JP2006116098A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設計および製造が容易で、確実に不正アクセス行為を防止することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技機1の扉3には、電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリ321と、電磁振動源アセンブリに取り付けられ電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板322を有するスピーカ本体320が設けられている。扉3の内側には、内側カバー340が固定されている。電磁振動源アセンブリ321および内側カバー340は、振動板322よりも穿孔強度が高く、内側カバーのうち電磁振動源アセンブリ321に対面する部分340Aに貫通孔348が形成されており、内側カバーのうち振動板322に対面する部分340Bに貫通孔348が形成されていない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、前方に音を発するスピーカが設けられた遊技機に関する。
例えばスロットマシンまたはパチンコ機のような遊技機には効果音を発生するためのスピーカが取り付けられている。このような遊技機では、遊技者による遊技機内部の機構への不正なアクセス行為を防止することが必要である。一般のスピーカは振動板の前に金属製の多孔性の外側カバーを有する。また、このような外側カバーの代わりに、遊技機の筐体の扉に音声出力孔が設けられ、音声出力孔の背後にスピーカが設けられた構造も提案されている(例えば特許文献1)。しかし、これらの構造では、外側カバーの孔または扉の音声出力孔に針金などの細長い器具を通し、さらにこの器具で振動板を突き破って遊技機内部にアクセスする不正行為を防止することができない。
このため、特許文献2に記載されているように、外側カバーの透孔を途中で屈曲させたスピーカが提案されている。また、特許文献2では、遊技機の筐体の扉のうち外側カバーで覆われた部分には大きな開口部を設けずに小さい多数の透孔を形成し、扉の透孔と外側カバーの透孔を互い違いに配置することにより、細長い器具の通過を阻止している。
特開2003−236082号公報 特開平8−224345号公報
しかし、特許文献2に記載の技術のように、外側カバーの透孔を途中で屈曲させたので、孔の製造工程が複雑になる。また、扉の透孔と外側カバーの透孔を互い違いに配置するのでは、扉および外側カバーの設計が面倒であったり、扉に対する外側カバーの位置合わせが面倒であったりする。
そこで、本発明は、設計および製造が容易で、確実に不正アクセス行為を防止することが可能な遊技機を提供する。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係る遊技機(1)は、電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリ(321)と、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板(322)とを有し、遊技機の前面扉部(3)、前面枠部、または筐体(2)内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体(320)と、前記遊技機の筐体(2)の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバー(340)とを備える。前記電磁振動源アセンブリ(321)および前記内側カバー(340)は、前記振動板(322)よりも穿孔強度が高い材料で形成されており、前記内側カバー(340)は、前記電磁振動源アセンブリ(321)に対面している部分(340A)に、前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために貫通孔(348)が形成されており、前記振動板(322)に対面している部分(340B)に貫通孔(348)が形成されていない。
本発明によれば、内側カバー(340)に部分的に貫通孔(348)が形成されているために、振動板322の周囲の空気がスピーカ32の外部と流通しやすくなり、振動板322の振動ひいては音波発生が妨げられることがない。一方、内側カバー(340)のうち振動板(322)に対面している部分(340B)には、貫通孔(348)が形成されていないので、仮に不正な遊技者が針金などの細長い器具で振動板(322)を突き破ったとしても、この器具の先端は穿孔強度が高い内側カバー(340)に突き当たる。そして、穿孔強度が高い内側カバー(340)により、遊技機内部への器具のさらなる進入を防止することが可能である。内側カバー(340)の貫通孔(348)の配置は上記の通りであるから、設計および製造が容易である。
本明細書中、「穿孔強度」とは、針金などの鋭利な物体で集中的に圧力を与えても孔があけることが困難なことをいう。穿孔強度は、弾性および脆性といった材質だけでなく厚さによっても定まると考えられる。
