JP4630933B2 - ディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法 - Google Patents

ディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディスク媒体のセクタに対して書き込み処理を行うディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法に関する。
従来から、磁気ディスク装置は、音声データや映像データを格納する記憶手段として用いられている。
一方、コンピュータ技術の発達に伴い、磁気ディスク装置に対する高い書き込み速度を要求される傾向にある。
そして、磁気ディスク装置の大容量化に伴い、ロングセクタフォーマットが用いられている。このため、磁気ディスク装置とホストとの間で行われているデータ単位よりもデータ長が長いセクタフォーマットが用いられることになる。
そして、磁気ディスク装置において、物理セクタサイズを満たすデータによるライト要求を受けた場合にはディスクライトが行われ、当該物理セクタサイズに満たないライト要求を受けたときには“Read Modify Write”(以下RMW又はリード・モディファイ・ライトと称す)が行われる。RMWが頻繁に行われると、書き込み速度に遅延が生じる。
そこで、どのタイミングでRMWを行うか決定するのが重要となる。つまり、物理セクタサイズに満たないライト要求(端数のライト要求)を受けたとき、すぐにRMWを行うと、次に受けたライト要求のアドレスが連続した場合に無駄なメディアアクセスが増えてシーケンシャルライトのパフォーマンスが悪化する。
このため、近年、磁気ディスク装置として提案されている技術では、コマンド間隔を考慮し、物理セクタサイズを満たさないライト要求を受信した場合、一定時間だけ次のライト要求を待機することとしている。そして、待機中に連続するライト要求が来た場合、RMWは行わずにディスクライトを継続し、連続しないライト要求が来た場合にはRMWに移ることとしている。
これにより、磁気ディスク装置における、シーケンシャルアクセス時のRMWを低減させ、パフォーマンス低下を抑止している。
また、特許文献1に記載された技術においては、ディスクアクセスが開始されたライト要求の後、新たにライト要求を受信した場合に、ライトデータを継ぎ足してディスクライトを行っている。これにより、処理時間の遅延を抑止している。
特開2001−209500号公報
しかしながら、待機中に連続するライト要求が来た場合、RMWは行わずにディスクライトを継続し、連続しないライト要求が来た場合にRMWに移る従来技術においては、待ち時間を単純にコマンド間隔で決めているため、RMWの準備から実際のアクセスまでの間に無駄な回転待ちが発生し、ランダムアクセス時のパフォーマンスが低下している。
また、特許文献1に記載された技術においては、ディスクアクセスを開始するタイミングについて考慮するものではないため、当該タイミングによっては、回転待ちなどが生じる可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ディスク媒体に対するアクセスの遅延を抑止するディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるディスクコントローラは、所定のデータ長単位でデータを受信する受信手段と、前記データを受信した場合、回転制御されているディスク媒体の、前記所定のデータ長よりサイズが大きいセクタに対して、当該データでリード・モディファイ・ライトを行うRMW制御手段と、前記ディスク媒体が1回転するまでの間のうち、前記セクタに対してリード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時間から、当該セクタに前記プレリードを行うための制御に要する制御時間を差し引いた時間を示す開始目標時間まで、前記RMW制御手段によるリード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を待機させる待機制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるディスクドライブ装置は、ディスク媒体を回転制御する回転制御手段と、所定のデータ長単位でデータを受信する受信手段と、前記データを受信した場合、前記ディスク媒体の、前記所定のデータ長よりサイズが大きいセクタに対して、当該データでリード・モディファイ・ライトを行うRMW制御手段と、前記ディスク媒体が1回転するまでの間のうち、前記セクタに対してリード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時間から、当該セクタに前記プレリードを行うための制御に要する制御時間を差し引いた時間を示す開始目標時間まで、前記RMW制御手段によるリード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を待機させる待機制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるディスク制御方法は、ディスク媒体を回転制御する回転制御ステップと、所定のデータ長単位でデータを受信する受付ステップと、前記データを受信した場合、前記ディスク媒体の、前記所定のデータ長よりサイズが大きいセクタに対して、当該データでリード・モディファイ・ライトを行うRMW制御ステップと、前記ディスク媒体が1回転するまでの間のうち、前記セクタに対してリード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時間から、当該セクタに前記プレリードを行うための制御に要する制御時間を差し引いた時間を示す開始目標時間まで、前記RMW制御手段によるリード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を待機させる待機制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ディスク媒体の回転待ちを抑止することができるという効果を奏する。
