JP2006119169A - 電気光学装置用実装ケース、及び電気光学装置、並びに電子機器 - Google Patents

電気光学装置用実装ケース、及び電気光学装置、並びに電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 フレキシブル配線基板のうち、実装ケースから引き出される部分の損傷を防止する。
【解決手段】
電気光学装置用実装ケースの本体部は、電気光学パネルを、その周縁に電気信号の配送を行うためのフレキシブル配線基板(501)の一端側が接続された状態で収容可能に構成され、フレキシブル配線基板の他端側を内部から外部に引き出すための開口を規定する壁部(61)を含む。壁部は、内部から外部に向かう方向に沿ってフレキシブル配線基板の基板面と交差する断面において、内部側から外部側に向かって拡がる断面形状を有している。
【選択図】 図10

Description

本発明は、電気光学装置に用いる電気光学パネルを実装する実装ケース、及びそのような電気光学パネルを備えた液晶装置等の電気光学装置、並びに、該電気光学装置を例えばライトバルブとして適用する電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学パネルは、液晶プロジェクタ等の電子機器におけるライトバルブとして用いられる際には、機器の筐体等にいわば裸の状態で設置されるのではなく、適当な実装ケースに実装ないし収容した上で設置される。このように電気光学パネルを実装ケースに収容するのは、第1義的には、当該実装ケースに適当なねじ孔等を設けておくことで、電気光学パネルの筐体等に対する固定、取り付けを容易に実施できるからである。
このような電子機器では、電気光学装置に対する投射光は非常に強く、高温による電気光学パネルの劣化等を防止するため、特許文献1等に記載されているように、実装ケースに冷却機構を備えることも多い。また、特許文献1にも記載されているように、電気光学パネルは通常、外部と電気信号のやり取りと行うための外部回路接続端子を周縁に有し、そこにフレキシブル配線基板が取り付けられる。実装ケース内で一端側が電気光学パネルに接続されたフレキシブル配線基板の他端側は、実装ケースの開口部から外部へ引き出され、例えば外部回路基板のコネクタに接続される。
特開2004−198934号公報
しかしながら、その際に、フレキシブル配線基板の他端側がコネクタの方向に曲げられて実装ケースに接触すると、表面に形成された配線が断線或いは短絡するなど、フレキシブル配線基板が損傷するおそれがある。
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、フレキシブル配線基板の引き出し部分の損傷を防止することが可能な電気光学装置用実装ケース、及びこれを備えた電気光学装置、並びに該電気光学装置を備えた電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置用実装ケースは、上記課題を解決するために、外部との間で電気信号が配送され、表示像が表示される電気光学装置に用いられる電気光学パネルを収容するための電気光学装置用実装ケースであって、前記電気光学パネルを、その周縁に前記電気信号の配送を行うためのフレキシブル配線基板の一端側が接続された状態で収容可能に構成されると共に、前記フレキシブル配線基板の他端側を内部から外部に引き出すための開口を規定する壁部を含む本体部を備えており、前記壁部は、前記内部から前記外部に向かう方向に沿って前記フレキシブル配線基板の基板面と交差する断面において、前記内部側から前記外部側に向かって拡がる断面形状を有している。
本発明の電気光学装置用実装ケース(以下、適宜「実装ケース」と略称する)によれば、本体部内に電気光学パネルが収容されると共に、本体部に形成された開口からフレキシブル配線基板がケース外に引き出される。この実装ケースは、開口を有していればよく、その具体的構造は特に制限されない。また、電気光学パネルに接続されるフレキシブル配線基板の数や、実装ケースに設けられる開口の数も、特に限定されない。
FPC(フレキシブルプリント配線板)等のフレキシブル配線基板は、柔軟性ないし屈曲性があるために、一端側が実装ケース内の電気光学パネルに接続された状態で、他端側を、実装ケースの外部に適宜に配置された外部コネクタ等に対し、比較的自在に接続することができる。ここで仮に、実装ケース本体において開口を規定する壁部に、何ら工夫を施さなければ、フレキシブル配線基板は、外部コネクタと接続する際などにきつく曲げられると、壁部の外縁を構成する稜部に当接して損傷する可能性がある。即ち、実装ケースは、剛性や放熱性の観点から通常金属製であり、フレキシブル配線基板は、その角張った稜部に当接することで表面の配線が損傷するおそれがある。或いは、フレキシブル配線基板が稜線に沿って折り曲げるようにして曲げられると、基板の当接部位に応力が集中してしまい、基板そのものが損傷するおそれがある。
これに対し、本発明の実装ケースにて開口を規定する壁部は、内部から外部に向かう方向に沿ってフレキシブル配線基板の基板面と交差する断面において、内部側から外部側に向かって拡がる断面形状を有している。即ち、本発明における壁部は、稜部を有する代わりに、稜部の形成領域を含む領域が角張らない形状で構成されている。そのため、上記のような、稜部によるフレキシブル配線基板の損傷を防止することができる。このような壁部は、少なくとも、フレキシブル配線基板が折り曲げられる方向における外縁が、内部側から外部側に向かって拡がるような断面形状を有するように形成されていればよい。
