JP2006116536A5 - - Google Patents

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紫外線ランプを固定し、紫外線強度計を垂直スタンドに固定し距離別に紫外線強度の測定を行った。
測定環境は大気中で紫外線ランプを固定し紫外線強度計のセンサーを垂直に設定して0〜55mmまで5mm間隔で測定した。
紫外線強度計のセンサーを0〜55mmまで5mm間隔で測定した。
紫外線ランプ104の光の照射強度と距離の関係をグラフにしたものを図7に示す。
測定環境を水中にして同様な測定をした。結果を大気中の結果と併せてグラフにしたものを図9に示す。大気中と水中とは同様な曲線を示し、その差は殆どないので、大気中のデータを用いることにする。
次に、海水Aを殺菌するに必要な時間を求める。
殺菌槽105の大きさは76mm×76mm×335mmであり、紫外線ランプの外径が20mmであることから図2に示した殺菌槽と紫外線ランプ104との距離P・Q・Rを計算する。このとき、PとRを等しくする。結果は、P=R=27mm Q=42.3mmとなり、図3を得た。
図7のグラフを基に、27mmと42.3mmとから得た紫外線強度に時間を掛けて、照射量を計算した。時間と照射量のグラフとして図8を示す。
菌の致死量となる照射量を36000μw・sec/cm 2 とし、これを基準値として基準線を引いた。
距離27mmの曲線と基準線との交点の照射時間は7秒/cm 2 、距離42.3mmの曲線と基準線との交点の照射時間は13秒/cm 2 である。
従って海水Aを殺菌するに必要な時間を13秒/cm 2 とした。このことから海水Aは13秒/cm 2 以上照射時間が必要であることがわかった。
次に図8のグラフについて説明する。一般雑菌の致死量なる基準値を36000μw・sec/cm2としたときの紫外線ランプ104の照射量と時間及び距離の関係を図にしたものである。
一般雑菌を死滅させるのに必要な照射量を36000μw・sec/cm 2 を基準としたのは、枯草菌を殺菌するのにかかる照射量が33300μw・sec/cm 2 であるので、これ以上の値を殺菌槽の設計の資料とした。紫外線で微生物・細菌等を殺菌滅菌するには照射強度と時間及び距離が重要である。紫外線強度(殺菌線量)はそれぞれ菌の種類により、不活性化する照射エネルギー量に差がある。
この場合でも36000μw・sec/cm2であれば目的の海水Aに含まれる菌は殆ど死滅させることができる。したがってこの数値36000μw・sec/cm2を基準にした。
図6について説明する。処理する海水は、6月の出水市米ノ津港内のものであり、一般菌320CFU/ml、大腸菌7CFU/ml、腸炎ビブリオ4.0CFU/mlの菌体が生息するものである。この海水を海水Bと略す。
この処理方法は、独立した殺菌槽105を連結パイプ112で6本連結した。濾過された海水Bを流入口101から流入パイプ107を経て殺菌槽105に流入する、6連結した構造で濾過された海水Bを流入口101から流入パイプ7を経て殺菌槽105に流入した。殺菌槽105の中で5.2秒殺菌ランプ104から光を被照射した。
次に連結パイプ112(0.72秒)を通過して次の殺菌槽105に流入した。同様に殺菌槽105の中で5.2秒殺菌ランプ4から光を被照射した。この処理を繰り返し、流出パイプ108を通り流出口102から処理された海水Bを採取した。
処理海水Bの流量を20L/分と40L/分としたときの結果を表2に示す。
腸炎ビブリオは滅菌処理されているが、大腸菌は少しの減菌がみられる、一般細菌はむしろ増加している。
図6のように連結して殺菌槽の全長を2000mmとしても殺菌効果がほとんどないことが分かる。
処理水は殺菌槽104で5.2秒照射されて連結パイプ112で0.72秒照射されない。照射する照射しないの繰り返しは、紫外線ランプ104を断続照射する状態で、連続照射ではないことになる。
同様に40L/分の場合は殺菌槽での照射時間は2.6秒で連結パイプ112では0.36秒であるので当然のごとく結果は不具合である。
従って図6連結方法では、目的とする殺菌・滅菌には不適である。
本発明の殺菌槽105の連結方法による紫外線殺菌装置を図4に示す。殺菌槽105が4連結したものである。紫外線照射は実施例1と同様である。
処理する海水は、11月の出水市米ノ津港内のものであり、一般菌320CFU/ml、大腸菌7.0CFU/ml、腸炎ビブリオ4.0CFU/mlの菌体が生息するものである。この海水を海水Cと略す。
しかも海水Cに直接中に入れて光照射する方法だから海水Cの雑菌を殺菌するには照射強度・時間・距離が問題になることは先に述べた通りである。
図4に基づいて説明すると、この場合は殺菌槽105を4連結して4本の紫外線ランプ104を使用した。
図5にもとづいて説明すると、今回のこの装置は紫外線ランプ104を8本使用する。殺菌槽105も8カ所の連結である。処理する海水は、11月の出水市米ノ津港内のものであり、一般菌320CFU/ml、大腸菌7.0CFU/ml、腸炎ビブリオ4.0CFU/mlの菌体が生息するものである。この海水を海水Dと略す。
過された海水D流入口101から流入パイプ7を通り殺菌槽105に入る、流路110経て次の殺菌槽105に入る。殺菌槽で照射された海水D流出パイプ108経て流出口102から出てきます、具体的に説明すると次の様になる。
60L/分した以外は、実施例7と同様に処理した。濾過された海水Dは流入パイプ7を通り殺菌槽105に入る殺菌槽
105では紫外線ランプ104から光を1.75秒照射される。
海水Dは流路110を流れ次の殺菌槽105に入る、同様の時間照射されて殺菌槽105の9槽を流れて流出パイプ108を経て流出口102から殺菌された海水105は出てくる。合計15.75秒照射されて出て来る。結果を表5に示す。先に述べた通り13秒以上の紫外線を照射されることにより一般細菌は死滅した。
50L/分した以外は、実施例7と同様に処理した。結果を表5に示す。同様にした結果は、合計18.9秒照射されて出てくるので一般細菌をはじめとする菌は死滅した。
40L/分した以外は、実施例7と同様に処理した。結果を表5に示す。同様にした結果は、合計23.6秒照射されて出てくるので一般細
菌をはじめとする菌は死滅した。
30L/分した以外は、実施例7と同様に処理した。結果を表5に示す。合計31.5秒照射されて出てくるので一般細菌をはじめとする菌は死滅した。
小型紫外線殺菌浄水装置の稼働中に紫外線ランプ4に付着する異物等を除去する為に超音波洗浄器を応用する。
一般的には手動又はブラシやワイパーにて紫外線ランプ4の表面を清浄する方法がある。図10の超音波洗浄について説明する。
濾過された海水Dは流入口101から流入パイプ7を経て殺菌槽105に入る。紫外線ランプ104に照射されて殺菌さる、この時殺菌槽105の下に超音波発信器114の磁歪振動子115を各々に取り付けてあるので、超音波発信器114の稼働は常時でなく、海水Dの状態(汚れ、濁り具合)によりタイマーをセットして定期的に任意の時間で稼働させた。
磁歪振動子115から出力された超音波は殺菌槽105の底側から海水Dを伝わって紫外線ランプの表面を洗浄できた。海水Dの状態によっては紫外線ランプ104に異物等が付着すれば、紫外線ランプ104から出る光の強度に変化があり殺菌効果の劣化が生じてくる問題を解決した。
同時に殺菌槽105の内部表面をも洗浄していた。長期間連続して海水を殺菌することができた。安定して供給できる紫外線殺菌浄水装置である。


