JP5024526B2 - 複室容器 - Google Patents

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Description

この発明は可撓性(軟質)の合成樹脂フィルムにて形成された薬液バッグ(軟質容器)と薬液バッグに取り付けられる薬剤容器(硬質容器)とを備え、薬剤バック中の薬剤と薬剤容器中の薬剤とを混合して排出するようにした複室型容器に関するものである。
可撓性の合成樹脂フィルムにて形成された薬液バッグ(軟質容器)と薬液バッグに取り付けられる薬剤容器(硬質容器)とを備えた複室型容器として特許文献1に記載のものがある。特許文献1の複室型容器では、薬剤容器は薬剤を収納する第1の空洞部(薬剤収納部)と、輸液時の排出口となり、輸液時に穿刺される被穿刺部材(シール材)にて閉鎖された第2の空洞部とに区画され、第1及び第2の空洞部は脆弱部を備えた連通規制部により通常は閉鎖され、連通規制部を脆弱部にて折損することにより、第1及び第2の空洞部が薬液バッグに開口されるため、薬剤容器の内部の薬剤は薬液バッグの内部の薬剤と混合され、混合された薬剤が第2の空洞部に開口されるため、被穿刺部材の穿刺により輸液が可能となる。
また、薬剤バッグの表裏層を弱シール部(隔壁)により剥離可能に溶着することで薬剤バッグの内部空洞を複数の隔室に区画し、それぞれの隔室に薬液を収容し、輸液に先立って薬剤バッグにおける薬液の部位を加圧することで、弱シールを剥離開通させ、それぞれの隔室の薬液を混合させるようにしたものがある。
特開2005−95604号公報 特開平06−105905号公報
特許文献2のように軟質素材より成る薬剤バッグの内部空洞を弱シール部で二つの隔室に分離し、それぞれの隔室に別個の薬液を収容し、輸液時に弱シール部を開通させ、二液を混合させ輸液を行うものがある。この場合、薬剤バッグ内の二液+薬剤容器中の薬剤とで3種類の薬剤を混合して輸液を行うことができる。薬剤バッグ中の二液の混合のためには輸液に先立って弱シール部を開通させる作業が必要である。しかしながら、弱シール部の開通操作を行わないままでも薬剤容器の開通を行うこと薬剤容器側の隔室の薬液(1液)と薬剤容器中の少量薬剤とを混合させただけで、輸液を行ってしまう誤操作が行われてしまう懸念があった。
この発明の目的は隔室の薬液の混合を行うことなく輸液を行ってしまうことがないようにすることを目的とする。
この発明の複室容器にあっては、可撓性の合成樹脂フィルムにて形成された薬液バッグはその対向面で低温溶着されることで弱シール部(剥離可能溶着部)が形成され、弱シール部によって薬液バッグの内部空洞はそれぞれの薬剤の収容ため複数の隔室に区画される。また、薬液バッグに取り付けられる本体は薬液バッグの内部空洞への連通路及び排出口を具備し、薬剤バッグの外周部に取り付けられ、連通路は一方の隔室に開口される。また、本体には、前記連通路を通常閉鎖するための閉鎖具と、外部からの操作により前記閉鎖具をして連通路を薬剤バッグ内部に開放に至らしめる操作部材とを具備しており、操作部材を回す又は押すなどの開通操作により閉鎖具は連通路を開放するべく移動される。閉鎖具自体若しくは閉鎖具から延出する開通補助部材は薬剤バッグ未開通状態において弱シール部と近接して設けられるなどの手段により、連通路開放のための操作部材の操作は剥離可能溶着部を強制的に剥離せしめる。剥離可能溶着部の強制的な剥離を行うため、閉鎖具は操作具の回転操作により剥離可能溶着部に向けて延出せしめられるか又は閉鎖具は操作具の押圧操作により剥離可能溶着部に向けて延出せしめられる。この際に開通順序としては、外部操作部材による本体の連通路の開通は弱シール部の強制開通位置に達すると同時若しくはそれに僅か遅延させ、これにより薬剤未混合での輸液を確実に阻止することができる。

本体は薬剤容器として構成し、薬剤容器内における薬剤収納室に少量薬剤を収容することにより、輸液時により多種類の薬剤を混合することができる。この場合、操作具の外部操作による閉鎖具の操作は薬剤収納室を開放し、複数の隔室からの混合薬剤に薬剤収納室の少量薬剤を混合した上で、連通路を介して排出口に導かれる。
連通路開放のための操作部材の操作は剥離可能溶着部を強制的に剥離せしめ得るべく位置させることにより、隔室間の弱シール部の開通操作なしに若しくは不完全な状態で、連通路を開通させた場合にあっても連通路開放のための操作部材の操作は剥離可能溶着部を強制的に剥離させ、二液混合を確実に行うことができ、隔室間の薬剤混合なしで輸液してしまうという誤操作の恐れを確実に防止することができる。