図1は、ハードディスクドライブ装置のハードウェア構成を示した図である。 図2は、磁気ディスクの構造を示した概念図である。 図3は、磁気ディスクに対して行われるリード・モディファイ・ライトとディスクライトとの制御時間の違いを説明した図である。 図4は、従来から行われていた手法における待機時間とリード・モディファイ・ライトの実行タイミングとを示した説明図である。 図5は、ハードディスクドライブ装置のソフトウェア構成を示したブロック図である。 図6は、待機制御部によるデータ待ち時間を示した説明図である。 図7は、待機制御部によるデータ待ち時間中に、ライト要求を受信した場合の例を示した説明図である。 図8は、RMW制御部によるリード・モディファイ・ライト後に、連続するライト要求を受信した場合の例を示した説明図である。 図9は、待機制御部による延長データ待ち時間中に、ライト要求を受信した場合の例を示した説明図である。 図10は、待機制御部による延長データ待ち時間中に、連続するライト要求を受信しなかった場合の例を示した説明図である。 図11は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置における、書込制御の全体的な処理手順を示すフローチャートである。 図12は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置における、データ待ち時間が1回転する時間以内の場合の、リード・モディファイ・ライト又はディスクライト処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、RMW制御部によるリード・モディファイ・ライトを中止して、ディスクライトを行う場合の例を示した説明図である。 図14は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置における、データ待ち時間が2回転する時間以内の場合の、リード・モディファイ・ライト又はディスクライト処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100は、HDC1と、バッファRAM2と、モータドライバ6と、ボイスコイルモータ(以下、VCMと称す)7と、スピンドルモータ(以下、SPMと称す)8と、磁気ディスク9と、RAM10と、ROM11と、磁気ヘッド13と、アーム14と、軸12と、ヘッドIC3と、を備え、伝送路20を介してホストシステム21と接続されている。
SPM8は、磁気ディスク9を定常回転させるためのモータとする。VCM7は、図示しないマグネットと駆動コイルとからなり、モータドライバ6から供給される電力で、磁気ヘッド13を目的の位置に移動させる駆動を行う。
モータドライバ6は、SPM8及びVCM7を駆動させるために、SPM8及びVCM7のそれぞれに電流を流す制御を行う。
磁気ディスク9は、読み書き可能なデータ領域を備えている。図2は、磁気ディスク9の構造を示した概念図である。図2に示すように磁気ディスク9は、異なる径毎にトラックを備えている。図2に示すように、各トラック(例えば、トラックN)には、ホストシステムから転送されるデータを記録するための領域(データ領域)が配置されている。そして、データ領域は、複数のセクタで構成されている。このような構成を磁気ディスク9が備えると共に、磁気ヘッド13が、磁気ディスク9の半径方向に移動することで、任意のトラックの任意のセクタに対して、磁気ヘッド13が走査を行うことができる。そして、磁気ヘッド13が磁気ディスク9のセクタを走査することで、データの読み出し及び書き込みを行うことができる。
また、本実施の形態においては、磁気ディスク9に対してロングセクタフォーマットでフォーマットしたものとし、各セクタサイズは、512Byteより大きいものとする。なお、各セクタサイズは512Byteより大きければよく、本実施の形態においては1024Byteとする。
図1に戻り、磁気ヘッド13は、アーム14に保持されている。そして、磁気ヘッド13は、サーボデータからトラックの位置情報を読み出すと共に、磁気ディスク9を走査し、データの読み出し及び書き込みを行う。アーム14は、VCM7の駆動力により軸12を中心とした回転運動を行い、磁気ヘッド13を磁気ディスク9の半径方向に移動させる。
ヘッドIC3は、例えば、磁気ヘッド13が読み出した微弱な信号を増幅する機能を備える。
ROM11は、HDC1(例えばMPU41)で用いられるコントロールプログラムを記憶している。RAM10は、HDC1(例えばMPU41)が変素数等を格納する作業領域として使用される。
HDC(ハードディスクコントローラ)1は、ハードディスクドライブ装置100を制御する目的で設計されたIC(Integrated Circuit)であり、リード・ライト部4と、メイン制御部5とを備えている。
リード・ライト部5は、サーボブロック31と、リード・ライトブロック32と、を備える。サーボブロック31は、主に磁気ヘッド13の位置決め処理に必要な信号処理を行う。リード・ライトブロック32は、データの読み出し・書き込みのための信号処理を行う。
メイン制御部5は、MPU41と、バッファブロック42と、ホストブロック43とを備えている。
ホストブロック43は、ホストシステム21とのインタフェース制御を行う。また、ホストブロック43は、ホストシステム21とデータの受け取り、又は受け渡しを行う際、512Byte単位で行うものとする。バッファブロック42は、バッファRAM2の制御を行う。
MPU41は、読み出し・書き込み処理を行う。データの読み書きを行うトラックをサーチするとともに、データの読み書きの位置を管理する。また、MPU41は、探し出してきたトラックにデータを書き込む、又は探し出してきたトラックからデータを読み出すような場合には、リード・ライト部4などに指示を送る。
次に、リード要求に基づく制御について説明する。磁気ヘッド13の位置決め実施時に、磁気ヘッド13から読み出され、ヘッドIC3で増幅されたアナログ信号は、HDC1のリード・ライト部4に送られる。そして、リード・ライト部4は、増幅したアナログ信号を復号化する。メイン制御部5が、復号化されたアナログ信号から、ホストシステム21に転送すべきデータを生成する。このデータは一旦バッファRAM2に格納されてからホストシステム21に転送される。
次に、ライト要求に基づく制御について説明する。ホストシステム21からメイン制御部5に転送されたデータは、一旦バッファRAM2に格納された後、メイン制御部5からリード・ライト部4へ送られ、リード・ライト部4によって符号化された書き込みデータは、ヘッドIC3を経由して磁気ヘッド13によって磁気ディスク9に書き込まれる。
