JPH0796979A - 隔離収納及び混合使用兼用容器 - Google Patents
隔離収納及び混合使用兼用容器Info
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- JPH0796979A JPH0796979A JP5259122A JP25912293A JPH0796979A JP H0796979 A JPH0796979 A JP H0796979A JP 5259122 A JP5259122 A JP 5259122A JP 25912293 A JP25912293 A JP 25912293A JP H0796979 A JPH0796979 A JP H0796979A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- chambers
- partition wall
- liquids
- mixing
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3205—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces
- B65D81/3211—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 混合された状態では，変質の恐れのある不安
定な２種類の薬剤を分離収納しつつ，使用に際してはそ
の容器のまま両液間の封止を解除，混合し，かつ容器の
先端のノズルからスポイド原理により薬液を適量滴下，
使用し得る，分離収納及び混合，使用兼用容器を提供す
る。 【構成】 Ａ，Ｂ二室より構成された容器であって，使
用に際しては，容器の上部部分を押し下げることによ
り，両室間の隔壁を摺動的に移動させ，両室の薬剤を混
合し，容器の先端のノズルから適量滴下し得る構造を有
する薬剤用容器。
定な２種類の薬剤を分離収納しつつ，使用に際してはそ
の容器のまま両液間の封止を解除，混合し，かつ容器の
先端のノズルからスポイド原理により薬液を適量滴下，
使用し得る，分離収納及び混合，使用兼用容器を提供す
る。 【構成】 Ａ，Ｂ二室より構成された容器であって，使
用に際しては，容器の上部部分を押し下げることによ
り，両室間の隔壁を摺動的に移動させ，両室の薬剤を混
合し，容器の先端のノズルから適量滴下し得る構造を有
する薬剤用容器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】混合された状態では，変質の恐れ
のある不安定な〔液−液〕系又は〔液−固（粉．錠）〕
系の薬剤等は，収納保存時は別々に収納され，使用直前
に混合又は溶解され，該混合液を適時に局所に滴下させ
使用する方法が採られる。本願発明は，分割保存，薬剤
の混合，使用の三操作を，単一容器内て一貫して行える
ようにした薬剤用容器に関するものである。
のある不安定な〔液−液〕系又は〔液−固（粉．錠）〕
系の薬剤等は，収納保存時は別々に収納され，使用直前
に混合又は溶解され，該混合液を適時に局所に滴下させ
使用する方法が採られる。本願発明は，分割保存，薬剤
の混合，使用の三操作を，単一容器内て一貫して行える
ようにした薬剤用容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】本発明以前には，このように薬剤の分割
保存の必要がある時は，例えば図５，６のような例が知
られている。
保存の必要がある時は，例えば図５，６のような例が知
られている。
【０００３】図５は（アルミニウム箔−高分子フィル
ム）積層シ−トを接合して，Ａ ，Ｂ両室を設け各室に
薬剤を収納した袋体である。使用に際してはＡ又はＢ室
を指で押すと，比較的弱い接合部22のみが拡開，剥離
し，Ａ，Ｂ空間を相互に流通させながら混合する。使用
に際しては，薬液取出口のノッチ23を破り開封する構造
の容器例である。
ム）積層シ−トを接合して，Ａ ，Ｂ両室を設け各室に
薬剤を収納した袋体である。使用に際してはＡ又はＢ室
を指で押すと，比較的弱い接合部22のみが拡開，剥離
