JP2006115967A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加湿容器の姿勢を容易に変更でき、しかも、他物と接触してもこれによる配管接続部からのガス洩れを防止できるようにする。
【解決手段】加湿容器(4)と、ガス導入路(5)と、ガス導出路(6)と、装着装置(7)とを備える。加湿容器(4)に加湿用水(19)を収容する。ガス導入路(5)は一端を加湿用水(19)内に配置し、他端をバルブ装置(3)のガス出口(15)に可撓管(33)を介して連通する。ガス導出路(6)は一端を加湿用水(19)よりも上方の容器内空間(20)に開口し、他端をガス供給路(25)に連通する。装着装置(7)を、バルブ装置(3)のガス出口(15)とは異なる位置に設けた被装着部(34)に着脱可能に装着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、呼吸用気体を適度に加湿するための加湿装置に関し、さらに詳しくは、ガス容器の姿勢変更に対応して容易に加湿容器の姿勢を変更でき、しかも、他物と接触してもこれによる配管接続部での歪みの発生を抑制してこの部分からのガス洩れを防止できる、加湿装置に関する。
例えば呼吸器疾患の患者に対して酸素を供給する酸素療法が知られている。この酸素療法では、鼻カニューラ等の酸素吸入手段を用いて、酸素ボンベや酸素濃縮器などの酸素発生手段から酸素等または酸素富化ガスを含む呼吸用気体を患者に供給している。
この場合、上記の呼吸用気体には殆ど水分が含まれていないため、この気体をそのまま供給したのでは患者の鼻腔内が乾燥する虞がある。そこでこの乾燥を防止するため、上記の酸素発生手段からのガス供給路に加湿装置を配置して、上記の呼吸用気体を適度に加湿している。
従来、上記の加湿装置としては、例えば図5の概略構成図に示すように、加湿用水(51)を収容する加湿容器(52)とガス導入路(53)とガス導出路(54)とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。上記のガス導入路(53)は、一端を上記の加湿用水(51)内に配置し、他端をガス容器(55)に付設されたバルブ装置(56)のガス出口(57)に流量設定手段(58)を介して連通してある。また、上記のガス導出路(54)は一端を加湿用水(51)よりも上方の容器内空間(59)に連通させ、他端をカニューラ等の酸素吸入手段(60)にガス供給路(61)を介して連通してある。
特開2003−47659号公報
上記のガス容器はその配置姿勢が垂直に立てた姿勢から手摺りや支持台等に安定支持させるため傾斜姿勢や水平姿勢に変更して支持される場合があり、このため、ガス容器の姿勢変更とともに、加湿容器の姿勢が傾斜する場合がある。この加湿容器の姿勢が変更されると、内部に収容した加湿用水が移動して、ガス導入路の一端がこの加湿用水に十分に浸からず、呼吸用気体を適切に加湿できなくなる虞があり、また、この加湿用水がガス導出路からガス供給路に侵入する虞もある。
しかしながら、上記の加湿装置はバルブ装置のガス出口に固定してあるため、この接続部からガス漏れを生じないように確りと固定されることから、その姿勢を変更するには工具が必要とされるなど、姿勢変更作業が容易でない問題がある。
また、上記の加湿装置は、バルブ装置から突出しているため、この加湿装置に他物が接触し易いが、その際に加わる応力でバルブ装置に対する姿勢が変位すると、ガス出口や流量調節手段との接続部に歪みを生じ、その部分からガス漏れを生じる虞がある。そこで、加湿装置が他物とできるだけ接触しないように配置する等の配慮が必要であり、加湿装置の管理が煩雑となる問題がある。
本発明の技術的課題はこれらの問題点を解消し、ガス容器の姿勢変更に対応して容易に加湿容器の姿勢を変更でき、しかも、他物と接触してもこれによる配管接続部での歪みの発生を抑制してこの部分からのガス洩れを防止できる、加湿装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するため、例えば本発明の実施の形態を示す図1から図4に基づいて説明すると、加湿装置を次のように構成したものである。
