の出力を行う。
図11(b)についても、記録媒体上での記録状態が異なるだけで動作は同じである。
上述のように、従来の情報再生装置では、同一記録層内の情報の読み出しに関しては、情報が連続記録されている場合には、先読み処理が有効に機能し、シーク時間を短縮することができる。
また、複数の記録層にわたって記録されている情報の読み出しに関しては、図10(a)に示すように読み出そうとする情報が、記録層が頻繁に切り替わって記録されているような状況であれば、最初の記録層の切り替わり箇所では先読み処理が有効に機能しないが、2回目以降の記録層の切り替わり箇所では先読み処理が有効に機能し、シーク時間を短縮することができる。
特開平11−16269号公報
しかしながら、複数の記録層を有する記録媒体に映像や音声情報(以下、AVデータと示す)を記録する場合、再生時のリアルタイム性を強く要求される情報であるために、同一記録層内の記録に関してはできるだけ連続的に記録され、異なる記録層にわたる記録に関しては、できるだけ記録層の切り替わり箇所を少なく、かつ記録層の切り替わり箇所では、記録層の移動のみで、記録層の移動後の記録層内での移動はほとんどない状態で、次の情報位置になるように記録されていることが一般的である。具体的には、図11(a)のような記録状態になる。
従来の情報再生装置では、このようなAVデータの読み出しにおいて、同一記録層内の情報の読み出しに関しては、情報が連続記録されている場合には、先読み処理が有効に機能し、シーク時間を短縮することができる。しかし、複数の記録層にわたって記録されている情報の読み出しに関しては、最初の記録層の切り替わり箇所では、先読み処理が有効に機能せず、さらに記録層切り替わり前に先読み処理をしているために、記録層の移動に加えて、記録層移動後の記録層内での移動も増加してしまい、記録層の切り替わり箇所でシーク時間を要してしまうという課題があった。
本発明は、かかる課題を解決し、複数の記録層を有する記録媒体に記録されたAVデータを読み出す際に、記録層切り替わり箇所でも、有効に先読みを機能させ、シーク時間を短縮することが可能な情報再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報再生装置は、複数の記録層を有する記録媒体にアクセスするアクセス手段と、アクセス手段を制御するアクセス制御手段と、アクセス手段によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段と、再生処理手段によって出力された情報を格納するバッファ手段と、バッファ手段に格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段と、アドレス比較手段にアドレスを設定し、アドレス比較手段によって出力される比較結果に基づき、記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定し、アクセス制御手段、再生処理手段を制御するシステム制御手段とを備えて、構成している。
本発明は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出す情報再生装置および情報再生方法において、情報読み出し時の最初の記録層の切り替わり箇所でも、有効に先読み処理を機能させ、シーク時間を短縮することができる効果がある。
本発明の請求項1に記載の発明は複数の記録層を有する記録媒体にアクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段を制御するアクセス制御手段と、前記アクセス手段によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段と、前記再生処理手段によって出力された情報を格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段にアドレスを設定し、前記アドレス比較手段によって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定し、前記アクセス制御手段、前記再生処理手段を制御するシステム制御手段とを備えるものである。
請求項2に記載の発明は、複数の記録層を有する記録媒体にアクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段を制御するアクセス制御手段と、前記アクセス手段によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段と、前記再生処理手段によって出力された情報を格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段にアドレスを設定し、前記アドレス比較手段によって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動するかを決定し、前記アクセス制御手段、前記再生処理手段を制御するシステム制御手段とを備えるものである。
