JP2006117259A - 液体注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 下端にピストンを有する作動部材押下げで容器体内液体を作動部材上端のノズルから注出可能とした液体注出容器において、作動部材上端のヘッドを押下げた状態で輸送等が出来るよう設けた。
【解決手段】 上記作動部材11のステム14を貫通させてピストン18を容器体上部内へ位置させることで、作動部材上端のノズル付きヘッド13を容器体上面を閉塞する蓋体31上面へ近接させ、ステム14の下端部外面とピストンが有するステム挿通孔部分とには係合手段を設けて、ヘッド13を介してステムを引上げたとき、その係合手段が離脱不能に嵌着するよう設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体注出容器に関する。
容器体内へ垂設したシリンダ内へピストンを配置し、該ピストンから容器体上面を閉塞する蓋体を貫通させてステムを起立し、該ステム上端へノズル付き押下げヘッドを嵌着させて作動部材となし、該作動部材の押下げによる液面押圧でシリンダ内液体を上記ノズルから、注出できるようにした液体注出容器は周知であり、広く用いられているが、上記作動部材は、ピストンおよびステム下部をシリンダ内へ残し、ステム上部およびヘッドを蓋体上方へ起立させることとなるから、容器全体が嵩ばることとなって輸送時等に不便となるため、上記作動部材を押下げヘッドを蓋体へ螺合させることで容器全体高さを低くさせることが行われている(特許文献1)。
特開2003−191989号公報
上記公知例発明は、容器体内へシリンダを垂下し、該シリンダ内へ作動部材のピストンを配置するよう設けているから、シリンダ内へ液体を吸込みしなければそのシリンダ下部内までピストンを下降させることが出来るが、容器体周壁をシリンダとして、その周壁内へ液体を充填させる場合は輸送時等に容器全体高さを低くする為にピストンを容器体下部内まで垂下させることとなり、作動部材押下げによる容器体内液体の注出が出来ないこととなる。
本発明は上記のような液体注出容器においても、そのヘッドを容器体の蓋体へ近接させて容器全体高さを低くさせることが出来るよう設けたものである。
第1の手段として容器体内液面上方へ配置し、外周面を周壁内面へ水密に当接させたピストンから、容器体上面を閉塞する蓋体を貫通して起立するステム上端へ、ノズル付きヘッドを設けて作動部材となし、該作動部材押下げによるピストンの液面押圧で容器体内液体を上記ノズルから注出可能とした液体注出容器において、
上記ピストン18を貫通させてステム14を容器体内へ垂下させると共に、ヘッド13を蓋体31上へ近接させてあって、ステム14の下端部外面と、ピストンのステム挿通孔部分とには、ヘッド13を介してステム14を引上げたとき、離脱不能に嵌着する係合手段を付設した。
第2の手段として、上記第1の手段を有し、かつ上記容器体底壁5から小径筒部5eを起立させて、該小径筒部外面へステム14下部を水密に嵌合させた。
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有し、かつ上記ステム14の下端部を大外径筒16とすると共に、該大径筒直ぐ上方のステム下方部分外面へ逆刺突条17を周設し、又ピストンのステム挿通孔をピストン上方へ起立するテーパ状筒20の筒孔21で形成し、
ステム14を引上げたとき、上記大外径筒16が筒孔21が有する下向き段部21a 下面へ係合すると共に、逆刺突条17の下面がテーパ状筒20の上端面へ係合可能に形成した。
第4の手段として、上記第3の手段を有し、かつ上記大外径筒16と逆刺突条17とを有するステム下方部分を、該下方部分上方の第1ステム部分14a に対する別部材の第2ステム部分14b として、該第2ステム部分上部を小外径として第1ステム部分の下部内へ緊密に嵌着させた。
第5の手段として、上記第1、第2、第3、又は第4の手段を有し、かつ容器体底壁5を上げ底として、該上げ底の底壁部分へ液体充填口7を穿設し、又その上げ底下方部分内へ位置させて、充填口の密閉体8を設けた。