バッファRAM2は、読み出したデータ等を記憶する。そして、バッファRAM2に記憶されたデータは、ホストシステム21に出力される。
ところで、MPU41は、ホストブロック43を介してホストシステム21からライト要求を受信した後、一つの物理セクタに対して書き込むデータとして、ホストシステム21から512Byteのデータしか受け取っていない場合、RMW(Read Modify Write)を行わないように一定時間待機する。
本実施の形態において、一つの物理セクタに対して書き込むデータとして、512Byteのデータしかない場合、当該データを端数データと呼ぶ。
図3は、磁気ディスク9に対して行われる、リード・モディファイ・ライトとディスクライトとの制御時間の違いを説明した図である。図3の(a)に示すように、1セクタに対して書き込むデータが端数データしかない場合、メイン制御部5は、端数データを書き込むためにリード・モディファイ・ライトを行う。その後、シーケンシャルに書き込む残りデータをホストシステム21から受信した場合、メイン制御部5は、残りデータを書き込むために、さらに、リード・モディファイ・ライトを行う。なお、リード・モディファイ・ライトは、同一セクタに対してディスクリードとディスクライトとを行う必要があるため、かなりの時間を必要とする。
一方、図3の(b)に示すように、メイン制御部5が、ホストシステム21から端数データを受信した後、残りデータをホストシステム21から受信するまで待機し、端数データと残りデータとをまとめて、1セクタにディスクライトを行う場合に、待機する時間を要するものの、一回のディスクライトで処理を終了させることができるため、時間を短縮することができる。
そこで、次に従来から行われていた手法について説明する。従来は、ホストシステム21からコマンド間隔に応じて、待機する時間を決定していた。
図4は、従来から行われていた手法における待機時間とリード・モディファイ・ライトの実行タイミングとを示した説明図である。図4の(a)と図4の(b)とは、コマンド間隔に基づくデータ待ち時間のみが異なるものとする。つまり、データ待ち時間は、コマンド間隔のみに基づいて決定されるため、磁気ディスクの回転制御を考慮していない。
具体的な手順としては、従来のHDC(ハードディスクコントローラ)は、(1)の物理セクタ前までシーケンシャルにディスクライトを行っていたものとする。(1)その後、物理セクタに対して端数データのライト要求のみを検出する。その後、(1−1)コマンド間隔に基づいて予め決められたデータ待ち時間だけ、連続する(シーケンシャルな)ライト要求を受信するために待機する。
なお、図4に示す例では、待機時間と、磁気ディスクの位置関係とを明確にするため、データ待ち時間を、当該待ち時間中に磁気ディスクが回転した角度で表している。同様に、以下に示すリード切り替え時間や、回転待ち時間も、各時間中に磁気ディスクが回転した角度で表している。
そして、従来のHDCは、データ待ち時間中に連続するライト要求を受信し、物理セクタサイズのデータが揃った場合、リード・モディファイ・ライトを行わず、端数データに新たに受信したデータ(以下、残りデータと称す)を継ぎ足して、ディスクライトを継続する。
一方、受信したライト要求が連続する(シーケンシャルな)ライト要求でない場合、又はデータ待ち時間中にホストシステム21から連続するライト要求を受信しなかった場合、(2)に示すようにHDCは、リード・モディファイ・ライトを行うための制御を開始する。そして、(2−1)に示すリード切り替え時間の後、物理セクタにアクセスするまでの間、(2−2)に示すようにプレリードの回転待ち時間が生じる。その後、(2−3)に示すように、物理セクタに対するアクセスが行われる。
図4に示す例では、データ待ち時間をコマンド間隔のみで決めているため、リード・モディファイ・ライト開始時に無駄な回転待ち(プレリードの回転待ち)が発生する。その結果、リード・モディファイ・ライトの切り替えが頻発するランダムアクセス時のパフォーマンスが低下する。また、データ待ち時間をコマンド間隔でデータ待ち時間を決めたとしても、当該データ待ち時間より遅れてライト要求を受信する場合も存在する。そこで、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、上述した問題が生じないように、データ待ち時間を決定している。
まず、メイン制御部5のMPU41が行う処理について説明する。図5は、図示しないコントロールプログラムを読み出すことで実現される、ハードディスクドライブ装置100のソフトウェア構成500を示したブロック図である。
図5に示すように、ハードディスクドライブ装置100は、ソフトウェア構成500として、受信部501と、キューイング機能部502と、リード・ライト制御部503と、ヘッド制御部504とを備える。
ヘッド制御部504は、モータドライバ6の制御により、磁気ディスク9と、磁気ヘッド13と、を制御する。
受信部501は、ホストシステム21からの命令及びデータを受信する。受信するデータ長は、512Byteとする。そして、受信部501が書き込み用のデータを受信した場合、バッファRAM2に一時的に格納する。
キューイング機能部502は、ホストシステム21から入力されたコマンドを、RAM10の命令キュー551に格納する。
本実施の形態において、キューイング機能部502は、受信部501が受信した命令として、磁気ディスク9からのデータの読み出し命令と、磁気ディスク9に対するデータの書き込み命令と、を命令キュー551にキューイングする。
リード・ライト制御部503は、RMW制御部511と、書込制御部512と、読込制御部513と、待機制御部514と、判定部515とを備え、磁気ディスク9のセクタに書き込む制御、又は磁気ディスク9のセクタからデータを読み出す制御を行う。このために、リード・ライト制御部503は、セクタに対する書き込み命令又はセクタに対する読み込み命令を、リード・ライト部4に対して送信する。これら命令により、ヘッドIC3に対する信号処理が行われる。
読込制御部513は、命令キュー551に読込命令がキューイングされた場合に、磁気ディスク9から読込制御を行う。
RMW制御部511は、命令キュー551に書込命令がキューイングされた場合であって、バッファRAM2に格納されたデータが端数データしかない場合に、回転制御されている磁気ディスク9のセクタに対して、当該端数データでリード・モディファイ・ライトを行う。ただし、リード・モディファイ・ライトを開始する前に、待機制御部514による待機制御が行われる。