また、実装ケースに収容される電気光学パネルは、例えばプロジェクタのライトバルブとして表示像を投射し、駆動中に投射光等による熱を受ける。本発明の実装ケースでは、開口を規定する壁部が、内側から外側に向かって拡がる断面形状をしているので、ケース内外における通気が比較的潤滑に行われ、電気光学パネルの冷却効果を高めることも可能である。よって、ホットスポットの発生等が抑制される。
以上説明したように、本発明の電気光学装置用実装ケースによれば、電気光学パネルに接続されるフレキシブル配線基板の損傷を抑制又は防止することができ、実装ケースに電気光学パネルが実装された電気光学装置が用いられる電子機器等の製造品質の低下を防止することが可能となる。また、この電気光学装置用実装ケースは、その壁部の形状から、電気光学パネルの冷却効率の向上に寄与し、電気光学装置における表示品質の低下を防止することができる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの一態様では、前記縁部は、前記開口の外縁において面取りされている。
この態様によれば、開口を規定する壁部は、外縁が面取りされることで、内部側から外部側に向かって拡がるような断面形状を有するように構成される。この場合の壁部は、あたかも外部に面した角張った稜部が削ぎ落とされたように構成されており、外縁の角張りが緩和されるために、上記の作用及び効果を十分に発揮することができる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記縁部は、前記開口の外縁において丸められている。
この態様によれば、開口を規定する壁部は、外縁が丸みを帯びたように形成されることで、内部側から外部側に向かって拡がるような断面形状を有するように構成される。よって、外縁の角張りが緩和されるために、上記の作用及び効果を十分に発揮することができる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記本体部は、前記電気光学パネルが上面に載置される被実装部材と、前記被実装部材の前記上面側を覆う蓋部材とを含んで構成され、前記壁部は、前記被実装部材と蓋部材とが空間を隔てて対向する部分として構成されている。
この態様によれば、実装ケースの本体部は、電気光学パネルを載置する被実装部材と、この被実装部材の上面側を覆う蓋部材とが合わさるように構成されている。そして、本体部の開口を規定する壁部は、そのうちの一方によって構成されるのではなく、これら2つの部材によって構成される。開口は、薄いフレキシブル配線基板に合わせてスリット状に形成されるため、一つの面を貫通させて形成するよりは2つの部材の溝を組み合わせるように構成するほうが製造上形成しやすく、本発明のように縁部に細かな形状の変更を伴う場合には後者の方が設計に忠実に形成しやすいという利点がある。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記フレキシブル配線基板のうち前記壁部と接触可能な部分に、保護膜が局所的に設けられている。
この態様によれば、フレキシブル配線基板の一端側が本発明の実装ケースに収容された電気光学パネルに接続され、他端側が開口部から実装ケース外に引き出される場合に、当該フレキシブル配線基板のうち、他端側が曲げられた場合に開口部に接触するおそれがある部分に対して、局所的に保護膜が設けられる。保護膜は、例えば、配線の保護に用いられるような絶縁膜等であってよく、例えばフレキシブル配線基板に印刷等で成膜されてもよいし、フィルム状の保護膜を接着剤等で貼付するようにしてもよい。この場合、フレキシブル配線基板の損傷をより確実に防止することが可能となる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記壁部は、平面的にみて、前記本体部の周縁の所定領域に前記内部から前記外部に向かって延びるように設けられている。
この態様によれば、本体部は、周縁の所定領域において、内部から外部に向かう方向に延びるトンネル状の壁部により開口されている。よって、本体部は、表面積を稼ぐことができ、前述した壁部の形状に起因する通風効果と相まって、実装ケースの冷却能を高めることができる。
この開口部が内部から外部に向かって延びている態様では、前記所定領域における前記本体部の外表面に、放熱フィンが付設されていてもよい。
この態様によれば、内部から外部に向かう方向に延びるように形成されていることで、平面的に一定の領域を占める壁部の外表面に、放熱フィンが設けられている。よって、本体部のうち壁部が占める領域が、実装ケースの表面積増大のために、より有効に利用され、実装ケースの冷却能を一層高めることができる。
この放熱フィンは、前記フレキシブル配線基板の延在する方向に沿って延びるように設けられていてもよい。
この場合、本体部が開口を介して通気するのと同時に、この通気の向きに放熱フィンが空気の流れをつくるように働く。そのために、冷却効率が向上する。
