JP2006118424A - バキュームポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 バキュームポンプの性能を向上させること。
【解決手段】 バキュームポンプは複数のベーンを摺動自在に保持するロータと、ロータを収容し、給油路を介して潤滑油が内部に供給されるハウジングと、を備え、給油路は通路を介して大気に連通する。また、バキュームポンプは通路の流量を抑制する流量抑制手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用のバキュームポンプに関する。
従来、第一給油通路の他端と構成各部材同士が互いに摺動する部分とを回転軸の回転に伴って間欠的に連通自在とした自動車用真空ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数のベーンを摺動自在に保持するロータと、ロータを覆い内部に給油路を介して潤滑油が供給されるハウジングと、を備えるバキュームポンプが知られている。このバキュームポンプにおいて、ロータはロータを駆動するエンジンに連結されるシャフト部を有し、シャフト部にはロータ径方向に貫通する貫通孔が形成されている。また、貫通孔には給油孔が連通し、ハウジングは、ロータのシャフト部に嵌合してシャフト部を回転自在に支持する軸受部を有している。さらに、軸受部にはロータ軸方向に一対の連通溝が形成され、一方の連通溝はハウジング内部に常時連通している。他方の前記連通溝は大気に常時連通し、一方の連通溝と貫通孔とが連通したとき、貫通孔と他方の連通溝とが連通状態となる。
特開平11−62864号公報
しかしながら、上記従来の自動車用真空ポンプにおいては、ハウジング内と大気とが連通されていない。したがって、ポンプが停止したときに、ハウジング内の負圧により、潤滑油がハウジング内に流入する。この量が多いと、次のエンジン始動時に回転抵抗となる。
上記問題を解決するポンプとして、上記したバキュームポンプが提案されている。しかしながら、他方の連通溝が大気と常時連通していることから、この他方の連通溝より空気がハウジング内に流入し易く、ポンプの性能低下の原因となっている。さらに、この他方の連通溝より、潤滑油が外部に流出し易いという問題も存在する。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、バキュームポンプの性能を向上させることを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数のベーンを摺動自在に保持するロータと、上記ロータを収容し、給油路を介して潤滑油が内部に供給されるハウジングと、を備え、上記給油路は通路を介して大気に連通するバキュームポンプであって、上記通路の流量を抑制する流量抑制手段を備えることを特徴とするバキュームポンプである。
この一態様によれば、バキュームポンプは上記通路の流量を抑制する上記流量抑制手段を備える。上記流量抑制手段により、上記通路および上記給油路を介して上記ハウジング内に上記大気が流入するのを抑制することができる。これにより、上記ハウジング内の負圧が弱くなるのを防止することができる。したがって、上記バキュームポンプの仕事率を向上させ、性能向上およびコスト低減につながる。また、上記通路より上記潤滑油が外部(大気)に流出するのを防止でき、上記ハウジング内の給油量が低下して、バキュームポンプの性能が低下することはない。
また、この一態様において、例えば、上記ロータは上記ロータを駆動する駆動手段に連結されるシャフト部を有し、上記シャフト部にはロータ径方向に貫通する貫通孔が形成され、上記貫通孔は上記給油路に連通し、上記シャフト部の外周面端部からロータ軸方向に一対の大気連通溝が形成され、上記ハウジングは上記ロータの上記シャフト部に嵌合して上記シャフト部を回転自在に支持する軸受部を有し、上記軸受部の内周面には上記ロータ軸方向に一対の連通溝が形成され、一方の上記連通溝はハウジング内部に連通し、上記一方の連通溝と上記貫通孔とが連通したとき、上記貫通孔と他方の上記連通溝と上記大気連通溝とが連通状態となるのが好ましい。さらに、例えば上記ロータの回転により、上記他方の連通溝と上記大気連通溝とが間欠的に連通状態となる。
