JP3002225U - 炭酸ガスレギュレータ - Google Patents

炭酸ガスレギュレータ

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JP3002225U
JP3002225U JP1994002434U JP243494U JP3002225U JP 3002225 U JP3002225 U JP 3002225U JP 1994002434 U JP1994002434 U JP 1994002434U JP 243494 U JP243494 U JP 243494U JP 3002225 U JP3002225 U JP 3002225U
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JP
Japan
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regulator
cylinder
carbon dioxide
gas
mounting recess
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JP1994002434U
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English (en)
Inventor
義秋 金沢
Original Assignee
株式会社ジャレコ
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】CO2 レギュレータからCO2 ボンベを取り外
す際に、そのCO2 ボンベの残存ガス圧等により、CO
2 ボンベやCO2 レギュレータ、またはそのパッキン等
が飛散するのを防止して取扱上の安全性を向上させる。 【構成】CO2 レギュレータ1の本体7に、炭酸ガスを
充填したCO2 ガスボンベ3の口部3aのねじ部3bを
ねじ部13にねじ結合せしめて着脱自在かつ連通自在に
気密に装着せしめる取付凹部12を一端部に形成する。
本体7に、取付凹部12に径方向に連通してその開口端
側で外部に開口16aし、横断面形状が円弧状のガス抜
き孔16を穿設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主に観賞用水草等水中植物を収容する水槽の水中に、炭酸ガス( 以下CO2 という)を放出するCO2 水中放出装置等に、CO2 を流量調節自在 に供給する炭酸ガスレギュレータに係り、特に、圧力逃し用のガス抜き孔を穿設 した炭酸ガスレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般家庭等では、主に観賞用水草等の水中植物を水槽の水中内で育成し 、これら水中植物等を観賞することが流行っている。これら水中植物の育成には CO2 (炭酸ガス)が必要であるので、水槽の水中に適量のCO2 を適宜供給す るCO2 水中放出装置やこれにCO2 を供給するCO2 レギュレータが、従来よ り種々提案されている。
【0003】 そして、このようなCO2 レギュレータの一例としては、その本体の取付凹部 内に、CO2 ボンベの口部を挿入してねじ結合せしめて着脱自在かつ気密に取り 付け、CO2 ボンベを適宜交換し得るように構成したものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなCO2 レギュレータでは、CO2 ボンベの口部に気 密に接するパッキンが破損した場合や、CO2 ボンベ内にCO2 が多少残ったま まの状態でCO2 ボンベをCO2 レギュレータの取付凹部から、そのねじ結合を 緩めて取り外そうとする場合には、CO2 ボンベの残存CO2 のガス圧により CO2 ボンベやCO2 レギュレータが飛散したり、前記パッキンが飛散する等の 可能性がある。
【0005】 そこで本考案は前記事情を考慮してなされたもので、その目的はCO2 レギュ レータからCO2 ボンベを取り外す際に、そのCO2 ボンベの残存ガス圧等によ り、CO2 ボンベやCO2 レギュレータ、またはそのパッキン等が飛散するのを 防止して取扱上の安全性を向上させることができる炭酸ガスレギュレータを提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記課題を解決するために、圧力逃し用のガス抜き孔を穿設したも のであり、次のように構成される。
【0007】 すなわち、この考案は、炭酸ガスを充填した炭酸ガスボンベの口部を、ねじ結 合せしめて着脱自在かつ連通自在に気密に装着せしめる取付凹部を一端部に形成 した炭酸ガスレギュレータにおいて、前記凹部に径方向に連通してその開口端側 で外部に開口し、横断面形状が円弧状のガス抜き孔を穿設したことを特徴とする 。
【0008】
【作用】
CO2 (炭酸ガス)ボンベをCO2 レギュレータの取付凹部から取り外すため に、そのねじ結合を緩めると、CO2 ボンベの口部がCO2 レギュレータの取付 凹部内で開口するので、CO2 ボンベから残存CO2 がこの取付凹部内に放出さ れる。
【0009】 この取付凹部内に放出されたCO2 はこの取付凹部に連通するガス抜き孔を通 って外気に放出される。したがって、CO2 ボンベの取外し時に、その残存ガス 圧によるCO2 ボンベやCO2 レギュレータ、そのパッキン等の飛散を防止する ことができる。
【0010】 また、ガス抜き孔が取付凹部の開口端側、つまり、CO2 ボンベの取付側で開 口しているので、ユーザがCO2 レギュレータを握ってCO2 ボンベを取り外す ときに、低温のCO2 がユーザの手に放出されて火傷するのを防止することがで き、一段と安全性を高めることができる。しかも、ガス抜き孔の横断面形状が円 弧状であるので、このガス抜き孔を容易に形成することができる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
【0012】 図2はこの考案の一実施例の一部切欠正面図であり、この図において、CO2 レギュレータ1は、例えばスタンド2により机上等に立設されたCO2 ボンベ3 を着脱自在かつ気密に取り付ける一方、ホース4を介して、水槽5の内壁に固定 されたCO2 水中放出装置6に接続され、CO2 ボンベ3内に充填されたCO2 を流量調節自在にCO2 水中放出装置6へ供給し、CO2 水中放出装置6から水 槽5の水中へCO2 を放出せしめるようになっている。水槽5内には観賞用水草 等の水中植物等が収容されている。