即ち、加湿用水(19)を収容する加湿容器(4)と、一端が上記の加湿用水(19)内に配置され、他端がバルブ装置(3)のガス出口(15)に連通されているガス導入路(5)と、一端が加湿用水(19)よりも上方の容器内空間(20)に開口し、他端がガス供給路(25)に連通されるガス導出路(6)とを備えた加湿装置であって、上記の加湿容器(4)を所定の姿勢で支持する装着手段(7)を備え、この装着手段(7)は、上記のバルブ装置(3)のガス出口(15)とは異なる位置に設けた被装着部(34)に着脱可能に装着され、上記のガス導入路(5)を上記のガス出口(15)に、可撓管(33)を介して接続されるように構成したことを特徴とする。
上記の加湿容器は、装着手段がバルブ装置のガス出口とは異なる位置に設けた被装着部へ着脱可能に装着されるので、この装着手段を緩めてもガス漏れを生じることがない。従って、この装着手段は、加湿容器を所定の姿勢に保持できればよく、強固に固定する必要がないので、加湿容器の姿勢は容易に変更できるように支持される。
また、上記のガス導入路は、上記のガス出口に可撓管を介して接続されるので、加湿装置が他物と接触してバルブ装置に対する姿勢が変位しても、この変位が可撓管の変形により吸収されるので、ガス導入路とガス出口との配管接続部では歪みを生じることがなく、この配管接続部からのガス洩れが防止される。
上記の装着手段は、加湿容器を所定の姿勢で支持でき、上記の被装着部に着脱可能に装着できるものであればよく、特定の構造に限定されない。
例えばこの装着手段は、上記の被装着部に回動可能に係止される把持部と、この把持部を回動不能に固定する固定部とを備えることができる。この場合は、固定部による固定で加湿容器を所定の姿勢に確りと保持できるうえ、この固定部による固定を緩めるだけで把持部を回動させることができ、ガス容器の姿勢変更に対応して加湿容器の姿勢を容易に変更させることができる。
また上記の装着手段は、上記の被装着部に固定される固着部と、この固着部に回動可能に係止される係止部とを備えることができる。この場合は、係止部が固着部に対し回動するので、この装着手段に支持された加湿容器は、ガス容器の姿勢変更に対応し、例えば重力の作用で回動させて所定の姿勢に容易に変更することができる。
また上記の装着手段は、少なくとも一部を上記の加湿容器に固定して支持してもよく、或いは、上記の装着手段に収容部を設けて、この収容部に加湿容器を収容して支持してもよい。装着手段を加湿容器に固定する場合は、螺着等により固定してもよく、或いは加湿容器の一部、例えば容器本体や蓋体などと一体に形成して固定してもよい。
上記の被装着部は、バルブ装置のハウジングに設けても良く、あるいはハウジングに固定される保護カバーやキャリングハンドル等に設けても良い。しかし、この被装着部を充填ノズルで構成した場合には、呼吸用ガスの供給中は充填に使用されないので、この充填ノズルをそのまま被装着部として使用することができ、新たに被装着部を設ける必要がないので、安価に実施できて好ましい。
なお、上記の可撓管は、上記のガス導入路を上記のガス出口に直接接続してもよいが、ガス導入路とガス出口との間に配置してあればよく、例えば流量調整器を介してガス導入路をガス出口に接続してある場合には、ガス導入路とガス出口とのいずれか一方または両方とこの流量調整器との間に配置してもよい。
本発明は上記のように構成され作用することから、次の効果を奏する。
(1) 装着手段はこれを緩めてもガス漏れを生じることがなく、加湿容器を所定の姿勢に保持できればよいので、バルブ装置へ強固に固定する必要がない。この結果、簡単に締緩して加湿容器の姿勢を変更したり、回動自在に支持して重力の作用により加湿容器を所定の姿勢に保持させたりすることができ、従って、ガス容器の姿勢変更に対応して容易に加湿容器の姿勢を変更することができる。
(2) 加湿装置が他物と接触してバルブ装置に対する姿勢が変位しても、この変位が可撓管の変形により吸収されるので、ガス導入路とガス出口との配管接続部では歪みを生じないことから、他物と接触しても配管接続部での歪みの発生を抑制でき、この配管接続部からのガス洩れを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1と図2は本発明の第1実施形態を示し、図1はバルブ装置に装着した加湿装置の縦断面図、図2は装着装置の一部を破断した斜視図である。
