JP2006116100A - 身体凹部清浄剤の混合吐出容器 - Google Patents

身体凹部清浄剤の混合吐出容器

Info

Publication number
JP2006116100A
JP2006116100A JP2004307694A JP2004307694A JP2006116100A JP 2006116100 A JP2006116100 A JP 2006116100A JP 2004307694 A JP2004307694 A JP 2004307694A JP 2004307694 A JP2004307694 A JP 2004307694A JP 2006116100 A JP2006116100 A JP 2006116100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
region
liquid
body recess
external force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004307694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4420791B2 (ja
Inventor
Satoru Hasegawa
哲 長谷川
Toyoaki Suzuki
豊明 鈴木
Koichi Miura
康一 三浦
Takao Okajima
孝雄 岡島
Susumu Fujinami
進 藤波
Kazuyuki Uehara
一之 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2004307694A priority Critical patent/JP4420791B2/ja
Publication of JP2006116100A publication Critical patent/JP2006116100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4420791B2 publication Critical patent/JP4420791B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)

Abstract

【課題】へそのゴマ、耳垢等の汚れを、へそ凹部、耳腔等の身体凹部の内表面に傷を付けることなく、簡便な操作で除去することができる身体凹部清浄剤の混合吐出容器及び混合吐出方法を提供すること。
【解決手段】隣接する第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bと、吐出口3とを備え、第1袋状領域2Aには、身体凹部清浄剤の二液混合硬化型組成物の第1液F1が充填されており、第2袋状領域2Bには、該二液混合硬化型組成物の第2液F2が充填されており、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとは、外力により連通可能に独立しており、第1袋状領域2A又は第2袋状領域2Bと吐出口3とは、外力により連通可能になっており、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとを外力により連通させて、第1液F1と第2液F2とを混合させ、その後、第1袋状領域2A又は第2袋状領域2Bと吐出口3とを外力により連通させて、前記混合させた組成物を吐出口3から身体凹部に吐出注入するようになされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、へそ凹部、耳腔等の身体凹部内の汚れ(へそのゴマ、耳垢、手足の爪垢等)を除去するのに用いる二液混合硬化型の身体凹部清浄剤の第1液と第2液とを混合させ、その混合液を吐出する、身体凹部清浄剤の混合吐出容器に関する。
近年、所謂へそ出しルックやへそピアスが一般化し、また水着を外出着として着用する時勢もあり、へそを露出する機会が増えている。へそ凹部に所謂へそのゴマが溜っていると見栄えが悪く、またへそ凹部に細菌が繁殖して臭いを発するため、見栄え向上や防臭を目的として、へそのゴマの除去(へそ掃除)が行われている。
へそのゴマの除去は、一般的には、指の爪で引っ掻いたり、オイルを付けた綿棒で掻き出すことにより行われている(非特許文献1)。
しかし、指の爪で引っ掻いたり、綿棒で掻き出すと、へそ凹部の内表面を傷付け易い。また、へそ凹部の底部体内にある腹膜が刺激を受け、腹部に痛みが発生し易い。
また、従来、耳垢の除去(耳掃除)は、耳掻きや綿棒を用いて行われている。しかし、耳掻き等を用いて耳掃除を行うと、耳腔奥部の損傷を避けるために耳垢の除去が不充分となり、また耳垢を耳腔奥部に向けて押しやることもあって耳垢を掻き出し難く、また耳腔の内表面を傷付け易い。
株式会社コジット HP事業部、「アイデア.com:『おへそクリーン』販売頁」、[online]、株式会社コジット、[平成16年8月3日検索]、インターネット<URL http://www.rakuten.co.jp/cogit/485020/452459/>