し，Ａ，Ｂ空間を相互に流通させながら混合する。使用
に際しては，薬液取出口のノッチ23を破り開封する構造
の容器例である。
【０００４】図６は別なる公知容器例で，ガラス製透明
瓶24に液体Ａを入れてある。顆粒又は錠形の薬剤Ｂは別
の容器26に常に常時は収納されて居り，使用に際して
は，容器24の栓25を開き，別袋の容器を破り，顆粒又は
錠剤Ｂを容器24に移し，この中で混合，溶解させ，蓋の
先端のキャップ28を外して使用する形式のものも知られ
ていた。然しこのような形式のものは，不便，かつ繁雑
であり，雑菌の入る可能性もあり，又外観的にも清潔感
に劣る憾みがあった。
瓶24に液体Ａを入れてある。顆粒又は錠形の薬剤Ｂは別
の容器26に常に常時は収納されて居り，使用に際して
は，容器24の栓25を開き，別袋の容器を破り，顆粒又は
錠剤Ｂを容器24に移し，この中で混合，溶解させ，蓋の
先端のキャップ28を外して使用する形式のものも知られ
ていた。然しこのような形式のものは，不便，かつ繁雑
であり，雑菌の入る可能性もあり，又外観的にも清潔感
に劣る憾みがあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては，単
一の容器によって二液を隔離収納することが出来，かつ
極めて簡単な操作で，（液・液）又は（液・粒）の混合
が可能であり，その容器のままで，即使用可能となる，
収納，混合，使用の三機能を兼用出来る容器を提供する
ことを課題とした。
一の容器によって二液を隔離収納することが出来，かつ
極めて簡単な操作で，（液・液）又は（液・粒）の混合
が可能であり，その容器のままで，即使用可能となる，
収納，混合，使用の三機能を兼用出来る容器を提供する
ことを課題とした。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本願発明においては，上
記の課題である分離収納，薬剤の簡便な混合，衛生的な
使用の三機能を単一容器内で可能ならしめる為，図１に
示す容器を開発した。
記の課題である分離収納，薬剤の簡便な混合，衛生的な
使用の三機能を単一容器内で可能ならしめる為，図１に
示す容器を開発した。
【０００７】図１は，Ａ，Ｂ，二つの収納室よりなる容
器であって，両室は摺動可能な隔壁６により分離されて
いる。容器は外見的には図１・ハに示すようにＡ室を構
成する上部部分１，Ｂ室を構成する下部部分３，上部と
下部を結合する中間部分２の三つの部分から成る砲弾型
のものである。更に中間部分の内部には，その下部に液
体封止性があり摺動可能なピストン状の隔壁６を有する
内挿十字体13が内蔵されている。この封止用隔壁の効果
により，Ａ，Ｂ室にそれぞれ別個に隔離収納されている
薬剤は長期間にわたって安定に保存が可能となる。
器であって，両室は摺動可能な隔壁６により分離されて
いる。容器は外見的には図１・ハに示すようにＡ室を構
成する上部部分１，Ｂ室を構成する下部部分３，上部と
下部を結合する中間部分２の三つの部分から成る砲弾型
のものである。更に中間部分の内部には，その下部に液
体封止性があり摺動可能なピストン状の隔壁６を有する
内挿十字体13が内蔵されている。この封止用隔壁の効果
により，Ａ，Ｂ室にそれぞれ別個に隔離収納されている
薬剤は長期間にわたって安定に保存が可能となる。
【０００８】次に使用に際しての操作について説明す
る。即ち当該容器に収納される薬剤を使用しようとする
時は，上部部分１を下方に押し下げることにより，中間
部分は更に深く食い込み，常時（収納，保存中）の凹凸
嵌合位置〔図１・イ〕の状態から，押し込み位置〔図１
・ロ〕（使用時）の状態に移動し，凹凸嵌合して安定設
定される。この上部部分１の押し込みにより，この下縁
が内挿十字体13の肩部ａを押し下げ，その底部にある隔
壁６が管から外れ，Ａ，Ｂ室は自由流通の状態（図１・
ロ）となる。その結果として，Ａ室の液はＢ室に流入
し，両者は混合（Ｂ室に顆粒又は錠剤の場合は溶解）さ
れる。若し混合（又は溶解）が不充分の場合は容器を
上，下転倒又は振盪する操作若しくは容器側壁を押圧
し，上，下室液を相互に交流させること等を併用するこ