待機制御部514は、磁気ディスク9が1回転する時間以内であって、受信部501が既に受信した端数データによるセクタに対するリード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時刻まで、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトの開始を待機させる。
リード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時刻とは、当該セクタに対するリード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時刻よりも、リード・モディファイ・ライトを行うための制御(本実施の形態ではリード切り替え)に要する時間と略同一の時間だけ早い時刻をいう。これにより、リード切り替えをおこなった後、ほぼ回転待ち時間なく、目的のセクタに対して書き込みがなされることになる。なお、本実施の形態にかかるリード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時刻は、実測されるリード切り替え時間に基づいて、予め設定されているものとする。
図6は、待機制御部514によるデータ待ち時間を示した説明図である。図6についても、図4と同様に、各時間を、当該時間内で磁気ディスク9が回転した角度で表すものとする。なお、以降の図についても同様とする。
(1)リード・ライト制御部503は、シーケンシャルライトを構成するライト命令を命令キュー551から検出すると共に、端数データしかバッファRAM2に格納されてなく、回転待ちに入ったことを検出する。
この場合、待機制御部514が、受信部501が次のデータを受信するための、データの待ち時間の間、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトの開始を待機させる。このデータの待ち時間は、リード・モディファイ・ライトによるプレリードが間に合うぎりぎりの時刻(プレリードの開始時刻から、リード切り替えに要する時間と略同一の時間前の時刻)までとする。このように、リード・モディファイ・ライトは、ライト要求のデータが揃うまで待機させる。なお、図6に示す例では、当該時刻まで連続するライト要求を受信しなかった場合とする。
そして、当該待ち時間内に、連続するライト要求を、受信部501が受信しなかった場合(つまり、受信したライト要求が連続するライト要求ではないか、そもそもライト要求を受信しなかった場合)に、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトが開始される。これにより、本実施の形態においては、図4の従来技術の場合と比べて、プレリードの回転待ち時間が生じるのを抑止できる。
本実施の形態においては、上述した制御を行うことで、データ待ちを中断してリード・モディファイ・ライトを開始したとしても回転待ち時間は変わらないので、データ待ちの中断処理は必要なくなる。また、磁気ディスク9で書き込む物理セクタの位置に注目して、データ待ち時間を決定することで、リード・モディファイ・ライト開始時に発生する無駄な回転待ちを無くすことができると共に、ランダムアクセス時のリード・モディファイ・ライトによるパフォーマンス低下を軽減することができる。
上述したように、図4の(b)に示すようなデータ待ち時間が、コマンド間隔で決定された場合であっても、ハードディスクドライブ装置100は、ホストシステム21から、当該データ待ち時間の後にライト要求を受信する場合がある。このような場合であっても、プレリードに間に合うぎりぎりの時間まで待機しているため、適切にディスクライトを行うことができる。
書込制御部512は、待機制御部514によるデータ待ち時間中に、受信部501がさらにライト要求と共に、書込データを受信した場合、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトの代わりに、受信部501が複数回受信して、データが継ぎ足された書込データで、磁気ディスク9のセクタに対してディスクライトを行う。
図7は、待機制御部514によるデータ待ち時間中に、ライト要求を受信した場合の例を示した説明図である。図6と同様に、まず、(1)リード・ライト制御部503は、シーケンシャルライトを構成するライト命令を命令キュー551から検出すると共に、端数データしかバッファRAM2に格納されてなく、回転待ちに入ったことを検出する。これにより、待機制御部514が、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトの開始を待機させる。
そして、受信部501は、このデータの待ち時間内に、(2)連続するライト要求を受信した場合に、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライト制御を中止する。そして、(3)書込制御部512は、端数データに、連続するライト要求と共に受信した残りデータを継ぎ足して、書込先である物理セクタに対して、ディスクライトを行う。
判定部515は、RMW制御部511による処理の後、連続するライト要求を受信していたか否かを判定する。そして、判定部515が連続するライト要求を受信していたと判定した場合、待機制御部514によるデータ待ち時間を、磁気ディスク9がさらに1回転する分の時間だけ延長する。
つまり、シーケンシャルアクセスを考慮すると、リード・モディファイ・ライトを行った後に、連続したライト要求を受信した場合、必要のないリード・モディファイ・ライトを行うことになる。それを抑止するために、判定部515は、リード・モディファイ・ライトの後に連続するライト要求(シーケンシャルアクセス)を受信しているか否かを判定する。そして、判定部515が、連続するライト要求を受信していると判定した場合、一時的にデータ待ち時間を延長する。
図8は、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライト後に、連続するライト要求を受信した場合の例を示した説明図である。図6、7と同様に、まず、(1)リード・ライト制御部503は、シーケンシャルライトを構成するライト命令を命令キュー551から検出すると共に、端数データしかバッファRAM2に格納されてなく、回転待ちに入ったことを検出する。これにより、待機制御部514が、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトの開始を待機させる。
