JPH10208255A - 光ディスク再生方法及び光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク再生方法及び光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH10208255A JPH10208255A JP1088197A JP1088197A JPH10208255A JP H10208255 A JPH10208255 A JP H10208255A JP 1088197 A JP1088197 A JP 1088197A JP 1088197 A JP1088197 A JP 1088197A JP H10208255 A JPH10208255 A JP H10208255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- optical disk
- reading
- temporary storage
- read
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １層目のセクタから２層目のセクタまで連続
してリード要求された場合要求元に対して速やかにデー
タを転送できる光ディスク再生方法及び光ディスク装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 １層目の終了アドレスを持つ情報をキャ
ッシュバッファメモリ１４へ記憶した時点で、２層目の
開始アドレスを持つ情報の位置へ光ピックアップモジュ
ール１２を移動させ、更にキャッシュバッファメモリ１
４に更に情報を記憶させるための空き領域がある場合
は、２層目の開始アドレスを持つ情報からキャッシュバ
ッファメモリ１４への記憶を再開するキャッシュ制御方
法とするものである。
してリード要求された場合要求元に対して速やかにデー
タを転送できる光ディスク再生方法及び光ディスク装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 １層目の終了アドレスを持つ情報をキャ
ッシュバッファメモリ１４へ記憶した時点で、２層目の
開始アドレスを持つ情報の位置へ光ピックアップモジュ
ール１２を移動させ、更にキャッシュバッファメモリ１
４に更に情報を記憶させるための空き領域がある場合
は、２層目の開始アドレスを持つ情報からキャッシュバ
ッファメモリ１４への記憶を再開するキャッシュ制御方
法とするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクに記録さ
れた情報を再生する光ディスク装置に関し、特に光ディ
スクが２層構造である場合の光ディスク再生方法に関す
るものである。
れた情報を再生する光ディスク装置に関し、特に光ディ
スクが２層構造である場合の光ディスク再生方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータのデータ再生装置としてＣ
Ｄ−ＲＯＭ駆動装置が普及している。ＣＤ−ＲＯＭは、
画像データのように大量データを扱うアプリケーション
ソフトの増加し、これに対応してＣＤ−ＲＯＭ駆動装置
も再生速度を高速化する開発努力が続けられている。
Ｄ−ＲＯＭ駆動装置が普及している。ＣＤ−ＲＯＭは、
画像データのように大量データを扱うアプリケーション
ソフトの増加し、これに対応してＣＤ−ＲＯＭ駆動装置
も再生速度を高速化する開発努力が続けられている。
【０００３】次に、このＣＤ−ＲＯＭ駆動装置を例にし
て、従来の光ディスク装置を説明する。図３は従来の光
ディスク装置の構成ブロック図である。図３において、
１は光ディスク（ＣＤ−ＲＯＭ）、２は光ピックアップ
モジュール、３はアクセス制御部、４はキャッシュバッ
ファメモリ、５はデータ処理部、６はコントローラーで
ある。
て、従来の光ディスク装置を説明する。図３は従来の光
ディスク装置の構成ブロック図である。図３において、
１は光ディスク（ＣＤ−ＲＯＭ）、２は光ピックアップ
モジュール、３はアクセス制御部、４はキャッシュバッ
ファメモリ、５はデータ処理部、６はコントローラーで
ある。
【０００４】図４は図３のコントローラ６のバッファ制
御プログラムのフローチャートである。以下、図４に従
って、各動作ステップ毎に説明する。アクセス制御部３
はフォーカス制御、トラッキング制御及びスピンドル制
御により光ピックアップモジュール２の動作を制御す
る。まず、コントローラ６は光ディスク装置を起動して
フォーカス制御、トラッキング制御、スピンドル制御の
順にサーボをかけ、光ピックアップモジュール２から光
ディスク１のデータを読み出せるようにする（Ｓ１）。
御プログラムのフローチャートである。以下、図４に従
って、各動作ステップ毎に説明する。アクセス制御部３
はフォーカス制御、トラッキング制御及びスピンドル制
御により光ピックアップモジュール２の動作を制御す
る。まず、コントローラ６は光ディスク装置を起動して
フォーカス制御、トラッキング制御、スピンドル制御の