別の観点から本発明に係る遊技機(1)は、電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリ(321)と、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板(322)と、前記振動板の背部にあり前記振動板よりも外側に広がったフレーム(323)とを有し、遊技機の前面扉部(3)、前面枠部、または筐体(2)内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体(320)と、前記スピーカ本体を前面から覆っており、前記前面扉部、前記前面枠部、または前記筐体に設けられて露出している外側カバー(330)と、前記遊技機の筐体の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバー(340)とを備える。前記電磁振動源アセンブリ(321)、前記外側カバー(330)、前記フレーム(323)および前記内側カバー(340)は、前記振動板(320)よりも穿孔強度が高い材料で形成されている。前記外側カバー(330)には音声出力孔(332)が形成されており、前記フレーム(323)には開口(328)が形成されており、前記内側カバー(340)には前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために貫通孔(348)が形成されており、前記音声出力孔(332)と前記開口(328)を通過するいずれの直線(L1,L2)からも前記貫通孔(348)がはずれている。
この場合には、外側カバー(330)、フレーム(323)および内側カバー(340)に音声出力孔(332)、開口(328)および貫通孔(348)がそれぞれ形成されているために、振動板322の周囲の空気がスピーカ32の外部と流通しやすくなり、振動板322の振動ひいては音波発生が妨げられることがない。一方、外側カバー(330)の音声出力孔(332)とフレーム(323)の開口(328)を通過するいずれの直線(L1,L2)からも内側カバー(340)の貫通孔(348)がはずれているので、仮に不正な遊技者が針金などの細長い器具を外側カバー(330)の音声出力孔(332)に通して、この器具で振動板(322)を突き破り、さらにこの器具をフレーム(323)の開口(328)に通したとしても、この器具の先端は穿孔強度が高い内側カバー(340)に突き当たる。そして、穿孔強度が高い内側カバー(340)により、遊技機内部への器具のさらなる進入を防止することが可能である。音声出力孔(332)、開口(328)および貫通孔(348)の配置は上記の通りであるから、設計および組立上の位置合わせが容易である。
前面扉部、前面枠部、または筐体に設けられて露出している外側カバー(330)は、前面扉部、前面枠部、または筐体とは別個の部品であってもよいし、これらの一部であってもよい。また、外側カバー(330)はスピーカのカバーとしての機能のほかに、別の機能(例えば筐体に施された塗装やメッキの保護機能およびメダル受皿の機能)を有していてもよい。
別の観点から本発明に係る遊技機(1)は、電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリ(321)と、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板(322)とを有し、遊技機の前面扉部(3)、前面枠部、または筐体(2)内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体(320)と、前記遊技機の筐体の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバー(340)とを備え、前記内側カバー(340)は、前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために一部に貫通孔(348)が形成されており、かつ、異物が前方から前記振動板を突き破った場合において、前記異物が筐体内部に侵入することを規制するように形成されている。これによれば、内側カバー(340)により、遊技機の筐体内部への異物すなわち不正アクセス用の器具のさらなる進入を防止することが可能である。内側カバー(340)の貫通孔(348)の配置は上記の通りであるから、設計および製造が容易である。
別の観点から本発明に係る遊技機(1)は、電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリ(321)と、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板(322)と、前記振動板の背部にあり前記振動板よりも外側に広がったフレーム(323)とを有し、遊技機の前面扉部(3)、前面枠部、または筐体(2)内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体と(320)、前記スピーカ本体を前面から覆っており、前記前面扉部、前記前面枠部、または前記筐体に設けられて露出しているとともに、音声出力孔(332)を有する外側カバー(330)と、前記遊技機の筐体の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバー(340)とを備え、前記スピーカ本体(320)の前記フレーム(323)には開口(328)が形成されており、前記内側カバー(340)は、前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために貫通孔(348)を有しており、かつ、前記外側カバーに存する音声出力孔から異物が侵入し、前記異物が前記振動板を突き破り前記フレームの開口を通過した場合において、前記異物が筐体内部に侵入することを規制するように形成されている。 これによれば、内側カバー(340)により、遊技機の筐体内部への異物のさらなる進入を防止することが可能である。内側カバー(340)の貫通孔(348)の配置は上記の通りであるから、設計および製造が容易である。
