JP2006119290A - 自動焦点検出システム及びそれに使用される補助モジュール - Google Patents

自動焦点検出システム及びそれに使用される補助モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】自動焦点検出を実現するための、より小型のモジュール及びシステムを提供する。
【解決手段】システムは、補助モジュール10及び撮像モジュール20を有する。撮像モジュール20は、撮像素子22、それに重ねられるレンズ23、及び撮像素子22からの信号を処理し、レンズ23の位置を調節する信号処理手段11を含む。補助モジュール10は、撮像素子12、それに重ねられるレンズ13、及び撮像素子12からの信号を処理し、距離情報を信号処理手段21に提供する信号処理手段11を含む。撮像モジュール20のレンズ23は、補助モジュール10からの距離情報による焦点距離に粗く位置合わせされた後、自身の微調整により正確に合焦される。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ或いは携帯端末が有するカメラ装置のための自動焦点検出(オートフォーカス)を行うシステムに関するもので、特にそれを補助するためのモジュールに関する。
従前より、高性能のデジタルカメラ等の応用では、自動焦点検出の為に、必要な物体までの距離を検出する測距センサが使われている(非特許文献1参照)。この種のセンサは、オートフォーカス(AF)モジュールと称される。モジュールは、二つの光学系を有し、それぞれは、センサが狭ピッチにしてライン状に配置されたセンサアレイを含む。光学系及びセンサアレイは、単一のパッケージとして構成されるので、モジュールは、2つの光学系が並置される横長の外形を成す。
モジュールは、パッシブ型又はアクティブ型の動作を行う。即ち、モジュールは、撮影する物体の光学像または補助光として照射した光がその物体によって反射されて戻ってくる光を2つの光学系により受けてこれをセンサアレイ上に結像することができる。
このセンサアレイで検出された情報は、撮像装置の制御手段へと提供され、センサ上の位置関係から物体までの距離を演算して、求められた位置に焦点が来るように、撮像装置の光学系における光学部品を変位させる。さらに、必要であれば、光学部品の位置は、撮像装置の信号処理部からのコントラスト等を基にした情報に従って微調整される(特許文献1、特許文献2、及び特許文献3参照)。尚、焦点を変更できる光学系としては、レンズ等の光学部品の位置を変更するもの以外に、液体により構成される光学部品の形状を変更するものも知られている(特許文献4、及び特許文献5参照)。
特開2000−98217号 特開2003−35861号 特開2003−262789号 特表2001−519539号 特表2002−540464号 富士時報 Vol.76, No.3, 2003, pp175-177
上述のオートフォーカスモジュールは、基本的に2つの光学系とセンサを具え、その距離測定精度を上げるべく、互いの距離を一定寸法以上離すことが要求される。その結果、モジュールは、センサアレイの延びる方向に沿って寸法が大きくなってしまう。そのようなモジュールを携帯電話やそれに準ずる寸法の小型の携帯端末に実装させると、必要以上の容積を占めることになってしまい望ましくない。
また、かかるモジュールの製造に関しても、二つのセンサアレイの性能に厳密な対称性が必要となるため、高精度の光学系設計や組上げ精度が要求される。したがって、製造が比較的難しく、改善された方式の採用が望まれている。
そこで、本発明は、自動焦点検出のための測距用途に用いられる小型で製造容易な補助モジュール及びそれを含む実用的なシステムを提供することを目的とする。
本発明は、主画像の焦点調節機構を含む撮像モジュールと、測距用の補助モジュールとを含む自動焦点検出システムについての改良されたシステムを提供する。撮像モジュールは、撮像素子、撮像素子に重なる光学部品を含む光学系、及び撮像素子に対して適切な焦点位置となるよう光学部品の位置を調節する焦点調節機構を含む。一方、補助モジュールは、補助用撮像素子、補助用撮像素子に重なる補助用光学部品を含む補助用光学系、及び補助用光学系調節機構を備える。補助用光学系調節機構は、撮像モジュールにおける光学部品の可動範囲よりも狭い範囲内で補助用光学系を移動させて補助用撮像素子を介して得られる映像情報から焦点位置を決定し、その焦点位置から距離情報を得る。補助用光学系は、焦点調節機構の光学系に比してより速い速度で移動するようにしても良い。焦点調節機構は、この距離情報を基に焦点距離の粗調整を行った後、撮像素子からの情報により微調整を行う。