順にサーボをかけ、光ピックアップモジュール２から光
ディスク１のデータを読み出せるようにする（Ｓ１）。
【０００５】そして、コントローラ６はデータ処理部５
からのリード要求を待つ（Ｓ２）。発生したリード要求
に対して、キャッシュバッファメモリ４上に目的のデー
タがあるかどうかを検索する（Ｓ３）。
からのリード要求を待つ（Ｓ２）。発生したリード要求
に対して、キャッシュバッファメモリ４上に目的のデー
タがあるかどうかを検索する（Ｓ３）。
【０００６】データが無い場合は、光ピックアップモジ
ュール２により光ディスク１からデータの読み出しを行
う（Ｓ４）。読み出されたデータは、１セクタ毎に、一
旦、キャッシュバッファメモリ４の規定の位置へ書き込
まれ（以下、バッファリングと略称する）（Ｓ５）、エ
ラー訂正を施されて、データ処理部５へ１セクタ毎に転
送される（Ｓ６）。
ュール２により光ディスク１からデータの読み出しを行
う（Ｓ４）。読み出されたデータは、１セクタ毎に、一
旦、キャッシュバッファメモリ４の規定の位置へ書き込
まれ（以下、バッファリングと略称する）（Ｓ５）、エ
ラー訂正を施されて、データ処理部５へ１セクタ毎に転
送される（Ｓ６）。
【０００７】こうして、リード要求に対して、データを
読み出し、データ処理部５へ転送することを要求された
セクタ数について繰り返した後（Ｓ７）、そのリード要
求で読み出された最後のデータのあったセクタの論理ア
ドレスに続くアドレスを持つセクタのデータを先読みデ
ータとして、キャッシュバッファメモリ４にバッファリ
ングして蓄える。キャッシュバッファメモリ４に空きが
ある間、バッファリングを繰り返す（Ｓ８）。
読み出し、データ処理部５へ転送することを要求された
セクタ数について繰り返した後（Ｓ７）、そのリード要
求で読み出された最後のデータのあったセクタの論理ア
ドレスに続くアドレスを持つセクタのデータを先読みデ
ータとして、キャッシュバッファメモリ４にバッファリ
ングして蓄える。キャッシュバッファメモリ４に空きが
ある間、バッファリングを繰り返す（Ｓ８）。
【０００８】また、ステップ３でデータが有る場合は、
目的のデータをデータ処理部５へ転送する（Ｓ９）。転
送は要求されたセクタ数について繰り返され（Ｓ１
０）、転送された部分を空き容量とし、新しいデータの
先読みを開始する（Ｓ１１）。
目的のデータをデータ処理部５へ転送する（Ｓ９）。転
送は要求されたセクタ数について繰り返され（Ｓ１
０）、転送された部分を空き容量とし、新しいデータの
先読みを開始する（Ｓ１１）。
【０００９】こうして、リード要求に対するデータの読
み出しとバッファリングが繰り返されるうちに、キャッ
シュバッファメモリ４に空きがある内に、ユーザデータ
エリアの終了アドレスを持つセクタをバッファリングす
ることも発生する。その場合は、もし、キャッシュバッ
ファメモリ４に空きがあっても、その時点でバッファリ
ングは中止される。
み出しとバッファリングが繰り返されるうちに、キャッ
シュバッファメモリ４に空きがある内に、ユーザデータ
エリアの終了アドレスを持つセクタをバッファリングす
ることも発生する。その場合は、もし、キャッシュバッ
ファメモリ４に空きがあっても、その時点でバッファリ
ングは中止される。
【００１０】あるいは、キャッシュバッファメモリに空
きが無くなると、バッファリングは中止され、空きが発
生するまで、つまり次のリード要求が発生するまで、待
機状態となる（Ｓ２）。
きが無くなると、バッファリングは中止され、空きが発
生するまで、つまり次のリード要求が発生するまで、待
機状態となる（Ｓ２）。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したよう
に、ＣＤのような１層だけデータ層を持つ光ディスク媒
体においては、ユーザーデータエリアの終了アドレスを
持つセクタに記録されているプログラムは一連のプログ
ラムコードの終わりである。
に、ＣＤのような１層だけデータ層を持つ光ディスク媒
体においては、ユーザーデータエリアの終了アドレスを
持つセクタに記録されているプログラムは一連のプログ
ラムコードの終わりである。
【００１２】しかしながら、ＤＶＤのような２層（複
数）の情報記録層を有する光ディスク媒体は、１層目の
ユーザーデータエリアの終了アドレスを持つセクタから
２層目のユーザーデータの開始アドレスを持つセクタへ
一連のプログラムコードが連続している場合が考えられ
る。このような媒体を再生する場合に、従来の様に１層
目の終了アドレスを持つセクタにおいてデータのバッフ
ァリングを終了していたのでは、２層目の開始アドレス
を持つセクタまで連続してリード要求された場合に、シ
ークのための待ち時間が発生してしまう。
数）の情報記録層を有する光ディスク媒体は、１層目の
ユーザーデータエリアの終了アドレスを持つセクタから
２層目のユーザーデータの開始アドレスを持つセクタへ
一連のプログラムコードが連続している場合が考えられ
る。このような媒体を再生する場合に、従来の様に１層
目の終了アドレスを持つセクタにおいてデータのバッフ
ァリングを終了していたのでは、２層目の開始アドレス