上述のスピーカ(32)において、前記内側カバー(340)の貫通孔(348)の周縁部には、前記振動板(322)に向けて突出する隆起部(347)が形成されていると好ましい。この場合には、針金などの細長い器具を曲げて、振動板(322)を突き破ったとしても、振動板(322)に向けて突出する隆起部(347)が貫通孔(348)の周縁部にあるので、貫通孔(348)にさらに器具を通過させることが極めて困難である。
<用語の定義>
本明細書で用いる用語はそれぞれ次の意味をあらわす。
「遊技媒体」とは、遊技メダル又は遊技球をいう。
「貯留装置」とは、遊技を行うために投入された遊技媒体を電気的又は磁気的に記憶できる装置をいう。貯留装置には、投入された遊技媒体及び入賞により払い出された配当が貯留される。
「クレジット」とは、貯留装置に電気的又は磁気的に記憶された遊技媒体の情報をいい、その数をクレジット数という。
「入賞ライン」とは、表示列の図柄が組み合わせとなるライン、又は表示列の図柄が組み合わせとなる位置を指示する線をいう。
「リール」とは、周面に複数の図柄を配置した表示列のことをいう。
「可変表示装置」とは、複数の表示列を有し、それぞれを可変表示させることのできる表示装置をいう。表示列がリールの場合はリール可変表示装置といい、表示列が液晶表示器等の画面表示されている場合は画像可変表示装置という。
「スタートレバー」とは、可変表示装置の表示列の可変表示の開始の指示を遊技者が入力するための装置である。
「ストップボタン」とは、可変表示する各表示列に対応して設けられ、各表示列の可変表示の停止の指示を遊技者が入力するための装置である。
「ベット操作」とは、遊技媒体又はクレジットの投入によって、投入数(ベット数)に応じた入賞ラインを有効化することをいう。ベット操作に応じた制御をベット処理といい、遊技媒体の投入による投入ベット処理、クレジットの投入による貯留ベット処理、及び再遊技賞に入賞した次ゲームで前ゲームと同じ入賞ラインを自動的に有効化する自動ベット処理を含む。
「ゲーム」とは、ベット処理を開始したときから次のベット処理が可能になるまでの一連の処理をいう。
「遊技価値」とは、入賞によって付与する特典であり、他の種類のゲームを開始する条件や配当を付与するものがある。
「役」とは、図柄の組み合わせのうち遊技価値の付与に必要な図柄の組み合わせをいう。例えば、赤7役、7−7−7役などのようにいう。
「賞」とは、1ゲームの結果として付与される遊技価値の種別のことをいう。他の種類のゲームを開始する条件を付与する開始賞と、他の種類のゲームを開始する条件を付与せず配当のみを付与する小役賞、遊技媒体又はクレジットの投入なしに、次ゲームを開始する条件を付与する再遊技賞に区分される。開始賞にはBB賞、EB賞、SB賞、RB賞、CB賞、RT賞がある。なお、一つの賞には複数の役が存在してもよい。
「図柄」とは、文字、図形、記号、色彩若しくはこれらの結合であって、表示列上に表示されるもの、又は役の構成要素の単位をいう。
「入賞」とは、ベット操作で有効とされた入賞ライン上に表示された図柄の組み合わせが、あらかじめ定められた役であると判定されたことをいう。
<1:スロットマシンの外観構成>
図1は、本発明の一実施形態にかかるスロットマシン1の概観を示す斜視図である。スロットマシン1は、前面が開口した箱状の本体(筐体)2と本体2の前面に配置した前面扉3を備える。本体2と前面扉3とは片側で蝶番により開閉できるようになっている。前面扉3は、遊技者が遊技を行うためのボタン類が配置された操作部OP、リール可変表示装置RLの図柄を視認させるための後述のリール窓20や遊技を進行するための情報が表示される表示器類が配置されたパネル表示部DP、遊技を進行するための情報が表示される液晶表示器類や電飾装置が配置された演出表示部TP及び受皿部BPを備える。
操作部OPには、操作部OPの上面右側にメダル投入口10が配置され、上面左側にベットボタン11が配置されている。スロットマシン1の遊技は、メダル投入操作かベットボタン操作により開始できる。ベットボタン11の下部位置の前面側には、リールR1〜R3の回転を行うためのスタートレバー12が配置され、その右側には左リールR1の回転を停止させるための左ストップボタン13a、中リールR2の回転を停止させるための中ストップボタン13b及び右リールR3の回転を停止させるための右ストップボタン13cが配置され、遊技の基本操作順序となる、ベットボタン操作→スタートレバー操作→左ストップボタン操作→中ストップボタン操作→右ストップボタン操作の一連の流れの操作を行い易いようになっている。スタートレバー12の左側には、貯留装置に記憶されたクレジットを精算してメダル受皿40にメダルを払い出すための精算ボタン14が配置されている。この精算ボタン14は遊技をやめる場合に使用されるものであり、操作の頻度が低いことや遊技中に誤って操作しないよう、上記一連の操作の流れから外れる位置に配置してある。さらに操作部OPには、プリペイカード式メダル貸機がスロットマシン1に接続されている場合に使用される貸出ボタン15、プリペイカードを返却するための返却ボタン16及びプリペイカードの貸出可能な度数表示が行われる度数表示器17が設けられている。なお、このように、スロットマシン1にプリペイカード式メダル貸機が接続されている場合には、スロットマシン1のこれらのボタン15、16の操作によるプリペイカード式メダル貸機の作動及び度数表示器17による度数表示は、プリペイカード式メダル貸機の制御によって行われる。