補助モジュールの補助用光学部品が移動する間は、撮像モジュールの光学部品は静止されても良いが、その移動の間に、撮像モジュールの光学部品を移動させても良い。後者によれば、一定の場合には、合焦までの時間を短縮化できる。
補助モジュールは、異なる波長の光を受け、それら全ての焦点位置の情報を基準にして焦点距離を決定することができる。例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の波長域にある光に対するが基準とされる。
補助モジュールは、撮像モジュールと一体とすることができる。この場合、撮像モジュールの光学系は、補助モジュールの光学系に支持され、且つその光学系に対して相対的に移動可能としても良い。これにより、撮像モジュールの光学系が補助モジュールの光学系に連動し、合焦までの時間を短縮化できる。
他の場合には、補助用光学部品は移動することなく連続的に変形され、それによって光学系の焦点距離を変更しつつ検出して得られた映像情報から焦点位置を決定し、さらに、その焦点位置から距離情報を得るよう構成される。この場合も、補助用光学部品が変形する間は、撮像モジュールの光学部品は静止させても良いが、移動させても良い。また補助用モジュールで、典型的にはRGBとされる複数の波長を別個に検出するようにしても良い。
さらに、本発明は、撮像モジュールの焦点調節機構と協働する小型の測距用の補助モジュールを提供する。補助モジュールは、補助用撮像素子、補助用光学系、及び補助用光学系調節機構を備え、撮像モジュールにおける光学部品の移動範囲よりも狭い範囲内で補助用光学部品を移動させて焦点位置を決定し、その焦点位置から距離情報を決定して撮像モジュールに出力できるよう構成される。
補助用撮像素子は、波長の異なる光を検出可能な素子を含み、各波長の検出値を基に焦点距離を決定するようにしても良い。例えば、赤、緑、青の波長域にある光を基準にすることができる。
補助モジュールの補助用光学系は、焦点距離を変更するためにその光学系を移動することなく変形するものであっても良い。例えば、電圧駆動により液体の界面形状を変更することのできる液体レンズが利用される。
本発明によれば、補助モジュールは単一の光学系により実現されるので、パッケージ実装寸法を小型化できる。したがって、携帯電話等のモバイル機器におけるカメラ装置への応用等、さらなる小型化が要求される用途に対して好適である。加えて、補助用光学系調整機構が、主画像焦点調節機構よりも短い範囲内で補助用光学系を移動させて、あるいは変形させて補助用撮像素子を介して得られる映像情報から焦点位置を決定するが、後述の実施形態の中で説明するように、この構成を採用することにより、合焦のための時間を短縮化することができる。したがって、シャッターを押してから撮影までの間の時間の遅れをより小さくすることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の最良の好適実施形態となる自動焦点検出システム、及びそれに用いられる補助モジュールについて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の好適実施形態となる自動焦点検出システムの構成を示す概略図である。システムは、カメラ装置50に、内蔵される撮像モジュール20及びそれに補助的に使用される補助モジュール10を含む。撮像モジュール20は、被写体を撮影するためのモジュールであり、補助モジュール10は、撮像モジュール20へ距離情報を提供し、自動焦点検出(オートフォーカス)の作用のために補助的に用いられるモジュールである。両者の光軸が、C1、C2としてそれぞれ示される。補助モジュール10から撮像モジュール20への信号伝送のために通信手段が設けられる。また、図示しないが、両者の相対的位置を固定するために、適当な位置決め手段が設けられる。通信手段、及び位置決め手段もカメラ装置50に含まれる。
補助モジュール10、及び撮像モジュール20は、相互に類似の構成を有する。撮像モジュール20は、撮像素子22及びレンズ(光学部品)23を有する。レンズ23は、支持体26に支持され、その支持体26がレール25に沿って移動可能とされる。レンズ23の可動域を含む光学系を破線24で示している。支持体26の移動手段として、典型的には、電動のモータまたはアクチュエータを使ったスライダー機構の使用が考えられる。