とにより完全に混合（又は溶解）させることが出来る。
る。即ち当該容器に収納される薬剤を使用しようとする
時は，上部部分１を下方に押し下げることにより，中間
部分は更に深く食い込み，常時（収納，保存中）の凹凸
嵌合位置〔図１・イ〕の状態から，押し込み位置〔図１
・ロ〕（使用時）の状態に移動し，凹凸嵌合して安定設
定される。この上部部分１の押し込みにより，この下縁
が内挿十字体13の肩部ａを押し下げ，その底部にある隔
壁６が管から外れ，Ａ，Ｂ室は自由流通の状態（図１・
ロ）となる。その結果として，Ａ室の液はＢ室に流入
し，両者は混合（Ｂ室に顆粒又は錠剤の場合は溶解）さ
れる。若し混合（又は溶解）が不充分の場合は容器を
上，下転倒又は振盪する操作若しくは容器側壁を押圧
し，上，下室液を相互に交流させること等を併用するこ
とにより完全に混合（又は溶解）させることが出来る。
【０００９】Ａ，Ｂ両室の薬剤の混合（溶解）が完了す
ると，薬液は使用可能な状態となるが，使用に際して
は，容器の上部部分１の先端にある薬滴滴下ノズル11の
先端に装着されている栓体10を外して，容器を転倒し，
上部部分の側周壁を軽く押圧すると薬液はノズル先端か
ら滴下する。使用後は栓をして暫時の衛生的な保存が可
能である。
ると，薬液は使用可能な状態となるが，使用に際して
は，容器の上部部分１の先端にある薬滴滴下ノズル11の
先端に装着されている栓体10を外して，容器を転倒し，
上部部分の側周壁を軽く押圧すると薬液はノズル先端か
ら滴下する。使用後は栓をして暫時の衛生的な保存が可
能である。
【００１０】本発明の場合，上記のように薬剤の容器が
小形でありながら，容器の各部は種々の機能を要求され
ている。従って具体的な実施に当たっては，前記の機構
上の要請と共に，各構成部品は相互に嵌合，摺動，液封
の機能を果たす為，形状的には高度の精密な加工技術を
要し，かつそれぞれ異なった物理的性質を要求されて居
る。このような見地から本発明容器の構成部品の材質選
択は非常に重要である。以下本願発明の実施の態様を，
機構上要請される形状面，及び機能上要請される材料選
択の点から具体的に例示する。
小形でありながら，容器の各部は種々の機能を要求され
ている。従って具体的な実施に当たっては，前記の機構
上の要請と共に，各構成部品は相互に嵌合，摺動，液封
の機能を果たす為，形状的には高度の精密な加工技術を
要し，かつそれぞれ異なった物理的性質を要求されて居
る。このような見地から本発明容器の構成部品の材質選
択は非常に重要である。以下本願発明の実施の態様を，
機構上要請される形状面，及び機能上要請される材料選
択の点から具体的に例示する。
【００１１】
【実施例】図２は図１の点線枠部分を，各部の機能の説
明を容易にする為，拡大図示したものである。以下図２
について説明する。尚，図２・ニは分離収納の状態を，
図２・ホは，隔壁を移動し，封止を解いた状態を示す。
図２・ニに示すように，内筒外周面に環状の凸部８を設
けてあり，これが常時（隔離保存時）は，中間部分の内
側に設けられた凹状の環状溝（上段）４に嵌合してい
る。
明を容易にする為，拡大図示したものである。以下図２
について説明する。尚，図２・ニは分離収納の状態を，
図２・ホは，隔壁を移動し，封止を解いた状態を示す。
図２・ニに示すように，内筒外周面に環状の凸部８を設
けてあり，これが常時（隔離保存時）は，中間部分の内
側に設けられた凹状の環状溝（上段）４に嵌合してい
る。
【００１２】使用に当っては，上部部分１を押し下げる
と，図２・ホに示すように，環状凸部８は凹状環状溝
（下段）５に摺動し，嵌合し，定着する。と共に内挿十
字体13の肩部ａを押し下げ，その下端にあるピストン状
の隔壁６を押し下げる結果として，Ａ，Ｂ室間の封止が
解除され，自由流通し，相互溶解が可能となる。
と，図２・ホに示すように，環状凸部８は凹状環状溝
（下段）５に摺動し，嵌合し，定着する。と共に内挿十
字体13の肩部ａを押し下げ，その下端にあるピストン状
の隔壁６を押し下げる結果として，Ａ，Ｂ室間の封止が
解除され，自由流通し，相互溶解が可能となる。
【００１３】容器の上部部分１は薬剤と長期間接するた
め，薬品類に対して安定であることが先ず要求される。