本発明の電気光学装置は、上記課題を解決するために、本発明の電気光学装置用実装ケース(但し、その各種態様を含む)と、前記本体部に収容された前記電気光学パネルと、前記電気光学パネルの周縁に一端側が接続されると共に他端側が前記開口から外部に引き出された前記フレキシブル配線基板とを備える。
本発明の電気光学装置によれば、本発明の実装ケースに、フレキシブル配線基板の一端側が接続された電気光学パネルが収容されている。そして、フレキシブル配線基板の他端側は、実装ケース本体の開口部から実装ケース外へと引き出されている。そのため、フレキシブル配線基板の損傷を防止することができ、製造品質の低下を防止することが可能となる。また、開口部の形状から、電気光学パネルを効率よく冷却でき、表示品質の低下を防止することが可能である。
尚、このような電気光学装置には、例えば、液晶装置、有機EL装置、電子ペーパ等の電気泳動装置、電子放出素子を利用した表示装置(Field Emission Display及びSurface-Conduction Electron-Emitter Display)等の各種装置が挙げられる。
本発明の電子機器は、上記課題を解決するために、本発明の電気光学装置を備える。
本発明の電子機器は、本発明の電気光学装置を備えるようにしたので、上記の電気光学装置と同様の作用及び効果を奏する。
また、このような電子機器は、上記電気光学装置を具備してなるテレビジョン受像機、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネル等の各種の電子機器であってよい。
本発明のこのような作用及び他の利得は、次に説明する実施形態から明らかにされる。
本発明の実施形態について図を参照して説明する。
(1:電子機器の実施形態)
先ず、図1を参照し、本実施形態の電子機器の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る電子機器の概略構成を示している。尚、本実施形態では、本発明の電子機器として、投射型液晶プロジェクタを例にとる。
図1において、液晶プロジェクタ1100は、夫々RGB用の液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bの3枚を用いた複板式カラープロジェクタとして構築されている。
液晶プロジェクタ1100では、メタルハライドランプ等の白色光源のランプユニット1102から投射光が発せられると、3枚のミラー1106及び2枚のダイクロイックミラー1108によって、RGBの3原色に対応する光成分R、G及びBに分けられ、各色に対応する液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bに夫々導かれる。この際特にB光は、長い光路による光損失を防ぐために、入射レンズ1122、リレーレンズ1123及び出射レンズ1124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれる。そして、液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bにより夫々変調された3原色に対応する光成分は、ダイクロイックプリズム1112により合成された後、投射レンズ1114を介してスクリーン1120にカラー映像として投射される。尚、以下の説明では、液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bを区別なく指し示す場合には、液晶ライトバルブ100と記すことにする。また、ここでは、液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bの夫々が、本発明の「電気光学装置」の一具体例に相当している。
液晶ライトバルブ100は、例えば、後述の如きアクティブマトリクス駆動方式の液晶パネルが実装ケースに収容されて構成されている。
また、この液晶プロジェクタ1100には、液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bに冷却風を送るためのシロッコファン1300が設けられている。このシロッコファン1300は、その側面に複数のブレード1301を備えた略円筒形状の部材を含んでおり、該円筒形状の部材がその軸を中心として回転することで前記ブレード1301が風を生じさせるようになっている。尚、このような原理から、シロッコファン1300で作り出される風は、らせん状に渦巻いたものとなる。このような風は、図1には図示されない風路を通じて各液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bに送給され、各液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bの近傍に設けられた吹き出し口100RW、100GW及び100BWから、液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bの夫々に対して送り出されるようになっている。