撮像素子22からの画像情報は、信号処理手段21に提供される。また、レール25に沿う方向のレンズ23の位置も、図示しないセンサ等の手段により検知され、信号処理手段21に提供される。信号処理手段21では、コントラスト情報、明度情報等の画像情報とレンズ23の位置情報について信号処理が成される。その信号を基に、支持体26、即ちレンズ23を焦点位置に置くための位置調整が行われる。さらに、信号処理手段21は、レンズ23が適正な焦点位置に置かれた際の画像情報を処理し、それを適正な形式で出力することができる。
一方、補助モジュール10も、撮像素子12及びレンズ13を有する。レンズ13は、支持体16に支持され、その支持体16がレール15に沿って移動可能とされる。ここで、レンズ13の可動範囲は、撮像モジュール20のレンズ23の可動範囲よりも短くされ、後述のように、同じ距離にある被写体に対して撮像モジュール20よりも焦点距離が短くなるよう設計されている点に注意すべきである。レンズ23の可動域を含む光学系を破線14で示している。
撮像素子12からの画像情報は、信号処理手段11に提供される。信号処理手段21では、コントラスト情報、明度情報等の画像情報とレンズ13の位置情報について信号処理が成される。その信号を基に、支持体16、即ちレンズ13を焦点位置に置くための位置調整が行われる。信号処理手段11は、レンズ13が適正な焦点位置に置かれたときの距離情報を、撮像モジュール20の信号処理手段21に提供する。
図2は、被写体の位置に対応する撮像モジュール及び補助モジュールのそれぞれの光学系におけるレンズの変移量を示す図である。図2を参照して、本実施形態における補助モジュール10及び撮像モジュール20による焦点検出の作用について説明する。
初期段階では、補助モジュール10及び撮像モジュール20は、物体画像が無限遠に焦点が合っている位置、撮像素子12、22に対して最近接の位置に置かれ、撮像素子12、22のそれぞれがこれを検知する。信号処理手段11、21はその映像の情報を参照している。
焦点検出の第1段階では、補助モジュール10のレンズ13が、所定のステップで前方に繰り出しながら、コントラスト等の映像情報を観察する。信号処理手段11は、各ステップにおける映像情報の信号を処理することにより、補助モジュール10の光学系14に対して焦点位置を検出する。例えば、焦点位置は、画像のコントラストがピークを示す位置として決定される。図2に示すように、補助モジュール10の光学系14では、光学長が短く、撮像モジュール20の光学系24よりも短い距離F1だけ移動することによって焦点を合わせられ、あるいはその位置を通過する。後者の場合、例えば、焦点位置の通過は、コントラストの低下により判断される。かかる焦点位置の決定、或いは、その通過の検出によって、信号処理手段11は、被写体の概略の位置を、図2中のF1に対応する点A1から決定することができる。
焦点検出の第2段階では、前段階で粗く決定された焦点位置の情報が撮像モジュール20の信号処理手段21に提供され、撮像モジュール20のレンズ23が対応する焦点位置に位置合わせされる。この位置は、補助モジュール10におけるレンズ13の変移ステップによって決まるものであり、本質的に誤差を含むように粗く決定された位置である。図2中に示すように、補助モジュール10における点A1の被写体距離に対して、撮像モジュール20では点A2が交差する。したがって、レンズ23は、点A2に対応するF2の変移量だけ移動される。図2に示す補助モジュール10、撮像モジュール20における光学系14、24のレンズ13、23の変移量の相関は、カメラ装置30に内蔵される図示しない記憶装置に記憶され得る。
なお、レンズ23の移動は、第1段階で補助モジュール10におけるレンズ13が移動する間にも行われ得る。この場合、レンズ23は、変移量に対応して予め決定される所定の速度で移動されても良いし、他の場合には、信号処理手段21が、レンズ13の位置についての情報を補助モジュール10の信号処理手段11から受け、レンズ23の移動速度を決定するようにしても良い。
焦点検出の第3段階では、レンズ23が、粗く決定された焦点位置から、撮像モジュール20の撮像素子22が検知する映像情報を基にして微調整され、適切な焦点距離へと変位される。これにより、焦点位置への正確な位置決めが成され、撮像モジュール20による被写体の撮影が可能となる。
この方法によれば、従来のこの種のシステムに比較して、測距センサとしての補助モジュールを小型に構成できることと合わせて、補助モジュール10のレンズ13の移動距離を短く済ませることができるので、比較的短時間で測距を行うことができ、結果として、撮影までの時間を十分短くすることができる。