を持つセクタまで連続してリード要求された場合に、シ
ークのための待ち時間が発生してしまう。
【００１３】本発明は、１層目の終了アドレスを持つセ
クタから２層目の開始アドレスを持つセクタまで連続し
てリード要求された場合に、シークすることによる待ち
時間を最小限にし、要求元に対して速やかにデータを転
送できる光ディスク再生方法及び光りディスク装置を提
供することを目的とする。
クタから２層目の開始アドレスを持つセクタまで連続し
てリード要求された場合に、シークすることによる待ち
時間を最小限にし、要求元に対して速やかにデータを転
送できる光ディスク再生方法及び光りディスク装置を提
供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、１層目の終了アドレスを持
つ情報を一時保管用記憶手段へ記憶した時点で、２層目
の開始アドレスを持つ情報の位置へ光学的読み取り手段
を移動させ、更に一時保管用記憶手段に更に情報を記憶
させるための空き領域がある場合は、２層目の開始アド
レスを持つ情報から一時保管用記憶手段への記憶を再開
するキャッシュ制御方法とするものである。
するためになされたもので、１層目の終了アドレスを持
つ情報を一時保管用記憶手段へ記憶した時点で、２層目
の開始アドレスを持つ情報の位置へ光学的読み取り手段
を移動させ、更に一時保管用記憶手段に更に情報を記憶
させるための空き領域がある場合は、２層目の開始アド
レスを持つ情報から一時保管用記憶手段への記憶を再開
するキャッシュ制御方法とするものである。
【００１５】以上のキャッシュ制御方法を行うことによ
り、１層目の終了アドレスを持つ情報に引き続き２層目
の開始アドレスを持つ情報に対して情報の読み出し要求
が為されたとき、要求元に対して待ち時間を短縮して情
報を返すことができる高速な光ディスク再生方法及び光
りディスク装置を提供することができる。
り、１層目の終了アドレスを持つ情報に引き続き２層目
の開始アドレスを持つ情報に対して情報の読み出し要求
が為されたとき、要求元に対して待ち時間を短縮して情
報を返すことができる高速な光ディスク再生方法及び光
りディスク装置を提供することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１から請求項４に
記載の発明は、複数の情報記録層を有する光ディスクに
記録された情報を読み出す光学的読み取り手段と、光学
的読み取り手段により読み出した情報を一時的に保管し
ておく一時記憶手段と、光学的読み取り手段を情報記録
層の任意の層に移動させるシーク手段と、一時記憶手段
で所定の空き領域があれば、光学的読み取り手段と一時
記憶手段とを繰り返す先読み手段とを有し、読み出した
情報が特定の情報であった場合は、一時記憶ステップを
中断し、特定の情報が最終記録層でなければ、シーク手
段を実行した後、次の情報記録層について先読みステッ
プを行い、特定の情報が最終記録層であれば、先読み手
段を終了することを特徴とする光ディスク装置である。
記載の発明は、複数の情報記録層を有する光ディスクに
記録された情報を読み出す光学的読み取り手段と、光学
的読み取り手段により読み出した情報を一時的に保管し
ておく一時記憶手段と、光学的読み取り手段を情報記録
層の任意の層に移動させるシーク手段と、一時記憶手段
で所定の空き領域があれば、光学的読み取り手段と一時
記憶手段とを繰り返す先読み手段とを有し、読み出した
情報が特定の情報であった場合は、一時記憶ステップを
中断し、特定の情報が最終記録層でなければ、シーク手
段を実行した後、次の情報記録層について先読みステッ
プを行い、特定の情報が最終記録層であれば、先読み手
段を終了することを特徴とする光ディスク装置である。
【００１７】本発明によれば、１層目の終了アドレスを
持つセクタから２層目の開始アドレスを持つセクタまで
連続してリード要求された場合に、シークすることによ
る待ち時間を最小限にし、要求元に対して速やかにデー
タを転送できる光ディスク装置を提供することができ
る。
持つセクタから２層目の開始アドレスを持つセクタまで
連続してリード要求された場合に、シークすることによ
る待ち時間を最小限にし、要求元に対して速やかにデー
タを転送できる光ディスク装置を提供することができ
る。
【００１８】以下、本発明の実施の形態について、図に
従って説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態における光
ディスク装置の構成ブロック図である。１１は光ディス
ク（ＤＶＤ）であって、特にＤＶＤのような２層（複
数）の情報記録層を有する光ディスクである。１２は光
ピックアップモジュール、１３はアクセス制御部、１４
はキャッシュバッファメモリ、１５はデータ処理部、１
６はコントローラーである。これらの格構成要素は基本
的に従来の構成要素と同様であるが、光ディスク（ＤＶ
Ｄ）１１の２層、高密度記録、大容量、に対応した機能
を有するものである。
従って説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態における光