そして、当該待ち時間内に、(連続する)ライト要求を、受信部501が受信しなかった場合、(2)RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトが開始される。
そして、(3)RMW制御部511は、物理セクタに対してプレリードを行う。一方、(4)受信部501が、連続するライト要求を受信したものとする。今からではリード・モディファイ・ライトを中止して、ディスクライトに切り替えることはできないため、(5)RMW制御部511は、リード・モディファイ・ライトを中止せずに、プレリード後のディスクライトを行う。その後、RMW制御部511は、(4)で受信した命令で書き込まれるデータを用いて、リード・モディファイ・ライトを行う。このようにデータの書き込みが完了するまで、かなりの時間を要する。さらに、これ以降も、同様のコマンド間隔でライト要求が行われると、RMWが頻発しパフォーマンスが悪化する。
そこで、その対策として、判定部515が、RMW制御部511による処理の後、連続するライト要求でデータが揃っていたか否か判定する。図8に示す例では、リード・モディファイ・ライトを行っている際に、連続するライト要求を受信したので、判定部515は、データが揃っていたと判定する。この場合、判定部515は、シーケンシャルアクセスが行われていると判断して、待機制御部514の待機時間を、磁気ディスク9が1回転する時間分延長する。換言すれば、ライト要求のデータを揃わせるための、データ待ち時間を1回転分時間延長する。
このように、RWM制御部511によるリード・モディファイ・ライトが間に合う時間以降に、受信部501が連続するライト要求と共にデータを受信し、物理セクタに対する書込データが揃った場合であっても、RWM制御部511のリード・モディファイ・ライトは中止できないならば、そのままリード・モディファイ・ライトを行う。そして、判定部515が、次回以降、ライト要求を受信する前に、リード・モディファイ・ライトを開始しないように、待機制御部514の待機時間を延長させる。これにより、図8の(d)に示すように、次回以降、待機制御部514は、磁気ディスク9が1回転以上で2回転する時間以内であって、セクタに対するリード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時間まで、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトの開始を待機させる。
次に、待機期間を延長した場合について説明する。図9は、延長されたデータ待ち時間中に、ライト要求を受信した場合の例を示した説明図である。まず、(1)リード・ライト制御部503は、シーケンシャルライトを構成するライト命令を命令キュー551から検出すると共に、端数データしかバッファRAM2に格納されてなく、回転待ちに入ったことを検出する。これにより、待機制御部514が、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライト制御の開始を待機させる。当該データ待ち時間は、1回転分延長されたので、待機制御部514は、磁気ディスク9が1回転以上で2回転する時間以内であって、アクセス対象であるセクタに対するリード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時間まで、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトを待機させる。
そして、受信部501は、当該延長されたデータ待ち時間内に、連続するライト要求を受信した場合に、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライト制御を中止する。そして、(3)書込制御部512は、端数データに、連続するライト要求と共に受信した残りデータを継ぎ足して、書込先である物理セクタに対して、ディスクライトを行う。図9に示す例では、磁気ディスク9が2回転する時間以内であって、アクセス対象であるセクタに対するリード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時間までに、連続するライト要求を受信すれば、ディスクライトが行われるため、RMWが頻発するのを抑止し、パフォーマンスの低下を抑止できる。
また、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、データ待ち時間が延長された後、連続するライト要求を受信しなかった場合、データ待ち時間を元に戻す。図10は、延長されたデータ待ち時間中に、連続するライト要求を受信しなかった場合の例を示した説明図である。
まず、(1)リード・ライト制御部503は、シーケンシャルライトを構成するライト命令を命令キュー551から検出すると共に、端数データしかバッファRAM2に格納されてなく、回転待ちに入ったことを検出する。
そして、待機制御部514が、延長されたデータ待ち時間(磁気ディスク9が1回転以上で2回転する時間以内であって、セクタに対するリード・モディファイ・ライトが間に合う時間)だけ、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライト制御の開始を待機させる。
そして、延長されたデータ待ち時間内に、連続するライト要求を、受信部501が受信しなかった場合(つまり、受信したライト要求が連続するライト要求ではないか、そもそもライト要求を受信しなかった場合)、(2)RMW制御部511は、リード・モディファイ・ライトを開始する。
そして、(3)RMW制御部511は、物理セクタに対してプレリードを行う。その後、(4)RMW制御部511は、リード・モディファイ・ライトを中止せずに、プレリード後のディスクライトを行う。そして、最後まで受信部501が連続するライト要求を受信することなく、リード・モディファイ・ライトが終了する。
この場合、判定部515は、シーケンシャルライトが終了したものと判定し、データ待ち時間を元に戻す。つまり、待機制御部514に対して、磁気ディスク9が1回転する時間以内に、リード・モディファイ・ライトの開始を待機させる時間を変更させる。