請求項3に記載の発明は、複数の記録層を有する記録媒体にアクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段を制御するアクセス制御手段と、前記アクセス手段によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段と、前記再生処理手段によって出力された情報を格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段にアドレスを設定し、前記アドレス比較手段によって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動し、情報の読み出しを再開するかを決定し、前記アクセス制御手段、前記再生処理手段を制御するシステム制御手段とを備えるものである。
請求項4及び10に記載の発明は、記録媒体上に記録されている記録層移動アドレスを読み出し、アドレス比較手段に設定するものである。
請求項5及び11に記載の発明は、記録媒体上に記録されている記録層最終記録位置アドレスを読み出し、アドレス比較手段に設定するものである。
請求項6及び12に記載の発明は、記録媒体上に記録されているユーザー情報連続記録領域の最終アドレスを読み出し、アドレス比較手段に設定するものである。
請求項7に記載の発明は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定するシステム制御ステップを有するものである。
請求項8に記載の発明は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動するかを決定するシステム制御ステップを有するものである。
請求項9に記載の発明は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動して情報の読み出しを再開するかを決定するシステム制御ステップを有するものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1における情報再生装置のブロック図を示す。はじめに、図1を参照しながら、実施の形態1の情報再生装置の構成について説明を行う。
図1に、本発明の実施の形態1における情報再生装置のブロック図を示す。はじめに、図1を参照しながら、実施の形態1の情報再生装置の構成について説明を行う。
1は複数の記録層を有する記録媒体で、DVDやCDに代表される光ディスクや、ハードディスクに相当するが、媒体の種類や形態はこれらに限定されるものではない。少なくとも複数層の記録領域からなるものであればよい。記録媒体1上には映像音声情報などのデータの他に、記録層の切り替わりの可能性があるアドレス情報が記録されている。なお本実施の形態では、記録層の切り替わりの可能性があるアドレス情報を記録してあるが、記録層移動アドレスの情報であっても構わない。また、記録層の切り替わり箇所が記録層の最終位置のみであるような記録状態の記録媒体であれば、記録層の最終記録位置を示すアドレスの情報であっても構わない。さらに、ユーザー情報を連続的に記録している領域が複数存在するような記録状態の記録媒体であれば、記録媒体上に記録されているユーザー情報記録領域の最終入りを示すアドレスの情報であっても構わない。
2は記録媒体1にアクセスするアクセス手段で、例えば記録媒体1が光ディスクの場合は、光ピックアップなどの光学信号読み取り手段で、記録媒体1がハードディスクなどの磁気媒体の場合はヘッドに相当するが、これらに限定されるものではない。
3はアクセス手段2を制御するアクセス制御手段、4はアクセス手段3によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段、5は再生処理手段4によって出力された情報を格納するバッファ手段、6はバッファ手段5に格納された情報の中からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段である。
7はアドレス比較手段6にアドレスを設定し、アドレス比較手段6によって出力される比較結果に基づき、記録媒体1からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定し、アクセス制御手段3、再生処理手段4を制御するシステム制御手段7である。
次に、実施の形態1の情報再生装置の動作について説明を行う。図2は実施の形態1の情報再生装置の処理のフローチャートを示す図である。以下の実施の形態1の説明において、図2を用いながら説明する。