ディスク装置の構成ブロック図である。１１は光ディス
ク（ＤＶＤ）であって、特にＤＶＤのような２層（複
数）の情報記録層を有する光ディスクである。１２は光
ピックアップモジュール、１３はアクセス制御部、１４
はキャッシュバッファメモリ、１５はデータ処理部、１
６はコントローラーである。これらの格構成要素は基本
的に従来の構成要素と同様であるが、光ディスク（ＤＶ
Ｄ）１１の２層、高密度記録、大容量、に対応した機能
を有するものである。
【００１９】図２は図１のコントローラ１６のバッファ
制御プログラムのフローチャートである。以下、図２に
従って、各動作ステップ毎に説明する。アクセス制御部
１３はフォーカス制御、トラッキング制御及びスピンド
ル制御により光ピックアップモジュール１２の動作を制
御するものである。まず、コントローラ１６は、光ディ
スク装置を起動してフォーカス制御、トラッキング制
御、スピンドル制御の順にサーボをかけて、光ピックア
ップモジュール１２から光ディスク１１のデータを読み
出せるようにする（Ｓ１１）。そして、コントローラ１
６はデータ処理部１５からのリード要求を待つ（Ｓ１
２）。発生したリード要求に対して、キャッシュバッフ
ァメモリ１４上に目的のデータがあるかどうかを検索す
る（Ｓ１３）。
制御プログラムのフローチャートである。以下、図２に
従って、各動作ステップ毎に説明する。アクセス制御部
１３はフォーカス制御、トラッキング制御及びスピンド
ル制御により光ピックアップモジュール１２の動作を制
御するものである。まず、コントローラ１６は、光ディ
スク装置を起動してフォーカス制御、トラッキング制
御、スピンドル制御の順にサーボをかけて、光ピックア
ップモジュール１２から光ディスク１１のデータを読み
出せるようにする（Ｓ１１）。そして、コントローラ１
６はデータ処理部１５からのリード要求を待つ（Ｓ１
２）。発生したリード要求に対して、キャッシュバッフ
ァメモリ１４上に目的のデータがあるかどうかを検索す
る（Ｓ１３）。
【００２０】データが無い場合は、光ピックアップモジ
ュール１２により光ディスク１１からデータの読み出し
を行う（Ｓ１４）。読み出されたデータは、１セクタ毎
に、一旦、キャッシュバッファメモリ１４にバッファリ
ングされ（Ｓ１５）、エラー訂正を施されて、データ処
理部１５へ転送される（Ｓ１６）。
ュール１２により光ディスク１１からデータの読み出し
を行う（Ｓ１４）。読み出されたデータは、１セクタ毎
に、一旦、キャッシュバッファメモリ１４にバッファリ
ングされ（Ｓ１５）、エラー訂正を施されて、データ処
理部１５へ転送される（Ｓ１６）。
【００２１】こうして、リード要求に対して、データを
読み出しデータ処理部１５へ転送することを、要求され
たセクタ数について繰り返した後（Ｓ１７）、そのリー
ド要求で読み出された最後のデータのあったセクタの論
理アドレスに続くアドレスを持つセクタのデータを先読
みデータとして、キャッシュバッファメモリ１４にバッ
ファリングして蓄える。キャッシュバッファメモリ１４
に空きがある間、バッファリングを繰り返す（Ｓ１
８）。
読み出しデータ処理部１５へ転送することを、要求され
たセクタ数について繰り返した後（Ｓ１７）、そのリー
ド要求で読み出された最後のデータのあったセクタの論
理アドレスに続くアドレスを持つセクタのデータを先読
みデータとして、キャッシュバッファメモリ１４にバッ
ファリングして蓄える。キャッシュバッファメモリ１４
に空きがある間、バッファリングを繰り返す（Ｓ１
８）。
【００２２】また、データが有る場合は、目的のデータ
をデータ処理部１５へ転送する（Ｓ１９）。転送は要求
されたセクタ数について繰り返され（Ｓ２０）、転送さ
れた部分を空き容量とし、新しいデータの先読みを開始
する（Ｓ２１）。
をデータ処理部１５へ転送する（Ｓ１９）。転送は要求
されたセクタ数について繰り返され（Ｓ２０）、転送さ
れた部分を空き容量とし、新しいデータの先読みを開始
する（Ｓ２１）。
【００２３】こうして、リード要求に対するデータの読
み出しとバッファリングが繰り返されるうちに、キャッ
シュバッファメモリ１４に空きがある内に、１層目のユ
ーザデータエリアの終了アドレスを持つセクタをバッフ
ァリングすることも発生する（Ｓ２２）。その場合に、
もし、光ディスク１１が１層だけデータ層を持つもので
あれば、キャッシュバッファメモリ１４に空きがあって
も、その時点で、バッファリングは中止される（従来の
技術参照）。しかし、光ディスクが２層（複数）のデー
タ層を持つものであるならば（Ｓ２３）、２層目の（つ
まり、最終記録層の）開始アドレスを持つセクタへ光ピ
ックアップモジュール１２をシークさせる（Ｓ２４）。
み出しとバッファリングが繰り返されるうちに、キャッ
シュバッファメモリ１４に空きがある内に、１層目のユ
ーザデータエリアの終了アドレスを持つセクタをバッフ
ァリングすることも発生する（Ｓ２２）。その場合に、
もし、光ディスク１１が１層だけデータ層を持つもので
あれば、キャッシュバッファメモリ１４に空きがあって