具体的には、図10の(C)に示すように、待機制御部514は、磁気ディスク9が1回転する時間内であって、リード・モディファイ・ライトによるプレリードが間に合うぎりぎりの時刻(またはメディア位置)まで、RMW制御部511を待機させる。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における書込制御の全体的な処理手順について説明する。図11は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、リード・ライト制御部503が、待機制御部514のデータ待ち時間を、磁気ディスク9が1回転する時間以内であって、リード・モディファイ・ライトによるプレリードが間に合うぎりぎりの時刻(またはメディア位置)までに設定する(ステップS1101)。
次に、リード・ライト制御部503が、シーケンシャルライトを構成するライト命令を命令キュー551から検出すると共に、端数データしかバッファRAM2に格納されてなく、回転待ちに入ったことを検出する(ステップS1102)。
その後、待機制御部514が、設定されているデータ待ち時間が、1回転する時間以内であるか否かを判定する(ステップS1103)。
そして、待機制御部514が、設定されているデータ待ち時間が、1回転する時間以内であると判定した場合(ステップS1103:Yes)、待機制御部514、RMW制御部511及び書込制御部512が、磁気ディスク9が1回転する時間以内にデータの待機制御をした後にリード・モディファイ・ライト又はディスクライトを行う(ステップS1104)。なお、詳細な処理手順については後述する。
そして、判定部515は、リード・モディファイ・ライトの後に、受信部501が連続するライト要求と共に残りデータを受信したか否かを判定する(ステップS1105)。受信しなかったと判定した場合(ステップS1105:No)、特に処理は行わず、ステップS1111に進む。
一方、連続するライト要求と共に残りデータを受信したと判定した場合(ステップS1105:Yes)、受信した残りデータをセクタに書き込むために、RMW制御部511が、リード・モディファイ・ライトを行う(ステップS1106)。
その後、判定部515が、待機制御部514に対して、磁気ディスク9が1回転以上で2回転する時間以内であって、セクタに対するリード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時間(プレリードの開始時刻から、リード切り替えに要する時間と略同一の時間前の時刻)まで、データ待ち時間を設定する(ステップS1107)。
これに対し、待機制御部514が、設定されているデータ待ち時間が、1回転する時間以内ではないと判定した場合(ステップS1103:No)、待機制御部514、RMW制御部511及び書込制御部512が、磁気ディスク9が1回転以上で2回転する時間以内にデータの待機制御をした後にリード・モディファイ・ライト又はディスクライトを行う(ステップS1108)。なお、詳細な処理手順については後述する。
その後、判定部515が、データ待ち時間内に、ライト要求と共に残りデータを受信部501が受信したか否かを判定する(ステップS1109)。受信したと判定した場合(ステップS1109:Yes)、特に処理を行わず、ステップS1111に進む。
一方、判定部515は、受信部501が残りデータを受信しなかったと判定した場合(ステップS1109:No)、待機制御部514のデータ待ち時間を、1回転以内であって、セクタに対するリード・モディファイ・ライトが間に合うぎりぎりの時間に、データ待ち時間を設定する(ステップS1110)。
その後、リード・ライト制御部503が、書込制御が終了したか否かを判定する(ステップS1111)。そして、終了していないと判定した場合(ステップS1111:No)、ステップS1102から処理を行う。一方、終了したと判定した場合(ステップS1111:Yes)、処理を終了する。
次に、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における、図11のステップS1104で示した処理について説明する。図12は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、待機制御部514が、RMW制御部511による端数データを用いたリード・モディファイ・ライトを待機させる(ステップS1201)。
次に、待機中に、受信部501が、連続するライト要求と共に残りデータを受信したか否かを判定する(ステップS1202)。
受信部501が残りデータを受信したと判定した場合(ステップS1202:Yes)、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトを中止し、書込制御部512による磁気ディスク9のセクタに対するディスクライトが行われる(ステップS1203)。
一方、受信部501が残りデータを受信しなかったと判定した場合(ステップS1202:No)、待機制御部514が、磁気ディスク9が1回転する時間内で、リード・モディファイ・ライトの開始が間に合うぎりぎりの時間であるか否かを判定する(ステップS1204)。まだ開始が間に合うぎりぎりの時間でないと判定した場合(ステップS1204:No)、再びステップS1201から処理を行う。
また、リード・モディファイ・ライトの開始が間に合うぎりぎりの時間であると判定した場合(ステップS1204:Yes)、RMW制御部511は、磁気ディスク9のセクタに対してリード・モディファイ・ライトを開始する(ステップS1205)。
その後、受信部501が、リード・モディファイ・ライト開始した後で、リード・モディファイ・ライトが中止可能な時間に残りデータを受信したか否かを判定する(ステップS1206)。
残りデータを受信したと判定した場合(ステップS1206:Yes)、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトを中止し(ステップS1207)、書込制御部512が、端数データに残りデータを継ぎ足して、磁気ディスク9のセクタに対してディスクライトを行う(ステップS1203)。