以下、図面によってこの発明の実施形態を説明すると、薬液バッグ(軟質容器)10は上下層を構成するポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂フィルム切片11-1, 11-2(図7)を強シール部10Aにて所定温度で溶着することにより構成される。この所定温度はポリエチレンの場合は130℃といった温度で、上下層を剥離不能に溶着する。即ち、強シール部10Aにおいては、薬剤バッグにおける薬液の部位を加圧しても溶着部の剥離は起こらないような強固な溶着状態となっている。強シール部10Aには輸液時に薬液バッグ10を吊り下げて保持するための開口部14が設けられる。
この薬剤バッグは二液式で二種の液体を分離収納しておき輸液直前に混合するものである。即ち、この実施形態にあっては、薬剤バッグの長手方向における幾分下側に寄った位置に全幅方向に弱シール部10Bが設けられ、弱シール部10Bは薬剤バッグを構成する上下の合成樹脂フィルムを強シール部10Aの溶着温度より幾分低い120℃といった温度で溶着し、薬剤バッグの内部空洞を二つの隔室12-1, 12-2に分離し、夫々の隔室12-1, 12-2に別個の薬液が収容される。輸液の直前に隔室12-1又は 12-2における薬液収納部位を加圧することにより弱シール部10Bは剥離開通され、隔室12-1, 12-2に別個に収容されていた薬液は混合される。
その形状を維持することができる肉厚の薬剤容器(本発明における本体)16は微量元素やビタミン剤などの少量薬剤(液状若しくは粉末若しくは粒状)を収容するためのものであり、薬剤容器16は独立してその形状を維持することができる剛性を有したプラスチック成形品として構成され、薬液バッグ10の外周部10Aに溶着・一体化されている。薬剤容器16中の薬剤は通常は薬液バッグ10の薬剤とは混合しないように分離保持されており、輸液時に薬液バッグ10中の薬液に混合・溶解されて使用される。薬剤容器16は未開通の薬剤バッグにおける下側隔室12-2に設けられる。そして、薬剤容器16の薬剤は隔室12-1, 12-2からの混合された薬液と混合して使用されるべきものである。従って、輸液作業の通常の手順としては、最初に、薬剤バッグにおける隔室12-1の部位における輸液を加圧することにより弱シール部10を剥離・開通させることで隔室12-1, 12-2間の薬液を混合させ、その後に薬剤容器16を後述のように開通させることで薬剤容器16からの少量の薬剤を混合薬液に混入させることになる。即ち、この発明の複室容器は3種混合タイプとも称すべきものとなる。
図2において、薬剤容器16は筒状本体18と、排出口20と、閉鎖具22とを備える。筒状本体18は外周にフランジ部18-1を、内周に環状突起18-2を形成しており、フランジ部18-1を挟んで薬液バッグ10を構成する上下の合成樹脂フィルム切片の外周部10Aが 図4に示すように溶着されることで、薬液バッグ10に対する薬剤容器16の取り付けが行われている。環状突起18-2によって、筒状本体18の内部空洞は薬剤収容室24と排出口20への接続室26とに区画される。接続室26の内周に環状溝26-1が形成され、この環状溝26-1に対して排出口20の上端の環状突起20-1が嵌合され、環状溝26-1に対する環状突起20-1の嵌合構造により、排出口20は筒状本体18に対して回転自在に構成され、この発明の操作具ともなる。排出口20の回転自在構造のため環状溝とスナップリングとからなる周知の構造を採用することはもとより可能である。排出口20は下端にフランジ20Aを形成しており、このフランジ20Aの外側端面にキャップ30が当接溶着せしめられ、キャップ30は排出口20に一体化される。キャップ30に対しては、穿刺針用のゴム栓32(被穿刺部材)が密封嵌合され、輸液時に周知のように輸液セットの穿刺針60がこのゴム栓32に貫通穿刺され、輸液が行われる。