も、その時点で、バッファリングは中止される（従来の
技術参照）。しかし、光ディスクが２層（複数）のデー
タ層を持つものであるならば（Ｓ２３）、２層目の（つ
まり、最終記録層の）開始アドレスを持つセクタへ光ピ
ックアップモジュール１２をシークさせる（Ｓ２４）。
【００２４】ここで、キャッシュバッファメモリ１４に
空きがあれば（Ｓ２５）、その先頭セクタから再びデー
タの先読みを行い、キャッシュバッファメモリ１４にバ
ッファリングして蓄える（Ｓ１１）。キャッシュバッフ
ァメモリ１４に空きが無くなると、バッファリングは中
止され、空きが発生するまで、つまり次のリード要求が
発生するまで、待機状態となる（Ｓ１２）。
空きがあれば（Ｓ２５）、その先頭セクタから再びデー
タの先読みを行い、キャッシュバッファメモリ１４にバ
ッファリングして蓄える（Ｓ１１）。キャッシュバッフ
ァメモリ１４に空きが無くなると、バッファリングは中
止され、空きが発生するまで、つまり次のリード要求が
発生するまで、待機状態となる（Ｓ１２）。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、１層目
の終了アドレスを持つセクタ及び２層目の開始アドレス
を持つセクタを含んで転送するようなリード要求の発行
に先立って、予め光ピックアップモジュールをシークさ
せて２つの層をまたいでバッファリングしておくことに
より、リード要求が発行された時には、シークによる遅
延を発生させることなく要求元に対してデータを転送す
ることができる。
の終了アドレスを持つセクタ及び２層目の開始アドレス
を持つセクタを含んで転送するようなリード要求の発行
に先立って、予め光ピックアップモジュールをシークさ
せて２つの層をまたいでバッファリングしておくことに
より、リード要求が発行された時には、シークによる遅
延を発生させることなく要求元に対してデータを転送す
ることができる。
【００２６】あるいはまた、１層目の終了アドレスを持
つセクタ付近のデータを転送するようなリード要求に引
き続き２層目の開始アドレスを持つセクタ付近のデータ
を転送するようなリード要求に対しても、既にバッファ
リングしている場合は直ちに、そして、バッファリング
していない場合でも光ピックアップモジュールが目的の
セクタを検出するまでの回転待ち時間のみの遅延で、要
求元に対してデータを転送できるという効果がある。
つセクタ付近のデータを転送するようなリード要求に引
き続き２層目の開始アドレスを持つセクタ付近のデータ
を転送するようなリード要求に対しても、既にバッファ
リングしている場合は直ちに、そして、バッファリング
していない場合でも光ピックアップモジュールが目的の
セクタを検出するまでの回転待ち時間のみの遅延で、要
求元に対してデータを転送できるという効果がある。
【図１】本発明の実施の形態における光ディスク装置の
構成ブロック図
構成ブロック図
【図２】図１のコントローラのバッファ制御プログラム
のフローチャート
のフローチャート
【図３】従来の光ディスク装置の構成ブロック図
【図４】図３のコントローラのバッファ制御プログラム
のフローチャート
のフローチャート
１ 光ディスク（ＣＤ−ＲＯＭ） ２、１２ 光ピックアップモジュール ３、１３ アクセス制御部 ４、１４ キャッシュバッファメモリ ５、１５ データ処理部 ６、１６ コントローラ １１ 光ディスク（ＤＶＤ）
Claims (4)
- 【請求項１】複数の情報記録層を有する光ディスクに記
録された情報を読み出す光学的読み取りステップと、 前記光学的読み取りステップにより読み出した情報を一
時的に保管しておく一時記憶ステップと、 前記光学的読み取りステップを前記情報記録層の任意の
層に移動させるシークステップと、 前記一時記憶ステップで所定の空き領域があれば、前記
光学的読み取りステップと前記一時記憶ステップとを繰
り返す先読みステップとを有し、 読み出した情報が特定の情報であった場合は、前記一時
記憶ステップを中断し、前記シークステップを実行した
後、次の情報記録層について前記先読みステップを行う
ことを特徴とする光ディスク再生方法。 - 【請求項２】複数の情報記録層を有する光ディスクに記
録された情報を読み出す光学的読み取りステップと、 前記光学的読み取りステップにより読み出した情報を一
時的に保管しておく一時記憶ステップと、 前記光学的読み取りステップを前記情報記録層の任意の
層に移動させるシークステップと、 前記一時記憶ステップで所定の空き領域があれば、前記
光学的読み取りステップと前記一時記憶ステップとを繰
り返す先読みステップとを有し、 読み出した情報が特定の情報であった場合は、前記一時
記憶ステップを中断し、 前記特定の情報が最終記録層
でなければ、前記シークステップを実行した後、次の情
報記録層について前記先読みステップを行い、 前記特定の情報が最終記録層であれば、前記先読みステ
ップを終了することを特徴とする光ディスク再生方法。 - 【請求項３】複数の情報記録層を有する光ディスクに記
録された情報を読み出す光学的読み取り手段と、 前記光学的読み取り手段により読み出した情報を一時的