このリード・モディファイ・ライトを中止して、ディスクライトを行う場合について説明する。図13は、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトを中止して、ディスクライトを行う場合の例を示した説明図である。まず、(1)リード・ライト制御部503は、シーケンシャルライトを構成するライト命令を命令キュー551から検出すると共に、端数データしかバッファRAM2に格納されてなく、回転待ちに入ったことを検出する。これにより、待機制御部514が、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライト制御の開始を待機させる。
そして、当該データ待ち時間内に、(連続する)ライト要求を、受信部501が受信しなかった場合に、(2)RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトが開始される。
その後、(3)受信部501が、ライト要求と共に残りデータを受信したものとする。この際、リード・モディファイ・ライトが中止可能であれば、(4)RMW制御部511のリード・モディファイ・ライトを中止させる。
そして、書込制御部512が、端数データに残りデータを継ぎ足して、ディスクライトを行う。この際、RMW制御部511がリード・モディファイ・ライトを中止し、書込制御部512が、ディスクライトを行うために、磁気ディスク9の1回転分の時間を要することになったとしても、リード・モディファイ・ライトを複数回行うよりも処理時間を短縮できるという利点を有する。
図12に戻り、ステップS1206において、受信部501が、残りデータの入力を受信していないと判定した場合(ステップS1206:No)、RMW制御部511が、リード・モディファイ・ライトが終了したか否かを判定する(ステップS1208)。終了していないと判定した場合(ステップS1208:No)、ステップS1206からの処理を継続する。
一方、RMW制御部511が、リード・モディファイ・ライトが終了したと判定した場合(ステップS1208)、書込が終了したものとして、図11のステップS1105以降の処理を行う。
次に、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における、図11のステップS1108で示した処理について説明する。図14は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、待機制御部514が、RMW制御部511による端数データを用いたリード・モディファイ・ライトを待機させる(ステップS1401)。
次に、待機中に、受信部501が、連続するライト要求と共に残りデータを受信したか否か(換言すれば、同一セクタに書き込む全てのデータを受信したか否かを)を判定する(ステップS1402)。
受信部501が残りデータを受信したと判定した場合(ステップS1402:Yes)、RMW制御部511によるリード・モディファイ・ライトを中止し、書込制御部512による磁気ディスク9のセクタに対するディスクライトが行われる(ステップS1403)。
一方、受信部501が残りデータを受信しなかったと判定した場合(ステップS1402:No)、待機制御部514が、磁気ディスク9が1回転以上で2回転する時間内で、リード・モディファイ・ライトの開始が間に合うぎりぎりの時間であるか否かを判定する(ステップS1404)。まだ開始が間に合うぎりぎりの時間でないと判定した場合(ステップS1404:No)、再びステップS1401から処理を行う。
また、リード・モディファイ・ライトの開始が間に合うぎりぎりの時間であると判定した場合(ステップS1404:Yes)、RMW制御部511は、磁気ディスク9のセクタに対してリード・モディファイ・ライトを行う(ステップS1405)。この際、リード・モディファイ・ライトが中止可能な時間に残りデータを受信した場合には、リード・モディファイ・ライトを中止しても良い。その際の処理は、図12と同様なので説明を省略する。
なお、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、待機時間を延長した場合であっても、2回転する時間以内としたが、複数回転(3回転以上)する時間以内としてもよい。また、本実施の形態においては、ハードディスクドライブ装置の場合について説明したが、ディスク媒体に対して書込制御を行う他の装置であっても良い。
本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100は、ロングセクタフォーマットの磁気ディスク装置において、リード・モディファイ・ライトの実行タイミングを最適に判断することで、無駄な回転待ちを無くし、リード・モディファイ・ライトによるパフォーマンス低下の軽減と消費電力の削減を行うことができる。
また、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、リード・モディファイ・ライトのプレリードが間に合うぎりぎりの時刻(もしくはメディア位置)まで、連続するライト要求のデータが揃うのを待機する。当該時刻を経過したら直ぐにリード・モディファイ・ライトを開始する。これにより、ハードディスクドライブ装置100では、次のコマンドがランダムアクセスであった場合に、リード・モディファイ・ライト実行時の無駄な回転待ちを無くすことができる。
また、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100において、判定部515が、リード・モディファイ・ライトの開始後に、連続するライト要求のデータが揃っているか否かを判定することとした。そして、データが揃っている場合、判定部515が、シーケンシャルアクセスが行われていると判定し、次回以降のリード・モディファイ・ライトの開始を1回転分だけ遅らせるため、待機制御部514に対してデータ待ち時間を1回転する時間だけ延長することとした。当該延長で、連続するライト要求を受けてデータが揃えば、データを継ぎ足してライトすることができるので、無駄なRMWを省略することができる。これにより、シーケンシャルライト性能の低下を軽減できる。
また、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100において、待機時間を延長した後、待機時間中に連続するライト要求のデータが揃わなかった場合、判定部515は、シーケンシャルアクセスが終了したと判定し、待機制御部514に対してリード・モディファイ・ライトの開始のタイミングをもとに戻すこととした。これにより、リード・モディファイ・ライトが開始されるまでの時間を短縮することができる。