請求項1記載のようにすることで、容器輸送時等は作動部材11のヘッド13が容器体の蓋体上面へ近接する状態に、つまり容器全体高さを低くした状態としておくことが出来、又使用者が上記ヘッドを引上げるとステム下端にピストン18が嵌着できて、該状態からのヘッド押下げによる液面押圧でノズルから容器体内液体を注出させることが出来、このように輸送時と使用時の容器の高さを変えることが出来るから、輸送時容器が嵩ばって困ることがない。
請求項2のようにすることで、輸送時ステム内へ容器体内液体が入り、該ステム内を通ってノズル12から液洩れすることがない。
請求項3のようにすることで、ステム14を引上げたとき、ステム下部に対するピストンの嵌着を確実とすることが出来る。
請求項4のようにすることで、大外径筒16や逆刺突条17を有する第2ステム部分14b を第1ステム部分14a に対して別成形でき、よって予め上端にヘッドを有する第1ステム部分を蓋体31に貫通させておき、その第1ステム部分下部内へ第2ステム部分の上部を嵌着させることでピストンに対するステムの貫通が容易となる。
請求項5のようにすることで、容器体内への液体充填は、予め容器体へヘッド付きのステム、ピストン、を装着させた後、容器体を倒立させて液体充填口7から容器体内へ液体注入出来、その液体充填が容易となると共に充填口密閉体8は上げ底部分内へ位置させてあるから、その密閉体へ他物等が当ることが少なく、よってその密閉体の弛み等による液洩れ等も防止できる。
以下図面について説明すると、1は容器体である。該容器体は上下同一内径の周壁2を有し、その周壁上端部は大内径とし、かつ小外径として、その小外径部の上下方向中間部へ係合突条3を周設している。上記周壁下端からは内向きフランジ状部を介して上内方へのテーパ状壁4を起立し、そのテーパ状壁上面を底壁5で閉塞している。その底壁中央部から起立形成した大径筒部5a上端から第1上向き段部5bを介して中径筒部5cを起立し、又該中径筒部上端から第2上向き段部5dを介して上面閉塞の小径筒部5eを高く起立させている。それ等各筒部はすべて下面を開放している。又上記大径筒部5aとテーパ状壁4との間の底壁部分の一部を開口させてその周縁から、下端外周に係合突条を有する嵌合筒6を垂下させて液体充填口7を形成し、又その充填口内へ栓を嵌合させ、かつその栓下端外周から外向きフランジを介して外筒を起立する密閉体8を設けて、嵌合筒外面へ外筒を嵌合させている。その外筒の下部内面へは凹溝を周設してその凹溝内へ上記係合突条を嵌合させている。
11は作動部材であり、図2が示すようにノズル12付きのヘッド13からステム14を垂下し、そのステム下端部へピストン18を嵌着させている。但し該作動部材は、図1が示すように、始めはピストン18へステムを貫通させ、上記ヘッド13の上方引上げによってピストン18がステムの下部外面へ上下動不能に嵌着するよう設けたものである。
ステム14の下部は、その下部よりも上方の第1ステム部分14a に対して別部材をなす第2ステム部分14b で形成され、該第2ステム部分の上端部は小外径部15として第1ステム部分14a の下部内へ嵌着されており、又第2ステム部分14b の下端部は外向きフランジ状部を介して垂下する大外径筒16として、既述第1上向き段部5b上へ外向きフランジ状部を載置させて大外径筒16を大径筒部5a外面へ、かつ該大外径筒直ぐ上方の第2ステム部分下端は中外径筒5c外面へ、更に小径筒部5eの上端部外面へ、小外径部15の下部内面をそれぞれ水密に嵌合させている。又第2ステム部分の中間部外面へは上外面をテーパ状とし、かつ下面を水平とした逆刺突条17を周設している。
18はピストンで、平板19中央部を上端面開口の上内方へ屈曲させたテーパ状筒20として起立し、そのテーパ状筒の筒孔21内へステム14を挿通させている。又その筒孔の中間部内面へは下向き段部21a を付形している。ピストン外周には容器体周壁2内面へ水密に接する短筒22を付設しており、該短筒は、上下方向中間部を小外径とし、上下両端部外面を容器体周壁内面へ弾性圧接させている。該短筒は上下方向中間部内面へ既述平板19外周を連結させている。
図2が示すように図1の状態からヘッド13を引上げたとき、逆刺突条17がテーパ状筒20の筒孔内を通過し、このとき第2ステム部分14b の大外径筒16上面の上向き段部が上記筒孔の下向き段部21a に接すると共にテーパ状筒20上面が逆刺突条17の下面へ接する。