図3は、本発明の第2の好適実施形態となる、異なる波長の光、即ち異なる色の補助光を用いた自動焦点検出システムの構成を示す概略図である。また、図4は、図3のシステムにおける補助モジュールで検出される各色に対するコントラスト信号値の例を示す図である。図3中には、カメラ装置150内の補助光源170、及び補助モジュール110を示し、撮像モジュールは省略している。補助モジュール110と撮像モジュールとの協働作用は第1の実施形態と同様であるので、以下には、補助光源170を用いたときに、補助モジュール110で焦点距離を決定する方法について説明する。補助モジュール110中で、第1の実施形態の補助モジュール10と同様の作用を示すものは、参照番号に100を加えて示している。
補助光源170としては、異なる波長の光として、R(赤)、G(緑)、B(青)の三色を発光する光源が用意される。典型的な光源は、発光ダイオード(LED)とされる。図中の補助光源170は、三色の光源が一体にして示されるが、例えば各色の発光ダイオードが同一基板に実装されるような型のものであっても良い。
一方、補助モジュール110の撮像素子112は、例えば、CCD或いはCMOSセンサにより構成され、その画素表面にRGBの各色の色フィルタを配置する。これにより、撮像素子112は、補助光源170の発光色の光を個別に検知できる。
第1の実施形態における第1の段階に対応する、補助モジュール110で焦点距離を決定する工程では、被写体に対して、補助光源からの光が照射される。この場合、光学系114のレンズ113に対して、焦点距離は波長に依存するので、レンズ113を移動するときには、図4に示すように、各色についてのコントラスト信号の検出ピーク位置に若干のずれを生じる。したがって、コントラスト信号を連続的に観察し、このずれ値による補正を加えることによって、補助モジュールによる焦点距離をより高い分解能で決定することができる。
図5は、本発明の第3の好適実施形態となる自動焦点検出システムの構成を示す概略図である。本実施形態のシステムは、前述の実施形態で説明した補助モジュールと撮像モジュールとが一体に構成された複合モジュール210をカメラ装置250内に内蔵する。
複合モジュール210は、前述の補助モジュールのレンズに対応する第1のレンズ213及び撮像モジュールのレンズに対応する第2のレンズ223を含む光学系214を有する。レンズ213を通過する光は、第1の撮像素子212によって検知され、レンズ223を通過する光は、第2の撮像素子222によって検出される。第1及び第2の撮像素子212、222は、それぞれ第1及び第2の信号処理手段211、221に接続される。なお、第1及び第2の信号処理手段211、221は、単一の手段として構成されても良い。
本実施形態の基本的な作用は、前述の他の実施形態と同様である。即ち、本実施形態の焦点検知の方法によれば、第1の工程で、第1のレンズ213に対応する撮像素子212より検知して得られるコントラスト他の映像情報から粗く焦点距離を決定し、それをもとに撮影に用いられる第2レンズ223を粗く決定された焦点位置に移動させ、その後、第2のレンズ223に対応する撮像素子222により検知して得られる映像情報に基づいて、直接的に第2のレンズ223を適正な焦点距離に移動させて微調整を行う。撮影した画像は、信号処理手段221で処理されて所定の形式で出力される。
本実施形態における特徴的な点は、第1及び第2のレンズ213、223の可動手段の構造にある。図示されるように、第1のレンズ213は、レール215上を移動可能な支持体216に支持される。支持体216は、第2のレンズ223を支持する支持体217がその上を移動可能とするレール225を一体的に具える。この構成によれば、第1にモジュールの全体の占める容積を小さくすることができるという点を有する。第2に、前述した第1の実施形態の変形例と同様に、第1のレンズ213が移動する間に第2のレンズ223を移動させるので、焦点距離の位置合わせを比較的短時間にすることができる。特に、本実施形態では、過度の変移量を防止するための不要な信号処理を要しない点も利点となる。
図6は、本発明の第4の好適実施形態となる自動焦点検出システムの構成を示す概略図である。自動焦点検出システム350は、第1の好適実施形態と同様に、撮像モジュールと協働する補助モジュール310を含む。撮像モジュールの作用は、第1の実施形態と共通するので図示しない。即ち、補助モジュール310は、距離情報をラフに検出し、その距離情報を図示しない撮像モジュールへと提供する。