図3に示すように筒状本体18の内周の環状突起18-2は複数(4個)の連通孔34(この発明の連通路)を形成し、連通孔34は外側端は薬液バッグ10における下側の隔室12-2に開口し、内側端は筒状本体18の内周面に開口している。閉鎖具22は、弁本体36と、ゴムやセラミックなどのシール素材にて形成された第1及び第2の弁部材38, 40とを具備する。弁本体36は剛性のある合成樹脂一体成形品として構成され、外周に環状溝を形成した第1の拡径部36-1及び第2の拡径部36-2を形成しており、第1の拡径部36-1の環状溝36-1Aに第1の弁部材38が嵌着され、第2の拡径部36-2の環状溝36-2Aに第2の弁部材38が嵌着されている。そして、図2に示す通常状態においては、 第1の弁部材38により、連通孔34が閉鎖され、薬液バッグ10の内部は薬剤収納室24及び接続室26に対して閉鎖されており、第2の弁部材40により筒状本体18の上側開口端18A(この発明の連通路)が閉鎖され、薬液バッグ10の内部空洞は薬剤収納室24に対して閉鎖されている。このような弁部材38, 40の密封閉鎖機能に拘わらず、弁部材38, 40は筒状本体18の内周に沿った長手方向(上下方向)の移動は可能に構成され、弁部材38, 40を後述の開放位置とすることにより薬液バッグ内に収容された薬剤を薬剤容器16中の薬剤を混合させつつ排出口20の側に排出させることができる。
弁本体36は図2に示すように下方延長部36-1を一体に形成しており、この下方延長部36-1は図3及び図4に示すように十字断面形状をなしている。他方、筒状本体18における接続室26の内周面に弁本体36の下方延長部36-1に向けて半径方向に突出する直径対立位置した一対の案内部26-2を有しており、この案内部26-2は図4に示すように90度のコーナー形状をなしており、直径対立位置したこの90度のコーナー形状の案内部26-2が十字断面形状の下方延長部36-1に係合しており、そのため、弁本体36は自らの回転運動は阻止しつつ長手方向に直線摺動移動可能となっている。
次に、排出口20の回転により弁本体36の直線摺動移動を惹起せしめる機構について説明すると、排出口20の内周面に螺旋溝42が形成され、他方、弁本体36の下方延長部36-1は十字断面形状における先端部分が係合部44を形成しており、この係合部44が図5に示すように螺旋溝42に係合することにより、排出口20の回転により弁本体36を直線移動せしめるねじ機構が構成される。
図2に示す通常状態(封止状態)では筒状本体18の下端側の第1の弁部材38により連通孔34が閉鎖され、筒状本体18の上端側の第2の弁部材40により筒状本体18の上端が閉鎖される。そのため、排出口20は薬液バッグ10内の空洞12に収容された薬剤も、薬剤容器16の薬剤収容室24に収容された薬剤も排出口20には導かれることがなく、そのため、輸液セットの穿刺針60によりゴム栓32が誤操作により穿刺されたとしても薬剤が間違って排出されことはない。
図2の状態から排出口20を回してゆくと、弁本体36の側における下方延長部36-1における十字断面形状における先端部分44が排出口20の側における螺旋溝42に螺合しており、しかも弁本体36が図4の十字断面形状により筒状本体18に対して周り止めされていることから、弁本体36は筒状本体18に沿って直線運動し、図2において上昇せしめることができる。そのため、図6に示すように第1の弁部材38は筒状本体18の下端側の連通孔34を開放するように位置され、第2の弁部材40は筒状本体18の上端18Aを開放するように位置する。従って、薬剤容器16内の薬剤は薬液バッグ10内の薬剤に対して混合されつつ排出口20に導かれ、輸液ユニットの穿刺針によりゴム栓32を穿刺することにより混合薬剤の輸液を行うことができる。この際、筒状本体18の上下を薬液バッグ10の内部空洞に対して開放することにより薬剤の混合が効率的に行われ、かつ第1の弁体38により開放される連通孔34は筒状本体18の内周における幾分絞られた部位である環状突起18-2を開閉する構造であるため、薬剤収容室24から排出口20へ向けての矢印aのような流路が形成されるため、薬剤収容室24内の薬剤を隈なく排出口20まで導くことができ、薬液が薬剤収容室24に残留してしまうことがない。
図1及び図7に示すように、第2の弁部材40は閉鎖具22の通常状態(薬剤容器16内に少量薬剤を保持した状態)において薬剤バッグの下側隔室12-2において弱シール部10Bに近接して位置している。そのため、薬剤容器16の開通操作により第2の弁部材40が図6のように上昇する過程で、第2の弁部材40は図1及び図7の想像線40´にて示すように弱シール部10Bの近傍における薬剤バッグの内周に係合し、弱シール部10Bを剥離方向付勢する。即ち、薬剤容器16の開通の際のキャップ30の回転操作は弱シール部10Bを物理的強制作用により開通するべく第2の弁部材40を位置させる。