図1に示すように、この加湿装置(1)はガス容器(2)に付設されたバルブ装置(3)に装着されており、加湿容器(4)とガス導入路(5)とガス導出路(6)と装着装置(7)とを備える。
上記のバルブ装置(3)は、ガス容器(2)の容器首部(8)に固定されており、図1の姿勢において、ハウジング(9)の側部に開閉ハンドル(10)と充填ノズル(11)を備え、上部に流量調整器(12)を備える。この流量調整器(12)には周囲に流量設定ハンドル(13)が設けてあり、上部に出口ノズル(14)が回動可能に付設してある。この出口ノズル(14)の先端にガス出口(15)が開口してある。ハウジング(9)の正面にはガス容器内の貯蔵ガス量を示す残量計(16)が設けてあり、ハウジング(9)内には図示しない閉止弁とその下流に減圧弁とが設けてある。
上記の加湿容器(4)は、有底筒状の容器本体(17)とその上部開口を蓋する蓋体(18)とからなり、内部に加湿用水(19)を収容するとともに、その加湿用水(19)の上方に容器内空間(20)が形成してある。
上記の蓋体(18)の中央部下面には導入管(21)が付設してあり、この導入管(21)の下端を上記の加湿用水(19)内に浸漬するとともに、この下端に多孔質体(22)を装着してある。また、上記の導入管(21)の上端には導入ノズル(23)が付設してあり、この導入ノズル(23)を上記の蓋体(18)の上面に突設してある。この導入ノズル(23)内と導入管(21)の内部に亙って、前記のガス導入路(5)が形成してある。
上記の蓋体(18)の周側面には導出ノズル(24)が突設してあり、この導出ノズル(24)にガス供給路(25)の配管が接続される。この導出ノズル(24)の内部に前記のガス導出路(6)が形成してある。このガス導出路(6)の一端は上記の容器内空間(20)に開口してあり、他端は上記のガス供給路(25)に連通される。このガス導入路(6)と上記のガス供給路(25)とを介して、上記の容器内空間(20)が図外のカニューラ等の酸素吸入手段に連通される。
前記の装着装置(7)は、内部に連通路(26)を形成した接続具(27)と、この接続具(27)に支持アーム(28)を介して連結固定された把持部(29)と、この把持部(29)に外嵌された固定部(30)とを備える。上記の接続具(27)は、一端が袋ナット(31)等で前記の導入ノズル(23)に接続固定され、他端に接続ノズル(32)が設けてあり、この接続ノズル(32)と前記のバルブ装置(3)の出口ノズル(14)とが可撓管(33)により接続してある。従って、前記のガス導入路(5)は、上記の連通路(26)と可撓管(33)を介してバルブ装置(3)のガス出口(15)と連通している。
図1および図2に示すように、上記の接続具(27)の中間部には支持アーム(28)が連結固定してあり、この支持アーム(28)の先端に上記の把持部(29)が固定してある。なお、この第1実施形態では接続具(27)と支持アーム(28)と把持部(29)を一体に成形してある。しかし本発明ではそれぞれ別体に形成して、螺合や接着により固定してもよい。
上記の把持部(29)は有底筒状に形成してあり、前記のバルブ装置(3)の充填ノズル(11)へ螺着された保護キャップ(43)に外嵌される。即ち、この充填ノズル(11)が被装着部(34)を構成している。上記の把持部(29)の周壁(35)は、先端側がスリット(36)で複数に分割してあり、この周壁(35)の弾性で充填ノズル(11)の保護キャップ(43)に対し軽く係止され、回動や着脱が容易にしてある。
上記の把持部(29)の周囲には筒状の固定部(30)が軸方向へ摺動可能に外嵌してあり、把持部(29)の先端側へ移動した締結姿勢(S)と、図2の仮想線で示すように、基端側へ移動した締結解除姿勢(F)とに切り換え可能にしてある。固定部(30)をこの締結解除姿勢(F)に切り換えると、上記の把持部(29)は周壁(35)が外方へ撓むことができ、充填ノズル(11)の保護キャップ(43)に対し回動や着脱が可能となる。これに対し、固定部(30)を上記の締結姿勢(S)に切り替えると、上記の把持部(29)の周壁(35)はこの固定部(30)で締め付けられ、これにより把持部(29)は充填ノズル(11)に対し保護キャップ(43)を介して離脱や回動が不能に固定され、前記の加湿容器(4)はこの装着装置(7)により所定の姿勢で確りと支持される。