従って、本発明の目的は、へそのゴマ、耳垢等の汚れを、へそ凹部、耳腔等の身体凹部の内表面に傷を付けることなく、簡便な操作で除去することができる身体凹部清浄剤の混合吐出容器及び該混合吐出容器を用いた身体凹部清浄剤の混合吐出方法を提供することにある。
本発明は、隣接する第1袋状領域及び第2袋状領域と、吐出口とを備え、前記第1袋状領域には、身体凹部清浄剤の二液混合硬化型組成物の第1液が充填されており、前記第2袋状領域には、該二液混合硬化型組成物の第2液が充填されており、前記第1袋状領域と前記第2袋状領域とは、外力により連通可能に独立しており、前記第1袋状領域又は前記第2袋状領域と前記吐出口とは、外力により連通可能になっており、前記第1袋状領域と前記第2袋状領域とを外力により連通させて、前記第1液と前記第2液とを混合させ、その後、前記第1袋状領域又は前記第2袋状領域と前記吐出口とを外力により連通させて、前記混合させた組成物を前記吐出口から身体凹部に吐出注入するようになされている身体凹部清浄剤の混合吐出容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、前記混合吐出容器を用いた身体凹部清浄剤の混合吐出方法であって、前記第1袋状領域及び/又は前記第2袋状領域に外力を付与することにより、該第1袋状領域と該第2袋状領域とを連通させて、前記第1液と前記第2液とを混合し、更に、連通した袋状領域に外力を付与することにより、該連通した袋状領域と前記吐出口とを連通させて、前記混合させた組成物を該吐出口から身体凹部に吐出注入する身体凹部清浄剤の混合吐出方法を提供するものである。
本発明の身体凹部清浄剤の混合吐出容器及び混合吐出方法によれば、へそのゴマ、耳垢等の汚れを、へそ凹部、耳腔等の身体凹部の内表面に傷を付けることなく、簡便な操作で除去することができる。
以下、本発明の身体凹部清浄剤の混合吐出容器を、その好ましい一実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の身体凹部清浄剤1は、図1及び図2に示すように、隣接する第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bと、吐出口3とを備え、第1袋状領域2Aには、身体凹部清浄剤の二液混合硬化型組成物の第1液F1が充填されており、第2袋状領域2Bには、該二液混合硬化型組成物の第2液F2が充填されており、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとは、外力により連通可能に独立しており、第2袋状領域2Bと吐出口3とは、外力により連通可能になっている。そして、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとを外力により連通させて、第1液F1と第2液F2とを混合させ、その後、第2袋状領域2Bと吐出口3とを外力により連通させて、混合させた組成物を吐出口3から身体凹部に吐出注入するようになされている。
本実施形態の混合吐出容器について詳細に説明すると、本実施形態の混合吐出容器1は、図1に示すように、正面視で、その上方部分1Aが略矩形で、その下方部分1Bが該上方部分1Aの左半分から下方に延出した形状を有している。
図1及び図2に示すように、混合吐出容器1の上方部分1Aには、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bが、正面に向けて突出するように隣接して設けられている。
混合吐出容器1の下方部分1Bには、吐出口3がその吐出方向を下方に向けて設けられている。
第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bは、図1及び図2に示すように、基材シート4に、2つの凹状部5A、5Bを有する柔軟なフィルム5を融着させて形成されている。
基材シート4は、混合吐出容器1の基材となるシートで、基材シート4の正面視形状は、混合吐出容器1の前記正面視形状と同じになっている。
基材シート4としては、フィルム5と融着して第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bを形成し、それらの内部に身体凹部清浄剤の第1液F1又は第2液F2を充填するとき、及び本発明の混合吐出容器を使用するときに、基材シート4が破断することのない強度を有するものであれば種々のものを用いることができる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル等の合成樹脂を単独で又は混合物としてシート状にしたものを用いることができる。また、2以上のシートを積層したラミネートシートを用いることもできる。
基材シート4の厚さは、好ましくは40μm〜200μmである。本実施形態においては、基材シート4としてPET(ポリエチレンテレフタレート)とポリプロピレンのラミネートシート(厚さ:80μm)を用いている。
フィルム5は、図1及び図2に示すように、基材シート4に部分的に融着されて、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bを形成するもので、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bそれぞれに対応する第1凹状部5A及び第2凹状部5Bを有している。