輸液に先立っての通常の作業手順としては前述のように弱シール部10Bの開通による隔室12-1, 12-2間での薬液の混合、次いで、薬剤容器16の開通操作となるが、輸液作業直前の弱シール部10Bの開通操作を怠った場合にあっても薬剤容器16の開通操作における第2の弁部材40の移動に付随した物理的強制作用により弱シール部10Bは開通せしめられる。従って、弱シール部10Bの開通操作を怠って若しくは開通で不十分であっても隔室12-1, 12-2間の薬剤が未混合のままく輸液がされてしまうという誤作業を未然防止することができる。
以上説明のように外部から操作される閉鎖具22は薬剤収容室24の開通と弱シール部10Bの強制開通を行わせるものであるが、これらの動作のタイミングとしては、キャップ30を回してゆく過程で弱シール部10Bの強制開通と同時若しくはこれに若干遅れて薬剤収容室24の開通が行われるようになっている必要がある。即ち、第2の弁部材40が弱シール部10Bと係合しこれを強制開放するリフト位置若しくはこれより僅か増大したリフト位置で閉鎖具22を構成する第1の弁部材38は連通路34を開放せしめるようにされる。さもないと、弱シール部10Bが未開通のままで、下側隔室12-2の薬剤が連通孔34より排出口20に導かれ得ることになり、これに対し、第2の弁部材40による弱シール部10Bの強制開通リフト位置まで第1の弁部材38をして連通路34を閉鎖維持させておくことで、未混合のままの薬剤排出を確実に防止することができる。
図8は第2の実施形態を示し、この実施形態では上側隔室12-1に対して下側隔室12-2が相対的に拡大されており、そのため上下の隔室12-2, 12-2を隔てる弱シール部10Bの位置が高くなり、弁体40から離れている。この場合においても、薬剤容器開通時における弱シール部(隔壁)10Bの強制的拡開を行うため、弁体40の上端から隔壁開通補助部材62を延出させ、その端面が弱シール部10Bと近接するように配置している。
キャップ30の回転操作により閉鎖具22をリフトさせて薬剤容器16を図9(イ)の閉鎖状態から(ロ)の開通状態に至らせ、隔室12-1, 12-2からの混合薬液に薬剤容器16内の少量薬剤を混合させることは第1実施形態と同様である。また、薬剤容器16の開通時、弁体40のリフトによって弁体40から延出する隔壁開通補助部材62も同一揚程移動され、近接位置している弱シール部10Bが未開通のままであってもこれを強制開通に至らしめる。そのため、隔室12-1, 12-2間の薬液を未混合のままで、即ち、下側隔室12-2の薬液の一液のみ薬剤容器の薬剤と混合させて輸液を行ってしまうという誤作業を未然防止することができる。
図10は薬剤容器16を複室化した場合であり、上下の弁体38, 40間の中間に第3の弁体64を設けることで、上下の薬剤収容室66, 68を設けたものである。キャップ30の回転操作により閉鎖具22をリフトさせて薬剤容器16を図10(イ)の閉鎖状態から(ロ)の開通状態に至らせ、薬剤バッグからの混合薬液に薬剤容器16内の上下の薬剤収容室66, 68における少量薬剤を混合させることは第2実施形態と同様である。また、薬剤容器16の開通時、弁体40のリフトによって近接位置している弱シール部が未開通であってもこれを強制開通に至らしめる。そのため、隔室間の薬液を未混合のままで、即ち、一液のみと混合させて輸液を行ってしまうという誤作業を未然防止することができる。
図11及び図12の実施形態にあっては、薬剤容器16の薬剤収容室24を薬液バッグの内部空洞に対して通常は閉鎖する閉鎖部材が破壊可能な膜体70にて形成される。膜体70はその外周部が筒状部材18の端面に接着や溶着等により固定されている。他方、弁本体36はそのピン状上端36´が膜体70と近接するように延設されている。キャップ30を回すことにより、弁体36が図12(イ)の閉鎖位置から上昇駆動され、弁体36の上昇はその上端36´が膜体70に係合し、(ロ)に示すように膜体70は破壊せしめられ、薬液バッグの内部空洞は薬剤収容室24と連通せしめられ、同様に薬液バッグから流入してくる薬液に薬剤収容室24 内の少量薬剤が混合せしめられる。
この実施形態においては、図11に示すように膜体70は上下隔室12-1, 12-2を分離する弱シール部10Bに近接位置している。そのため、弱シール部10Bの開通を怠った場合若しくは開通が不十分な場合にあっても、弱シール部10Bに近接位置するピン状上端36´若しくはピン状上端36´に別体に設けられる開通補助部材(図示しない)は弱シール部10Bが未開通であってもこれを強制開通に至らしめる。そのため、既に説明の実施形態と同様に薬剤バッグ内の薬液を未混合のまま輸液を行ってしまうという誤作業を未然防止することができる。