に保管しておく一時記憶手段と、 前記光学的読み取り手段を前記情報記録層の任意の層に
移動させるシーク手段と、 前記一時記憶手段で所定の空き領域があれば、前記光学
的読み取り手段と前記一時記憶手段とを繰り返す先読み
手段とを有し、 読み出した情報が特定の情報であった場合は、前記一時
記憶手段への保管を中断し、前記シーク手段を実行した
後、次の情報記録層について前記先読み手段を実行する
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項４】複数の情報記録層を有する光ディスクに記
録された情報を読み出す光学的読み取り手段と、 前記光学的読み取り手段により読み出した情報を一時的
に保管しておく一時記憶手段と、 前記光学的読み取り手段を前記情報記録層の任意の層に
移動させるシーク手段と、 前記一時記憶手段で所定の空き領域があれば、前記光学
的読み取り手段と前記一時記憶手段とを繰り返す先読み
手段とを有し、読み出した情報が特定の情報であった場
合は、前記一時記憶手段を中断し、前記特定の情報が最
終記録層でなければ、前記シーク手段を実行した後、次
の情報記録層について前記先読み手段を実行し、 前記特定の情報が最終記録層であれば、前記先読み手段
を終了することを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1088197A JPH10208255A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 光ディスク再生方法及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1088197A JPH10208255A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 光ディスク再生方法及び光ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10208255A true JPH10208255A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11762672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1088197A Pending JPH10208255A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 光ディスク再生方法及び光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10208255A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1424694A2 (en) * | 2002-11-29 | 2004-06-02 | Victor Company of Japan, Ltd. | Information-signal recording and reproducing apparatus, related method, and related computer program |
| US6766415B1 (en) | 1999-11-17 | 2004-07-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data caching method |
| US7693030B2 (en) | 2007-04-13 | 2010-04-06 | International Business Machines Corporation | Dual-path optical recording media and an apparatus for accessing thereof |
| US8023384B2 (en) | 2007-04-13 | 2011-09-20 | International Business Machines Corporation | Computer program product for controlling an apparatus for accessing dual-path optical recording media |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP1088197A patent/JPH10208255A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6766415B1 (en) | 1999-11-17 | 2004-07-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data caching method |
| EP1424694A2 (en) * | 2002-11-29 | 2004-06-02 | Victor Company of Japan, Ltd. | Information-signal recording and reproducing apparatus, related method, and related computer program |