フィルム5としては、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bを形成し、それらの内部に身体凹部清浄剤Fの第1液F1又は第2液F2を充填するとき、及び本発明の混合吐出容器を使用するときに、フィルム5が破断することのない強度を有すると共に、第1袋状領域2A又は第2袋状領域2Bに外力を付与すると容易に変形する柔軟性を有しているものであれば種々のものを用いることができる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル等の合成樹脂を単独で又は混合物としてシート状にしたものを用いることができる。また、2以上のシートを積層したラミネートシートを用いることもできる。
フィルム5の原体の厚さは、好ましくは40μm〜250μmである。フィルム5における第1凹状部5A及び第2凹状部5Bは、各凹状部の形状を有する金型を用いた真空成型により形成することができる。第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bを形成する第1凹状部5A及び第2凹状部5Bのフィルムの厚さは、原体フィルムの厚さより幾分薄くなり、40〜150μm程度が好ましい。
本実施形態においては、フィルム5の原体として、ポリプロピレン(厚さ:200μm)を用い、第1凹状部5A及び第2凹状部5Bのフィルムの厚さは80μmである。
基材シート4とフィルム5との融着形態について詳述すると、基材シート4とフィルム5とは、第1シール部S1(図1における左下がり破線ハッチング部分)、第2シール部S2(図1における交差破線ハッチング部分)及び第3シール部S3(図1における散点ハッチング部分)により、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2B以外の部分において融着されている。
第1シール部S1は、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとの間の領域に形成されているもので、外力により剥離可能となっている。また、第2シール部S2は、第2袋状領域2Bと吐出口3との間の領域に形成されているもので、外力により剥離可能となっている。
また、第3シール部S3は、基材シート4における、第1袋状領域2A、第2袋状領域2B、第1シール部S1及び第2シール部S2以外の領域に形成されているものである。
第1袋状領域2Aには、身体凹部清浄剤の二液混合硬化型組成物の第1液F1が充填されており、第2袋状領域2Bには、該二液混合硬化型組成物の第2液F2が充填されている。尚、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bには、余分な空気が極力封入されていないことが好ましい。
第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとは、外力により連通可能に独立している。具体的には、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとは、それらの間の領域に形成されている第1シール部S1により隔離されている。そして、第1袋状領域2A及び/又は第2袋状領域2Bを押圧することにより、第1シール部S1に基材シート4とフィルム5とを剥離する力が加わると、基材シート4とフィルム5とが剥離して第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとを連通する第1連通路61(図5参照)が形成されるようになっている。
第2袋状領域2Bと吐出口3とは、外力により連通可能になっている。具体的には、第2袋状領域2Bと吐出口3とは、それらの間の領域に形成されている第2シール部S2により隔離されている。そして、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとが連通して形成された袋状領域(2A,2B)を押圧することにより、第2シール部S2に基材シート4とフィルム5とを剥離する力が加わると、基材シート4とフィルム5とが剥離して第2袋状領域2Bと吐出口3とを連通する第2連通路62(図9参照)が形成されるようになっている。
吐出口3は、パイプ部材31と、該パイプ部材31を内挿する円筒状の円筒部32からなる。
パイプ部材31は、その内部に、混合後硬化前の組成物を流通可能になされたもので、合成樹脂、金属等から形成することができる。本実施形態におけるパイプ部材31は、円筒部32との接合性、外観、触感等を考慮し、合成樹脂から形成されている。
円筒部32は、基材シート4とフィルム5とからなり、詳述すると円筒部32の背面側半分が基材シート4から形成され、円筒部32の正面側半分がフィルム5から形成されている。