なお、この一態様において、例えば上記ロータは上記ロータを駆動する駆動手段に連結されるシャフト部を有し、上記シャフト部には上記シャフト部の直径方向に貫通する貫通孔が形成され、上記貫通孔には上記給油孔が連通し、上記ハウジングは上記ロータの上記シャフト部に嵌合して上記シャフト部を回転自在に支持する軸受部を有し、上記軸受部の内周面にはロータ軸方向に一対の連通溝が形成され、一方の上記連通溝はハウジング内部に連通し、他方の上記連通溝は大気に連通し、上記一方の連通溝と上記貫通孔とが連通したとき、上記貫通孔と上記他方の連通溝とが連通状態となり、上記他方の連通溝が上記一方の連通溝より小さく形成されているのが好ましい。また、例えば上記他方の連通溝には、スリットが形成されている。
本発明によれば、バキュームポンプの性能を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、車両用のバキュームポンプの基本概念、主要なハードウェア構成、作動原理、及び基本的な制御手法等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
車両のブレーキに組み込まれる真空倍力装置は、走行用のエンジンにより駆動されるバキュームポンプにより排出される。例えば、この様な用途に以下実施の形態に係るバキュームポンプは使用されている。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るバキュームポンプを示す断面図である。図2は図1に示すバキュームポンプを直線A−A′で切断した際の断面図である。
本実施の形態に係るバキュームポンプ1は、車両用エンジン等の駆動手段の側面に固定される基板3を備える。基板3の中央部には通孔3aが形成され、通孔3aには基板3の外側から有底円筒状のハウジング5が嵌合している。ハウジング5内にはロータ7が収容され、ハウジング5の軸受部5aがロータ7のシャフト部7aに嵌合し、当該シャフト部7aを回転自在に支持している。ハウジング5は円筒形の内周面5bを有し、軸受部5aの中心は円筒形の内周面5bの中心に対し偏心している。すなわち、ロータ7の軸心はハウジング5の円筒形の内周面5bの中心に対して偏心している。
ロータ7の外周面には、略等間隔で3つのベーン溝7bがロータ径方向かつ放射状に形成されている。各ベーン溝7bには、ベーン9がロータ径方向に摺動自在に夫々嵌装されている。なお、ロータ7の外周面には3つのベーン溝7bが形成されているが、形成されるベーン溝7bの数は任意でよい。
各ベーン9はロータ7の回転に伴って、ベーン溝7bから突出する方向に遠心力を受ける。これにり、ベーン9の外周縁と円筒形の内周面5bとが摺接しつつ、ベーン9はベーン溝7bに対して入出する。互いに偏心した円筒形の内周面5bとロータ7の外周面との間には、円周方向に沿って連続的に幅寸法が変化する隙間が形成されている。各ベーン溝7bから入出するベーン9により、隙間は3つの密閉空間S1、S2、S3に分割される。
ロータ7の回転方向において、ロータ7の外周面と円筒形の内周面5bとの間の隙間の幅が次第に広がる密閉空間S3に、例えば真空倍力装置に接続される吸気口が形成されている。また、ロータ7の外周面と円筒形の内周面5bとの間の隙間の幅が次第に狭くなる密閉空間S1に、例えば車両用エンジンの内部に接続される排気口が形成されている。車両用エンジンのカムシャフト11が回転するとロータ7が回転し、密閉空間S1、S2、S3の容積が連続的に変化する。この容積変化は吸気口部分では増大傾向となり、排気口部分では減少傾向となる。したがって、吸気口を真空倍力装置に連通させれば、この真空倍力装置を負圧にできる。
ロータ7のシャフト部7aはカップリング13を介してエンジンのカムシャフト11に連結されている。カムシャフト11の内部には、同心円状に潤滑油が流れる給油通路11aが形成されている。
ロータ7のシャフト部7aにはロータ径方向に貫通する貫通孔7eが形成されている。また、シャフト部7aの中央には凹部7cが形成され、凹部7cと貫通孔7eは連通している。シャフト部7aの凹部7cには、内部に給油通路15aが形成された給油パイプ15の一端がOリングを介して嵌合している。さらに、給油パイプ15の他端は、カムシャフト11の中央に形成された凹部11bにOリングを介して嵌合している。カムシャフト11の給油通路11a、給油パイプ15の給油通路15a、およびロータ7のシャフト部7aの貫通孔7eは常時連通している。なお、カムシャフト11の給油通路11aはエンジンに設けられた潤滑油供給手段に接続されている。潤滑油供給手段はエンジン内部で潤滑油を加圧し、給油通路に供給している。
ロータ7のシャフト部7aの外周面端部からロータ軸方向で、略対角位置に一対の大気連通溝7dが形成されている。図3(a)は、図1に示すロータ7をB方向から見た図である。図3(a)に示すように、貫通孔7eの形成される方向に沿って、一対の大気連通溝7dが形成されている。