まず、アクセス制御手段3,アクセス手段2を制御し、記録媒体1から情報を読み出す準備を行う(図2ステップ1)。次に、記録媒体1から記録層の移動が発生する可能性があるアドレス情報を読み出し、比較アドレスとしてアドレス比較手段6に設定する(図2ステップ2)。
次に、現在情報の読み出し動作中であるかどうかをチェックする(図2ステップ3)。情報読み出し中でなければ、情報読み出し要求が有るかどうかをチェックする(図2ステップ8)。情報読み出し要求がなければ再び情報読み出し中かどうかのチェックを行う(図2ステップ3)。
情報読み出し動作中かどうかのチェック(図2ステップ3)において、情報読み出し動作中と判断した場合、アドレス比較手段6の結果を取得する(図2ステップ4)。次に、アドレス比較手段6の比較結果が一致か不一致かをチェックし(図2ステップ5)、不一致の場合はそのまま情報の読み出しを継続する(図2ステップ6)。比較結果が一致の場合は、記録層の移動が発生する可能性がありと判断し、アクセス制御手段3、再生処理手段4に対して、情報の読み出しを中断するように制御をかけて、情報の読み出しを中断し、その位置で待機する(図2ステップ7)。
情報読み出し要求のチェック(図2ステップ8)において情報読み出し要求有りと判断した場合、読み出し要求された情報がバッファ手段5に格納されているかどうかをチェックする(図2ステップ9)。バッファ手段5に要求された情報が格納されていなければ、アクセス手段3を制御して、アクセス手段2を記録媒体1上の読み出そうとする情報の位置へ移動させる(図2ステップ10)。次に、移動が完了すると記録媒体1からの情報の読み出しを開始し、アクセス手段2からの出力を再生処理手段4で増幅、復調、エラー訂正を行い、再生処理手段4の出力はバッファ手段5に格納する(図2ステップ11)。
読み出し要求された情報がバッファ手段5に格納されているかどうかのチェック(図2ステップ9)において、既にバッファ手段5に要求された情報が格納されていた場合、要求された情報をバッファ手段5から出力する(図2ステップ12)。
次に、バッファ手段5にまだ情報を格納するだけの空きがあるかどうかをチェックし(図2ステップ13)、空きがなければ、アクセス制御手段3、再生処理手段4に対して、情報の読み出しを中断するように制御をかけて、情報の読み出しを中断し、その位置で待機する(図2ステップ14)。バッファ手段5に情報を格納するだけの空きがあれば、現在情報の読み出し動作中かどうかをチェックする(図2ステップ15)。もし、情報の読み出し動作が既に動作中であれば、引き続き情報読み出し動作を継続する(図2ステップ16)。もし、情報の読み出し動作中でなければ、バッファ手段5に格納されている情報の続きの情報の先読み処理を実行するために、アクセス手段3、再生処理手段4を制御し、バッファ手段5へ先読みした情報を格納する(図2ステップ17)。
次に、アドレス比較手段6の動作について、図3を用いて説明する。まずバッファ手段4に格納された情報の中からアドレス情報を抽出し(図3ステップ1)、事前に保持していた比較アドレスと一致するかどうか比較し(図3ステップ2)、その比較結果をシステム制御手段7に通知する(図3ステップ3、図3ステップ4)。
次に、図4(a)に示すような記録媒体上の記録状態である情報を読み出す場合の実施の形態1の情報再生装置の動作について、図4(b)を用いて説明する。
図4の(a)は記録媒体上での記録状態を示しており、数字は読み出し要求される順番を示している。記録媒体の記録層0では内周側から外周側に向かって記録され、記録層1では外周側から内周側に向かって記録されている場合を例に挙げている。また、図4の(b)は再生処理動作の状況を時系列に示している。記録層の切り替わり箇所での動作を中心に説明するため、情報5から読み出し要求されている場合を例に挙げて説明する。
まず、情報の読み出しに先立ち、記録層の切り替わりの可能性があるアドレスをアドレス比較手段6に設定する。
まず情報5に対する読み出し要求を受けて、記録層0上で情報5が記録されている位置までアクセス手段2を移動させ、情報5の読み出しを開始する。情報5の読み出しが完了すれば、情報5の出力を行う。同時に情報の読み出し処理は先読み処理として継続させ、情報6の情報を先読みする。情報6の先読みが完了した時点でアドレス比較手段6から比較一致の結果が出力され、ここで先読み処理を中断し、記録層0の情報6の終了位置付近で待機する。次に、情報6の再生要求を受けるが、既にバッファ手段5に情報6が格納されているので、すぐに情報6の出力を行う。