そして、本実施形態の混合吐出容器1においては、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとを外力により連通させて、第1液F1と第2液F2とを混合させ、その後、第2袋状領域2Bと吐出口3とを外力により連通させて、混合させた組成物を吐出口3から身体凹部に吐出注入するようになされている。
混合吐出容器1のシール部について更に詳述する。
第1シール部S1の幅(図1における上下方向の幅:第1袋状領域2Aから第2袋状領域2Bに向かう方向と直交する方向の幅)は、正面視で、第1袋状領域2Aの幅(図1における上下方向の幅)と第2袋状領域2Bの幅(図1における上下方向の幅)と略同じになっている。即ち、第1シール部S1は、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとの間の領域の全幅に亘って設けられている。第1シール部S1がこのように該領域の全幅に亘って設けられていると、第1シール部S1の剥離による第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとの連通が効果的に行われ、連通した袋状領域(2A,2B)において、第1液F1と第2液F2との混合が容易となる。
第1シール部S1のシール強度は、取り扱い時、輸送時等において、第1袋状領域2Aのフィルム5の第1凹状部5A又は第2袋状領域2Bのフィルム5の第2凹状部5Bが意図せず押圧された状況において、第1シール部S1が剥離せず、且つ第1袋状領域2A内の第1液F1と第2袋状領域2B内の第2液F2との混合時において、第1袋状領域2Aのフィルム5の第1凹状部5A及び/又は第2袋状領域2Bのフィルム5の第2凹状部5Bを意図的に押圧した際には、第1シール部S1が剥離して、第1連通路61が形成される大きさとなっていれば、適宜の大きさに設定することができる。具体的には、第1シール部S1のシール強度は、好ましくは50〜600gf/15mm、更に好ましくは100〜400gf/15mmである。ここに、シール強度の測定は、JIS K 6854−2に準じた180度剥離試験により、15mm幅の試験片を用いて行う。
第2シール部S2のシール強度は、第1袋状領域2A内の第1液F1と第2袋状領域2B内の第2液F2との混合時において、第2シール部S2が剥離せず、且つ第2袋状領域2B内で混合させた組成物Fの吐出口3からの吐出時において、第2袋状領域2Bのフィルム5の第2凹状部5Bを意図的に強く押圧した際には、第2シール部S2が剥離して、第2連通路62が形成される大きさとなっていれば、適宜の大きさに設定することができる。具体的には、第2シール部S2のシール強度は、好ましくは400〜1000gf/15mm、更に好ましくは700〜900gf/15mmである。
第2シール部S2のシール強度は、第1シール部S1のシール強度よりも大きくなっていることが好ましく、具体的には、第1シール部S1のシール強度よりも300gf/15mm以上大きくなっていることが好ましい。
更に、第3シール部S3のシール強度は、第2シール部S2のシール強度よりも大きく、使用時において剥離しないことを前提とした大きさとなっている。具体的には、第3シール部S3のシール強度は、好ましくは2000gf/15mm以上、更に好ましくは2500gf/15mm以上である。
第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bの容積は、本発明の混合吐出容器の使用目的に応じて適宜設定されるが、通常、それぞれ2〜5mLである。また、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bにそれぞれ充填される第1液F1及び第2液F2の体積は、それぞれ第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bの容積以内で、適宜設定することができる。
第1袋状領域2Aのフィルム5の第1凹状部5Aを押圧したときに、第1シール部S1を円滑に剥離させ、かつ連通した袋状領域(2A,2B)内で二液の混合を効率的に行うためには、各液の体積は、それぞれが充填される第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bの容積の30%〜90%であることが好ましい。
即ち、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bには、第1液F1及び第2液F2がそれぞれ容量一杯まで充填される必要はない。むしろ、幾分少なめに充填され、各袋状領域が外力による押圧で変形し易く、連通後の袋状領域(2A,2B)内で二液が流動混合し易くなっているのが好ましい。
吐出口3のパイプ部材31には、図1及び図2に示すように、へそ凹部の開口部を拡開して、身体凹部清浄剤の該へそ凹部への注入を可能とする拡開具7が取り付けられている。本実施形態の混合吐出容器1における拡開具7は、へそ凹部への挿入に伴って、該へそ凹部を徐々に拡開し得る構造を有している。