又この部分は，前記のように，嵌合位置の移動を可能と
させるためには，定形性がありながらも，材質的には適
度の弾力性，摺動性が必要とされ，又隔壁部６と中間部
分２の内壁との密着シ−ル性が要求される。更に，混合
後の薬液の使用に際しては上部部分の側周壁を押圧し
て，滴下させる必要から適度の可撓性も要求される。種
々，材質，構造について試作の結果，上記のような特性
を有する材料として，例えば低密度ボリエチレン（ＬＬ
ＤＰＥ）やナイロン類のように弾力性のある材料が好適
であった。
め，薬品類に対して安定であることが先ず要求される。
又この部分は，前記のように，嵌合位置の移動を可能と
させるためには，定形性がありながらも，材質的には適
度の弾力性，摺動性が必要とされ，又隔壁部６と中間部
分２の内壁との密着シ−ル性が要求される。更に，混合
後の薬液の使用に際しては上部部分の側周壁を押圧し
て，滴下させる必要から適度の可撓性も要求される。種
々，材質，構造について試作の結果，上記のような特性
を有する材料として，例えば低密度ボリエチレン（ＬＬ
ＤＰＥ）やナイロン類のように弾力性のある材料が好適
であった。
【００１４】中間部分２については，可撓性は不要で，
寧ろ硬質，摺動性で，精密成形加工が可能な材質が望ま
れる。例えばポリプロピレンが好適である。
寧ろ硬質，摺動性で，精密成形加工が可能な材質が望ま
れる。例えばポリプロピレンが好適である。
【００１５】下部部分３は長期保管中も薬剤に接触，最
も安定性，断気性を必要とし，また内部のＡ・Ｂ両室の
薬剤の混合状態を確認する必要があり，かつネジ構造に
よって，中間部分と緊密に組み合わされる必要から，硬
質材料であって，透明又は半透明（減光のための着色も
可）な材料が好適で，具体的にはガラスやＰＥＴ，ＰＢ
Ｔなどが選ばれる。
も安定性，断気性を必要とし，また内部のＡ・Ｂ両室の
薬剤の混合状態を確認する必要があり，かつネジ構造に
よって，中間部分と緊密に組み合わされる必要から，硬
質材料であって，透明又は半透明（減光のための着色も
可）な材料が好適で，具体的にはガラスやＰＥＴ，ＰＢ
Ｔなどが選ばれる。
【００１６】内挿十字体13は，その下底部には，ピスト
ン状の摺動可能な隔壁６を有し，この点からは適度の弾
力性を要求されつつ，かつ上部部分の押し下げの力を肩
部ａに受け，下部の封止用の隔壁６を動かす力を伝達す
るための硬さも機構上必要で，適度の弾力性及び精密成
形加工性，硬さのバランスが必要である。種々試した検
討の結果，例えばポリプロピレン材が最適であった。
ン状の摺動可能な隔壁６を有し，この点からは適度の弾
力性を要求されつつ，かつ上部部分の押し下げの力を肩
部ａに受け，下部の封止用の隔壁６を動かす力を伝達す
るための硬さも機構上必要で，適度の弾力性及び精密成
形加工性，硬さのバランスが必要である。種々試した検
討の結果，例えばポリプロピレン材が最適であった。
【００１７】中間部分２と下部部分３との間の接合する
面（図２・９）は，容器の外に対する液漏れ防止上，重
要であるが，それぞれが硬質材料であることから，両者
の間には耐薬品性と弾力性のある封止材料（ガスケット
材）が用いられる。材質としては例えば輪状のブチルゴ
ムシ−トが選ばれた。尚，上部部分１と，中間部分２と
の間の封液は，上部部分１の材質が，可撓性，かつ適度
の弾力性のある材料であることから，上部部分の内筒外
面の環状凸部12と中間部分内周面との接触によるシ−ル
で充分可能である。
面（図２・９）は，容器の外に対する液漏れ防止上，重
要であるが，それぞれが硬質材料であることから，両者
の間には耐薬品性と弾力性のある封止材料（ガスケット
材）が用いられる。材質としては例えば輪状のブチルゴ
ムシ−トが選ばれた。尚，上部部分１と，中間部分２と
の間の封液は，上部部分１の材質が，可撓性，かつ適度
の弾力性のある材料であることから，上部部分の内筒外
面の環状凸部12と中間部分内周面との接触によるシ−ル
で充分可能である。
【００１８】上部部分の先端にある薬液滴下ノズル部11
の栓体10の材質は高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）を用