情報6の出力が完了すると、続けて情報7の再生要求を受ける。情報7は情報5,6とは異なる記録層に記録されているため、記録層0から記録層1へ記録層間を移動する。記録層1上での情報7の開始位置は、記録層0上の情報6の終了位置とほぼ同じであり、先読み処理を記録層0の情報6の終了位置付近で中断待機していたことから、情報7の読み出し開始は、記録層移動後、記録層1内での移動をほとんど行わずに開始することができる。
情報7の読み出しが完了すれば、情報7の出力を行う。同時に情報の読み出し処理は先読み処理として継続させ、情報8、情報9,情報10と順次先読みされ、バッファ手段5に格納される。情報7の出力が完了すると、続けて情報8の再生要求を受けるが、既にバッファ手段5に情報8が格納されているので、すぐに情報8の出力を行う。
図11(b)に、同様の記録状態の情報を従来の情報再生装置で読み出した場合の処理状況を示しているが、図11(b)と比べて、本発明の実施の形態1の情報再生装置では、記録層の切り替わり箇所での層内移動の時間が従来の情報再生装置に比べて、短縮できていることがわかる。すなわち、従来の先読みでは、図11(b)に示すように記録層0の先読み時、先読みが必要な情報5及び6とともに、先読みが不要な情報A及びBも先読みしてしまい、無駄な記録層内移動が生じてしまう。これに対して、本実施の形態は、図4に示すように、たとえ記録層0に先読みが不要な情報A及びBが記録されていたとしても、情報5及び6の先読み後、情報A及びBにはアクセスせずに記録層1へ移動する。これにより、先読みが必要な情報5及び6のみ先読みすることができ、無駄な記録層内移動を無くすことができる。
以上のように、本実施の形態1によれば、記録層の切り替わりの可能性があるアドレスを事前にアドレス比較手段6に設定しておき、情報読み出し中にアドレス比較手段6で読み出し中のアドレスと設定されたアドレスを比較し、アドレス比較手段6の結果に基づき、比較結果が不一致の場合は記録媒体1からの情報の読み出しを継続し、比較結果が一致の場合は記録媒体1からの情報の読み出しを停止し、その位置で待機するようにシステム制御手段7がアクセス制御手段3,再生処理手段4を制御する。
これにより、複数の記録層を有する記録媒体上で複数の記録層にまたがって記録されている情報を読み出す場合でも、無効な情報に対する先読み処理を実施せず、情報の読み出しに要する時間を短縮することが可能である。
なお、実施の形態1と類似したつぎのような実施の形態も考えられる。
この実施の形態のブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じ構成である。この実施の形態では前述の実施の形態1で説明したシステム制御手段7の一部の処理(図2ステップ7)だけが異なるので、この点について図5を参照しながら説明する。図5においてステップ71以外は図2と同様の動作である。
図5ステップ71では、アドレス比較手段5の比較結果が一致か不一致かをチェックし(図5ステップ5)、比較結果が一致の場合は、記録層の移動が発生する可能性がありと判断し、アクセス制御手段3、再生処理手段4に対して、情報の読み出しを中断するように制御をかけて、情報の読み出しを中断し、さらにその後異なる記録層の情報読み出しが要求されることを想定し、記録層を移動し、記録層移動後にその位置で待機する(図5ステップ71)。
この実施の形態で、図4(a)に示すような記録媒体上の記録状態である情報を読み出す場合の情報再生装置の動作について、図6(b)を用いて説明する。記録層の切り替わり箇所での動作以外は、前述の実施の形態1の動作と同じである。
情報6の先読みが完了した時点でアドレス比較手段6から比較一致の結果が出力され、ここで先読み処理を中断し、さらに記録層0から記録層1へ記録層の移動を行った後、待機する。情報6の出力が完了すると、続けて情報7の再生要求を受ける。既に記録層1に移動済みであり、記録層1上での情報7の開始位置は、記録層0上の情報6の終了位置とほぼ同じであることから、情報7の読み出し開始は、記録層間の移動、記録層内の移動をほとんど行わずに開始することができる。
これにより、複数の記録層を有する記録媒体上で複数の記録層にまたがって記録されている情報を読み出す場合でも、無効な情報に対する先読み処理を実施せず、情報の読み出しに要する時間を短縮することが可能である。
なお、実施の形態1と類似したつぎのような実施の形態も考えられる。
この実施の形態のブロック図は、実施の形態1のブロック図である図1と同じ構成である。この実施の形態では前述の実施の形態1で説明したシステム制御手段7の一部の処理(図2ステップ7)だけが異なるので、この点について図7を参照しながら説明する。図7においてステップ72以外は図2と同様の動作である。
図7ステップ72では、アドレス比較手段5の比較結果が一致か不一致かをチェックし(図7ステップ5)、比較結果が一致の場合は、記録層の移動が発生する可能性がありと判断し、アクセス制御手段3、再生処理手段4に対して、情報の読み出しを中断するように制御をかけて、情報の読み出しを中断し、さらにその後異なる記録層の情報読み出しが要求されることを想定し、記録層を移動し、記録層移動後にその位置から先読み処理を再開する。(図7ステップ72)。