図13及び図14は別実施形態を示しており、薬剤容器116は筒状本体118と閉鎖具122とを備えるのは以前の実施形態と同様であるが、閉鎖具122が筒状本体118に対して回転式ではなくスライド式であるのが特徴である。閉鎖具122は弁本体136並びに第1及び第2の弁部材138, 140を備える。弁本体136の上端は駆動部136-1を形成し、駆動部136-1に対して排出口120が軸心上に対向して設けられる。排出口120は筒状本体118に上下摺動自在に設けられ、かつシール用のOリング139が具備せしめられる。更に、筒状本体118にはロック構造を設けることができ、間違って排出口120を引いてしまっても筒状本体118から離脱することのない構造とすることもできる。図14の(イ)は薬剤容器116の閉鎖状態を示し、第1及び第2の弁部材138, 140は、夫々、連通孔134、筒状本体118の上側開口端118Aを閉鎖している。そのため、薬剤収容室124内に少量薬剤が保持される。キャップ130を矢印hのように押すことにより排出口120はスライド式に上昇し、排出口120のこの上昇運動は駆動板136-1 を介して弁体116に伝達され、(ロ)に示すように第1及び第2の弁部材138, 140はリフトし、連通孔134及び筒状本体118の上側開口端118Aが開放される。そのため、図14(ロ)の矢印jに示すように薬剤バッグ内の薬液は薬剤収容室124内に導入され、薬剤収容室124内の少量薬剤と混合され、排出口120内に導入される。そして、排出口112におけるゴム栓132の穿刺により輸液を行うことができる。
図13に示すように、第2の弁部材140は通常状態(薬剤容器116内に少量薬剤を保持した状態)において薬剤バッグ10の下側隔室12-2において弱シール部10Bに近接して位置している。そのため、薬剤容器116の開通操作により弁本体136が図14(ロ)のように上昇する過程で、第2の弁部材140は想像線140´にて示すように弱シール部10Bの近傍における薬剤バッグの内周に係合し、弱シール部10Bを剥離方向付勢する。即ち、薬剤容器116の開通の際のキャップ130の上昇操作は弱シール部10Bを物理的強制作用により開通位置とするべく第2の弁部材140を位置させる。そのため、薬剤容器116の開通時、弁体140のリフトによって近接位置している弱シール部10Bが未開通であってもこれを強制開通に至らしめる。そのため、隔室12-1, 12-2間の薬液を未混合のままで、即ち、一液のみと混合させて輸液を行ってしまうという誤作業を未然防止することができる。
図15は更に別の実施形態を示し、この実施形態にあっては、薬剤バッグ10の対向面を加圧剥離可能に溶着する剥離可能溶着部としての弱シール部10Bは第1部分10B-1と第2部分10B-2とから成り、第1部分10B-1及び第2部分10B-2薬剤バッグの内部は3つの隔室12-1, 12-2, 12-3とに区画される。即ち、弱シール部の第1部分10B-1は薬剤バッグ10の縦方向を、即ち、隔室12-1, 12-2間を薬剤容器16の手前まで延設され、弱シール部の第2部分10B-2は薬剤バッグ全幅に幅方向に延設される。そのため、第2部分10B-2の下方に第3の隔室12-3が分離形成される。また、弱シール部の第2部分10B-2は第1部分10B-1の下端と交差するように延び、隔室12-1, 12-2間は分離され、このようにして3つの隔室12-1, 12-2, 12-3は相互に分離し、夫々に薬剤を収容することができる。また、薬剤容器16の構造は図9に示す実施形態のもとの同様であり、内部の薬剤収容室を通常は閉鎖する閉鎖具22を供え、閉鎖具22と一体の隔壁開通補助部材62を備えおり、隔壁開通補助部材62の上端は弱シール部10Bにおける第1部分10B-1と第2部分10B-2との交差部位Pに近接位置している。
図15の薬剤バッグ開通時、隔室12-1, 12-2の部位で薬剤を外部から加圧することによりが、弱シール部10Bの第1部分10B-1及び第2部分10B-2が剥離され、3つの隔室12-1, 12-2, 12-3間で薬剤が混合される。これに引き続き、キャップ30の回転操作により図9の(イ)から(ロ)と同様に閉鎖具22がリフト開放され、3つの隔室12-1, 12-2, 12-3間の混合薬剤は薬剤容器16内の薬剤と混合されて排出口20に導かれる。即ち、この実施形態では4種の薬剤を混合して輸液することができる。