い，図４に示すように液漏れ防止の為栓体の中心部に嵌
入，密栓のため突起物を設けてある。
の栓体10の材質は高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）を用
い，図４に示すように液漏れ防止の為栓体の中心部に嵌
入，密栓のため突起物を設けてある。
【００１９】
【発明の効果】本願発明により，混合状態で長期保存す
ると不安定な薬剤を，両室間に隔壁を設けて分離収納，
安定に保存が出来，又その使用に際しては，該容器の一
部の側周壁を単に押下するのみで，容器に両室間の隔壁
を移動させて封止を解除，両液を自由に混合出来る。混
合後の薬液は，容器の上部部分１の先端に付いている栓
体10を外し，上下転倒し，容器の周側壁を軽く摘むこと
で局部に滴下することができる。一時用済後は栓体をか
ぶせて，暫時保存することも出来る。即ち，本願容器の
発明によって，薬剤の安定保存，混合（溶解），薬剤の
適用が，一つの容器によって可能となった。
ると不安定な薬剤を，両室間に隔壁を設けて分離収納，
安定に保存が出来，又その使用に際しては，該容器の一
部の側周壁を単に押下するのみで，容器に両室間の隔壁
を移動させて封止を解除，両液を自由に混合出来る。混
合後の薬液は，容器の上部部分１の先端に付いている栓
体10を外し，上下転倒し，容器の周側壁を軽く摘むこと
で局部に滴下することができる。一時用済後は栓体をか
ぶせて，暫時保存することも出来る。即ち，本願容器の
発明によって，薬剤の安定保存，混合（溶解），薬剤の
適用が，一つの容器によって可能となった。
【図１】（イ）は本発明に係る容器であって，二つの薬
液が隔壁によって分離，収納されている状態の容器の断
面図である。（ロ）は隔壁が外れ，薬液が混合可能の状
態を示す容器の断面図である。（ハ）は容器の側方から
の外見図である。
液が隔壁によって分離，収納されている状態の容器の断
面図である。（ロ）は隔壁が外れ，薬液が混合可能の状
態を示す容器の断面図である。（ハ）は容器の側方から
の外見図である。
【図２】（ニ）は本発明に係る容器を構成する各部部品
の結合状態を示す詳細図であって，図１・イの点線表示
の部分（隔離収納状態）の拡大断面図である。（ホ）は
図１・ロの同上部分（封止解除状態）の拡大断面図であ
る。
の結合状態を示す詳細図であって，図１・イの点線表示
の部分（隔離収納状態）の拡大断面図である。（ホ）は
図１・ロの同上部分（封止解除状態）の拡大断面図であ
る。
【図３】（リ）は本発明容器の内挿十字体の詳細図であ
る。（ヌ）はリの丸印部の拡大図である。（ル）はリの
Ｍ−Ｎ断面を示す。
る。（ヌ）はリの丸印部の拡大図である。（ル）はリの
Ｍ−Ｎ断面を示す。
【図４】本願発明容器の先端に付す栓体の図である。
【図５】（イ）は従来公知の薬剤分離収納容器の模式上
面図である。（ロ）は同上の側面図である。
面図である。（ロ）は同上の側面図である。
【図６】（ハ）は従来公知の別なる薬剤の個別収納容器
の模式図であって，薬剤Ａ用の容器の側断面図である。
（ニ）は薬剤Ｂ用の別個の容器を示す。
の模式図であって，薬剤Ａ用の容器の側断面図である。
（ニ）は薬剤Ｂ用の別個の容器を示す。
１ 上部部分 ２ 中間部分 ３ 下部部分 ４ 凹嵌合溝（上部） ５ 凹嵌合溝（下部） ６ 隔壁 ７ 下部部の取付ネジ ８ 上部部分１に設けられた嵌合凸部 ９ パッキング材 10 栓体 11 薬液滴下ノズル 12 上部部分の内筒外面に設けられた環状凸部 13 内装十字体 21 薬包用袋体強シ−ル部分 22 同上弱シ−ル部分 23 切裂用ノッチ 24 Ａ薬剤収納用容器 25 同上用栓体 26 Ｂ薬剤収納部容器 ａ 内装十字体の肩部 ｂ 内装十字体底部摺動部 Ａ Ａ薬材収納室 Ｂ Ｂ薬剤収納室 Ｄ 拡大部分を示す記号 Ｅ 拡大部分を示す記号 Ｆ 拡大部分を示す記号 ↓ 上部部分１の移動方向を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】 摺動可能な隔壁によって，分割され，そ
れぞれに別個の薬剤が分離，収納されたＡ，Ｂ二室より