次に、上記の加湿装置の使用法について説明する。
バルブ装置(3)の充填ノズル(11)は、ガス容器(2)から呼吸用気体を供給する間は充填作業に使用されることがないので、上記の加湿装置(1)は、装着装置(7)の把持部(29)がこの充填ノズル(11)に支障なく固定される。このとき、加湿容器(4)は所定の垂直姿勢に設定され、加湿用水(19)は容器本体(17)の底部に貯溜される。
この状態でバルブ装置(3)の開閉ハンドル(10)を操作して図示しない閉止弁を開き、流量設定ハンドル(13)を操作して所定の流量に設定すると、ガス容器(2)内の呼吸用気体がガス出口(15)から取り出され、可撓管(33)と連通路(26)とガス導入路(5)とを順に経て多孔質体(22)から加湿用水(19)中に気泡となって供給される。この気泡が加湿用水(19)中を上昇する間に、呼吸用気体が適度に加湿され、前記のガス導出路(6)からガス供給路(25)を経てカニューラ等の酸素吸入手段へ案内される。
上記のガス容器(2)を、例えば垂直姿勢から傾斜姿勢に変更する際には、上記の固定部(30)を締結解除姿勢(F)に切り換え、ガス容器(2)の姿勢変更とともに、把持部(29)を充填ノズル(11)に対して回動させ、加湿容器(4)を所定の垂直姿勢に再設定する。その後、固定部(30)を締結姿勢(S)に切り換えて、バルブ装置(3)の被装着部(34)である充填ノズル(11)に確りと固定する。
このとき、ガス導入路(5)とガス出口(15)とは可撓管(33)を介して連結してあるので、加湿容器(4)の姿勢を変更する際に、この可撓管(33)を緩めたり取外したりする必要がない。従って、この配管接続部からガス洩れを生じる虞がなく、また、患者への呼吸用気体の供給を中断することなく、ガス容器(2)や加湿容器(4)の姿勢を容易に変更することができる。
図3と図4は本発明の第2実施形態を示し、図3はバルブ装置に装着した加湿装置の縦断面図、図4は装着装置の一部を破断した分解斜視図である。
図3と図4に示すように、この第2実施形態では装着装置(7)が環状の支持リング(37)と、この支持リング(37)に一体的に固定された係止部(38)と、この係止部(38)が回動可能に係止できる固着部(39)とを備える。上記の支持リング(37)の内方は収容部(40)を構成しており、この収容部(40)に加湿容器(4)の容器本体(17)が挿入されて支持される。
上記の固着部(39)は有底筒状に形成され、被装着部(34)を構成するバルブ装置(3)の充填ノズル(11)に確りと螺着固定され、この充填ノズル(11)の保護キャップ(43)として兼用される。この固着部(39)の先端には係合突起(41)が設けてある。上記の係止部(38)はこの係合突起(41)に係脱可能に、且つ回動可能に係止される。このため、ガス容器(2)の姿勢を変更すると、係止部(38)が例えば重力の作用で係合突起(41)の周囲を回動し、これにより加湿容器(4)が所定の垂直姿勢に維持される。
図3に示すように、上記の加湿容器(4)の蓋部(18)の中央上面には導入ノズル(23)が突設してあり、この導入ノズル(23)には、内部に連通路(26)を形成した接続パイプ(42)が袋ナット(31)で固定してある。この接続パイプ(42)とバルブ装置(3)の出口ノズル(14)とが可撓管(33)により接続してある。このため、加湿容器(4)がバルブ装置(3)に対し姿勢を変更しても、出口ノズル(14)に開口したガス出口(15)と導入ノズル(23)に開口するガス導入路(5)との配管接続部で、ガス洩れを生じたり接続が外れたりすることがない。その他の構成は上記の第1実施形態と同様であり、同様に作用するので説明を省略する。
なお、上記の各実施形態で説明した加湿装置は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものであり、各部の形状や構造等をこれらの実施形態のものに限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲内において種々の変更を加え得るものである。
例えば、上記の第1実施形態では把持部を接続具に固定し、この接続具を導入ノズルに固定した。しかし本発明ではこの把持部を加湿容器に直接固定してもよく、或いは第2実施形態のように、この把持部に支持リングを付設してこの支持リングに収容部を形成し、この収容部に加湿容器を支持させてもよい。