パネル表示部DPにおいて、リール窓20は、1つのリールにつき3個の連続した図柄を視認できる透明アクリル板からなり、遊技者は3つのリールで9個分の図柄をリール窓20を通して目視することができる。さらにリール窓20上には、水平ラインの入賞ラインL1〜L3と斜めラインの入賞ラインL4、L5が通っている。このリール窓20の左側には、入賞ラインL1〜L5の各々に対応した入賞ライン表示器21が設けられており、遊技メダルが1枚投入されると入賞ラインL1に対応した入賞ライン表示器21が点灯し、遊技メダルが2枚投入されると入賞ラインL1に加えて入賞ラインL2及びL3に対応した入賞ライン表示器21が点灯し、遊技メダルが3枚投入されると入賞ラインL1〜L3に加えて入賞ラインL4及びL5に対応した入賞ライン表示器21が点灯するようになっている。また、遊技の結果、所定の図柄の組み合わせが成立した場合には、成立した入賞ラインに対応した入賞ライン表示器21を点滅させ、遊技者に知らせるようになっている。また、リール窓20の右側には、入賞した場合に点灯する表示器やゲーム状態に応じて点灯するLEDなどの複数のLEDが配置された遊技ガイド表示器22が設けられている。さらにリール窓20の下側には、貯留装置に蓄えられたクレジット数を表示するクレジット数表示器23a、入賞した場合に付与された配当数を表示する配当数表示器23c、及び所定ゲーム中に付与された配当数を累積して獲得枚数の表示を行う獲得枚数表示器23bから構成される遊技価値情報表示部23を有している。
演出表示部TPには、遊技の進行状態を画像で表示する液晶表示器30、ゲーム状態に応じて色彩や点灯パターンを変化させてゲーム状態を表示する電飾LED31が配置されている。
受皿部BPには、メダル払出装置が駆動されてメダル払出口40aから排出された遊技メダルを貯めるメダル受皿40が設けられており、メダル受皿40の左側には灰皿41が設けられている。また、受皿部BPには、ゲーム状態に応じて変化させるBGMやボタン操作に応じた操作音、ガイド音声を出力するスピーカ32が配置されている。
<2:リール可変表示装置の構成>
図2は、スロットマシン1のリール可変表示装置RLの構造を示す説明図である。図2(A)は、リール可変表示装置RL全体の構造を示し、図2(B)は、右リールの詳細の構造を示す。
リールR1〜R3は、透明なABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂等からなり、軸部から放射線状に延びた複数のスポーク部と環状の枠からなるリール枠56a〜56cと、そのリール枠56a〜56cの周面に貼り付けられている21個の各種の図柄(図柄番号PN:1〜21)が印刷されたリール帯58a〜58cから構成される。リールR1〜R3は、ステッピングモータ54a〜54cに固定され回転動作するようになっている。リールR1〜R3の回転動作には、400ステップのパルスの供給で1回転するステッピングモータ54a〜54cを使用し、所定のパルスを供給することで所定の図柄をリール窓20に表示させることができる。さらにLED(図示せず)を設置したバックライト装置53a〜53cを設け、リール帯58a〜58cの内側から光を照射できるようになっている。このように、リール帯58a〜58cの内側からバックライト装置53a〜53cによって光を照射することで、遊技者にリール帯58a〜58c上の図柄を目立たせることができる。
またスポーク部の一つに検知板57a〜57cを取り付け、リール位置検出センサ55a〜55cによって、リールR1〜R3が1回転するごとに1パルスのリール位置検出信号155a〜155cを出力できるようになっている。このリール位置検出信号155a〜155cを検知してから10ステップ進めたときに、図柄番号PN=1がリール窓の中央の入賞ラインL1上に位置するように検知板57a〜57cとリール帯58a〜58cとの位置が設定してある。
リール可変表示装置RLにおいて、リールR1〜R3、リールR1〜R3が固定されたステッピングモータ54a〜54c、バックライト装置53a〜53c及びリール位置検出センサ55a〜55cを、それぞれベース板52a〜52cに固定することで一つのユニット構成としている。また、リール可変表示装置RLは、ベース板52a〜52cをリール可変表示装置RLのケース体50に設けられたガイドレール51a〜51cに沿って挿入してケース体50内に収容するようになっている。
<3:スロットマシンの電気的構成>
図3は、スロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。スロットマシン1は、遊技の主たる制御を行うメイン制御基板100A、液晶表示器に対して表示制御を行い画像表示する表示制御基板100B、パネル表示部DP又は演出表示部TPのLED類や音の演出の制御を行う電飾制御基板100C及び貸出機中継基板100Dを備えている。メイン制御基板100Aは、CPU(central processing unit)101、クロック発生回路a102、クロック発生回路b103、ROM(read-only memory)104、RAM(random-access memory)105、データ送出回路106、入出力ポート107を備える。なお、CPU101としてROMやRAMを内蔵しているものを採用することができる。その場合には、外付けのROM104、RAM105は不要となる。