閉鎖具22の一体の隔壁開通補助部材62の上端は弱シール部10Bの第1部分10B-1と第2部分10B-2との交差部位Pに近接位置に近接位置しているため、弱シール部10Bの開通操作なしにキャップ30を回すことにより薬剤容器16の開通操作が行われた場合は、薬剤容器16の開通操作により閉鎖具22がリフトする過程で、隔壁開通補助部材62により交差部位Pにおいて弱シール部10Bの第1部分10B-1及び第2部分10B-2が物理的強制作用により剥離せしめられる。そのため、薬剤バッグ10の全ての隔室12-1, 12-2, 12-3間の薬液を未混合のままで、即ち、隔室12-3内の一液のみと混合させて輸液を行ってしまうという誤作業を未然防止することができる。
図16はこの発明の更に別の実施形態を示し、この実施形態は少量薬剤容器を設けず、外部操作による強制的な弱シール開通機構のみ設けたことが特徴である。即ち、薬液バッグ10の外周における強シール部10Aに筒状本体80が設けられ、筒状本体80に排出口20が上下摺動自在に設けられる。閉鎖具82も筒状本体80に摺動自在に設けられる。閉鎖具82は一体の弱シール開通補助部材84を備え、弱シール開通補助部材84はその上端84Aが弱シール部10Bに近接位置される。通常状態では閉鎖具82は薬液バッグ内部空洞を排出口20に対し遮断位置している。輸液時に排出口20の上端のキャップ30を矢印fのように上方に押圧することで、閉鎖具82はリフトされ、弱シール部10Bの剥離開通操作が行われていないとき、弱シール開通補助部材84はその上端84Aが弱シール部10Bと係合しこれを強制開通に至らせる。弱シール部10Bと係合するリフト位置と同一若しくはこれより僅か上昇したリフト位置で閉鎖具82は本体80を開通させ、薬液バッグ内部空洞を排出口20に連通せしめる。そのため、上端のキャップ30に設置されるゴム栓の穿刺により輸液を開始することができる。
この図16の実施形態においてもキャップ30の押圧動作の変わりに第1実施形態と同様にキャップ30の回転操作により閉鎖具82の開放を行うようにすることができる。尚、排出口20と閉鎖具82とは一体構造化することができる。
以下、外部からの回転若しくは押圧操作により弱シール部10Bと係合することによりこれを強制開口に至らしめる係合部の各種形状について説明する。図17は図8にて説明した別体の隔壁開通補助部材62をより詳細に示すもので、隔壁開通補助部材62は弁体40から板状に延設され、先端は図17(ハ)に示すように薬液バッグ10の上下面と平行に弱シール部10Bに近接位置まで延びている。そのため、外部からの操作により弁体40がリフト時に隔壁開通補助部材62の上端62Aにより弱シール部10Bを効率的に剥離開通に至らしめることができる。
図18は弁体40から延設されるピン状の隔壁開通補助部材162を設けたものである。
図19においては弁体40から延設される隔壁開通補助部材262は図17と同様に平板状であるが、上端部262Aが扇状に拡開されている点が相違である。
図20においては隔壁開通補助部材362は四角錐状であり、正面からは(ロ)に示すように幅が広がっているが、側面から見ると(ハ)に示すように窄まっており、薬液バッグの弱シール部10Bに近接して入り込むようになっている。図17と同様に平板状であるが、上端部262Aが扇状に拡開されている点が相違である。
図21は円錐状の隔壁開通補助部材462を示す。
図22は三角リブ状の隔壁開通補助部材562を示す。
図23においては、隔壁開通補助部材662は(ハ)に示す側面形状がYであり、弱シール部10Bに対して外開形状をなすため、弱シール部10Bに対してより強力な剥離・開通作用を惹起せしめることができる。
図24は、弱シール部10Bの延設方向(図24(ハ)の紙面と直交方向)に平行に2本の隔壁開通補助部材762を設置したものである。
図25では、弱シール部10Bの延設方向にピン状の3本の隔壁開通補助部材862を設置しているが、各隔壁開通補助部材862の上端862Aは外側に湾曲させている。
図26は、弱シール部10Bの延設方向と直交方向(図26(ハ)の紙面と平行方向)に平行に2本のピン状隔壁開通補助部材962を設置したものである。隔壁開通補助部材962をこのように配置することにより、弁体40のリフトにより破線962'に示すように薬液バッグ10の上下層と当接させこれを拡開付勢するため効率的な強制開口動作を得ることができる。