構成された容器であって；薬剤の使用に際しては容器外
部より加えられた圧力によってＡＢ間の隔壁を摺動的に
移動し，両室間の封止を解除した状態で，二液（又は
液．固）を混合（又は溶解）し，該混合液をその容器の
まま先端に設けた孔から滴下させて使用する構造を有す
る隔離収納及び混合，使用兼用容器。 - 【請求項２】 摺動可能な隔壁によって，分割され，そ
れぞれに別個の薬剤が分離，収納されたＡ，Ｂ二室より
構成され；薬剤の使用に際しては容器外部より加えられ
た圧力によってＡＢ間の隔壁を摺動的に移動し，両室間
の封止を解除した状態で，二液（又は液，固）を混合
（又は溶解）し，該混合液をその容器のまま先端に設け
た孔から滴下させて使用する構造を有する隔離収納及び
混合，使用兼用容器であって，該容器の一部を可撓的構
造となし，使用に当っては，この部の押圧により，スポ
イド的に適量の薬液を滴下させ得る隔離収納及び混合，
使用兼用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5259122A JPH0796979A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 隔離収納及び混合使用兼用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5259122A JPH0796979A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 隔離収納及び混合使用兼用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0796979A true JPH0796979A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17329626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5259122A Pending JPH0796979A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 隔離収納及び混合使用兼用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796979A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008506595A (ja) * | 2004-07-16 | 2008-03-06 | ラメプラスト エッセ．ピ．ア． | 医療用および／または化粧用の流動性物質塗布器 |
| JP2010083514A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 二剤混合容器 |
| KR20160001605U (ko) * | 2014-11-05 | 2016-05-16 | (주)아모레퍼시픽 | 스포이드형 이액 혼합용기 |
| EP4245687A1 (en) * | 2022-03-17 | 2023-09-20 | Bnova SA | Cap assembly for a refill container |
| US11905086B2 (en) | 2022-03-17 | 2024-02-20 | Bnova Sa | Cap assembly for a refill container |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5259122A patent/JPH0796979A/ja active Pending
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| JP2008506595A (ja) * | 2004-07-16 | 2008-03-06 | ラメプラスト エッセ．ピ．ア． | 医療用および／または化粧用の流動性物質塗布器 |
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