以上説明した構成においては、液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bの各実装ケースは、ダイクロイックプリズム1112の3つの側面に夫々付設されている。その各実装ケースからは、内部で液晶装置と接続されたFPCが引き出されている。引き出されたFPCの各端部は、ダイクロイックプリズム1112の上面側或いは下面側に曲げられて、外部コネクタに接続される。その際、きつく曲げると、FPCを損傷する可能性がある。
また、このような液晶プロジェクタ1100の駆動時には、強力な光源たるランプユニット1102からの投射光により、液晶ライトバルブ100において温度が上昇する。この際、過度に温度が上昇すると、液晶ライトバルブ100内の液晶が劣化したり、光源光のむらによる部分的な液晶パネルの加熱によるホットスポットの出現により透過率にムラが生じたりする。
そこで、本実施形態では、特に液晶ライトバルブ100を以下のように構成し、FPCの損傷を防止すると共に、その温度上昇を効率的に抑制する。
(2:電気光学装置の実施形態)
次に、本発明の電気光学装置に係る実施形態を説明する。本発明の「電気光学装置」の一例たる液晶ライトバルブ100は、液晶パネルが実装ケースに収容されてなる。そこで、先ず液晶パネルの構成について図2及び図3を参照して説明し、続いて液晶ライトバルブ100全体の構成について図4から図11を参照して説明する。
(2−1:液晶パネルの構成)
本実施形態における液晶パネルは、本発明の「電気光学パネル」の一具体例であり、駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式を採る。図2は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た液晶パネルの平面図であり、図3は、図2のH−H'断面図である。
図2及び図3において、液晶パネルでは、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52は、両基板を貼り合わせるための、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたものである。また、シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔(基板間ギャップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等のギャップ材が散布されている。即ち、本実施形態の電気光学装置は、プロジェクタのライトバルブ用として小型で拡大表示を行うのに適している。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。
画像表示領域の周辺に広がる領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する周辺領域には、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられており、走査線駆動回路104が、この一辺に隣接する2辺に沿って設けられている。更にTFTアレイ基板10の残る一辺には、画像表示領域10aの両側に設けられた走査線駆動回路104間をつなぐための複数の配線105が設けられている。また図2に示すように、対向基板20の4つのコーナー部には、両基板間の上下導通端子として機能する上下導通材106が配置されている。他方、TFTアレイ基板10にはこれらのコーナーに対向する領域において上下導通端子が設けられている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
図3において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に配向膜が形成されている。また、液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
尚、図2及び図3に示したTFTアレイ基板10上には、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104等に加えて、画像信号線上の画像信号をサンプリングしてデータ線に供給するサンプリング回路、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
(2−2:液晶ライトバルブの構成)
次に、図4から図11を参照して、以上に説明した液晶パネルを実装した液晶ライトバルブの具体的構成について説明する。図4は、本実施形態に係る液晶ライトバルブを示す分解斜視図であり、図5は当該液晶ライトバルブの平面図、図6は図5のX1−X1’断面図、図7は図5のY1−Y1’断面図である。図8は図5のZ1方向から見た正面図であり、図9は図5のZ2方向から見た背面図である。また、図10及び図11は、本実施形態の液晶ライトバルブの一部を拡大して表す斜視図及び断面図である。
図4から図9に示すように、実装ケース601は、プレート部610とカバー部620とを備える。本発明の「被実装部材」の一例たるプレート部610の上面に、液晶パネル500が載置され、本発明の「蓋部材」の一例たるカバー部620は、プレート部610の上面側を覆うように構成されている。