拡開具7は、図3及び図4に示すように、円筒状の筒状部73と、筒状部73の外周面から延出して設けられたつば部74と、筒状部73の外周面から所定間隔で延設された複数個のフィン部75とを備えている。筒状部73には、その上端部73Aに剤注入口78が設けられ、つば部74よりも筒状部73の下端部73B側に剤注入口78と連通する剤排出口76が設けられている。つば部74は、筒状部73の下端部73B側から上端部73A側に向けて凹んだお椀状の形状を有している。フィン部75は、筒状部73の外周面における、筒状部73の下端部73Bからつば部74の下面に亘って、該外周面からの高さが徐々に高くなるように60度間隔で6個設けられている。
筒状部73の上端部73Aの剤注入口78と下端部73Bの剤排出口76とは連通しており、剤管路79が形成されている。剤注入口78から流動体が注入されると、該剤排出口76から該流動体が排出されるようになっている。
この拡開具7においては、つば部74の下面から下端部73B迄の距離は、へそ凹部の深さより若干短くなっており、つば部74の面方向の大きさ・形状は、へそ凹部の開口部を閉蓋し、拡開具7のへそ凹部への過挿入を防止し得る大きさ・形状となっている。フィン部75の大きさ・形状は、開口部のすぼまったへそ凹部における該開口部を、拡開具7の挿入に伴って徐々に拡開できる大きさ・形状となっている。
つば部74の最下端(周縁部)と筒状部73の下端との距離L1〔図4(a)参照〕は、へそ凹部の深さより若干短くなっているのが好ましく、具体的には10〜15mmが好ましい。つば部74の最上端と筒状部73の上端との距離L2〔図4(a)参照〕は、8〜15mmが好ましい。お椀状のつば部74における凹み深さL3〔つば部74の最下端とつば部74の凹みの最深部との距離、図4(d)参照〕は、身体凹部清浄剤をへそ凹部内に注入した際に、へそ凹部から溢れた身体凹部清浄剤をストックし得る深さを有していればよく、具体的には0〜5mmが好ましい。
本発明の混合吐出容器に収納される身体凹部清浄剤としては、身体凹部に注入された後、一定時間経過後に硬化し、該身体凹部内の汚れを同伴して該身体凹部から取り出し可能な形態となる二液混合硬化型の組成物が用いられる。特に、二液混合硬化型の液状シリコーンゴム組成物が好ましく用いられる。
二液混合硬化型の液状シリコーンゴム組成物としては、例えば、第1液がジオルガノポリシロキサンを主剤とする反応性シリコーンベースからなり、第2液が架橋剤を含有する硬化剤ベースからなるからなるものが挙げられる。かかる二液混合硬化型の組成物は、更に、硬化触媒を第1液又は第2液に含有していてもよい。
第1液におけるジオルガノポリシロキサンとしては、分子内に2個以上の水酸基を有するヒドロキシル化ジオルガノポリシロキサン又は分子内に2個以上のビニル基を有するビニル化ジオルガノポリシロキサンが用いられ、いずれを使用するかに応じて架橋剤、硬化触媒も選定される。
次に、本発明の身体凹部清浄剤の混合吐出方法の好ましい一実施態様として、図1に示す混合吐出容器を用いた場合について、図5〜図10を参照しながら説明する。
本実施態様の身体凹部清浄剤の混合吐出方法は、図5〜図10に示すように、図1に示す混合吐出容器1をへそ凹部Nの清浄化(へそ掃除)に用いるものである。まず、第1袋状領域2A及び/又は前記第2袋状領域2Bを押圧して外力を付与することにより、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとを連通させて、第1袋状領域2A内の第1液F1と第2袋状領域2B内の第2液F2とを混合し、更に、連通した袋状領域(2A,2B)に外力を付与することにより、第2袋状領域2Bと吐出口3とを連通させて、連通した袋状領域(2A,2B)内で混合させた組成物Fを吐出口3から身体凹部(へそ凹部N)に吐出注入するものである。
本実施態様の身体凹部清浄剤の吐出混合方法について詳述する。
先ず、図5に示すように、手指Hを用いて、第1袋状領域2A内の第1液F1が第2袋状領域2Bに向けて移動するように、第1袋状領域2Aのフィルム5の第1凹状部5Aを押圧する。この押圧により第1液F1が第1シール部S1に向けて押し出され、第1シール部S1に基材シート4とフィルム5とを剥離する力が加わる。その結果、第1シール部S1が剥離し、第1連通路61が形成されて第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとが連通する。
こうして、第1袋状領域2A内の第1液F1と第2袋状領域2B内の第2液F2とが第1連通路61を介して混合可能となる。即ち、図6に示すように、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bを左右の手指Hで交互に押圧することによって連通した袋状領域(2A,2B)内で第1液F1と第2液F2とを混合する。
次に、図7に示すように、吐出口3に取り付けられた拡開具7を、へそ凹部Nにつば部74がへそ凹部N近傍の腹の表面に当接する迄挿入する。この挿入過程において、すぼまっているへそ凹部Nの開口部が、フィン部75で押圧されて徐々に拡開される。
この状態下で、図8に示すように、混合吐出容器1を第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとの間を折り畳み線として、換言すると第1連通路61を折り畳み線として折り畳む。このとき、連通した袋状領域(2A,2B)内で混合された組成物Fを、予め吐出口3に近い領域(第2袋状領域2B側)に片寄せておいて折り畳むのが好ましい。