本実施形態で特徴的な点は、補助モジュールの光学系に液体を利用したレンズ装置314を用いている点である。このレンズ装置は、相互に組み合わせられる凹状部材340及び蓋部材362の内側に画定される密閉空間内にオイル380と導電性水溶液370とを有する。オイル370は、絶縁体である蓋部材362の内面に被着される。オイル380と導電性水溶液の界面形状における屈折を利用してレンズの集光作用が提供される。図示されるように、凹状部材340及び蓋部材362の中央近傍には、液体によるレンズ効果を補正するための追加のレンズ部341、363が設けられる。
この種の液体レンズによる光学系は、前述の特許文献4、5に記載されているものと原理を共通にする。オイル380と導電性水溶液370との界面形状を制御するために電場を利用する。図示されるように、蓋部材362の外面の周方向に沿って第1の電極391が設けられ、凹状部材340の傾斜する内側面に沿って第2の電極392が設けられる。即ち、蓋部材362の内面を挟んで両側に第1及び第2の電極391、392が配置される。
蓋部材362の内面には、端縁に沿って親水性となるよう表面処理した部分365が形成される。したがって、通常の状態では、導電性水溶液370は、蓋部材362の内面のうち、その表面処理部分365にのみ接する。しかしながら、第1及び第2の電極391、392間に電圧を印加して電場を生じさせると、表面処理部分365の内側部分355の化学的性質が変質し、導電性水溶液の濡れ性が改善される。これにより、導電性水溶液370は部分355にも濡れることになり、オイル380の形状は、実線の形状から破線のような形状に変化する。変化の程度、即ち濡れ性が改善される部分355の部分の面積は、電場の強度に応じて変化する。したがって、印加電圧を変化させることによって、オイル380の変形の度合いを変更し、集光の特性を制御することができる。
そこで前述の他の実施形態と類似するように、第1及び第2の電極391、392間の電圧を徐々に大きくし、あるいは十分大きくしてから徐々に小さくするように変化させて、撮像装置312によって映像情報を検知する。検知した映像情報は、信号処理手段311で随時処理され、コントラスト情報などの映像情報を得る。
信号処理手段311は、印加電圧の制御を行い、得られる情報から被写体の距離をラフに決定する。決定された距離情報は、図示しない撮像モジュールに提供され、撮像モジュールで精度の高い焦点合わせが行われる。この構成によれば、光学系を機械的に移動する機構が不要であり、比較的単純な構成にして、合焦のための高速の制御が可能であるという利点を有する。
以上のように、本発明の好適となる実施形態について詳細に説明したが、これはあくまでも例示的なものであって、本発明を制限するものではなく、当業者によってさらに様々な変形変更が可能である。例えば、第1の実施形態で、単純に補助モジュール及び撮像モジュールを機械的に結合しても良いし、また、第3の実施形態で補助光源を用いることもできる。また、各実施形態に示すレンズは、単一のものでなく複数枚が機械的に協働して変移するものであっても良いし、レンズを移動させる移動手段としては、接触式或いは非接触式の様々な構造のものが考えられる。さらに第4の実施形態では、追加の光学系として凸形状のレンズのみでなく凹形状のレンズを用いることもでき、通常状態の液体レンズの形状も凹凸の種々の形状に設定することができる。
本発明の第1の好適実施形態となる自動焦点検出システムの構成を示す概略図である。 被写体の位置に対応する撮像モジュール及び補助モジュールのそれぞれの光学系におけるレンズの変移量を示す図である。 本発明の第2の好適実施形態となる自動焦点検出システムの構成を部分的に示す概略図である。 図3のシステムにおける補助モジュールで検出される各色に対するコントラスト信号値の例を示す図である。 本発明の第3の好適実施形態となる自動焦点検出システムの構成を示す概略図である。 本発明の第4の好適実施形態となる自動焦点検出システムの構成を部分的に示す概略図である。
符号の説明
10、110、310 補助モジュール
11、111、211、311 信号処理手段
12、112、212、312 撮像手段
14、114、214、314 補助用光学系
20 撮像モジュール
21、221 信号処理手段
22、222 撮像手段
23、レンズ
170 補助光源
210 複合モジュール

Claims (12)

  1. 撮像素子、該撮像素子に重なる光学部品を含む光学系、及び被写体に応じて前記撮像素子に対する前記光学部品の焦点位置を調節する焦点調節機構を含む撮像モジュールと、前記焦点調節機構に前記被写体の距離情報を提供する測距用の補助モジュールとを備え、前記撮像モジュールの前記焦点調節機構が、前記距離情報を基に粗調整を行った後に前記撮像素子からの情報により微調整を行う自動焦点検出システムにおいて、