また、上記の第2実施形態では、上記の係止部を支持リングに固定する構成に代えて、この支持リングを省略し、係止部を加湿容器等に固定してもよい。
さらに上記の支持リングは、収容部で加湿容器を支持できればよく、一部が切り欠いたものであってもよい。
上記の各実施形態ではいずれも充填ノズルで被装着部を構成した。しかし本発明では、例えば安全弁など他の部分で被装着部を構成してもよく、さらには、バルブ装置を覆う保護カバーやバルブ装置に固定されたキャリングハンドルなどに被装着部を形成することも可能である。但し、キャリングハンドルに設ける場合、このハンドルがバルブ装置の周囲を回動可能に構成されていると、前記の可撓管に捻じれを生じる虞があるので、この場合はキャリングハンドルがバルブ装置の周囲を回動できないように構成するのが望ましい。
上記の実施形態では導入管を蓋体の中央部下面に付設し、導出ノズルを蓋体の周側面に突設した。しかし本発明では、たとえば導入管を蓋体に貫通させて設けるなど、他の形状や構造となるように配置することが可能である。
また、上記の実施形態では流量設定器と減圧弁をハウジング内に備えたバルブ装置について説明したが、本発明のバルブ装置は流量設定器や減圧弁を別体に備えたものであってもよい。さらに、流量設定器や開閉ハンドルなどの形状、構造等は、上記の実施形態のものに限定されないことはいうまでもない。
本発明の加湿装置は、加湿容器の姿勢を容易に変更でき、しかも、他物と接触しても配管接続部からのガス洩れを防止できるので、例えば酸素療法などに用いられる呼吸用気体の加湿装置として好適に用いられる。
本発明の第1実施形態を示す、バルブ装置に装着した加湿装置の縦断面図である。 第1実施形態の、装着装置の一部を破断した斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す、バルブ装置に装着した加湿装置の縦断面図である。 第2実施形態の、装着装置の一部を破断した分解斜視図である。 従来技術を示す、加湿装置の概略構成図である。
符号の説明
1…加湿装置
3…バルブ装置
4…加湿容器
5…ガス導入路
6…ガス導出路
7…装着手段(装着装置)
15…ガス出口
19…加湿用水
20…容器内空間
25…ガス供給路
29…把持部
30…固定部
33…可撓管
34…被装着部
38…係止部
39…固着部
40…収容部

Claims (6)

  1. 加湿用水(19)を収容する加湿容器(4)と、一端が上記の加湿用水(19)内に配置され、他端がバルブ装置(3)のガス出口(15)に連通されているガス導入路(5)と、一端が加湿用水(19)よりも上方の容器内空間(20)に開口し、他端がガス供給路(25)に連通されるガス導出路(6)とを備えた加湿装置であって、
    上記の加湿容器(4)を所定の姿勢で支持する装着手段(7)を備え、
    この装着手段(7)は、上記のバルブ装置(3)のガス出口(15)とは異なる位置に設けた被装着部(34)に着脱可能に装着され、
    上記のガス導入路(5)を上記のガス出口(15)に、可撓管(33)を介して接続されるように構成したことを特徴とする、加湿装置。
  2. 上記の装着手段(7)が、上記の被装着部(34)に回動可能に係止される把持部(29)と、この把持部(29)を回動不能に固定する固定部(30)とを備える、請求項1に記載の加湿装置。
  3. 上記の装着手段(7)が、上記の被装着部(34)に固定される固着部(39)と、この固着部(39)に回動可能に係止される係止部(38)とを備える、請求項1に記載の加湿装置。
  4. 上記の装着手段(7)の少なくとも一部を上記の加湿容器(4)に固定して支持した、請求項1から3のいずれか1項に記載の加湿装置。
  5. 上記の装着手段(7)に収容部(40)を設けて、この収容部(40)に加湿容器(4)を収容して支持した、請求項1から3のいずれか1項に記載の加湿装置。
  6. 上記の被装着部(34)が充填ノズル(11)である、請求項1から5のいずれか1項に記載の加湿装置。
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