| EP1424694A3 (en) * | 2002-11-29 | 2007-02-28 | Victor Company of Japan, Ltd. | Information-signal recording and reproducing apparatus, related method, and related computer program |
| US7889608B2 (en) | 2002-11-29 | 2011-02-15 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Information-signal recording and reproducing apparatus, related method, and related computer program |
| US7693030B2 (en) | 2007-04-13 | 2010-04-06 | International Business Machines Corporation | Dual-path optical recording media and an apparatus for accessing thereof |
| US8023384B2 (en) | 2007-04-13 | 2011-09-20 | International Business Machines Corporation | Computer program product for controlling an apparatus for accessing dual-path optical recording media |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1031560A (ja) | Ｃｄ−ｒｏｍディスクドライバにおける命令実行方法 | |
| JPH11110139A (ja) | データ読み取り方法及びデータ読み取り装置 | |
| JP4461089B2 (ja) | ストレージ制御装置およびストレージ制御方法 | |
| JP3566319B2 (ja) | 情報記憶装置 | |
| JPH10208255A (ja) | 光ディスク再生方法及び光ディスク装置 | |
| US7613867B2 (en) | Information recording apparatus, information recording method and recording medium recording program | |
| JP2845658B2 (ja) | データ記録再生装置のアクセス制御装置 | |
| JP2919376B2 (ja) | 読出し専用記憶媒体の読出し方法 | |
| JPH1116269A (ja) | 光ディスク再生方法及び光ディスク装置 | |
| JP3847888B2 (ja) | ディスク装置及び同装置における欠陥による再配置データの高速ホスト転送方法 | |
| JP2002197791A (ja) | 光記録媒体のデータコピー／移動方法及び装置 | |
| JP3467094B2 (ja) | 情報記録再生装置の再生方法 | |
| JPH10171713A (ja) | ディスク記憶装置及び同装置に適用するキャッシュ制御方法 | |
| JPH04251421A (ja) | ディスク・ドライブのヘッド／アームの径方向移動回数を低減する方法 | |
| JP3412498B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
| JPH08286836A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JP2002251821A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPH11328029A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPH11143644A (ja) | 再生装置、及びキャッシュ処理方法 | |
| JPH09102186A (ja) | 集合型ディスク装置 | |
| JPH10333837A (ja) | データ転送方法および光ディスク装置 | |
| JP2000222287A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JP2002288927A (ja) | ディスク再生装置のデータ再生処理方法 | |
| JPH10106143A (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
| JP2001265534A (ja) | アクセス制御方法及びこれを用いたディスク装置 |