図27は図26(ハ)と同様であるが、2本のピン状隔壁開通補助部材962の各々の上端962Aを外側(薬剤バッグ上下方向)に曲折したもので、これにより薬液バッグ10と当接時により効率的な外方への拡開の作用を得るようにしたものである。
図28は図27と同様であるが、ピン状隔壁開通補助部材962の上端962Bの曲折形状を異ならせたものである。
本発明において製造過程における複室容器における排出口の滅菌のため薬液バッグの一方の隔室から排出口内部に開口する通気路を設けることができる。そして、通気路の設置にかかわらず未開室状態での薬剤の漏洩が生じないように通気路の開口部を薬液バッグ内の液面より上方に開口させるようにすることができる。例えば、図16の実施形態の場合、通気路は想像線90にて示され、通気路90は弱シール開通補助部材84に穿設され、上端は弱シール開通補助部材84の端面より薬液バッグ10の下側隔室12-2に開口され、通気路90の下端は閉鎖具82の端面より排出口20に開口される。輸液時薬液バッグ10は開口部14によってスタンドに吊り下げられるが、その際、通気路90の上端は下側隔室12-2における液面(想像線Lにて示す)より上方に位置するため弱シール部10Bが未開通の場合は薬液が通気路90に流入されないため、弱シール部10Bが未開通で未混合のまま輸液が行われてしまうという誤作業を防止することができる。
また、第1実施例の場合においては同様な通気路は図2の想像線90のように弁本体36に長手方向に設けられ、上端において薬液バッグの下側隔室12-2に開口するが、下側隔室12-2への通気路90の開口部は図16の場合と同様下側隔室12-2における薬剤液面より上方とする必要がある。通気路90は下端では拡径部36-1の端面を介して排出口20に開口される。この実施形態においては通気路90を薬液バッグを鉛直に吊り下げたとしたときの下側隔室12-2における薬剤液面より上方に開口させることで、弱シール部10Bが未開通で未混合のまま輸液が行われてしまうという誤作業を防止することができる。その他の実施形態についても同様な通気路の設置が可能である。
そして、以上図16や図2で図示例示した如き通気路90の設置により、製造過程において、薬液バッグへの薬剤の導入及び封止後に加熱することにより、薬剤蒸気が通気路90より排出口20に流入されるため、湿熱下での排出口20の効率的な滅菌を行い得るという利点がある。
図1はこの発明の複室型容器の概略的平面図である。 図2は図1の複室型容器における薬剤容器の断面図である。 図3は図2のIII−III線に沿った断面図である。 図4は図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図5は図2のV−V線に沿った断面図である。 図6は図2と同様であるが外部からの操作により閉鎖具が開弁した状態(薬剤の混合状態)を示す。 図7は図1のVII−VII線に沿った断面図である。 図8はこの発明の別の実施形態の複室型容器の概略的平面図である。 図9はこの発明の別実施形態の複室型容器における薬剤容器の断面図であり、(イ)は閉鎖状態、(ロ)は開通状態を示す。 図10はこの発明の更に別の実施形態の複室型容器における薬剤容器の断面図であり、(イ)は閉鎖状態、(ロ)は開通状態を示す。 図11はこの発明の更に別の実施形態の複室型容器の概略的部分的平面図である。 図12は図11の実施形態における複室型容器における薬剤容器の断面図であり、(イ)は閉鎖状態、(ロ)は開通状態を示す。 図13はこの発明の更に別の実施形態の複室型容器の概略的部分的平面図である。 図14は図13の実施形態における複室型容器における薬剤容器の断面図であり、(イ)は閉鎖状態、(ロ)は開通状態を示す。 図15はこの発明の更に別の実施形態の複室型容器の概略的平面図である。 図16はこの発明の更に別の実施形態の複室型容器の概略的平面図である。 図17は外部からの操作時に薬液バッグの弱シール部に係合してこれを強制開通させる係合部の形状を示しており、それぞれ(イ)は底面図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図である。 