またハウジング5の軸受部5aの内周面には、ロータ軸方向で略対角位置に一対の連通溝5c、5dが形成されている。一方の連通溝5cは一端が内周面5bにより形成される円筒形状部分(以下ハウジング内部と称す。)に開放し、常時連通するように形成されている。他方の連通溝5dはロータ7のシャフト部7aの外周面と閉空間を形成し(図3(b))、またはロータ7の回転に伴い、間欠的にロータ7のシャフト部7aの貫通孔7eおよび大気連通溝7dに連通する。
次に潤滑油の供給方法について説明する。
潤滑油供給手段はエンジン内部で潤滑油を加圧し、カムシャフト11の給油通路11aに供給する。カムシャフト11の給油通路11aに供給された潤滑油は、バキュームポンプ1の負圧および潤滑油供給手段の加圧によって、バキュームポンプ1側に引き込まれる。これにより、潤滑油はカムシャフト11の給油通路11aおよび給油パイプ15の給油通路15aを経由して、ロータ7のシャフト部7aの貫通孔7eに流入する。このときロータ7の回転に伴い、ロータ7の貫通孔7eとハウジング5の一対の連通溝5c、5dが間欠的に連通する。貫通孔7eと一方の連通溝5cとが連通したとき、貫通孔7eから一方の連通溝5cを介して潤滑油がハウジング内に流入する。なお、一対の連通溝5c、5dに流入した潤滑油によって、ハウジング5の軸受部5aとロータ7のシャフト部7aとの間の摺動抵抗が軽減される。ハウジング内に流入した潤滑油は、ベーン溝7bとベーン9との間部分、ベーン9の外周縁と円筒形の内周面5bとの間部分等の摺動部分を潤滑した後、ロータ7およびベーン9の回転に基づく遠心力によって、ハウジング5の内周面5bに集められ、排出口から吸い出された空気と共に、車両用エンジンのギアトレーン内に送出される。ギアトレーン内に送出された潤滑油は、空気と分離されて、エンジン下部のオイルパンに回収される。一方、貫通孔7eと他方の連通溝5dとが連通状態となったとき、他方の連通溝5dと大気連通溝7dとが連通状態となる。このとき、ハウジング内の負圧により、空気が大気連通溝7dより流入し、一方の連通溝5d、貫通孔7eおよび他方の連通溝5cを経由してハウジング内に流入する。このようにして、ハウジング内の負圧が僅かに弱くなる傾向にあるが、本実施の形態に係るバキュームポンプ1のように、ロータ7の回転により、間欠的に貫通孔7e、他方の連通溝5d、および大気連通溝7dを連通させることにより、ハウジング内の負圧が弱くなるのを防止することができる。したがって、バキュームポンプ1の仕事率を向上させ、性能向上およびコスト低減につなげることができる。また、貫通孔7e内の潤滑油にロータ7の遠心力が作用し、潤滑油は貫通孔7eから他方の連通溝5dに侵入し、当該他方の連通溝5dに溜まる。したがって、他方の連通溝5dと大気連通溝7dが連通状態となったとしても、潤滑油が大気連通溝7dを経由して外部(大気)へ漏れることは殆どない。したがって、ハウジング内の給油量が低下し各部材の摺動抵抗が増加して、バキュームポンプ1の性能が低下することはない。
なお、バキュームポンプ1の停止過程(ロータ7の回転数が低下して最終的に停止する過程)において、大気連通溝7d、他方の連通溝5d、貫通孔7e、および一方の連通溝5cを経由してハウジング内に大気が流入することから、ハウジング内の負圧は解消される。これにより、ハウジング内へ余分なオイルが吸い込まれるのを防止することができる。
(第2の実施の形態)
図4(a)は本発明の第2の実施の形態に係るバキュームポンプを示す断面図である。
図4(a)に示すように、ハウジング25はロータ27のシャフト部27aに嵌合して回転自在に支持する軸受部25aを有している。軸受部25aの内周面にはロータ軸方向に一対の連通溝25c、25dが形成され、一方の連通溝25cはハウジング内部に連通し、他方の連通溝25dは外部(大気)に連通している。
なお、一方の連通溝25cの幅等を大きく形成すると潤滑油が流れ易くなり、ハウジング内へ潤滑油の流入量が増加する。したがって、ハウジング内への必要な給油量に基づいて、一方の連通溝25cの幅等の大きさが決定される。
図4(b)は図4(a)に示すハウジング25を直線C−C′で切断した際の断面図である。
図4(b)に示すように、他方の連通溝25dの幅W2は一方の連通溝25cの幅W1と同一であるが、略中央にスリット25eが形成されている。したがって、他方の連通溝25dの断面積は一方の連通溝25cの断面積よりも小さく、必要最小限の大きさとなっている。すなわち、一方の連通溝25cからは、最適量の潤滑油をハウジング内に流入させつつ、他方の連通溝25dから潤滑油が外部(大気)へ流出するのを防止できる。さらに、ハウジング内の負圧により、他方の連通溝25dから空気が流入するのを抑制することができる。