この実施の形態で、図4(a)に示すような記録媒体上の記録状態である情報を読み出す場合の情報再生装置の動作について、図8(b)を用いて説明する。記録層の切り替わり箇所での動作以外は、前述の実施の形態1の動作と同じである。
情報6の先読みが完了した時点でアドレス比較手段6から比較一致の結果が出力され、ここで先読み処理を中断し、さらに記録層0から記録層1へ記録層の移動を行った後、情報の先読みを再開する。情報6の出力が完了すると、続けて情報7の再生要求を受ける。既に記録層1に移動済みであり、さらに情報7からの先読みを実施して、バッファ手段5に情報7が格納されていることから、情報7の再生要求と同時に、情報7の出力を行うことができる。
これにより、複数の記録層を有する記録媒体上で複数の記録層にまたがって記録されている情報を読み出す場合でも、無効な情報に対する先読み処理を実施せず、情報の読み出しに要する時間を短縮することが可能である。
なお、本実施の形態では、記録媒体の記録層が2層である場合を例に挙げて説明したが、記録層の数が2以上の任意の整数であっても同様に実施可能であることはいうまでもない。
なお、本実施の形態では、記録層の切り替わりの可能性があるアドレスをアドレス比較手段6に設定する場合を例に挙げて説明したが、記録媒体上に記録されている記録層移動アドレスを設定しても同様に動作することは言うまでもない。
なお、記録層の切り替わり箇所が記録層の最終位置のみであるような記録状態の記録媒体から情報を読み出す場合には、記録媒体上に記録されている記録層の最終記録位置を示すアドレスをアドレス比較手段6に設定しても同様に動作することは言うまでもない。
なお、ユーザー情報を連続的に記録している領域が複数存在するような記録状態の記録媒体から情報を読み出す場合には、記録媒体上に記録されているユーザー情報記録領域の最終入りを示すアドレスをアドレス比較手段6に設定しても同様に動作することは言うまでもない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における情報再生方法について説明する。本実施の形態の情報再生方法は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定するシステム制御ステップとを有している。
次に、本発明の実施の形態2における情報再生方法について説明する。本実施の形態の情報再生方法は、複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定するシステム制御ステップとを有している。
まず、バッファステップの動作について説明する。バッファステップは記録媒体から読み出された情報を増幅、復調、エラー訂正を行った後に格納するステップであり、アドレス比較ステップ、システム制御ステップからこれらの情報を読み出しすることが可能である。
次に、アドレス比較ステップに動作について示した図が図3である。図3の動作については、前述の実施の形態1で説明した動作と同様である。
次に、システム制御ステップの動作について示した図が図2である。図2の動作については、前述の実施の形態1で説明した動作と同様である。
次に、図4(a)に示すような記録媒体上の記録状態である情報を読み出す場合の実施の形態2の情報再生方法の動作について示した図が、図4(b)である。動作については、前述の実施の形態1で説明した動作と同様である。
以上のように本実施の形態2によれば、記録層の切り替わりの可能性があるアドレスを事前にアドレス比較ステップに設定しておき、情報読み出し中にアドレス比較ステップで読み出し中のアドレスと設定されたアドレスを比較し、アドレス比較ステップの結果に基づき、比較結果が不一致の場合は記録媒体からの情報の読み出しを継続し、比較結果が一致の場合は記録媒体からの情報の読み出しを停止し、その位置で待機するようにシステム制御ステップが制御する。
これにより、複数の記録層を有する記録媒体上で複数の記録層にまたがって記録されている情報を読み出す場合でも、無効な情報に対する先読み処理を実施せず、情報の読み出しに要する時間を短縮することが可能である。
なお、実施の形態2と類似したつぎのような実施の形態も考えられる。
この実施の形態では前述の実施の形態2で説明したシステム制御ステップの一部の処理(図2ステップ7)だけが異なる。図5においてステップ71以外は図2と同様の動作である。
図5ステップ71では、アドレス比較ステップの比較結果が一致か不一致かをチェックし(図5ステップ5)、比較結果が一致の場合は、記録層の移動が発生する可能性がありと判断し、情報の読み出しを中断し、さらにその後異なる記録層の情報読み出しが要求されることを想定し、記録層を移動し、記録層移動後にその位置で待機する(図5ステップ71)。