そして、図9に示すように、対向する基材シート4の上から手指Hで押圧することにより、第2袋状領域2Bを挟圧する。その結果、混合された組成物Fが吐出口3に向けて押し出され、第2シール部S2に基材シート4とフィルム5とを剥離する力が加わる。そして、第2シール部S2が剥離し、第2連通路62が形成されて第2袋状領域2Bと吐出口3とが連通し、第2袋状領域2B内の混合された組成物Fが第2連通路62を介して吐出口3のパイプ部材31から吐出される。
吐出口3から吐出された組成物Fは、更に、拡開具7の剤排出口76から排出され、へそ凹部Nの内部に注入される。そして、組成物Fを、拡開具7の先端部を被覆するまで注入し、そのまま所定時間放置して硬化させる。硬化時間は、身体凹部清浄剤Fの組成及び物性や、へそ凹部Nへの注入量等により異なる。身体凹部清浄剤Fは硬化するとゲル状又はゴム状になり、身体凹部清浄剤Fと拡開具7とが一体化する。
その後、図10に示すように、混合吐出容器1における折り畳んだ基材シート4を摘み、硬化した身体凹部清浄剤Fを、拡開具7と共にへそ凹部Nから引き抜く。その結果、へそ凹部Nの底部周辺に付着していたへそのゴマ(汚れ)Dが、身体凹部清浄剤Fに同伴した状態で、へそ凹部Nから除去される。
このように、本実施形態の混合吐出容器1を用い、図5〜図10に示す実施態様でへそ掃除を行うと、へそ凹部NからへそのゴマDを簡便な操作で除去することができる。その際に、爪で引っ掻いたり、綿棒で掻き出す場合に比して、へそ凹部Nの内表面に傷を付けたり、腹膜に刺激を与えることがない。
具体的には、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとを外力により連通させて、第1液F1と第2液F2とを混合させ、その後、第2袋状領域2Bと吐出口3とを外力により連通させて、混合させた組成物を吐出口3から身体凹部に吐出注入するようになされているため、第1液Fと第2液F2との混合操作及び混合させた組成物Fの吐出操作を一連の操作で簡便に行うことができる。
しかも、吐出口3に拡開具7が取り付けられているため、拡開具7をへそ凹部Nに挿入するだけでへそ凹部Nの開口部を拡開し、身体凹部清浄剤Fを注入し易くでき、更に、へそ凹部N内に身体凹部清浄剤Fを効率的に注入できるため、へそ凹部の拡開操作及び身体凹部清浄剤組成物Fのへそ凹部への注入操作が簡便である。
また、第2シール部S2のシール強度が第1シール部S1のシール強度よりも大きくなっていると、第2シール部S2を剥離させることなく、第1液F1と第2液F2とを混合させ易い。
本発明の混合吐出容器は、前記実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
例えば、本発明の混合吐出容器は、へそ凹部のへそのゴマの除去以外にも、耳垢、手足の爪垢の除去等にも適用することができ、また、人間以外に、ペット等の動物にも適用することができる。
吐出口は、第1袋状領域と連通した形態で設けることができ、その場合には第2シール部を吐出口と第1袋状領域との間の領域に設けることが好ましい。
第1袋状領域及び第2袋状領域は、基材シートに、2つの凹状部を有する柔軟なフィルムを融着させて形成されたものに制限されない。
前記実施形態の混合吐出容器1においては、第2袋状領域2Bのフィルム5の第2凹状部5Bを押圧することにより、第1シール部S1を剥離させてもよい。また、第1液F1と第2液F2との混合は、第1袋状領域2A内のみ又は第2袋状領域2B内のみで行うこともできるが、第1袋状領域2A内及び第2袋状領域2B内の両方を使用して行うのが好ましい。
拡開具は、へそ凹部の開口部を拡開できるものであれば、前記実施形態における構造のものに制限されず、また必ずしも用いる必要はない。
本発明の混合吐出方法は、前記実施態様に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
例えば、第1袋状領域2Aと第2袋状領域2Bとを連通させる際には、第1袋状領域2A及び第2袋状領域2Bの両方に外力を付与してもよく、第1袋状領域2A又は第2袋状領域2Bの一方のみに外力を付与してもよい。
また、身体凹部清浄剤Fをへそ凹部N内に注入した後、拡開具7をへそ凹部Nに挿入したまま吐出口3を拡開具7から取り外して、身体凹部清浄剤Fを硬化させることができる。
図1は、本実施形態の身体凹部清浄剤の混合吐出容器を示す正面図である。 図2は、本実施形態の身体凹部清浄剤の混合吐出容器を示す図で、(a)は平面図、(b)は右側面図である。 図3は、図1に示す混合吐出容器における拡開具を示す斜視図である。 図4は、図3に示す拡開具の正面図、平面図、底面図及び(c)に示すD−D断面図である。 図5は、図1に示す混合吐出容器を用いた、身体凹部清浄剤の混合吐出方法の一実施態様の一手順を示す正面図である。 図6は、図5に示す手順の次の手順を示す正面図である。 図7は、図6に示す手順の次の手順を示す正面図である。 図8は、図7に示す手順の次の手順を示す正面図である。 図9は、図8に示す手順の次の手順を示す正面図である。 図10は、図9に示す手順の次の手順を示す正面図である。