CPU101は、ROM104に格納されたプログラムを、クロック発生回路a102で発生したCLK信号のタイミングに基づいて読み出し、プログラムを逐次実行する。CPU101は、電源が投入されるとあらかじめ定められたアドレスからメインプログラムを実行し、クロック発生回路a102の周期とは異なるクロック発生回路b103で発生したINTR信号のタイミングで、あらかじめ定められたアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。ここで、INTR信号のタイミングは、例えば、2ミリ秒である。CPU101はプログラムの実行に応じて、各種フラグや各種カウンタ又は各種遊技情報をRAM105に保存する。外部から供給される電源が遮断した場合でも、RAM105は電池により記憶情報が保持されており、その後電源が復帰した場合には、電源断発生の直前の状態から再開する。CPU101は、入出力ポート107を介して各種ボタン、センサの状態を読み取り、各種モータ、LEDを駆動する。
ベット操作指示信号111a〜111c、開始操作指示信号112、停止操作指示信号113a〜113c及び精算操作指示信号114は、それぞれ操作部OPに設けられたベットボタン11、スタートレバー12、ストップボタン13a〜13c、精算ボタン14ボタンが遊技者に操作されたことに応じて検知される信号であり、入出力ポート107を介してCPU101に送られる。
表示制御信号123a〜123cは、それぞれパネル表示部DPに設けられたクレジット数表示器23a、獲得枚数表示器23b、配当数表示器23cに表示するための表示信号であり、入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。リール位置検出信号155a〜155cはそれぞれリール可変表示装置RLのそれぞれのリールに対応し、リールが1回転するたびに1回検出する信号であり入出力ポート107を介してCPU101に送られる。リール駆動信号154a〜154cは、それぞれリール可変表示装置のそれぞれのリールR1〜R3を駆動するステッピングモータ駆動信号であり、入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。
メダル投入信号160は、投入された遊技メダルをメダル投入口10から通ずる前面扉3の内部に設けられたメダル検出装置に設けられたメダルを検出するセンサの信号であり、入出力ポート107を介してCPU101に送られる。また、メダルブロック信号161はメダル検出装置に設けられたソレノイドを駆動する信号であり入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。メダル払出信号162はメダル払出装置のメダル放出部に設けられたメダルを検出するセンサ信号であり、入出力ポート107を介してCPU101に送られる。また、払出駆動信号163はメダル払出装置に設けられたモータを駆動する信号であり、入出力ポート107を介してCPU101より駆動される。
CPU101は、データ送出回路106を介して表示制御基板100B及び電飾制御基板100Cへ各種コマンドを出力する。電飾制御基板100Cは、メイン制御基板100Aより各種コマンドを受信し、入賞ライン表示器21、遊技ガイド表示器22、電飾LED31による電飾装置の点灯制御、リール可変表示装置RLに設けられたバックライト装置53a〜53cの点灯制御を行い、さらにBGMなどのサウンドをスピーカ32から出力する。
表示制御基板100Bは、CPU(central processing unit)191、クロック発生回路c192、クロック発生回路d193、ROM(read-only memory)194、RAM(random-access memory)195、データ入力回路196及びグラフィックLSIとその周辺回路からなる表示回路197を備えている。このCPU191は、ROM194に格納されたプログラムを、クロック発生回路c192で発生したCLK信号のタイミングに基づいて読み出し、プログラムを逐次実行する。CPU191は、電源が投入されるとあらかじめ定められたアドレスからメインプログラムを実行し、クロック発生回路c192の周期とは異なるクロック発生回路d193で発生したINTR1信号のタイミングで、あらかじめ定められたアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。ここで、INTR1信号のタイミングは、例えば、2ミリ秒とする。CPU191のストローブ信号は、プログラムの実行に応じて、各種フラグや各種カウンタ又は各種遊技情報をRAM195に保存する。
また、メイン制御基板100Aのデータ送出回路からのデータ送出タイミングに同期して送出されるストローブ信号に基づいてINTR2信号を発生させ、このINTR2信号のタイミングで、あらかじめ定められたアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。