図18(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図19(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図20(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図21(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図22(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図23(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図24(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図25(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図26(イ)、(ロ)、(ハ)は図17と同様であるが別の実施形態の係合部のそれぞれ底面図、正面図、側面図である。 図27は図26(ハ)と同様であるが別の実施形態の係合部の側面図である。 図28は図26(ハ)と同様であるが別の実施形態の係合部の側面図である。
符号の説明
10…薬液バッグ(軟質容器)
10A…強シール部
10B…弱シール部(剥離可能溶着部)
12-1, 12-2…隔室
16…薬剤容器(硬質容器)
18…筒状本体
20…排出口
22…閉鎖具
30…キャップ(操作部材)
32…ゴム栓
34…連通孔(連通路)
36…弁本体
38, 40…第1及び第2の弁部材(閉鎖具)

Claims (7)

  1. 可撓性の合成樹脂フィルムにて形成された薬液バッグと、薬液バッグの内部空洞をそれぞれの薬剤の収容ため複数の隔室に区画するべく薬剤バッグの対向面を剥離可能に溶着する剥離可能溶着部と、薬液バッグに取り付けられる薬剤容器とから成り、前記薬剤容器は少量薬剤の収納室と、該収納室から前記薬液バッグの内部空洞への連通路と、外部からの穿刺により開口し得る排出口と、薬剤容器の前記連通路を通常閉鎖するための閉鎖具と、外部からの操作により前記閉鎖具をして連通路を開放に至らしめる操作部材とを具備してなり、連通路開放のための操作部材の操作は剥離可能溶着部を強制的に剥離せしめ得るべく位置され、剥離可能溶着部の強制的な剥離を行うため、閉鎖具は操作具の回転操作により剥離可能溶着部に向けて延出せしめられる複室型容器。
  2. 可撓性の合成樹脂フィルムにて形成された薬液バッグと、薬液バッグの内部空洞をそれぞれの薬剤の収容ため複数の隔室に区画するべく薬剤バッグの対向面を剥離可能に溶着する剥離可能溶着部と、薬液バッグに取り付けられる薬剤容器とから成り、前記薬剤容器は少量薬剤の収納室と、該収納室から前記薬液バッグの内部空洞への連通路と、外部からの穿刺により開口し得る排出口と、薬剤容器の前記連通路を通常閉鎖するための閉鎖具と、外部からの操作により前記閉鎖具をして連通路を開放に至らしめる操作部材とを具備してなり、連通路開放のための操作部材の操作は剥離可能溶着部を強制的に剥離せしめ得るべく位置され、剥離可能溶着部の強制的な剥離を行うため、閉鎖具は操作具の押圧操作により剥離可能溶着部に向けて延出せしめられる複室型容器。
  3. 請求項1もしくは2に記載の発明において、閉鎖具自体が剥離可能溶着部の強制的な剥離を行わしめ得るべく位置される複室型容器。
  4. 請求項1もしくは2に記載の発明において、閉鎖具より剥離可能溶着部に向け別体の開通補助部材が延出され、該開通補助部材が剥離可能溶着部の強制的な剥離を行わしめ得るべく位置される複室型容器。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の発明において、連通路開放のための操作部材の操作は薬剤バッグ内の全ての隔室が連通するように剥離可能溶着部を強制的に剥離せしめ得るべく位置される複室型容器
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の発明において、操作部材の操作により閉鎖具が剥離可能溶着部の強制的な剥離を行うため位置した時と同時若しくは更に操作部材が操作された時閉鎖具は連通路を開放するべく位置されるようにされる複室型容器。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の発明において、閉鎖具若しくはこれと別体の開通補助部材における剥離可能溶着部との対向端は剥離可能溶着部との係合のための所定形状の係合部をなしている複室型容器。
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