【0013】 CO2 レギュレータ1は図3,図4に示すように、円筒状の本体7に、CO2 ボンベ3の残量を示すCO2 残量ゲージ8と、CO2 の供給量を調節する流量調 節弁9とをそれぞれ設けている。流量調節弁9はその図中上端部の調節ノブ10 を適宜方向へ回転させることにより、ホース4へ流出せしめるCO2 の流量を適 宜調節するようになっている。
【0014】 一方、本体7はその図中上端部に開閉ダイヤル11を設け、その回転方向に応 じてCO2 の供給を開始(開)させ、または停止(閉)させるようになっている 。
【0015】 本体7は図5,図6に示すように、その図中下底面中央部に例えば円形の取付 凹部12を形成し、この取付凹部12の内周面にはねじ部13を形成し、これに 、図1または図3で示すCO2 ボンベ3の口部3aのねじ部3bがねじ結合され るようになっている。
【0016】 取付凹部12はその内部にリング状のパッキン14を嵌入してその内底部上に 載置し、図3に示すように、CO2 ボンベ3の口部3aの図中上端にパッキン1 4が気密に密着するようになっている。また、図5に示すようにパッキン14の 中心孔14内をニードル弁15が開閉ダイヤル11の回転に応じて図5中上下方 向に往復動するようになっており、ニードル弁15の先端部を降下させることに より、CO2 ボンベ3の口部3aの金属製シールを破り、ニードル弁15の中心 孔15aの先端部をCO2 ボンベ3内に侵入せしめることにより、CO2 が中心 孔15aを通って調節弁9内へ流入し、さらにホース4へ流出するようになって いる。
【0017】 そして、図1,図5,図6に示すように、本体7には取付凹部12の外周に、 その径方向に連通するガス抜き孔16を穿設している。ガス抜き孔16は1本で も複数本でもよく、図1,図5中、本体7の下底面に開口16aしており、その 開口平面形状は円形ないし円弧状をなし、ドリル等により容易に穿設することが できる。
【0018】 したがって本実施例によれば、図1に示すようにCO2 ボンベ3を、その交換 等のためにCO2 レギュレータ1の本体7より取り外す場合に、CO2 ボンベ3 のねじ部3bと取付凹部12のねじ部13とのねじ結合を緩めると、CO2 ボン ベ3内の残存CO2 が図中矢印に示すようにCO2 ボンベ3の口部3aの開口か ら取付凹部12内に放出される。
【0019】 しかし、このCO2 はガス抜き孔16を通って、図1中下面の開口16aより 外気へ放出されるので、残存CO2 のガス圧によりCO2 ボンベ3やCO2 レギ ュレータ1、またはそのパッキン14が飛散するのを防止することができ、取扱 上の安全性を高めることができる。
【0020】 また、CO2 ボンベ3の取外し時には、ユーザがCO2 レギュレータ1の本体 7の外周部を握ることが通常多いが、残存CO2 はガス抜き孔16の開口16a からCO2 ボンベ3側へ放出され、本体7の外周には放出されないので、低温の CO2 がユーザの手に放出されて火傷を負わせる可能性を低減することができ、 一段と安全性を高めることができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案は、一旦、炭酸ガスボンベを取り付けた炭酸ガス レギュレータから、再び炭酸ガスボンベを取り外すときに、炭酸ガスボンベ内の 残存ガスを逃すガス抜き孔を炭酸ガスレギュレータに設けたので、CO2 の残存 ガス圧によるCO2 ボンベやCO2 レギュレータ、またはそのパッキン等の飛散 を防止することができる。
【0022】 また、ガス抜き孔を取付凹部の開口端側、つまり、CO2 ボンベの取付側で開 口させているので、ユーザがCO2 レギュレータ外周を握ってCO2 ボンベを取 り外すときに、低温のCO2 がユーザの手に放出されて火傷するのを防止するこ とができ、一段と安全性を高めることができる。しかも、ガス抜き孔の横断面形 状が円弧状であるので、このガス抜き孔を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る炭酸ガスレギュレータの一実施
例の一部切欠要部断面図。
【図2】図1で示す炭酸ガスレギュレータの一使用例を
示す一部切欠正面図。
【図3】図1で示す炭酸ガスレギュレータの一部省略正
面図。
【図4】図1で示す炭酸ガスレギュレータの一部省略斜
視図。
【図5】図1で示す炭酸ガスレギュレータの一実施例の
一部を断面で示す拡大正面図。
【図6】図5で示すCO2 レギュレータ本体の底面図。
【符号の説明】
1 CO2 レギュレータ 2 スタンド 3 CO2 ボンベ 4 ホース 5 水槽 7 本体 8 CO2 残量ゲージ 9 流量調節弁 10 調節ノブ 11 開閉ダイヤル 12 取付凹部 13 ねじ部 14 パッキン 15 ニードル弁 15a 中心孔 16 ガス抜き孔 16a 開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸ガスを充填した炭酸ガスボンベの口
    部を、ねじ結合せしめて着脱自在かつ連通自在に気密に
    装着せしめる取付凹部を一端部に形成した炭酸ガスレギ
    ュレータにおいて、前記凹部に径方向に連通してその開
    口端側で外部に開口し、横断面形状が円弧状のガス抜き
    孔を穿設したことを特徴とする炭酸ガスレギュレータ。
JP1994002434U 1994-03-22 1994-03-22 炭酸ガスレギュレータ Expired - Lifetime JP3002225U (ja)

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ID=43138192

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009281408A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Jtekt Corp 部品保持装置
KR101084332B1 (ko) 2008-11-04 2011-11-17 웅진코웨이주식회사 레귤레이터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009281408A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Jtekt Corp 部品保持装置
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