31は蓋体で、頂板32中央部を起立筒33とし、かつ起立筒上端部を上内方へテーパ状に屈折させてその起立筒孔内へステム14を水密に挿通させ、又頂板外周から垂下させた外筒34を容器体周壁上端の小外径部外面へ嵌合させ、その外周壁内面に周設した凹溝内へ係合突条を嵌合させている。又頂板外周部から垂下した内筒35下端部外面を周壁2の大内径部下方の周壁部分内面へ水密に嵌合させ、既述起立筒33寄りの頂板部分下面から垂下させた長筒36下端をピストン18の平板19上面へ当接させている。尚上記起立筒上端は、ステムの上部外面へ周設した係合突条上面へ係合させてステムの上方抜出しを防止している。
上記容器体内への液体充填は次のように行うことが出来る。即ち、図1が示す状態から容器を倒立させ、密閉体8を外して液体充填口7から液体充填し、次いで密閉体8でその液体充填口を密閉する。該状態で容器を包装して輸送等する。
容器使用者は上記包装を除去した後に図2のようにヘッド13を上方へ引上げしてステム下端部へピストン18を嵌着させて作動部材11を形成し、次いで該作動部材を押下げすれば、容器体内液面をピストン18が押圧することで、容器体内液体はピストン、ステム内を通ってノズル12から注出される。
尚既述容器体底壁は、周壁下端へ下蓋を螺合等させることで、その下蓋で形成することが出来、この場合は容器体内への液体充填を下蓋開蓋状態で行えばよいから液体充填口および密閉体は不要となる。
ステム下降状態で示す、本発明容器の半断面図である。 ステム引上げ状態で示す図1容器の半断面図である。
符号の説明
1 容器体 2 周壁
5 底壁 8 密閉体
11 作動部材 13 ヘッド
14 ステム 14b 第2ステム部分
17 逆刺突条 18 ピストン
20 テーパ状筒 21 筒孔
31 蓋体

Claims (5)

  1. 容器体内液面上方へ配置し、外周面を周壁内面へ水密に当接させたピストンから、容器体上面を閉塞する蓋体を貫通して起立するステム上端へ、ノズル付きヘッドを設けて作動部材となし、該作動部材押下げによるピストンの液面押圧で容器体内液体を上記ノズルから注出可能とした液体注出容器において、
    上記ピストン18を貫通させてステム14を容器体内へ垂下させると共に、ヘッド13を蓋体31上へ近接させてあって、ステム14の下端部外面と、ピストンのステム挿通孔部分とには、ヘッド13を介してステム14を引上げたとき、離脱不能に嵌着する係合手段を付設した
    ことを特徴とする液体注出容器。
  2. 上記容器体底壁5から小径筒部5eを起立させて、該小径筒部外面へステム14下部を水密に嵌合させた
    ことを特徴とする請求項1記載の液体注出容器。
  3. 上記ステム14の下端部を大外径筒16とすると共に、該大径筒直ぐ上方のステム下方部分外面へ逆刺突条17を周設し、又ピストンのステム挿通孔をピストン上方へ起立するテーパ状筒20の筒孔21で形成し、
    ステム14を引上げたとき、上記大外径筒16が筒孔21が有する下向き段部21a 下面へ係合すると共に、逆刺突条17の下面がテーパ状筒20の上端面へ係合可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体注出容器。
  4. 上記大外径筒16と逆刺突条17とを有するステム下方部分を、該下方部分上方の第1ステム部分14a に対する別部材の第2ステム部分14b として、該第2ステム部分上部を小外径として第1ステム部分の下部内へ緊密に嵌着させた
    ことを特徴とする請求項3記載の液体注出容器。
  5. 容器体底壁5を上げ底として、該上げ底の底壁部分へ液体充填口7を穿設し、又その上げ底下方部分内へ位置させて、充填口の密閉体8を設けた
    ことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の液体注出容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH082563A (ja) * 1994-06-20 1996-01-09 Masao Hirai 液体容器

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