JP2006116217A - 注射器 - Google Patents

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Kuniharu Moriwaki
邦治 森脇
Shinji Arita
新治 有田
Shinya Nagase
信弥 長瀬
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Abstract

【課題】 注射器を使用した後に注射器と注射針の嵌合部にデッドスペースが発生し、高価な薬液の場合には不経済的となってしまうのを解決し、また、注射器と注射針が分離可能に接合され分別廃棄が出来る注射針と注射器の提供
【解決手段】 注射針の針管が先端側と基端側で構成され、かつ該注射針を注射器に接続した場合に前記針管の基端側先端部が前記注射器の先端部内に挿入できるものであることを特徴とする注射針および注射器との接続部内に挿入される注射針の針管を、その先端部内で固定保持したものであることを特徴とする注射器
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用後の注射器の外筒内における薬液残存量が少なく、使用後には注射針を取り外しそのまま破棄可能な注射器に関する。
従来、薬液の吸注入を行うシリンジ、例えば注射器としては
(1)注射針と外筒が分離可能に接合させて用いるもの、あるいは
(2)注射針と外筒が分離不可能に接合させて用いるもの(以下、一体型ともいう)がある。
従来の技術(1)の場合、注射器と注射針の嵌合部にデッドスペースが発生し、高価な薬液の場合には不経済的となってしまう。また、従来の技術(2)の場合は(1)とは異なり、デッドスペースが殆どないものであるが、分別廃棄が出来ないと言う問題がそれそれにある。本発明はこれらの問題を解決する為に、残液量が少なく、かつ注射針を注射器と分離して廃棄可能な注射器を提供することを目的とする。
本発明は、内腔が径小である径小の先端部(筒先)と注射する液が貯留される内腔が径大の径大部で構成され、かつ押子(プランジャー)を有する外筒、および前記筒先内に挿入可能な針管を有する注射針とで少なくとも構成された注射針と外筒が分離可能な注射器であって、前記筒先はその開口部が先端側にいくにしたがって径大となるテーパー部を有するとともに、前記筒先内に挿入された針管が筒先の内腔の最小径部に嵌接状態で挿入されていることを特徴とする注射器を提供することにより前記技術課題を解決することができた。
なお、前記針管の基端部とは穿刺部とは反対側の部分を指す。
以下、本発明の注射器の実施態様を図に基づいて具体的に説明する。
図1および2に示す注射器は、内腔が径小である径小の先端部(筒先)8と注射する液が貯留される径大部11で構成される外筒B、基端部4の末端が前記筒先8内に挿入可能な針管1を有する注射針A、およびガスケット9を有する押子(プランジャー)で少なくとも構成され、前記注射針Aと外筒Bとを接合させた場合に、注射針Aの針管の基端部4が筒先8内に延伸して挿入して嵌合部5で嵌合されている。また、前記図2の場合には前記針管の基端部4の末端6は前記径大部11のルアーテーパー内面壁中央開口部に到達し外筒の径大部11と通液可能に構成されている。
前記筒先8はその開口部が先端側にいくにしたがって径大となるテーパー部13を有するとともに、テーパー部13に連続して、該筒先8内に挿入された前記針管の基端部4を挿入可能で、かつ挿入された該針管の基端部を嵌合接状態で維持する筒先8において径が最小の針管の嵌合部5が筒先8の内壁により形成されている。ただし、前記嵌合部5は筒先8の内壁で構成されるものに限定されるものではない。
本発明の注射器として、注射針の針基(ハブ)末端から外筒の径大部側へ向かって突出している前記針管の基端部の長さaと注射針の針基(ハブ)末端から外筒の径大部先端開口部までの距離bがa≦bの要件を満足する注射器、例えば図1に示すような注射器が好ましく、さらに好ましくはb−aの値をできるだけ0に近づけた注射器、例えば図2に示すようなa=bの注射器である。
また、本発明の注射器は、例えば図3に示すように前記針管の基端部の末端が、前記注射針の針基(ハブ)内に存在するようなものであっても本発明の目的を十分に達成することができる。すなわち、針管の基端部末端が針基(ハブ)下部末端から突出していない場合であっても、針基(ハブ)下部末端から外筒の径大部先端開口部までの距離bが小さいときは、針管の基端部末端から外筒の径大部先端開口部までの距離cが必然的に小さくなり、デッドスペースを少なくすることが可能となる。
前記嵌合部における嵌合部内径(Y)は、該嵌合部に嵌合される針管の外径(X)との関係でX≧Yの要件を満足し、かつXとYの大きさは該針管が該嵌合部に挿入可能な範囲で選択したものが、前記嵌合部においで該嵌合部と針管を液密状態で接合でき、針基(ハブ)内のデッドボリュームに薬液が流出しないので好ましい。
また、図1、2および3において注射針Aと注射器Bはルアー接合されているが、ルアーロック接合によって連結して構成されてもよい。また、注射針Aとしては金属針、プラスチック針等のような針管を有して構成される通常の注射針が用いられる。また本発明の注射器を構成する前記テーパー部および嵌合部を形成した外筒部Bは、公知の内腔が径小である径小の先端部(筒先)と注射する液が貯留される径大部とで構成される外筒に前記テーパー部および嵌合部を形成することによって製造することができる。
本発明の注射器は使用後、すなわち注射液のショット後における注射器の外筒の筒先部内に残存する注射液の残存量が少なく注射液が無駄にならないので、特に高価な注射液を使用する際に有用な注射器および該注射器に接続される注射針を提供することができた。また、本発明の注射器は注射針と外筒が分離可能で、上述のように使用後における注射器の外筒の筒先部内に残存する注射液量が少ないので、使用後においては注射器から注射針を取り外して、そのまま注射器を分別廃棄処理が可能である。さらに前記注射針Aは前記ハブ部の先端部で適当な固定保持手段、例えば接着剤により固定保持した場合には、この接着剤による固定保持と前記嵌合部における針管の固定保持の併用をしたことにより、前記嵌合部における針管の固定保持のみによる固定保持の場合に比較して注射針と前記注射器をより強固に固定保持が可能となる。さらに本発明の注射器は、その筒先がその開口部が先端側にいくにしたがって径大となるテーパー部を有するので、施術者が注射針を注射器の外筒の筒先に装着する際に該装着を容易に行うことができる。
本発明の注射針と外筒の接続例(a≦b)を示す図である。 本発明の注射針と外筒の別の接続例(a=b)を示す図である。 本発明の注射針と外筒の別の接続例〔(針管の基端部末端が針基(ハブ)下端部より突出しないもの〕を示す図である。 従来の注射器と外筒の接続例を示す図である。
符号の説明
A 注射針
B 外筒
a 針基(ハブ)の下部末端から突出している針管の突出部の長さ
b 針基(ハブ)の基端側末端から外筒の径大部先端開口部までの距離
c 針管の基端部末端から外筒の径大部先端開口部までの距離
1 針管(先端部)
2 薬液残液
3 接着剤
4 針管(基端部)
5 針管の嵌合部
6 針管(基端部)の末端部
7 筒先内面壁
8 外筒の径小部(筒先部)
9 ガスケット
10 ハブ部
11 外筒の径大部
12 薬液通路
13 テーパー部