符号の説明
1 混合吐出容器
2A 第1袋状領域
2B 第2袋状領域
3 吐出口
4 基材シート
5 フィルム
5A 第1凹状部
5B 第2凹状部
61 第1連通路
62 第2連通路
7 拡開具
D 汚れ
F 身体凹部清浄剤(混合させた組成物)
F1 第1液
F2 第2液
H 手指
N へそ凹部
S1 第1シール部
S2 第2シール部
S3 第3シール部

Claims (5)

  1. 隣接する第1袋状領域及び第2袋状領域と、吐出口とを備え、
    前記第1袋状領域には、身体凹部清浄剤の二液混合硬化型組成物の第1液が充填されており、前記第2袋状領域には、該二液混合硬化型組成物の第2液が充填されており、
    前記第1袋状領域と前記第2袋状領域とは、外力により連通可能に独立しており、
    前記第1袋状領域又は前記第2袋状領域と前記吐出口とは、外力により連通可能になっており、
    前記第1袋状領域と前記第2袋状領域とを外力により連通させて、前記第1液と前記第2液とを混合させ、その後、前記第1袋状領域又は前記第2袋状領域と前記吐出口とを外力により連通させて、前記混合させた組成物を前記吐出口から身体凹部に吐出注入するようになされている身体凹部清浄剤の混合吐出容器。
  2. 前記第1袋状領域及び前記第2袋状領域は、基材シートに、2つの凹状部を有する柔軟なフィルムを融着させて形成されており、
    前記第1袋状領域と前記第2袋状領域とは、外力により剥離可能な第1シール部により隔離されており、
    前記第1袋状領域又は前記第2袋状領域と前記吐出口とは、外力により剥離可能な第2シール部により隔離されている請求項1記載の身体凹部清浄剤の混合吐出容器。
  3. 前記身体凹部清浄剤は、身体凹部に注入された後、一定時間経過後に硬化し、該身体凹部内の汚れを同伴して該身体凹部から取り出し可能な形態となるものである請求項1又は2に記載の身体凹部清浄剤の混合吐出容器。
  4. 前記身体凹部は、へそ凹部であり、
    前記吐出口には、へそ凹部の開口部を拡開する拡開具が取り付けられている請求項1〜3の何れかに記載の身体凹部清浄剤の混合吐出容器。
  5. 請求項1記載の混合吐出容器を用いた身体凹部清浄剤の混合吐出方法であって、
    前記第1袋状領域及び/又は前記第2袋状領域に外力を付与することにより、該第1袋状領域と該第2袋状領域とを連通させて、前記第1液と前記第2液とを混合し、
    更に、連通した袋状領域に外力を付与することにより、該連通した袋状領域と前記吐出口とを連通させて、前記混合させた組成物を該吐出口から身体凹部に吐出注入する身体凹部清浄剤の混合吐出方法。

JP2004307694A 2004-10-22 2004-10-22 身体凹部清浄剤の混合吐出容器 Active JP4420791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004307694A JP4420791B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 身体凹部清浄剤の混合吐出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004307694A JP4420791B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 身体凹部清浄剤の混合吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006116100A true JP2006116100A (ja) 2006-05-11
JP4420791B2 JP4420791B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=36534533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004307694A Active JP4420791B2 (ja) 2004-10-22 2004-10-22 身体凹部清浄剤の混合吐出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4420791B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007191A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kao Corp 二液混合容器
JP2008012038A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kao Corp へそ凹部清浄剤注入具
JP2008012039A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kao Corp へそ凹部清浄剤注入具
JP2008013207A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kao Corp 二液混合容器