    前記補助モジュールは、補助用撮像素子、該補助用撮像素子に重なる補助用光学部品を含む補助用光学系、及び前記被写体に応じて前記補助用撮像素子に対する前記補助用光学部品の焦点位置を調節する補助用光学系調節機構を備え、前記撮像モジュールにおける前記光学部品の移動範囲よりも狭い範囲内で前記補助用光学部品を移動させて前記補助用撮像素子を介して得られる映像情報から前記焦点位置を決定し、該焦点位置から前記距離情報を得ることを特徴とする自動焦点検出システム。
  2. 前記補助モジュールの前記補助用光学部品が移動する間は、前記撮像モジュールの前記光学部品は静止されることを特徴とする、請求項1に記載の自動焦点検出システム。
  3. 前記補助モジュールの前記補助用光学部品が移動する間に、前記撮像モジュールの前記光学部品が移動することを特徴とする、請求項1に記載の自動焦点検出システム。
  4. 前記補助モジュールは、前記撮像モジュールと一体とされることを特徴とする、請求項1に記載の自動焦点検出システム。
  5. 前記撮像モジュールの前記光学部品は、前記補助モジュールの前記光学部品に相対移動可能にして支持されることを特徴とする、請求項6に記載の自動焦点検出システム。
  6. 撮像素子、該撮像素子に重なる光学部品を含む光学系、及び被写体に応じて前記撮像素子に対する前記光学部品の焦点位置を調節する焦点調節機構を含む撮像モジュールと、前記焦点調節機構に前記被写体の距離情報を提供する測距用の補助モジュールとを備え、前記撮像モジュールの前記焦点調節機構が、前記距離情報を基に粗調整を行った後に前記撮像素子からの情報により微調整を行う自動焦点検出システムにおいて、
    前記補助モジュールは、補助用撮像素子、該補助用撮像素子に重なる補助用光学部品を含む補助用光学系、及び前記被写体に応じて前記補助用撮像素子に対する前記補助用光学部品の焦点位置を調節する補助用光学系調節機構を備え、前記補助用光学部品を連続的に変形して前記補助用撮像素子を介して得られる映像情報から前記焦点位置を決定し、該焦点位置から前記距離情報を得ることを特徴とする自動焦点検出システム。
  7. 前記補助モジュールの前記補助用光学部品が変形する間に、前記撮像モジュールの前記光学部品が移動することを特徴とする、請求項6に記載の自動焦点検出システム。
  8. 撮像素子、該撮像素子に重なる光学部品を含む光学系、及び被写体に応じて前記撮像素子に対する前記光学部品の焦点位置を調節する焦点調節機構を含む撮像モジュールの前記焦点調節機構に、前記焦点距離の決定のために前記被写体の距離情報を提供する測距用の補助モジュールにおいて、
    補助用撮像素子、該補助用撮像素子に重なる補助用光学部品を含む補助用光学系、及び前記被写体に応じて前記補助用撮像素子に対する前記補助用光学部品の焦点位置を調節する補助用光学系調節機構を備え、前記撮像モジュールにおける前記光学部品の移動範囲よりも狭い範囲内で前記補助用光学部品を移動させて前記補助用撮像素子を介して得られる映像情報から前記焦点位置を決定し、該焦点位置から前記距離情報を決定して出力することを特徴とする自動焦点検出システムのための補助モジュール。
  9. 前記補助用撮像素子は、波長の異なる光を検出可能な素子を含み、各波長の検出値を基にして前記焦点距離を決定することを特徴とする、請求項8に記載の補助モジュール。
  10. 前記波長の異なる光として、それぞれ赤、緑、青の波長域にある光を基準にすることを特徴とする、請求項8に記載の補助モジュール。
  11. 撮像素子、該撮像素子に重なる光学部品を含む光学系、及び被写体に応じて前記撮像素子に対する前記光学部品の焦点位置を調節する焦点調節機構を含む撮像モジュールの前記焦点調節機構に、前記焦点距離の決定のために前記被写体の距離情報を提供する測距用の補助モジュールにおいて、
    補助用撮像素子、該補助用撮像素子に重なる補助用光学部品を含む補助用光学系、及び前記被写体に応じて前記補助用撮像素子に対する前記補助用光学部品の焦点位置を調節する補助用光学系調節機構を備え、前記補助用光学部品を連続的に変形して前記補助用撮像素子を介して得られる映像情報から前記焦点位置を決定し、該焦点位置から前記距離情報を決定して出力することを特徴とする自動焦点検出システムのための補助モジュール。
  12. 前記補助用光学部品は、電圧制御される液体を含むレンズを有することを特徴とする、請求項11に記載の補助モジュール。

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