Claims (11)

  1. 内腔が径小である径小の先端部(筒先)と注射する液が貯留される内腔が径大の径大部で構成され、かつ押子(プランジャー)を有する外筒、および前記筒先内に挿入可能な針管を有する注射針とで少なくとも構成された注射針と外筒が分離可能な注射器であって、前記筒先はその開口部が先端側にいくにしたがって径大となるテーパー部を有するとともに、前記筒先内に挿入された針管が筒先の内腔の最小径部に嵌接状態で挿入されていることを特徴とする注射器。
  2. 筒先の内腔の最小径部と針管の嵌接状態が、液密であることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
  3. 前記内腔の最小内径(Y)と針管の外径(X)がX≧Yであることを特徴とする請求項2に記載の注射器。
  4. 筒先内に形成された嵌合部が、筒先内壁部で形成されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の注射器。
  5. 針管が針基(ハブ)の下部末端から突出し、かつ該突出部の長さをaとした場合に、該aが注射針の針基(ハブ)の下部末端から外筒の径大部先端開口部までの距離(b)に対して、a≦bの要件を満足するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の注射器。
  6. a=bの要件を満足し、針基(ハブ)の下部末端から突出した針管の末端は外筒の径大部のルアーテーパー内面壁中央開口部に到達し、該開口部と通液可能に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の注射器。
  7. 針管が注射針の針基(ハブ)内には突出するが、該針基(ハブ)の下部末端から突出しないものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の注射器。
  8. 針管が注射針のハブ先端部において固定手段で固定保持されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の注射器。
  9. 固定保持が接着剤によるものであることを特徴とする請求項8に記載の注射器。
  10. 注射針と注射器がルアーあるいはルアーロック接合で連結されたものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の注射器。
  11. 使用後に注射器の外筒より注射針を取り外し、そのまま分別廃棄処理が可能なものであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の注射器。
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