Claims (6)

  1. 四角柱管、六角柱管、円柱管、楕円柱管のいずれかの形状である、内部鏡面仕上げした、ステンレス製の殺菌槽の上部と下部の一画を開口し、開口を対面して処理流路を形成するように交互に連結してなるハニカム構造である殺菌槽ハウジングと、
    上蓋と、紫外線ランプソケットと、紫外線ランプとから主に構成されていて、電源用配線、制御用配線を取り付けてある紫外線照射部とを備える紫外線殺菌浄水装置。
  2. 超音波発信器から分配された磁歪振動子からなり、磁歪振動子を前記殺菌槽内の底部に取り付けて、殺菌槽内および/または紫外線ランプの付着物を除去する超音波洗浄部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の紫外線殺菌浄水装置。
  3. 紫外線ランプが低圧水銀灯であって、低出力のものである請求項1または請求項2に記載の紫外線殺菌浄水装置。
  4. 一つの殺菌槽の大きさが(40〜90)mm×(40〜90)mm×(300〜400)mmであり、処理流路の開口を、上部の高さ20〜30mm、下部の高さ15〜20mmにして、低出力の紫外線ランプを使用するとき、処理流路内が連続照射され、かつ死滅照射量36000μw・sec/cm 2 を照射するように、小型化されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の紫外線殺菌浄水装置。
  5. 始業制御および電源、処理水量、照射量、ランプ寿命の制御、ならびに安全管理制御をするタッチパネル制御盤を含む請求項1から請求項4のいずれかに記載の紫外線殺菌浄水装置。
  6. 船上、車上において魚介類の洗浄に用いることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の紫外線殺菌浄水装置。
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