<4.スピーカの詳細>
図4はスピーカ32を分解した状態を示す斜視図であり、図5はスピーカ32の構造を示す断面図である。以下の説明は、図4および図5の左側が前方であることを前提とする。これらの図に示すように、スピーカ32は、音を発生させるスピーカ本体320と、外側カバー330と、内側カバー340とを備える。
スピーカ本体320はコーン型のダイナミックスピーカであり、電磁振動源アセンブリ321と、振動板(ダイアフラム)322と、フレーム323を有する。詳細な図示は省略するが、電磁振動源アセンブリ321は、軟鉄製の円柱形のヨークと、ヨークに囲まれた永久磁石と、ヨークと永久磁石により形成される磁界の中に移動可能に配置されたボイスコイルを有する。ボイスコイルには振動板322が連結されている。振動板322は、例えば、紙、パルプ、合成繊維などの柔軟な材料から、前方に向けて開いたコーン型に形成されている。ボイスコイルにはリード324を介して外部から電流が供給され、ボイスコイルに流れる電流の変化により、ボイスコイルおよび振動板322が電磁的に振動して振動板322は音波を生ずる。
電磁振動源アセンブリ321のヨークには、振動板322よりも外側に広がったコーン型のフレーム323が取り付けられている。フレーム323はヨークと同一材料からヨークと一体に形成してもよい。フレーム323の外縁には、ほぼ正方形で中央が開口した取付板部327が取り付けられている。取付板部327の四隅には取付孔327aが形成されている。
振動板322の中央にはセンターキャップ325が取り付けられている。振動板322の中央およびボイスコイルは、フレーム323に取り付けられたダンパー326により弾性的に支持されている。また振動板322のエッジ322aはフレーム323の外縁に支持されている。
外側カバー330は金属製の椀状の部材であり、円筒状の側部と、わずかに湾曲した前面部とを有する。外側カバー330の側部には四つの取付スリーブ331が取り付けられている。外側カバー330は、スロットマシン1の前面扉3に固定され、振動板322の前面全体を覆っており前面扉3の外側に露出する。
内側カバー340は樹脂製の部材であり、前面扉3の内側に固定されている。内側カバー340は、スピーカ本体320を内包しており、振動板322の背面に部分的に対面する。内側カバー340の概略形状は、後方に向かうほど径が小さくなる椀状であるが、一部に突出部341を有する。突出部341の内部には、振動板322を駆動するためのリード324が配置されている。突出部341にはリード324を外部に導き出すための幅の狭いスリット341aが形成されている。
また、内側カバー340の前方の開口部付近の外縁には、四つの取付片342が形成されている。取付片342の各々には貫通孔が形成されているとともに、この貫通孔を補強する補強部343が設けられている。補強部343は、取付片342と同じ材料から取付片342より肉厚に形成することにより形成してもよいし、金属製の板を取付片342に固定することにより設けてもよい。
また、内側カバー340の後方には円形の開口部が形成されており、この開口部には格子345が形成されている。格子345は内側カバー340と同じ材料から内側カバー340の他の部分と一体に成形されている。内側カバー340のうち格子345の周縁部をなす円環状の外壁部346の裏側には、連続した円環状の隆起部347が形成されている。内側カバー340の内壁に形成されたこの隆起部347は、振動板322に向けて前方に突出している。この隆起部347は、針金などの細長い器具を曲げて内側カバー340の椀形状の内面に沿わせて進めたとしても、開口部を通じて筐体内部にこの器具が進入することを阻止する。
外側カバー330、スピーカ本体320および内側カバー340は、組み合わせられて前面扉3に取り付けられている。すなわち、ブラケット360、外側カバー330の取付スリーブ331、スピーカ本体320の取付板部327の取付孔327aおよび内側カバー340の取付片342の貫通孔が重ねられ、これらがネジ350で締結されている。ブラケット360は前面扉3に固定されている。
上記のように外側カバー330、電磁振動源アセンブリ321およびフレーム323は金属製であり、内側カバー340は樹脂製であって、いずれも振動板322よりも穿孔強度が高い。但し、外側カバー330の前面部には多数の円形の音声出力孔332が形成されている。フレーム323には、電磁振動源アセンブリ321よりも外側の位置に複数の円弧形の開口328が形成されている。さらに、内側カバー340には、格子345の隙間としての矩形の貫通孔348が形成されている。これらの音声出力孔332、開口328、貫通孔348があることにより、振動板322の周囲の空気がスピーカ32の外部と流通しやすくなり、振動板322の振動ひいては音波発生が妨げられることがない。また、外側カバー330の音声出力孔332により、振動板322で発生した音がスロットマシン1の前面扉3の外側に伝達しやすくなる。
内側カバー340の貫通孔348の対角線上の長さは、遊技媒体(一般にスロットマシンでは金属製の遊技メダル)の直径よりも小さい。また、内側カバー340の突出部341のスリット341aも遊技媒体の直径よりもはるかに小さい。従って、スロットマシン1の内部において遊技媒体が仮に内側カバー340上に落下したとしても、遊技媒体は内側カバー340の内部には進入せず、内部の電磁振動源アセンブリ321の磁気回路に吸着されたり、ボイスコイルに給電するリード324を短絡させたりするトラブルを防止することができる。