実装ケース601内に収容される液晶パネル500は、図2及び図3に示した形態をしており、画像表示領域の外表面に反射防止板等の光学部材が付設され、更にその外部回路接続端子にFPC(即ち、フレキシブルプリント配線板)501が接続されてなる。尚、偏光板や位相差板等は、液晶プロジェクタ1100の光学系が備えていてもよいし、液晶パネル500に付設されてもよい。また、TFTアレイ基板10及び対向基板20夫々の液晶層50に対向しない側には、防塵用基板400が設けられている(図4等参照)。
尚、本実施形態においては、カバー部620の側から光が入射し、液晶パネル500を透過して、プレート部610の側から出射するということを前提とする。つまり、図1でいえば、ダイクロイックプリズム1112に対向するのは、カバー部620ではなくて、プレート部610ということになる。
図4において、プレート部610は、窓部615、折り曲げ部613、カバー部固定孔612a及び612b、及び、取付孔611a〜611eを有する。
窓部615は、略四辺形状を有する部材の一部が開口形状に形成されており、液晶パネル500を透過した光の出射を可能とする。即ち、窓部615は、液晶パネル500の画像表示領域10aに対向して設けられ、窓部615の辺縁に、画像表示領域10aの周辺に位置する周辺領域が当接する状態となる。そのため、液晶パネル500からプレート部610へ熱を伝導させることができる。
折り曲げ部613は、プレート部610の対向する2つの側部が、内側に向かって折り曲げられてなる。折り曲げ部613の外面は、プレート部610とカバー部620とを組み合わせる際に、カバー部620の内面に接するようにされている(図6参照)。そのため、液晶パネル500からプレート部610へと伝わった熱を、折り曲げ部613を介してカバー部620へと伝達可能となっている。
カバー部固定孔612a及び612bは、カバー部620の対応する位置に形成された凸部621a及び621bの夫々と嵌合するように形成されている。プレート部610とカバー部620とは、カバー部固定孔612a及び612bと凸部621a及び621bとが互いに嵌合することによって、相互に固定される。
取付孔611a〜611dは、当該液晶ライトバルブを、図1に示した如き液晶プロジェクタ1100内に取り付けする際に利用される。取付孔611a〜611dは、略四辺形状を有する部材の四隅に設けられている。また、プレート部610には、これら取付孔611a〜611dの他に、取付孔611eが設けられている。取付孔611eは、取付孔611a〜611dのうち、取付孔611c及び611dと共に三角形を形作るように配置されている。その結果、本実施形態の液晶ライトバルブでは、四隅の取付孔611a乃至611dを用いた四点固定と、取付孔611e、611c及び611dを用いた三点固定の双方が実施可能である。
カバー部620は、液晶パネル500の周辺領域における光抜けを防止すると共に周辺領域からの迷光が画像表示領域10a内に進入するのを防ぐように、好ましくは金属或いは遮光性の樹脂等からなる。更に、該カバー部620は、プレート部610、或いは液晶パネル500に対するヒートシンクとして機能させることが好ましいことから、熱伝導率の比較的大きい材料、具体的には、アルミニウム、マグネシウム、銅又はこれらの合金等から構成するようにするとよい。
このようなカバー部620は、凸部621a及び621b、冷却風導入部622、冷却風排出部624及びカバー本体部623を有する。
凸部621a及び621bは、既に述べたように、プレート部610との固定に用いられ、前記カバー部固定孔612a及び612bの夫々と対応する位置に形成されている(尚、図5の視点からは、本来凸部621a及び621bは図示されないが、図5では特にこれらを示している)。
カバー本体部623は、図4から図9に示されているように、概略、直方体形状の部材であって、後述する冷却風導入部622及び冷却風排出部624間に挟まれるようにして存在している。ただし、カバー本体部623の内側は、液晶パネル500を収容するために、いわばくり抜かれたような状態となっている。カバー本体部623は、より詳細には、窓部625、サイドフィン部628及び冷却風導通部623H(623H1〜623H3)を有している。このうち窓部625は、図6中、上方から下方への光の透過を可能とするために開口されている。図1に示した液晶プロジェクタ1100内のランプユニット1102から発せられた光は、この窓部625を通過して液晶パネル500に入射可能となる。尚、窓部625の辺縁は、プレート部610の窓部615の辺縁と同様、液晶パネル500の周辺領域に当接している。これにより、液晶パネル500からカバー部620への熱の伝達が滞りなく行われるようになる。
サイドフィン部628は、カバー本体部623の両側面に形成された、千鳥足状に配列された各部からなり、カバー本体部623、ないしカバー部620の表面積を増大させるように機能する。
冷却風導入部622は、図4或いは図7等によく示されているように、テーパ部622T及び導風板622Pからなる。ここでテーパ部622Tは、カバー本体部623の側面上において最大高さとなる根元部622T1を有し(但し、ここでいう「高さ」とは、図7中、上下方向の距離をいう。)、そこから次第に高さを減じた先端部622T2を有するようなテーパ形状となっている。導風板622Pは、テーパ部622Tの両脇に立設されている。
冷却風排出部624は、図4、図5、或いは図9等によく示されているように、リアフィン部624Fを含んで構成されている。リアフィン部624Fは、直線状に突出した各部分が複数並列されてなり、カバー部620の表面積を増大するように機能する。