この実施の形態で、図4(a)に示すような記録媒体上の記録状態である情報を読み出す場合の情報再生方法の動作について示したものが、図6(b)である。動作については、前述の実施の形態1で説明した動作と同様である。
これにより、複数の記録層を有する記録媒体上で複数の記録層にまたがって記録されている情報を読み出す場合でも、無効な情報に対する先読み処理を実施せず、情報の読み出しに要する時間を短縮することが可能である。
なお、実施の形態2と類似したつぎのような実施の形態も考えられる。
この実施の形態では前述の実施の形態2で説明したシステム制御ステップの一部の処理(図2ステップ7)だけが異なる。図7においてステップ72以外は図2と同様の動作である。
この実施の形態では前述の実施の形態2で説明したシステム制御ステップの一部の処理(図2ステップ7)だけが異なる。図7においてステップ72以外は図2と同様の動作である。
図7ステップ72では、アドレス比較ステップの比較結果が一致か不一致かをチェックし(図7ステップ5)、比較結果が一致の場合は、記録層の移動が発生する可能性がありと判断し、情報の読み出しを中断し、さらにその後異なる記録層の情報読み出しが要求されることを想定し、記録層を移動し、記録層移動後にその位置から先読み処理を再開する。(図7ステップ72)。
この実施の形態で、図4(a)に示すような記録媒体上の記録状態である情報を読み出す場合の情報再生方法の動作について示したものが、図8(b)である。動作については、前述の実施の形態1で説明した動作と同様である。
これにより、複数の記録層を有する記録媒体上で複数の記録層にまたがって記録されている情報を読み出す場合でも、無効な情報に対する先読み処理を実施せず、情報の読み出しに要する時間を短縮することが可能である。
なお、本実施の形態では、記録媒体の記録層が2層である場合を例に挙げて説明したが、記録層の数が2以上の任意の整数であっても同様に実施可能であることはいうまでもない。
なお、本実施の形態では、記録層の切り替わりの可能性があるアドレスをアドレス比較ステップに設定する場合を例に挙げて説明したが、記録媒体上に記録されている記録層移動アドレスを設定しても同様に動作することは言うまでもない。
なお、記録層の切り替わり箇所が記録層の最終位置のみであるような記録状態の記録媒体から情報を読み出す場合には、記録媒体上に記録されている記録層の最終記録位置を示すアドレスをアドレス比較ステップに設定しても同様に動作することは言うまでもない。
なお、ユーザー情報を連続的に記録している領域が複数存在するような記録状態の記録媒体から情報を読み出す場合には、記録媒体上に記録されているユーザー情報記録領域の最終入りを示すアドレスをアドレス比較ステップに設定しても同様に動作することは言うまでもない。
本発明の情報再生装置および情報再生方法は、複数の記録層を有する記録媒体上で複数の記録層にまたがって記録されている情報を読み出す場合でも、無効な情報に対する先読み処理を実施せず、情報の読み出しに要する時間を短縮することができ有用である。
1 記録媒体
2 アクセス手段
3 アクセス制御手段
4 再生処理手段
5 バッファ手段
6 アドレス比較手段
7 システム制御手段
8 第1バッファ手段
9 第2バッファ手段
2 アクセス手段
3 アクセス制御手段
4 再生処理手段
5 バッファ手段
6 アドレス比較手段
7 システム制御手段
8 第1バッファ手段
9 第2バッファ手段
Claims (12)
- 複数の記録層を有する記録媒体にアクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段を制御するアクセス制御手段と、前記アクセス手段によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段と、前記再生処理手段によって出力された情報を格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段にアドレスを設定し、前記アドレス比較手段によって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定し、前記アクセス制御手段、前記再生処理手段を制御するシステム制御手段とを備えることを特徴とする情報再生装置。