内側カバー340の貫通孔348の配置は次のようになっている。内側カバー340のうち電磁振動源アセンブリ321に対面する部分(340A)に貫通孔348が形成されている。しかし、内側カバー340のうち振動板322に対面する部分(340B)には貫通孔348が形成されていない。従って、仮に不正な遊技者が針金などの細長い器具で振動板322を突き破ったとしても、この器具の先端は穿孔強度が高い内側カバー340に突き当たる。そして、穿孔強度が高い内側カバー340により、遊技機内部への器具のさらなる進入を防止することが可能である。内側カバー340の貫通孔348の配置は上記の通りであるから、設計および製造が容易である。
また、図5に示すように、外側カバー330のいずれかの音声出力孔332とフレーム323のいずれかの開口328を通過するいずれの直線(例えば直線L1,L2)からも内側カバー340の貫通孔348がはずれている。従って、仮に不正な遊技者が針金などの細長い器具を外側カバー330のいずれかの音声出力孔332に通して、この器具で振動板322を突き破り、さらにこの器具をフレーム323のいずれかの開口328に通し、さらに音声出力孔332と開口328を通過することにより音声出力孔332と開口328で拘束された範囲内で器具を傾けたとしても、この器具の先端は穿孔強度が高い内側カバー340に突き当たる。そして、穿孔強度が高い内側カバー340により、遊技機内部への器具のさらなる進入を防止することが可能である。音声出力孔332,開口328および貫通孔348の配置は上記の通りであるから、設計および組立上の位置合わせが容易である。
また、この実施の形態によれば、不正な遊技者が針金などの細長い器具を曲げて、振動板322を突き破り、内側カバー340の椀形状の内面に沿わせて進めたとしても、振動板322に向けて突出する隆起部347が貫通孔348の周縁部にあるので、貫通孔348にさらに器具を通過させることが極めて困難である。
<変形例>
以上、現時点において、最も、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う遊技機もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。例えば、以下に述べる変形例は、本発明に包含されることは勿論である。
(1)上述した実施形態において、遊技機の一例として、スロットマシン1を取り上げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチンコ機、雀球遊技機、あるいはアレンジボール遊技機を含む。
(2)スピーカ32のスピーカ本体320は、コーン型のスピーカであるが、ドーム型または平板型の振動板を有するスピーカでもよい。また、振動板の中央にセンターキャップ325がなく、振動板の中央部分に周囲の振動板と同じ材料を張り渡したスピーカでもよい。
(3)音声出力孔332,開口328および貫通孔348の形状は上述したものに限られず、他の様々な形状であってよい。
(4)外側カバー330は前面扉3とは別個の部品であるが、本体2または前面扉3であってもよい。具体的には、本体2または前面扉3において音声出力孔を形成した部分を外側カバーとみなすことができる。また、外側カバー(330)はスピーカのカバーとしての機能のほかに、別の機能を有していてもよい。例えば筐体に施された塗装またはメッキが剥がれないように保護する機能でもよい。また、メダル受皿40の一部分に音声出力孔を形成し、この部分を外側カバーとして利用していてもよい。
(5)スピーカ本体320は、前面扉3でなく、本体(筐体)2の内部に固定してもよい。この場合には、前面扉3に設けられた(前面扉3に取り付けられたか、前面扉3に一体に形成された)外側カバーが、前面扉3を開くときに、スピーカ本体320から離れるようになっていてもよい。
(6)パチンコ機で本発明を実施する場合には、パチンコ機の前面枠部にスピーカ本体と外側カバーを設けるとよい。外側カバーは前面枠部に取り付けてもよいし、前面枠部に一体に形成してもよい。
(7)上記の内側カバー340は図示のように後方に向かうほど径が小さくなる椀状であるが、径が一様な有底円筒形、樽形、その他の適切な形状でもよい。内側カバーの形状およびスピーカ本体のタイプによっては、内側カバーには振動板に対面する部分が存在しないこともありうる。しかし、前方から振動板を突き破った異物すなわち不正アクセス用の器具が筐体内部に侵入することを内側カバーが規制することができれば、内側カバーには振動板に対面する部分が存在しなくてもよい。
(8)上記の内側カバー340では、電磁振動源アセンブリ321に対面する部分に貫通孔348が形成されているが、前方から振動板を突き破った異物すなわち不正アクセス用の器具が筐体内部に侵入することを内側カバーが規制することができれば、内側カバーの他の位置に貫通孔を形成してもよい。
本発明の一実施形態にかかるスロットマシン1の概観を示す斜視図である。 スロットマシン1のリール可変表示装置RLの構造を示す説明図である。 スロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。 スロットマシン1のスピーカ32を分解した状態を示す斜視図である。 スピーカ32の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 スロットマシン(遊技機)