KR101620076B1 (ko) * 2014-10-28 2016-05-23 씨앤텍 주식회사 가압 개방되는 비접합선을 가진 2중 파우치
CN108402967A (zh) * 2017-11-06 2018-08-17 电子科技大学 肚脐眼清洗器
KR20210000637U (ko) * 2019-09-09 2021-03-17 한국콜마주식회사 파우치 세트
JP2022083246A (ja) * 2020-11-24 2022-06-03 株式会社カナエ 包装体

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007191A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kao Corp 二液混合容器
JP4573809B2 (ja) * 2006-06-30 2010-11-04 花王株式会社 二液混合容器
JP2008012038A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kao Corp へそ凹部清浄剤注入具
JP2008012039A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kao Corp へそ凹部清浄剤注入具
JP2008013207A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Kao Corp 二液混合容器
JP4726723B2 (ja) * 2006-07-05 2011-07-20 花王株式会社 へそ凹部清浄剤注入具
KR101620076B1 (ko) * 2014-10-28 2016-05-23 씨앤텍 주식회사 가압 개방되는 비접합선을 가진 2중 파우치
US9567147B2 (en) 2014-10-28 2017-02-14 C&Tech Corporation Dual compartment pouch having pressure-openable non-seamed line
CN108402967A (zh) * 2017-11-06 2018-08-17 电子科技大学 肚脐眼清洗器
KR20210000637U (ko) * 2019-09-09 2021-03-17 한국콜마주식회사 파우치 세트
KR200493643Y1 (ko) * 2019-09-09 2021-05-10 한국콜마주식회사 파우치 세트
JP2022083246A (ja) * 2020-11-24 2022-06-03 株式会社カナエ 包装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4420791B2 (ja) 2010-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8474656B2 (en) Viscous material extruding dispenser
JP4420791B2 (ja) 身体凹部清浄剤の混合吐出容器
JP6166729B2 (ja) カートリッジ及び多成分カートリッジ
TWI515156B (zh) 自我支撐匣體、用於此匣體之配送裝置以及使用此匣體之方法
US20190092533A1 (en) Deformable Container
CZ136397A3 (cs) Lahev pro rozdělování kapalného produktu s pružným zásobníkem a způsob její výroby
US10463131B2 (en) Cosmetic devices, precursor therefor and related methods
EP2929801B1 (en) Squeeze-type mascara container
JP6600181B2 (ja) 薬液付き塗布具
JP4812349B2 (ja) 二液混合吐出容器
WO2004093842A1 (ja) 身体凹部清浄剤
JP4493560B2 (ja) 二剤混合容器
JP4794277B2 (ja) 二液混合吐出容器
JP4726723B2 (ja) へそ凹部清浄剤注入具
JP2008154955A (ja) 二液混合容器
JP4597036B2 (ja) 二液混合吐出容器
JP4836691B2 (ja) 二液混合容器
JP4573809B2 (ja) 二液混合容器
KR101815371B1 (ko) 연고사용방법
JP2010222031A (ja) 液状体の詰め替え用袋
JP2007261686A (ja) 容器
JP2019533620A (ja) ノズル
JP4789718B2 (ja) へそ凹部清浄剤注入具
JPH0796979A (ja) 隔離収納及び混合使用兼用容器
JP2009190768A (ja) 吐出容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4420791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250