冷却風導通部623Hは、冷却風入口623H1(図8を参照)、通り路623H2(図7を参照)及び冷却風出口623H3(図9を参照)からなる。図8及び図9から明らかなように、冷却風入口623H1及び冷却風出口623H3は、相互に対向し合うカバー本体部623の両側面に形成されている。通り路623H2は、冷却風入口623H1と冷却風出口623H3との間に、カバー本体部623の内面と液晶パネル500の両側面とを使って形成されている。
本実施形態では、冷却風出口623H3から、一端側が液晶パネル500に接続されたFPC501の他端側が実装ケース601外へ引き出される。
図10において、実装ケース601にて冷却風出口623H3としての開口を規定する壁部61は、実装ケース601の内部から外部に向かう方向に沿ってFPC501の面と交差する断面(即ち、図10における壁部61の断面)において、実装ケース601の内部側から外部側に向かって拡がる断面形状を有している。具体的には、壁部61の外縁には、稜部61a’が面取りされた状態に切り欠き部61aが形成されている。即ち、壁部61の外縁は、角張った稜部61a’が削ぎ落とされたように構成されており、角張りが緩和されている。
壁部61は、プレート部610とカバー部620とが空間を隔てて対向する部分として構成され(図9参照)、冷却風排出部624に合わせて実装ケース601の内部から外部に向かう方向に延在するように設けられている(図5参照)。そして、この壁部61のカバー部620側の外表面に、リアフィン部624Fが付設されている。リアフィン部624Fは、FPC501の延在方向、概ね冷却風導通部623Hの延在方向に沿って延びるように設けられている。
図11(a)において、FPC501は、壁部61が規定する冷却風出口623H3から引き出された後、図1に示した如きダイクロイックプリズム1112の一所定面側にて外部コネクタと接続されるために、液晶プロジェクタ1100の組み立て時には矢印で示したようにリアフィン624F側に曲げられる。その際、壁部61の外縁は、切り欠き部61aのおかげで角張らないように構成されているために、この部分に当接することによるFPC501自体、又は、その表面に形成された配線の損傷を防止することが可能である。或いは、FPC501がこの外縁に当接すること自体も、ある程度回避できる。
図11(b)に示した比較例では、壁部61’の外縁は、角張った稜部61a’により構成されている。この場合、FPC501’が矢印方向に曲げられると、その表面の配線が、金属製の壁部61’の稜部61a’に当接して損傷してしまう可能性がある。また、FPC501が稜部61a’に沿って折り曲げるようにして曲げられれば、FPC501の当接部位に応力が集中してしまい、FPC501そのものが破損するおそれがある。
また、本実施形態におけるFPC501は、図11(a)に示したように、壁部61と接触可能な部分の表面に、局所的に保護膜502が設けられている。この保護膜502は、例えば、絶縁膜として印刷等によりFPC501の表面に形成されてもよいし、絶縁性の樹脂フィルム等としてFPC501の表面に貼り付けられてもよい。このため、FPC501自体、及び、その表面に形成された配線の損傷は、一層確実に防止される。
(液晶ライトバルブの動作)
次に、図12及び図13を参照して、以上に説明した液晶ライトバルブの動作について説明する。図12は、本実施形態に係る液晶ライトバルブに対する典型的な風の流れ方を示している。図13は、冷却風導通部623Hの中を流れる冷却風を示している。
本実施形態に係る液晶ライトバルブでは、実装ケース601が以上のような構成をとることで、図1に示した如き液晶プロジェクタ1100においては、シロッコファン1300から送られてきた風が、実装ケース601ないしカバー部620において、図12及び図13に示すように流れることになる。尚、このような冷却風の流れを実現するためには、図1の吹き出し口100RW、100GW及び100BWが、カバー620を構成する冷却風導入部622と対向するように、液晶ライトバルブ100R、100G及び100Bを配置する必要がある。
実装ケース601の外表では、図12に示す冷却風W1、W2及びW3等のような風の流れが実現されることになる。そのため、液晶パネル500が効果的に冷却される。これは、テーパ部622Tをあたかも駆け上がるようにしてカバー本体部623へ冷却風が吹き抜けるようになっていること(符号W1参照)、また、冷却風導入部622には導風板622Pが設けられていることにより、冷却風がどの方向からきても、その大部分をテーパ部622T上、延いてはカバー本体部623へと導くことが可能となっていること(符号W2参照)による。冷却風W1及びW2は、窓625における露出面から液晶パネル500の熱を奪っていく。即ち、本実施形態の液晶ライトバルブでは、カバー本体部623へ向けて冷却風を効率よく送り出し、液晶パネル500で発生した熱を直接的に奪うことができる。