また、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、上述した無駄な回転待ちと、無駄なリード・モディファイ・ライトを無くした分、パワーセーブを行うことが可能となり、消費電力を削減することができる。
なお、上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 HDC
2 バッファRAM
3 ヘッドIC
4 リード・ライト部
5 メイン制御部
6 モータドライバ
7 VCM
8 SPM
9 磁気ディスク
10 RAM
11 ROM
12 軸
13 磁気ヘッド
14 アーム
21 ホストシステム
22 伝送路
31 サーボブロック
32 リード・ライトブロック
41 MPU
42 バッファブロック
43 ホストブロック
100 ハードディスクドライブ装置
500 ソフトウェア構成
501 受信部
502 キューイング機能部
503 リード・ライト制御部
504 ヘッド制御部
511 RMW制御部
512 書込制御部
513 読込制御部
514 待機制御部
515 判定部
551 命令キュー

Claims (7)

  1. 所定のデータ長単位でデータを受信する受信手段と、
    前記データを受信した場合、回転制御されているディスク媒体の、前記所定のデータ長よりサイズが大きいセクタに対して、当該データでリード・モディファイ・ライトを行うRMW制御手段と、
    前記ディスク媒体が1回転するまでの間のうち、前記セクタに対してリード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時間から、当該セクタに前記プレリードを行うための制御に要する制御時間を差し引いた時間を示す開始目標時間まで、前記RMW制御手段によるリード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を待機させる待機制御手段と、
    を備えることを特徴とするディスクコントローラ。
  2. 前記待機中に前記受信手段がさらにデータを受信した際、前記セクタのサイズ分のデータが揃った場合に、これまでに受信したデータに、前記さらに受信されたデータを継ぎ足したデータを、前記セクタに書き込み制御する書き込み制御手段を、さらに備え、
    前記待機制御手段は、前記待機中に前記受信手段がさらにデータを受信した際、前記セクタのサイズ分のデータが揃わなかった場合に、前記待機を継続すること、
    特徴とする請求項1に記載のディスクコントローラ。
  3. 前記ディスク媒体が1回転するまでの間のうち、前記開始目標時間を経過した後に、前記受信手段がさらなるデータを受信した場合、前記待機制御手段は、次回以降、前記ディスク媒体が2回以上の予め定められた回転数を回転する間で、前記セクタに対して前記リード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時間から、当該セクタに前記プレリードを行うための制御に要する制御時間を差し引いた時間を示す次開始目標時間まで、前記ード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を待機させること、
    を特徴とする請求項2に記載のディスクコントローラ。
  4. 前記待機制御手段は、前記予め定められた回転数を回転するまでの間で、前記次開始目標時間まで、前記リード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を前記待機中に、前記受信手段がさらなるデータを受信しなかった場合に、リード・モディファイ・ライトに係る制御を開始する時間を、前記ディスク媒体が1回転するまでの間の前記開始目標時間に変更すること、
    を特徴とする請求項3に記載のディスクコントローラ。
  5. ード・モディファイ・ライトに係る制御が開始された後、前記受信手段がさらなるデータを受信した際、前記セクタのサイズ分のデータが揃った場合に、前記RMW制御手段は、リード・モディファイ・ライトを中止し、
    前記書き込み制御手段は、前記RMW制御手段によるリード・モディファイ・ライトが中止された場合、これまでに受信したデータに、今回さらに受信されたデータを継ぎ足したデータを、前記セクタに書き込み制御を行うこと、
    を特徴とする請求項4に記載のディスクコントローラ。
  6. ディスク媒体を回転制御する回転制御手段と、
    所定のデータ長単位でデータを受信する受信手段と、
    前記データを受信した場合、前記ディスク媒体の、前記所定のデータ長よりサイズが大きいセクタに対して、当該データでリード・モディファイ・ライトを行うRMW制御手段と、
    前記ディスク媒体が1回転するまでの間のうち、前記セクタに対してリード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時間から、当該セクタに前記プレリードを行うための制御に要する制御時間を差し引いた時間を示す開始目標時間まで、前記RMW制御手段によるリード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を待機させる待機制御手段と、
    を備えることを特徴とするディスクドライブ装置。
  7. ディスク媒体を回転制御する回転制御ステップと、
    所定のデータ長単位でデータを受信する受付ステップと、
    前記データを受信した場合、前記ディスク媒体の、前記所定のデータ長よりサイズが大きいセクタに対して、当該データでリード・モディファイ・ライトを行うRMW制御ステップと、
    前記ディスク媒体が1回転するまでの間のうち、前記セクタに対してリード・モディファイ・ライトのプレリードが開始される時間から、当該セクタに前記プレリードを行うための制御に要する制御時間を差し引いた時間を示す開始目標時間まで、前記RMW制御手段によるリード・モディファイ・ライトに係る制御の開始を待機させる待機制御ステップと、
    を有することを特徴とするディスク制御方法。
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