以上により、ハウジング内の給油量が低下し、各部材の摺動抵抗が増加して、バキュームポンプ20の性能が低下することはない。さらに、他方の連通溝25dから空気が流入するのを抑制することができることから、ハウジング内の負圧が弱くなるのを防止することができる。したがって、バキュームポンプ20の仕事率を向上させ、コスト低減につなげることができる。
他の構成は図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。図4(a)および(b)において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記実施の形態において、ロータ7はカムシャフト11に連結され駆動されているが、カムシャフト11とロータ7との間に歯車機構等を介在させてもよい。
また、上記実施の形態において、ロータ7のシャフト部7aの外周面端部からロータ軸方向で、略対角位置に一対の大気連通溝7dが形成されているが、一対の大気連通溝7dはロータ7のシャフト部7aの外周面端部からロータ軸方向で、いずれの位置に形成されていてもよい。
さらに、上記実施の形態において、一対の大気連通溝7dが形成されているが、形成される大気連通溝7dの数は任意でよい。
本発明は、車両用のバキュームポンプに利用できる。搭載される車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
本発明の第1の実施の形態に係るバキュームポンプを示す断面図である。 図1に示すバキュームポンプを直線A−A′で切断した際の断面図である。 (a)図1に示すロータ7をB方向から見た図である。(b)図1に示すハウジングの斜視図であり、他方の大気連通溝を示す図である。 (a)本発明の第2の実施の形態に係るバキュームポンプを示す断面図である。(b)図4(a)に示すハウジングを直線C−C′で切断した際の断面図である。
符号の説明
1 バキュームポンプ
3 基板
5 ハウジング
5a 軸受部
5c 一方の連通溝
5d 他方の連通溝
7 ロータ
7a シャフト部
7d 大気連通溝
7e 貫通孔
9 ベーン
11 カムシャフト

Claims (5)

  1. 複数のベーンを摺動自在に保持するロータと、該ロータを収容し、給油路を介して潤滑油が内部に供給されるハウジングと、を備え、前記給油路は通路を介して大気に連通するバキュームポンプであって、
    前記通路の流量を抑制する流量抑制手段を備えることを特徴とするバキュームポンプ。
  2. 請求項1記載のバキュームポンプであって、
    前記ロータは該ロータを駆動する駆動手段に連結されるシャフト部を有し、該シャフト部にはロータ径方向に貫通する貫通孔が形成され、該貫通孔は前記給油路に連通し、前記シャフト部の外周面端部からロータ軸方向に一対の大気連通溝が形成され、
    前記ハウジングは、前記ロータの前記シャフト部に嵌合して該シャフト部を回転自在に支持する軸受部を有し、該軸受部の内周面には前記ロータ軸方向に一対の連通溝が形成され、一方の前記連通溝はハウジング内部に連通し、
    前記一方の連通溝と前記貫通孔とが連通したとき、該貫通孔と他方の前記連通溝と前記大気連通溝とが連通状態となることを特徴とするバキュームポンプ。
  3. 請求項2記載のバキュームポンプであって、
    前記ロータの回転により、前記他方の連通溝と前記大気連通溝とが間欠的に連通状態となることを特徴とするバキュームポンプ。
  4. 請求項1記載のバキュームポンプであって、
    前記ロータは該ロータを駆動する駆動手段に連結されるシャフト部を有し、該シャフト部には該シャフト部の直径方向に貫通する貫通孔が形成され、該貫通孔には前記給油孔が連通し、
    前記ハウジングは、前記ロータの前記シャフト部に嵌合して該シャフト部を回転自在に支持する軸受部を有し、該軸受部の内周面にはロータ軸方向に一対の連通溝が形成され、一方の前記連通溝はハウジング内部に連通し、他方の前記連通溝は大気に連通し、
    前記一方の連通溝と前記貫通孔とが連通したとき、該貫通孔と前記他方の連通溝とが連通状態となり、前記他方の連通溝が前記一方の連通溝より小さく形成されていることを特徴とするバキュームポンプ。
  5. 請求項4記載のバキュームポンプであって、
    前記他方の連通溝には、スリットが形成されていることを特徴とするバキュームポンプ。
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