- 複数の記録層を有する記録媒体にアクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段を制御するアクセス制御手段と、前記アクセス手段によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段と、前記再生処理手段によって出力された情報を格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段にアドレスを設定し、前記アドレス比較手段によって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動するかを決定し、前記アクセス制御手段、前記再生処理手段を制御するシステム制御手段とを備えることを特徴とする情報再生装置。
- 複数の記録層を有する記録媒体にアクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段を制御するアクセス制御手段と、前記アクセス手段によって出力された情報に増幅、復調、誤り訂正を行う再生処理手段と、前記再生処理手段によって出力された情報を格納するバッファ手段と、前記バッファ手段に格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するアドレス比較手段と、前記アドレス比較手段にアドレスを設定し、前記アドレス比較手段によって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動し、情報の読み出しを再開するかを決定し、前記アクセス制御手段、前記再生処理手段を制御するシステム制御手段とを備えることを特徴とする情報再生装置。
- 記録媒体上に記録されている記録層移動アドレスを読み出し、アドレス比較手段に設定することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の情報再生装置。
- 記録媒体上に記録されている記録層最終記録位置アドレスを読み出し、アドレス比較手段に設定することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の情報再生装置。
- 記録媒体上に記録されているユーザー情報連続記録領域の最終アドレスを読み出し、アドレス比較手段に設定することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の情報再生装置。
- 複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断するかを決定するシステム制御ステップを有することを特徴とする情報再生方法。
- 複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動するかを決定するシステム制御ステップを有することを特徴とする情報再生方法。
- 複数の記録層を有する記録媒体から情報を読み出して格納するバッファステップと、前記バッファステップに格納された情報からアドレスを読み出して、保持しているアドレスと比較するするアドレス比較ステップと、前記アドレス比較ステップにアドレスを設定し、前記アドレス比較ステップによって出力される比較結果に基づき、前記記録媒体からの情報の読み出しを継続するか、中断して現在情報の読み出しをしている記録層とは異なる記録層に移動して情報の読み出しを再開するかを決定するシステム制御ステップを有することを特徴とする情報再生方法。
- 記録媒体上に記録されている記録層移動アドレスを読み出し、アドレス比較ステップに設定することを特徴とする請求項7または請求項8または請求項9記載の情報再生方法。
- 記録媒体上に記録されている記録層最終記録位置アドレスを読み出し、アドレス比較ステップに設定することを特徴とする請求項7または請求項8または請求項9記載の情報再生方法。
- 記録媒体上に記録されているユーザー情報連続記録領域の最終アドレスを読み出し、アドレス比較ステップに設定することを特徴とする請求項7または請求項8または請求項9記載の情報再生方法。
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JP2004304124A JP2006120191A (ja) | 2004-10-19 | 2004-10-19 | 情報再生装置、情報再生方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014111985A1 (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-24 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 情報処理装置およびファイル管理方法 |
-
2004
- 2004-10-19 JP JP2004304124A patent/JP2006120191A/ja active Pending
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