また、冷却風導入部622の導風板622Pの外側(即ち、テーパ部622Tに対向しない側)にあたった風(符号W3参照)、或いは前記のように液晶パネル500の表面ないしその近傍に至った後、カバー本体部623の側面に流れる風等が、サイドフィン部628に至り、或いは前記の冷却風W1及びW2等がリアフィン部624Fに至ることにより、効率よくカバー部620が冷却される。このようにカバー部620が効果的に冷却されると、液晶パネル500からプレート部610ないしカバー部620に伝達される熱を実装ケース601外へ放出するのに非常に有効である。ここで、リアフィン部624Fは、向きが冷却風W1及びW2の方向とほぼ合致しているために、風の流れをつくるのに寄与する。また、本実施形態では、リアフィン部624Fの下に設けられ、冷却風出口623H3を規定する壁部61も、リアフィン部624Fが搭載されるほどに延在されることで実装ケース601の表面積を増大するのに寄与し、液晶パネル500の冷却効率を高めている。
更に、ここでは、カバー本体部623に冷却風導通部623Hが形成されていることにより、カバー部620内を冷却風が吹き抜ける(図中符号WD参照)。即ち、冷却風導入部622に向かって吹いてきた冷却風WDは、冷却風入口623H1からカバー本体部623の内部に入り、通り路623H2を抜けて、冷却風出口623H3からカバー本体部623の外部へ抜けるという流れ方をする。この際、通り路623H2を構成する面の一部は、前述したように液晶パネル500の両側面を含んでいるから(図6参照)、冷却風WDは、液晶パネル500を直接的に冷却することになる。また、通り路623H2を構成する面の他の一部は、プレート部610或いはカバー部620の内面の一部を含んでいるから、冷却風WDは、プレート部610及びカバー部620も冷却する。
ここで、冷却風導通部623Hは、カバー本体部623Hの相互に対向し合う両側面に冷却風入口623H1及び冷却風出口623H3を備えることで、液晶パネル500、或いはカバー部620ないしはプレート部610を冷却した冷却風は、冷却風出口623H3から速やかに実装ケース601の外部へ吹き出されるとともに、冷却風入口623H1からは常に新鮮な冷却風が送り込まれるようになっている。即ち、冷却風の行き交いがより活発に行われ得る。
加えて、本実施形態においては、冷却風出口623H3の開口を規定する壁部61が、実装ケース601の内側から外側に向かって拡がる断面形状をしていることから、冷却風導通部623による通風が比較的潤滑に行われる。よって、液晶パネル500の冷却効率は、更に向上する。
以上説明したように、本実施形態では、実装ケース601における壁部61を、外縁に切り欠き部61aを有する形状としたので、液晶パネル500に接続されるFPC501の損傷を防止することができ、延いては、液晶プロジェクタ1100における液晶ライトバルブ100の製造品質の低下を防止することが可能となる。
また、壁部61の形状から冷却風導通部623による通風が比較的潤滑に行われ、液晶パネル500を効率よく冷却できる。よって、液晶パネル500における液晶層50の劣化、或いはホットスポットの発生等が未然防止され、液晶ライトバルブ100、延いては液晶プロジェクタ1100における表示品質の低下を防止することができる。
(冷却風出口623H3を規定する壁部に係る変形例)
上記実施形態では、壁部61は、外縁に切り欠き部61aを有するものとしたが、本発明の壁部は、フレキシブル配線基板の損傷を防止或いは軽減するように、実装ケース内部から外部に向かう方向に沿ってフレキシブル配線基板の基板面と交差する断面(例えば、図10及び図11(a)の断面)において、内部から外部に向かって拡がる断面形状を有していればよく、実施形態以外にも種々の変形が可能である。
例えば、図14における変形例では、壁部62の外縁62aは丸められている。この場合、FPC501は、仮に外縁62aに当接したとしても、外縁62aには角がないために損傷のおそれが極めて低い。
図15における変形例は、このような丸みを、より広範囲につけるようにした場合を示している。即ち、壁部63及び壁部64は、夫々、カバー部620及びフレーム部610の一部であり、これら壁部63及び64が規定する冷却風出口623H3の開口は、内部から外部にかけての比較的広範な領域で漸近的に拡がっている。このため、FPC501の損傷防止効果に加え、冷却風導通部623による通風をより潤滑に行うことができる。尚、本発明の壁部は、実施形態のようにFPC501の片面側、即ちFPC501が曲げられる側にのみ特徴的な断面形状を有していてもよいが、本変形例のようにFPC501の両面側において特徴的な断面形状を有するようにしてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置用実装ケース、電気光学装置及び電子機器もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。尚、上記実施形態では、一例として液晶パネルを備えた液晶ライトバルブについて説明したが、本発明の電気光学装置は、電気光学パネルとして、液晶パネル以外にエレクトロルミネッセンス装置、電気泳動装置、電子放出素子を利用した表示装置(Field Emission Display及びSurface-Conduction Electron-Emitter Display)等の各種の表示装置を備えていてよい。また、そのような電気光学装置を備える本発明の電子機器は、投射型だけでなく反射型のプロジェクタであってよく、その他にもテレビジョン受像機、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種の電子機器を実現できる。