2 本体(筐体)
3 前面扉
32 スピーカ
320 スピーカ本体
321 電磁振動源アセンブリ
322 振動板
323 フレーム
328 開口
330 外側カバー
332 音声出力孔
340 内側カバー
345 格子
347 隆起部
348 貫通孔
L1,L2 直線

Claims (5)

  1. 電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリと、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板とを有し、遊技機の前面扉部、前面枠部、または筐体内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体と、
    前記遊技機の筐体の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバーとを備え、
    前記電磁振動源アセンブリおよび前記内側カバーは、前記振動板よりも穿孔強度が高い材料で形成されており、
    前記内側カバーは、
    前記電磁振動源アセンブリに対面している部分に、前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために貫通孔が形成されており、
    前記振動板に対面している部分に貫通孔が形成されていないことを特徴とする遊技機。
  2. 電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリと、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板と、前記振動板の背部にあり前記振動板よりも外側に広がったフレームとを有し、遊技機の前面扉部、前面枠部、または筐体内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体と、
    前記スピーカ本体を前面から覆っており、前記前面扉部、前記前面枠部、または前記筐体に設けられて露出している外側カバーと、
    前記遊技機の筐体の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバーとを備え、
    前記電磁振動源アセンブリ、前記フレーム、前記外側カバーおよび前記内側カバーは、前記振動板よりも穿孔強度が高い材料で形成されており、
    前記外側カバーには音声出力孔が形成されており、
    前記スピーカの前記フレームには開口が形成されており、
    前記内側カバーには、前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために貫通孔が形成されており、
    前記音声出力孔と前記開口を通過するいずれの直線からも前記貫通孔がはずれていることを特徴とする遊技機。
  3. 電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリと、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板とを有し、遊技機の前面扉部、前面枠部、または筐体内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体と、
    前記遊技機の筐体の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバーとを備え、
    前記内側カバーは、
    前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために一部に貫通孔が形成されており、かつ、異物が前方から前記振動板を突き破った場合において、前記異物が筐体内部に侵入することを規制するように形成されていることを特徴とする遊技機。
  4. 電磁的に振動を発生させる電磁振動源アセンブリと、前記電磁振動源アセンブリに取り付けられ前記電磁振動源アセンブリに振動させられて音波を生ずる振動板と、前記振動板の背部にあり前記振動板よりも外側に広がったフレームとを有し、遊技機の前面扉部、前面枠部、または筐体内部に取り付けられ、遊技機の少なくとも前方へ音波を発するスピーカ本体と、
    前記スピーカ本体を前面から覆っており、前記前面扉部、前記前面枠部、または前記筐体に設けられて露出しているとともに、音声出力孔を有する外側カバーと、
    前記遊技機の筐体の内側に固定され、前記スピーカ本体の背面を包囲する内側カバーとを備え、
    前記スピーカ本体の前記フレームには開口が形成されており、
    前記内側カバーは
    前記スピーカ本体の前記振動板の振動を促す空気流通のために貫通孔を有しており、かつ、前記外側カバーに存する音声出力孔から異物が侵入し、前記異物が前記振動板を突き破り前記フレームの開口を通過した場合において、前記異物が筐体内部に侵入することを規制するように形成されていることを特徴とする遊技機。
  5. 前記内側カバーの貫通孔の周縁部には、前記振動板に向けて突出する隆起部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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