本発明に係る電子機器の実施形態の平面図である。 本発明に係る電気光学装置の実施形態の平面図である。 図2のH−H’断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の平面図である。 図5のX1−X1’断面図である。 図5のY1−Y1’断面からみた矢視図である。 図5のZ1方向から臨んだ正面図である。 図5のZ2方向から臨んだ背面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の一部分を拡大して表す斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の一部分を拡大して表す断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の斜視図であって、当該電気光学装置に対する典型的な風の流れ方を示した説明図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の平面図であって、冷却風導通部を流れる冷却風を特に示した説明図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の壁部の変形例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る電気光学装置の壁部の変形例を示す断面図である。
符号の説明
10…TFTアレイ基板、20…対向基板、50…液晶層、61…(冷却風出口を規定する)壁部、61a…切り欠き部、61a’…稜部、500…液晶パネル、501…FPC、502…保護膜、601…実装ケース、610…プレート部、620…カバー部、622T…テーパ部、622P…導風板、623…カバー本体部、623H…冷却風導入部、623H1…冷却風入口、623H2…通り路、623H3…冷却風出口、628…サイドフィン部、624…冷却風排出部、624F…リアフィン部、100(100R、100G、100B)…液晶ライトバルブ、1100…液晶プロジェクタ、1102…ランプユニット、1300…シロッコファン。

Claims (10)

  1. 外部との間で電気信号が配送され、表示像が表示される電気光学装置に用いられる電気光学パネルを収容するための電気光学装置用実装ケースであって、
    前記電気光学パネルを、その周縁に前記電気信号の配送を行うためのフレキシブル配線基板の一端側が接続された状態で収容可能に構成されると共に、前記フレキシブル配線基板の他端側を内部から外部に引き出すための開口を規定する壁部を含む本体部を備えており、
    前記壁部は、前記内部から前記外部に向かう方向に沿って前記フレキシブル配線基板の基板面と交差する断面において、前記内部側から前記外部側に向かって拡がる断面形状を有していることを特徴とする電気光学装置用実装ケース。
  2. 前記壁部は、前記開口の外縁において面取りされていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置用実装ケース。
  3. 前記壁部は、前記開口の外縁において丸められていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置用実装ケース。
  4. 前記本体部は、前記電気光学パネルが上面に載置される被実装部材と、前記被実装部材の前記上面側を覆う蓋部材とを含んで構成され、前記壁部は、前記被実装部材と前記蓋部材とが空間を隔てて対向する部分として構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  5. 前記フレキシブル配線基板のうち前記壁部と接触可能な部分に、保護膜が局所的に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  6. 前記壁部は、平面的にみて、前記本体部の周縁の所定領域に前記内部から前記外部に向かって延びるように設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケース。
  7. 前記所定領域における前記本体部の外表面に、放熱フィンが付設されていることを特徴とする請求項6に記載の電気光学装置用実装ケース。
  8. 前記放熱フィンは、前記フレキシブル配線基板の延在する方向に沿って延びるように設けられていることを特徴とする請求項7に記載の電気光学装置用実装ケース。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケースと、前記本体部に収容された前記電気光学パネルと、前記電気光学パネルの周縁に一端側が接続されると共に他端側が前記開口から外部に引き出された前記フレキシブル配線基板とを備えることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項9に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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